JP2657642B2 - クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法 - Google Patents

クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクロロアルキルアミン塩酸塩類を製造する方
法に関する。
(従来の技術) クロロアルキルアミン塩酸塩類は、アミノアルキル化
剤として、農・医薬、染・顔料その他、各種工業薬品の
中間体や高分子化合物の原料として、極めて有用な物質
である。
クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法はいくつか
知られているが有害ガスの発生あるいは品質的に熱変色
するなど問題があった。そこで本発明者らは特開昭57−
176933号において高純度、高品質のクロロアルキルアミ
ン塩酸塩類を得るために、40モル%以上のクロロアルキ
ルアミン塩酸塩と60モル%以下のアルカノールアミン塩
酸塩となるようにクロル化し除水したのち、さらに乾燥
塩化水素を用いて20kg/cm2G以下でクロル化する方法を
提案した。この方法によれば不純物の副生を抑制し品質
的にも純度的にも極めてよいクロロアルキルアミン塩酸
塩を得ることができた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記特開昭57−176933号記載の方法では反応
系内は生成する水により塩酸系となるため、反応器は耐
食材を用いなければならない。このような耐食材として
タンタル、グラスライニング等が考えられるがコスト的
には通常ではグラスライニング材を選択することが一般
的である。グラスライニング材を用いる場合、反応規模
が小さければ常用圧力10kg/cm2G、20kg/cm2Gの反応器を
製作することに何ら問題はないが、たとえば内容量20m3
の反応器の場合常用圧力10kg/cm2Gでは反応器母材の厚
みが数10mmとなりグラスライニング反応器製作上に問題
が生じる。したがって実質的に製作可能な範囲は常用圧
力7kg/cm2Gが限度になる。このように反応圧力は反応器
容量からの制限を受け、それ故低圧下で合成できる方法
の開発が要望されている。
また、クロロアルキルアミン塩酸塩類は医薬品の原料
となることから副生成物はもとより未反応原料であるア
ルカノールアミン塩酸塩をも含まないような極めて高品
質、高純度の製品を要求される。ところが従来、本発明
者らが特開昭57−176933号で提案した方法で単に反応圧
力を下げると純度が低下する傾向にあった。加えて、ク
ロル化反応を2回に分けて、かつ、その間で反応系内か
らの水分の分離を目的とした濃縮を行うため、反応時間
のロスとなるなど経済性の面からも欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記従来法の欠点を克服するため鋭意研
究を重ねた結果アルカノールアミン塩酸塩に乾燥塩化水
素を作用させて塩素化を行なう場合、 反応の進行に伴ない生成する水が逆反応すなわち生成
したクロロアルキルアミン塩酸塩がアルカノールアミン
塩酸塩に戻る反応を促進させること、 反応系の塩酸濃度を高めることにより生成水の影響を
減少させこの逆反応を抑制できること、 などの知見を得た。そしてこれらに加えて乾燥塩化水素
を用い、かつ、低圧力下でも反応温度を下げることによ
り反応系での塩酸濃度を高め、かつ、アルカノールアミ
ン塩酸塩類中の含水率を制御するという手段を採用する
ことにより低圧合成条件下で、かつ、一度のクロル化反
応でも高純度(例えばクロロアルキルアミン塩酸塩の純
度が98.5〜99.9重量%の範囲)のクロロアルキルアミン
塩酸塩を得ることを見い出した。
すなわち本発明は、一般式(I) (式中、R1、R2、R3およびR4は水素原子または低級アル
キル基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい。ま
たnは2〜4の整数を意味する。このとき、各炭素原子
に結合するR3、R4は互いに同一でも異なっていてもよ
い) で表わされるアルカノールアミン類を原料として、一般
