JPS6326654A - ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法

Info

Publication number
JPS6326654A
JPS6326654A JP17042786A JP17042786A JPS6326654A JP S6326654 A JPS6326654 A JP S6326654A JP 17042786 A JP17042786 A JP 17042786A JP 17042786 A JP17042786 A JP 17042786A JP S6326654 A JPS6326654 A JP S6326654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver halide
photographic
drying
layer
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17042786A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Kawame
川目 範男
Hideo Oota
太田 秀夫
Ichiro Oi
一郎 大井
Minoru Ishikawa
石川 實
Noboru Yamanashi
山梨 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP17042786A priority Critical patent/JPS6326654A/ja
Publication of JPS6326654A publication Critical patent/JPS6326654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/74Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はハロゲン化以写真感光材料の製造方法に関し、
詳しくは、支持体に写真用塗布液を塗布し、次いでこれ
を乾燥した後の半製品(いわゆるロール状態)の膜物性
および写真特性が優れ、かつ幅手方向および長手方向に
対し膜物性および写真特性の変動がないハロゲン化銀写
真感光材料の製造方法に関する。
[発明の背量1 写真材料を形成する種々の写g層、例えばハロゲン化銀
乳剤層、ハレーション防止層、バッキング層、フィルタ
ー層、中間層、下塗層、保護層、銀錯塩拡散転写法に用
いられる受像層等は通常保護コロイドとしてゼラチン、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド等の種々の
親水性コロイドが使用される。ゼラチンを含むかがる写
真層は、pH或いは温度の異なる種々の水溶液で処理さ
れるが、ゼラチン硬化剤(以下、単に「硬膜剤」という
。)による処理を受けていないゼラチンを含む写真層の
物理特性はゼラチンの物性に依存する。
その結果、耐水性に乏しく、水溶液中で過度に膨潤し、
機械的強度が非常に弱くなり、特に30゛C以上の高温
の水溶液や高アルカリ水溶液中においては、極端な場合
には、ゼラチンを含む写真層が溶解して流出することさ
えみられた。
このような物性を写真層が有することは、写真感光材料
として致命的なことであるため、硬膜剤により写真層の
処理をおこなうのが一般的である。
ゼラチンを硬化して、ゼラチンを含む写真層の耐水性、
耐熱性及び耐傷性等の機械的強度を高めるための硬膜剤
としては従来上り種々の化合物が提案され、用いられて
いる。
これらの硬膜剤は通常、写真層塗液を支持体上に塗布す
る前に塗液に添加され、塗布層が塗布、乾燥さhて巻き
取られる。vl布、乾燥直後における写真塗膜は、通常
硬膜剤がパイングーと未反応状態で残っており膜強度も
写真処理に十分に耐え得るものとはなっていない、これ
ら未反応の硬膜剤は写真層の塗布・乾燥後も反応が進行
するので写真材料が製品出荷されるまで長期間放置すれ
ば、写真処理に耐え得る膜強度となるが、このような長
期期間放置では硬膜剤の反応のコントロールが出来ず、
又写真特性の経時による劣化が生じるという不都合があ
る。
また一方近年高まる、ハロゲン化銀写真感光材料をスモ
ール7オーマツト化の*晴に対応するため、DIRカプ
ラーを多用して画質を向上している。このDIRカプラ
ーとしては、米国特許3,227.554号、同3,7
01.783号、同 3,815,506号、同3.6
17.29を号などに記載の化合物やこれらの化合物を
更に改良したものとして特公昭55−34933号に記
載の化合物が知られている。DIRカプラーは周知の如
く、エツジ効果による色像の鮮鋭度の向上、重層効果に
よる色再現の向上のために用いられるが、反面感光材料
の製造後、使用されるまでに長期間保存される間に前記
のカプラーを含有するハロゲン化銀写真風光材料では保
存中のカブリの増加や粒状性、鮮鋭度、色再現性の劣化
があり、実用上問題のある場合があった。
特に、写真層塗液を支持体上に塗布し、乾燥されて巻き
取られ更に製品として出荷されるまで長期間放置される
期間に、経時による、性能劣化のみならず、塗布、乾燥
後の半製品の状!A(いわゆるロール状態)では、10
一ル単位毎、更には、10一ル単位内での長手方向、幅
手方向に対し性能に相違が生じるという現象か起きる。
しかも、当業界においては写真感光材料の製造に際して
は、生産性向上を目的として、塗布、乾燥の生産スピー
ドを上げ、塗布支持体の長さ、幅を従来に比べて大さく
という方法を採用してきているが、このような生産技術
の遂行は一方で、前述の問題を更に助長するものである
[発明の目的1 従って本発明の目的は、ハロゲン化銀写真感光材料を製
造後の半製品(いわゆるロール状態)の耐傷性およVi
t水性の膜物性に優れ、かつカプリの写真特性に優れ、
特にこれらの膜物性および写真特性が幅手方向および長
手方向に対して変動のないハロゲン化銀写真感光材料の
製造方法を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の目的は、支持体に少なくとも1層の感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層を塗布し、次いでこれを乾燥するハロゲ
ン化銀写真感光材料の製造方法において、平均乾量に基
いて300重量%以下の水分を湿球温度10〜25°C
かっ相対湿度35〜60%の空気で乾燥し、さらに乾球
