JPS63272673A

JPS63272673A - 化粧品用ケーシング

Info

Publication number: JPS63272673A
Application number: JP63024873A
Authority: JP
Inventors: ベルナール・ジュメル; シャルル・ピルール
Original assignee: Yves Saint Laurent Parfums SA
Current assignee: Yves Saint Laurent Parfums SA
Priority date: 1987-02-04
Filing date: 1988-02-04
Publication date: 1988-11-10
Anticipated expiration: 2011-08-14
Also published as: DE3802678A1; FR2610181B1; DE3802678B4; FR2610181A1; JP2525025B2; US4880139A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ケーシング、殊に粉末顔料等の如き化粧品用
のケーシングで、２個の半分体より成り、その各々が互
いにピボット式に係止された底部とカバーを構成し、−
たびケーシングを組立てたときにヒンジ構成要素が見え
なくなるようになったものに関する。

（課題を解決するための手段及び作用）本発明によるケ
ーシングは、ヒンジにより連結され互いに対して軸のま
わりに旋回することができるようになった２個のケーシ
ング半分体より成るタイプのもので、上記ヒンジはケー
シング半分体の一つにより担われる２つのピボットと他
方のケーシング半分体上に作られ、その内部で上記２個
のピボットが旋回可能となった２個のソケットとを備え
、上記両ソケットを備えたケーシング半分体が互いに嵌
装可能な外側要素と内側要素のそれぞれ１個、計２個の
要素により構成され、しかも両ソケットが上記内側要素
の側壁の一つに作られ、２つのケーシング半分体が共に
嵌装されたときに外側に現われ、２つのソケット内へそ
れぞれピボットを導入することを可能ならしめ、内側要
素上にはめられたときに、外側要素がピボットをその各
々のソケット内に維持するその対応する側壁の一つに両
ソケットを完全に閉じることにより、ヒンジが外側から
見えなくなるようにした点に特徴を有する。

本発明のもう一つの特徴によれば、内側要素の側壁はヒ
ンジあぶみ状の形を呈し、実質上円筒形の長手方向凹形
凹所を備えた横断部分により接続され、２本の平行に間
隔をおいた側部アームより成り、ピボットの２つのソケ
ットがそれぞれそれらをＵリンクとして構成するあぶみ
のアーム内に作られ、ピボットが他のそれと連係するケ
ーシング半分体と一体となったほぼ真直ぐな長手方向部
分を備え、このケーシング半分体底部の側壁付近から実
質上垂直に延びるリブの両端に装着され、かつ上記真直
ぐな部分を経てケーシング半分体の外側へ延び、横断部
分の長手方向凹所内で旋回する円筒の弧形部分を備える
ことにより、ケーシングの開放時にヒンジな連続的に隠
ぺいするようになっている。

本発明のその他の目的、特徴、ならびに利点は、本発明
の実施例を示す例として示した線図と相俟って以下の説
明より一層明らかになろう。

（実施例）本発明のケーシングを構成する各種要素は異なる図面中
で同一参照番号により識別される。

図解例において、ケーシングの形は全体として四角形で
あって、それぞれ底部ＦとカバーＣを構成する２個のケ
ーシング半分体より成る。底部Ｆは正方形底部１０゛ａ
と、同底部１０ａに対して垂直な側壁１０ｂ−１０ｅと
を有する外側要素１０と、同外側要素内へはめこまれ、
例えば異なる顔料および（もしくは）顔料塗布具を格納
するための２つのカップ３８．４０から成る内側要素１
２とから成る。

同様にしてカバーＣもまた、正方形底部１４ａと同底部
１４ａに対して垂直な側壁１４ｂ−１４ｅで同底部上部
に、例えば正方形ミラーを接着することにより固定され
る外側要素１４と、同外側要素１４内にはめ込まれその
周縁に沿いミラー４４に対してあてがわれたフレームの
形をした内側要素１６とから構成される。