式(II) (式中、R1、R2、R3、R4およびnは前記と同じ意味をも
つ。) で表わされるクロロアルキルアミン塩酸塩類を製造する
に当り、前記アルカノールアミン類を塩酸で中和し、減
圧下に濃縮して含水率3.0重量%以下のアルカノールア
ミン塩酸塩を得た後、3.0〜7.0kg/cm2・Gの圧力で該ア
ルカノールアミン塩酸塩と乾燥塩化水素とを、反応液中
の未反応アルカノールアミン塩酸塩が10モル%以下に達
するまでは温度120〜140℃で反応させ、その後は温度10
0℃以上120℃未満で反応させることを特徴とするクロロ
アルキルアミン塩酸塩類の製造方法を提供するものであ
る。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるアルカノールアミン類の塩化水素によ
るクロル化反応は次式に従って進行すると考えられる。
すなわち、総括的には次のように表わすことができ
る。
(上記(I)、(I)′、(II)式中R1、R2、R3、およ
びR4は水素原子または低級アルキル基を示し、互いに同
一でも異なっていてもよい。またnは2−4の整数を意
味する。このとき各炭素原子に付くR3、R4は互いに同一
でも異なっていてもよい) (3)式より明らかなように、クロロアルキルアミン
塩酸塩類(II)が1モル生成することに水が1モル副生
する。
本発明において反応原料として使用するアルカノール
アミン類は上記(3)式中一般式(I)で表わされる化
合物で、たとえば2−アミノエタノール、2−ジメチル
アミノエタノール、2−エチルアミノ−プロパノール、
1−メチル−2−アミノエタノール、1−エチル−2−
メチル−2−アミノエタノール、1,1−ジメチル−2−
メチル−2−アミノエタノール、1,1,2,2−テトラメチ
ル−2−ジメチルアミノエタノール、3−アミノ−1−
プロパノール、3−ジメチルアミノプロパノール、2−
アミノ−1−メチル−1−プロパノール、1−アミノ−
2−プロパノール、3−ジメチルアミノ−1,1,2,2−テ
トラメチル−1−プロパノール、4−アミノ−1−ブタ
ノール、3−ジメチルアミノ−1−メチル−1−ブタノ
ールなどがある。
また、本発明により得られるクロロアルキルアミン塩
酸塩類は上記(3)式中一般式(II)で表わされる化合
物で、たとえば、2−クロロエチルアミン塩酸塩、2−
ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩、2−エチルアミ
ノ−1−プロピルクロリド塩酸塩、1−メチル−2−ア
ミノエチルクロリド塩酸塩、1−エチル−2−メチル−
2−アミノエチルクロリド塩酸塩、1,1−ジメチル−2
−メチル−2−アミノエチルクロリド塩酸塩、1,1,2,2
−テトラメチル−2−ジメチルアミノエチルクロリド塩
酸塩、3−アミノ−1−プロピルクロリド塩酸塩、3−
ジメチルアミノ−1−プロピルクロリド塩酸塩、2−ア
ミノ−1−メチル−1−プロピルクロリド塩酸塩、1−
アミノ−2−プロピルクロリド塩酸塩、3−ジメチルア
ミノ−1,1,2,2−テトラメチル−1−プロピルクロリド
塩酸塩、4−アミノ−1−ブチルクロリド塩酸塩、3−
ジメチルアミノ−1−メチル−1−ブチルクロリド塩酸
塩などがある。
本発明の反応は式(3)に示したごとく、脱水クロル
化反応であり、かつ、反応系内に存在する水によって化
学平衡が存在する。従って水の影響を少しでも減少させ
るため本発明においては、含水率が3.0重量%以下のア
ルカノールアミン塩酸塩類と、乾燥塩化水素とを反応さ
せるにあたり、反応温度100〜140℃の範囲とする。
この場合、反応前半の反応温度をより高く、後半をよ
り低くするが、これによってさらに純度を向上させるこ
とができる。
もし、上記の含水率3.0重量%以上残存したアルカノ
ールアミン塩酸塩類を乾燥塩化水素と反応させた場合反
応によって生成する水との相加によって、高純度のクロ
ロアルキルアミン塩酸塩は得られない。これに反して高
純度のクロロアルキルアミン塩酸塩を得るには、反応圧
力を極端に高くし、反応液中の塩酸濃度を高める必要が
生ずる。
しかし、前述の如く反応器製作上の問題点がクローズ
アップされ、工業的に大容量での生産が困難となる。
これに対してアルカノールアミン塩酸塩の含水率を3.
