JPH02519A - シート状クリーニング媒体を記録領域に搬送する機構を備えたインクジェット記録装置および該装置に採用される吐出回復処理方法および前記装置に用いられるクリーニングシート - Google Patents

シート状クリーニング媒体を記録領域に搬送する機構を備えたインクジェット記録装置および該装置に採用される吐出回復処理方法および前記装置に用いられるクリーニングシート

Info

Publication number
JPH02519A
JPH02519A JP63281395A JP28139588A JPH02519A JP H02519 A JPH02519 A JP H02519A JP 63281395 A JP63281395 A JP 63281395A JP 28139588 A JP28139588 A JP 28139588A JP H02519 A JPH02519 A JP H02519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
cleaning
recording head
contact
ejection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63281395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2705956B2 (ja
Inventor
Nobutoshi Mizusawa
水澤 伸俊
Ryuichi Ebinuma
隆一 海老沼
Yuji Chiba
千葉 裕司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to DE3851870T priority Critical patent/DE3851870T2/de
Priority to DE3855083T priority patent/DE3855083T2/de
Priority to EP93201694A priority patent/EP0581344B1/en
Priority to EP88310683A priority patent/EP0316198B1/en
Priority to US07/269,679 priority patent/US4947190A/en
Publication of JPH02519A publication Critical patent/JPH02519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2705956B2 publication Critical patent/JP2705956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16585Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles for paper-width or non-reciprocating print heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/17Cleaning arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2002/1655Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with wiping surface parallel with nozzle plate and mounted on reels, e.g. cleaning ribbon cassettes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00443Copy medium
    • G03G2215/00531Copy medium transported through the apparatus for non-imaging purposes, e.g. cleaning

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録装置およびその吐出回復
処理方法に関し、特にその吐出不良や不吐出に対する回
復処理手段がシート状クリーニング媒体を有するインク
ジェット記録装置およ“びその吐出回復!A埋方法およ
びその媒体に関するものである。
[従来の技術] インクジェット記録装置は、記録時における騒音が極め
て小さいこと、普通紙に記録が行えること等の多くの利
点を有しており、近年注目の度合いが益々高まっている
中でも電気機械変換素子である圧電素子や磁歪素子、あ
るいは電気熱変換素子である発熱抵抗素子などを利用し
て、記録に際してエネルギ作用室内および/またはその
近傍にあるインクに急激な加圧力を与えて吐出口からイ
ンク吐出を行って記録を成す所謂オンデマンド型と呼ば
れるインクジェット記録装置は、インク滴を記録に必要
なときだけ吐出してインクを消費することから、不要イ
ンクの回収手段や偏向のための高電圧電源等を必要とし
ない大きな利点を有している。
このように、インクジェット記録装置は種々の利点を有
するものであるが、塵埃や記録紙の紙粉が記録ヘッドの
吐出口に付着して目詰りを生じたり、吐出口内側への気
泡の混入が生じたり、吐出口近傍のインクの蒸発により
インク粘度が増加し、場合によフては、乾燥しインクが
固化することもある。
そのため、インクジェット記録装置においては、これら
記録品位を低下させる各要因を除去する適宜の処理(以
下これを吐出回復処理という)を行うことが必須である
具体的な吐出口回復処理方式として一般に知られている
ものとしては、ひとつには高分子多孔質材料等からなる
インク吸収体を吐出口に押し当てるようにしたものがあ
る(例えば米国特許4223322)。この方式によれ
ば、インク吸収体と接触したインクが毛細管現象によっ
て吐出口外に吸い出されることを利用して、この吸い出
されるインクとともに前述した増粘インクや気泡を吐出
口外に排出することができる。また、この方式は、イン
ク吸収体を吐出口に直接当接させるものであるので、吐
出口内のインクを吸い出すだけではなく、不吐出や、イ
ンク滴の飛翔方向誤差、いわゆる「ヨレ」の原因となる
吐出口端面に付着したインク滴や塵埃の除去に対しても
有効である。
他の吐出口回復処理方式としては、ポンプ等を使用して
強制的に吐出口近傍のインクを吐出口外に排出するもの
がある(例えば米国特許4276554 。
4599625.4419B77.4543591.4
410900.4383263等)。
この方式は大きく分けて2つあり、ひとつは吐出口内の
インクの圧力を増加させ吐出口近傍のインクを押し出す
方式であり、他のひとつは吐出口外部の圧力を減少せし
め、吐出口近傍のインクを吸い出す方式である。これら
いずれの方式においても、吐出口からインクが流出する
ので、この流出したインク(以下これを廃インクという
)を吸収しかつ貯留する部材を設けるのが望ましいこと
となる。
具体的には、吐出口から流出した廃インクを瞬時に吸収
する吸収部材としては高分子からなる多孔質体等が使用
され、貯留部材としては、吸収部材により一時的にとら
えられた廃インクを貯留するための貯留容器いわゆる滉
液タンクが使用されるのが一般的である(例えば米国特
許4682184に示される)。
ここで述べる吸収部材と、前述の吐出口回復処理方式で
述べたインク吸収体とに要求される材料の特性は、全く
同じもので良く、従フてここで述べている吸収部材に対
し、(A)吐出口内のインクを吸い出し、(B)吐出口
近傍の端面に付着したインク滴および塵埃を除去し、(
C)強制的に吐出口から流出した廃インクを瞬時に吸収
する、という3つの機能をもたせることが可能である。
一般に、この吸収部材は(A)〜(C)の3つの機能ゆ
えに、吐出口に対向した場所に配置され、所定の位置に
設けた廃液タンクとフレキシブルなチューブ等を介して
連通がなされている。
特に前述した目詰り、気泡の混入、インクの増粘、固化
に対して有効な回復処理方式として、強制的に吐出口近
傍のインクを吐出口外に排出する方式は有効である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、インクジェット記録装J、特に記録媒体
の幅に対応した範囲に吐出口を配列させた所謂フルマル
チタイプ(フルラインタイプ)の記録ヘッドを有するイ
ンクジェット記録ヘッドにおいては、記録面を規制する
ためのプラテンが、吐出口の全配設範囲にわたり吐出口
に近接対向して設けられているので、前記吐出回復処理
を行う際にはプラテンと吸収部材との置換を行なわなけ
ればならず、さらに吸収部材を吐出口に当接させる操作
を行うことが要求される。
そこで、吐出回復処理を行うに際してプラテンを記録ヘ
ッドから大きく難脱させ、この状態で吸収部材を記録ヘ
ッドに対して対向可能とした装置(例えば本願人により
米国特許4692778等において開示された装置)が
提案されているが、記録装置の小型化に資するためには
プラテンないし吸収部材の移動範囲を極力小としたり、
さらに好適には省略するのが望ましい。
また、廃液タンクには当然容量があるので、そのオーバ
ーフローを防止するためには、タンクが溝たされたこと
を検知するセンナと、当該検知に応じて操作者に廃液タ
ンクが溝たされていることを報知する適宜の報知手段と
が設けられることになる。さらに、操作者には廃インク
で満された廃液タンクを新しい廃液タンクと交換すると
いう作業が要求されることになる。
このような交換作業はその交換作業にともなって手等を
汚す等の不都合も生じることがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みて、プラテンと吸収部材
との置換を行なうような複雑な機構やそのための大きな
空間を必要とせず、さらに廃液タンクの配設を不要とし
てタンク交換時期の検出やその報知を省略し、簡単にし
てしかも確実な回復処理を行なえる小型のインクジェッ
ト記録装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、上記装置に使用される特別なりリ
ーニング媒体の提供を目的とする。
また、本発明のさらに他の目的は、いわゆるフルマルチ
タイプの記録ヘッドに対して記録不良時の回復を極めて
合理的に短時間でしかも全ての吐出口を確実にクリーニ
ングできる装置を提供することである。
本発明の具体的な目的は、上記目的を達成する上での記
録ヘッドクリーニング状態を安定できる具体的なりリー
ニング手段の提供にある。
また、本発明のさらなる具体的な目的は、本発明に使用
されたクリーニング媒体の排出を不都合なく行うための
全体装買の提供にある。
加えて、本発明は上記各装置に適用されるクリーニング
モード(好ましくは吐出回復ステップを含む)の具体的
なシーケンス、方法を提供するととをさらなる目的とす
る。
[課題を解決するための手段] そのために、本発明では、記録可能範囲内に搬送された
被記録媒体に対して非接触で且つ所定間隙を介して対向
する記録ヘッドにより、インクを吐出して記録を行う非
接触プリントモード実行手段と、記録可能範囲内に被記
録媒体の搬送経路の少なくとも一部を利用して搬送され
