JPS63277649A - クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法 - Google Patents

クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法

Info

Publication number
JPS63277649A
JPS63277649A JP11168887A JP11168887A JPS63277649A JP S63277649 A JPS63277649 A JP S63277649A JP 11168887 A JP11168887 A JP 11168887A JP 11168887 A JP11168887 A JP 11168887A JP S63277649 A JPS63277649 A JP S63277649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrochloride
chloroalkylamine
alkanolamine
hydrogen chloride
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11168887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuujirou Goshima
五嶋 祐治朗
Koichi Yamamoto
光一 山本
Masao Kitano
北野 正雄
Yutaka Morimoto
豊 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP11168887A priority Critical patent/JPS63277649A/ja
Publication of JPS63277649A publication Critical patent/JPS63277649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルカノールアミン塩酸塩と塩化水素水溶液
の反応で得られる粗クロロアルキルアミン塩酸塩の精製
方法に関するものである。
クロロアルキルアミン塩酸塩は、医薬、農薬、染顔料、
その他各種工業薬品の中間体や高分子化合物の変性剤と
して極めて有用な物質であり、市場では高純度品(純度
98.0重量%以上)が要望されている。
(従来技術およびその問題点) アルカノールアミン塩酸塩と塩化水素ガスの反応による
クロロアルキルアミン塩酸塩の製造方法は公知である。
たとえば 特開昭56−133247号には、エタノールアミン塩
酸塩に塩素化剤として塩化水素ガスを作用させ、副成ず
ろ水を反応系外に除去させながら反応させることを特徴
とする2−クロロエチルアミン塩酸塩の精製方法が記載
されている。
特開昭57−179133号には、 一般式(I) R11 )N(C)OH・・・(I> R21 (式中R、R2、R3およびR4は水素原子まま たは低級アルキル基を示し、互いに同一でも異なってい
てもよい、またnは2〜4の差数な意味する。このとき
、各炭素原子に付< R3、R4は互いに同一でも異な
っていてもよい) で表わされるアルカノールアミン類を塩素化して、一般
式(II) R1R3 !    I MCI   ・ N(C) 。  C1・・・  (I
[)II 2  R4 (式中R、R2、R3、R4およびnは一般式(I)で
規定したものと同じ意味を表わす)で表わされるクロロ
アルキルアミン塩酸塩類を製造する方法において、 ■ 上記アルカノールアミン類(I)と上記クロロアル
キルアミン塩酸塩類(n)よりなる反応系内の該クロロ
アルキルアミン塩酸塩類が該反応系中で少なくとも40
モル%以上の組成を有することとなった時点において、
該反応系内に実質的に水が含有されていない状態となし
、 ■ しかる後、塩素化剤として塩化水素ガスを用いて、
上記反応系内の未反応アルカノールアミン類の塩素化反
応をさらに進めることを特徴とするクロロアルキルアミ
ン塩酸塩類の精製方法が記載されている。
特開昭58−41842号には、溶融状態のアルカノー
ルアミン塩酸塩と塩化水素ガスとを水を除きつつ反応さ
せることを特徴するクロロアルキルアミン塩酸塩の製造
