JPS63254084A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPS63254084A
JPS63254084A JP8885687A JP8885687A JPS63254084A JP S63254084 A JPS63254084 A JP S63254084A JP 8885687 A JP8885687 A JP 8885687A JP 8885687 A JP8885687 A JP 8885687A JP S63254084 A JPS63254084 A JP S63254084A
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recording head
ink
recording medium
unit
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JP8885687A
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Inventor
Yuji Chiba
千葉 裕司
Ryuichi Ebinuma
隆一 海老沼
Nobutoshi Mizusawa
水澤 伸俊
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録装置に関するものである
[従来の技術] インクジェット記録装置は、記録時における騒音が極め
て小さいこと、普通紙に記録が行えること等の多くの利
点を有しており、近年注目の度合いが益々高まっている
中でも電気機械変換素子である圧電素子や磁歪素子、あ
るいは電気熱変換素子などを利用して、記録に際してエ
ネルギ作用室内にあるインクに急激な加圧力を与えてイ
ンク吐出を行うオンデマンド型と呼ばれるインクジェッ
ト記録装置は、インキ滴を記録に必要なときだけインク
を消費することから、不要インクの回収手段や偏向のた
めの高電圧電源等を必要としない大きな利点を有してい
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、インクジェット記録装置にあっては、例えば
各部の補修や清掃作業、インクや記εj媒体等消耗品の
補給作業、賭洩インクや吐出回復のために予備吐出を行
ったときに吐出されるインクを適切に捕集するためのイ
ンク吸収部材の交換作業、記録媒体の搬送系において生
じ得るジャムの除去作業等(以下、これらを総称して装
置の保全作業という)を考慮して、装置内部を開放可能
とするのが望ましい。
この場合、インクジェット記録装置は、特に記録媒体の
幅に対応した範囲に吐出口を配列させた所謂フルマルチ
タイプの記録ヘッドを有するインクジェット記録装置に
おいては、記録媒体の搬送経路に設けられて記録面を規
制するために記録媒体の幅方向に延在するプラテンに対
し、記録ヘッドの吐出口が近接対向するので、上記装置
の保全作業、特にジャム除去作業を行う際にはプラテン
を含む搬送系と記録ヘッドとが離隔、すなわち開放が行
われるのが好適である。
しかしながら、このように開放を行って装置の保全作業
を行った場合、記録ヘッドの吐出口付近に操作者の手や
交換ないし補給に係る部材、あるいは捕集のための工具
等が接触してこれらを汚染したり、記録ヘッドに損傷を
与えたりすることか考えられる。また、記録ヘッドから
インクが漏を曳して装置各部や周囲を汚染したり故障を
引き起したりすることも考えられる。さらに、これらを
避けて慎重に作業を行うべく、操作者に不要の負担をか
けることも考えられる。
本発明は、かかる問題点を解決し、開放時において記録
ヘッドが覆われるようにすることにより、安全かつ容易
に装置の保全作業が行われるようになしたインクジェッ
ト記録装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段コ かかる目的を達成するために、本発明は、記録媒体の幅
に対応した範囲にインクの吐出口を配列した記録ヘッド
と、記録媒体の搬送経路に設けられ、記録媒体の搬送経
路に設けられ、記録時において記録ヘッドの吐出口に対
向し、記録媒体の記録面を形成するプラテンとを具λ1
、プラテンと記録ヘッドとを相対的に移動させて装置内
部を開放することが可能なインクジェット記録装置にお
いて、記録時において記録媒体の搬送経路を規制するガ
イド部材と、記録時においてガイド部材を搬送経路を規
制する位置に設定し、開放を行わせる動作に関連してガ
イド部材を吐出口を覆う位置に設定する設定部材とを具
えたことを特徴とする。
[作 用コ すなわち、本発明によれば、プラテンと記録ヘッド層と
を相対的に移動させて装置内部を開放する動作に関連し