0重量%以下、好ましくは1.0重量%以下、さらに好まし
くは0.3重量%、最も好ましくは0.1重量%以下にし、さ
らにクロル化の温度条件をコントロールすることにより
高純度すなわち純度98〜99.9重量%のクロロアルキルア
ミン塩酸塩を得ることが可能となる。
クロル化反応の温度については、100℃未満の温度で
は反応速度が非常に遅く、反応の完結に多大な時間を要
し実用的でない。また反応温度が140℃を越えると反応
速度は速くなる反面、反応系の着色が極めて大きく、か
つ、熱分解により逆に目的物の収率や純度の低下を招く
こと、および装置材質の観点からしても反応温度が140
℃を越えると塩化水素酸に対し長期間耐え得る安価な材
料がないので上限としては140℃が採用される。
本反応は前述のごとく高温ほど反応は速いが反応が進
むにつれ特に未反応アルカノールアミン塩酸塩類の組成
が10モル%以下になってくると反応系内の水の影響を受
け進行しづらくなる。この時点で反応液中の塩酸濃度を
高めることにより、水の影響を弱め再び反応が進行しは
じめる。すなわち、クロル化反応の前半は反応温度を高
めに設定することにより反応時間を短かくし、後半は反
応液中の塩酸濃度を高めることによりクロロアルキルア
ミン塩酸塩類の生成率を目標値迄向上させるのが好まし
い。ここで述べた反応系の塩酸の濃度をあげるには一般
的には圧力を上げる方法が採用される。しかし本反応は
圧力が固定されるためそれにかわる方法として温度を下
げることにより目的を達成する。
温度の下げ方については反応初期から連続的に下げて
も数度ごと段階的に下げてもかまわない。
反応時間の短縮および操作性を考慮するとクロル化反
応の前半を120〜140℃、好ましくは125〜135℃、より好
ましくは130℃で行ない後半を100℃以上120℃未満、好
ましくは105〜115℃、より好ましくは110℃で行なうこ
とにより前述の、純度98〜99.9重量%のクロロアルキル
アミン塩酸塩を得ることができる。
本発明における反応圧力は3〜7kg/cm2G、好ましくは
4〜7kg/cm2G、より好ましくは、4.5〜7kg/cm2Gが採用
される。
本発明において反応圧力は反応液中に塩化水素が溶解
しアルカノールアミン塩酸塩類との接触効率を上げるこ
とかつ、反応液中の塩酸濃度を高め水の影響を弱めるた
めにも高圧であることが望ましい。しかし、反応器の容
量によって反応器の設計圧力は前述のごとく反応器製作
上の理由で制限されるため最大7kg/cm2Gとする。将来反
応器の製作上、さらに高圧が可能であれば必要に応じて
反応圧力をさらに高めてもよい。また3kg/cm2G未満では
反応系内の塩酸濃度が低く反応を十分に進めることがで
きない。
原料となるアルカノールアミン塩酸塩類を用意するに
あたって、アルカノールアミン類と塩酸とを中和して得
てもよく、また、乾燥塩化水素を作用させて得てもよ
い。この中和反応時発熱を伴ない、高温ではアルカノー
ルアミン類が熱変質をおこすため低温で、望ましくは50
℃以下で中和する。また上述のアルカノールアミン塩酸
塩に水が含まれている場合濃縮脱水を行うが、この除水
方法は特に制限はないが、110℃以下、30mmHg以下で減
圧濃縮すると目標とする含水率が得られる。濃縮温度が
110℃を越えると着色が生じやすくなる。
本発明における反応操作は具体的にはたとえば以下の
ごとくして行なわれる。
まず(1)式による中和反応を行う。すなわち、アル
カノールアミン類1モルを1モル以上の濃塩酸(36wt
%)中に添加すると中和反応(発熱)のため急激な温度
上昇を来たすので、これを防止するため添加速度を調節
しながら徐々に温度を上げていく。
通常反応温度は、アルカノールアミンの熱変質を考慮
し50℃以内が望ましい。中和反応が終了した後加熱し、
100℃以内で減圧濃縮し、反応系の水分を0.5重量%以下
にする。減圧濃縮終了後、反応器を減圧に保持したまま
加熱し110℃とした時点で塩化水素の供給を開始し連続
的に供給をつづけ反応によって発生する熱と加熱とで13
0℃迄上昇させ温度制御を行なう。また反応圧力は圧力
調整機で所定の圧力に設定し制御する。
アルカノールアミン塩酸塩からクロロアルキルアミン
塩酸塩への転化が極端に遅くなった時点で反応温度を11
0℃迄下げ反応を継続させる。その後この反応系から水
および過剰の塩化水素を30mmHg以下、110℃以下で全量
留去し、濃縮乾固することにより精製処理を施すことな
く直接高純度のクロロアルキルアミン塩酸塩類を得るこ