温度35〜50℃かつ相対湿度40〜60%の空気雰囲
気で加熱処理するハロゲン化銀写真感光材料の製造方法
によって達成された。
[発明の兵体的構成] 本発明の製造方法において、平均乾量に基いて特休に塗
布された、例えばハロゲン化銀乳剤層、ゼラチン含有保
fillなどの各層の水分の総和で示される含水率が、
 (含有水分重量/支持体上固形分重量)X100≦3
00であることをいう。平均乾量300%の値は乾燥の
分野でいう恒率乾燥周間から減率乾燥期間に移行する限
界含水率付近の値であるが、本発明において平均乾i 
300%以下の水分を乾燥するとは、減率乾燥期間のみ
でなく、これに続く調湿期間をも含むものである。
平均乾量300%以下の水分に対する乾燥条件としては
、乾燥空気の相対湿度が35%未満では、乾燥される感
光材料のカール(曲面性)が、支持体と保護コロイドか
ら成るハロゲン化銀乳剤層との極端な水分差によって、
者しく増大し、搬送系内のvtrllに接触し、スリキ
ズの発生を伴なう、−方、60%を越えるとカプリが高
くなる他、いわゆる感光材料同志のクツツキを起こす。
平均乾fi300以下の水分に対し、前記相対湿度35
〜60%の乾燥空気で乾燥するのみでは、その後の保存
条件・期間によって、写真性能が劣化したり、ロール状
感光材料の幅手方向、長手方向に対する性能変動を起す
ため、更にこの感光材料を乾球温度35〜50℃、相対
湿度40〜60%の空気雰囲気で加熱処理することによ
り、本発明の効果が得られる。また、加熱処理条件とし
ては、乾球温度38〜45℃、相対湿度45〜55%の
空気雰囲気が好ましい。
乾燥後に行なう前記条件の加熱処理は、乾燥後に引き続
いて行ってもよいし、ある期間が経過してから行なって
もよいが、乾燥後短期間で加熱処理に入ることが好まし
い、また加熱処理条件は、使用する保護コロイドの硬膜
剤の種別や添加量等によって適宜決定しなければならな
いが、乾球温度が50°Cを越えるとロール状に巻かれ
た感光材料の形態によっては、吸熱容量の相違する部分
があるためハロゲン化銀乳剤の写真性能の変動を招き、
また相対湿度についても、60%を越えると感光材料同
志のクツツキを起こし使用に酊えず、40%未満では感
光材料の配置状態、着装形態による通気性の相違によっ
て変動を招く。
この加熱処理は、写真感光材料を塗布・乾燥後の半製品
(いわゆるロール状fi)で、期間として数時間から数
日と、広範囲にとりうる。Jにロール状では充分に高く
、安定した硬膜物性を得るため、また安定した写真特性
を得るため5日〜10日間が好ましい。
本発明において、写真感光材料を加熱処理する方法は、
ロール状の写真感光材料を均一に加熱できる方法であれ
ばいかなる方法を用いてもよい。
例えば写真感光材料を加熱処理する加熱室全体を上記加
熱処理条件に調節して行ってもよいし、加熱媒体で写真
感光材料を覆って行ってもよい、加熱媒体としては発熱
プレート、発熱フィル、発熱器と熱伝導性金属との組合
せ、熱伝導性液体等の流動体を内包する熱伝導性金属製
の覆い等を用いろことができ、その他の加熱媒体であっ
てもよい。
本発明に用いるハロゲン化銀写真感光材料について以下
に説明する。
ハロゲン化銀乳剤には、へロデン化銀として臭化銀、沃
臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀および塩化銀
等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意のものを
用いることができるハロゲン化銀乳剤に用いられるハロ
ゲン化銀粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法のい
ずれで得られたものでもよい、該粒子は一時に成長させ
てもよいし、種粒子をつくった後成長させてもよい0種
粒子をつくる方法と成長させる方法は同じであっても、
異なってもよい。
ハロゲン化銀乳剤はへロデン化物イオンと銀イオンを同
時に混合しても、いずれか一方が存在する液中に、他方
を混合してもよい、また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長
速度を考慮しつつ、へロデン化物イオンと銀イオンを混
合釜内のpH19AMをフンFロールしつつ逐次同時に
添加することにより生成させてもよい、この方法により
、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化
銀粒子が得られる。AaX の形成の任意の工程でコン
バージ1ン法を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させ
てもよい。
ハロゲン化銀粒子の成長時にアンモニア、チオエーテル
、チオ尿素等の公知のハロゲン化i溶閘を存在させるこ
とができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子を形成する過程及び/又は成
長させる過程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩(錯塩を含む)、ロジウム塩(錯塩
を含む)及び鉄塩(錯塩を含む)から選ばれる少なくと
も1種を用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/
又は粒子表面にこれらの金属元素を含有させることがで
き、また適当な還元的雰囲気におくことなより、粒子内
部及び/又は粒子表面に還元増感核を付与できる。
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に不要な可溶性1顕を除去してもよいし、あるいは含有
させたままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサ
ーチ・ディスクロツヤ−(Research Disc
losure以下RDと略す) 17643号■項に記
載の方法に基づいて行うことができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化i組成が異なるコア/シェル粒子であっても
よい。
ハロゲン化銀粒子は、潜住が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的な結晶形を持つものでもよいし、球状や板状の
ような変則的な結晶形を持つものでもよい、これらの粒
子において、11001面と+1111面の比率は任意
