JPS63269827A - デジタルpll回路 - Google Patents

デジタルpll回路

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JPS63269827A
JPS63269827A JP62105376A JP10537687A JPS63269827A JP S63269827 A JPS63269827 A JP S63269827A JP 62105376 A JP62105376 A JP 62105376A JP 10537687 A JP10537687 A JP 10537687A JP S63269827 A JPS63269827 A JP S63269827A
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Kazutoshi Shimizume
和年 清水目
Kinya Akutsu
阿久津 欽也
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例(第1図〜第5図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明はデジタルPLLに関する。
B 発明の概要 本発明はデジタルPLLに関し、入力デジタル信号及び
出力クロック信号間の位相を検出し、その検出出力をデ
ジタルループフィルタを通じてデジタル位相変調回路に
供給するようになし、そのデジタル位相変調回路は、基
準クロック信号を計数し、デジタルループフィルタの出
力に基づいて進数の変化する可変進数カウンタを備え、
その可変進数カウンタのキャリー出力に基づいて、出力
クロック信号を出力するようにしたことにより、基準ク
ロック信号の周波数を比較的低くしても、出力クロソク
信号の周波数精度を高くすることができると共に、入力
デジタル信号が、出力クロック信号の周期の整数倍を以
て、パルス幅が変化するパルス幅変調信号(PWM信号
)であっても、容易にその出力クロック信号を得ること
ができるようにしたものである。
C従来の技術 従来のデジタルPLLは、入力デジタル信号及び出力ク
ロソク信号が供給される位相ヰ★出回路からの検出出力
を、デジタルループフィルタを通じて可変発振器に供給
して、その発振周波数を制御することにより、出力クロ
ソク信号を得るようにしていた。
D 発明が解決しようとする問題点 かかる従来のデジタルPLLは、上述のように構成され
ていたため、基準クロック信号の周波数が比較的高く成
り、又、入力デジタル信号はパルス幅の一定なパルス信
号である必要があった。
かかる点に鑑み、本発明は基準クロック信号の周波数を
比較的低くしても、出力クロック信号の周波数精度を高
くすることができると共に、入力デジタル信号が、出力
クロソク信号の周期の整数倍を以て、パルス幅が変化す
るパルス幅変調信号(PWM信号)、であっても、容易
にその出力クロソク信号を得ることのできるデジタルP
LLを提案しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 第1の本発明は、入力デジタル信号(EFM信号)及び
出力クロック信号VCO間の位相を検出するデジタル位
相検出回路(13)と、このデジタル位相検出回路(1
3)からの検出出力が供給されるデジタルループフィル
タ(17)と、このデジタルループフィルタ(17)の
出力が供給される位相変調回路(26)とををし、この
位相変調回路(26)は、基準クロック信号CKを計数
し、デジタルループフィルタ(17)の出力に基づいて
進数の変化する可変進数カウンタ(30)を備え、この
可変進数カウンタ(30)のキャリー出力に基づいて、
出力クロソク信号vCOを出力するようにしたものであ
る。
第2の本発明は、入力デジタル信号(EFM信号)及び
出力クロソク信号VCO間の位相を検出するデジタル位
相検出回路(13)と、このデジタル位相検出回路(1
3)からの検出出力が供給されるデジタルループフィル
タ(17)と、このデジタルループフィルタ(17)の
出力が供給されるデジタル位相変調回路(26)とを有
し、このデジタル位相変調回路(26)は、基準クロッ
ク信号CKを計数し、デジタルループフィルタ(17)
の出力に基づいて進数の変化する可変進数カウンタ(3
0)と、この可変進数カウンタ(30)のキャリー出力
が供給されてタイミング信号を発生するタイミング信号
発生回路(31)と、このタイミング信号発生回路(3