とができる。
(発明の効果) 本発明によれば不純物の副生を抑制し、高品質、高純
度のクロロアルキルアミン塩酸塩を製造することができ
る。
本発明方法によれば、低圧力条件で高純度のクロロア
ルキルアミン塩酸塩を製造でき、反応のスケールアップ
により、工業的に大容量での生産ができる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが
これらは単なる例示であり、本発明がこれら実施例に限
定されるものでないことはもちろんである。
実施例1 撹拌機、温度制御装置、圧力制御装置を備えた500ml
グラスオートクレーブに36%塩酸(塩化水素として2.1
モル相当)を仕込み撹拌下に2−アミノエタノール122g
を50℃以下で中和するように滴下した。中和反応が終了
した時点で加熱を開始し、つづいて減圧濃縮を開始し、
真空度21mmHg、温度98℃となったところで脱水を終了し
た。このときの反応系の水分は0.6重量%であった。
この系を再び減圧にしたあと、乾燥塩化水素を供給す
るとともに加熱を開始し、130℃、5.5kg/cm2Gで制御し
た。塩化水素の供給開始後、24時間でクロルエチルアミ
ン塩酸塩の純度は97.7重量%であった。反応温度をその
後110℃に下げ、12時間反応させたところ、純度は98.9
重量%となった。
実施例2 反応圧力を3.5kg/cm2Gに変更し、かつ、原料を4−ア
ミノ−1−ブタノールに変更した以外は実施例1と同様
の方法で合成したところ得られた4−アミノ−1−ブチ
ルクロリド塩酸塩の純度は98.2重量%であった。
実施例3 反応圧力7.0kg/cm2Gに変更し、また原料を2−メチル
アミノエタノールに変更した以外は実施例1と同様の方
法で合成したところ、2−メチルアミノエチルクロリド
塩酸塩の純度は99.2重量%であった。
比較例1 含水率7.2重量%の2−メチルアミノエタノールの塩
酸塩を原料として用い、反応圧力4.5kg/cm2Gとした以外
は実施例1と同様の方法で合成した。その結果、2−メ
チルアミノエチルクロリド塩酸塩の純度は92.4重量%で
あった。
比較例2 含水率1.8重量%の2−エチルアミノプロパノール塩
酸塩を用い反応圧力を2.6kg/cm2Gに変更した以外は実施
例1と同様の方法で合成したところ、2−エチルアミノ
−1−プロピルクロリド塩酸塩の純度は93.1重量%であ
った。
実施例4 反応圧力を5kg/cm2Gとし、含水率0.3重量%の2−エ
チルアミノ−プロパノールの塩酸塩と130℃から7時間
毎に5℃きざみで反応温度を下げ、110℃に達してから
7時間後に反応を停止させたところ得られた2−エチル
アミノプロピルクロリド塩酸塩の純度は99.5重量%であ
った。
比較例3 含水率1.4重量%の2−エチルアミノプロパノールの
塩酸塩を用い、反応圧力6.5kg/cm2Gとし、かつ、温度90
℃で終始反応させた以外は実施例1と全く同様にして1
週間行わせたところ2−エチルアミノプロピルクロリド
塩酸塩の純度は81.1重量%であった。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、R1、R2、R3およびR4は水素原子または低級アル
    キル基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい。ま
    たnは2〜4の整数を意味する。このとき、各炭素原子
    に結合するR3、R4は互いに同一でも異なっていてもよ
    い)で表わされるアルカノールアミン類を原料として、
    一般式(II) (式中、R1、R2、R3、R4およびnは前記と同じ意味をも
    つ。)で表わされるクロロアルキルアミン塩酸塩類を製
    造するに当り、前記アルカノールアミン類を塩酸で中和
    し、減圧下に濃縮して含水率3.0重量%以下のアルカノ
    ールアミン塩酸塩を得た後、3.0〜7.0kg/cm2・Gの圧力
    で該アルカノールアミン塩酸塩と乾燥塩化水素とを、反
    応液中の未反応アルカノールアミン塩酸塩が10モル%以
    下に達するまでは温度120〜140℃で反応させ、その後は
    温度100℃以上120℃未満で反応させることを特徴とする
    クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法。
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