のものが使用できる。又、これら結晶形の複合形を持つ
ものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合されてもよい
、ハロゲン化銀粒子のサイズとしては0.05〜30μ
、好ましくは0.1〜20μのものを用いる。
ハロゲン化銀乳剤は、いがなる粒子サイズ分布を持つも
のを用いても構わないつ粒子サイズ分布の広い乳剤(多
分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイズ分布
の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。ここでいう単分散乳
剤とは、粒径の分布の標準偏差を平均粒径で割ったとき
に、その値が0.20以下のものをいう。ここで粒径は
球状のハロゲン化銀の場合はその直径を、球状以外の形
状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像に換算し
たときの直径を示す、)を単独又は数P、類混合しても
よい、又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いても
よい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感することがで
きる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元増感法、
金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単
独で又は組み合わせて用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色素として
知られている色素を用いて、所望の波長域に光学的に増
感できる。増感色素は単独で用いてもよいが、2a以上
を岨み合わせて用いてもよい、増感色素とともにそれ自
身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視光を実質
的に吸収しない化合物であって、増感色素の増感作用を
強める強色増感剤を乳剤中に含有させてもよい。
増感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色素、
複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ
−シアニン色素、ヘミシアニン色素、ステリル色素およ
びヘミオキサ/−ル色素が用いられる。
ム・人〒、jに色 LL+、:−ユニ ハロゲン化銀IL剤には、感光材料の製造工程、保存中
、あるいは写真処理中のカブリの防止、又は写真性能を
安定に保つことを目的として化学熟成中、化学熟成の終
了時、及び/又は化学熟成の終了後、ハロゲン化銀乳剤
を塗布するまでに、写真業界においてカブリ防止剤又は
安定剤として知られている化合物を加えることができる
ハロゲン化銀乳剤のバイングー (又は保護コロイド)
としては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、ゼラチ
ン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトガリマー、
それ以外の蛋白質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一
あるいは共重合体の如き合成親水性高分子物質等の親水
性コロイドも用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真?L剤層、そ
の他の親水性コロイド層は、バイングー(又は保護コロ
イド)分子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤を1種又
は2種以上用いることにより硬膜することができる。硬
膜剤は、処理液中に硬膜剤を加える必要がない程度に感
光材料を硬膜できる量添加することができるが、処理液
中に硬膜剤を加えることら可能である。
例元ばアルデヒド類、(ホルムアルデヒド、グリオキサ
ール、ゲルタールアルデヒドなど)、N−7チロ一ル化
合物(ツメチロール尿素、メチロールノメチルヒグント
インなど)、ジオキサン誘導体(2,3−ノヒドロキシ
シオキサンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−)
リアクリロイル−へキサヒドロ−8−トリ7ノン、1,
3−ビニルスルホニル−2−プロパツールなど)、in
ハロゲン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−
5−)す7ジンなど)、ムコハロゲンI!i2M(ムコ
クロル酸、ムコ7エ7キシクロル酸など)、などを単独
または組み合わせて用いることができる。
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又は他の親水性コ
ロイド層には柔軟性を高める目的で可塑剤を添加できる
。好ましい可塑剤は、RD 17643号のn項のAに
記載の化合物である。
感光材料の写真乳剤層その池の親水性コロイド層には寸
度安定性の改良などを目的として、水不溶性又は難溶性
合成ポリマーの分散物(ラテックス)を含有させること
ができる。
例えばアルキル(ツタ)7クリレート、フルコキシアル
キル(メタ)アクリレート、グリシツル(メタ)7クリ
レート、 (メタ)アクリルアミド、ビニルエステル(
例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィン、
スチレンなどの単独もしくは組合せ、又はこれらとアク
リル酸、メタクリル酸、a、β−不飽和ノカルボン酸、
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スルホアル
キル(メタ)7クリレート、スチレンスルホン酸等の組
合せを単量体成分とするポリマーを用いることができる
感光材料の乳剤層には、発色現像処理において、芳香I
S、第1級アミン親アミン現像剤p−フェニレンノアミ
ン誘導体や、アミノ7工7−ル誘導体など)の酸化体と
カップリング反応を行い色素を形成する色素形成カプラ
ーが用いられる。該色素形成カプラーは各々の乳剤層に
対して乳剤層の感光スペクトル光を吸収する色素が形e
、されるように選択されるのが普通であり、青感性乳剤