るクリーニング用シートを、記録ヘッドに当接させてク
リーニングを行ッた後、クリーニング用シートを記録可
能範囲内から排出する接触クリーニングモード実行手段
とを具えたことを特徴とする。
さらに本発明では、被記録媒体が案内し且つ被記録媒体
の記録面を規制するプラテンと、記録ヘッドとの間隙よ
り小の厚みの搬送先端側部分と、間隙より大の厚みの弾
性変形可能なりリーニング作用部分とを有し、被記録媒
体の搬送経路の少なくとも一部によって搬送されること
に伴フて行われる。
さらに本発明で、は、搬送路上を搬送される記録ヘッド
とは非接触の被記録媒体に対し、インクを吐出して記録
を行う記録ヘッドを具えたインクジェット記録装置にお
いて、シート状のインク吸収体を収納した第1収納手段
と、インク吸収体が記録ヘッドに対向するときに記録ヘ
ッドからインクを排出させて吐出回復処理を行う回復処
理手段と、排出されたインクを吸収したインク吸収体を
収納する第2収納手段と、吐出回復処理に関連して、搬
送路の少なくとも一部を介してM1収納部材よりインク
吸収体を搬送して記録ヘッドに当接させてクリーニング
し、その後インク吸収体を第2収納手段に導入するクリ
ーニング搬送手段とを有したことを特徴とする。
さらに本発明では、シート状のインク吸収体を、被記録
媒体を搬送する機構により搬送し、記録ヘッドの吐出口
に対向する位置に達したインク吸収体に吐出口から流出
したインクを吸収させる工程、吐出口から流出したイン
クを吸収したインク吸収体を、さらに吐出口に当接させ
てインクを吸収する工程、およびインク吸収体に、イン
ク未吸収領域を残してインク吸収体を排出する工程から
なることを特徴とする。
[作 用] 以上の構成によれば、記録ヘッドの吐出口に対向する位
2まで搬送されたシート状のインク吸収体を、吐出口に
当接させて、吐出口端面のインク滴や塵埃を除去した後
、インク滴や塵埃を吸収したインク吸収体を装誼外へ排
出することが可能となる。
また、間隙部をインク吸収体の厚い部分が搬送されてい
るときに、記録ヘッドの吐出口端面に付着した吐出不良
等の要因となる残留インクや塵埃等がその部分で除去さ
れる。
さらに、第1収納手段内に収納されたシート状のインク
吸収体は、記録媒体の搬送系の一部または全部を使用し
て搬送され、記録ヘッドの吐出口より流出するインクを
吸収せしめた後、第2収納手段内に回収される。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用したインクジェット記録装置の外
観構成の一例を示す斜視図である。
ここで、1は本体ユニット部であり、上ユニット1aお
よび下ユニットtbを有し、上ユニットlaはヒンジ等
を回動中心にして、下ユニット1bに対して上下方向へ
回動可能とすることもできる。ここで上ユニットlaに
は、第2図につき詳述する記録ヘッドTJH、電気回路
部103、ファン150、排出ローラPOR、搬送ロー
ラPSR、紙ガイド201および給紙ローラPFR等が
設けられている。一方、下ユニットlbには、プラテン
PTN 、インクタンク231、排紙トレイ9Aおよび
アイドラPRI、PR2等が設けられている。また、下
ユニット1bには、記録に際しての記録媒体を収納した
紙カセットまたは吐出回復処理に際してのクリーニング
ベーパを収納した後述のカセットが配置される。さらに
5は本体ユニット部1の上側を覆フて配置したカバーで
あり、このカバー5はホスト装fiHとのオンラインス
イッチあるいは記録開始指令スイッチや吐出回復処理の
起動スイッチ等各種の指令スイッチ7a、7bやモード
表示を行う表示器7c等を配置した操作部7を設けであ
る。9は装置の一側面に設けた排出口であり、記録済の
記録媒体はこの排出口9を介して排出トレイ9A上に積
載される。
第2図は第1図示の装置の内部構成例を説明するために
、第1図示の装置のカバー5を取外した状態を示す模式
的斜視図である。図において、IJI+は排出口9近傍
に配置したインクジェット記録ヘッドであり、例えば1
mm当り16本の密度で本装置の記録可能幅(例えば^
4版記録紙)の全幅(例えば1行記録領域の幅)に対応
する範囲に吐出口IJO,を配列した所謂フルマルチタ
イプの形態を有する。また、このノズル等、インク液路
内の適切な部位に電気機械変換素子(図示せず)あるい
は電気熱変換素子(図示せず)等が配置され、記録すべ
き画像に応じたホスト装置Hからの駆動信号の供給に応
じてインクに吐出エネルギを作用せしめ、これにより吐
出口IJOからインクが吐出される。本例において、こ
の記録ヘッドJXHは各液路rJNの吐出口IJOが鉛
直方向下向きに開口するように設けである。
103は、フレキシブルケーブル102を介して記録ヘ
ッド101を駆動するドライバ回路の他、電源回路、制
御回路、装置内の各部回路や装置外のホスト装置H等と
のインタフェース回路等を基板103Aに設けた本装置
の主要な電気回路部であり、本実施例では、この主要な
電気回路部103を記録ヘッドIJHと同じ上ユニット
1aに設けたので、記録に際してのインク吐出や、ある
いは万−子期せぬインク漏洩が生じても、インクの影響
は電気回路部103には呼ばないことになる。すなわち
、万一インクが吐出口IJOから漏れ出すことがあって
も、その流路は下ユニットlb側に形成されるので、本
実施例ではその流路より上方に電気回路部103が配置
されていることになり、インクの影響は本装置の主要な
電気回路部103には及ばない。
またさらに本実施例では、この電気回路部103を記録
へラドIJIIの各吐出口IJOの配設位置よりも高い
位置に配置しである。これによってさらに、インクの影
響は電気回路部103には及ばないことになる。しかし
、電気回路部103と吐出口IJOとの前述配置は必ず
しも必要なことではない。
ざらにPFRは円弧の一部を切欠いて形成した給紙ロー
ラであり、例えば紙、フィルムあるいは布等の記録媒体
Sを収容するカセット221から記録媒体Sを記録ヘッ
ドIJIIによる記録位置に向けて供給するためのロー
ラである。
PSRおよびPOnは、それぞれ、記録ヘッドIJHに
よる記録位置に対し、記録媒体搬送経路上の上流側に配
置した排出ローラおよび下流側の排出口9近傍に配置し
た排出ローラであり、モータ117によりタイミングベ
ルト119を介して回転駆動される。而して、この回転
駆動に応じ、搬送ローラPSRおよび排出ローラPOR
は、それぞれに対向させて配置され、図中鉛直方向に弾
性支持されたアイドラPRIおよびPR2とt11J働
し、それらの間に記録媒体を挟持した状態で記録位置へ
の記録媒体の搬送、ないし記録位置から排出トレイ9^
への記録媒体の排出を行う。
201は記録媒体の搬送経路上に設けられ、搬送経路を
規制する紙ガイドである。PTNは記録ヘッドIJHの
吐出口に対向させて配設され、記録面を規制するプラテ
ンであり、第4図5第6図および第7図にて後述するm
 4iGによってインクの吐出方向に移動可能である。
PCは記録媒体を積載するための紙カセットであるが、
吐出回復処理を行なう際には、第3図に示すインク吸収
体からなるシートCP(以下クリーニングベーパと呼ぶ
)を積層収納するクリーニングベーパカセットCPCと
置換される。紙カセットPCやクリーニングベーパカセ
ットCPC内に積載された記録媒体やクリーニングベー
パカセットCPC内に積載された記録媒体やクリーニン
グベーパCPは、給紙ローラPFRによフて1枚ずつ分
離されて記録ヘッドIJHの吐出口下方に搬送される。
231は記録ヘッドTJ)Iに対するインク供給源とし
てのインクタンクであり、プラテンPTNの下側に配習
され、記録ヘッドIJI+に対して可撓性の供給チュー
ブ233を介してインクを供給する。
PIISおよびPI’1llSは、記録媒体のジャム検
知やクリーニングベーパPCの位置を検出するための反
射型の光センサである。またMSNは紙カセットPCの
側面に配設された突起部PRJによフて付勢されるマイ
クロスイッチであり、クリーニングベーパカセットCP
Cには突起部PRJを設けないように構成することによ
り、装置に挿入されたカセットが紙カセットPCである
か、クリーニングベーパカセットCPCであるかの判断
を可能とする。
第4図は本実施例のプラテンPTN周辺の模式的切断面
図であり、シート状のインク吸収体を記録ヘッドの吐出
口に当接させる機構の第1の実施例を示す。
図におイテ、BEAMI 、BEAM2 、BEAM3
およびFXBはビーム材であり、これらビーム材は各々
に設けられた2ケ所の軸支点PVTあるいはPVTII
に回動自在に軸支され平行リンク機構を構成する。また
、ビーム材BEAMIの一端はプラテンPTNとプラテ
ン面に垂直に接合し、ビーム材BEAM3の一端は、ソ
レノイドSNDのプランジャPLOとビンPINによっ
て回動自在に係合している。さらに、ビーム材FXBの
一端は装置のフレームF旧に固定されている。
11PIは記録ヘッドIJHに設けられた突当て部、5
P11はフレームと記録ヘッドIJHとの両方に接合す
るヘッド支持ばねであり、ヘッド支持ばねSPHは、そ
の付勢力によって記録ヘッドIJI+の突当て部HPI
をフレーム側に固定されたストッパ5TPIに押しつけ
、記録ヘッドIJHが常に所定の高さに位置するように
支持し、かつプラテンPTNの吐出口方向への駆動によ
って、後述するクリーニングベーパを介して記録ヘッド
IJHに加わる力が所定以上の値に達した時に変形し、
記録ヘッドの破壊を防ぐ役割をもっている。
ソレノイドSNDが駆動されると、プランジャPLOが
図中矢印Aで示す方向に引き込まれ、プラテンPTNは
リンク機構によって、図中矢印Bで示す方向、すなわち
記録へラドIJHの下方端面にある吐出口IJOに当接
する方向に駆動する。
SPLは圧縮ばね、FDSKはフランジであり、圧縮ば
ねSPLは、ビーム材BEAM3の一端にフランジFD
Sにを当接させて、このフランジFDSにとソレノイド
SNDの端面との間にプランジャPLGを取りまくよう
に介挿される。この構成により、圧縮ばねSPLの付勢
力はビーム材BEAM3を支点PVTRを中心軸として
図中反時計まわりに回転させ、その一部を調整ねじAD
JIの先端ビーム支持部)IBMに当接させる。
これによって、ソレノイドが駆動されないときは、プラ
テンPTNの位置を固定するものであり、また調整ねじ
ADJIの調整によってプラテンPTNと吐出口IJO
との間隔が決定され得る。
上記の構成における吐出回復処理の動作手順を第5図に
示すフローチャートを参照して説明する。
インクの増粘等の原因により、記録ヘッドIJHに不吐
出が発生すると、ユーザーは吐出回復処理のために、操
作部7にある吐出回復スイッチを押す。これによって吐
出回復処理の動作手順はスタートする。装置が記録を行
っている最中はまず記録が終了するのを待つ(ステップ
55G1.5515)。次にマイクロスイッチMSNの
状態により、紙カセットPCが挿入されているのか、ク
リーニングベーパカセットが挿入されているのかを判断
する(ステップ5502)。スイッチMSNがONにな
っている場合、すなわち紙カセットPCが挿入されてい
る場合には、操作部7にあるクリーニングベーパカセッ
トcpcが挿入されていないことを示す表示手段として
例えば表示ランプを点滅しくステップ5516) 、ユ
ーザーにクリーニングベーパカセットCPCと紙カセッ
