JP3398393B2 - Pll回路および信号処理装置 - Google Patents

Pll回路および信号処理装置

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JP3398393B2 JP20246691A JP20246691A JP3398393B2 JP 3398393 B2 JP3398393 B2 JP 3398393B2 JP 20246691 A JP20246691 A JP 20246691A JP 20246691 A JP20246691 A JP 20246691A JP 3398393 B2 JP3398393 B2 JP 3398393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、HDTV方式
のVTRのように、2つ以上の基準クロックが必要な場
合に用いて好適なPLL回路に関する。
【0002】
【従来の技術】互いに位相が所定の関係に保たれる複数
の周波数の基準クロックが必要とされる場合がある。例
えば、HDTV(高品位テレビジョン)方式のVTRで
は、入力ビデオ信号がディジタル化され、時間軸処理さ
れて記録/再生される。また、オーディオ信号は、ディ
ジタル化されて記録/再生される。このため、HDTV
方式のVTRでは、ビデオ信号のディジタル処理用の基
準クロックと、オーディオ信号のディジタル信号処理用
のクロックの2つの異なる周波数の基準クロックが必要
とされる。ビデオ信号処理用のクロックの周波数は例え
ば44.55MHzであり、オーディオ信号処理用のク
ロックの周波数は例えば48kHzである。そして、こ
れら2つの基準クロックは、その位相が所定の関係とな
る必要がある。
【0003】このように、互いに位相関係が所定の関係
にある2つの基準クロックを発生するクロック発生回路
として、従来、図5に示すようなPLL回路が用いられ
る。図5において、入力端子101に、クロックYCK
が供給される。このクロックYCKは、ビデオ信号を処
理する際の基準クロックであり、クロックYCKは例え
ば44.55MHzである。クロックYCKが分周回路
102に供給される。分周回路102には、端子103
からフレームパルスFPが供給される。分周回路102
で、入力端子101からのクロックYCKが(1/74
25)分周される。分周回路102からは、周波数6k
HzのクロックCK11が出力される。このクロックC
K11が位相比較回路103に供給される。
【0004】一方、VCO104からは、中心周波数が
24.576MHzのクロックCK12が出力される。
このVCO104からのクロックCK12が分周回路1
05に供給される。分周回路105で、このクロックC
K12が(1/512)分周される。また、この分周回
路105から、オーディオ信号処理用の基準クロックL
RCK(48kHz)、WCK(96Hz)、BCK
(3072kHz)が得られる。これらのオーディオ信
号処理用のクロックLRCK、WCK、BCKが出力端
子106、107、108から夫々出力される。
【0005】分周回路105で、周波数24.576M
HzのVCO104の出力が(1/512)分周され、
周波数48kHzのクロックCK13が得られる。この
クロックCK13が分周回路109に供給される。分周
回路109で、このクロックCK13が(1/8)分周
され、分周回路109からは、周波数6kHzのクロッ
クCK14が出力される。このクロックCK14が位相
比較回路103に供給される。
【0006】位相比較回路103で、分周回路102か
らのクロックCK11と、分周回路107からのクロッ
クCK14とが位相比較される。この位相比較出力がロ
ーパスフィルタ110を介して、VCO104に供給さ
れる。VCO104の発振周波数がこのローパスフィル
タ110を介して与えられる位相誤差信号により制御さ
れる。このような位相制御ループにより、図6に示すよ
うに、ビデオ信号処理用のクロックYCKの位相と、オ
ーディオ信号処理用のクロックLRCKの位相とを所定
の関係とすることができる。なお、図6Aはフレームパ
ルスFPを示し、図6Bはビデオ信号処理用のクロック
YCKを示し、図6Cはオーディオ信号処理用のクロッ
クLRCKを示している。
【0007】上述の図5に示すPLL回路では、位相比
較回路103で、周波数6kHzのクロックCK11及
びCK14の位相比較を行っている。PLLでは、位相
比較周波数が低いと、ロック時間が長くかかる。このよ
うな6kHzの位相比較では、例えばVCO104を水