法が記載されている。
しかしながらこれらの方法では副生ずる水を除きつつ反
応させるため、反応が繁雑になり、また、多量の塩化水
素ガスを必要とし経済的に不利益である。
そこで本発明者等は塩素化剤として塩化水素ガスを用い
ず、より安価な塩化水素水溶液を用いてクロロアルキル
アミン塩酸塩を製造する方法を検討しな、しかしながら
塩化水素水溶液を用いた場合、得られるクロロアルキル
アミン塩酸塩の純度は90%程度であり、反応液中には
クロロアルキルアミン塩酸塩以外に塩酸、未反応アルカ
ノールアミン塩酸塩等の不純物を含み、目的の純度(9
8重量%以上)にするにはさらに精製が必要である。 
従来知られているクロロアルキルアミン塩酸塩の精製方
法としては、不純物を含んだ粗クロロアルキルアミンを
有機溶媒で再結晶する方法、たとえば特開昭57−17
9135号が知られている。
しかしながら、この精製方法では、反応液中の不純物が
多く、クロロアルキルアミン塩酸塩を目的の純度(98
重量%以上)にするために再結晶を繰り返す必要が有り
、精製効率の低下を招く。
さらに、再結晶で精製したクロロアルキルアミン塩酸塩
は当然結晶としてのみ得られるため、クロロアルキルア
ミン塩酸塩水溶液としての市場に対応するには、再び水
に溶解する工程を必要とする。
これらの問題点を解決する方法として、特開昭62−4
5566では、粗クロロアルキルアミン塩酸塩を有機溶
媒の存在下アルカリにて中和し、遊離クロロアルキルア
ミンとして有機溶媒に抽出した後、これに酸を加え、ク
ロロアルキルアミン塩とする精製方法が開示されている
が、粗クロロアルキルアミン塩酸塩を中和するアルカリ
として、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物
を用いるため、中和後アルカリ金属及びアルカリ土類金
属の塩化物を含む水溶液は廃液として処理せねばならず
、さらに中和時には未反応アルカノールアミン塩酸塩も
全量中和され、遊離アルカノールアミンとして水層に残
り回収されることなしにすべて廃液として処理されるた
め経済的に不利である。
さらに粗クロロアルキルアミン塩酸塩を中和するアルカ
リとして、塩基性の強いアルカリ金属およびアルカリ土
類金属の水酸化物を用いるため、中和熱が大きく、中和
温度の制御がむずかしく、またハロゲン化、四級アンモ
ニウム化を起しやすい。 本発明者らは、該反応液のク
ロロアルキルアミン塩酸塩を高純度に、経済的に精製す
るため鋭意研究した結果、 (1)アルカノールアミン塩酸塩及びその他の不純物は
、有機溶媒の存在下、反応原料であるアルカノールアミ
ンを添加、抽出する事により、水層へ分離され、クロロ
アルキルアミン塩酸塩は、高純度の遊離クロロアルキル
アミンとして有機溶媒層に抽出される。
(2)クロロアルキルアミン塩酸塩の中和にアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の水酸化物に比較し塩基性の
弱いアルカノールアミンを用いるため、中和熱が小さく
、中和温度が比較的制御し易く、またハロゲン化、四級
アンモニウム化を起しにくい。
(3)有機溶媒層に抽出された遊離クロロアルキルアミ
ンは塩化水素ガス又は塩化水素水溶液で中和することに
より高純度のクロロアルキルアミン塩酸塩として単離で
きる (4)クロロアルキルアミン塩酸塩の中和に用いた反応
原料であるアルカノールアミンは大部分がアルカノール
アミン塩酸塩として水層へ分離され、また、未反応アル
カノールアミン塩酸塩ら水層に残りこの水層は必要に応
じて脱水され、反応原料として繰り返し使用できるため
、反応における収率が低い場合でも実質上の収率は10
0%に近い値かえられることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、アルカノールアミンと塩化水素とを反応させ
、アルカノールアミン塩酸塩を製造し、得られたアルカ
ノールアミン塩酸塩と塩化水素水溶液の反応で得られる
粗クロロアルキルアミン塩酸塩を有機溶媒の存在下、該
アルカノールアミン塩酸塩の反応原料であるアルカノー
ルアミンを添加し、遊離クロロアルキルアミンとして有
機溶媒に抽出した後、これに塩化水素ガスまたは塩化水
素水溶液を加えクロロアルキルアミン塩酸塩とすること