トPCとの交換をうながす。なお、表示ランプの代りに
音声等の表示手段によって、クリーニングベーパカセッ
トCPCが挿入されていないことを告知するようにして
もよい。
クリーニングベーパカセットの挿入が確認されると、記
録媒体を供給する場合と同様に、給紙ローラPFRが回
転しくステップ5503) 、カセットに積層されたク
リーニングベーパCPの最上部にある1枚を分離して、
送紙ローラPSRへ送り込む。
送紙ローラPSIIおよび排紙ローラPORは回転しく
ステップ5504) 、クリーニングベーパCPを排紙
トレー9Aの方向へ送る(ステップ5517) 、やが
て、クリーニングベーパCPの先端は記録ヘッドIJ1
1の下方を通過し、光センサPIISの下方に達し、光
センサPIISはON状態となる。ここで、光センサP
IISはクリーニングベーパCPの先端が記録へラドI
JHの下方を完全に通過したことを確認するための手段
として機能する。
光センサPH5がONになると(ステップ5505)、
図示していないコントローラはほぼ同時に次の2つの動
作を行う。
すなわち(i)紙送り量を制御するカウンタに所定の紙
送り量に相当するカウンタ値m、をセットする(ステッ
プ5506)  (このカウンタ値はクリーニングベー
パCPの送り量に比例して減少していく値である。 )
 、 (ii)インクタンク231から記録ヘッドIJ
Hにインクを供給するポンプを起動し、記録ヘッドIJ
)l内のインクの圧力を増加し、吐出口近傍の増粘した
インクや気泡を吐出口から強制的に流出させる(ステッ
プ5508)。
カウンタ値m、は、例えば送紙ローラPSRおよび排紙
ローラPORを駆動するモータ117がステッピングモ
ータの場合、このステッピングモータをコントロールす
るパルス数に対応するもので、ステッピングモータが1
パルス分回転し、クリーニングベーパCPを送る毎に(
ステップ5518) 、1づつ減少しm+ =Qとなっ
た時(ステップ5507)に、コントローラ(不図示)
はモータ117を停止する。また、ポンプもモータ11
7の停止と同時に停止する(ステップ5508.550
9)、もし、クリーニングベーパCPを停止した状態で
ポンプを作動すれば、吐出口から流出する廃インクの量
が薄いシート状のクリーニングベーパCPのインク吸収
能力を直ちに上回りインクはクリーニングベーパCPに
吸収しきれずにクリーニングベーパCP外にあふれ出し
他の構成要素を汚染することになるが、廃インク流景を
十分吸収できる速度でクリーニングベーパCPを搬送す
れば、薄いシート状のインク吸収体でも、前述のような
問題を生じることはない。したがって、ポンプ作動時に
、クリーニングベーパCPのインク吸収能力に合わせて
、送り速度を減少させたり増加したりすれば、よりクリ
ーニングベーパCPを有効に使用することができる。
前述のカウンタ値m、によって規定されるクリーニング
ベーパCPの送られる距離は、上述の説明から明らかな
ように廃インクを吸収した領域に相当し、カウンタ値m
l は、クリーニングベーパCPのこの廃インク吸収領
域以降に廃インクを吸収していない余白部を残すような
値に設定されている。廃インク吸収領域を排紙する際に
、−度クリーニングベーパCPに吸収された廃インクが
排紙ローラPORに付着するが、上記設定された余白部
はこのローラPORに付着した廃インクを吸収し、排紙
ローラPORの表面を清浄する。したがって余白部が最
低、排紙ローラPORの外周分に相当する長さだけ残る
ようにm、およびクリーニングベーパCPの長さを設定
することが望ましい。
送紙ローラPARの回転が停止すると(ステップ550
9) 、次にソレノイドSNDが作動しくステップ55
10)平行リンク機構を介してプラテンPTNを矢印B
の方向に8勤する。この動作によってプラテンPTNは
、クリーニングベーパcPを記録ヘッドIJ11の液路
IJNとの間にはさみ込み、よってクリーニングベーパ
CPが吐出口IJOに押しつけられる。ツルイドSND
は所定の時間作動した後OFF状悪となり(ステップ5
511) 、クリーニングベーパCPは吐出口IJOか
ら離されて元の状態に戻る。
クリーニングベーパCPが吐出口IJOに当接すること
により、ポンプ動作でインクを流出させるだけでは除去
しきれない付着ゴミや付着インクの除去が可能となる。
当接を解除されたクリーニングベーパCPは再び送紙ロ
ーラPSRおよび排紙ローラPOIIによりて搬送され
る(ステップ3512.5519)。クリーニングベー
パCPの後端が排紙ローラPORを通過し、さらに光セ
ンサPRISを通過すると、光センサPIIH5はON
状態からOFF状態に変化するため(ステップ5513
) 、 コントローラ(不図示)は、クリーニングベー
バCPが排出口9より装置外部へ排出されたと判断し、
排紙ローラPORおよび送紙ローラPSRの回転を停止
しくステップ5514) 、吐出回復処理を完了する。
第6図はプラテンPTN周辺の模式的切断面図であり、
シート状のインク吸収体を記録ヘッドの吐出口に当接さ
せる機構の第2の実施例を示す。なお、第4図に示した
要素と同様の要素には同様の符号を付してその説明は省
略する。
第4図に示した第1の実施例と異なるのは、インク吸収
体をノズル吐出IJOに当接させるために移動させる要
素が、プラテンPTNでなくて記録ヘッドIJHである
ことである。従フて、ビーム材BEAM2 、[lEA
M3 、FXBおよび記録ヘッドIJHの4部材でリン
ク機構が構成され、第4図に示したのと同様ビーム材B
EAM3の一端がソレノイドSNDのプランジャPLO
と係合し、ソレノイドSNOを図中矢印で示すC方向に
駆動することにより、記録ヘッドIJIIを図中矢印で
示すD方向に動作させ、もって吐出口IJOをクリーニ
ングベーパCPに押し当てる。
また、第4図に示したのと同様、固定ビーム材FXBは
装UのフレームFM2に固定され、フレームFM2に設
けられた調整ねじ^DJ2の先端IBMはビーム材BE
AM2の一部と当接し、さらにビーム材B EAM3の
プランジャPLOとの保合部とソレノイドSNDの端面
との間に介挿された圧縮ばねSPLおよびフランジFD
Sにの存在によりて記録ヘッドIJI+の静止時におけ
る高さ調整が行われる。
さらに、PTNEはプラテン支持部材であり、その一端
はプラテンPTNのプラテン面と垂直に接合し、他端は
装置に固定されたプラテン支持ばねSPPと接合する。
また、プラテン支持部材PTNEには突当て部HP2が
設けられている。これにより、プラテン支持ばねSPP
は突当て部HP2をフレームに固定されたストッパ5T
P2に押し当て、プラテンPTNが常に所定の高さに位
置するようにし、かつ記録ヘッドIJHのプラテンPT
N方向への移動によってクリーニングベーパCPを介し
て記録ヘッドIJHに加わる力が所定以上の値に達した
ときに変形し、記録ヘッドIJI+の破壊を防ぐように
する。
上記構成における吐出回復処理動作は、第1実施例にお
ける処理とほぼ同様であり、異なるのは上述したように
プラテンPTNが移動する代りに記録ヘッドrJI+が
移動し、もって吐出口IJOとプラテンPTNとでクリ
ーニングベーパCPをはさみ、吐出口IJOの清浄を行
う。
第7図はプラテンPTN周辺の模式的切断面図であり、
シート状のインク吸収体を記録ヘッドの吐出口に当接さ
せる機構の第3の実施例を示す。なお、第4図または第
6図に示したのと同様の要素には同様の符号を付してそ
の説明は省略する。
図において、BNDは記録ヘッドIJHとその吐出口I
JOと所定の間隔を有して対向する記録面を規制するプ
ラテンPTNとをねじ5CPHおよびSにRPで締結し
て一体化する結合部材であり、第1実施例のビーム材B
EAMIや第2実施例の記録ヘッドIJHと同様リンク
機構の構成要素を成し、後述されるカムによって図中矢
印の方向に駆動される。
CAMはカムであり、このカム面にビーム材8EAM3
の一部は引張ばねSPTの付勢力で当接されている。カ
ムCAMはプーリPREI、PRE2およびベルトRO
Tを介して伝達されるモータRVMの回転に応じてその
カム面が変位し、リンク機構を駆動する。
上記構成における吐出回復処理動作について説明する。
第5図に示した処理と異なるのはソレノイドを駆動する
代りに(ステップ5510.5511)、以下の動作を
行うことである。
すなわち、ポンプが停止すると同時に、クリーニングベ
ーパCPの搬送が停止されると、モータnVMが所定量
回転しカムCAMを駆動する。これにより、当初第7図
で示すような位置にあったカムCAMはモータRVMの
回転に応じてそのカム面の変位を下げ、支点PVTRを
軸とするリンクの駆動により結合部材BNDで一体化さ
れたプラテンPTNと記録ヘッドIJHのユニットを図
中矢印で示す下方に変位させる。この結果、記録ヘッド
IJHの下端にある吐出口IJOは排出ローラPOnと
アイドラPR2および送紙ローラPSRとアイドラPR
Iによフて挾持されているクリーニングベーパCPに当
接する。
ところで、排紙ローラPORおよび送紙ローラPSRの
駆動にステッピングモータを使用すれば、ステッピング
モータが停止する際の励磁トルクにより、排紙ローラp
onおよび送紙ローラPSnにはブレーキがかかるため
、記録ヘッドIJ11のクリーニングベーパへの押しつ
けによってローラが回転してクリーニングベーパの張力
が低下するようなことは無く、適切な押しつけ力を得る
ことが可能である。また、前述の2つの実施例のように
、プラテンを裏当てのように使用することも無いので、
記録ヘッドIJHに無理な力が加わることも無い。
さらに本実施例によれば、記録ヘッドIJHとプラテン
PTNを結合部材BNDを使用して一体化したので、比
較的高い精度の要求される記録ヘッドIJHとプラテン
PTNとの間隔の管理が前述の2つの実施例に比較して
極めて容易であることも本実施例の特徴である。
第8図は、本発明に係りシート状のインク吸収体を記録
ヘッドの吐出口に当接させる第4の実施例を示す。
同図から明らかなように、構成要素としては、記録紙搬
送系のみで上記3実施例のようにプラテンPTNや記録
ヘッドIJHを駆動する機構は存在しない。一般に排紙
ローラPORと送紙ローラPSnとは同一速度で回転し
、記録媒体がプラテンPTNから浮き上がらないように
搬送するが、本実施例においては、クリーニングベーパ
CPを搬送する際は排紙ローラPo1lの回転を停止し
、送紙ローラ25口のみを回転させてクリーニングベー
パCPにループ部LOOPを形成し、このループ部LO
OPが記録ヘッドIJHの吐出口IJOに当接するよう
にする。この方法によれば、前述の3つの実施例で述べ
たようなプラテンや記録ヘッドに変位を与える機構を必
要とせずにクリーニングベーパCPを記録ヘッドの吐出
口に当接することが可能となる。
排紙ローラPORの回転を停止し、送紙ローラPSRの
みを回転させる方法としては、排紙ローラPORと送紙
ローラPSRとをそれぞれ別々のモータで駆動する方法
、あるいは、排紙ローラPORに電磁クラッチ等の動力
伝達の断続手段を設ける等の方法があるが、制御や機構
の面でいずれも複雑なものとなってしまう。
そこで、従来の機構の若干の要素を付加するだけで、第
8図にて上述した駆動が可能となるような方式について
第9図を用いて説明する。
第9図(A)は、従来の送紙系を示すものであり、排紙
ローラPORに取りつけられたプーリPREOと送紙ロ
ーラPSRに取りつけられたプーリPRESとが、同一
