JPH0449431Y2 - - Google Patents

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JPH0449431Y2
JPH0449431Y2 JP1986171282U JP17128286U JPH0449431Y2 JP H0449431 Y2 JPH0449431 Y2 JP H0449431Y2 JP 1986171282 U JP1986171282 U JP 1986171282U JP 17128286 U JP17128286 U JP 17128286U JP H0449431 Y2 JPH0449431 Y2 JP H0449431Y2
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JP
Japan
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bellows
hole
fixed
piece
fixed connection
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JP1986171282U
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JPS6377190U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配管に生じ得る熱変形を吸収する伸
縮管継手に関するものである。
(従来の技術) 第2図にはこの種の従来の伸縮管継手を示して
ある。
この伸縮管継手は、両端に短管10aを有する
伸縮可能なベローズ10と、ベローズ10よりも
大きな外径を有し、各端管10aに同心状に固着
された一対の環状フランジ11とを具備してい
る。各フランジ11の外周縁には貫通穴11bを
有する突出片11aが半径方向に突設され、各貫
通穴11bにはシツピングボルト11cが嵌挿さ
れ両端をナツト11dで締結されている。また、
各フランジ11には周方向に間隔をおいて複数の
連結用貫通穴11eが形成されている。
上記の伸縮管継手は、各フランジ11の貫通穴
11eボルト等を挿着して該フランジ11を配管
側のフランジに連結して使用される。シツピング
ボルト11c及びナツト11dは継手連結後に取
り外れる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述の伸縮管継手では、両フランジ
11の外周縁にシツピングボルト11c用の突出
片11aが設けられているため、継手外径がその
分大きくなり、しかも連結作業の邪魔になる難点
がある。
また、継手連結後にシツピングボルト11cが
取り外されてしまうため、配管連結状態ではベロ
ーズ10の周方向変位を防止することができず、
ベローズ10に無理な捩れ力が作用して破損を生
じる恐れがある。しかも、ベローズ10の軸方向
の伸びを規制することができないため、ベローズ
10に過剰な伸び力が作用して破損を生じる恐れ
がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、継手自体をコンパクトに
構成でき、しかも連結状態におけるフランジの周
方向変位とベローズの過剰伸びを確実に防止でき
る伸縮管継手を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、伸縮可
能なベローズと、ベローズの両端に固着された一
対のフランジとを具備した伸縮管継手において、
両フランジの一方の対向面に固着されたねじ穴付
きの第1固定連結片と、他方の対向面に第1固定
連結片と向き合つて固着されたねじ穴付きの第2
固定連結片と、第1、第2固定連結片の軸方向間
隔よりも長く、一端に軸方向に延びる長穴を他端
に貫通穴を有する中間連結片と、中間連結片の長
穴を通じて第1固定連結片のねじ穴に締結された
第1ねじ手段と、中間連結片の貫通穴を通じて第
2固定連結片のねじ穴に締結された第2ねじ手段
とを設けている。
(作用) 本考案に係る伸縮管継手は、両フランジを配管
側のフランジに連結した後、長穴側の第1ねじ手
段を緩めることによつて使用される。
この伸縮管継手には各フランジの外周縁に従来
のような突出片が存在しないので、継手自体の外
径を小さくできる。
また、第1、第2固定連結片及び中間連結片の
存在、特に中間連結片の長穴と第1ねじ手段との
関係により、配管連結状態ではフランジ及びベロ
ーズの可動が長穴方向に制限されるので、ベロー
ズに無理な捩れ力が作用することがない。しか
も、ベローズの最大伸びが長穴の長さによつて制
限されるので、ベローズに過剰な伸び力が作用す
ることもない。
(実施例) 第1図及び第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第2図に示した従来例と構成を同じくする
部分に同一符号を用いてある。
同図において、10はオメガ型ベローズ等から
成る伸縮可能な円筒状ベローズである。11は環
状形を成すステンレス鋼製の一対のフランジで、
ベローズ10よりも大きな外径を有し、その内周
部をベローズ10の両端に固着されている。ま
た、各フランジ11には、配管連結時に使用され
る複数の貫通穴14が周方向に間隔をおいて設け
られている。
12は円筒状を成すステンレス鋼製の内筒で、
ベローズ10よりも僅かに小さな外径を有し、ベ
ローズ10内に挿入され一端を一方のフランジ1
1に固着されている。13は環状形を成すステン
レス鋼製のシール部材で、両フランジ11の外側
面(連結面)に密着されている。15は配管連結
用のボルトで、各フランジ11の貫通穴14に挿
着されている。
20は両フランジ11間に周方向に間隔をおい
て設けられた複数(図中は4個)の連結手段であ
る。
この連結手段20は、両フランジ11の一方の