を特徴とするクロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法お
よびアルカノールアミン塩酸塩と塩化水素水溶液の反応
で得られる粗クロロアルキルアミン塩酸塩を有機溶媒の
存在下、該アルカノールアミン塩酸塩の反応原料である
アルカノールアミンを添加し、Muりロロアルキルアミ
ンとじて有R溶媒に抽出した後、これに塩化水素ガスま
たは塩化水素水溶液を加えクロロアルキルアミン塩酸塩
とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項の精製方
法に関するものである 本発明におけるクロロアルキルアミン塩酸塩反応液は、
アルカノールアミンまたはアルカノールアミン塩酸塩と
塩化水素水溶液とr常圧又は加圧下、100〜180℃
で反応することにより得られるが反応後、反応液中の遊
離塩化水素は除去し、さらに水を加えて水溶液としたも
のを有機溶媒による抽出精製工程に用いるのが好ましい
本発明により精製されるクロロアルキルアミン塩酸塩は
、一般式 %式% (式中R1、R2、R3およびR4は水素原子又は、低
級アルキル基を示し、互いに同一でも異なっていてもよ
い、又、nは2〜6の整数を意味する。このとき、各炭
素原子に付くR3、R4は互いに同一でも異なっていて
もよい) で表わされる化合物で、例えば、2−クロロエチルアミ
ン塩酸塩、2−ジメチルアミノエチルクロライド塩酸塩
、2−ジエチルアミエチルクロライド塩酸塩、2−ジイ
ソプロピルアミノエチルクロライド塩酸塩、3−ジメチ
ルアミノグロピルクロライド塩酸塩、2−メチルアミノ
エチルクロライド塩酸塩、2−エチルアミノエチルクロ
ライド塩酸塩、2−エチルアミノプロピルクロライド塩
酸塩などがある。
本発明において用いられる有機溶媒は、n−ヘキサン、
シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、
ジクロルメタン、クロロホルム、ジクロルエタン等のハ
ロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル等のエーテル類及びメチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等のケトン類から選ばれる。有機
溶媒の使用量は、反応液中のクロロアルキルアミン塩酸
塩の量に対し重量比で1〜3倍量使用する。溶媒量が1
倍量より少ないと、クロロアルキルアミン塩酸塩の収率
は大幅に低下し、3倍量以上の使用は収率的な向上が認
められず不利である。
本発明において反応液の中和に使用されるアルカノール
アミンは、精製するクロロアルキルアミン塩酸塩の反応
原料に用いるアルカノールアミンでたとえば、エタノー
ルアミン、N、N−ジメチルエタノールアミン、N、N
−ジエチルエタノールアミン、N、N−ジイソプロピル
エタノールアミン、N、N−ジメチル10パノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、N−エチルエタノー
ルアミン、N−エチルプロパツールアミンなどがあり、
これらのアルカノールアミンをそのitあるいは水溶液
として使用する。
中和の方法は、反応液と有機溶媒の混合物に反応原料で
あるアルカノールアミンを滴下するのが好ましい。
逆にアルカノールアミン中に反応液の滴下は、脱ハロゲ
ン化及び4級アンモニウム化を起し、低収率になるため
、好ましくない。
中和温度は脱ハロゲン反応を抑制するため極力低温が望
ましい、しかし、低温になると、クロロアルキルアミン
塩が析出し、シャーベット状になるため、通常は5〜3
0℃好ましくは10〜20℃で中和する。
中和に使用するアルカノールアミンの量は反応液中の遊
離塩化水素のモル数の他に、反応液中のクロロアルキル
アミン塩酸塩に対し、モル比で0゜9〜1.1倍量の範
囲が適している9モル比0゜9以下では、有機溶媒中に
抽出される遊離クロロアルキルアミンの純度の向上はも
はや認められず、逆に中和されずに水層に残るクロロア
ルキルアミン塩酸塩の量が増しくm製されるクロロアル
キルアミン塩酸塩の20重量%以上)精製効率が低下す
る0モル比1.1以上では、遊離クロロアルキルアミン
の抽出量は増ず(精製されるクロロアルキルアミン塩酸
