JPS63270370A - いぶし瓦の製造方法 - Google Patents

いぶし瓦の製造方法

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JPS63270370A
JPS63270370A JP10405387A JP10405387A JPS63270370A JP S63270370 A JPS63270370 A JP S63270370A JP 10405387 A JP10405387 A JP 10405387A JP 10405387 A JP10405387 A JP 10405387A JP S63270370 A JPS63270370 A JP S63270370A
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JP
Japan
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clay
tile
tiles
particles
layer
Prior art date
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JP10405387A
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English (en)
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JPH0455997B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Shinoda
篠田 泰宏
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SHINODAYA KK
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SHINODAYA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は従来どおりの光沢を持ち、しかも使用中に色あ
せすることのないいぶし瓦の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) いぶし瓦は、土練機から押出された荒地をプレス機によ
り瓦形状にプレス成形し、成形された素地を乾燥して白
地としたうえ焼成するとともに、炉内で燻化して遊離カ
ーボンを瓦表面に沈着させる方法によって製造されてい
る(例えば、田中稔著「粘土瓦ハンドブック」、技報堂
出版、1980年11月、P;328)、ところが乾燥
され、焼成された瓦の表面には微細な突起が無数に存在
し、また深い凹部も形成されているのでカーボン粒子の
付着力が不安定であり、製造工程においては瓦表面に付
着していたカーボン粒子が使用開始後1年を経ないうち
に剥離し、色あせを生ずることがあった。
そこで淡路地方においては、乾燥された白地の表面に粘
土質の目止め剤を塗布することにより瓦の表面に略均−
な厚みの平滑な層を形成しておき、カーボン粒子の付着
力を向上させる試みがなされている。この方法は産出す
る原料粘土の耐火度が低く、900〜950℃程度の温
度で焼成が行われる淡路産のいぶし瓦については一定の
効果を納めているが、三用地方の1100〜1200℃
で焼成されるいぶし瓦に適用すると、目止め剤の層と原
料粘土との耐火度のちがいにより境界面から剥離し易い
こと、目止め剤の層により三州瓦に特有の光沢が失われ
、淡路瓦のような色あいになってしまうこと等の問題が
あった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、三用
瓦に特有の「てり」、「さえ」と呼ばれる光沢を変える
ことなくカーボン粒子の付着力を高め、これにより使用
中の色あせを防止することができるいぶし瓦の製造方法
を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は土練機から押出された荒地をプレス成形する前
あるいはプレス成形された後であって素地表面が未乾燥
の状態にあるときに、荒地あるいは素地の表面に粘土微
粒子を主体とする層を形成せしめ、その後は通常の工程
によりいぶし瓦を製造することを特徴とするものである
本発明において荒地あるいは素地の表面に粘土微粒子を
主体とする層を形成するには、化粧土と呼ばれる土が使
用される。この化粧土は通常は蛙目粘土を水に溶かした
ものの上澄液から製造され、副成分として釉薬成分等を
添加することもできる。本発明の大きい特徴は、この化
粧土を従来のように乾燥した瓦の表面に塗布するのでは
なく、プレス成形前あるいはプレス成形直後の、表面が
未乾燥の状態にある荒地や素地の表面に塗布することに
より、粘土微粒子を主体とする層を形成することである
。塗布の方法としては、ローラ塗り、はけ塗り、吹きつ
け、浸漬等の適宜の手段を採用することができる。
このように未乾燥の状態にある荒地や素地の表面はその
後のプレス工程や乾燥工程において流動したり収縮した
りして多数の凹部や突部を形成することとなるが、本発
明においてはこれらの表面に予め粘土微粒子を主体とす
る層が形成されているため、粘土微粒子も荒地や素地の
表面とともに移動して凹部を埋めたり突部をなだらかに
する作用を生じ、表面の凹凸を緩和すると同時にそれ自
体も優れたアンカー効果を発揮して荒地や素地の表面に
適宜の凹凸を持った状態で強固に付着することとなる。
特にプレス成形前の荒地の表面に化粧土を塗布した場合
には、プレス工程において素地と化粧土とがうまく一体
化して極めて良好な接着性が得られる。そこでこのよう
な荒地や素地を通常の工程により成形、乾燥、焼成し、
その後の燻化工程においてこのような適宜の凹凸を持っ
た状態で粘土微粒子を主体とする層が形成されている瓦
の表面上にカーボン粒子を付着させれば、カーボン粒子
は瓦の表面に強固に付着し、使用中にカーボン粒子の剥
離による色あせが生ずるおそれのないいぶし瓦を得るこ
とができる。
しかも本発明においては、未乾燥の状態にある表面に化
粧土を塗布することにより前記したように瓦の表面と一
体化した適宜の凹凸を持つ粘土微粒子を主体とする層を
形成できるので、三州瓦に特をの「てり」や「さえ」と
呼ばれる光沢が失なわれることがなく、また両者の接着
性が良好であるので、耐火度の差による剥離等を生ずる
こともない。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明、らかなように、荒地や素
地卵表面が未乾燥の状態にあるときにその表面に粘土微
粒子を主体とする層を形成させ、その表面に常法に従っ
てカーボン粒子を付着させることによって、三州瓦に特
有の光沢を損なうことなくカーボン粒子の付着力を同上
させることに成功したものである。従って本発明により
製造されたいぶし瓦は使用中に色あせが生ずるおそれが
ないうえ、製造コストの上昇もごくわずかなものである
。よって本発明は従来の問題点を一掃したいぶし瓦の製
造方法として、業界に寄与するところ極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 土練機から押出された荒地をプレス成形する前あるいは
    プレス成形された後であって素地表面が未乾燥の状態に
    あるときに、荒地あるいは素地の表面に粘土微粒子を主
    体とする層を形成せしめ、その後は通常の工程によりい
    ぶし瓦を製造することを特徴とするいぶし瓦の製造方法
JP10405387A 1987-04-27 1987-04-27 いぶし瓦の製造方法 Granted JPS63270370A (ja)

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JP10405387A JPS63270370A (ja) 1987-04-27 1987-04-27 いぶし瓦の製造方法

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JPS63270370A true JPS63270370A (ja) 1988-11-08
JPH0455997B2 JPH0455997B2 (ja) 1992-09-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03177378A (ja) * 1989-12-04 1991-08-01 Kodama Yuuga Kogyo Kk 燻しブロックの製造方法
JP2010202464A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Yamamoto Kawara Kogyo Kk 和瓦の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527825A (en) * 1978-08-11 1980-02-28 Miyawaki Gureizu Kogyo Kk Manufacture of smoked ceramics having silver color luster

Patent Citations (1)

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JP2010202464A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Yamamoto Kawara Kogyo Kk 和瓦の製造方法

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