カバーＣは円形の断面を有する２つの同軸ピボット１８
ａ、１８ｂから成り、内側要素１６のフレーム側部の一
つの外側面１６ａと一体になったほぼ真直ぐな部分２２
ａを含み、この面に対して実質上垂直に延びる一方、外
側要素１４の側壁１４ｅに対しては後者が内側要素１６
上に嵌装された形で実質上平行となっている。リブ２２
の真直ぐな部分２２ａは肩２３ａにより限定され、その
端部がそれぞれ円筒２３の弧の形をした部分の凹所下部
に実質上垂直に延びる２つの側壁２３ｂにより限定され
た円筒２３の弧の形をした部分だけ延びる。２つの側壁
２３ｂはそれぞれその下部部分に２つのピボット１８ａ
、１８ｂを担う。ヒンジは更に２つの適当な形をしたソ
ケット２４ａ。

２４ｂから成り、底部を形成するケーシングの半分体の
内側要素の側壁１２ａ内につくられたピボット１８ａ、
１８ｂをそれぞれ格納するようになっている。より正確
にいうと、側壁１２ａはカップろ８の側壁を形成し、実
質上円筒形の長手方向凹所１２ａ４を備えた横断部分１
２ａ６により連結された２本の平行で間隔をおいた側部
アーム１２ａ１．１２ａ２から成るヒンジあぶみ形を呈
している。その幅と深さがピボット１８ａ、１８ｂの径
に実質上等しい実質上Ｕ形のンケッ）２４ａ。

２４ｂは、それぞれあぶみのアーム１２ａ１．１２ａ２
内につくられることによって、それぞれアーム１２ａ１
．１２ａ２の前壁もしくは端壁１２ａ７゜１２ａ８内へ
外側方向へ現われるようになっている。両方のソケット
２４ａ、２４ｂとも、カップ３８．４０の上部辺縁上を
通る面の同一距離に配置され、それぞれＵ形のアーム１
２ａ１．１２ａ２を形成する。あぶみの側部アーム１２
ａ１　、１２ａ２は、リブ２２の円筒２３の弧の形をし
た部分の長さより若干大きな距離だけ隔たっている。

２つの側壁２３ｂは、それぞれ２個のカム形部材２０ａ
、２０ｂを貫いて２つのピボット１８ａ。

１８ｂを担っており、上記２個のカム形部材２０ａ。

２０ｂの各々は連絡する側壁２３ｂの下部と一体になり
、カバーＣの底部Ｆに対する旋回振幅を制限して、カバ
ー〇の開口、例えば１１０°の角度を調節するようにな
っている。カム形成部材２０ａ。

２０ｂは、それぞれヒンジあぶみの２本の側部アーム１
２ａ１．１２ａ２の互いの前の内側面内に形成された２
個の適当な形をしたソケツ）　２６ａ。

２６ｂ内へ格納される。各ソケツ）２６ａ、２６ｂは、
あぶみの対応するアーム１２ａ１　、１２ａ２の内側の
このアーム１２ａ１．１２ａ２の前壁１２ａ７．１２ａ
８に現われる凹所部分により形成される。上記凹所部分
はその断面が両方のケーシング半分体の回転軸、もしく
はヒンジ軸と同軸となった円の弧の形をした底壁２６ａ
１を有している。アーム１２ａ１．１２ａ２の側壁１２
ａ５゜１２ａ６により限定されピボット１８ａ、１８ｂ
の関連す、るソケット２４ａ、２４ｂを備えたそれぞれ
の凹所部分２６ａ、２６ｂは、凹所部分２６ａ１と共に
はまりあい、カップ３８．４０の上部辺縁な通る面に対
して平行となりた平面上の上部内側壁２６ａ３を備えて
いる。上壁２６ａ６は、それぞれカム形部材２０ａ、２
０ｂの上面２０ａ１．２０ｂ１と共働してカバーＣの底
部Ｆに対する旋回振幅を限定する。

リブ２２の円筒２６の弧の形をした部分は、ピボット１
８ａ、１８ｂの軸と同軸状の軸を有し、あぶみのアーム
１２ａ１．１２４２間とその深さが円筒２６の弧の径に
実質上等しい凹所１２ａ４内部を旋回する。

