JPS63275470A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JPS63275470A JPS63275470A JP10860887A JP10860887A JPS63275470A JP S63275470 A JPS63275470 A JP S63275470A JP 10860887 A JP10860887 A JP 10860887A JP 10860887 A JP10860887 A JP 10860887A JP S63275470 A JPS63275470 A JP S63275470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley
- main rail
- hanger
- rail
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、たとえば自動車製作工場において車体を支持
搬送したり、あるいは各種工場において被加工物を支持
搬送したりするのに用いられ、かつ車体や被加工物など
の被搬送物を傾斜させ得る搬送装置に関するものである
。
搬送したり、あるいは各種工場において被加工物を支持
搬送したりするのに用いられ、かつ車体や被加工物など
の被搬送物を傾斜させ得る搬送装置に関するものである
。
従来の技術
従来、この種の搬送装置としては、たとえば実開昭57
−123315号公報に見られるように、複数個のトロ
リを有するトロリ装置を設け、このトロリ装置にハンガ
を取付け、各トロリを支持案内するトロリ案内用レール
を配設するとともに、このレールの上方に駆vJ装置の
支持案内用レールを配設した構成が提供されている。こ
のような搬送装置で、たとえばハンガで支持している重
体を処理液中で移動させる際に、次のような点を考慮す
る必要がある。
−123315号公報に見られるように、複数個のトロ
リを有するトロリ装置を設け、このトロリ装置にハンガ
を取付け、各トロリを支持案内するトロリ案内用レール
を配設するとともに、このレールの上方に駆vJ装置の
支持案内用レールを配設した構成が提供されている。こ
のような搬送装置で、たとえばハンガで支持している重
体を処理液中で移動させる際に、次のような点を考慮す
る必要がある。
A、処理液に突入させる際に車体が浮上ることがあり、
その突入角度を正確にする必要がある。
その突入角度を正確にする必要がある。
従来では、たとえば特開昭56−136999j3公報
に見られるように軌道を所定の角度に傾斜させて突入角
度′を得たり、また、これに加えて、たとえば実公昭5
2−21343号公報で見られるようにハンガの種類に
応じて、ガイドレールを宥けて突入角度を得ている。
に見られるように軌道を所定の角度に傾斜させて突入角
度′を得たり、また、これに加えて、たとえば実公昭5
2−21343号公報で見られるようにハンガの種類に
応じて、ガイドレールを宥けて突入角度を得ている。
B、処理液から退出させる際に車体が多量の処理液を持
出すことになり、その退出角度を正確にする必要がある
。従来では前述した特開昭56−136999号公報や
実公昭52−21343号公報で見られるように軌道や
ガイドレールにより退出角度を決定している。
出すことになり、その退出角度を正確にする必要がある
。従来では前述した特開昭56−136999号公報や
実公昭52−21343号公報で見られるように軌道や
ガイドレールにより退出角度を決定している。
C0処理液に突入させた車体に空気が残存していたとき
、水圧の影響で退出時に車体の一部がへこんだり、車体
の支持位置がずれたりする。
、水圧の影響で退出時に車体の一部がへこんだり、車体
の支持位置がずれたりする。
従来では、たとえば特開昭56−13699914公報
に見られるように吊り具を左右に揺動させたり、特開昭
56−141883号公報に見られるようにコンベヤを
変形させて懸n部材を#後に揺t#Jさせることにより
対処していた。
に見られるように吊り具を左右に揺動させたり、特開昭
56−141883号公報に見られるようにコンベヤを
変形させて懸n部材を#後に揺t#Jさせることにより
対処していた。
D、退出させた車体からの処理液のタレ切れが悪かった
とき、この処理液を次の液槽に持ち込むことになる。
とき、この処理液を次の液槽に持ち込むことになる。
発明が解決しようとする問題点
上記した種々の従来例において、突入角度ならびに退出
角度は限定されているため、成る特定の車種では問題な