層にはイエロー色素形成カプラーが、緑感性乳剤層には
マゼンタ色素形成カプラーが、赤感性乳剤層にはシアン
色素形成カプラーが用いられる。しかしながら目的に応
じて上記組み合わせと異なった用い方でハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料をつくってもよい。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する、炭素数8以上の基を有する
ことが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分子
の色素が形rIj、されろために4分子の銀イオンが還
元される必要がある4等量性であっても、2分子の銀イ
オンが還元さhるだけでよい2等量性のどちらでもよい
。色素形成カプラーには色補正の効果を有しているカラ
ードカプラー及1現像主薬の酸化体とのカップリングに
よって現像抑制剤、現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、
ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ
防止剤、化学増感剤、分光増感剤、及び減感剤のような
写真的に有用なフラグメントな放出する化合物が包含さ
れる。これらの中、現像に伴って現像抑制剤を放出し、
画像の鮮鋭性や画像の粒状性を改良するカプラーはDI
Rカプラーと呼ばれる。1)IRカプラーi二代えて、
現像主薬の酸化体とカップリング反応し無色の化合物を
生成すると同時に現像抑制剤を放出するDIR化合物を
用いてもよい。
用いられるDIRカプラー及びDIR化合物には、カッ
プリング位に直接抑制剤が結合したものと、抑制剤が2
価基を介してカップリング位に結合しており、カッブリ
、ング反応によqi脱した基円での分子内求核反応や、
分子内電子移動反応等により抑制剤が放出されるように
結合したもの(タイミングDIRカプラー、及びタイミ
ングDIR化合物と称する)が含まれる。又、抑制剤も
離脱後拡散性のものとそれほど拡散性を有していないも
のを、用途により単独で又は併用して用いることができ
る。芳香族第1級アミン現像剤の酸化体とカンプリング
反応を行うが、色素を形成しない無色カプラー (競合
カプラーとも言う)を色素形成カプラーと併用して用い
ろことらでさる。
イエロー色素形成カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カプラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ベンゾイルアセト7ニリド系及びピパロ
イル7セト7ニリド系化合物は有利である。用い得る黄
色発色カプラーの具体例は、例えば米国特許第2 、8
75 、057号、同第3 、265 、506号、同
第3,408,194号、同Pp53,551,155
号、同第3,582,322号、同第3,725,07
2号、同第3.891.445号、西独特許1,547
,868号、西独出願公開2,219,917号、同2
,261,361号、同2,414,006号、英国特
許# 1,425.020号、特公昭51−10783
号、!1!!昭47−26133号、同48−7314
7号、同50−6341号、同50−87650号、同
50−123342号、同50−130442号、同5
1−21827号、同51−102636号、同52−
82424号、同52−115219号、同58−95
346号等に記載されたものである。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、公知の5−ピラゾ
ロン系カプラー、ビラゾロベンライミグゾール系カプラ
ー、ピラゾロトリアゾール系カプラー、囲鎖アシル7セ
トニトリル系カプラー、イングゾロン系カプラー等を用
いることができる。
用い得るマゼンタ発色カプラーの具体例は例えば米国特
許第2,600,788号、同第2,983,608号
、同第3,062,653号、同第3,127,269
号、同第3.311゜476号、同第3,419.39
1号、同第3,519,429号、同第3,558.3
19号、同第3,582,322号、同第3.615 
、506号、同第3,834,908号、同m 3,8
,91.445号、西8I特許1,810,464号、
西独特許出M(OLS)2.408,865号、同 2
,417,945号、同2,418,959号、同2,
424,467号、特公昭40−6031号、特開昭4
9−74027号、同 49−74028号、同49−
129538号、同50−60233号、同50−15
9336号、同5120826号、同51−26541
号、同52−42121号、同52−58922号、同
53−55122号、ell昭55−110943号等
に記載のものが挙げられる。
シアン色素形成カプラーとしては、7エ/−ルまたはす
7トール系カプラーが一般的に用いられる。用い得るシ
アン発色カプラーの具体例は例えば米国特許第2,42
3,730号、同第2,474,293号、同第2,8
01,171号、同第2,895,826号、同第3,
476.563号、同第3,737,326号、同第3
,758,308号、同第3,893,044号明細書
、特開昭47−37425号、同50−10135号、
同50−25228号、同50−11203’8号、同
50−117422号、同50−130441号公報等
に記nされているものや、特開昭58−98731号公
報に記載されているカプラーが好ましい。
ハロゲン化銀結晶表面に吸着させる必要のない色素形成
カプラー、カラードカプラー、DIRカプラー、DIR
化合物、画像安定剤、色素カブリ防止剤、紫外線吸収剤
、蛍光増白剤等のうち、疎水性化合物は固体分散法、ラ
テックス分散法、水中油滴型乳化分散法等、種々の方法
を用いることができ、これはカプラー等の疎水性化合物
の化学構造等に応じて適宜選択することができる。水中
油滴型乳化分散法は、カプラー等の疎水性添加物を分散
させる従来公知の方法が適用でき、通常、沸点150℃
以上の高沸点有機溶媒に必要に応じて低沸点、及び又は
水溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液など
の親水性バインダー中の界面活性剤を用いて攪はん器、
ホモジナイザー、コロイドミル、70−ノットミキサー
、超音波装置等の分散手段を用いて、乳化分散した後、