底部Ｆの内側要素１２は、壁１２ａ以外のその側壁上に
外側要素１０の壁１０ｂ、　１０ｄ、　１０ｅ内にそれ
ぞれつくられた対応するスロット３０とかみあうことに
より共働する外側リブ３２を備えることによって、外側
要素１０を内側要素１２上に固定することが可能になっ
ている。外側要素１０の底部１０ａは側壁１０ｃに対し
て実質上平行にその附近に配置され、実質上円筒形の長
手方向凹所１０ｆを備えることによりてケーシングを開
閉する開扉２３ａが自由に通過することができるように
なっている点に注意されたい。

同様にして、カバーＣの内側要素１６は、その側壁上に
外側要素１４の壁１４ｂ−１４ｅ内に作られたスロット
６４とかみ合うことによって、カバー〇の内側要素１６
上に外側要素１４を固定することを可能にすべく共働す
るリブ６６を備えている。

本発明によるケーシングの組立ては、まづカバーＣの外
側要素１４を内側要素１６上にフィツトさせることによ
り行われる。内側要素のフレームのためミラー４４を内
側要素１６と外側要素１４との間にサンドイッチ状に格
納することが可能になる。内側要素１６が外側要素１４
内部にはめあわされると、リブ２２は外側要素１４の側
壁１４ｂ−１４ｅの辺縁上を通る面上に、底部Ｆの外側
要素１０の側壁の高さにほぼ等しい距離だけ突出ること
になる。その後、ピボットとカムの組成体１８ａ。

２０ａ、および１８ｂ、２０ｂとを、それらが現われる
側孔部の各ソケット２４ａ、２６ａ、および２４ｂ、２
６ｂ内に導入することによって、リブ２２の円筒２３の
弧の形をした部分が長手方向凹所１２ａ４に進入する。

その後、底部Ｆの外側要素１０を対応するスロット６０
と共働するリブ６２の助げにより内側要素１２上にかみ
あわせることによりはめあわせる、かくして、外側要素
１０の側壁１０ｃは、アーム１２ａ１と１２ａ２の前壁
もしくは端壁と、アーム１２ａ１と１２ａ２の間に画さ
れるスペース内に現われるソケット２Ａａ、２４ｂおよ
び２６ａ。

２６ｂを完全に閉じることによって、ピボット１８ａ、
１８ｂをその各々のソケット内に維持する一方外側から
ヒンジを形成する要素を隠ぺいすることになる。

（発明の効果）ケーシングを開く間、ピボット１８ａ、　１８ｂとそれ
に連係したカム形部材２０ａ、２０ｂとにより形成され
た組成体は、それぞれソケット　２４ａ。

２４ｂおよび２６ａ、２６ｂ内を、カム２［１ａと２０
ｂとがその各々の上面２０ａ１と２０ｂ１で対応するソ
ケット２６ａと２６ｂの上壁２６ａ３に衝合するまで、
ピボット１８ａ、１８ｂにより画された軸のまわりに旋
回する。上記衝合により底部Ｆに対するカバー〇の開き
角度が決定される。

リフ゛２２．自体はピボット１０ａ、１８ｂのまわりに
旋回し、リブの円筒２３の弧の形をした部分は長手方向
凹所１２ａ４内を旋回し、その円の弧の断面値はそれが
ヒンジの要素を連続的に隠ぺいすることになるような大
きさである。

閉じた位置では、カバー〇と底部Ｆとは、それらがリブ
２２を担う側に対向する内側要素１６のフレームの側部
に設けられ、ヒンジに対向する内側要素１２の上面内に
作られた前応する孔５２内へ弾性的にかみあう舌５１か
ら成る古典的タイプのファスナにより、お互いの上にあ
てがわれるように維持される。

