JPS632536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632536Y2 JPS632536Y2 JP14508583U JP14508583U JPS632536Y2 JP S632536 Y2 JPS632536 Y2 JP S632536Y2 JP 14508583 U JP14508583 U JP 14508583U JP 14508583 U JP14508583 U JP 14508583U JP S632536 Y2 JPS632536 Y2 JP S632536Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- beam body
- wall
- gutter
- blocks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は側溝底部勾配を現場打コンクリートに
より自由に施工できる勾配可変側溝用ブロツクに
関する。
より自由に施工できる勾配可変側溝用ブロツクに
関する。
従来の勾配可変側溝用ブロツク１は第１図に示
すごとく左右壁体２，３の両端上部間に梁体４，
５を一体形成していた。このようなブロツクを連
設して形成する勾配可変側溝は、側溝底部勾配
を道路勾配と関係なく現場打ちコンクリート６に
より自由に施工することができる、壁体にかか
る土圧等の水平荷重に対し、上部の梁体４，５と
下部の現場打ちコンクリート６により上下で支え
るためＵ字側溝に比べて合理的である、壁体
２，３が上から下まで垂直なのでものがつかえる
おそれがなく、積雪地域では流雪溝に用いること
ができる等の長所を有する反面当該ブロツクを生
産するための型枠構造が複雑となり生産性が悪い
という欠点があり問題となつていた。この型枠は
壁体外面のせき板から成る外枠の内側に、壁体内
面と梁体下面のせき板から成る内枠をセツトした
もので、コンクリート打設、固結後に外枠を脱型
し、内枠を引抜くのである。しかし当該ブロツク
の左右側壁が共に垂直で型抜きのためのテーパー
をとることができないので、内枠の引抜きは摩擦
のため非常に困難となる。特に昨今需要が増して
いる深さの深いものについては内枠をそのまま引
抜くことができず、内枠を分解して脱型し、再び
組立ててコンクリートを打設せざるを得ず、手間
がかかりすぎて著しく生産性を損つていたのであ
る。
すごとく左右壁体２，３の両端上部間に梁体４，
５を一体形成していた。このようなブロツクを連
設して形成する勾配可変側溝は、側溝底部勾配
を道路勾配と関係なく現場打ちコンクリート６に
より自由に施工することができる、壁体にかか
る土圧等の水平荷重に対し、上部の梁体４，５と
下部の現場打ちコンクリート６により上下で支え
るためＵ字側溝に比べて合理的である、壁体
２，３が上から下まで垂直なのでものがつかえる
おそれがなく、積雪地域では流雪溝に用いること
ができる等の長所を有する反面当該ブロツクを生
産するための型枠構造が複雑となり生産性が悪い
という欠点があり問題となつていた。この型枠は
壁体外面のせき板から成る外枠の内側に、壁体内
面と梁体下面のせき板から成る内枠をセツトした
もので、コンクリート打設、固結後に外枠を脱型
し、内枠を引抜くのである。しかし当該ブロツク
の左右側壁が共に垂直で型抜きのためのテーパー
をとることができないので、内枠の引抜きは摩擦
のため非常に困難となる。特に昨今需要が増して
いる深さの深いものについては内枠をそのまま引
抜くことができず、内枠を分解して脱型し、再び
組立ててコンクリートを打設せざるを得ず、手間
がかかりすぎて著しく生産性を損つていたのであ
る。
本考案は勾配可変側溝の長所を維持しつつこの
問題点を解決するもので壁体上部両端から先端部
にボルト孔を垂設した梁体を直角に突出させたＡ
ブロツクと壁体上部両端に切欠部を設け該切欠部
に上向きにナツトを埋設したＢブロツクを対向さ
せＡブロツクの梁体先端部をＢブロツク切欠部に
嵌合しボルトにより結合したことを特徴とする側
溝用ブロツクである。
問題点を解決するもので壁体上部両端から先端部
にボルト孔を垂設した梁体を直角に突出させたＡ
ブロツクと壁体上部両端に切欠部を設け該切欠部
に上向きにナツトを埋設したＢブロツクを対向さ
せＡブロツクの梁体先端部をＢブロツク切欠部に
嵌合しボルトにより結合したことを特徴とする側
溝用ブロツクである。
以下１実施例たる図面により本考案を詳細に説
明する。
明する。
第２図はＡブロツクの斜視図、第３図はＢブロ
ツクの斜視図、第４図はＡ，Ｂブロツクを結合し
た状態を示す斜視図、第５図は梁体先端部の結合
部分の断面図、第６図は補助梁体先端の結合部分
の断面図である。
ツクの斜視図、第４図はＡ，Ｂブロツクを結合し
た状態を示す斜視図、第５図は梁体先端部の結合
部分の断面図、第６図は補助梁体先端の結合部分
の断面図である。
Ａブロツクは略長方形の平板である壁体１０の
上部両端から梁体１１，１２が直角に突出し、一
体成形されている。梁体１１の先端部１１ａには