いが、異なる車種のときには離退の角度とはならない。
角度は限定されているため、成る特定の車種では問題な
いが、異なる車種のときには離退の角度とはならない。
そのため、異なる車種のときにはハンガ側に手動操作式
の浮上り防止装置などを設けていたのであり、これによ
るとハンガが複雑大型化するとともに、手動という面倒
な操作が必要となる。、濠だ、処理液中で車体を傾ける
とき、特開昭56−136999号では開示されていな
いが吊り具を左右揺動させるための別な操作装置が必要
となり、ざらに特開昭56−141883号公報で見ら
れるようにコンベヤを波状に製作するなど複雑な構造が
必要となる。
の浮上り防止装置などを設けていたのであり、これによ
るとハンガが複雑大型化するとともに、手動という面倒
な操作が必要となる。、濠だ、処理液中で車体を傾ける
とき、特開昭56−136999号では開示されていな
いが吊り具を左右揺動させるための別な操作装置が必要
となり、ざらに特開昭56−141883号公報で見ら
れるようにコンベヤを波状に製作するなど複雑な構造が
必要となる。
本発明の目的とするところは、単純な構造付加によって
、突入角や退出角の調整を行えるとともに、傾斜をも行
える搬送WA置を提供する点にある。
、突入角や退出角の調整を行えるとともに、傾斜をも行
える搬送WA置を提供する点にある。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決すべく本発明の搬送装置は、被搬送物
を支持自在な支持部を設け、この支持部の前側中央部分
にトラニオンピンを介して前部トロリを取付け、前記支
持部の後側中央部分に縦ピンを介してアームの中央部を
取付けるとともに、このアームの両端それぞれにトラニ
オンピンを介して後部トロリを取付け、各トロリを支持
案内するメインレールを設けて一定の搬送経路を形成し
、この搬送経路中の所定箇所に、一対の後部トロリを各
別に支持案内する左右一対のサブレールを、前記メイン
レールを中にして振分けて配設している。
を支持自在な支持部を設け、この支持部の前側中央部分
にトラニオンピンを介して前部トロリを取付け、前記支
持部の後側中央部分に縦ピンを介してアームの中央部を
取付けるとともに、このアームの両端それぞれにトラニ
オンピンを介して後部トロリを取付け、各トロリを支持
案内するメインレールを設けて一定の搬送経路を形成し
、この搬送経路中の所定箇所に、一対の後部トロリを各
別に支持案内する左右一対のサブレールを、前記メイン
レールを中にして振分けて配設している。
作用
かかる本発明構成によると、前部トロリをメインレール
に支持案内させ、一対の後部トロリをそれぞれのサブレ
ールに支持案内させた搬送形態において、各レールを傾
斜させて支持部を下降または上昇させるに際し、メイン
レールと両サブレールの下降開始点または上昇開始点を
前後方向で調整することにより、下降角度または上背角
度の調整を任意に行える。さらにメインレールとサブレ
ールとを上下方向で相対的に変化させることにより、そ
れぞれのトロリを介して支持部の傾斜を行える。そして
前側中央部分を前部トロリで支持し、後側では左右の三
箇所を後部トロリで支持することによって、支持部の搬
送を揺れを少くして安定して行えるとともに、ひねりモ
ーメント(O−リング現象)を減少し得る。またアーム
を縦ピンの回りに回転させ、一方の後部トロリを縦ピン
の後方に位置させるとともに他方の後部トロリを縦ピン
の前方に位置させることで、これら後部トOりをメイン
レールに支持させ得る。これにより所定箇所以外ではメ
インレール1本で支持搬送を行える。
に支持案内させ、一対の後部トロリをそれぞれのサブレ
ールに支持案内させた搬送形態において、各レールを傾
斜させて支持部を下降または上昇させるに際し、メイン
レールと両サブレールの下降開始点または上昇開始点を
前後方向で調整することにより、下降角度または上背角
度の調整を任意に行える。さらにメインレールとサブレ
ールとを上下方向で相対的に変化させることにより、そ
れぞれのトロリを介して支持部の傾斜を行える。そして
前側中央部分を前部トロリで支持し、後側では左右の三
箇所を後部トロリで支持することによって、支持部の搬
送を揺れを少くして安定して行えるとともに、ひねりモ
ーメント(O−リング現象)を減少し得る。またアーム
を縦ピンの回りに回転させ、一方の後部トロリを縦ピン
の後方に位置させるとともに他方の後部トロリを縦ピン
の前方に位置させることで、これら後部トOりをメイン
レールに支持させ得る。これにより所定箇所以外ではメ
