JPS63250190A - 薄膜剥離用引起装置 - Google Patents
薄膜剥離用引起装置Info
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- JPS63250190A JPS63250190A JP62085209A JP8520987A JPS63250190A JP S63250190 A JPS63250190 A JP S63250190A JP 62085209 A JP62085209 A JP 62085209A JP 8520987 A JP8520987 A JP 8520987A JP S63250190 A JPS63250190 A JP S63250190A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/0004—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C63/0013—Removing old coatings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
- Y10T156/12—Surface bonding means and/or assembly means with cutting, punching, piercing, severing or tearing
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-
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- Y10T156/19—Delaminating means
-
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- Y10T156/19—Delaminating means
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-
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- Y10T156/1961—Severing delaminating means [e.g., chisel, etc.]
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は、薄膜の剥離技術、特に、基板に張り付けられ
た薄膜を剥離する剥離技術に適用して有効な技術に関す
るものである。
た薄膜を剥離する剥離技術に適用して有効な技術に関す
るものである。
コンピュータ等の電子機器で使用されるプリント配線板
は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性基板の片面(:
51は両面)に形成されたものである。
は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性基板の片面(:
51は両面)に形成されたものである。
この種のプリント配線板は、次の製造工程により製造す
ることができる。まず、絶縁性基板上に形成された導電
層上に、感光性樹脂・(フォトレジスト)層とそれを保
護する透光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体
を熱圧着ラミネートする。
ることができる。まず、絶縁性基板上に形成された導電
層上に、感光性樹脂・(フォトレジスト)層とそれを保
護する透光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体
を熱圧着ラミネートする。
この後、配線パターンフィルムを重ね、この配線パター
ンフィルム及び前記透光性樹脂フィルムを通して、感光
性樹脂層を所定時間廂光する。そして、透光性樹脂フィ
ルムを剥離した後、露光された感光性樹脂層を現像して
エツチングマスクパターンを形成する。この後、前記導
電層の不必要部分をエツチングにより除去し、さらに残
存する感光性樹脂層を除去し、所定の配線パターンを有
するプリント配線板を形成する。
ンフィルム及び前記透光性樹脂フィルムを通して、感光
性樹脂層を所定時間廂光する。そして、透光性樹脂フィ
ルムを剥離した後、露光された感光性樹脂層を現像して
エツチングマスクパターンを形成する。この後、前記導
電層の不必要部分をエツチングにより除去し、さらに残
存する感光性樹脂層を除去し、所定の配線パターンを有
するプリント配線板を形成する。
前述のプリント配線板の製造工程においては、感光性樹
脂層を露光した後現像するに際して、透光性樹脂フィル