晶振動子を用いたVCXOの構成とすると、最大2秒以
上のロック時間がかかってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ロック時間を短縮する
ためには、位相比較回路103で比較する周波数は、な
るべく高い周波数に設定することが望ましい。従来のP
LL回路では、6kHzの位相比較を行っているため
に、ロック時間が長くかかっているという問題がある。
【0009】ところが、従来のPLLでは、分周回路と
してカウンタを用いているので、分周回路が整数分の1
の分周比にしか設定できない。このため、位相比較周波
数を自由に選定できない。つまり、HDTV方式では、
ビデオ信号処理用のクロックとして周波数44.55M
HzのクロックYCKが必要とされ、オーディオ信号処
理用のクロックとして周波数48kHzのクロックLR
CKが必要とされる。この場合、7425と8とが互い
に素となるから、分周回路102及び109の分周比を
夫々(1/7425)及び(1/8)に設定すると、位
相比較周波数が最も高くなり、この時の位相比較周波数
が6kHzとなる。
【0010】したがって、この発明の目的は、位相比較
周波数を高く設定でき、ロック時間を短縮できるPLL
回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、一定の周期
的な変動成分を有するクロックを発生し、一定の周期的
な変動成分を有するクロックとVCOの出力信号とを位
相比較し、位相比較出力に応じてVCOを制御するよう
にしたことを特徴とするPLL回路である。
【0012】
【作用】所定の時間軸変動成分を含むようにすることに
より、分周回路12で整数比以外の分周比が設定され
る。このため、PLLを構成した時の位相比較周波数を
上げることができ、ロック時間を短縮できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。この発明は、例えばHDTV方式のVT
Rにおいて、ビデオ信号処理用の基準クロックとオーデ
ィオ信号処理用の基準クロックとを発生するクロック発
生回路に用いて好適である。先ず、このようなHDTV
方式のVTRについて説明する。
【0014】図2は、HDTV方式のVTRの一例を示
すものである。図2において、1はビデオ信号処理回
路、2はオーディオ信号処理回、3はビデオ信号処理用
のクロックYCKを発生するクロック発生回路、4はオ
ーディオ信号処理用のクロックLRCKを発生するPL
Lである。
【0015】記録時には、入力端子5にHDTV方式の
ビデオ信号が供給される。このビデオ信号がA/Dコン
バータ6に供給される。A/Dコンバータ6で、入力ビ
デオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ6の
出力がビデオ信号処理回路1に供給される。ビデオ信号
処理回路1で、入力ビデオ信号が時間軸処理され、2チ
ャンネル化される。また、入力端子8にオーディオ信号
が供給される。このオーディオ信号がA/Dコンバータ
9に供給される。A/Dコンバータ9で、入力オーディ
オ信号がディジタル化される。このオーディオ信号がオ
ーディオ信号処理回路2に供給される。オーディオ信号
処理回路2で、入力ディジタルオーディオ信号が所定の
フォーマットでコード化される。ビデオ信号処理回路1
の出力及びオーディオ信号処理回路2の出力がヘッド7
に供給される。ヘッド7により、ビデオ信号及びオーデ
ィオ信号が記録される。
【0016】再生時には、ヘッド7からの再生信号がビ
デオ信号処理回路1に供給されると共に、オーディオ信
号処理回路2に供給される。ビデオ信号処理回路1で、
再生ビデオ信号が時間軸処理される。ビデオ信号処理回
路1の出力がD/Aコンバータ10に供給される。D/
Aコンバータ10の出力が出力端子11に供給される。
出力端子11から再生ビデオ信号が得られる。オーディ
オ信号処理回路2で、再生オーディオ信号がデコードさ
れる。オーディオ信号処理回路2の出力がD/Aコンバ
ータ12に供給される。D/Aコンバータ12の出力が
出力端子13に供給される。出力端子13から再生オー
ディオ信号が得られる。
【0017】入力ビデオ信号中のフレームパルスFPが
入力端子5からクロック発生回路3に供給される。クロ
ック発生回路3で、フレームパルスFPと所定の位相関
係にあるビデオ信号処理用の基準クロンクYCK(周波
数44.55MHz)が形成される。この基準クロック
YCKがA/Dコンバータ6、D/Aコンバータ10及