のベルトTILTを介してモータPFMによって駆動さ
れる方式である。この第9図(^)に示す機構に新たな
要素を付加して第9図(B)に示すような構成とする。
第9図(B)において、ベルトTBLTIは第9図(A
)に示すベルトTBLTよりもΔLだけ長いベルトであ
り、このΔLによって生ずる撓みは、アイドラプーリP
REIIによって吸収さねている。すなわち、アイドラ
プーリPREIIは支点PVTIを中心に回転可能なア
ームARMIの一端に回転自由に取付けられており、ア
ーム靜旧の他端に取付けられた引張バネSP^の付勢力
によって、プーリPREIはベルトTBLTIに当接レ
ベルTIILTIの撓みを吸収する。また排紙ローラP
ORと送紙ローラPSRとの間でベルトTBLTI と
当接するアイドラプーリPIIEI2は支点PVT2を
中心に回転可能なアームΔRM2の一端に回転自由に取
り付けられており、アームARM2の他端はツルイドS
NDのプランジャにビンPI32を介して接続されてい
る。
上記のような構成において、ステッピングモータPFM
を停止し、同時にソレノイドSNDを図中矢印で示す方
向に駆動すると、アイドラプーリPREI2は図中矢印
Aの方向に変位し、第9図(C)に示すようにプーリP
REOとプーリPRESの間に新たなたわみδ1が発生
する。このたわみδ宜の発生はアイドラPREIIの図
中矢印B方向への変位、すなわちプーリPRESとプー
リPREMの間に撓みδ2の減少をもたらす。
撓みδ1の発生は、具体的には、プーリPREOとプー
リPRESの間に長さ611分のベルトが送り込まれる
ことを意味するものであるが、ステッピングモータPF
Mの励磁トルクによってブレーキがかかりプーリPRE
MおよびプーリPREOは回転しないため、ベルトの長
さΔfLlはプーリPRESの図中矢印Cの方向の回転
によって送り込まれる。したがって、排紙ローラPOR
を停止したまま送紙ローラPSRを回転することができ
、クリーニングベーパCPにループ部LOOPを生ぜし
めることが可能となる。クリーニングベーパCPのルー
プの大きさは、撓みδ、にほぼ比例するので、例えばソ
レノイドSNDを駆動する電圧によってループの大きさ
を制御することも可能である。
なお、上記各実施例においては、クリーニングベーパを
吐出口IJOに押し当てる動作を1吐出回復処理動作当
り1回として説明したが、本発明の適用はこれに限られ
るものではなくクリーニングベーパCPの移動と吐出口
IJOへの押し当てとを交互に繰り返すようにして数回
行ってもよい。
また、上記各実施例においては、クリーニングベーパC
Pを吐出口IJOに押し当てる際、クリーニングベーパ
CPの搬送を停止したが、本発明の適用はこれに限られ
るものではなく、例えば搬送速度を減速し、吐出IJO
をクリーニングベーパCPが摺動しながらインク滴やゴ
ミを除去するように制御してもよい。
さらに、上記各実施例においては、ポンプ等を使用して
吐出口IJOからインクを流出させた後、クリーニング
ベーパCPを吐出口IJOに当接するように制御する方
式について述べたが、吐出口IJOからインクを強制的
に流出させる手段をいっさい使用せずにクリーニングベ
ーパCPを吐出口IJOに当接する動作のみを行うよう
に制御してもよ第1θ図は第1図示の装置の前述の第2
図で示されたものとは別の内部構成例を説明するための
もので、第2図示のものと同様に、第1図示の装置のカ
バー5を取外した状態を示す模式的斜視図である0図に
おいて、インクジェット記録ヘッドIJ11.吐出口I
JO、電気根域変換素子(図示せず)あるいは電気熱変
換素子(図示せず)等の駆動素子、ホスト装置H,フレ
キシブルケーブル102.電気回路部103.給紙ロー
ラPFR,排出ローラPSR,FOR。
紙ガイド201.プラテンPTN、紙カセットPC,ク
リーニングベーパカセットcpc 、インクタンク23
1.光センサPH3,PRH5,マイクロスイッチMS
Wは第2図示の構成と同一である。
上記の構成における吐出回復処理の動作手順を第11図
に示すフローチャートを参照して説明する。
インクの増粘等の原因により、記録ヘッドIJHに不吐
出が発生すると、ユーザーは吐出回復処理のために、操
作部7にある吐出回復スイッチを押す。これによって吐
出回復処理の動作手順はスタートする。装置が記録を行
っている最中はまず記録が終了するのを待つ(ステップ
5401,5413)。次にマイクロスイッチ閘SWの
状態により、紙カセットPCが挿入されているのか、ク
リーニングベーパカセットが挿入されているのかを判断
する(ステップ54Q2) 、スイッチMSWがONに
なっている場合、すなわち紙カセットPCが挿入されて
いる場合には、操作部7にあるクリーニングベーパカセ
ットCPCが挿入されていないことを示す表示ランプを
点滅しくステップ5414) 、ユーザーにクリーニン
グベーパカセットCPCと紙カセットPCとの交換をう
ながす。なお、表示ランプの代りに音声等によフて、ク
リーニングベーパカセットCPCが挿入されていないこ
とを告知するようにしてもよい。
クリーニングベーパカセットの挿入が確認されると、記
録媒体を供給する場合と同様に、給紙ローラPFRが回
転しくステップ5403) 、カセットに積層されたク
リーニングベーパCPの最上部にある1枚を分離して、
送紙ローラPSRへ送り込む。送紙ローラPSRはクリ
−ニゲベーパCPを送るのに支障をきたさない比較的速
い回転数n、で回転しくステップ5404) 、クリー
ニングベーパCPを排紙トレー9^の方向へ送る(ステ
ップ5415)。やがてクリーニングベーパCPの先端
は記録ヘッドIJHの下方を通過し、光センサPII5
の下方に達し、光センサP HSはON状態となる。こ
こで、光センサPH5は、クリーニングベーパCPの先
端が記録ヘッドIJHの下方を完全に通過したことを確
認するための手段として機能する。
光センサPH5がONになると(ステップ5405)、
図示していないコントローラはほぼ同時に次の3つの動
作を行う。
すなわち(i)紙送り量を制御するカウンタに所定の紙
送り量に相当するカウンタ値m、をセットする(ステッ
プ5406)。(このカウンタ値はクリ−ニゲベーパC
Pの送り量に比例して減少していく値である。 ) (
ii)送紙ローラPSR、排紙ローラPORの回転数を
n、からn2に減少させる(ステップ5406) 、 
 (iff)インクタンク231から記録へラドIJ1
1にインクを供給するポンプを起動し、記録ヘッドIJ
II内のインクの圧力を増加し、吐出口近傍の増粘した
インクや気泡を吐出口から強制的に流出させる(ステッ
プ5407)。(i +)の動作は、クリーニングベー
パCPのインク吸収能力に見合う速度にクリーニングベ
ーパCPの速度を変化させ、(iii)の動作により流
出するインクを過不足無くクリーニングベーパCPに吸
収させようとするためのものである。本実施例では、ク
リーニングベーパCPのインク吸収能力が充分あるので
減速を行りたが、クリーニングベーパCPの吸収能力が
低かったつポンプの加圧力が高く流出する廃インクの流
量が多い時には、逆に回転を加速するか、はじめから高
回転でクリーニングベーパCPを搬送するようにすれば
クリーニングベーパCPから廃インクが遺漏してベーパ
CP以外を汚すことを防止できる。
回転all n 2でクリーニングベーパCPを送る距
離は、あらかじめカウンタ値m、で規定されており、ポ
ンプはとの距雛をクリーニングベーパCPが送られる開
動作する。したがって、ポンプの加圧によって吐出口か
ら廃インクが流出している間、クリーニングベーパCP
は比較的ゆっくりとした回転数02で回転する送紙ロー
ラPSRおよび排紙ローラPORによって搬送される(
ステップ5416) 。
また、カウンタ値m、=0となり(ステップ5408)
ポンプが停止すると(ステップ5409) 、再び送紙
ローラPSRおよび排紙ローラPOIIは回転数n、で
回転しくステップ5410) 、クリーニングベーパC
Pを排紙トレイ9A側に搬送する(ステップ5417)
このとき、カウンタ値m1によって規定されるクリーニ
ングベーパCPの送られる距離は、上述の説明から明ら
かなように廃インクを吸収した領域に相当し、カウンタ
値m、は、クリーニングベーパCPのこの廃インク吸収
領域以降に廃インクを吸収していない余白部を残すよう
な値に設定されている。廃インク吸収領域を排紙する際
に、−度クリーニングベーパCPに吸収された廃インク
が排紙ローラPORに付着するが、上記設定された余白
部はこのローラPORに付着した廃インクを吸収し、排
紙ローラPORの表面を清浄する。したがって、余白部
が最低、排紙ローラPORの外周分に相当する長さだけ
残るようにm、およびクリーニングベーパCPの長さを
設定することが望ましい。
回転数n、で回転する排紙ローラPORによって搬送さ
れるクリーニングベーパCPの後端が排紙ローラPOI
Iをはなれ、光センサPRH5を通過すると、光センサ
PRH5はON状態からOFF状態に変化するため(ス
テップ5411) 、  コントローラはクリーニング
ベーパCPが排出口9より装置外部へ排出されたと判断
し、送紙ローラPSRおよび排紙ローラPORの回転を
停止しくステップ5412) 、回復処理を完了する。
上記実施例によれば、従来の送紙系を大幅に変更するこ
となく容易に吐出口近傍のインクを強制的に流出させる
ような不吐出回復処理を行うことができるだけではなく
、クリーニングベーパCPに余白部を設けて装置外に排
紙するように制御したので、クリーニングベーパCPの
廃インク吸収領域を搬送する際に、排紙ローラPORに
インクが付着しても余白部が通過する際にローラ表面が
清浄され常に送紙系を清潔に保つことができる。
第14図は、上記各実施例で示した1つのカセット挿入
部しかもたない装置に対して、同時に2つのカセットの
挿入が可能な装置に本発明を適用した他の実施例を示す
ものであり、第2図に示したのと同様の要素には同一の
符号を付してその説明は省略する。なお、本例では、記
録用紙のカセットの突起PFJIはカセット底部に設け
られている。
図においてCPCは、クリーニングベーパCPを収納し
たクリーニングベーパカセットであり、本来ならば例え
ばA3サイズとA4サイズ等の異なるサイズの紙カセッ
トを同時に挿入可能な2つの挿入口の下段部にカセット
CPCが挿入された状態を示している。もちろん、この
ような構成の装置では、上段、下段のカセット挿入口の
構造に区別が無いのが一般的で、クリーニングベーパカ
セットCPCを上段に挿入することも可能である。どち
らの段にクリーニングベーパカセットCPCが挿入され
たかは、マイクロスイッチMSWIあるいはMSW2か
らの信号によって判断される。このように構成すること
によって、吐出回復を行う毎にいちいち紙カセットPC
とクリーニングベーパカセットCPCとを交換すること
なく、回復処理ボタンを押すだけで、前実施例で述べた
処理と全く同じ処理を行うことが可能となる。
また、第14図における実施例では、紙カセットPCと
クリーニングベーパカセットCPCを突起部材PRJを
除いて、同一形状としたが、本発明は、特にこれに限る
ものではなく、クリーニングベーパCPを例えば専用の
ディスポーザルなカセットに収納し、クリーニングベー
パカセット専用の挿入口に挿入するような構成にしても
よいことは言うまでもない。
