JPS63250346A - ジ(メタ)アクリル酸エステル - Google Patents

ジ(メタ)アクリル酸エステル

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JPS63250346A
JPS63250346A JP8384387A JP8384387A JPS63250346A JP S63250346 A JPS63250346 A JP S63250346A JP 8384387 A JP8384387 A JP 8384387A JP 8384387 A JP8384387 A JP 8384387A JP S63250346 A JPS63250346 A JP S63250346A
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JP
Japan
Prior art keywords
acrylic acid
meth
parts
acid
acid ester
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Pending
Application number
JP8384387A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yokoshima
実 横島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野ン 本発明は、熱、紫外線、イオン化、放射線又はラジカル
開始剤の存在下で容易に重合し、又、不飽和基含有化合
物類と容易に共重合しうる新規なジ(メタ)アクリル酸
エステルに関するものである。
(従来の技術) 従来より種々のアクリル酸エステルの開発が行なわれ、
放射線硬化型の接着剤、塗料や印刷インキ等の成分とし
て使用され又検討されている。
(発明が解決しようとする問題点) 最近のエレクトロニクスの分野の発展はめざましく、光
ディスク、光ファイバー、磁気テープ、磁気ディスク等
の大きな市場が確立されてきており、これらに使用され
る接着剤、コーティング剤、バインダー等について放射
線硬化型のものが検討されてきている。これら分野に使
用するためには、長期的に安定である事が要請されてい
るが、従来より開発されている様なアクリル酸エステル
、例えば特公昭41−19295゜特開昭54−592
26.  特公昭48−4014等に開示されているも
のは、耐水性が十分であるとはいえず、長期信頼性に問
題がある。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、紫外線硬化型あるいは電子線硬化型コーティ
ング剤、塗料、印刷インキ及び接着剤等の希釈剤として
使用できる耐加水分解性に優れた新規なジ(メタ)アク
リル酸エステルを提供することにある。
すなわち本発明は、下記一般式〔■〕 (式中、R5はH又CH8である。)で表わされるジ(
メタ)アクリル酸エステルに関する。
この新規なジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式〔I
〕)は、3−メチル−1,5−ベンタンジオールとアク
リル酸またはメタクリル酸との昇温下における反応によ
り製造することができる。アクリル酸またはメタクリル
酸の使用量は、仕込んだ3−メチル−1,5−ベンタン
ジオール0.5モル当りそれらの約1〜5モルである。
該反応は、(メタ)アクリル二重結合の重合を最小化ま
たは遅延させるため圧重合防止剤の存在下に行うことが
好ましい。上記重合防止剤は、当業者に周知であり、そ
れらは該混合物の0501〜5.!fiL%の濃度で使
用するのが好ましい。それら重合防止剤の例として、ハ
イドロキノン、P−メトキシフェノール、2.4−ジメ
チル−6−1−ブチルフェノール、P−ベンゾキノン、
フェノチアジン、N−ニトロンジフェニルアミン、チオ
尿素、銅塩等が挙げられる。該反応は、一般的に約50
°C〜130°C2好ましくは65°C〜900Cの温
度においてジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式(I
))を生成するためのアクリル酸またはメタクリル酸に
よる3−メチル−1,5−ベンタンジオールのエステル
化を確実に完結させるのに十分な時間にわたって行う。
この時間は、バッチの規模、それぞれの反応物及び触媒
及び採用される反応条件により変動する。
またエステル化触媒を使用されるアクリル酸またはメタ
クリル酸に対して0.1〜15モルチ、好ましくは、1
〜6モルチの濃度で存在させる。
任意の公知のエステル化触媒を使用することができ、こ
れらの例として、P−)ルエンスルホン酸、メタンスル
ホン酸、リン酸、硫酸などを挙げることができる。ヘキ
サン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエンのような不
活性溶剤ヲ存在させてこのエステル化反応中に生成した
水分の除去を助けることが望ましい。この(メタ)アク
リル酸エステルは、接着剤、塗料、コーティング剤及び
印刷インキ組成物の希釈剤として有用であり、それらは
、放射線により、または熱的手段により硬化させること
ができる。放射硬化は、イオン化もしくは電子線の、よ
うな微粒子放射により、または紫外線放射のような化学
線により行うことができる。化学線により硬化を行う場
合は、一般的に当業者に公知の光増感剤例えばベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインインブチルエーテル、2
,2−ジェトキシアセトフェノン、4’−7二ノキシー
2+2−ジクロロアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオフェノン、4′−イソプロピル−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、ベンジルジ
メチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン、2−エチルアントラキノン、2−クロルアン
トラキノン、2−クロルチオキサントン、2,4−ジメ
チルチオキサントン等の種々の公知の光増感剤の1種又
は2種以上を包含させる。放射線硬化技術及び熱硬化技
術は当業者に周知であり、それらのそれぞれにより硬化
を行うことができる。該ジ(メタ)アクリル酸エステル
は、それ自体単独で、または他の単量体、例えば、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールのペンタ又はへ
キサアクリレート、もしくは、不飽和基含有樹脂、例え
ば、不飽和ポリエステル、ポリエステルアクリレート、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート等の樹脂
と混合して使用することができる。本発明の新規なジ(
メタ)アクリル酸エステルは、有機過酸化物の添加によ
っても重合させることができる。
本発明のジ(メタ)アクリル酸エステルを希釈剤として
用いる場合、その使用量は、使用する用途によって異な