びビデオ信号処理回路1に供給される。
【0018】また、このクロックYCKがPLL回路4
に供給される。PLL回路4で、オーディオ信号処理用
の基準クロックLRCKが形成される。このオーディオ
信号処理用の基準クロックLRCKは、ビデオ信号処理
用の基準クロックYCKと所定の位相関係にある。この
基準クロックLRCK(周波数48kHz)がA/Dコ
ンバータ9、D/Aコンバータ12及びオーディオ信号
処理回路2に供給される。
【0019】この発明の一実施例は、上述のHDTV方
式のVTRにおけるPLL4に用いて好適である。この
PLL回路4は、ビデオ信号処理用のクロックYCKか
ら、それと所定の位相関係にある基準クロックLRCK
を形成する。図1は、この発明の一実施例を示すもので
ある。
【0020】図1において、入力端子11に、ビデオ信
号処理用の基準クロックYCK(周波数44.55MH
z)が供給される。この基準クロックYCKが分周回路
12に供給される。分周回路12には、端子13からフ
レームパルスFPが供給される。分周回路12は、基準
クロックYCKを(1/928.125)相当だけ分周
する。分周回路2で、基準クロックYCKが(1/92
8.125)相当だけ分周され、周波数48kHzのク
ロックCK2が分周回路12から出力される。このクロ
ックCK2が位相比較回路14に供給される。
【0021】なお、後に詳述するように、この分周回路
12から出力されるクロックCK2には、所定のパター
ンの時間軸変動成分が含まれる。この分周回路12の構
成については、後に詳述する。
【0022】VCO15からは、中心周波数が24.5
76MHzのクロックCK3が出力される。このVCO
15の出力が分周回路16に供給される。分周回路16
は、VCO15の出力を(1/512)分周する。この
分周回路16は、カウンタで構成することができる。分
周回路16で、VCO15の出力が(1/512)分周
され、周波数48kHzのクロックCK4が分周回路1
6から出力される。このクロックCK4がオーディオ信
号の基準クロックとして端子17から出力されると共
に、位相比較回路14に供給される。また、分周回路1
6からは、オーディオ信号処理用のクロックWCK及び
BCKが得られる。これらのオーディオ信号処理用のク
ロックWCK及びBCKが端子18及び19から出力さ
れる。
【0023】位相比較回路14で、分周回路12の出力
クロックCK2の位相と分周回路16の出力クロックC
K4の位相とが比較される。この比較出力がローパスフ
ィルタ17を介してVCO15に供給される。VCO1
5の発振周波数がこのローパスフィルタ17介して与え
られる位相比較出力により制御される。
【0024】このようなPLL回路では、位相比較回路
14で、周波数48kHzの位相比較を行っている。従
来では6kHzの位相比較を行っていたのに対して、こ
の発明の一実施例では、このように周波数48kHzの
位相比較を行っているため、従来に比べてロック時間を
速くすることができる。
【0025】図3は、分周回路2の具体的構成を示すも
のである。この分周回路2は、整数比以外の分周比(1
/928.125)を設定できるものである。図3にお
いて、入力端子20にビデオ処理の基準クロックYCK
が供給される。入力端子20からの基準クロックYCK
がカウンタ24のクロック入力端子及びJKフリップフ
ロップ26のクロック入力端子に供給される。
【0026】入力端子21にフレームパルスFPが供給
される。入力端子21からのフレームパルスFPがエッ
ジ検出回路22に供給される。エッジ検出回路22で、
フレームパルスFPの例えば立ち上がりエッジが検出さ
れる。このエッジ検出回路22の出力がORゲート23
の一方の入力端に供給される。ORゲート23の出力が
カウンタ24のリセット端子に供給される。
【0027】カウンタ24は、13ビットのカウンタで
あり、入力端子20からの基準クロックYCKをカウン
トする。カウンタ24の出力がデコーダ25に供給され
る。デコーダ25は、カウンタ24が所定の値に達する
毎に2つの出力パルスP1及びP2を発生する。パルス
P1は、カウンタ24のカウント値が928、185
6、2784、3713、4641、5569、649
7、7424に達する毎に発生される。また、パルスP
2は、カウンタ24のカウント値が464、1392、
2320、3248、4177、5105、6033、
6961に達する毎に発生される。また、カウンタ24
のカウント値が7424に達すると、デコーダ25から
はリセットパルスSRが出力される。