インレール1本で支持搬送を行える。
実論例
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第4図、第5図において1は吊下げ搬送装置で、メイン
レール2と、このメインレール2の上方に架設された駆
動装置用レール3と、前記メインレール2に支持案内さ
れる前部トロリ装置4、ならびに後部トロリ装置5と、
両トロリ装置4,5間に取付けた支持部の一例であるハ
ンガ6と、前記駆動装置用レール3に支持案内される駆
vJ装置(チェンコンベヤなど)7とから構成される。
レール2と、このメインレール2の上方に架設された駆
動装置用レール3と、前記メインレール2に支持案内さ
れる前部トロリ装置4、ならびに後部トロリ装置5と、
両トロリ装置4,5間に取付けた支持部の一例であるハ
ンガ6と、前記駆動装置用レール3に支持案内される駆
vJ装置(チェンコンベヤなど)7とから構成される。
前部トロリ装置4は、フロントトロリ10と、前部トロ
リ11と、両トロリ10.11間を連結する連結杆12
とからなり、前部トロリ11がハンガ6の前側中央部分
にトラニオンピン13などを介して連結しである。前記
フロントトロリ10は、前記駆0装置7からの伝動突起
8に対して係脱自在な受動突起14を4降自在に有する
とともに、その中間をして上下揺動自在に取付けた動作
レバー15を前方に延設している。そして動作レバー1
5の後端と受動突起14の下端とをビンで連結して、動
作レバー15が上動するときに受動突起14が下Ill
¥るように連動している。さらにフロントトロリ10は
、動作レバー15の下方に位置する接当部材16を有し
、またヒ端後方には、前記受動突起14の後方に位置し
たホールドドッグ17を有する。
リ11と、両トロリ10.11間を連結する連結杆12
とからなり、前部トロリ11がハンガ6の前側中央部分
にトラニオンピン13などを介して連結しである。前記
フロントトロリ10は、前記駆0装置7からの伝動突起
8に対して係脱自在な受動突起14を4降自在に有する
とともに、その中間をして上下揺動自在に取付けた動作
レバー15を前方に延設している。そして動作レバー1
5の後端と受動突起14の下端とをビンで連結して、動
作レバー15が上動するときに受動突起14が下Ill
¥るように連動している。さらにフロントトロリ10は
、動作レバー15の下方に位置する接当部材16を有し
、またヒ端後方には、前記受動突起14の後方に位置し
たホールドドッグ17を有する。
後部トロリ装置5は、前記ハンガ6の俊側中央部分から
立設した縦ビン20と、この縦ビン20に中央部が軸受
21を介して取付けられたアーム22と、このアーム2
2の両端にそれぞれトラニオンピン23A、 238な
どを介して連結した一対の後部トロリ24A、243と
、一方の後部トロリ24Aに連結杆25を介して連結し
たりャトロリ26とからなる。このリヤトロリ26は、
前記動作レバー15を上動させるカムゾール27を後方
に延設しており、またカムテール27の下部には前記接
当部材16が接当自在な被接当部28が形成されている
。
立設した縦ビン20と、この縦ビン20に中央部が軸受
21を介して取付けられたアーム22と、このアーム2
2の両端にそれぞれトラニオンピン23A、 238な
どを介して連結した一対の後部トロリ24A、243と
、一方の後部トロリ24Aに連結杆25を介して連結し
たりャトロリ26とからなる。このリヤトロリ26は、
前記動作レバー15を上動させるカムゾール27を後方
に延設しており、またカムテール27の下部には前記接
当部材16が接当自在な被接当部28が形成されている
。
各トロリ10.11.24A、 24[3,26は案内
用ホイール30と横振れ防止用ホイール31とをそれぞ
れ有する。
用ホイール30と横振れ防止用ホイール31とをそれぞ
れ有する。
前記ハンガ6は、トラニオンピン13や縦ビン20が連
結する前後方向の連結フレーム35と、この連結フレー
ム35の曲後端に、それぞれ上位横杆部を介して連結し
たCの字状のハンガ部36と、これらハンガ部36間を
連結する前後方内杆37と、ハンガ部36の下位横杆部
などに設けた複数の支持具38とから構成される。39
は被搬送物の一例である自動車の車体であり、その底面
側が前記支持具38に支持される。
結する前後方向の連結フレーム35と、この連結フレー
ム35の曲後端に、それぞれ上位横杆部を介して連結し
たCの字状のハンガ部36と、これらハンガ部36間を
連結する前後方内杆37と、ハンガ部36の下位横杆部