1)からのタイミング信号が供給される分周器(32)
とを有し、デジタルループフィルタ(17)の出力に基
づいてタイミング信号の発生タイミングを制御するよう
になし、分周器(32)から出力クロソク信号vCOを
出力するようにしたものである。
F 作用 第1の本発明によれば、デジタル位相検出回路(13)
によって、入力デジタル信号(EFM信号)及び出力ク
ロソク信号VCO間の位相を検出し、その検出出力をデ
ジタルループフィルタ(17)を通じて位相変調回路(
26)に供給する。その位相変調回路(26)において
は、デジタルループフィルタ(17)の出力に基づいて
進数の変化する可変進数カウンタ(30)によって基準
クロック信号Cにを計数し、この可変進数カウンタ(3
0)のキャリー出力に基づいて、出力クロック信号VC
Oを出力するようにする。
第2の本発明によれば、デジタル位相検出回路(13)
によって、入力デジタル信号(EFM信号)及び出力ク
ロック信号VCO間の位相を検出し、その検出出力をデ
ジタルループフィルタ(17)を通じて位相変調回路(
26)に供給する。その位相変調回路(26)において
は、デジタルループフィルタ(17)の出力に基づいて
進数の変化する可変進数カウンタ(30)によって基準
クロック信号CKを計数する。そして、その可変進数カ
ウンタ(30)のキャリー出力をタイミング信号発生回
路(31)に供給し、そのタイミング信号を分周器(3
2)に供給する。そして、デジタルループフィルタ(1
7)の出力に基づいてタイミング信号の発生タイミング
を制御するようになし、分周器(32)から出力クロッ
ク信号VCOを出力するようにする。
G 実施例 以下に、第1図を参照して、本発明をコンパクトディス
ク(光学式ディスク)再生装置のPLL回路に適用した
一実施例を詳細に説明する。このPLL回路は、光学式
ピックアップから得られたEFM信号(8−14被変開
信号)(これはPWM信号である)(第2図A)に同期
したクロック信号(以下、第2のクロック信号という)
 VCO(第2図B)を得るためのもので、アナログP
LL (1)及びデジ多ルPLL (11)から構成さ
れ、全体としてLSI内に一部の回路として形成される
そして、アナログPLL (1)からのクロック信号(
以下に、これを第1のクロック信号という)(J (第
2図E)を基準クロック信号としてデジタルPLL (
11)に供給する。デジタルPLL(11)から得られ
た第2のクロック信号vCOは、同期検出回路、その後
段のデジタル信号処理回路、ディスクを駆動するモータ
の回転サーボ回路等に供給される。
コンパクトディスクの再生モードとしては、通常再生モ
ードと、ダビング、サーチ等のための2倍速再生モード
(コンパクトディスクの回転数が通常再生モード時に2
倍と成る)とがあり、いずれもディスクは線速一定で回
転せしめられる。
EFM信号(第2図A)は、第2のクロック信号VCO
(第2図B)の周期をTとするとき、パルス幅が3T−
11Tに亙って変化するPWM信号である。第2のクロ
ック信号vCOの周波数は、通常再生モードでは、4.
3218MHzであり、2倍速再生モードでは、その2
倍、即ち、8.6436MHzである。
先ず、アナログPLL (1)について説明する。
(2)は基準発振器(水晶発振器)で、その発振周波数
は、両モード共16.9344MHz (この周波数は
、PCM音声信号のサンプリング周波数である44.1
kHzの384倍に選定されている)である。この基準
発振器(2)からの発振信号は、分周器(3)に供給さ
れて分周された後、位相比較器(6)に供給される。こ
の分周器(3)の分周比は、端子(3a)からの切換え
信号によって、通常再生モードでは1/24.2倍速再
生モードでは1/16に切換えられる。
(4)は電圧制御型可変発振器で、そのロック時の発振
周波数は、端子(4a)からの切換え信号によって、通
常再生モードでは34.5744MHzに、2倍速再生
モードでは51.8616MHz(この周波数を通常再
生モードのときの周波数の2倍の周波数に選ぶと、デジ
タルPLL(11)の処理能力に無理があるので、かが
る周波数に選定した)に切り換えられる。
この可変発振器(4)からの発振信号は、分周器(5)
に供給されて分周された後、位相比較器(6)に供給さ
れる。この分周器(5)の分周比は、両モード共1/4
9である。
位相比較器(6)では、両分周器(3)、(5)からの
分周出力(その周波数は、通常再生モードのときは70