対向面、詳しくは貫通穴14の中間位置に、軸線
と平行になるように一端を固着された平板状の第
1固定連結片21aと、他方の対向面、詳しくは
貫通穴14の中間に第1固定連結片21aと向き
合つて、且つ軸線と平行になるように一端を固着
された平板状の第2固定連結片21bと、第1、
第2固定連結片21a,21bの軸方向間隔より
も長い平板状の中間連結片22とを具備してお
り、第1、第2固定連結片21a,21bには
夫々ねじ穴21c,21dが設けられ、また中間
連結片22の一端部には軸方向に延びるな長穴2
2aが他端部には貫通穴22bが設けられてい
る。
第1固定連結片21aのねじ穴21cには、中
間連結片22の長穴22aを通じてナツト24付
きのスタツドボルト23が締結され、これにより
固定連結片21aと中間連結片22とが結合され
ている。
一方、第2固定連結片21bのねじ穴21dに
は、中間連結片22の貫通穴22bを通じて座金
26付きのボルト25が挿着され、これにより固
定連結片21bと中間連結片22とが結合されて
いる。
上述の伸縮管継手は、両フランジ11をボルト
15を利用して配管側のフランジに連結した後、
スタツドボルト23を緩めることで使用される。
つまり、連結状態では長穴22aの調整代が、配
管に生じ得る熱変形の吸収代となる。
この伸縮管継手には各フランジ11の外周縁に
従来のような突出片が存在しないので、継手自体
の外径を小さくコンパクトに構成でき、また不要
な突出部分がなくなるので連結作業も容易に行な
える。
また、中間連結片22の長穴22aとスタツド
ボルト23との関係により、配管連結状態ではフ
ランジ11及びベローズ10の可動を長穴方向に
制限できるので、ベローズ10に無理な捩れ力が
作用することがなく、捩れ力を原因としたベロー
ズ10の破損を確実に防止できる。
しかも、ベローズ10の最大伸びを長穴22a
の長さによつて制限できるので、ベローズ10に
過剰な伸び力が作用することがなく、過剰伸びを
原因としたベローズ10の破損も確実に防止でき
る。
尚、上記実施例における連結手段の個数はフラ
ンジの寸法等に応じて適宜増減できる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、各フラ
ンジの外周縁に従来のような突出片が存在しない
ので、継手自体の外径を小さくコンパクトに構成
でき、また不要な突出部分がなくなるので連結作
業も容易に行なえる。
また、中間連結片の長穴と第1ねじ手段との関
係により、配管連結状態ではフランジ及びベロー
ズの可動を長穴方向に制限できるので、ベローズ
に無理な捩れ力が作用することがなく、捩れ力を
原因としたベローズの破損を確実に防止できる。
しかも、ベローズの最大伸びを長穴の長さによ
つて制限できるので、ベローズに過剰な伸び力が
作用することがなく、過剰伸びを原因としたベロ
ーズの破損も確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す伸縮管継手の
一部破断側面図、第2図は従来例を示す伸縮管継
手の一部破断側面図、第3図は第1図のA−A線
断面図である。 図中、10……ベローズ、11……フランジ、
21a……第1固定連結片、21b……第2固定
連結片、21c,21d……ねじ穴、22……中
間連結片、22a……長穴、22b……貫通穴、
23……スタツドボルト、25……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 伸縮可能なベローズと、ベローズの両端に固着
    された一対の配管連結用フランジとを具備した伸
    縮管継手において、 両フランジの一方の対向面に固着されたねじ穴
    付きの第1固定連結片と、 他方の対向面に第1固定連結片と向き合つて固
    着されたねじ穴付きの第2固定連結片と、 第1、第2固定連結片の軸方向間隔よりも長
    く、一端に軸方向に延びる長穴を他端に貫通穴を
    有する中間連結片と、 中間連結片の長穴を通じて第1固定連結片のね
    じ穴に締結された第1ねじ手段と、 中間連結片の貫通穴を通じて第2固定連結片の
    ねじ穴に締結された第2ねじ手段とを設けた、 ことを特徴とする伸縮管継手。
JP1986171282U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH0449431Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6377190U JPS6377190U (ja) 1988-05-23
JPH0449431Y2 true JPH0449431Y2 (ja) 1992-11-20

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ID=31106766

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180082620A (ko) * 2015-12-07 2018-07-18 텔론 이노베이션즈 코포레이션 벨로우즈 구속장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558207B2 (ja) * 1972-11-22 1980-03-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53106828U (ja) * 1977-02-03 1978-08-28
JPS558207U (ja) * 1978-06-30 1980-01-19

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JPS6377190U (ja) 1988-05-23

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