などに設けた複数の支持具38とから構成される。39
は被搬送物の一例である自動車の車体であり、その底面
側が前記支持具38に支持される。
上記構成の吊下げ搬送装置1によると、通常、一定の搬
送経路40上での走行は、他方の後部トロリ243を縦
ビン20の前方に位置せさるとともに一方の後部トロリ
24Aを縦ビン20の後方に位置させるべくアーム22
を回転させ、これにより全てのトロリ10.11.24
A、 248.26をメインレール2に支持案内させた
状態で、受動突起14を伝動突起8に係合させることで
行われる。このような走行中にハンガ6側が暴走しよう
としたとき、伝動突起8に対してホールドドッグ17が
接当することから、その暴走は阻止される。
送経路40上での走行は、他方の後部トロリ243を縦
ビン20の前方に位置せさるとともに一方の後部トロリ
24Aを縦ビン20の後方に位置させるべくアーム22
を回転させ、これにより全てのトロリ10.11.24
A、 248.26をメインレール2に支持案内させた
状態で、受動突起14を伝動突起8に係合させることで
行われる。このような走行中にハンガ6側が暴走しよう
としたとき、伝動突起8に対してホールドドッグ17が
接当することから、その暴走は阻止される。
第9図、第10図に示すように、搬送経路40中には車
体3つの積込み部41と卸し部42とが配設され、両部
41.42間の車体39を支持搬送する区間が作業部4
3であり、車体39を支持しない空搬送の区間がストレ
ージ部44である。前記作業部43内r−搬送経路40
中には、塗装工程45や処理工程46が配設される。た
とえば処理工程46には処理液47を入れた液槽48が
配設され、前記搬送経路40のこの液槽48に対する突
入部は下降傾斜経路部49に形成され、また退出部は上
昇傾斜経路部50に形成される。
体3つの積込み部41と卸し部42とが配設され、両部
41.42間の車体39を支持搬送する区間が作業部4
3であり、車体39を支持しない空搬送の区間がストレ
ージ部44である。前記作業部43内r−搬送経路40
中には、塗装工程45や処理工程46が配設される。た
とえば処理工程46には処理液47を入れた液槽48が
配設され、前記搬送経路40のこの液槽48に対する突
入部は下降傾斜経路部49に形成され、また退出部は上
昇傾斜経路部50に形成される。
前記液槽48を設けた箇所が搬送経路40中の所定箇所
の一例となり、第1図〜第3図、第6図〜第10図に示
すように、この所定箇所には一対の後部トロリ24A、
243を各別に支持案内する左右一対のサブレール5
5A、 55Bが、前記メインレール2を中にして振分
けて配設しである。そして下降傾斜経路部49の上流側
には分岐部56が、また上昇傾斜経路部50の下流側に
は合流部57が設けられる。
の一例となり、第1図〜第3図、第6図〜第10図に示
すように、この所定箇所には一対の後部トロリ24A、
243を各別に支持案内する左右一対のサブレール5
5A、 55Bが、前記メインレール2を中にして振分
けて配設しである。そして下降傾斜経路部49の上流側
には分岐部56が、また上昇傾斜経路部50の下流側に
は合流部57が設けられる。
前記分岐部56は、一方のザブレール55Aとメインレ
ール2とを接続する弯曲した中継ぎレール58Aと、他
方のサブレール55Bとメインレール2とを接続する弯
曲した中継ぎレール58Bと、両中継ぎレール58A、
58Bの分岐点に設けた切換え体59A。
ール2とを接続する弯曲した中継ぎレール58Aと、他
方のサブレール55Bとメインレール2とを接続する弯
曲した中継ぎレール58Bと、両中継ぎレール58A、
58Bの分岐点に設けた切換え体59A。
593とを有する。また合流部57も同様に中継ぎレー
ル60A、 60Bや切換え休61A、 813を有す
る。
ル60A、 60Bや切換え休61A、 813を有す
る。
上記構成によると、全てのトロリ10.11.24A。
24B、26をメインレール2に支持させた搬送状態に
おいて、液41!I48の上流で分岐部56に達すると
、その前部トロリ装置4の両トロリ10.11は分岐さ
れることなくメインレール2に案内される。また後部ト
ロリ装置5においては第6図に示ずように、縦ピン20
の上手にある他方の後部トロリ211Bが切換え体61
3の切換えによって他方のサブレール55Bに導びかれ
る。そして縦ピン20の下手にある一方の後部トロリ2
4Aは、元に戻った切換え体61Bの側部を通ったのち
、切換え体61Aの切換えによって一方のサブレール5
5Aに導びかれる3、この動作中においてアーム22は