さらに、クリーニングベーパCPをカセットから供給す
るのではなく、1枚重位で手指しにより、送紙経路に送
り込むように構成しても前記実施例と全く同様の効果を
得ることができるのは勿論である。
この手差し供給は公知の構成でよく、例えばカセット上
の上蓋を利用した手差し供給部、または、手差し用トレ
イな記録用紙カセットとは別の位置に設けるものといっ
た構成をとればよい。
いずれにしても、本発明にとって必要なことは搬送され
るクリーニングベーパと記録用紙とを記録ヘッドに対し
て前者を接触させ、後者を非接触にすることが重要であ
る。そのための手段として、ヘッドを移動させたり、プ
ラテンを移動させたり、あるいはクリーニングベーパの
移動経路をループ形成や他の案内部材の変位によって記
録用紙と異ならせるものを用いたりすることは本発明に
とって有効なものであることはいうまでもない。
第4図に示されるプラテン近傍における装置を用いて、
上述した実施例とは別の吐出回復処理の動作手順を第1
2図に示すフローチャートを参照して説明する。
第5図に示した処理手順、ステップ5501〜5505
、ステップ5515〜5517と同様の部分、すなわち
ステップ5601〜5605およびステップ5612〜
5614の説明を省略する。
クリーニングベーパCPの先端部が光センサPIISの
下方に達し、光センサPIISがON状態となると(ス
テップ5605) 、コントローラ(不図示)は送紙ロ
ーラPSHの回転を停止する(ステップ5606)。次
にソレノイドSNDが作動しくステップ5607) 、
 リンク機構を介してプラテンPTNを第5図中矢印B
の方向に移動する。この動作によってプラテンPTNは
、クリーニングベーパOPを記録ヘッドIJI+のノズ
ルTJNとの間にはさみ込み、よりてクリーニングベー
パCPが吐出口IJOに押しつけられる。ソレノイドS
NDは所定の時間作動した後OFF状態となり(ステッ
プ5608) 、よってクリーニングベーパCPは吐出
口IJOから離されて元の状態に戻る。クリーニングベ
ーパCPが吐出口TJOに当接することにより、ポンプ
動作でインクを流出させるだけでは除去しきれない付着
ゴミや付着インクの除去が可能となる。
当接を解除されたクリーニングベーパCPは、再び送紙
ローラPSRおよび排紙ロー920口によって搬送され
る(ステップ5609.5615)、クリーニングベー
パCPの後端が排紙ローラPORを通過し、さらに光セ
ンサPRH5を通過すると、光センサP旧ISは011
状態からOFF状態に変化するため(ステップ5610
1 、コントローラ(不図示)は、クリーニングベーパ
CPが排出口9より装置外部へ排出されたと判断し、排
紙ローラPORおよび送紙ローラPSRの回転を停止し
くステップ5811) 、回復処理を完了する。
また、本発明の他の実施例として、第11図および第1
2図にて前述した2つの実施例を組み合わせた吐出回復
処理も有効である。
第13図はかかる吐出回復処理の動作手順の一例を示し
たフローチャートである。なお、第11図または第12
図に示した手順と同様の部分はその説明を省略する。
クリーニングベーパCPの先端部が光センサPH5に達
したことが確認されると(ステップ5705)、記録ヘ
ッドIJI+の吐出口近傍の増粘インクや気泡を流出す
るために、ポンプ等の加圧手段がカウンタ値m、に応じ
た所定量だけクリーニングベーパCPが搬送される開作
動して廃インクを流出する(ステップ570B、571
B)。クリーニングベーパCPの搬送が所定の余白部を
残して停止すると(ステップ5707,5708.57
09) 、第4図に示すソレノイドSNDが動作して(
ステップ5710) 、  リンク機構を介してプラテ
ンPTNを矢印B方向に移動し、吐出口IJOとプラテ
ンPTNとの間にあるクリーニングベーパCPを吐出口
IJOに押し当てる。
本実施例によれば、吐出口から流出した廃インクが吐出
口端面にインク滴として付着しているような場合でも、
廃インク流出後にクリーニングベーパCPを吐出口IJ
Oに押し当てるので、そのようなインク滴を除去するこ
とが可能となる。
また、上記二実施例において、クリーニングベーパCP
を吐出口IJOに押し当てる動作を1回復動作当り1回
として説明したが、クリーニングベーパCPの移動と吐
出口への押し当てとを交互に繰り返すようにして数回行
うように制御することも有効である。
さらに、上記実施例では、クリーニングベーパCPを吐
出口に押し当てる際、クリーニングベーパCPの搬送を
停止したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
搬送速度を減速し吐出口IJOをクリ−ニゲベーパCP
が摺動しながらインク滴や塵埃を除去するように制御し
てもよい。
第15図は、プラテンPTN近傍の詳細な構成例を示す
、本例において、プラテンPTNは、本体フレームに固
定したストッパ5TP2に突き当たる突き当て部11P
2を有するプラテン支持部材PLEによって支持しであ
る。プラテン支持部材PLEはプラテン支持ばねSPP
によって図中上方向に押し上げられ、ストッパ5TP2
に突き当て部11P2を押圧することによってプラテン
PTNの高さを補償しており、本実施例においては、記
録時にプラテンPTNと記録ヘッドIJHの間隔をII
IIIllに保持している。PGIおよびPO2は、記
録媒体および本実施例の主要部に係る要素である吸収体
シート八BSを記録ヘッドIJ11の吐出口下に導くた
めのガイドであり、図に示すごとく左右、すなわち記録
へラドIJHに関して搬送路上の下流および上流にほぼ
対称で、右方向(上流側すなわち紙カセットPCのある
給紙側)および左方向(下流側すなわち排出トレー9A
のある排出側)のいずれの方向からも記録媒体や吸収体
シート八δSを吐出口下に導びくことが可能である形状
に形成しである。PH5,PRI(SおよびPTIIS
は、記録媒体のジャム検知や吸収体シート八BSの搬送
位置を検出するための例えば反射型の光センサであり、
白色もしくは白色に近い、すなわち所定値以上の反射率
を有する記録媒体や吸収体シートに対向するとオン状態
となる。
第16図(^)および(B)は本実施例に適用可能な吸
収体シートの2例を示す同図(八)に示す例の吸収体シ
ートは、例えば高分子吸収体(例えばカネボウ社のベル
イータ−)からなるものであり、幅Wは第2図または第
4図示のフルマルチ型の記録ヘッドIJHに対応した大
きさとしである。この例では、搬送方向に関してその厚
さを変化させておリ、例えば先端部では0.5mm 、
厚い部位では1.2mmの厚さとしである。
一方、第16図([1)の例では、第16図(A)の例
と同様の高分子吸収体を、記録媒体と同様の紙、あるい
はマイラーシート等のうすいシートTFLに貼り合わせ
た構造を有し、その先端部は高分子吸収体を除去して、
紙等のうすいシートTFLが露出した導入部LEADに
形成しである。この例についても、高分子吸収体を貼り
合わせた部分の厚みは例えば1.2amとすることがで
きる。
第17図は本実施例に係る吐出回復処理機構、すなわち
本実施例の吐出回復処理に係る各部等の制御系の一構成
例を示す。
ここで、1000は制御部であり、第18図につき後述
する処理手順等に従って各部を制御するCPU、および
その処理手順等に対応したプログラムを格納したROM
等を有する。この制御部1000は、第1図および第2
図または第10図示の各部を制御する装置本体1の主制
御部と一体であってよい6780は記録へラドIJHか
らインクを吐出させてその回復処理を行う回復処理手段
であり、例えばインクタンク23!側よりインクを記録
ヘッドIJI+に向けて圧送し、その内部を加圧して全
吐出口rJOよりインクを強制的に排出させるポンプお
よびその駆動部材等を有するものとすることができる。
あるいは、通常の記録時と同様に、全吐出エネルギ発生
素子を駆動して行うものであフてもよい。
第18図は本例に係る吐出回復処理手順の一例を示し、
木口を用いて回復処理の動作を説明する。
まずステップ5801にて、記録媒体を排出口9から排
出し、記録処理動作を終了すると、所定時間、例えば約
2秒の経過後にステップ5802および5803の命令
待ち状態に入る。この状態は、光センサPIIS、PI
IIISおよびPTH5がすべてオフ状態であり、記録
指令(ステップ5802)か回復処理指令(ステップ5
803)かがなされるのを待機している状態である。こ
のような状態においてホスト装置Hもしくは記録開始指
令スイッチの操作等により記録指令が与えられるとステ
ップ5801に移行する。一方例えば第16図(八)に
示すような吸収体シートAssをそのうすい部分を先行
させて排紙口9より挿入し、その先端部が排出ローラP
ORとアイドラPR2との接点に突き当ると光センサP
RIISがオン状態となってステップ5804に移行す
る。すなわちこのとき制御部1000は回復処理が操作
者により要求されたと判断し、ステップ5804以降の
回復処理シーケンスの実行を開始する。
まずステップ5804ではモータ117を起動し、これ
に伴って連動する搬出口ローラFORおよび搬送ローラ
PSRが回転する。その回転方向は記録処理動作時と逆
であり、排紙口9から挿入された吸収体シートABSは
記録ヘッドIJ)I側に送り込まれて行く。吸収体シー
トABSの先端部の厚みは上述のように0.5++un
と薄く、ガイドPG2に沿って搬送され、容易に記録ヘ
ッドIJ)Iの吐出口の下を通過し、搬送紙ローラPS
RおよびアイドラPRIに挟持されて、やがて光センサ
PTIISに達し、光センサPTIISをオン状態とす
る。制御部1000は、光センサPH5およびPTH5
がオン状態になっていること(ステップ5805)から
、吸収体シー)−ABSが記録ヘッドI J 11の吐
出口TJOの下にあると判断する。
そして、ステップ5806にて回復処理手段780を駆
動し、すなわち例えばポンプを起動し、記録ヘッドTJ
II内のインクの圧力を増加させて吐出口IJO内の気
泡や増粘インク、あるいは塵埃等を吐出口rJO外に流
出せしめる。吐出口IJOから流出した廃インクは吸収
体シート八BSによって瞬時に吸収される。回復処理手
段78Gを駆動する時間は、ポンプの性能あるいはイン
ク供給路5吐出口等の抵抗やインクの粘度等に応じて適
宜定めることができるが、本実施例においては、0.5
sec〜1 sec程度としである。
回復処理手段780を停止し、さらに吸収体シート八B
Sを搬送すると、やがて吸収体シート八85の厚い部分
(本例では厚さ1.2mm)が記録ヘッドIJIIの吐
出口IJOの下に達し、第15図に示すように吐出口I
JOに接触する。これによって吐出口IJO近傍の端面
に付着しているインク摘や塵埃等が除去される、このと
きプラテンPTNは、プラテン支持ばねSI’Pによフ
て支持されており、極端に厚いシートや固いシートが送
り込まれてきた場合には、このばねSPPがたわんで記
録ヘッドIJIIに大きな力が加わるのを防止する。
制御部1000は、ステップ5807にて、吸収体シー
ト八BSが光センサPTIISを通過してからの搬送量
が所定量に達したか否かを判定する。これは、例えばス
テップ5805で肯定判定がなされてからの時間を搬送
速度等を考慮して行うことができ、あるいはモータ11
7としてパルスモータを用いているのであれば制御パル
スにより管理することができる。所定量の搬送が終了す