塩の95重量%以上)が、過剰のアルカノールアミンの
有機溶媒中への抽出量が増し、有機溶媒中の遊離クロロ
アルキルアミンの純度が低下する。(98重量%以下)
又、中和時間は前述した副反応を抑制するため3時間以
内が望ましい。
中和に用いたアルカノールアミンは、大部分がアルカノ
ールアミン塩酸塩として水層中に残り、この水層は分液
され必要に応じて脱水する事により、クロロアルキルア
ミン塩酸塩の反応原料として繰り返し使用される。又、
この水層には未反応アルカノールアミン塩酸塩、未抽出
クロロアルキルアミン塩酸塩も含まれ、これらも反応系
にもどる。
中相により有機溶媒中に抽出された遊離クロロアルキル
アミンは不安定で保存中に一部4級アンモニウム化する
ため酸で中和し、クロロアルキルアミン塩として単離す
ることにより、安定に貯蔵できるようになる。
酸としては、塩化水素ガス又は塩化水素水溶液を使用す
る。
遊離クロロアルキルアミンの中和は、遊離クロロアルキ
ルアミンの有機溶媒溶液中に酸を添加しても、その逆に
酸の中に遊離クロロアルキルアミンの有機溶媒溶液を添
加しても良い、この反応温度は10〜30℃、pl+は
1〜2が適している。
塩化水素ガスで中和すると、クロロアルキルアミン塩酸
塩は結晶で析出するため結晶は一過、乾燥により製品化
し、炉液は中和工程に繰り返し使用される。又、塩化水
素水溶液を用いて中和すると、クロロアルキルアミン塩
酸塩水溶液として得られ、分液により水層は製品として
単離され、有機溶媒層は中和工程に繰り返し使用される
(発明の効果) 本発明の精製方法により、容易に高純度のクロロアルキ
ルアミン塩酸塩が得られ、用途により結晶および水溶液
の両者が容易に調整でき、又、工業上極めて経済的に該
クロロアルキルアミン塩酸塩が製造され多くの用途に利
用される。
(実 施 例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
らは単なる例示であり、本発明がこれら実施例に限定さ
れるものではない。
実施例−1 撹拌機、温度制御手段、圧力制御手段を備えた31のガ
ラス製オートクレーブにN、N−ジメチルエタノールア
ミンと36重量%塩酸とで調製した。N、N−ジメチル
エタノールアミン塩酸塩(水分1.0重量%)380.
4g <3.0モル)と36′XJL量%の塩化水素水
溶液1519.2g(塩化水素として15モル)を仕込
み、温度を徐々に上げて140℃で30時間反応を継続
した。
この間圧力は9 kg / ad Gから6 ksr 
/ d Gまで変化した0反応終了後冷却して内容物を
取り出し、30mm1llJの減圧下、80℃で2時間
濃縮乾固し、粗生成物(2−ジメチルアミノエチルクロ
ライドとしての純度82.3重量%)446.1gを得
た(転化率85.0%)。
この粗生物175.Orに水80.7gを加えて撹拌し
ながら溶解し、これにトルエン216゜1tを加え撹拌
、冷却しながら10〜15℃でN。
N−ジメチルエタノールアミン89.1gを約15分か
けて滴下しな。
直ちに静置分液後、トルエン層に20〜25℃で塩化水
素ガスを35 N 1 / Hrで通気し、pH1,3
に調整しな。
生成した結晶を濾過、乾燥し、白色結晶134゜6gを
得た0分析の結果、2−ジメチルアミノエチルクロライ
ド塩酸塩の純度は99.5%であった。又粗生成物から
の精製収率は93.0%であった。
実施pA−2 実施例−1で得た粗生成物175.Ogに水780.7
gを加えて撹拌しながら溶解し、これにジクロルエタン
216.1gを加え、撹拌、冷却しながら10〜15℃
でN、N−ジメチルエタノールアミン89.1gを約1
5分かけて滴下した。
直ちに静置分液後、ジクロルエタン層に36重量%の塩
化水素水溶液を20〜25℃で滴下しpH1゜3に調整
した。
水層を分離し、2−ジメチルアミノエチルクロライド塩
酸塩水溶液193.3gを得た0分析の結果、2−ジメ
チルアミノエチルクロライド塩酸塩の純度は99.2%
であった。又粗生成物からの精製収率は91.8%であ
った。
実施例−3 撹拌機、温度制御手段、圧力制御手段を備えた3オのガ
ラス製オートクレーブにN、N−ジイソプロピルエタノ
ールアミンと36重量%塩酸とで調製した。N、N−ジ
イソプロピルエタノールアミン塩酸塩(水分i、of!