外側要素１０の側ｊＪＩＱｂ”１０ｅの各々は、土壁部
分の長さが壁１０ｂ−１０ｅのそれより小さくなるよう
に周縁部の平坦な段１０ｆを経て対応する壁１０ｂ−１
０ｅに接続される上壁１０ｂ１−１　Ｄｅｌの一部で外
部方向に向かって終結する。

この構造によってケーシングを閉じた間、土壁を外側要
素１４内のその側壁１４ｂ−１４ｅ附近に作った対応す
る周縁凹所１４ｆ内のその辺縁部に埋込むことができる
とともに、ケーシングを閉じた位置でこれら壁の辺縁部
と段１［］ｆの間にケーシン、グの開放を可能にするに
十分な周スペースを残すことができる。

上記内側要素１６、リブ２２、カム形部材２０ａ。

２Ｄｂ、およびピボット１８ａ、１８ｂは一体に作るが
、成形プラスチック材料を材料とすることが望ましい。

同様にして、内側要素１２はそのアーム１２ａ１．１２
ａ２と共に成形プラスチック材料により一体に作る。最
後に、外側要素１０゜１４は例えば金属製とすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、一つが少な（とも底部を構成し内側要素と外
側要素とから成る２つのケーシング半分体で、その両方
が嵌装可能なものにより構成された本発明のケーシング
の概略斜視図、第２図は、第１図の■の円で囲んだ部分で一点鎖線が底
部の内側要素を表わした斜視図、第６図は、底部の外側
要素の上面図、第４図は、第３図の矢印■に沿って見たときの斜視図、第５図は、底部の内側要素の上面図、第６図は、第５図の矢印■に沿って見たときの部分斜視
図、第７図は、第５図の■−■１線に沿って見たときの断面
図、第８図は、第５図の■−■線に沿って見たときの断面図
、第９図は、他方カバーを形成するケーシング半分体の内
側要素の上面図、第１０図は、第９図の矢印Ｘに沿って見たときの断面図
、第１１図は、内側要素上にはまり合うカバーの外側要素
の底面図、第１２図は、第１１図の■−■線に沿って見たときの断
面図である。２４ａ、２４ｂ−ソケット、１２ｂ、　１６−・・内側
要素、１２ａ、２３ｂ・・・側壁、Ｃ，Ｆ・・・ケーシ
ング半分体、１８ａ、１８ｂ・・・ピボット、１０．１
４・・・外側要素、１２ａ３・・・横断部分、１２ａ１
　、１２ａ２’１１部゛アーム、１２ａ４・・・長手方
向凹所、２２・・・リブ、２０ａ、２０ｂ・・・カム形
部材、４４・・・ミラー、２３・・・シリンダ、２６ａ
、２６ｂ・・・ソケット。