目的とする親水性コロイド液中に添加すればよい0分散
液又は分散と同時に低沸点有81f8媒を除去する工程
を入れてもよい。
高沸点溶媒としては現像主薬の酸化体と反応しないフェ
ノール誘導体、7タール酸アルキルエステル、リン酸エ
ステル、クエン酸エステル、安息香酸エステル、アルキ
ルアミド、脂肪酸エステル、トリノシン酸エステル等の
沸点150℃以上の有機溶媒が用いられる。
高沸点溶媒と共に、又はその代わりに低沸点又は水溶性
有機溶媒を使用できる。低沸点の実質的に水に不溶の有
機溶媒としてエチルアセテート、プロピルアセテート、
ブチルアセテート、ブタノール、クロロホルム、四塩化
炭素、ニトロメタン、ニトロエタン、ベンゼン等がある
色素形成カプラー、DIRカプラー、カラードカプラー
、DIR化合物、画像安定剤、色カプリ防止剤、紫外線
吸収剤、蛍光増白剤等がカルボン酸、スルフォン酸のご
とき酸基を有する場合には、アルカリ性水溶液として親
水性コロイド中に導入することもでさる。
疎水性化合物を低沸点溶媒単独又は高沸点溶媒と併用し
た溶媒に溶かし、機械的又は超音波を用いて水中に分散
するときの分散助剤として、アニオン性界面活性剤、ノ
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界
面活性剤を用いることができる。
感光材料の乳剤層間(同−感色性層間及V/又は異なっ
た感色性層間)で、現像主薬の酸化体又は電子移動剤が
移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性が劣化したり、粒状
性が目立っのを防止するために色カプリ防止剤を用いる
ことができる。
該色カプリ防止剤は乳剤層自身に含有させてもよいし、
中間層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に含有させて
もよい。
感光材料には、色素画像の劣化を防止する画像安定剤を
用いることがで終る。好ましく用いることのできる化合
物はRD 17643号の■項Jに記載のものである。
感光材料の保護層、中間層等の親水性コロイド層は感光
材料が摩擦等で帯電することに起因する放電によるカプ
リ防止及び画像の紫外線による劣化を防止するために紫
外線吸収剤を含んでいてもよい。
感光材料の保存中のホルマリンによるマゼンタ色素形成
カプラー等の劣化を防止するために、感光材料にホルマ
リンスカベンノヤーを用いることができる。
感光材料の親水性コロイド層に染料や紫外線吸収剤等を
含有させる場合に、それらはカチオン性ポリマー等の媒
染剤によって媒染されてもよい。
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその他の親水
性コロイド層に現像促進側、現像遅延剤等の現像性を変
化させる化合物や漂白促進剤を添加できる。現像促進剤
として好ましく用いることのでさる化合物はRD 17
643号のXXI項B−D項記載の化合物であり、現像
遅延剤は、 17643号のχ釘項E項記載の化合物で
ある。現像促進、その他の目的で白黒現像主薬、及び/
又はそのプレカーサーを用いてもよい。
写真感光材料の乳剤層は、感度上昇、コントラスト上昇
、又は現像促進の目的でポリアルキレンオキシド又はそ
のエーテル、エステル、アミン等の誘導体、千オニーチ
ル化合物、チオモル7オリン類、4級アンモニウム化合
物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミグゾール誘導体
等を含んでもよ−1゜ 感光材料には、白地の白さを強調するとともに白地都の
着色を目立たせない目的で蛍光増白剤を用いることがで
きる。蛍光増白剤として好ましく用いることのできる化
合物がRD 17643号の7項に記載されている。
感光材料には、フィルタリLハレーシタン防止層、イラ
ンエージ1ン防止層等の補助層を設けることができる。
これらの府中及び/又は乳剤層中には現像処理中に感光
材料から流出するがもしくは漂白される染料が含有させ
られてもよい。このような染料には、オキソノール染料
、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、ノロシアニン
染料、シアニン染料、7ゾ染料等を挙げることができる
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその他の親水
性コロイド層に感光材料の光沢の低減、加筆性の改良、
感光材料相互のくつつき防止等を目的としてマット剤を
添加できる。マット剤としては任意のものが用いられる
が、たとえば、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二酸化マ
グネシウム、二酸化アルミニツム、硫酸バリウム、炭酸
カルシウム、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体およ
びそれらエステル、ポリビニル樹脂、ポリカーボネート
ならびにスチレンの重合体およびその共重合体などがあ
げられる。マット剤の粒径は0.05μ〜10μのもの
が好ましい。添加する量は1〜300mH/+n”が好
ましい。
感光材料には滑り摩擦を低減させるために滑剤を添加で
きる。
感光材料に、帯電防止を目的とした帯電防止剤を添加で
きる。帯電防止剤は支持体の乳剤を積層してない側の帯
電防止層に用いてもよく、乳剤層及び/又は支持体に対
して乳剤層が積層されている側の乳剤層以外の保護コロ
イド層に用いられてもよい、好ましく用いられる帯電防
止剤はRD17643号XIに記載されている化合物で
ある。
感光材料の写真乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層
には、塗布性改良、帯電防止、滑り性改良、乳化分散、
接着防止、写真特性(現像促進、硬膜化、増感等)改良
等を目的として、種々の界面活性剤を用いることができ
る。
本発明の感光材料に用いられる支持体には、a−オレフ
インポリマー (例えばポリエチレン、ポリプロピレン
、エチレン/ブテン共重合体)等をラミネートした紙、
合成紙等の可視性反射支持体、酢酸セルロース、硝酸セ
ルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド等の
半合成又は合成高分子からなるフィルムや、これらのフ
ィルムに反射層を設けた可撓性支持体、ガラス、金属、
陶器などが含まれる。