るとステップ5808にてモータ117を正転させて、
吸収体シート^8Sを装置外に搬出し、回復処理動作を
完了してステップ5802に復帰する。
なお、本実施例においては、吐出口IJOから強制的に
流出した廃インクを吸収体シート八BSが吸収し、さら
に吐出口IJOに吸収体シートABSが接触するように
制御するようにしたが、吐出口IJO近傍へのインク滴
の(=J着あるいは塵埃の付着による不吐出については
、インクを排出さゼて吸収する処理を省略し、吸収体シ
ートABSを吐出口IJQに接触さぜる処理を行なうの
みでもかなりの効果が得られる。
また、吸収体シート八BSの搬送な一往復だけでなく、
−度の回復処理動作において数往復させ、前述の実施例
について説明した処理を繰り返すことも有効である。
さらに上記実施例においては、装置の搬出口9より吸収
体シートABSを挿入し、排出口9から排出するような
構成について述べたが、本発明はこれに限られるもので
はなく、例えば、吸収体シート八85を記録媒体と同様
にカセット内に積層収納し、記録時と同様にカセットか
う吸収体シート八BSを搬送し、記録媒体を搬送する搬
送往路を利用して記録ヘッドIJIIの吐出口IJOに
対向する位置まで搬送し、実施例で述べた回復処理動作
を実行した後搬出口9より装置外に吸収体シー1−AB
Sを排出するように構成してもよい。
第19図はクリーニングベーパカセットCPRCの詳細
を示す一部破断側面図である。内部は、未使用のクリー
ニングベーパCPを収納する未使用クリーニングベーパ
収納部CPSPおよび使用済のクリーニングベーパCP
Rを収納する使用済クリーニングベーパ収納部CPR5
Pの2層構造を有しており、使用済クリーニングベーパ
CPHの導入を行うための開口OP^(不図示)は1F
rAによって閉塞/開放が可能である。1iFT^は板
ばねSPFの作用力によって開口OP^を閉塞する方向
に付勢されているが、クリーニングベーパカセットCP
RCを装置本体に装着する際には当該装着動作に関連し
て、例えば挿入動作に伴ってMPTAのガイドアームG
^より側方に突設したガイドビンGPと装置本体側に設
けた蓋ガイドFGDとが係合して、板ばねSPFの付勢
力に抗しガイドtlltFGIIに沿って3iiFT^
を押し下げ、これによって開口OP八を開放する。
第20図(^)はクリーニングベーパカセットCPRC
が装置本体に装着され、クリーニングベーパCPがカセ
ットCPRCから引き出された状態を示した図である。
図に示すごとく、カセットCPRCの装着時には、当該
装着動作に伴って、例えば図中矢印方向への挿入動作に
仔って本体に設けた蓋ガイドFGDとガイドピン6Pと
の係合によりMPTAが開かれる。第20図(八)にお
いて、CI(GGはロータリンレノイドR5NDの軸に
取り付けた紙バス変更ガイドであり、ロータリソレノイ
ドn5NDの回転に伴りて第5図(八)の状態と(B)
の状態との2つの状態で停止して、異なる紙径路を形成
するものである。 PIIEは被搬送体の後端部を検出
する光センサ形態のエンドセンサであり、特にクリーニ
ングベーパCPの後端を検出するのに用いる。
第21図は本実施例に係る吐出回復処理機構、すなわち
本実施例の吐出回復処理に係る各部等の制御系の一構成
例を示す。
ここで、1ooiは制御部であり、第22図につき後述
する処理手順等に従って各部を制御するCPII、およ
びその処理手順等に対応したプログラムを格納したRO
&1等を有する。この制御部1001は、第1図および
第2図または第10図示の各部を制御する装置本体lの
主制御部と一体であってよい。
700は第22図につき後述する吐出回復処理を起動す
るための起動手段であり、例えば操作部7に設けたスイ
ッチの形態とすることかできる。また、装置の電源オン
時あるいは所定時間毎等にこれを起動する形態のもので
あってもよい。
750は吐出回復処理の起動等に操作者に対し紙カセッ
トからクリーニングベーパカセットcpncへの交換作
業を促す報知手段であり、例えば操作部7に設けた表示
器の形態とすることができる。また、音によりこれを報
知するブザー等の形態であってもよい。
112は給紙ローラPFRの駆動を行うモータである。
780は記録ヘッドIJ11からインクを吐出させてそ
の回復処理を行う回復処理手段であり、例えばインクタ
ンク231側よりインクを記録ヘッドIJ11に向けて
圧送し、その内部を加圧して全吐出口IJOよりインク
を強制的に排出させるポンプおよびその駆動部材等を有
するものとすることができる。あるいは、通常の記録時
と同様に、全吐出エネルギ発生素子を駆動して行うもの
であってもよい。
第22図は本例に係る吐出回復処理手順の一例を示し、
木口を用いて回復処理の動作を説明する。
例えば、インクの増粘等の原因により、記録ヘッドIJ
I+に不吐出が発生すると操作者は回復処理起動手段7
00(操作部7に設けた回復スイッチ)を操作する。こ
れによって本手順は起動されるが、装置が記録を行って
いる最中はまずステップ5901にて記録が終了するの
を待機する。次に、ステップ5902にてマイクロスイ
ッチMSWの状態により、紙カセットが装着されている
のか、あるいはクリーニングベーパカセットCPRCが
装着されているのかを判断する。スイッチMSWがオフ
である場合、すなわち紙カセットが装着されている場合
にはステップ5903にて報知手段750によりその旨
を報知し、すなわち例えば操作部7に設けた表示器を点
滅させてクリーニングベーパカセットCPRCが装着さ
れていないことを報知して、操作者にクリーニングベー
パカセットcpncと紙カセットとの交換をうながす。
ステップ5902にてクリーニングベーパカセットCP
RCの装着が確認されると、通常記録時の記録媒体の供
給の場合と同様にステップ5904にてモータ112を
駆動し、給紙ローラPFRを1回転させてカセットCP
RCにtitMされたクリーニングベーパCPの最上部
にある1枚を分離して搬送ローラPS11へ送り込む゛
とともに、ステップ5905にてモータ117を正転さ
せて搬送ローラPSRを駆動する。このとき、紙バス変
更ガイドCIIGGは第20図(八)に示す位置にある
クリーニングベーパCPの搬送が続き、ステップ590
6にてクリーニングベーパCPの後端部がエンドセンサ
PHEによって検出されると、ステップ5907にてロ
ータリソレノイドR5NDを駆動し、紙パス変更ガイド
CIt G Gを第20図(B)の位置に設定する。次
いで、ステップ5906にてモータ117の回転を逆転
させ、クリーニングベーパCPを逆送する。そして、ス
テップ5909にて回復処理手段780を駆動し、すな
わち例えばポンプを起動し、記録ヘッドIJII内のイ
ンクの圧力を増加させて吐出口TJO近傍の増粘したイ
ンクや気泡あるいは塵埃等を吐出口IJOから流出させ
る。
モータ117を適切に制御することにより、クリニング
ベーバCPは吐出口IJOから流出するインクを充分吸
収できる速度で搬送される。やがて、その先端部(正転
搬送時の後端部)は、紙パス変更ガイドCII G G
の面FA(第20図(B)参照)に突き当り、間口OP
^を介して使用済クリーニングベーパ収納部(:PR5
Pへと導かれる。この搬送の過程で、クリーニングベー
パCPに適当な余白部が残されるように回復処理手段7
80を停止する。これは、モータ117の回転速度とク
リーニングベーパCPの長さとを考慮して時間を管理す
ることにより、もしくはモータ117の回転数を管理す
ることにより、あるいはクリーニングベーパCPの終端
(正転搬送時の先端)をセンサPIIS等で検知するこ
とにより行うことができる。そして、インクを吸収した
クリーニングベーパCPの部分の搬送によってインクに
汚染さゎうる送紙ローラPsRの表面を残余の搬送過程
でこの余白部を用いて清浄する。
かくして使用済となったクリーニングベーパCPRが収
納部CPR5Pに完全に収納されると、ステップ591
0にてロータリソレノイドR5NDの駆動を解除して紙
バス変更ガイドCIIGGを下降させ、再び第20図(
A)に示す位置に復帰させる。また、ステップ5911
にてモータ117を停止し、各ローラの回転を停止させ
る。そして、ステップ5912にて報知手段フ50を用
い、吐出回復処理の完了を報知する。
例えば、操作部7上の表示器を点滅させてステップ59
03での交換処理を促し、回復処理中はこれを?1灯さ
せているのであれば、消灯を行うことによって報知が可
能である。
かかる回復処理の後、再度の記録に備えてクリニングペ
ーバカセットcpncを紙カセットと交換したときには
、装置から引抜かれたクリーニングベーパカセットCP
RCのMFT^が板ばねSPFの付勢力によってB+9
図示の位置に復帰し、使用済クリニングベーパCPHの
導入用開口OP^が閉塞されるので、操作者が使用済ク
リーニングベーパCPRにより手を汚すようなことが無
い。
収納部CPSPに収納されたクリーニングベーパcPが
ずへて消費されたクリーニングベーパカセット(使用済
カセット)の扱いに関しては無論ユーザにおいて使用済
クリーニングベーパCPHの廃棄並びにクリーニングベ
ーパCPの補給を行うことにより再生することもできる
が、カセットを庶価に作製しこれをディスポーザルにす
ることや新しいカセット購入時に販売者に使用済カセッ
トを返却し販売者が使用済カセットを再生することも有
効であり、廃ン夜がユーザの目に触れぬようにすること
が可佳となる。
また、未使用のクリーニングベーパCPを収納する収納
部CPSPと使用済のクリーニングベーパ(:Pflを
収納する収納部CPR5I’とを一体化してカセットc
pncを構成したことにより、特に使用済カセットの交
換時期を意識する必要が無いことも、本実施例の利点で
ある。
なお、本実施例では装置本体内のカセット装着部を単一
のものとし、記録処理/回復処理にあたって紙カセット
とクリーニングベーパカセットとを交換する構成とした
が、紙カセットとクリーニングベーパカセットとの装着
部を各別に設けるようにすることも容易であり、この場
合には回復処理のたびにカセットを交換する必要が無く
なることになる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、シート状のイ〕・り吸
収体を記録媒体の搬送系の一部または全部を使用して記
録ヘッドの吐出口に対向する位置まで搬送し、インク吸
収体を吐出口の端面に当接させ、あるいはさらに吐出口
からインク吸収体にインクを吐出する動作を併用し、吐
出口端面のインク滴や塵埃を除去するように構成したの
で吐出回復処理動作において、プラテンとインク吸収体
の1”;l換等に必要とされる複雑な機構が不要となう
また、インクを吸収したシート状のインク吸収体は廃イ
ンクや応埃を吸収した後、直ちに装置外に排出するか、
または所定の収納容器内に回収するよう構成したので、
廃液タンクが不要となり、廃液タンクの交換時期や廃液
タンクの漏れに対する配慮も必要なくなる。
さらに、上記に述べた廃液タンクや複座な機構が不要と
なるため、小型でかつ信頼性の高いインクジェット記録
装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例にかかるインクジェット記録装
置の外観斜視図、 第2図は第1図に示した装置の内部構成を示す斜視図、 第3図は本発明の実施例に適用できるクリーニングベー