Claims

【特許請求の範囲】１、ヒンジにより連結され互いに対して軸の周囲に旋回
可能になった２個のケーシング半分体より構成され、上
記ヒンジが上記２個のケーシング半分体の一つにより担
われた２つのピボットと、他方のケーシング半分体上に
作られ上記両ピボットがその内部で旋回できるようにな
った２個のソケットとから成り、上記２個のソケットを
有するケーシング半分体が、互いにはめ合わせることの
可能なそれぞれ一個の外側と内側の要素より成る２つの
要素により構成されるタイプの、殊に化粧品用ケーシン
グにおいて、上記両ソケット（２４ａ、２４ｂ）が内側
要素（１２ｂ）の側壁の一つ（１２ａ）内に作られ、２
つのケーシング半分体（Ｃ、Ｆ）が共にはめあわされた
ときに外側方向へ現われて、ピボット（１８ａ、１８ｂ
）をそれぞれ２つのソケット（２４ａ、２４ｂ）間へ導
入することを可能にすると共に、内側要素（１２）上に
はめあわされたときに、外側要素（１０）がピボット（
１８ａ、１８ｂ）をその各々のソケット内に維持するそ
の対応する側壁の一つ（１０ｃ）で両ソケット（２４ａ
、２４ｂ）を完全に閉じることによって、ヒンジが外側
から見えなくなることを特徴とする前記ケーシング。２、内側要素（１２）の上記側壁が、横断部分（１２ａ
３）により連結された２つの平行で間隔をおいた側部ア
ーム（１２ａ１、１２ａ２）より成る係止あぶみ形を呈
し、実質上円筒形の長手方向凹所（１２ａ４）を備え、
ピボット（１８ａ、１８ｂ）の２個のソケット（２４ａ
、２４ｂ）が、あぶみのアーム（１２ａ１、１２ａ２）
内にそれぞれ作られてそれらをＵ形リンクとして形成す
ると共に、ピボット（１８ａ、１８ｂ）がリブ（２２）
の２つの端に装着され、前記リブ（２２）はケーシング
半分体（Ｃ）と一体となりケーシング半分体の側壁（１
４ｅ）附近の底部から実質上垂直に延びるほぼ真直ぐな
長手方向部分（２２ａ）と、該真直ぐな部分（２２ａ）
を延び、横断部分（１２ａ３）の長手方向凹所（１２ａ
４）内を旋回するケーシング半分体の外側へ延びるシリ
ンダ（２３）の弧の形をした部分とを備えることによっ
て、ケーシングを開いたときにヒンジを連続的に隠ぺい
することを特徴とする請求項１記載のケーシング。３、それぞれ２個のピボット（１８ａ、１８ｂ）と連係
し、外側方向に現われてあぶみのアーム（１２ａ１、１
２ａ２）内に作られた適当な形をしたソケット（２６ａ
、２６ｂ）内に滞留する２つのカム形の部材（２０ａ、
２０ｂ）より成り、各ソケット（２６ａ、２６ｂ）がそ
れに対して対応するカム形成部材がケーシングの開口端
で衝合する上部内壁（２６ａ３）により画されることに
よって、ケーシングの両半分体（Ｃ、Ｆ）の相対的旋回
運動を限定することを特徴とする請求項１または２記載
のケーシング。４、カム形成部材（２０ａ、２０ｂ）のソケット（２６
ａ、２６ｂ）が、それぞれヒンジあぶみのアーム（１２
ａ１、１２ａ２）の内側面内に作られることを特徴とす
る請求項１ないし３の一つに記載のケーシング。５、両ピボット（１８ａ、１８ｂ）が円形断面を有し、
それらの各々のソケットがピボット（１８ａ、１８ｂ）
の径に実質上等しい幅と深さを有することを特徴とする
請求項１ないし４の一つに記載のケーシング。６、ピボット（１８ａ、１８ｂ）とそれと連係するカム
形成部材（２０ａ、２０ｂ）とが、リブ（２２）のシリ
ンダ（２３）の弧の形をした部分の凹所下方に延びる２
つの平行な側壁（２３ｂ）と一体であることを特徴とす
る請求項１ないし５の一つに記載のケーシング。７、２つのピボット（１８ａ、１８ｂ）を担うケーシン
グ半分体（Ｃ）が、一つの外側要素（１４）と一つの内
側要素（１６）の計２つのはめ合せ可能な要素より構成
され、リブ（２２）がフレームの形をした内側要素（１
６）と一体となったことを特徴とする請求項１ないし６
の一つに記載のケーシング。８、ケーシング半分体（Ｃ）の内側要素（１６）と、リ
ブ（２２）と、ピボット（１８ａ、１８ｂ）と、カム形
部材（２０ａ、２０ｂ）とが、成形プラスチック材によ
り一体に作られることを特徴とする請求項１ないし７の
一つに記載のケーシング。９、それぞれ２個のケーシング半分体（Ｆ、Ｃ）の外側
要素（１０、１４）と、内側要素（１２、１６）とが、
たがいにかみあいによりはまりあうことを特徴とする請
求項１ないし８の一つに記載のケーシング。１０、ピボット（１８ａ、１８ｂ）を担うケーシング半
分体（Ｃ）の内側要素（１６）がミラー（４４）の上記
ケーシング半分体の底部上への固定を行うことを特徴と
する請求項７記載のケーシング。