ボルト孔１３が、梁体１２の先端部１２ａにはボ
ルト孔１４が各々３個づつ垂設されている。また
梁体先端部１１ａ，１２ａ下面には突条１５，１
６が設けられている。壁体１０の下部両端にはボ
ルト孔１７，１８が横向きに穿設され、穴１９，
２０が設けられている。これらのボルト孔１７，
１８および穴１９，２０はＢブロツクの補助梁体
３７，３８に対応している。
上部両端から梁体１１，１２が直角に突出し、一
体成形されている。梁体１１の先端部１１ａには
ボルト孔１３が、梁体１２の先端部１２ａにはボ
ルト孔１４が各々３個づつ垂設されている。また
梁体先端部１１ａ，１２ａ下面には突条１５，１
６が設けられている。壁体１０の下部両端にはボ
ルト孔１７，１８が横向きに穿設され、穴１９，
２０が設けられている。これらのボルト孔１７，
１８および穴１９，２０はＢブロツクの補助梁体
３７，３８に対応している。
Ｂブロツクは略長方形の平板である壁体３０の
上部両端に切欠部３１，３２がＡブロツクの梁体
先端部１１ａ，１２ａの形状に対応した形状で設
けられている。切欠部３１，３２の上面には溝３
５，３６がＡブロツクの突条１５，１６に対応し
て設けられている。また切欠部３１，３２上面に
はＡブロツクのボルト孔１３，１４に対応してナ
ツト２４が上向きに埋設されているが、本実施例
の場合は第５図に示すごとく溝３５，３６の底面
に位置している。壁体３０の下部両端には補助梁
体３７，３８が直角に一体成形されている。補助
梁体３７，３８の先端にはナツト３９，４０が横
向きに埋設され、また突起４１，４２が設けら
れ、それぞれＡブロツクのボルト孔１７，１８お
よび穴１９，２０に対応している。
上部両端に切欠部３１，３２がＡブロツクの梁体
先端部１１ａ，１２ａの形状に対応した形状で設
けられている。切欠部３１，３２の上面には溝３
５，３６がＡブロツクの突条１５，１６に対応し
て設けられている。また切欠部３１，３２上面に
はＡブロツクのボルト孔１３，１４に対応してナ
ツト２４が上向きに埋設されているが、本実施例
の場合は第５図に示すごとく溝３５，３６の底面
に位置している。壁体３０の下部両端には補助梁
体３７，３８が直角に一体成形されている。補助
梁体３７，３８の先端にはナツト３９，４０が横
向きに埋設され、また突起４１，４２が設けら
れ、それぞれＡブロツクのボルト孔１７，１８お
よび穴１９，２０に対応している。
以上のごとき構成から、Ａ，Ｂブロツクを第４
図に示すごとく対向させれば、Ａブロツクの梁体
先端部１１ａ，１２ａおよび突条１５，１６はＢ
ブロツクの切欠部３２，３１および溝３６，３５
に嵌合し、Ｂブロツクの補助梁体３７，３８の先
端の突起４１，４２はＡブロツクの穴２０，１９
に嵌合する。しかしてＡブロツクの梁体先端部の
ボルト孔１３，１４からボルト２２，２３を挿入
し、第５図に示すごとくナツト２４に螺着させ、
Ｂブロツクのボルト孔１７，１８からボルト４４
を挿入し、第６図に示すごとくナツト３９，４０
に螺着させれば、Ａ，Ｂブロツクは第４図に示す
ごとく完全に結合される。なお補助梁体３７，３
８はＡ，Ｂブロツクの結合をより堅固にするため
の補助的なもので、側溝の深さが浅い場合等は必
要ない。また突条１５，１６および溝３５，３６
はＡ，Ｂブロツク結合の際のガイドであり、ボル
ト孔とナツトの位置合わせを容易にするためのも
のであるから、他の形状でもよいし、なくてもよ
い。また２１および４３は蓋を保持するための段
である。
図に示すごとく対向させれば、Ａブロツクの梁体
先端部１１ａ，１２ａおよび突条１５，１６はＢ
ブロツクの切欠部３２，３１および溝３６，３５
に嵌合し、Ｂブロツクの補助梁体３７，３８の先
端の突起４１，４２はＡブロツクの穴２０，１９
に嵌合する。しかしてＡブロツクの梁体先端部の
ボルト孔１３，１４からボルト２２，２３を挿入
し、第５図に示すごとくナツト２４に螺着させ、
Ｂブロツクのボルト孔１７，１８からボルト４４
を挿入し、第６図に示すごとくナツト３９，４０
に螺着させれば、Ａ，Ｂブロツクは第４図に示す
ごとく完全に結合される。なお補助梁体３７，３
８はＡ，Ｂブロツクの結合をより堅固にするため
の補助的なもので、側溝の深さが浅い場合等は必
要ない。また突条１５，１６および溝３５，３６
はＡ，Ｂブロツク結合の際のガイドであり、ボル
ト孔とナツトの位置合わせを容易にするためのも
のであるから、他の形状でもよいし、なくてもよ
い。また２１および４３は蓋を保持するための段
である。
施工に際しては工場または現場において第４図
のごとく結合したものを所定の設置場所に連設
し、しかる後底部に現場打ちコンクリートを打設
して底板を形成すればよい。補助梁体３７，３８
は現場打ちコンクリート内に完全に埋没するから
流水の妨げにはならない。
のごとく結合したものを所定の設置場所に連設
し、しかる後底部に現場打ちコンクリートを打設
して底板を形成すればよい。補助梁体３７，３８
は現場打ちコンクリート内に完全に埋没するから
流水の妨げにはならない。
本考案側溝用ブロツクを製造するための型枠は