て、記録へウドはカバ一部材により覆われるので、記録
ヘッドに気を使うことなく安全かつ容易に装置の保全作
業を覆うことができるよう、になる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
外観構成の一例を示す斜視図、第2図は便宜上その外装
カバーを除いた状態を示す斜視図である。
ここで、1は本体ユニット部で、上ユニット!aおよび
下ユニット1bを有し、上ユニットlaはヒンジ11を
回動中心にして、下ユニットlbに対して上下方向へ回
動可能である。ここで上ユニットlaには、後に詳述す
る記録ヘッド+01 、電気回路部103.7 y ン
150 、排出上ローラll5a、 jM送送口ローラ
113a紙ガイド201 および給紙ローラIllが設
けられている。一方、下ユニット1bには、プラテン2
03、インク吸収体235、インクタンク231、紙カ
セット221、排紙トレイ9八およびアイドラ213,
215が設けられている。また、5は本体ユニット部1
の上側を覆って配置したカバーであり、このカバー5は
ホスト装faHとのオンラインスイッチ等各種の指令ス
イッチ7a、7bやモード表示を行う表示器70等を配
置した操作部7を設けである。、9は装置の一側面に設
けた排出口であり、記録済の記録媒体Sはこの排出口9
を介して排出トレイ9A上に積載される。
第2図および第3図は、それぞれ、第1図示の装置の内
部構成例を説明するために、第1図示の装置のカバー5
を取外した状態を示す斜視図および第1図示の装置の側
断面を示す図である。これら図において、101は排出
口9近傍に配置したインクジェット記録ヘッドであり、
例えば1mm当り16木の密度で本装置の記録可能幅(
例えばA4版記録紙)の全幅に対応する範囲にノズル1
01aを配列した所謂フルマルチタイプの形態を有する
。また、このノズル等、インク液流路内の適切な部位に
電気機械変換素子(図示せず)あるいは電気熱変換素子
(図示せず)等が配置され、記録すべき画像に応じたホ
スト装置Hからの駆動信号の供給に応じてインクに吐出
エネルギを作用せしめ、これにより吐出口101bから
インクが吐出される。本例において、この記録ヘッド1
01は各ノズル101aの吐出口101bが鉛直方向下
向きに開口するように設けである。
103は、フレキシブルケーブル102を介して記録ヘ
ッド101を駆動するドライバ回路の他、電源回路、制
御回路、装置内の各部回路や装置外のホスト装fRH等
とのインタフェース回路等を基板103Aに設けた本装
置の主要な電気回路部であり、本実施例では、この主要
な電気回路部103を記録ヘッド101 と同じ上ユニ
ットlaに設けたので、記録に際してのインク吐出や、
あるいは万−子期せぬインク漏洩が生じても、インクの
影響は電気回路部103には呼ばないことになる。すな
わち、万一インクが吐出口101bから漏れ出すことが
あっても、その流路は下ユニットlb側に形成されるの
で、本実施例ではその流路より上方に電気回路部103
が配置されていることになり、インクの影響は本装置の
主要な電気回路部103には及ばない。
またさらに本実施例では、この電気回路部103を記録
ヘッド101の各吐出口101bの配設位置よりも高い
位置に配置しである。これによってさらに、インクの影
響は電気回路部103には及ばないことになる。しかし
、電気回路部103と吐出口101bとの前述配置は必
ずしも必要なことではない。
さらに111は円弧の一部を切欠いて形成した給紙ロー
ラであり、例えば紙、フィルムあるいは布等の記録媒体
Sを収容するカセット221から記録媒体Sを記録ヘッ
ド101による記録位置に向けて供給するためのローラ
である。
113および115は、それぞれ、記録ヘッド101に
よる記録位置に対し、記録媒体搬送経路P上の上流側に
配置した排出ローラおよび下流側の排出口9近傍に配置
した排出ローラであり、モータ117によりタイミング
ベルト119を介して回転駆動される。而して、この回
転駆動に応じ、搬送ローラ113および排出ローラ11
5は、それぞれに対向させて配置したアイドラ213お
よび215 と協働し、それらの間に記録媒体Sを挟持
した状態で記録位置への記録媒体Sの搬送、ないし記録
位置から排出トレイ9Aへの記録媒体Sの排出を行う。
201Aは本体ユニット部1側の記録ヘッド101近傍
に、記録媒体の搬送経路に沿って設けられて搬送経路を
規制する紙ガイド部材であり、その先端部で記録媒体を
プラテン203に対して押圧する。
201[]は記録媒体の搬送経路に沿って給紙部3側に
設けた紙ガイド部材である。また、記録ヘッド101の
吐出口に対向して記録面に規制するプラテン203を給
紙部3側に設けである。
