JPS632547B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632547B2 JPS632547B2 JP19559883A JP19559883A JPS632547B2 JP S632547 B2 JPS632547 B2 JP S632547B2 JP 19559883 A JP19559883 A JP 19559883A JP 19559883 A JP19559883 A JP 19559883A JP S632547 B2 JPS632547 B2 JP S632547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linolenic acid
- pyridoxamine
- amide
- platelet aggregation
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明はα−リノレン酸誘導体、特にα−リノ
レン酸ピリドキサミンアミドおよびそれを用いた
血小板凝集阻止剤に関するものである。本発明に
よつて提供されるα−リノレン酸ピリドキサミン
アミドは新規化合物であつて、強力な血小板凝集
阻止作用を有することが見出された。
レン酸ピリドキサミンアミドおよびそれを用いた
血小板凝集阻止剤に関するものである。本発明に
よつて提供されるα−リノレン酸ピリドキサミン
アミドは新規化合物であつて、強力な血小板凝集
阻止作用を有することが見出された。
従つて血小板凝集に起因する疾患、即ち血栓症
の予防に有効である。
の予防に有効である。
α−リノレン酸は亜麻仁油等の植物油に含まれ
ている必須脂肪酸であり、栄養学的にみても重要
な化合物である。ピリドキサミンはビタミンB6
の前駆体である。
ている必須脂肪酸であり、栄養学的にみても重要
な化合物である。ピリドキサミンはビタミンB6
の前駆体である。
本発明者はα−リノレン酸ピリドキサミンアミ
ドを合成し、α−リノレン酸ピリドキサミンアミ
ドがα−リノレン酸にくらべ優れた血小板凝集抑
制作用を有することを見出し、本発明を完成する
に至つた。
ドを合成し、α−リノレン酸ピリドキサミンアミ
ドがα−リノレン酸にくらべ優れた血小板凝集抑
制作用を有することを見出し、本発明を完成する
に至つた。
発明の目的
本発明は血小板凝集阻止作用を有するα−リノ
レン酸ピリドキサミンアミドおよびそれを用いた
血小板凝集阻止剤を提供することを目的とする。
心筋梗塞や脳血栓のような血栓症は、近年成人病
の中で大きな割合を占めるに至つており、これを
有効に予防する薬剤の出現が強く望まれている。
レン酸ピリドキサミンアミドおよびそれを用いた
血小板凝集阻止剤を提供することを目的とする。
心筋梗塞や脳血栓のような血栓症は、近年成人病
の中で大きな割合を占めるに至つており、これを
有効に予防する薬剤の出現が強く望まれている。
発明の具体的説明
本発明の目的は以下の各項に示す構成によつて
達成される。
達成される。
(1) α−リノレン酸ピリドキサミンアミドである
α−リノレン酸誘導体。
α−リノレン酸誘導体。
(2) α−リノレン酸ピリドキサミンアミドを用い
た血小板凝集阻止剤。
た血小板凝集阻止剤。
本発明のα−リノレン酸ピリドキサミンアミド
は、その反応性誘導体とピリドキサミンとを反応
させることにより製造される。
は、その反応性誘導体とピリドキサミンとを反応
させることにより製造される。
α−リノレン酸の反応性誘導体としてはα−リ
ノレン酸チアゾリジンチオンアミドを挙げること
が出来る。
ノレン酸チアゾリジンチオンアミドを挙げること
が出来る。
本発明のα−リノレン酸ピリドキサミンアミド
は血栓症予防剤として使用され、投与量は成人1
日150〜2000mgであり、必要により1〜3回に分
けて投与する。
は血栓症予防剤として使用され、投与量は成人1
日150〜2000mgであり、必要により1〜3回に分
けて投与する。
投与方法は経口投与が望ましいが、静注も可能
である。
である。
本発明の化合物は通常の方法で製剤担体あるい
は賦形剤と混合され、錠剤、散剤、カプセル剤、
顆粒剤に製剤化される。担体あるいは賦形剤の例
としては炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、で
んぷん、蔗糖、乳糖、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム等があげられる。本発明の化合物は、上
記の固形剤の他に油性懸濁剤、シロツプのような
液剤とすることもできる。
は賦形剤と混合され、錠剤、散剤、カプセル剤、
顆粒剤に製剤化される。担体あるいは賦形剤の例
としては炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、で
んぷん、蔗糖、乳糖、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム等があげられる。本発明の化合物は、上
記の固形剤の他に油性懸濁剤、シロツプのような
液剤とすることもできる。
次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
実施例
アルゴン雰囲気下ピリドキサミン二塩酸塩152
mg(0.63mmol)を乾燥テトラヒドロフラン
(THF)(6ml)に溶解した溶液に、トリエチル
アミン0.76ml(5.46mmol)、α−リノレン酸チア
ゾリジンチオンアミド241mg(0.63mmol)を乾
燥THF(1ml)に溶解した溶液を加え、室温にて
一夜反応させた。この反応液を水で3倍量に希釈
後、酢酸エチルで3回抽出操作を行ない、有機層
を水洗した。有機溶液を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し抽出残査294mgを得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、クロロホルム・メタノール(19:1)溶出画
分よりα−リノレン酸ピリドキサミンアミド236
mg(0.551mmol)を得た。
mg(0.63mmol)を乾燥テトラヒドロフラン
(THF)(6ml)に溶解した溶液に、トリエチル
アミン0.76ml(5.46mmol)、α−リノレン酸チア
ゾリジンチオンアミド241mg(0.63mmol)を乾
燥THF(1ml)に溶解した溶液を加え、室温にて
一夜反応させた。この反応液を水で3倍量に希釈
後、酢酸エチルで3回抽出操作を行ない、有機層
を水洗した。有機溶液を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し抽出残査294mgを得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、クロロホルム・メタノール(19:1)溶出画
分よりα−リノレン酸ピリドキサミンアミド236
mg(0.551mmol)を得た。
このものの分光学的データを以下に記す。
IRνCHCl3 nax(cm-1):3650、3500、3440、3130、1640
、
1520、1445、1360、1275、1230、1080、990、
890 1H−NMR(CDCl3)δ:7.55(1H、bs)、6.89
(1H、bt J=6.6Hz)、5.35(6H、m)、4.63
(2H、S)、4.41(2H、d J=6.6Hz)、2.80
(4H、bt J=5.4Hz)、2.46(3H、S)、2.19〜
1.98(unresoluble 6H)、1.56(2H、m)、1.26
(8H、bs)、0.97(3H、t J=7.6Hz) 試験例 血小板凝集抑制作用 3.8%クエン酸ナトリウム溶液(1容)を入れ
た注射器を用いてウサギ頚動脈より9容の血液を
採取する。該血液より遠心分離し、血小板に富む
血漿(PRP:50万個/μ)を得る。
、
1520、1445、1360、1275、1230、1080、990、
890 1H−NMR(CDCl3)δ:7.55(1H、bs)、6.89
(1H、bt J=6.6Hz)、5.35(6H、m)、4.63
(2H、S)、4.41(2H、d J=6.6Hz)、2.80
(4H、bt J=5.4Hz)、2.46(3H、S)、2.19〜
1.98(unresoluble 6H)、1.56(2H、m)、1.26
(8H、bs)、0.97(3H、t J=7.6Hz) 試験例 血小板凝集抑制作用 3.8%クエン酸ナトリウム溶液(1容)を入れ
た注射器を用いてウサギ頚動脈より9容の血液を
採取する。該血液より遠心分離し、血小板に富む
血漿(PRP:50万個/μ)を得る。
該PRP250μをキユベツトに入れ、37℃恒温
槽で2分間加温し、検体の溶液〔1.4×10-2Mエ
タノール溶液をトリス緩衝等張食塩水溶液−生理
食塩水(1:3)で希釈〕20μを加えて3分間
インキユベートした後、凝集惹起剤であるアラキ
ドン酸溶液あるいはコラーゲン溶液10μを加
え、血小板凝集を測定した。アラキドン酸
(70μM)によつて誘起される血小板凝集に対す
るα−リノレン酸の50%抑制濃度(IC50)が1.2
×10-4Mであるのに対し、α−リノレン酸ピリド
キサミンアミドのIC50は4.4×10-5Mであつた。尚
に、同条件下のアスピリンのIC50は5.2×10-5Mで
あつた。
槽で2分間加温し、検体の溶液〔1.4×10-2Mエ
タノール溶液をトリス緩衝等張食塩水溶液−生理
食塩水(1:3)で希釈〕20μを加えて3分間
インキユベートした後、凝集惹起剤であるアラキ
ドン酸溶液あるいはコラーゲン溶液10μを加
え、血小板凝集を測定した。アラキドン酸
(70μM)によつて誘起される血小板凝集に対す
るα−リノレン酸の50%抑制濃度(IC50)が1.2
×10-4Mであるのに対し、α−リノレン酸ピリド
キサミンアミドのIC50は4.4×10-5Mであつた。尚
に、同条件下のアスピリンのIC50は5.2×10-5Mで
あつた。
コラーゲン(15μg/ml)によつて誘起される
血小板凝集に対するα−リノレン酸のIC50は9.4
×10-4Mであり、α−リノレン酸ピリドキサミン
アシドは2.4×10-4Mであつた。
血小板凝集に対するα−リノレン酸のIC50は9.4
×10-4Mであり、α−リノレン酸ピリドキサミン
アシドは2.4×10-4Mであつた。
α−リノレン酸ピリドキサミンアミドの急性毒
性についてマウス(雄)を用いて、経口投与によ
り調べた結果、LD50は1g/Kgを越え、高い安
全性が示された。
性についてマウス(雄)を用いて、経口投与によ
り調べた結果、LD50は1g/Kgを越え、高い安
全性が示された。
発明の作用効果
本発明によれば血栓症予防効果を有するα−リ
ノレン酸ピリドキサミンアミドが提供される。
ノレン酸ピリドキサミンアミドが提供される。
本発明の上記化合物は、アラキドン酸あるいは
コラーゲンによつて誘起される血小板凝集を顕著
に抑制するので、心筋硬塞、脳血栓等の血小板凝
集の関与する血栓に起因する種々の血栓症の予防
剤として使用することができる。
コラーゲンによつて誘起される血小板凝集を顕著
に抑制するので、心筋硬塞、脳血栓等の血小板凝
集の関与する血栓に起因する種々の血栓症の予防
剤として使用することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α−リノレン酸ピリドキサミンアミドである
α−リノレン酸誘導体。 2 α−リノレン酸ピリドキサミンアミドを用い
た血小板凝集阻止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19559883A JPS6087265A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | α−リノレン酸誘導体およびそれを用いた血小板凝集阻止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19559883A JPS6087265A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | α−リノレン酸誘導体およびそれを用いた血小板凝集阻止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6087265A JPS6087265A (ja) | 1985-05-16 |
| JPS632547B2 true JPS632547B2 (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=16343809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19559883A Granted JPS6087265A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | α−リノレン酸誘導体およびそれを用いた血小板凝集阻止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6087265A (ja) |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP19559883A patent/JPS6087265A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6087265A (ja) | 1985-05-16 |
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