【0028】デコーダ25から出力されるパルスP1が
JKフリップフロップのJ端子に供給される。デコーダ
25から出力されるパルスP2がJKフリップフロップ
26のK端子に供給される。JKフリップフロップ26
の出力が出力端子27から出力される。この出力端子2
7から、基準クロックYCKを(1/928.125)
相当分周したクロックCK2が得られる。
【0029】入力端子21に図4Aに示すようにフレー
ムパルスFPが供給され、このフレームパルスFPがO
Rゲート23を介してカウンタ24のリセット端子に供
給される。このフレームパルスFPの立ち上がり時点t
で、図4Bに示すように、カウンタ24がリセットさ
れる。それから、図4Bに示すように、カウンタ24で
基準クロックYCKがカウントされ、カウンタ24がア
ップカウントされる。
【0030】カウンタ24のカウント値が464に達す
る時点tiでは、図4Dに示すように、パルスP2がハ
イレベルになる。このため、JKフリップフロップ26
のJ入力が0でK入力が1になり、図4Eに示すよう
に、JKフリップフロップ26の出力がローレベルにな
る。カウンタ24のカウント値が928に達する時点t
βでは、図4Cに示すように、パルスP1がハイレベル
になる。このため、JKフリップフロップ26のJ入力
が1でK入力が0になり、図4Eに示すように、JKフ
リップフロップ26の出力がハイレベルになる。
【0031】以下、カウンタ24のカウント値が139
2、2320、3248、4177、5105、603
3、6961に達する毎にパルスP2が出力されてJK
フリップフロップ26の出力がローレベルになり、カウ
ンタ24のカウント値が928、1856、2784、
3713、4641、5569、6497、7424に
達する毎にパルスP1が出力されてJKフリップフロッ
プ26の出力がハイレベルになる。カウンタ24のカウ
ント値が7424に達する時点tiで、デコーダ25
からリセット信号SRが出力され、カウンタ24がリセ
ットされる。したがって、JKフリップフロップ26か
らは、図4Eに示すようなクロックが得られる。
【0032】図4Bに示すように、パルスP1は、92
8、928、928、929、928、928、92
8、928間隔毎に発生される。このパルスP1の間隔
が出力クロックの周期に相当する。パルスP1は、8回
のうちの7回が928間隔毎で、1回が929間隔で出
力される。したがって、928、125相当の分周が行
なえることになる。この場合、パルスP1が929間隔
で発生させる時点t〜t£の周期では、分周比が92
8、125より大きくなり、他の周期では、分周比が9
28、125より小さくなる。このため、6kHzの時
間軸変動成分を持つことになる。
【0033】図1で示したように、位相比較回路14で
は、このように時間軸変動成分を持つ分周回路12から
のクロックCK2と、VCO5から分周回路6を介され
ロックCK4とが位相比較される。このため、位相
比較回路4の出力には、図4Fに示すように、周波数6
kHzの成分が生じる。この周波数6kHzの成分は、
ローパスフィルタ17により除去される。
【0034】なお、上述の実施例では、位相比較回路の
基準入力側に一定の周期的な変動成分を有するクロック
を供給しているが、位相比較回路のフィードバック側に
ジッタを有するクロックを供給するようにしても良い。
また、位相比較回路の基準入力側とフィードバック側の
双方にジッタを有するクロックを供給するようにしても
良い。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、所定の時間軸変動成
分を含むようにすることにより、分周回路12で整数比
以外の分周比が設定できる。このため、PLLを構成し
た時の位相比較周波数を上げることができ、ロック時間
を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明が用いられるHDTV方式のVTRの
一例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施における分周回路の一例のブ
ロック図である。
【図4】この発明の一実施の説明に用いるタイミング図
である。
【図5】従来のPLL回路の一例のブロック図である。
【図6】従来のPLL回路の一例の説明に用いるタイミ
ング図である。
【符号の説明】