縦ピン20の周りに次第に回転し、Q終曲には搬送経路
40に対して直交した横方向となる。これによってハン
ガ6の後部は、左右の三箇所を後部トロリ24A、 2
43で支持したことになり、前部トロリ11も含めた三
点支持によって、ハンガ6の搬送は、揺れを少くして安
定して行えるとともに、ひねりモーメント([1−リン
グ現象)を減少して行える。また合流部57に達すると
第7図に示すように、まず他方の後部トロリ243がメ
インレール2に合流し、そして一方の後部トロリ24A
が合流することになる。
おいて、液41!I48の上流で分岐部56に達すると
、その前部トロリ装置4の両トロリ10.11は分岐さ
れることなくメインレール2に案内される。また後部ト
ロリ装置5においては第6図に示ずように、縦ピン20
の上手にある他方の後部トロリ211Bが切換え体61
3の切換えによって他方のサブレール55Bに導びかれ
る。そして縦ピン20の下手にある一方の後部トロリ2
4Aは、元に戻った切換え体61Bの側部を通ったのち
、切換え体61Aの切換えによって一方のサブレール5
5Aに導びかれる3、この動作中においてアーム22は
縦ピン20の周りに次第に回転し、Q終曲には搬送経路
40に対して直交した横方向となる。これによってハン
ガ6の後部は、左右の三箇所を後部トロリ24A、 2
43で支持したことになり、前部トロリ11も含めた三
点支持によって、ハンガ6の搬送は、揺れを少くして安
定して行えるとともに、ひねりモーメント([1−リン
グ現象)を減少して行える。また合流部57に達すると
第7図に示すように、まず他方の後部トロリ243がメ
インレール2に合流し、そして一方の後部トロリ24A
が合流することになる。
第8図で示す下降傾斜経路部49では、メインレール2
の下降開始点70に対して距離りを置いた下流側に両サ
ブレール55A、 55Bの下降開始点71が形成され
、これにより側面視において、メインレール2に対して
両サブレール55A、 55Bが上方に位置することに
なる。したがって、たとえばトラニオンピン13.23
A、 23Bの位置で見ると、第8図実線で示す両トラ
ニオンピン13.23A、 238間の上下方向の変位
置Hを、第8図仮想線で示す両レールの下降開始点を同
一としたときの上下方向の変位ff1hよりも大きクシ
得る。これによって仮想線で示す突入角度θ1よりも実
線で示す突入角度θ2を大きクシ得る。前述した変位置
1−1、すなわち突入角度θ2は任意に変更し得る。こ
れは、たとえばサブレール55A、 55Bの下降開始
点71部分、ならびに下降終了点部分を切断し、これら
切断部を第9図、第10図で示ずスライドレール装置7
2A、 72B、73A、 73Bで接続して、両スラ
イドレール装置72A、 728.73A、 738間
のサブレール部分を搬送経路40の方向に移動して下I
II開始点71の位置を変位させ、距離りを変化させれ
ばよい。
の下降開始点70に対して距離りを置いた下流側に両サ
ブレール55A、 55Bの下降開始点71が形成され
、これにより側面視において、メインレール2に対して
両サブレール55A、 55Bが上方に位置することに
なる。したがって、たとえばトラニオンピン13.23
A、 23Bの位置で見ると、第8図実線で示す両トラ
ニオンピン13.23A、 238間の上下方向の変位
置Hを、第8図仮想線で示す両レールの下降開始点を同
一としたときの上下方向の変位ff1hよりも大きクシ
得る。これによって仮想線で示す突入角度θ1よりも実
線で示す突入角度θ2を大きクシ得る。前述した変位置
1−1、すなわち突入角度θ2は任意に変更し得る。こ
れは、たとえばサブレール55A、 55Bの下降開始
点71部分、ならびに下降終了点部分を切断し、これら
切断部を第9図、第10図で示ずスライドレール装置7
2A、 72B、73A、 73Bで接続して、両スラ
イドレール装置72A、 728.73A、 738間
のサブレール部分を搬送経路40の方向に移動して下I
II開始点71の位置を変位させ、距離りを変化させれ
ばよい。
たとえば処理液47中に車体39を没入させた状態で、
第3図仮想線、第10図に示すようにメインレール2に
対して両サブレール55A、 55Bを上方に変位させ
ることにより、前部のトラニオンピン13に対して後部
のトラニオンピン23A、 23Bを上昇させ、ハンガ
6を介して車体39を上下方向に傾斜させる。この傾斜
により車体39内に残存している空気を除去し得る。な
お処理液47から退出させた車体39を前述したように