量%)550.5g(3,0モル)と36重量%の塩化
水素水溶液1519.2g (塩化水素として15モル
)を仕込み、温度を徐々に上げて150℃で30時間反
応を継続した。この間圧力は10kg/dGから7 k
5H/alGまで変化した0反応終了後、冷却して内容
物を取り出し、30+++m11gの減圧下、80゛C
で2時間:aWJ乾固し、粗生成物(2−ジメチルアミ
ノエチルクロライドとしての純度80゜1重量%)62
2.1gを得た(転化率83.0%)。
この粗生物250.0gに水115.4gを加えて撹拌
しながら溶解し、これにトルエン300゜4gを加え撹
拌、冷却しながら10〜15℃でN。
N−ジイソプロピルエタノールアミン181.7gを約
15分かけて滴下した。
直ちに静置分液後、トルエン層に20〜25℃で塩化水
素ガスを35NI/Hrで通気し、p旧−3に調整した
生成した結晶を濾過、乾燥し、白色結晶191゜1gを
得た0分析の結果、2−シイ゛ソプロビルアミノエチル
クロライド塩酸塩の純度は99.5%であった。又粗生
成物からの精製収率は95.0%であった。
実施例−4 実施例−2で得た粗生成物250.Otrに水115.
4gを加えて撹拌しながら溶解し、これにメチルイソブ
チルクトン300゜4gを加え、撹拌、冷却しながら1
0〜15℃でN、N−ジイソプロピルエタノールアミン
181.7trを約15分かけて滴下した。直ちに静置
分液後、メチルイソブチルケトン層に3611%の塩化
水素水溶液を20〜25℃で滴下しalll、3に調整
した。
水層を分離し、2−ジイソプロピルアミノエチルクロラ
イド塩酸塩水溶液248.Ltrを得た。
分析の結果、2−ジイソプロピルアミノエチルクロライ
ド塩酸塩の純度は99.3%であった。ス粗生成物から
の精製収率は93.0%であった。
実施例−5 撹拌機、温度制御手段、圧力制御手段を備えた31のガ
ラス製オートクレーブにN、N−ジエチルエタノールア
ミン塩酸塩(水分1.0垂量%)465.6g (3,
0モル)と36重量%の塩化水素水溶液1519.2g
 (塩化水素として15モル)を仕込み、温度を徐々に
上げて140℃で30時間反応を継続した。この間圧力
は9 kg / clGから6 kg / cl Gま
で変化した0反応終了後冷却して内容物を取り出し、3
0m+l1gの減圧下、80℃で2時間濃縮乾固し、粗
生成物(2−ジエチルアミノエチルクロライドとしての
純度80,8重量%)533.8tを得た(転化率83
.5%)。
この粗生物213.lsrに水98.4.を加えて撹拌
しながら溶解し、これにトルエン258゜1gを加え撹
拌、冷却しながら10〜15℃でN。
N−ジエチルエタノールアミン117.2gを約15分
かけて滴下しな。
直ちに静置分液後、トルエン層に36重量%の塩化水素
水溶液を20〜25℃で滴下し、pit。
3に調整した。
水層を分離し、2−ジエチルアミノエチルクロライド塩
酸塩水溶液222゜6gを得た、分析の結果、2−ジエ
チルアミノエチルクロライド塩酸塩の純度は99.5%
であった。又粗生成物からの精製収率は93.5%であ
った。
実施例−6 実施例−5で得な粗生物213.1gに水98゜4gを
加えて撹拌しながら溶解し、これにトルエン258.1
gを加え撹拌、冷却しながら10〜15℃でN、N−ジ
エチルエタノールアミン117.2gを約15分かけて
滴下した。
直ちに静置分液後、トルエン層に20〜25℃で塩化水
素ガスを35 N l / Hrで通気し、pH1,1
に調整した。
生成した結晶を一過、乾燥し、白色結晶161゜3gを
得た4分析の結果、2−ジエチルアミノエチルクロライ
ド塩酸塩の純度は99.2%であった。又粗生成物から
の精製収率は93,0%であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカノールアミンと塩化水素とを反応させ、ア
    ルカノールアミン塩酸塩を製造し、得られたアルカノー
    ルアミン塩酸塩と塩化水素水溶液の反応で得られる粗ク
    ロロアルキルアミン塩酸塩を有機溶媒の存在下、該アル
    カノールアミン塩酸塩の反応原料であるアルカノールア
    ミンを添加し、遊離クロロアルキルアミンとして有機溶
    媒に抽出した後、これに塩化水素ガスまたは塩化水素水
    溶液を加えクロロアルキルアミン塩酸塩とすることを特
    徴とするクロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法。
  2. (2)アルカノールアミン塩酸塩と塩化水素水溶液の反
    応で得られる粗クロロアルキルアミン塩酸塩を有機溶媒
    の存在下、該アルカノールアミン塩酸塩の反応原料であ
    るアルカノールアミンを添加し、遊離クロロアルキルア
    ミンとして有機溶媒に抽出した後、これに塩化水素ガス
    または塩化水素水溶液を加えクロロアルキルアミン塩酸
    塩とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項の精製