5.6kHz、2倍速再生モードのときは1.058M
Hz)が供給されて位相比較される。この位相比較器(
6)からの比較出力は、ローパスフィルタ(7)を通じ
て可変発振器(4)に供給されてその発振周波数が制御
される。
、しかして、第1のクロック信号CK ((その周波数
は、通常再生モードでは34. 5744MHz(−4
,3218MHzx3)に、2倍速再生モードでは51
.8616MHz  (=8.6436MHzX6)に
成る〕 (第2図E)が出力端子(8)に出力される。
次に、デジタルPLL (11)について説明する。こ
のデジタルPLL (11)は、入力端子(12)から
のEFM信号と、後述する位相変調回路(26)から出
力される第2のクロック信号VCOとが供給されて、両
信号の位相差を検出するデジタル位相検出回路(13)
と、その位相検出出力の供給されるデジタルフィルタ(
17)と、そのデジタルフィルタ(17)の出力が供給
されるデジタル位相変調回路(26)とを備えている。
尚、(33)は第2のクロック信号vCOの出力される
出力端子である。
そして、上述のアナログPLL (1)からの第1のク
ロック信号CKが、このデジタルPLL(11)の各回
路(13)、(17)、(26)に供給される。
次に、位相検出回路(13)について説明する。
(14)は時間検出回路で、これに入力端子(12)か
らのEFM信号及び位相変調回路(26)からの第2の
クロック信号vCOが供給されて、次のような2つの時
間検出が行われる。先ず、EFM信号(第2図A)のエ
ツジ(立ち下がり又は立ち上がりエツジ)及びその直ぐ
近くにある第2のクロック信号VCO(第2図B)の立
ち上がりエツジ間の時間Taと、第2のクロック信号v
COの立ち下がりエツジ及びその直ぐ近くの立ち上がり
エツジ間の時間Tb (一定)とが検出される。
この時間検出回路(14)の次段には、4ビツトのアッ
プダウンカウンタ(15)が設けられる。
そして、時間検出回路(14)では、時間Taの期間の
み低レベルと成り、それ以外の期間では高レベルと成る
計数アップ信号θup (第2図C)が発生して、カウ
ンタ(15)のアップ/ダウン端子U/Dに供給され、
これによりそのカウンタ(15)は、その低レベル期間
はダウン計数状態に、高レベル期間はアンプ計数状態に
制御される。
又、時間検出回路(14)では、時間T a % T 
bの期間のみ低レベルと成り、それ以外の期間は高レベ
ルと成る計数イネーブル信号XθEN (第2図D)が
発生して、カウンタ(15)のイネーブル端子ENに供
給される。尚、これら信号θUP及びX/l?ENは、
クロック信号CKによって同期化されている。更に、こ
の時間検出回路(14)では、時間Ta及びTbの検出
後、クロック信号CKに同期し、その1周期分のパルス
幅を有するサンプリングパルス(負パルス)χSMP 
(第2図F)が発生して、カウンタ(15)のロード端
子LDに供給され、その期間において計数が停止される
ようになされると共に、カウンタ(15)の次段の4ビ
ツトのレジスタ(16)のロード端子LDに置数パルス
として供給される。
かくして、カウンタ(15)は、先ず、時間Taの期間
にクロック信号CKをダウン計数しく第2図Gに示す如
ぐ、その計数内容はその間に16進で0からBに変化す
る)、次の時間Tbにクロック信号CKをアップ計数す
る(第2図Gに示す如く、その計数内容はその間に16
進でBからFに変化する)。そして、サンプリングパル
スXSMPの到来によって、カウンタ(15)の計数内
容はOにリセットされると共に、最後の計数内容F (
=−1)がレジスタ(16)に置数される。尚、このレ
ジスタ(16)にもクロック信号CKが供給される。
次に、デジタルフィルタ(17)について説明する。こ
のフィルタ(17)は低域通過特性を有する。位相検出
回路(13)のレジスタ(16)の4ビツトの置数内容
が5ビツトの加算器(18)に供給され、後述する遅延
器(22)からの5ビツトの出力と加算される。加算器
(18)の出力は、夫々通常再生及び2倍速再生用のキ
ャプチャレンジを規定するための係数ROM (加算器
(18)の出力をアドレスとして、その出力に所定の係
数を乗じた値が格納されたROMである〕(19N)、
(19D)に供給される。尚、通常再生用のROM(1
9N)では、加算器(18)の出力レベルに対し、2種
類の係数を選択できるようになされている。これら係数
ROM (19N)、(19D)からの5ビツトの読み