12,16 分周回路 14 位相比較回路 15 VCO 24 カウンタ 25 デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−53520(JP,A) 特開 昭61−109324(JP,A) 特開 平3−70287(JP,A) 特開 昭56−74803(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に応じて発振周波数が変化する
    VCOと、 入力されたビデオ信号用のクロックを分周する第1の分
    周手段と、 上記VCOの出力信号のクロックを分周する第2の分周
    手段と、 上記第1の分周手段により分周された上記入力されたビ
    デオ信号のクロックの位相と、上記第2の分周手段によ
    り分周された上記VCOの出力信号のクロックの位相と
    を比較する位相比較手段と、 上記位相比較手段の出力の低域成分を抽出して上記VC
    Oに供給するローパスフィルタとを有し、 上記第1の分周手段及び上記第2の分周手段の分周比
    は、上記第1の分周手段により分周された上記入力され
    たビデオ信号のクロックの周波数と、上記第2の分周手
    段により分周された上記VCOの出力信号のクロックの
    周波数とが互いに対応するように設定すると共に、 上記第1の分周手段又は上記第2の分周手段のうちの少
    なくとも一方の分周手段は、時間軸変動成分を有するク
    ロックを出力するようにして、整数比以外の分周比を設
    定できるようにし、 上記位相比較手段の出力により上記VCOを制御し、上
    記VCOの出力信号に基づいて、上記ビデオ信号用のク
    ロックに同期したオーディオ信号用のクロックを生成す
    るようにしたPLL回路。
  2. 【請求項2】 上記第1の分周手段又は上記第2の分周
    手段のうちの少なくとも一方の分周手段は、 その入力クロックをカウントするカウンタを備え、 設定された分周比のクロックの周期より僅かに大きい周
    期に対応する第1のカウント値と、上記設定された分周
    比のクロックの周期より僅かに小さい周期に対応する第
    2のカウント値を設定し、 上記カウンタの値が上記第1のカウント値だけ増加した
    ことを検出して第1の周期のクロックを発生し、上記第
    2のカウント値だけ増加したことを検出して第2の周期
    のクロックを発生し、 上記第1の周期のクロックと上記第2の周期のクロック
    とを上記設定された分周比に基づいて合成して時間軸変
    動成分を有するクロックを生成することで、上記入力ク
    ロックを整数比以外の分周比で分周する ようにした請求
    項1に記載の PLL回路。
  3. 【請求項3】 上記時間軸変動分を、上記ローパスフィ
    ルタで除去するようにした請求項1に記載のPLL回
    路。
  4. 【請求項4】 制御信号に応じて発振周波数が変化する
    VCOと、 入力されたビデオ信号用のクロックを分周する第1の分
    周手段と、 上記VCOの出力信号のクロックを分周する第2の分周
    手段と、 上記第1の分周手段により分周された上記入力されたビ
    デオ信号のクロックの位相と、上記第2の分周手段によ
    り分周された上記VCOの出力信号のクロックの位相と
    を比較する位相比較手段と、 上記位相比較手段の出力の低域成分を抽出して、上記低
    域成分が抽出された位相比較手段の出力を上記VCOに
    供給するローパスフィルタとを有し、 上記第1の分周手段及び上記第2の分周手段の分周比
    は、上記第1の分周手段により分周された上記入力され
    たビデオ信号のクロックの周波数と、上記第2の分周手
    段により分周された上記VCOの出力信号のクロックの
    周波数とが互いに対応するように設定すると共に、 上記第1の分周手段又は上記第2の分周手段のうちの少
    なくとも一方の分周手段は、時間軸変動成分を有するク
    ロックを出力するようにして、整数比以外の分周比を設
    定できるようにし、 上記位相比較手段の出力により上記VCOを制御し、上
    記VCOの出力信号に基づいて、上記ビデオ信号用のク
    ロックに同期したオーディオ信号用のクロックを生成す
    るようにした PLL回路と、 上記PLL回路から出力されるオーディオ信号用のクロ
    ックが入力されるオーディオ信号処理回路と、 上記ビデオ信号用のクロックが入力されるビデオ信号処
    理回路とを備えるようにした信号処理装置。
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