感光材料は必要に応じて支持体表面にコロナ放電、紫外
線照射、火焔処理等を施した後、直接に又は支持体表面
の接着性、帯電防止性、寸法安定性、耐摩耗性、硬さ、
ハレーション防止性、摩擦特性、及び/又はその他の特
性を向上するためのIN以上の下塗層を介して塗布され
てもよい。
感光材料の塗布に際して、塗布性を向上させる為に増粘
剤を用いてもよい、又、例えば硬膜剤の如く、反応性が
早いために予め塗布液中に添加すると塗布する前にデル
化を起こすようなものについては、スタチックミキサー
等を用いて塗布直航に混合するのが好ましい。
塗布法としては、2種以上の層を同時に塗布することの
できるエクストルージョンコーティング及びカーテンコ
ーティングが特に有用であるが、目的によってはバケ/
ト塗布ら用いられる。又、塗布速度は任意に選ぶことが
できる。
界面活性剤としては、特に限定しないが、例えばサポニ
ン等の天然界面活性剤、アルキレンオキシド系、グリセ
リン系、グリンドール系などの7ニオン界面活性剤、高
級アルキル7ミン類、第4級アンモニウム塩類、ビリノ
ンその他の複索塩類、ホスホニウムまたはスルホニツム
類等のカチオン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、
リン酸、硫酸エステル、リン酸エステル等の酸性基を含
むアニオン界面活性剤、アミノ酸類、アミ/スルホン酸
類、アミ/アルコールの硫酸またはリン酸エステル類等
の両性界面活性剤を添加してもよい。
また、同様の目的の為に、フッ素系界面活性剤を使用す
ることも可能である。
[発明の効果1 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の製造方法によれば
、ロール状半製品の耐傷性および耐水性の膜物性に優れ
、がっカブリの写真特性に優れ、特に幅手方向および長
手方向に対し、前記膜物性および写真特性が優れたハロ
ゲン化扱写真感光材料を得ることができる。すなわち本
発明は、生産性向上を目的として塗布、乾燥のスピード
を上げ、塗布支持体の長さ、幅がきわめて大きい場合に
おいても、膜物性および写真特性が均質なものを提供で
きるという画期的なものである。
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べろが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限り1m2当りのものを
示す。また、ハロゲン化銀とフロイド銭は銀に換算して
示した。
実施例1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料を作製する。
第1Wi;ハレーション防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
ゼラチン 2.24/m2 第2層;中間層 2.5−ノーt−オクチルハイドロキノンの乳化分数物
を含むゼラチン層。
ゼラチン 1.2g/a+2 第3M;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径(下
) 0.30μm、Ag16モル%を含むAgBrIか
らなる 単分散乳剤(7シ削I)・・・・・・ 銀塗布量 1.811/I11” 増感色素I・・・・・・ ff11モルに灯してGXIO−5モル増感色素■・・
・・・− 銀1モルに対して1.OX 10−5モルシアンカプラ
ー (C−1)・・・・・・銀1モルに対して0.06
モル カラードシアンカプラー (CC−1)・・・銀1モル
に対して0.003モル DIR化合物(D−1)・・・・・・ 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・・・・ 銀1モルに対して0.002モル ゼラチン 1.4g/m2 PIIJ4層;高感度赤感性ハロゲン化銀?し剤層平均
粒径(r ) 0,5 、Ijm r Ag1 7.0
モル%を含むAgBrIからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・・・・ 銀塗布量 1.3g/m2 増感色素I・・・・・・ 銀1モルに対して3X10−5モル 増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して1.OX 10−’モルシアンカフプ
ラー (C−1)・・・・・・銀1モルに対して0.0
2モル カラードシアンカプラー (CC−1)・・・銀1モル
に対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・・・・ 銀1モルに対して0.001モル ゼラチン 0.9H/m2 第5層;中間層 第2層と同じ ゼラチン層。
ゼラチン 0.88/+n2 第6層:低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層乳剤−1・・
・・・・ 塗布i量1.5g/ω2増感色素■・・・・
・・ 銀1モルに討して2.5X 10−5モル増感色素■・
・・・・・ 銀1モルに対して1.2X 10−’モルマゼンタカプ
ラー (\1−1)・・・・・・銀1モルに対して0.
050モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)、、。
ffl 1−[−ルi=討シテ0.oo9モルDIR化
合物(D−1)・・・・・・ @1モルに対して0.0010モル DIR化合物(D −3)・・・・・・銀1モルに対し
て0.0030モル ゼラチン 1.6g/m’ 第7層;高感度緑感性ハロゲン化鼠乳創層乳剤−■・・
・・・・ 塗布銀量 1.4B/aa2増感色素■・・
・・・・ 銀1モルに対して1.5X10−5モル増感色素■・−
・・・・ 銀1モルに討して1.OX 10づモルマゼンタカプラ
ー (M−1>・・−・・・銀1モルに対して0.02
0モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・銀1モル
に対して0.002モル DIR化合物CD −3)・・・・・・銀1モルに対し
て0.0010モル ゼラチン 1.0g/m2 第8層: イエローフィルター層 黄色コロイド銀と2,5−ノーt−オクチルハイドロキ
ノンの乳化分散物とを含むゼラチンNi。
ゼラチン 1.5g/m” 第9層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径0.