出し出力は、通常再生及び2倍速再生モード切換えスイ
ッチ(20)によって切換えられた後、5ビツトの加算
器(21)に供給されて、後述する遅延器(22)の出
力と加算される。尚、これら係数ROM (19N)、
(19D)は、1個で共用しても良い。この加算器(2
1)の出力は遅延器(22)及び5ビツトの加算器(2
3)に供給される。この遅延器(22)は、クロック信
号CKの1周期分の遅延時間を有する。
加算器(23)では、加算器(21)の出力及び遅延器
(22)の出力が加算され、その出力が、夫々通常再生
及び2倍速再生用のロックレンジを規定するための利得
ROM (加算器(23)の出力をアドレスとして、そ
の出力に利得を乗じた値が格納されたROMである)(
24N)、(24D)に供給される。尚、通常再生用の
ROM(24N)では、加算器(18)の出力レベルに
対し、2種類の利得を選択できるようになされている。
これら利得ROM (24N)、(24D)からの4ビ
ツトの読み出し出力は、通常再生及び2倍速再生切換え
モードスイッチ(25)によって切り換えられる。
次に、位相変調回路(26)について説明する。
デジタルフィルタ(17)の切換えスイッチ(25)の
4ビツトの出力が位相制御信号発生回路(27)に供給
される。位相制御信号発生回路(27)は、これに供給
される第1のクロック信号CK及び4ビツトの入力信号
に基づいて、上述の時間Ta、Tbが等しいか否かを示
す第1の位相制御信号XLOCK及び時間Taを長くす
る(第2のクロック信号VCOの周波数を下げる)か短
くする(第2のクロック信号VCOの周波数を上げる)
第2の位相制御信号FVCODWNを発生して進数制御
信号発生回路(28)に供給すると共に、第1の位相制
御信号XLOCKはタイミング制御信号発生回路(29
)にも供給する。これら第1及び第2の位相制御信号X
LOCに、FVCODWNの波形は図示せざるも、第1
のクロック信号CKに同期した信号である。
第1の位相制御信号XLOCKは、例えば低レベルのと
きは、T a = T b、即ちロック状態を示し、高
レベルのときは、Ta≠Tb、即ちアンロツタ状態を示
す。又、第2図の位相制御信号FVCODWNは、例え
ば高レベルのときは、第2のクロック信号vCOの周波
数を下げることを示し、低レベルのときは、第2のクロ
ック信号VCOの周波数を上げることを示す。
進数制御信号発生回路(28)は、第1のクロック信号
CK、位相制御信号発生回路(27)からの第1及び第
2の位相制御信号XLOCK 、 FVCOI)WN 
後述する可変進数カウンタ(30)からの信号FX2ν
及びタイミング制御信号発生回路(29)からのタイミ
ング信号TC(波形を図示せず)を受けて、その次段に
接続されている可変進数カウンタ(30)に例えば2ビ
ツトの進数制御信号MC(波形は図示せず)を供給して
その進数を制御する。
カウンタ(30)は、第1のクロック信号CKを計数し
て、キャリー信号として、第2のクロック信号VCO(
第3図B、D、F、H)の周波数の略2倍の周波数を有
し、第1のクロック信号CKの周期と同じパルス幅を有
する信号FX2V (第3図A、C,E、G)を発生す
る。そして、端子(30a)からの通常再生及び2倍速
再生モード切換え信号及び進数制御信号発生回路(2日
)からの進数制御信号MCによって、通常再生モード時
は、カウンタ(30)の進数が3.4.5の間で変化し
、2倍速再生尊−ド時は2.3.4の間で変化せしめら
れるように成されている。
クロック信号KC3可変進数カウンタ(30)からの信
号FX2V及びタイミング制御信号発生回路(29)か
らのタイミング制御信号5ELFRが、タイミング信号
発生回路(31)に供給される。このタイミング信号発
生回路(31)からのタイミング信号TM (波形を図
示せず)は、トグルフリップフロップ回路(32)に供
給される。このタイミング信号TM4よ、カウンタ(3
0)からの信号FX2Vの前エツジ又はパルス幅中心の
タイミングを有し、その両タイミングは、タイミング制
御信号発生回路(29)からのタイミング制御信号5E
LFHによって制御される。このタイミング制御信号発
生回路(29)は、クロック信号Cに、位相制御信号発
生回路(27)からの第1の位相制御信号χLOCK及
びカウンタ(30)からの信号FX2Vを受けて、上述
のタイミング制御信号5ELFRを発生する。
そして、出力端子(33)から、第2のクロック信号v
COが得られると共に、この第2のクロック信号VCO