傾斜させることにより、処理液47のタレ切れを行える
。
第3図仮想線、第10図に示すようにメインレール2に
対して両サブレール55A、 55Bを上方に変位させ
ることにより、前部のトラニオンピン13に対して後部
のトラニオンピン23A、 23Bを上昇させ、ハンガ
6を介して車体39を上下方向に傾斜させる。この傾斜
により車体39内に残存している空気を除去し得る。な
お処理液47から退出させた車体39を前述したように
傾斜させることにより、処理液47のタレ切れを行える
。
第3図実線では、両トロリ装置4,5などから油など他
物が落下したときに、この他物が車体39上や処理液4
7中に行くのを防止する受はカバー75を示している。
物が落下したときに、この他物が車体39上や処理液4
7中に行くのを防止する受はカバー75を示している。
上記実施例では、支持部としてハンガ6を用いた吊下げ
搬送装置1を示したが、これはトロリ装置4,5の上部
間に載置台を設けたフロア台車形式の搬送装置でもよい
。さらに上記実施例では連結杆12.25を介してフロ
ントトロリ10やリヤトロリ26を設けた組成を示した
が、これは被搬送物の長さが短かいときに一方または両
方を省略することができる。その際に前部トロリ11に
受動突起14などが設けられ、後部トロリ24A、 2
4Bにカムテール27などが設けられる。
搬送装置1を示したが、これはトロリ装置4,5の上部
間に載置台を設けたフロア台車形式の搬送装置でもよい
。さらに上記実施例では連結杆12.25を介してフロ
ントトロリ10やリヤトロリ26を設けた組成を示した
が、これは被搬送物の長さが短かいときに一方または両
方を省略することができる。その際に前部トロリ11に
受動突起14などが設けられ、後部トロリ24A、 2
4Bにカムテール27などが設けられる。
発明の効果
上記構成の本発明によると、前部トロリをメインレール
に支持案内させ、一対の後部トロリをそれぞれのサブレ
ールに支持案内させた搬送形態で、各レールを傾斜させ
て支持部を下降または上昇させる経路部において、メイ
ンレールと両サブレールの下降開始点または1袢開始点
を前後方向で調整することにより、下降角度または上昇
角度の調整を任意に行うことができ、たとえば支持部で
支持した被搬送物の液面に対する突入角度や退出角度を
任意に調整することができる。したがって被搬送物が車
体であったときには、車種に応じた最適の突入角度なら
びに退出角度を曲中な操作で得ることができ、支持部側
に複雑大型化する操作式の防止装置を設けることなく浮
き上がりのない突入や、・処理液の持出し吊が少ない退
出を行うことができる。また水平経路部において、両レ
ールに高さ方向の変化をつけることにより、支持部を介
して被搬送物を傾けることができ、この被搬送物に対す
る種々な作業を能率的に行うことができる。
に支持案内させ、一対の後部トロリをそれぞれのサブレ
ールに支持案内させた搬送形態で、各レールを傾斜させ
て支持部を下降または上昇させる経路部において、メイ
ンレールと両サブレールの下降開始点または1袢開始点
を前後方向で調整することにより、下降角度または上昇
角度の調整を任意に行うことができ、たとえば支持部で
支持した被搬送物の液面に対する突入角度や退出角度を
任意に調整することができる。したがって被搬送物が車
体であったときには、車種に応じた最適の突入角度なら
びに退出角度を曲中な操作で得ることができ、支持部側
に複雑大型化する操作式の防止装置を設けることなく浮
き上がりのない突入や、・処理液の持出し吊が少ない退
出を行うことができる。また水平経路部において、両レ
ールに高さ方向の変化をつけることにより、支持部を介
して被搬送物を傾けることができ、この被搬送物に対す
る種々な作業を能率的に行うことができる。
たとえば車体の液処理の場合には、特別な操作装置を設
けることなく液中で車体を傾斜でき−C残存空気の除去
を行うことができ、また液から退出後の傾斜によってタ
レ切れを良好に行うことができる。特に、前側中央部分
を11部トロリで支持し、後側では左右の二箇所を後部
トロリで支持する状態になることから、支持部の搬送は
、揺れを少くして安定して行うことができるとともに、
ひねりモーメント(ローリング現象)を減少しく行うこ
とができる。またアームを樅ピンの回りに回転させ、一
方の後部トロリを縦ピンの後方に位置させるとともに他
方の後部トロリを縦ピンの前方に位置させることで、こ
れら後部トロリをメインレー・ルに合流させて支持する
ことができ、これにより所定箇所以外ではメインレール