前述した紙カセット221に積載された記録媒体Sは給
紙ローラ111 により分難手段(図示せず)との協働
で1枚ずつ分離されて記録位置に向は搬送される。22
5は装置の底板であり、本例にあってはこの底板225
を、記録ヘッド101等から万−子期せぬインク漏洩が
生じたとしても装置外への漏洩インクの流出を阻止する
隔壁に兼用しである。
231は記録ヘッド101 に対するインク供給源とし
てのインクタンクであり、プラテン203の下側に配置
され、記録ヘッド101に対し可撓性の供給チューブ2
33を介してインクを供給する。また235は吸水性の
多孔質材料で形成したインク吸収体であり、本例にあっ
てはプラテン203下側のインクタンク231上部に配
置しである。なお、このインク吸収体235を、プラテ
ン203と適切に位置を置換して記録ヘット101の吐
出口101bと対向ないし当接できるように構成し、記
録ヘッド101の吐出回復処理やキャッピング処理に供
するようにしてもよい。これにより記録ヘッド101か
ら滴下したインクは適切に捕集される。
さらに、150は装置外より空気を取込むことにより各
部を冷却するファンであり、本例にあってはこれを排出
口9とは反対側の装置側面に配置することにより、当該
配置部分の空気取込み口5aから排出口9へ至る気流(
第2図において矢印aで示す)が生じるようにする。上
述のように、本例において記録ヘッド101は排出口9
の近傍に設けられているので、記録ヘッド101からの
インク滴吐出に際して副次的に発生し得るサテライトや
記録媒体Sの表面でインクの飛散により生じ得るインク
ミストや塵埃、記録媒体の紙粉等は、気流に乗って直ち
に排出口9から装置外に運搬され、装置内の各部に付着
してこれを汚染したり、あるいは電気回路部103に故
障が生じるのを予防できることになる。すなわち、本例
にあっては、電気回路を冷却する冷却ファン150はイ
ンクミストを除去する装置内の送風手段に兼用されるも
のである。
上記構成に加え、本例ではさらに以下のように本体ユニ
ット部1を上ユニット1aと下ユニット1bとに分離開
放可能となして、各部の補修作業やジャム処理等、装置
の保全作業が容易に行われるようにする。
第4図は上ユニット1aと下ユニットlbとを分離させ
て内部を開放することにより上記保全作業用のスペース
を確保するための機構の構成例を示す。ここで、11は
排紙口9と反対側の側面に配置され、下ユニット1bに
対し上ユニット1aを回動させるためのヒンジ、13は
上半ニットlaを開放位置に保持するためのばねである
また、本体ユニット部1側に配設した紙ガイド部材20
1八を記録へラド101のカバ一部材に兼用し、これを
第5図につき後述するように適切に保持することにより
、第3図示の装置の非開放状態では紙ガイド部材201
^が記録ヘッド101から離脱して記録媒体Sの搬送経
路Pの規制ないし記録媒体Sのプラテン203への抑圧
を行い、装置の開放状態では、第4図に示すように、紙
ガイド部材201八が記録ヘッド101の吐出口101
b付近に位置づけられてこれを覆うカバ一部材として機
能するようにする。
第5図(A)および(B)は紙ガイド部材201への位
置設定を行う機構の構成例を示す。ここで、301は紙
ガイド201Aを保持する保持部材、303は上ユニッ
トlaの側板、305は側板303の外側に設けた開閉
レバーである。開閉レバー305は、その中央部付近に
おいて側板303から突設した軸303Aに回動自在に
取付けてあり、その一方の腕部(図中、軸303Aの右
側部分)305八に設けた固定!Ti[l1306によ
り、側板303に開口させた長穴304を介して保持部
材301に一体に固着する。また、開閉レバー305の
他方の腕部(図中、軸303Aの左側部分)305Bと
、側板303に突設したビン303Bとの間にばね31
17を張架し、これにより、開閉レバー305は図中時
計方向への回動習性が付与される。
309は下ユニット】b側に設けた係合部材であり、開
閉レバー305の腕部305Aに係合可能で、当該係合
状態(第5図(B)の非開放状態)においてばね307
の付勢力に抗し開閉レバー305を図中反時計方向に回
動させた所定位置に保持する。また、311は側板30
3 に設けたストッパであり、装置の開放による係合部
材309と腕部305八との離脱に伴って開閉レバー3
05が時計方向に回動したとき、腕部305^に係合し
て開閉レバー305を所定の回動位置に保持する。
かかる構成において、第5図(A)に示す装置の非開放
時、すなわち記録時等においては、係合部材309は開
閉レバー305の腕部305八に係合しており、この状
態で開閉レバー305に固定された保持部材301は紙
ガイド部材201八を搬送経路上の所定の位置に保持し
ている。
これに対し、装置の保全を行うに際しては、第4図に示
したように上ユニット1aを下ユニットlbに対して回
動させるが、このとき係合部材309 と腕部305へ
の係合が解除され、開閉レバー305はばね307の付
勢力により、腕部305八かストッパ311に係止され
るまで時計方向に回動する。この状態では、固定@11
308を介し開閉レバー305と一体に回動する紙ガイ
ド201Aは、第5図(B)に示すように、記録ヘッド
101の吐出口IQlb付近を覆う位置に位置づけられ
る。
本例においては、上述のように、記録ヘッド101 、
各部ローラ113および115等は本体の上ユニット部
la内の排出口9近傍に配設され、プラテン203、ア
イドラ213 、215 、紙カセツト2211インク
タンク231およびインク吸収体235等は本体の下ユ
ニットlb内の排出口9近傍に配設されているので、第
4図示のような本体ユニット部1の開放状態にあっては
、記録ヘッド101 、インクタンク231およびイン
ク吸収体235等を含むインク系、および紙カセット2
21および各部ローラ部材を含む給紙ないし搬送系は大
きく開放されることになる。
すなわち本実施例では、記録媒体Sがカセット221か
ら送り出されて排出口9へ至る経路に沿つて、上ユニッ
ト1aと下ユニットlbとが庫1隔するので、上ユニッ
トlaが下ユニットlbに対して上方へ回動すれば、搬
送経路が開放することになる。また、このとき、第5図
示の構成により、記録ヘッド101の吐出口101b付
近は紙ガイド部材201Aによって覆われることになる
従って、この状態で各部の補修やインク吸収体の交換、
ジャムの除去処理等、装置の保全作業に要するスペース
が確保され、従ってそれら作業が容易かつ安全に行える
ようになる。また、この状態で記録媒体Sの補充やイン
ク補給を行うようにしてもよい。なお本例では、記録媒
体Sの搬送経路の全経路に沿って離隔開放する例を示し
たが、これに限られずに、少なくとも記録ヘッドによる
記録位置の部分が離隔開放すれば上述効果を得ることが
できる。
このような開放時にあって記録ヘッド101からのイン
ク滴下を考慮して、紙ガイド201A上面を凹形状とし
、滴下したインクがこの部分に保持されて装置内に漏洩
するのを防止するようにしてもよい。
または、紙ガイド201Aの上面にインク吸収体を配置
したり、あるいは毛細管現象によりインクを保持できる
溝を設けてもよい。さらには、滴下したインクが紙ガイ
ド201Aの上面を伝って適宜の部分に流出するように
する滴下インクの導出部材を設けることも可能である。
また、このように作業領域を確保するための構成は、第
4図示のものに限られることなく、種々のものとするこ
とができる。例えば、下ユニットibの四隅に上ユニッ
ト1aを支える適宜の支柱を設け、その支柱に沿って上
ユニット1aを上下可能としてもよいし、平行リンク機
構を用いて上ユニット1aを水平状態で斜め上方ヘスラ
イトされても良いし、あるいは上ユニット1aと下ユニ
ット1bとを上下方向へ開放するのに限定されることな
く、例えば上ユニットと下ユニットとを左右方向へ開放
するようにしても良い。
ところで、本例にあっては、インク系において記録ヘッ
ド101が本体上ユニットla側に、インクタンク23
1は下ユニットlb側に配置され、それらは供給チュー
ブ233を介して連通されるものである。第6図(八)
は供給チューブの連結状態を示す概略側断面図、第6図
(B)はその斜視図である。
本例にあっては、第6図(八)に示すように、記録ヘッ
ド101およびインクタンク231 とインク供給デユ
ープ233との接続部分に、それぞれ、回動可能なイン
クジヨイント部材101Aおよび231八を設け、本体
ユニット部1の開閉に伴う変位が回動インクジヨイント
部101八および231Aの回転により吸収されるよう
にした。なお、図において101Bおよび231Bはイ
ンクを封止する0リングである。
第6図(B)は供給チューブ接続部分の詳細を示すもの
で、図ではインクタンク231側の構成を示している。
ここで、231Dは供給チューブ233 と一体に、そ
の端部に設けたエルボ、23ICは0リング231Bの
押えリング、231Eはインクタンク231 に固定さ
れ、エルボ2310をインクタンク231 に対し垂直
方向に規制してエルボ2310がインクタンク231か
ら脱藩しないように保持する押え板である。而して、イ
ンクタンク231 、 Oリング231B、押えリング
231Cおよびエルボ押え板231Eに対してエルボ2
130を回転摺動可能とする。
また、このような構成を本例にあっては記録へラド10
1側に対しても同様に採用する。
かかる構成により、供給チューブ233を、ポリエチレ
ン等の可撓性を有する管材とすることによって、インク