従来のＬ型製品（例えばＬ型水路用ブロツク、Ｌ
型擁壁用ブロツク等）の型枠とほぼ同じ構造とな
るから組立、脱型が迅速容易である。またＡ，Ｂ
ブロツクの結合もボルトを数本締めることにより
工場又は現場で簡単に行なえるから、全体として
従来の勾配可変側溝用ブロツクに比べ生産性が向
上する。特に昨今需要が増している深さの深いも
のについては著しいものがある。しかも勾配可変
側溝の特長をいささかも損うものではない。この
ような本考案の実用的価値は大きい。
従来のＬ型製品（例えばＬ型水路用ブロツク、Ｌ
型擁壁用ブロツク等）の型枠とほぼ同じ構造とな
るから組立、脱型が迅速容易である。またＡ，Ｂ
ブロツクの結合もボルトを数本締めることにより
工場又は現場で簡単に行なえるから、全体として
従来の勾配可変側溝用ブロツクに比べ生産性が向
上する。特に昨今需要が増している深さの深いも
のについては著しいものがある。しかも勾配可変
側溝の特長をいささかも損うものではない。この
ような本考案の実用的価値は大きい。
第１図は従来の勾配可変側溝用ブロツクの斜視
図、第２図はＡブロツクの斜視図、第３図はＢブ
ロツクの斜視図、第４図はＡ，Ｂブロツクを結合
した状態を示す斜視図、第５図は梁体先端部の結
合部分の断面図、第６図は補助梁体先端の結合部
分の断面図である。 ａ……Ａブロツク、ｂ……Ｂブロツク、１０・
３０……壁体、１１・１２……梁体、１１ａ・１
２ａ……先端部、１３・１４・１７・１８……ボ
ルト孔、３１・３２……切欠部、３７・３８……
補助梁体、２４・３９・４０……ナツト、２２・
４４……ボルト。
図、第２図はＡブロツクの斜視図、第３図はＢブ
ロツクの斜視図、第４図はＡ，Ｂブロツクを結合
した状態を示す斜視図、第５図は梁体先端部の結
合部分の断面図、第６図は補助梁体先端の結合部
分の断面図である。 ａ……Ａブロツク、ｂ……Ｂブロツク、１０・
３０……壁体、１１・１２……梁体、１１ａ・１
２ａ……先端部、１３・１４・１７・１８……ボ
ルト孔、３１・３２……切欠部、３７・３８……
補助梁体、２４・３９・４０……ナツト、２２・
４４……ボルト。
Claims (1)
- 壁体上部両端から先端部にボルト孔を垂設した
梁体を直角に突出させたＡブロツクと壁体上部両
端に切欠部を設け該切欠部に上向きにナツトを埋
設したＢブロツクを対向させＡブロツクの梁体先
端部をＢブロツク切欠部に嵌合しボルトにより結
合したことを特徴とする側溝用ブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14508583U JPS6053885U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 側溝用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14508583U JPS6053885U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 側溝用ブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053885U JPS6053885U (ja) | 1985-04-16 |
| JPS632536Y2 true JPS632536Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=30323360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14508583U Granted JPS6053885U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 側溝用ブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053885U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045138A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | ソイル工業株式会社 | 自由勾配側溝およびその施工方法 |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP14508583U patent/JPS6053885U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045138A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | ソイル工業株式会社 | 自由勾配側溝およびその施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6053885U (ja) | 1985-04-16 |
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