1本で支持n送を行うことができるとともに、縦ピンの
向後での支持によって搬送の安定化をはかることができ
る。
けることなく液中で車体を傾斜でき−C残存空気の除去
を行うことができ、また液から退出後の傾斜によってタ
レ切れを良好に行うことができる。特に、前側中央部分
を11部トロリで支持し、後側では左右の二箇所を後部
トロリで支持する状態になることから、支持部の搬送は
、揺れを少くして安定して行うことができるとともに、
ひねりモーメント(ローリング現象)を減少しく行うこ
とができる。またアームを樅ピンの回りに回転させ、一
方の後部トロリを縦ピンの後方に位置させるとともに他
方の後部トロリを縦ピンの前方に位置させることで、こ
れら後部トロリをメインレー・ルに合流させて支持する
ことができ、これにより所定箇所以外ではメインレール
1本で支持n送を行うことができるとともに、縦ピンの
向後での支持によって搬送の安定化をはかることができ
る。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はサブレール使
用時の一部切欠き側面図、第2図は同一部切欠き平面図
、第3図は同正面図、第4図はサブレール非使用時の一
部切欠き側面図、第5図は同一部切欠き平面図、第6図
は分岐部の概略平面図、第7図は合流部の概略平面図、
第8図は液突入時の説明図、第9図は概略平面図、第1
0図はα略側面図である。 1・・・吊下げ搬送装置、2・・・メインレール、4・
・・前部トロリ装置、5・・・後部トロリ装置、6・・
・ハンガ(支持部)、10・・・フロントトロリ、11
・・・前部トロリ、13・・・トラニオンピン、20・
・・縦ピン、22・・・7−ム、23A、 233・・
・トラニオンピン、24A、 241g3・・・後部ト
ロリ、26・・・リヤトロリ、38・・・支持具、3つ
・−・車体(被搬送物)、40・・・搬送経路、46・
・・処理工程、48・・・液槽、49・・・下降傾斜経
路部、50・・・上胃傾斜経路部、55A、 55B・
・・サブレール、56・・・分岐部、57・・・合流部
、70.71・・・下降開始点、72A、 723゜7
3A、 73B・・・スライドレール装置。
用時の一部切欠き側面図、第2図は同一部切欠き平面図
、第3図は同正面図、第4図はサブレール非使用時の一
部切欠き側面図、第5図は同一部切欠き平面図、第6図
は分岐部の概略平面図、第7図は合流部の概略平面図、
第8図は液突入時の説明図、第9図は概略平面図、第1
0図はα略側面図である。 1・・・吊下げ搬送装置、2・・・メインレール、4・
・・前部トロリ装置、5・・・後部トロリ装置、6・・
・ハンガ(支持部)、10・・・フロントトロリ、11
・・・前部トロリ、13・・・トラニオンピン、20・
・・縦ピン、22・・・7−ム、23A、 233・・
・トラニオンピン、24A、 241g3・・・後部ト
ロリ、26・・・リヤトロリ、38・・・支持具、3つ
・−・車体(被搬送物)、40・・・搬送経路、46・
・・処理工程、48・・・液槽、49・・・下降傾斜経
路部、50・・・上胃傾斜経路部、55A、 55B・
・・サブレール、56・・・分岐部、57・・・合流部
、70.71・・・下降開始点、72A、 723゜7
3A、 73B・・・スライドレール装置。
Claims (1)
- 1、被搬送物を支持自在な支持部を設け、この支持部の
前側中央部分にトラニオンピンを介して前部トロリを取
付け、前記支持部の後側中央部分に縦ピンを介してアー
ムの中央部を取付けるとともに、このアームの両端それ
ぞれにトラニオンピンを介して後部トロリを取付け、各
トロリを支持案内するメインレールを設けて一定の搬送
経路を形成し、この搬送経路中の所定箇所に、一対の後
部トロリを各別に支持案内する左右一対のサブレールを
、前記メインレールを中にして振分けて配設したことを
特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10860887A JPS63275470A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10860887A JPS63275470A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63275470A true JPS63275470A (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=14489112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10860887A