が、上述の位相検出回路(13)の時間検出回路(14
)に供給される。
次に、第3図をも参照して、通常再生モード時の位相変
調回路(26)の動作を説明しよう。第3図A−Dは、
第2のクロック信号vCOの周波数を上げる、即ち時間
Taを短くする場合の動作を示し、第3図E−Hは、第
2のクロック信号vCOの周波数を下げる、即ち時間T
aを長くする場合の動作を示す。
次に、進数制御信号発生回路(28)の制御による、可
変進数カウンタ(30)の進数決定のルールを表にて示
す。
〔第1表〕 ここで、一つ前の状態とは、信号Fχ2v及び第2のク
ロックvCOの一つ前のパルスの位相状態を示す。ロッ
クは、時間Ta、TbがTa=Tbの状態を示し、アン
ロックは、Ta#Tbの状態を示す。「前」は、第2の
クロック信号vCOのエツジが、信号FX2Vの前エツ
ジと一致している状態を示し、「後」は、第2のクロッ
ク信号vCOのエツジが、信号Fχ2vのパルス幅の中
央と一致している状態を示す。アップは、第2の位相制
御信号FVCODWNが低レベルであることを示し、ダ
ウンは高レベルであることを示す。そして、この第1表
では、一つ前の状態及び第2の位相制御信号FVCOD
WNのアップ/ダウンによって、カウンタ(30)の進
数が決定されることを示している。
次に、タイミング制御信号発生回路(29)の制御によ
る、タイミング信号発生回路(31)よりのタイミング
信号TMのタイミングの決定ルールを表にて示す。
゛〔第2表〕 ここで、一つ前の状態を保持するとは、タイミング信号
TI’lの一つ前のタイミング、即ち第2のクロックv
COの前エツジのタイミングが、信号FX2Vの前エツ
ジ又はそのパルス幅の中央であったら、そのタイミング
をそのまま保持することをいう。
又、一つ前の状態を反転するとは、タイミング信号TH
の一つ前のタイミング、即ち第2のクロックvCOO前
エツジのタイミングが、信号FX2Vの前エツジ又はそ
のパルス幅の中央であったら、そのタイミングを夫々信
号FX2Vのパルス幅の中央又は前エツジに反転するこ
とを示す。
第3図AXBは、第2のクロック信号■COの周波数を
アップさせる場合であり、第1表に示すルールに従って
、カウンタ(30)の進数が変化すると共に、第2表に
示すルールに従って、タイミング信号発生回路(31)
からのタイミング信号TMのタイミング、即ち第2のク
ロック信号νCOのエツジのタイミングが変化する。そ
して、第2のクロック信号vCOをロック状態からアン
ロックのアップ状態に変化させるときは、カウンタ(3
0)の進数は、4進(ロック)から、4進(アンロソり
)及び3進(アンロック)に変化する。即ち、これは、
第2のクロック信号vCOをロック状態からアンロック
のアンプ状態に変化させるときは、カウンタ(30)は
実質的には、4進から3.5進に変化することを示す。
第3図C,Dも、第2のクロック信号VCOの周波数を
アンプさせる場合であり、第1表に示すルールに従って
、カウンタ(30)の進数が変化すると共に、第2表に
示すルールに従って、タイミング信号発生回路(31)
からのタイミング信号TMのタイミング、即ち第2のク
ロック信号vCOのエツジのタイミングが変化する。そ
して、第2のクロック信号vCOをロック状態からアン
ロックのアンプ状態に変化させるときは、カウンタ(3
0)の進数は、4進(ロック)から、3進(アンロック
)及び4進(アンロック)に変化する。即ち、これも、
第2のクロック信号vCOをロック状態からアンロック
のアップ状態に変化させるときは、カウンタ(30)は
実質的には、4進から3.5進に変化することを示す。
この第3図A、Bと、C,Dとでは、第2のクロック信
号vCOの最初のロック状態のときに、第2のクロック
信号vCOのエツジのタイミングが、信号FX2Vの前
エツジかそのパルス幅の中央であるかによって、ロック
からアンロックに移行したとき、4進、3進と変化する
か、3進、4進と変化するかの違いがある。そして、い
ずれの場合も、第2のクロック信号vCOの高レベル部
分及びそれに続く低レベル部分の時間幅は、第1のクロ
ック信号CKの周期の8倍から7倍に変化する。
第3図E、Fは、第2のクロック信号vCOの周波数を
ダウンさせる場合であり、第1表に示すルールに従って
、カウンタ(30)の進数が変化すると共に、タイミン
グ信号発生回路(31)からのタイミング信号TMのタ
イミング、即ち第2のクロック信号VCOのエツジのタ
イミングが変化する。
そして、第2のクロック信号vCOを、ロック状態から