48μm + AgI 6モル%を含むAgBr1から
なる 単分散乳剤(乳剤■)・・・・・・ 銀塗布量 0.9g/m2 増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して1,3X 10−’モルイエローカプ
ラー (Y−1)・・・・・・銀1モルに対して0.2
9モル ゼラチン 1.5g/鋤ズ @10層;高感度肯感性乳剤層 平均粒径0.8μ論、Ag115モル%を含むAgBr
Iからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・・・・ i塗布!  0.5g/m” 増感色素■・・・・・− 銀1モルに対して1.OX 10−5モルイエローカプ
ラー (Y−1)・・・・・・銀1モルに対して0.0
8モル DIR化合物(D −2)・・・・・・銀1モルに対し
て0.0015モル ゼラチン 1.4g/m2 第11層;第1保護層 沃臭化銀(AgI  1モル%平均粒径0.07μm) 鏝塗布N  O,5g/m” 紫外線吸収剤 UV−1,UV−2を含むゼラチン層。
ゼラチン 1.0g7m2 第12層;第2保護層 エチルメタクリレート二メチルメタクリレート:メタク
リル?5従の共重合体粒子(平均粒径2.5μm)及び
ホルマリンスカベンジャ−(HS−1)を含むゼラチン
層 ゼラチン 0.6g/輸2 尚各層には上記組成物の他に、高沸点有機溶剤(HBS
−1)、硬膜剤(H−1)、(H−2)や界面活性剤を
添加した。また硬膜剤(H−1)、(H−2)の添加量
は、全層の固形ゼラチン総量に対し、それぞれ0.8w
t%、 1.3wt%とした。
各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素I;アンヒドロ−5,5′−フクロロー9−エ
チル−3,3′−シー(3− スルホプロピル)チアカルボシアニ ン、ヒドロキシド 増感色素■;′アンヒドロー9−エチル−3,3′−ジ
ー(3−スルホプロピル)−4゜ 5.4’ 、5’ −ジベンゾチ7カルポシアニンヒド
ロキシド 増感色素■:アンヒドロー5,5′−ジフェニル−9−
エチル−3,3′−ジー(3 −スルホプロピル)オキサカルボシ アニンヒドロキシド 増感色素■;アンヒドロー9−エチル−3,3′−シー
 (3−スルホプロピル)−5゜6.5’ 、6’ −
ジベンゾオキサカルボシアニンヒドロキシド 増感色素■;アンヒドロ−3,3′−ツー(3−スルホ
プロピル)−4,5−ベンゾ −5″−メトキシチアシアニン ふり、下糸111 ねPカ+f c−I CC−I H3 C4ns(t) V−2 S−1 −IH−2 BS−1 前記多層カラー感光材料の第1層〜第8層を塗設、LI
?、燥した後、第9層〜第12層を塗布速度20+n/
min、、塗布コ116c…で第9層〜第12層の合計
塗布量が400cc/ win、になる様に重層塗布を
行った。塗布後の感光材料を冷却凝固した後、乾燥して
、感光材料の含水率が300%以下となった後、さらに
、下記のA、BまたはCの条件でIi!、燥した。
(乾燥条件) A:湿球温度20’C1相対湿度40%で1分50秒間
乾燥させ、更に乾球温度30゛C1相対湿度40%の空
気で3分間調湿した。
B:湿球温度20°C1相対湿度50%で1分50秒間
乾燥させ、更1こ乾球温度30℃、相対湿度50%の空
気で3分間調湿した。
C:湿球温度20℃、相対湿度65夕≦で1分50秒間
乾燥させ、更に乾球温度30°C1相対湿度65%の空
気で3分間調1gシた。
前記A、BまたはCの条件で乾燥した感光材料を、円筒
形のベークライト製巻芯(外径Locm)に50鎗のロ
ール巻にした。このロール8感光材料を表−1に示す加
熱条件で3日間、7日間または10日間処理した。
以゛I′騎;臼 CR2・、ニー 表−1 以)・a!1] 加熱処理後のロール巻感光材料の幅手およI!艮手の中
央部分よりサンプリングして、下記の要領で耐悟性、耐
水性および最小濃度を測定した。結果を表−2,3に示
す。
(1)it傷性(膜強度) 35°C発色現像液AI:試料を3分間浸漬し、半径が
0.5111a+のす7アイヤ針を試料表面に圧着し、
毎秒5a+mの速度で膜面上を平行移動させなから0〜
200gの範囲で荷重を連続的に変化させて試料の膜面
に損傷の生じる荷重(g )を測定した。
(2)耐水性(溶解時間) 50°Cに保った0、5%NaOH溶液に試料の細片を
浸漬し、乳剤膜の溶解しはじめる時間(分)を測定した
(3)カブリ (@小濃度) 未露光の試料を下記に示す処理を行ない、最小濃度を測
定した。
処理工程(38°C) 発色現像        3分15秒 )票白           6分30秒水洗    
     3分15定 着着         6分30秒 水洗          3分15秒 安定化         1分30秒 乾燥 各処理工程において使用した処理?a組成は下記の通り
である。
[発色現像RAI 4−アミ7−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)−7 ニリン・硫酸塩           4.75g無水
亜硫酸すFリウム       4.25gヒドロキシ
ルアミン・1/2硫酸塩 2.0 g無水炭酸カリウム
         37.5 。
臭化ナトリウム           1.3gニトリ
ロトリ酢酸・3ナトリクム塩 (1水塩)              2.5 g水
酸化カリウム           1.0g水を加え
て1i!とする。
[漂白液1 エチレンノアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩          100.0 gエ
チレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.0 g臭化
7ンモニフム         150.Og氷酢酸 
              10.0鎮!水を加尤て
11とし、アンモニア水を用いてpH=6.0に調整す
る。
[定着液] チオ硫酸アンモニウム       175.0 g無
水亜硫酸ナトリツム        8.58メタ亜硫
酸ナトリウム        2.38水を加えて11
とし、酢酸を用いてpl(=6.0にf1整する。
[安定液1 ホルマリン(37%水溶液)      1 、511
11コニグツクス(小西六写真工業社!り  7.5m
A’水を加えて11とする。
表−2,3から明らかな如く、乾燥時の相対湿度が60
%を越える比較試料9および10は、本発明の加熱条件
であるか否かに係わらず、カブリ、特に10日間加熱処
理した場合のカブリが高い。
また本発明の乾燥条件であるが、加熱時の温度が本発明
外の比較試料3.8については、35℃未満の試料3は
耐傷性および耐水性が劣り、50℃を越える試料8はカ
ブリ、特に10日間加熱処理した場合のカブリが高い、
これに対し、本発明の乾燥条件、加熱条件を満す試料1
.2.5.6および7は優れた耐傷性および耐水性を示
し、かつ10日間加熱処理した場合にもカブリは高(な
らない、なお加熱時の相対湿度のみが40%未満と本発
明の条件外にある比較試料4の問題点については実施例
2で述べる。
実施例2 実施例1の多層カラー写真感光材料の第1層〜第8層を
塗設、乾燥した後、第9層〜第12層を塗布速度80 
m / win、、塗布幅1100Cl′″C第9層〜
第12Mの合計塗布量が101/sin、になる様に重
層塗布を行った。塗布後の感光材料を冷却凝固した後、
乾燥して、感光材料の含水率が3002ざ以下になった
後、さらに実施例1に示したASBまたはCの条件で乾
燥した。
A、BまたはCの条件で乾燥した感光材料を、円筒形の
ベークライト!!巻芯(外径20c+n)に外径100
cI11のロール巻にした。このロール@感光材料を表
−4に示す加熱条件で3日間、7日間または10日間処
理した。
表−専 Jl下−全白 1′し、:i: 加熱処理後のロール巻感光材料の巻芯部、巻中部、巻外
部について、それぞれ幅手サイド部、中央部よりサンプ
リングし、実施例1と同様にして、耐傷性、耐水性およ
び最小濃度を測定した。結果を表−5,6に示す。
以にγ臼 ゛ら7.i 衰−6 下表には、Blue濃度のみについて記載する。
14  Green濃度及びRed濃度についても第6
衰と同様の傾向が得られた。
表−4,5から明らかな如く、本発明の乾燥条件である
が、加熱時の相対湿度が40%未満の比較試料2 (実
施例1の試料4と同一の乾燥条件、加熱条件)はサンプ
リング部位の違いにより耐悟性、耐水性が大きく変動し
、巻中部の中央部、巻心部の中央部では充分な耐悟性お
よび耐水性を示すものの、その他の部位での耐悟性およ
び耐水性は劣っている。また本発明の乾燥条件でない比