Pending JPS63275470A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63275470A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH033811A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-09 | Tsubakimoto Chain Co | 搬送物の傾斜搬送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108612A (en) * | 1980-01-28 | 1981-08-28 | Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk | Hanger suspension device in double acting trolley conveyer |
JPS6112465A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-20 | 株式会社ダイフク | 吊下げ搬送装置 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10860887A patent/JPS63275470A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108612A (en) * | 1980-01-28 | 1981-08-28 | Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk | Hanger suspension device in double acting trolley conveyer |
JPS6112465A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-20 | 株式会社ダイフク | 吊下げ搬送装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH033811A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-09 | Tsubakimoto Chain Co | 搬送物の傾斜搬送装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007008621A (ja) | 搬送設備 | |
JPH0684205B2 (ja) | L形ハンガーを有する吊下げ搬送装置 | |
JPH0234463A (ja) | 吊下げ搬送装置 | |
US2848102A (en) | Mold conveyer | |
JPS63275470A (ja) | 搬送装置 | |
JPH0423729Y2 (ja) | ||
JP2573699B2 (ja) | 自走体使用の搬送設備 | |
JPH0423728Y2 (ja) | ||
JPH0442253Y2 (ja) | ||
JPH0516796A (ja) | トロリ装置使用の搬送方法 | |
JPH0435383B2 (ja) | ||
JPH07237740A (ja) | 搬送装置 | |
JPH08282836A (ja) | 被搬送物移載装置 | |
JPH02100914A (ja) | 被搬送物の持上げ傾動装置 | |
JP2682526B2 (ja) | 昇降搬送装置 | |
JPH06173087A (ja) | タクト式搬送装置を備える前処理電着塗装装置 | |
JPH0632278Y2 (ja) | 油類自動排出機構を有した搬送車 | |
JPH07315218A (ja) | 移動体使用の搬送装置 | |
JPH0671883B2 (ja) | 吊下げ搬送装置 | |
JP3567716B2 (ja) | バケット利用の搬送装置 | |
JPH0739866Y2 (ja) | 自走体使用の搬送装置 | |
JPH05795A (ja) | 自走体使用の搬送装置 | |
JPH09156712A (ja) | 車輪付きキャリヤの移載装置 | |
JP2007077477A (ja) | 前処理電着塗装装置及び前処理電着塗装装置の被処理物搬送方法 | |
JPH0629142Y2 (ja) | 昇降装置付き液処理設備 |