アンロックのダウン状態に変化させるときは、カウンタ
(30)の進数は、4進(ロック)から、5進(アンロ
ック)及び4進(アンロック)に変化する。即ち、これ
は、第2のクロック信号vCOロック状態からアンロッ
クのダウン状態に変化させるときは、カウンタ(30)
は実質的には、4進から4.5進に変化することを示す
第3図G、Hも、第2のクロック信号VCOの周波数を
ダウンさせる場合であり、第1表に示すルールに従って
、カウンタ(30)の進数が変化すると共に、第2表に
示すルールに従って、タイミング信号発生回路(31)
からのタイミング信号付のタイミング、即ち第2のクロ
ック信号VCOのエツジのタイミングが変化する。そし
て、第2のクロック信号vCOを、ロック状態からアン
ロックのダウン状態に変化させるときは、カウンタ(3
0)の進数は、4進(ロック)から、4進(アンロック
)及び5進(アンロック)に変化する。即ち、これも、
ロック状態からアンロックのダウン状態に変化させると
きは、カウンタ(30)は実質的には、4進から4.5
進に変化することを示す。
この第3図E、Fと、G、Hとでは、第2のクロック信
号vCOの最初のロック状態のときに、第2のクロック
信号vCOのエツジのタイミングが、信号FX2Vの前
エツジかそのパルス幅の中央であるかによって、ロック
からアンロックに移行したとき、5進、4進と変化する
か、4進、5進と変化するかの違いがある。そして、い
ずれの場合も、第2のクロック信号vCOO高レベル部
分及びそれに続く低レベル部分の時間幅は、第1のクロ
ック信号CKの周期の8倍から9倍に変化する。
第4図は、PLL回路を従来のアナログPLLにて構成
した場合(同図B)と、本実施例のアナログPLL (
1) 、デジタルPLL (11)にて構成した場合(
同図A)との、デジタル信号処理回路における、コンパ
クトディスクの傷、ブラックドツトに対するブロックエ
ラーレイトを示し、これらは略同程度であることを示し
ている。ここで、第4図A、Bにおける横軸は時間(分
)、縦軸はブロックエラーレイト(1秒当たりのエラー
の個数)を示している。
第5図は、PLL回路を従来のアナログPLLにて構成
した場合(同図B)と、本実施例のアナログPLL (
1)及びデジタルPLL (11)にて構成した場合(
同図A)との、デジタル信号処理回路における、補間レ
イトを示し、PLL回路を本実施例のアナログPLL 
(1)及びデジタルPLL (11)にて構成した場合
(同図A)の方が、従来のアナログPLLにて構成した
場合(同図B)に比べて、バーストエラーが少ないこと
を示している。ここで、第5図A、Bにおける横軸は時
間(分)、縦軸は補間エラーレイト(1秒当たりのエラ
ーの個数)を示す。
上述のトグルフリップフロップ回路(32)は、分周比
が1/2の分周器であるが、これを任意の分周比の分周
器に置き換えることもできる。
上述せるPLL回路によれば、アナログPLL(1)及
びデジタルPLL (11)にて構成し、アナログPL
L (1)からの第1のクロック信号CKをデジタルP
LL (11)に供給して、このデジタルPLL (1
1)に供給されるデジタル信号に同期した第2のクロッ
ク信号vCOを得るように構成したから、第2のクロッ
ク信号vCOの周波数の温度による変化が少な(、回路
定数の無調整化が可能と成るものである。
又、上述したデジタルPLL (11)によれば、デジ
タル信号及び第2のクロック信号vCOの位相を検出す
るデジタル位相検出回路(13)、その比較出力の供給
されるデジタルフィルタ(17)及びそのフィルタ出力
の供給される位相変調回路(26)にて構成し、その位
相変調回路(26)は、可変進数カウンタ(30)を備
えているので、デジタル信号がPWM信号である場合に
、それに同期しそのクロック周波数を有するクロック信
号(第2のクロック信号> VCOを容易に得ることが
できると共に、デジタルPLL (11)に供給するク
ロック信号(第1のクロック信号) CKの周波数が比
較的低くても、クロック信号VCOの周波数精度を高く
することができる。又、第2のクロック信号VCOの信
号FX2Vに対する位相関係を、一つ前のパルスの位相
状態を基準にして、細かく変化させるようにしたので、
第2のクロック信号VCOの位相を高精度に制御するこ
とができる。
H発明の効果 上述せる第1の本発明によれば、基準クロック信号の周
波数を比較的低くしても、出力クロック信号の周波数精