較試料5 (実施例1の試料10と同一の乾燥条件、加
熱条件)は巻中部の中央部のカプリが高いだけでな(、
サンプリング部位によりカプリ値が大きく変動し、特に
港外部のカプリが高い、これに対し、本発明の乾燥条件
および加熱条件を満す試料2.3および4は充分な耐悟
性および耐水性を示し、かつカプリも低く、またサンプ
リング部位によらずこれらの優れた特性が得られる。
従って実施例1および2から本発明の乾燥条件および加
熱条件のみにより、耐悟性、耐水性の膜物性に優れ、か
つカプリの写真特性に優れ、ft Mかつ工場スケール
の半製品(ロール巻状態)においても、サンプリング部
位によらずこれらの特性が変動しない、すなわち長手方
向、幅手方向に均質な感光材料が得られることがわかる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を
    塗布し、次いでこれを乾燥するハロゲン化銀写真感光材
    料の製造方法において、平均乾量に基いて300重量%
    以下の水分を湿球温度10〜25℃かつ相対湿度35〜
    60%の空気で乾燥し、さらに乾球温度35〜50℃か
    つ相対湿度40〜60%の空気雰囲気で加熱処理するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の製造方法。
JP17042786A 1986-07-19 1986-07-19 ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 Pending JPS6326654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17042786A JPS6326654A (ja) 1986-07-19 1986-07-19 ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17042786A JPS6326654A (ja) 1986-07-19 1986-07-19 ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6326654A true JPS6326654A (ja) 1988-02-04

Family

ID=15904713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17042786A Pending JPS6326654A (ja) 1986-07-19 1986-07-19 ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6326654A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01213640A (ja) * 1988-02-20 1989-08-28 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01229244A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01296242A (ja) * 1988-05-24 1989-11-29 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01306838A (ja) * 1988-06-03 1989-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02195340A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
US5312646A (en) * 1991-02-27 1994-05-17 Eastman Kodak Company Method for manufacturing photographic material
US5422235A (en) * 1991-12-19 1995-06-06 Eastman Kodak Company Process for manufacturing photographic paper

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01213640A (ja) * 1988-02-20 1989-08-28 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01229244A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01296242A (ja) * 1988-05-24 1989-11-29 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01306838A (ja) * 1988-06-03 1989-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02195340A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
US5312646A (en) * 1991-02-27 1994-05-17 Eastman Kodak Company Method for manufacturing photographic material
US5422235A (en) * 1991-12-19 1995-06-06 Eastman Kodak Company Process for manufacturing photographic paper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0213776B2 (ja)
JPH0643605A (ja) カラー写真記録材料
JPS60162252A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0251490B2 (ja)
JPH0619075A (ja) 写真記録材料
JPS6326654A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法
JPH0322611B2 (ja)
JPS62206541A (ja) 新規な層構成のハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS62168156A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS6148701B2 (ja)
JPS6167845A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01131554A (ja) ネガ型ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2607362B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPS61246739A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2516740B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2811305B2 (ja) 鮮鋭性及び粒状性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0430572B2 (ja)
JPS62275236A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2890051B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPS62168146A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62131247A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03239244A (ja) 処理安定性ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPS62206542A (ja) 新規な層構成のハロゲン化銀カラ−写真感光材料
EP0353628A2 (en) Photographic silver bromoiodide emulsions, elements and processes
JPS62196644A (ja) ハロゲン化銀乳剤