    方法。
JP11168887A 1987-05-09 1987-05-09 クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法 Pending JPS63277649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11168887A JPS63277649A (ja) 1987-05-09 1987-05-09 クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11168887A JPS63277649A (ja) 1987-05-09 1987-05-09 クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63277649A true JPS63277649A (ja) 1988-11-15

Family

ID=14567653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11168887A Pending JPS63277649A (ja) 1987-05-09 1987-05-09 クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63277649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070608A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070608A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112543751B (zh) 合成碘佛醇的中间体有机碘化化合物的一锅制备方法
IL258663A (en) Industrial process for the preparation of salt (5s, s10) –10– benzyl –16 – methyl –11, 14, 18 – trioxo – 15, 17, 19– trioxa – 2, 7, 8 – tritya – 12– azahnicosene – 5– amine (e) –3– Carboxyacrylate
JPS63277649A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法
JPS63297345A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の製造方法
JPS63297346A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の製造方法
JPH08151351A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の製造法
JPH082848B2 (ja) 4−ニトロソジフェニルアミン類の製造法
JP2004182607A (ja) 4−クロロ−3−ヒドロキシブチロニトリルの製造方法
JP2517836B2 (ja) 4−クロロイミダゾ―ル−5−カルバルデヒド誘導体の製造法
JPS63297347A (ja) クロロアルキルアミンの製造方法
JPS62288102A (ja) ジシアナミド金属塩の製造方法
KR100345568B1 (ko) 2-(플루오로메틸)-3-아릴-4(3에이치)-퀴나졸리논 유도체의새로운 합성방법
JP4913589B2 (ja) 1,2−ベンズイソキサゾール−3−メタンスルホンアミドのワンポット製造法
KR100310936B1 (ko) N-(4-메틸벤젠술포닐)-n'-(3-아자바이시클로[3,3,0]옥탄)우레아의 제조방법
JP3355797B2 (ja) α位に塩素原子を有するピリジン類の製造方法
JPH04154756A (ja) 界面活性剤の製造方法
JPH08225572A (ja) Bms 180048および類似体を大量生産するための改良法
JP2000290258A (ja) 新規なイミダゾール誘導体及びその製造方法
JP2657642B2 (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法
JPH01258650A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の精製方法
JP3235232B2 (ja) チオカーバメート類の製造方法
CN110092749A (zh) 一种抗抑郁药nsi189及其磷酸盐的合成方法
JPS59128387A (ja) ペニシリンの1′−エトキシカルボニルオキシエチルエステルの製造方法および中間体
JPH0789891A (ja) ヒドロキシベンズアルデヒド誘導体の製造方法
JPH06100539A (ja) 置換ピリジニルスルホニルカーバメートの製造方法