パの斜視図、 第4図は本発明の一実施例におけるプラテン移動機構の
一実施例を示す説明図、 第5図は第4図に示す構成を用いた実施例のフローチャ
ート、 第6図は本発明の一実施例における記録ヘッド移動機構
の一実施例を示す説明図、 第7図は第6図に示した実施例とは異なる構成を示す説
明図、 第8図は記録領域でクリーニング媒体にループを形成す
る本発明の一実施例の説明図、第9図(駒〜(C)は第
8図に示した機構の他の実施例の説明図、 第10図は本発明の一実施例にかかり第2図と異なる構
成を示す斜視図、 第11図〜第13図は本発明に適用される各々異なる実
施例における処理のフローチャート、TS14図は本発
明の一実施例にかかる記録用紙カセット、およびクリー
ニングベーパカセットを備えた実施例の要部説明図、 i15図は本発明の他の実施例によるクリーニング作用
の説明図、 第16図(A)および(B) は第15図に示した実施
例に適用できるクリーニングベーパの斜視図、第17図
は第15図に示した実施例における制御ブロック図、 第18図は第17図に示した制御構成による処理のフロ
ーチャート、 第19図は本発明の一実施例に通用されるクリーニング
ベーパ供給および排出機構の要部説明図、第20図(八
)および(B) は第19図に示した構成の作用説明図
、 S21図は本発明の他の実施例にかかる制御ブロック図
、 第22図は第21図に示した構成による処理のフローチ
ャートである。 ■・・・本体ユニット部、 3・・・給紙部、 5・・・カバー 7・・・操作部、 9・・・排紙口、 9A・・・排紙トレイ、 102・・・フレキシブルケーブル、 103・・・電気回路、 117・・・モータ、 119・・・タイミングベルト、 150・・・ファン、 201 ・・・紙ガイド、 231・・・インクタンク、 233・・・供給チューブ、 rJl+・・・記録ヘッド、 IJN・・・ノズル、 rJO・・・吐出口、 PSR・・・送紙ローラ、 POR・・・排紙ローラ、 PRI 、PH2・・・アイドラ、 PIIIIS、PH5・・・光センサ、PTN・・・プ
ラテン、 PFR・・・給紙ローラ、 PC・・・紙カセット、 PRJ・・・突起部、 MSW・・・マイクロスイッチ、 CP・・・クリーニンベーバ、 PVT、PVTR−・・支点、 SPI+・・・ヘッド支持ばね、 II P I 、 II P 2 ・・・突当て部、5
TPI、5TP2・・・ストッパ、 BEAMI、BEAM2.BEAM3・・・ビーム材、
^DJI、八DJ2へ・・・調整ねじ、PrN・・・ビ
ン、 Pl、G・・・プランジャ、 SN口・・・ソレノイド、 PTNE・・・プラテン支持部材、 SPP・・・プラテン支持ばね、 SPL・・・圧縮ばね、 FMI、FM2・・・フレーム、 118M・・・ビーム支持部、 FX[l・・・固定ビーム、 SC:PH,5CRP・・・ねじ、 BND・・・結合部材、 PnEl、PnEl・・・プーリ、 CAM・・・カム、 RBT・・・ベルト、 LOOP・・・ループ部、 sp八・・・ばね、 PnES、PREO,PREM・・・プーリ、T n 
L T 、 T B L丁l・・・ベルト、PVTI、
PVT2−・・支点、 AR旧、Ar1M2・・・アーム、 OP^・・・開口、 1’llJ・・・突起部、 !、ISW・・・マイクロスイッチ、 cp・・・クリーニングベーパ、 PTA・・・蓋、 GA・・・ガイドアーム、 GP・・・ガイドビン、 CI’SP・・・未使用クリーニングベーパ収納部、c
pnsp・・・使用済クリーニングベーパ収納部、cp
nc・・・クリーニングベーパカセット、FGll・・
・ガイドミゾ、 SPF・・・板バネ、 PVTF・・・支点、 PIIE・・・エンドセンサ、 CIIGG・・・紙バス変更ガイド、 R5ND・・・ロータリソレノイド、 ・・・蓋ガイド、 BS ・・・吸収体シート、 置 ・・・薄いシート。 ADJ2 Iyjj’Zキパ 第6図 BEAM2 第7図 JH 第8図 IJH 第15図 (A) 第16図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録可能範囲内に搬送された被記録媒体に対して非
    接触で且つ所定間隙を介して対向する記録ヘッドにより
    、インクを吐出して記録を行う非接触プリントモード実
    行手段と、前記記録可能範囲内に前記被記録媒体の搬送
    経路の少なくとも一部を利用して搬送されるクリーニン
    グ用シートを、前記記録ヘッドに当接させてクリーニン
    グを行った後、該クリーニング用シートを前記記録可能
    範囲内から排出する接触クリーニングモード実行手段と
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記接触クリーニングモードは、記録ヘッドの前記
    クリーニング前に前記記録ヘッドから前記クリーニング
    用シートにインク吐出を行った後、該クリーニング用シ
    ートを移動させてインク吐出のなされていないシート面
    を上記記録ヘッドに当接させることを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェット記録装置。 3)前記非接触プリントモードと前記接触クリーニング
    モードにおけるそれぞれ前記媒体と前記クリーニング用
    シートの搬送経路は異なることを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録装置。 4)前記非接触プリントモードと前記接触クリーニング
    モードにおけるそれぞれ前記媒体と前記クリーニング用
    シートの搬送経路は同一であることを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェット記録装置。 5)前記接触クリーニングモードは前記所定間隙を減少
    する方向に前記記録ヘッドを移動させることにより前記
    当接を行うことを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。 6)前記インクジェット記録装置は前記所定間隙を形成
    するために設けられた記録ヘッドに対向するプラテンを
    有し、該プラテンを前記接触クリーニングモードにおい
    て前記所定間隙を減少する方向に移動させることにより
    前記当接を行うことを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。 7)前記接触クリーニングモード実行手段は前記クリー
    ニング用シートにループを与えて前記当接を行わせる搬
    送手段を有することを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。 8)前記被記録媒体と前記クリーニング用シートは厚み
    において後者の方が大であることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録装置。 9)前記クリーニング用シートは専用カセットに収納さ
    れ、前記インクジェット記録装置本体に装填可能状態に
    あることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。10)前記カセットは前記クリーニング後の
    クリーニング用シートを回収する空間を有していること
    を特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置
    。 11)被記録媒体が案内し且つ該被記録媒体の記録面を
    規制するプラテンと、記録ヘッドとの間隙より小の厚み
    の搬送先端側部分と、 前記間隙より大の厚みの弾性変形可能なクリーニング作
    用部分とを有し、 前記被記録媒体の搬送経路の少なくとも一部によって搬
    送されることに伴って行われる前記記録ヘッドのクリー
    ニングに用いられるクリーニング用シート。 12)前記搬送先端側部分が前記記録ヘッドに対向して
    いるときに前記記録ヘッドからインクを排出させて吐出
    回復処理を行う手段を有したことを特徴とする請求項1
    1に記載の前記クリーニング用シートを用いたインクジ
    ェット記録装置。 13)搬送路上を搬送される記録ヘッドとは非接触の被
    記録媒体に対し、インクを吐出して記録を行う記録ヘッ
    ドを具えたインクジェット記録装置において、 シート状のインク吸収体を収納した第1収納手段と、 前記インク吸収体が前記記録ヘッドに対向するときに前
    記記録ヘッドからインクを排出させて吐出回復処理を行
    う回復処理手段と、 当該排出されたインクを吸収したインク吸収体を収納す
    る第2収納手段と、 前記吐出回復処理に関連して、前記搬送路の少なくとも
    一部を介して前記第1収納部材より前記インク吸収体を
    搬送して前記記録ヘッドに当接させてクリーニングし、
    その後当該インク吸収体を前記第2収納手段に導入する
    クリーニング搬送手段と を有したことを特徴とするインクジェット記録装置。 14)前記第1収納手段および前記第2収納手段を一体
    のカセット部材に形成し、該カセット部材を着脱自在と
    したことを特徴とする請求項13に記載のインクジェッ
    ト記録装置。 15)前記カセット部材を、前記吐出回復処理に際して
    前記記録媒体を収納した記録媒体収納カセットと交換し
    て装着可能としたことを特徴とする請求項14に記載の
    インクジェット記録装置。 16)シート状のインク吸収体を、被記録媒体を搬送す
    る機構により搬送し、記録ヘッドの吐出口に対向する位
    置に達した前記インク吸収体に前記吐出口から流出した
    インクを吸収させる工程、前記吐出口から流出したイン
    クを吸収したインク吸収体を、さらに前記吐出口に当接
    させてインクを吸収する工程、 および前記インク吸収体に、インク未吸収領域を残して
    当該インク吸収体を排出する工程からなることを特徴と
    するインクジェット記録装置の吐出回復処理方法。
JP63281395A 1987-11-11 1988-11-09 シート状クリーニング媒体を記録領域に搬送する機構を備えたインクジェット記録装置および該装置に採用される吐出回復処理方法および前記装置に用いられるクリーニングシート Expired - Fee Related JP2705956B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3851870T DE3851870T2 (de) 1987-11-11 1988-11-11 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät mit Reinigungsmodus.
DE3855083T DE3855083T2 (de) 1987-11-11 1988-11-11 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät, Reinigungsblatt dafür und entsprechendes Reinigungsverfahren