り、用途によって任意の割合で使用する事ができる。上
記光増感剤を使用(実施例) 下記実施例により更に本発明を説明する。下記において
部とあるのは、特に指定しない限り重奇部を表わす。
実施例1゜ 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器及び分離器を備
えた2を反応器に、3−メチル−1,5−ベンタンジオ
ール236部、アクリル酸346部、P−)ルエンスル
ホンrRzo部、ノ・イドロキノン2.0部、ベンゼン
400部、シクロヘキサン200部を仕込み、加熱し、
生成水は溶剤と共に蒸留、凝縮させ分離器で水のみ系外
に取り除き、溶剤は反応器に戻す。水が72部生成した
時点で冷却した。反応温度は、79〜85°Cであった
。反応混合物をベンゼン800部及びシクロヘキサン2
00部に溶Hし、20チ苛性ソーダー水溶液で中和した
後、20%食塩水300部で3回洗浄する。溶剤を減圧
留去して淡黄色の液体407部を得た。このものは下記
の性質を有する。
粘 度(25°C)    44CPS鹸化価    
   495 mgKOI−(7g酸  価     
      o 、o 1mgKOt(/g得られた生
成物の高分解能核磁気共鳴(NMR)による吸収周波数
の測定を行った結果を下記に示す。
電      吸収周波数(Hz ) 1       2455.078 2       1919.921 3       1890.625 4       898.437 5       490.234 6       365.234 7       248.046 なお、上記測定には、基準物質としてテトラメチルシラ
ンを用い’H,13C−Hのカップリングさせた測定を
して最終的に13cのDカップルの同定結果を示した。
実施例2゜ 実施例1と同一の反応器に、3−メチル−1,5−ベン
タンジオール236部、メタクリル酸413部、硫酸1
3部、ハイドロキノン2部、ベンゼン400部、シクロ
ヘキサン100部を仕込み生成水が72部になるまで実
施例■と同様に反応を行った。反応温度は、80〜87
°Cであった。反応混合物をベンゼン800部、シクロ
ヘキサン200部に溶解し、20%Na0I(水溶液で
中和した後、20%Na(2水溶液300部で3回洗浄
する。溶剤を減圧留去して淡黄色の液体482部を得た
。このものは、下記の性質を有する。
粘 度(25°c)  42CPS 鹸化価       440 mgKOH/g酸  価
          0.02  mgKOH/gNM
Rによる測定結果 南      吸収周波数(H2) 1       2472.656 2       2007.812 3       1839.843 4        900.390 5        490.234 6        367.187 7        248.046 8        232.421 応用例1,2.応用比較例1〜4 実施例1及び2で得られたジ(メタ)アクリル酸エステ
ル及び比較例として、トリシクロデカンジメチロールジ
アクリレート(三菱油化■ヒドロキシヒバリン酸ネオペ
ンチルクリコールジアクリレート(日本化薬■製、KA
YARADMANDA)、  ) !Jプロピレングリ
コールジアクリレート(日本化薬■製、KAYARAD
 TPGDA)について、各ジ(メタ)アクリル酸エス
テル100部に、光重合開始剤として、1−ヒドロキシ
シクロへキシルフェニルケトン(チバ・ガイギー■製、
イルガキュアー184)5部を加え、ガラス板に厚み2
00μに塗布した後、高圧水銀灯(東芝社製、2KW)
により紫外線硬化させて、厚さ約200μの硬化膜を得
た。得られた硬化膜の耐水性、着色性は表1のとおりで
あった。
表1゜ 評価法 圧力容器の中に水を入れその中に各硬化膜を入れ、密閉
し、内温を150°Cにし、24時間放置した。
耐水性:上記法によってテストした硬化膜について ○・・・・・・・・・全く異常がなかった。
△・・・・・・・・・ややクラックが入ったもの。
×・・・・・・・・・全面にクラックが入ったもの。
着色性:上記法によってテストした硬化膜について ○・・・・・・・・・全(着色がなかったもの。
△・・・・・・・・・やや硬化膜に着色がみられたもの
×・・・・・・・・・着色がはげしいもの。
(発明の効果) 本発明のジ(メタ)アクリル酸エステルは、コーティン
グ剤、塗料、印刷インキ及び接着剤等の希釈剤として有
用で、本発明の化合物を用いた場合、硬化速度が速く、
耐加水分解性に優れ、着色の点でも優れ、特に、長期信
頼性の要求される使用分野に適している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1はH又はCH_3である。)で表わされる
    ジ(メタ)アクリル酸エステル。
JP8384387A 1987-04-07 1987-04-07 ジ(メタ)アクリル酸エステル Pending JPS63250346A (ja)

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JP8384387A JPS63250346A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 ジ(メタ)アクリル酸エステル

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JP8384387A JPS63250346A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 ジ(メタ)アクリル酸エステル

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JPS63250346A true JPS63250346A (ja) 1988-10-18

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ID=13813989

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JP8384387A Pending JPS63250346A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 ジ(メタ)アクリル酸エステル

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JP (1) JPS63250346A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039285A1 (fr) * 1997-03-04 1998-09-11 Kyowa Yuka Co., Ltd. Di(meth)acrylates

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039285A1 (fr) * 1997-03-04 1998-09-11 Kyowa Yuka Co., Ltd. Di(meth)acrylates

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