の流路に大きな影響を与えることなく滑らかに上部ユニ
ットlaと下部ユニットlbとが離隔開放することかで
きる。さらに本例では、エルボ231Dがインクタンク
231.記録ヘッド101 に対して回動可能な構成と
なっているため、上部ユニットlaと下部ユニットib
との離隔開放の際に供給チューブ233自身の弾性によ
ってその取付角が自然に変位することができる。
このことによって、上部ユニットlaと下部ユニットl
bとが閉じている際の供給チューブ233のたるみを小
さくすることができ、供給チューブ233の変形量を小
さくすることができるので、すなわち、供給デユープ2
33を、各ユニットlaおよびlbが最大開角で離隔開
放した際にインクタンク231と記録ヘッド101 と
をほぼ直線的に連結するに足る長さく第4図参照)とす
ることができるので、供給チューブ233に要求される
可撓性も小さく設計することが可能である。これらのこ
とは、供給チューブとして管路を太くかつ短(すること
を実現可能とするもので、インクタンクから記録ヘッド
へのインク供給路の流路抵抗の低減と管路への空気の侵
入防止あるいは供給チューブ233のたわみ空間を小さ
くできることによる装置の小型化等に大きく貢献する。
なお、このような効果が十分に期待されるのであれば、
第6図(A)および(B) に示した接続部の構成は、
インクタンク231側または記録ヘッド101側のいず
れか一方のみとしてもよい。
また、各ユニット1aおよび1bの離隔開放を受容する
構成としては、可撓性の供給チューブと回動ジヨイント
とを組合せた上記構成にのみ限られず、例えば比較的剛
の供給チューブをベローズ等を介して連絡したようなり
のであってもよい。
ところで、インクジェット記録においてはインク滴の飛
翔距離、すなわち記録ヘッド101のノズル開孔部と紙
との距離は、記録品位に大きな影響を与える要因の1つ
である。特に本例では、記録ヘッド101を有する上ユ
ニットlaと紙を規制するところのプラテン203を有
する下ユニットlbとを離隔可能としたため、その接合
状態において記録ヘッドとプラテンとが精度よく平行に
対向するように配慮するのが望ましい。
これを実現するために、例えば記録ヘッド101を上!
ユニットlaのフレームに対して上下方向に可動となる
ように保持し、下部ユニットlbのプラテン203に対
して固定された突きあて部材を上下ユニットの接合状態
において記録ヘッドの一部に突きあてるようにする等が
考えられる。
本実施例においては、これを小型かつ簡単に実現するた
めに記録ヘッド101を上部ユニット1aに固定し、プ
ラテン203を下部ユニットlbに固定し、上下ユニッ
トla、lbの接合状態において、記録ヘッド101の
両端近傍の二点に上下ユニットにそれぞれ設けた突ぎあ
て部材(不図示)を突きあてる構成とした。また、当該
接合状態を確保すべく、適宜のロック手段を設けてもよ
い。
これによれば、上下ユニットla、lbそれぞれの突き
あて部材に対して記録ヘッド101またはプラテン20
3の取付寸法を精度よく管理することによって筒車に高
精度で、かつ上下ユニットla、lbの開閉に際して再
現性のよい記録ヘッド−紙間距離を保つことが可能にな
る。
以上のような本例に係るインクジェット記録装置におい
ては、オンデマンド型の記録ヘッド101を、装置の排
出口9近傍に吐出口を鉛直方向下向きにした状態で配置
し、電気回路部103の下方に紙カセット221を配設
して、ヘッドの吐出口下側にプラテン203を含む記録
媒体搬送経路が形成されるようにしたので、記録媒体の
搬送距離が短かく、搬送系が簡略化され、従って装置構
成を極めて小型にすることができた。
また、主要な電気回路部103を記録へッド101と同
じ上ユニットla側に設けたので、インク吐出の際、あ
るいは漏洩インクが万−生じた際にも、これらが電気回
路部103に及んでこれに悪影うをもたらすことがなく
なる。
加えて、装置内部を大気圧より高圧とし、排出口9を介
して流出する空気流が形成されるようにしたことにより
、排出口9近傍に設けたヘッド101 によるインク滴
吐出に際して生じるインクミストや記録媒体の搬送によ
り生じる紙粉等は速やかに装買外に運搬されるので、装
置内各部へのインク付着等による汚染や事故が確実に予
防されることになる。
さらに加えて、上ユニット1aを、41F出口9と反対
側の側面に配置したヒンジ11により、下ユニット1b
に対し回動可能としてインク系、搬送系等が大きく開放
されるようにすると共に、当該回動による装置の開放時
には記録ヘッド101の吐出口付近が適切に覆われるよ
うにしたので、装置の開放時には各部の補修、ジャム処
理等装置の保全に要する作業が容易かつ安全となる。
なお、上側においては、電気機械変換素子または電気熱
変換素子を用いたオンデマンド型であってフルマルヂタ
イプの記録ヘッドを有するインクジェット記録装置に本
発明を通用した場合について説明したが、本発明は種々
の駆動方式や走査方式を採用したインクジェット記録装
置にも適用できるのは勿論である。
また、上側では吐出口を鉛直方向下方に向けて配置した
記録ヘッドを有するインクジェット記録装置面について
述べたが、本発明では、水平方向にインクを吐出する形
態を有するインクジェット記録装置にも極めて有効かつ
容易に適用できるのは勿論である。
さらに、装置の開放に伴って記録ヘッドの吐出口付近が
覆われるようにする構成は、第5図示のものに限られる
ことなく、種々の構成とできるのは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッドとプ
ラテンとを相対的に移動させて装置内部を開放する動作
に関連して、記録ヘッドの吐出口が覆われるようにした
ので、記録ヘッドに気を使うことなく、操作者は安全か
つ容易に装置の保全作業を行うことかできるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
一実施例を示す斜視図、 第2図は本発明の一実施例に係る装荷のカバ一部を取外
した状態を示す斜視図、 第3図は実施例に係る装置の側断面図、第4図は実施例
に係る装置において本体ユニット部の上下ユニットを分
離させた状態で示す側断面図、 第5図(A)および(B)は第4図示の状態において記
録へツ自の吐出口を覆う機構の一構成例を示す側面図、 第6図(A)および(B)は、それぞれ、実施例におけ
る記録ヘッドおよびインクタンクと供給チューブとの接
続部の構成例を示す説明図およびその主要部を示す斜視
図である。 1・・・本体ユニット部、 la・・・上ユニット、 lb・・・下ユニット、 3・・・v3紙部、 5・・・カバー、 9・・・排出口、 9八・・・排出トレイ、 II・・・ヒンジ、 101 ・・・記録ヘッド、 101八、231八・・・回動ジヨイント、1018.
231B・・・0リング、 103・・・電気回路部、 103A基板、 111.113,115−・・ローラ、117・・・モ
ータ、 119・・・タイミングベルト、 150・・・冷却ファン、 201八、201B・・・紙ガイド、 203・・・プラテン、 213.215・・・アイドラ、 221・・・紙カセット、 225・・・底板、 231・・・インクタンク、 233・・・供給チューブ、 235・・・インク吸収体、 301・・・紙ガイド保持部材、 305・・・開閉レバー、 307・・・ばね、 309・・・開閉レバー係合部材、 311・・・ストッパ。 (A) 第5図 (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体の幅に対応した範囲にインクの吐出口を配列し
    た記録ヘッドと、前記記録媒体の搬送経路に設けられ、
    前記記録媒体の搬送経路に設けられ、記録時において前
    記記録ヘッドの吐出口に対向し、記録媒体の記録面を形
    成するプラテンとを具え、該プラテンと前記記録ヘッド
    とを相対的に移動させて装置内部を開放することが可能
    なインクジェット記録装置において、 前記記録時において前記記録媒体の搬送経路を規制する
    ガイド部材と、 前記記録時において該ガイド部材を前記搬送経路を規制
    する位置に設定し、前記開放を行わせる動作に関連して
    前記ガイド部材を前記吐出口を覆う位置に設定する設定
    部材とを具えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP8885687A 1987-04-13 1987-04-13 インクジエツト記録装置 Pending JPS63254084A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123405A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Canon Inc インクタンクおよび印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123405A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Canon Inc インクタンクおよび印刷装置
JP4726183B2 (ja) * 2004-10-29 2011-07-20 キヤノン株式会社 印刷装置

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