EP93201694A EP0581344B1 (en) 1987-11-11 1988-11-11 Ink jet recording apparatus, cleaning sheet for the same, and discharge recovery treatment thereof
EP88310683A EP0316198B1 (en) 1987-11-11 1988-11-11 Ink jet recording apparatus with cleaning mode
US07/269,679 US4947190A (en) 1987-11-11 1989-11-10 Ink jet recording apparatus comprising mechanism for conveying sheet-like cleaning medium to a recording region, discharge recovery treatment method employed in the same, and cleaning sheet also employed in the same

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28309087 1987-11-11
JP28308987 1987-11-11
JP28309187 1987-11-11
JP62-303287 1987-12-02
JP62-283090 1987-12-02
JP30328787 1987-12-02
JP62-283091 1987-12-02
JP62-283089 1987-12-02
JP30328887 1987-12-02
JP62-303288 1987-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02519A true JPH02519A (ja) 1990-01-05
JP2705956B2 JP2705956B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=27530720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63281395A Expired - Fee Related JP2705956B2 (ja) 1987-11-11 1988-11-09 シート状クリーニング媒体を記録領域に搬送する機構を備えたインクジェット記録装置および該装置に採用される吐出回復処理方法および前記装置に用いられるクリーニングシート

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0581344B1 (ja)
JP (1) JP2705956B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005510386A (ja) * 2001-11-30 2005-04-21 ジェムプリュス 材料噴射ヘッドのクリーニング
JP2007125814A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Olympus Corp インクジェット記録装置
JP2007130832A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Seiko Epson Corp キャッピングシート及び液体噴射装置
KR100789062B1 (ko) * 2004-09-30 2007-12-26 스미토모덴키고교가부시키가이샤 비수 전해질 전지용 리드선 및 비수 전해질 전지
JP2012076389A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Brother Industries Ltd インクジェット記録装置及びこれに設けられた保護部材の清掃方法
JP2013099933A (ja) * 2011-10-20 2013-05-23 Canon Inc インクジェット記録装置及びキャリッジ清掃方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3434632B2 (ja) * 1995-11-07 2003-08-11 富士写真フイルム株式会社 感熱画像記録装置
JP3602254B2 (ja) * 1996-04-30 2004-12-15 富士写真フイルム株式会社 感熱画像記録装置
EP0833038A3 (en) * 1996-08-28 1999-01-27 Riso Kagaku Corporation Method for cleaning thermal printing head
US6957881B2 (en) 2004-01-20 2005-10-25 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Inkjet printer
US7445311B2 (en) 2005-12-05 2008-11-04 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance station having maintenance belt
ATE520531T1 (de) * 2005-12-05 2011-09-15 Silverbrook Res Pty Ltd Druckkopfwartungsstation mit wartungsband
JP4992997B2 (ja) * 2010-05-21 2012-08-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および像担持体のクリーニング方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2510040A1 (fr) * 1981-07-21 1983-01-28 Philips Nv Cassette munie d'un dispositif d'obturation et d'un dispositif de nettoyage et destinee a une imprimante operant par jet d'encre
US4369456A (en) * 1981-08-26 1983-01-18 Pitney Bowes Inc. Cleaning device for writing heads used in ink jet recorders and printers
JPS6049985A (ja) * 1983-08-30 1985-03-19 Ricoh Co Ltd サ−マルヘッドのクリ−ニング方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005510386A (ja) * 2001-11-30 2005-04-21 ジェムプリュス 材料噴射ヘッドのクリーニング
JP4797182B2 (ja) * 2001-11-30 2011-10-19 ジェマルト エスアー 材料噴射ヘッドのクリーニング
KR100789062B1 (ko) * 2004-09-30 2007-12-26 스미토모덴키고교가부시키가이샤 비수 전해질 전지용 리드선 및 비수 전해질 전지
JP2007125814A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Olympus Corp インクジェット記録装置
JP2007130832A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Seiko Epson Corp キャッピングシート及び液体噴射装置
JP2012076389A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Brother Industries Ltd インクジェット記録装置及びこれに設けられた保護部材の清掃方法
JP2013099933A (ja) * 2011-10-20 2013-05-23 Canon Inc インクジェット記録装置及びキャリッジ清掃方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0581344B1 (en) 1996-03-06
EP0581344A1 (en) 1994-02-02
JP2705956B2 (ja) 1998-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4947190A (en) Ink jet recording apparatus comprising mechanism for conveying sheet-like cleaning medium to a recording region, discharge recovery treatment method employed in the same, and cleaning sheet also employed in the same
JPH02519A (ja) シート状クリーニング媒体を記録領域に搬送する機構を備えたインクジェット記録装置および該装置に採用される吐出回復処理方法および前記装置に用いられるクリーニングシート
JP2009234177A (ja) 記録装置
JPH0739184B2 (ja) インクジエツト記録装置
JP2756599B2 (ja) 記録装置のシート搬送装置
US5381168A (en) Suction-purging unit and suction purging method for an ink jet printer
JPS63254044A (ja) インクジエツト記録装置
JPH09188021A (ja) 記録装置
JPH05262019A (ja) 記録装置
JPH05345456A (ja) 記録装置
JPH0818725B2 (ja) 記録装置
JP3748057B2 (ja) 粘着テープ切断装置
US20230356523A1 (en) Inkjet recording device including controller controlling valve to close air communication opening formed in ink storage portion in case of occurrence of abnormality
JP2593240B2 (ja) 記録装置
JPH0263746A (ja) 記録装置
JPS6387240A (ja) 記録装置
JP2587922B2 (ja) インクジエツト記録装置
JPH06171104A (ja) インクジェット記録装置
JP2505183B2 (ja) 記録装置
JPH0716442Y2 (ja) 媒体処理装置
JP2688232B2 (ja) 液体噴射記録装置
JPH03234681A (ja) 記録装置
JPS6031982A (ja) 用紙排出機構
JP2006214283A (ja) チューブポンプおよびインクジェット記録装置
JPS63111059A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees