JPS6325436Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325436Y2 JPS6325436Y2 JP12627079U JP12627079U JPS6325436Y2 JP S6325436 Y2 JPS6325436 Y2 JP S6325436Y2 JP 12627079 U JP12627079 U JP 12627079U JP 12627079 U JP12627079 U JP 12627079U JP S6325436 Y2 JPS6325436 Y2 JP S6325436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rings
- elastic
- ring
- pipe joint
- elastic ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 12
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋼球を埋設された弾性リングを使用し
た管接手に関するものである。
た管接手に関するものである。
従来管接手に鋼球を利用するものが公知である
(実公昭51−34021号公報)。
(実公昭51−34021号公報)。
しかし公知の管接手では鋼球は直接被継管に当
接して被継管を摩擦把持するためにリテナ等に保
持された形で使用されていた。
接して被継管を摩擦把持するためにリテナ等に保
持された形で使用されていた。
本考案は管接手、特に直径1m以上の大きい直
径の管のための管接手において、管接手によつて
両被継管を連結する際に作業者による個人差が生
ずることなく管接手の締付力が殆んど一定に規制
されることによつて弾性リングの永久歪の発生を
防止して好適な緊塞状態が保証されるように構成
された管接手を創造することを目的とする。
径の管のための管接手において、管接手によつて
両被継管を連結する際に作業者による個人差が生
ずることなく管接手の締付力が殆んど一定に規制
されることによつて弾性リングの永久歪の発生を
防止して好適な緊塞状態が保証されるように構成
された管接手を創造することを目的とする。
本考案の目的は実用新案登録請求の範囲第1項
に記載された特徴部分の構成によつて達成され
る。
に記載された特徴部分の構成によつて達成され
る。
図面に基いて本考案の実施例を説明する。
二つの被継管1,2に対して管接手を使用して
継管する。管接手3は筒部材4を有し、筒部材4
の内壁2ケ所に金属性のリング5,6が固着され
ている。固定リング5,6には全円周に亘つて一
定のピツチでボルト孔5a,6aが明けられてい
る。固定リング5,6に隣接して弾性リング7,
8が配置される。弾性リング7,8は弾性リング
の肉厚より小さい直径の鋼球9が各弾性リング
7,8の中心部かつ二つの被継管1,2とは接触
しない範囲で全円周に亘つて一定ピツチで多数埋
設されて成形されている。各弾性リング7,8の
材質は例えばポリウレタンから成ることができ
る。弾性リング7,8は帯状材料として形成さ
れ、管接手3への使用の際に適当な長さに切断さ
れる。弾性リング7,8として管接手3に用いた
場合でも被継管の直径が大きいので弾性リングの
内周長、外周長の差によるリング突合せ部のずれ
は実用上無視できる程である。弾性リング7,8
に隣接して金属製の押えリング10,11が配設
される。弾性リング7,8も押えリング10,1
1も全円周に亘つて一定ピツチでボルト7a,8
a,10a,11a,を有する。弾性リング7,
8のボルト孔7a,8aは鋼球9と交互に配置さ
れている。ボルト孔5a,7a,10a及び6
a,8a,11a,を貫いてボルト12が貫通さ
れており、ボルト12は平座金13、ばね座金1
4を介してナツト15と螺合して各三つのリング
5,7,10及び6,8,11を一体的に締付け
る。
継管する。管接手3は筒部材4を有し、筒部材4
の内壁2ケ所に金属性のリング5,6が固着され
ている。固定リング5,6には全円周に亘つて一
定のピツチでボルト孔5a,6aが明けられてい
る。固定リング5,6に隣接して弾性リング7,
8が配置される。弾性リング7,8は弾性リング
の肉厚より小さい直径の鋼球9が各弾性リング
7,8の中心部かつ二つの被継管1,2とは接触
しない範囲で全円周に亘つて一定ピツチで多数埋
設されて成形されている。各弾性リング7,8の
材質は例えばポリウレタンから成ることができ
る。弾性リング7,8は帯状材料として形成さ
れ、管接手3への使用の際に適当な長さに切断さ
れる。弾性リング7,8として管接手3に用いた
場合でも被継管の直径が大きいので弾性リングの
内周長、外周長の差によるリング突合せ部のずれ
は実用上無視できる程である。弾性リング7,8
に隣接して金属製の押えリング10,11が配設
される。弾性リング7,8も押えリング10,1
1も全円周に亘つて一定ピツチでボルト7a,8
a,10a,11a,を有する。弾性リング7,
8のボルト孔7a,8aは鋼球9と交互に配置さ
れている。ボルト孔5a,7a,10a及び6
a,8a,11a,を貫いてボルト12が貫通さ
れており、ボルト12は平座金13、ばね座金1
4を介してナツト15と螺合して各三つのリング
5,7,10及び6,8,11を一体的に締付け
る。
本考案による管接手は次のように操作される。
両被継管1,2に第1図左側に示すように管接手
3においてボルト12をナツト15に対して強く
締込まなに状態で、従つて弾性リング7,8の内
側端縁がリング5,6の内側端縁よりも半径方向
内方へ膨出しない状態で被嵌される。次に工具に
よつて管接手3の外方に面しているナツト15を
ボルト12に対して締付ける。ボルト15は固定
リング5,6に対して図示しない方法で例えばノ
ツクピンによつて適当に回転防止の措置を施され
ることができる。
両被継管1,2に第1図左側に示すように管接手
3においてボルト12をナツト15に対して強く
締込まなに状態で、従つて弾性リング7,8の内
側端縁がリング5,6の内側端縁よりも半径方向
内方へ膨出しない状態で被嵌される。次に工具に
よつて管接手3の外方に面しているナツト15を
ボルト12に対して締付ける。ボルト15は固定
リング5,6に対して図示しない方法で例えばノ
ツクピンによつて適当に回転防止の措置を施され
ることができる。
ナツト15の締込による軸線方向の押圧の結果
押えリング10,11が移動して弾性リング7,
8を鋼球9の厚さと等しくなるまで軸線方向に締
付ける。鋼球9は押えリング10,11の軸圧縮
限度を規制するストツパの役目を果す。その結果
固定リング5,6、押えリング10,11の内端
面を越えて弾性リング7,8の内側端縁が半径方
向内方へ膨出して、その結果弾性変形に応じた締
付力が両被継管1,2の外表面に作用して外表面
を摩擦把持する。
押えリング10,11が移動して弾性リング7,
8を鋼球9の厚さと等しくなるまで軸線方向に締
付ける。鋼球9は押えリング10,11の軸圧縮
限度を規制するストツパの役目を果す。その結果
固定リング5,6、押えリング10,11の内端
面を越えて弾性リング7,8の内側端縁が半径方
向内方へ膨出して、その結果弾性変形に応じた締
付力が両被継管1,2の外表面に作用して外表面
を摩擦把持する。
本考案によれば第3図のように鋼球9の直径16
mm、厚さ20×高さ40mmの断面の弾性リングが、両
被継管1,2の外表面との半径方向の差4mmで使
用される。第4図のように鋼球9の直径16mm;厚
さ30mm×高さ50mmの横断面の弾性リングは6mmの
膨出長さを以つて使用されることができる。本考
案によれば管接手において個人差が生ずることな
く常に弾性リングの締付力が殆んど一定に規制さ
れ、従つて弾性リングに永久歪が生ずることなく
好適な緊塞状態が保証されるという効果が得られ
る。
mm、厚さ20×高さ40mmの断面の弾性リングが、両
被継管1,2の外表面との半径方向の差4mmで使
用される。第4図のように鋼球9の直径16mm;厚
さ30mm×高さ50mmの横断面の弾性リングは6mmの
膨出長さを以つて使用されることができる。本考
案によれば管接手において個人差が生ずることな
く常に弾性リングの締付力が殆んど一定に規制さ
れ、従つて弾性リングに永久歪が生ずることなく
好適な緊塞状態が保証されるという効果が得られ
る。
本考案による管接手は管は殆んど外径基準で製
造されているため管接手における完全な緊塞状態
を保証する。
造されているため管接手における完全な緊塞状態
を保証する。
第1図は第2図の方向からみた本考案による
管接手の半分の正面図、第2図は第1図の,
′部分の縦断面図、第3図及び第4図は弾性リ
ングの一例を示す断面図である。 図中符号、1,2……被継管、4……筒部材、
5,6……固定リング、7,8……弾性リング、
9……鋼球、10,11……押えリング、12…
…ボルト、15……ナツト。
管接手の半分の正面図、第2図は第1図の,
′部分の縦断面図、第3図及び第4図は弾性リ
ングの一例を示す断面図である。 図中符号、1,2……被継管、4……筒部材、
5,6……固定リング、7,8……弾性リング、
9……鋼球、10,11……押えリング、12…
…ボルト、15……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒部材4の内壁二箇所に各リング5,6が固
着されており、各固定リング5,6に隣接して
各弾性リング7,8が配置されており、各弾性
リング7,8はその中心部の二つの被継管1,
2とは接触しない範囲で全円周に亘つて鋼球9
を埋設されて成形されており、各弾性リング
7,8に隣接して各押えリング10,11が配
設されており、各三つのリング5,7,10;
6,8,11を貫いたボルト12とナツト15
との螺合により、各弾性リング7,8が軸線方
向に締付けられることによつて生じた各弾性リ
ング7,8の半径方向内方への膨出部によつて
両被継管1,2の外表面が摩擦把持されるよう
にしたことを特徴とする管接手。 (2) 各弾性リング7,8の厚さが鋼球9の直径よ
りも大きい、実用新案登録請求の範囲第1項記
載の管接手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12627079U JPS6325436Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12627079U JPS6325436Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5644281U JPS5644281U (ja) | 1981-04-21 |
JPS6325436Y2 true JPS6325436Y2 (ja) | 1988-07-11 |
Family
ID=29358159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12627079U Expired JPS6325436Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6325436Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12627079U patent/JPS6325436Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5644281U (ja) | 1981-04-21 |
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