度を高くすることができると共に、入力デジタル信号が
、出力クロック信号の周期の整数倍を以て、パルス幅が
変化するパルス幅変調信号(PWM信号)であっても、
容易にその出力クロック信号を得ることのできるデジタ
ルPLLを得ることができる。
第2の本発明によれば、第1の本発明の効果に加えて、
出力クロック信号の位相を高精度に制御することのでき
るデジタルPLLを得ることがでる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
及び第3図はその実施例の動作説明に供するタイミング
チャート、第4図及び第5図は夫々従来のアナログPL
L及びこの実施例のPLL回路を通用したデジタル信号
処理回路におけるブロックエラーレイト及び補間レイト
の特性曲線図である。 (1)はアナログPLL、(2)は基準発振器、(3)
は分周器、(4)は可変発振器、(5)は分周器、(6
)は位相比較器、(7)はローパスフィルタ(ループフ
ィルタ)、(11)はデジタルPLL、(12)はEF
M信号の入力端子、(13)はデジタル位相検出回路、
(14)は時間検出回路、(15)はカウンタ、(16
)はレジスタ、(17)はデジタルフィルタ(ループフ
ィルタ)、(18)は加算器、(19N)、(19D)
は係数ROM、(20)は切換えスイッチ、(21)は
加算器、(22)は遅延器、(23)は加算器、(24
N)、(24D)は利得ROM、(25)は切換えスイ
ッチ、(26)は位相変調回路、(27)は位相制御信
号発生回路、(28)は進数制御信号発生回路、(29
)はタイミング制御信号発生回路、(30)は可変進数
カウンタ、(31)はタイミング信号発生回I2L、(
32)はトグルフリ・ノブフロ・ノブ回路(分周器)で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力デジタル信号及び出力クロック信号間の位相を
    検出するデジタル位相検出回路と、 該デジタル位相検出回路からの検出出力が供給されるデ
    ジタルループフィルタと、 該デジタルループフィルタの出力が供給されるデジタル
    位相変調回路とを有し、 該デジタル位相変調回路は、基準クロック信号を計数し
    、上記デジタルループフィルタの出力に基づいて進数の
    変化する可変進数カウンタを備え、該可変進数カウンタ
    のキャリー出力に基づいて、上記出力クロック信号を出
    力するようにしたことを特徴とするデジタルPLL。 2、入力デジタル信号及び出力クロック信号間の位相を
    検出するデジタル位相検出回路と、 該デジタル位相検出回路からの検出出力が供給されるデ
    ジタルループフィルタと、 該デジタルループフィルタの出力が供給されるデジタル
    位相変調回路とを有し、 該デジタル位相変調回路は、基準クロック信号を計数し
    、上記デジタルループフィルタの出力に基づいて進数の
    変化する可変進数カウンタと、該可変進数カウンタのキ
    ャリー出力が供給されてタイミング信号を発生するタイ
    ミング信号発生回路と、該タイミング信号発生回路から
    のタイミング信号が供給される分周器とを有し、上記デ
    ジタルループフィルタの出力に基づいて上記タイミング
    信号の発生タイミングを制御するようになし、上記分周
    器から上記出力クロック信号を出力するようにしたこと
    を特徴とするデジタルPLL。
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JPH03109818A (ja) * 1989-09-25 1991-05-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル位相比較器
US6238948B1 (en) 1999-03-03 2001-05-29 Intel Corporation Controlled collapse chip connection (C4) integrated circuit package that has a fillet which seals an underfill material
JP2013536621A (ja) * 2010-07-19 2013-09-19 アナログ ディヴァイスィズ インク デジタル位相ロックループクロックシステム

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