ムを剥離する工程が必要とされ、ている。この透光性樹
脂フィルムの剥離は1人手作業に頼っており、このフィ
ルムが薄いので、剥離応力の偏り等による感光性樹脂層
の損傷や破壊が生じないようにするため、指先の器用さ
及び非常な熟練を要する。このため、透光性樹脂フィル
ムの剥離時間が増大するので、プリント配線板の製造工
程における作業時間が長くなるという問題があった。
脂層を露光した後現像するに際して、透光性樹脂フィル
ムを剥離する工程が必要とされ、ている。この透光性樹
脂フィルムの剥離は1人手作業に頼っており、このフィ
ルムが薄いので、剥離応力の偏り等による感光性樹脂層
の損傷や破壊が生じないようにするため、指先の器用さ
及び非常な熟練を要する。このため、透光性樹脂フィル
ムの剥離時間が増大するので、プリント配線板の製造工
程における作業時間が長くなるという問題があった。
そこで、本願出願人は、特願昭61−23178号に記
載される自動薄膜剥離装置を開発した。
載される自動薄膜剥離装置を開発した。
この自動薄膜剥離装置は、基板に張り付けられている積
層体のうち、透光性樹脂フィルムの端部を針状の突起押
圧部材で浮上させ、その浮上した部分の薄膜に流体を吹
き付けることによって、透光性樹脂フィルムを剥離する
ことを自動的に行うものである。
層体のうち、透光性樹脂フィルムの端部を針状の突起押
圧部材で浮上させ、その浮上した部分の薄膜に流体を吹
き付けることによって、透光性樹脂フィルムを剥離する
ことを自動的に行うものである。
しかしながら、前述の薄膜剥離装置の突起抑圧部材は、
透光性樹脂フィルムを浮上させる(引き起す)先端部を
最適な形状に加工することが雉かしい。突起抑圧部材の
先端部を鋭角な形状に加工した場合には、透光性樹脂フ
ィルムや感光性樹脂層を破損させ゛たり、導電層につき
ささったりし。
透光性樹脂フィルムを浮上させる(引き起す)先端部を
最適な形状に加工することが雉かしい。突起抑圧部材の
先端部を鋭角な形状に加工した場合には、透光性樹脂フ
ィルムや感光性樹脂層を破損させ゛たり、導電層につき
ささったりし。
透光性樹脂フィルムの一部を剥離することができなくな
る。また、突起抑圧部材の先端部に丸みを持たせた形状
で加工した場合には、透光性樹脂フィルム上を滑ってし
まい、透光性樹脂フィルムを確実に引き起して剥離する
ことが困難になる。すなわち、先端が針形状の突起抑圧
部材は、透光性樹脂フィルムを確実に浮上させる(引き
起す)ことができないという問題点があった。
る。また、突起抑圧部材の先端部に丸みを持たせた形状
で加工した場合には、透光性樹脂フィルム上を滑ってし
まい、透光性樹脂フィルムを確実に引き起して剥離する
ことが困難になる。すなわち、先端が針形状の突起抑圧
部材は、透光性樹脂フィルムを確実に浮上させる(引き
起す)ことができないという問題点があった。
また、前記針形状の突起抑圧部材は、透光性樹脂フィル
ムの剥離時にプリント配線板に当接するので、その周辺
部に配設されている位置合せ用穴に入り込み易い。位置
合せ用穴は、感光性樹脂層を露光する際に、プリント配
線板と配線パターンフィルムとを重ね合せる時に使用さ
れる。位置合せ用穴に、突起抑圧部材が入り込むと、薄
膜の浮上を行うことができず、よって連続的な剥離を中
断しなければならないばかりか、薄膜剥離工程を中断し
てしまうので、単位時間当りの薄膜の剥離時間が増大す
るという問題点があった。
ムの剥離時にプリント配線板に当接するので、その周辺
部に配設されている位置合せ用穴に入り込み易い。位置
合せ用穴は、感光性樹脂層を露光する際に、プリント配
線板と配線パターンフィルムとを重ね合せる時に使用さ
れる。位置合せ用穴に、突起抑圧部材が入り込むと、薄
膜の浮上を行うことができず、よって連続的な剥離を中
断しなければならないばかりか、薄膜剥離工程を中断し
てしまうので、単位時間当りの薄膜の剥離時間が増大す
るという問題点があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本発明の目的は、基板に張り付けられた薄膜の端部を確
実に引き起すことが可能な薄膜剥離技術を提供すること
にある。
実に引き起すことが可能な薄膜剥離技術を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成すると共に、薄膜
剥離時間を短縮することが可能な技術を提供することに
ある。
剥離時間を短縮することが可能な技術を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成すると共に、基板
、薄膜等の損傷や破壊を防止することが可能な技術を提
供することにある。
、薄膜等の損傷や破壊を防止することが可能な技術を提
供することにある。
なお、本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになる
であろう。
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになる
であろう。
(2)発明の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明は、基板に張り付けられた薄膜の端部
を引゛き起す薄膜剥離用引起部材において、前記薄膜の
端辺と実質的に平行となるように、複数の引起線状刃を
配設したことを特徴としたものである。
を引゛き起す薄膜剥離用引起部材において、前記薄膜の
端辺と実質的に平行となるように、複数の引起線状刃を
配設したことを特徴としたものである。
また、本発明は、基板に張り付けられた薄膜の端部を引
き起す薄膜剥離用引起装置において、前記薄膜の端辺と
実質的に平行となるように、・複数の引起線状刃を配設
した引起部材を設け、該引起部材の引起線状刃を基板に
当接させる方向に作用する弾性部材を介在させて、前記
基板に当接及び離反する方向に摺動できるように、前記
引起部材を取付部材に設けたことを特徴としたものであ
る。
き起す薄膜剥離用引起装置において、前記薄膜の端辺と
実質的に平行となるように、・複数の引起線状刃を配設
した引起部材を設け、該引起部材の引起線状刃を基板に
当接させる方向に作用する弾性部材を介在させて、前記
基板に当接及び離反する方向に摺動できるように、前記
引起部材を取付部材に設けたことを特徴としたものであ
る。
本発明は、前記薄膜の端辺の複数個所を線接触によって
引き起すことができるので、薄膜に損傷や破壊を生じる
ことがなく、確実に薄膜を引き起すことができる。しか
も、本発明は、引起部材の一方の引起線状刃の位置と基
板に配設される例えば位置決め用穴の位置とが一致して
も、他方の引起線状刃で前記一方の引起線状刃が位置決
め用穴に入り込むことを防止できるので、基板を不必要
に停止することがなくなり、薄膜剥離時間を短縮するこ
とができる。
引き起すことができるので、薄膜に損傷や破壊を生じる
ことがなく、確実に薄膜を引き起すことができる。しか
も、本発明は、引起部材の一方の引起線状刃の位置と基
板に配設される例えば位置決め用穴の位置とが一致して
も、他方の引起線状刃で前記一方の引起線状刃が位置決
め用穴に入り込むことを防止できるので、基板を不必要
に停止することがなくなり、薄膜剥離時間を短縮するこ
とができる。
また、本発明は、基板に張り付けられた薄膜の端部に引
起部材の引起線状刃を当接する際に、弾性部材でその衝
撃を吸収することができるので、基板、薄膜、引起線状
刃等の損傷や破壊を防止することができる。
起部材の引起線状刃を当接する際に、弾性部材でその衝
撃を吸収することができるので、基板、薄膜、引起線状
刃等の損傷や破壊を防止することができる。
以下、本発明をプリント配線用基板の保護膜剥離装置に
適用した一実施例について図面を用いて説明する。
適用した一実施例について図面を用いて説明する。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
本発明の一実施例である保護膜剥離装置の引起装置を第
1図(要部拡大斜視図)、第2図(第1図の矢印■方向
から見た部分断面図)及び第3図(第2図の矢印■方向
から見た底面図)で示す。
1図(要部拡大斜視図)、第2図(第1図の矢印■方向
から見た部分断面図)及び第3図(第2図の矢印■方向
から見た底面図)で示す。
第1図乃至第3図に示すように、搬送ローラ(図示せず
)で薄膜引起位置に搬送されるプリント配線用基板1の
搬送方向先端部には、薄膜引起装置2の引起部材2Aが
当接するように構成されている。
)で薄膜引起位置に搬送されるプリント配線用基板1の
搬送方向先端部には、薄膜引起装置2の引起部材2Aが
当接するように構成されている。
前記プリント配線用基板1は、絶縁性基板IAの両面(
又は片面)に銅等の導電層IBが形成されたものである
。このプリント配線用基板1の導電層ID上には、感光
性樹脂層ICと透光性樹脂フィルム(保護膜)IDとか
らなる積層体が熱圧着ラミネートされている。感光性樹
脂MICは所定の配線パターンフィルムが重ねられ露光
された後の状態にある。
又は片面)に銅等の導電層IBが形成されたものである
。このプリント配線用基板1の導電層ID上には、感光
性樹脂層ICと透光性樹脂フィルム(保護膜)IDとか
らなる積層体が熱圧着ラミネートされている。感光性樹
脂MICは所定の配線パターンフィルムが重ねられ露光
された後の状態にある。
前記プリント配線用基板1の周辺部(本実施例の場合は
積層体がラミネートされていない領域)には1位置決め
用穴IEが配設されている。位置決め用穴IEは、感光
性樹脂層ICに配線パターンフィルムの配線パターンを
露光する際に、プリント配線用基板1と配線パターンフ
ィルムとを重ね合せる位置合せビンを挿入できるように
構成されている。
積層体がラミネートされていない領域)には1位置決め
用穴IEが配設されている。位置決め用穴IEは、感光
性樹脂層ICに配線パターンフィルムの配線パターンを
露光する際に、プリント配線用基板1と配線パターンフ
ィルムとを重ね合せる位置合せビンを挿入できるように
構成されている。
このように構成されるプリント配線用基板1は、第1図
に示す矢印A方向に搬送用ローラ(図示せず)で搬送さ
れるように構成されている。
に示す矢印A方向に搬送用ローラ(図示せず)で搬送さ
れるように構成されている。
前記薄膜引起装置2は、プリント配線用基板1の両面に
夫々(又は片面に)位置するように、プリント配線用基
板1の搬送経路の近傍に、少なくとも1個設けられてい
る。薄膜引起装置2は、主に。
夫々(又は片面に)位置するように、プリント配線用基
板1の搬送経路の近傍に、少なくとも1個設けられてい
る。薄膜引起装置2は、主に。
引起部材2A、摺動シャフト2B、弾性部材2C1取付
部材2Dで構成されている。
部材2Dで構成されている。
引起部材2Aには、2個の引起線状刃2Aa及び2Ab
が配設されている。つまり、引起線状刃2Aa、2Ab
の夫々は、所定の距離を持って一体に構成されている。
が配設されている。つまり、引起線状刃2Aa、2Ab
の夫々は、所定の距離を持って一体に構成されている。
引起線状刃2Aa、2Abの夫々の刃面は、第3図及び
第4図(拡大図)に示すように、プリント配線用基板1
の搬送方向先端部のVC層体の端辺と実質的に平行とな
るように構成されている。つまり、引起線状刃2Aa、
2Abの夫々は、感光性樹脂層IC,透光性樹脂フィル
ムIDの夫々と少なくとも線接触(戒は面接触)し、抑
圧によるエネルギを線状(或は面状)に与°えるように
構成゛されている。エネルギが与えられた積層体の端部
は、感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDを引
起す(剥離する)ようになっている。エネルギが与えら
れた積層体の端部において、感光性樹脂層ICと導電層
IBとは、前記感光性樹脂層ICと透光性樹脂フィルム
IDとの接着力に比べて強いので剥離されることがない
。
第4図(拡大図)に示すように、プリント配線用基板1
の搬送方向先端部のVC層体の端辺と実質的に平行とな
るように構成されている。つまり、引起線状刃2Aa、
2Abの夫々は、感光性樹脂層IC,透光性樹脂フィル
ムIDの夫々と少なくとも線接触(戒は面接触)し、抑
圧によるエネルギを線状(或は面状)に与°えるように
構成゛されている。エネルギが与えられた積層体の端部
は、感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDを引
起す(剥離する)ようになっている。エネルギが与えら
れた積層体の端部において、感光性樹脂層ICと導電層
IBとは、前記感光性樹脂層ICと透光性樹脂フィルム
IDとの接着力に比べて強いので剥離されることがない
。
引起部材2Aの引起線状刃2Aa及び2Abは、摩耗を
できる限り低減できるように、例えば、ステンレス鋼、
炭素鋼等の金属材料や、セラミック等の非鉄金属材料で
構成する。引起部材2Aは。
できる限り低減できるように、例えば、ステンレス鋼、
炭素鋼等の金属材料や、セラミック等の非鉄金属材料で
構成する。引起部材2Aは。
摺動シャフト2Bの一端部に、ボルト2Ea及びナツト
2Ebによって回転しないように固着されている。
2Ebによって回転しないように固着されている。
摺動シャフト2Bは、スリーブ2Daを介在して、プリ
ント配線用基板1に当接及び離反する方向(矢印B方向
)に摺動可能なように、取付部材2Dに支持されている
。摺動シャフト2Bは、スリーブ2Da内において設け
られた溝2Baと、その溝2Ba内に入り込む突出部材
2Dbとで摺動ストロークが規定されると共に、その回
転が防止できるように構成されている。また、摺動シャ
フト2Bは、他端部に設けられたねじ部2Bb部にナツ
ト2BG及び2Bdが嵌合されており、摺動ストローク
の微調整を行うと共に、取付部材2Dに確実に支持でき
るように構成されている。
ント配線用基板1に当接及び離反する方向(矢印B方向
)に摺動可能なように、取付部材2Dに支持されている
。摺動シャフト2Bは、スリーブ2Da内において設け
られた溝2Baと、その溝2Ba内に入り込む突出部材
2Dbとで摺動ストロークが規定されると共に、その回
転が防止できるように構成されている。また、摺動シャ
フト2Bは、他端部に設けられたねじ部2Bb部にナツ
ト2BG及び2Bdが嵌合されており、摺動ストローク
の微調整を行うと共に、取付部材2Dに確実に支持でき
るように構成されている。
弾性部材2Cは、引起部材2Aと取付部材2Dとの間の
摺動シャフト2Bに沿って設けられている。この弾性部
材2Bは、コイル形状で構成されている。弾性部材2B
は、引起部材2Aをプリント配線用基板1に当接する方
向(取付部材2Dから離反する方向)に作用するように
構成されており、引起部材2Aの引起線状刃2Aa及び
2Abとプリント配線用基板1との当接に際して、衝撃
を吸収し、かつ適度な当接力を常時確保することができ
るように構成されている。
摺動シャフト2Bに沿って設けられている。この弾性部
材2Bは、コイル形状で構成されている。弾性部材2B
は、引起部材2Aをプリント配線用基板1に当接する方
向(取付部材2Dから離反する方向)に作用するように
構成されており、引起部材2Aの引起線状刃2Aa及び
2Abとプリント配線用基板1との当接に際して、衝撃
を吸収し、かつ適度な当接力を常時確保することができ
るように構成されている。
このように、前記積層体の端辺と実質的に平行となるよ
うに、複数の引起線状刃2 A a及び2Abで引起部
材2Aを構成することにより、 fJ層体の端辺の複数
個所を線接触によって同時に引き起すことができ゛るの
で、透光性樹脂フィルムIDが切れたりすること(損傷
や破壊)を防止し、確実に透光性樹脂フィルムIDを引
き起すことができる。
うに、複数の引起線状刃2 A a及び2Abで引起部
材2Aを構成することにより、 fJ層体の端辺の複数
個所を線接触によって同時に引き起すことができ゛るの
で、透光性樹脂フィルムIDが切れたりすること(損傷
や破壊)を防止し、確実に透光性樹脂フィルムIDを引
き起すことができる。
しかも、引起部材2Aの一方の引起線状刃2 A aの
位置とプリント配線用基板1に配設された位置決め用穴
IEの位置とが一致しても、他方の引起線状刃2Abで
前記一方の引起線状刃2 A aが位置決め用穴IEに
入り込むことを防止できるので。
位置とプリント配線用基板1に配設された位置決め用穴
IEの位置とが一致しても、他方の引起線状刃2Abで
前記一方の引起線状刃2 A aが位置決め用穴IEに
入り込むことを防止できるので。
プリント配線用基板1の搬送を不必要に停止することが
なくなる。つまり、プリント配線用基板1に張り付けら
れた透光性樹脂フィルムIDの単位時間当りの剥離時間
を短縮し、薄膜剥離時間を短縮することができる。
なくなる。つまり、プリント配線用基板1に張り付けら
れた透光性樹脂フィルムIDの単位時間当りの剥離時間
を短縮し、薄膜剥離時間を短縮することができる。
また、薄膜引起装置2に、前記引起線状刃2Aa及び2
Abを配設した引起部材2Aを設け、引起部材2Aの引
起線状刃2Aa及び2Abをプリント配線用基板1に当
接させる方向に作用する弾性部材2Cを介在させて、プ
リント配線用基板1に当接及び離反する方向に摺動でき
るように引起部材2Aを取付部材2Dに設けたことによ
り、積層体の端部に引起線状刃2Aa及び2Abを当接
する際に1弾性部材2Cでその衝撃を吸収することがで
きるので、プリント配線用基板1、積層体、引起線状刃
2 A a及び2Ab等の損傷や破壊を防止することが
できる。
Abを配設した引起部材2Aを設け、引起部材2Aの引
起線状刃2Aa及び2Abをプリント配線用基板1に当
接させる方向に作用する弾性部材2Cを介在させて、プ
リント配線用基板1に当接及び離反する方向に摺動でき
るように引起部材2Aを取付部材2Dに設けたことによ
り、積層体の端部に引起線状刃2Aa及び2Abを当接
する際に1弾性部材2Cでその衝撃を吸収することがで
きるので、プリント配線用基板1、積層体、引起線状刃
2 A a及び2Ab等の損傷や破壊を防止することが
できる。
このように構成される薄膜引起装置2は、第1図、第2
図及び第5図(概略構成図)で示すように、引起装置移
動機構3に取り付けられている。具体的には、薄膜引起
装置2の取付部材2Dを引起装置移動機構3の支持回転
軸3Aにボルト3Bで取り付けている。
図及び第5図(概略構成図)で示すように、引起装置移
動機構3に取り付けられている。具体的には、薄膜引起
装置2の取付部材2Dを引起装置移動機構3の支持回転
軸3Aにボルト3Bで取り付けている。
支持回転軸3Aは、プリント配線用基板1の搬送経路を
中心として上下に対向する位置に設けられている。支持
回転軸3Aの一端(又は両端)部3Cは、第5図に示す
ように、ガイド部材3Fのガイド用長穴3fを通して移
動アーム部材3Gの一端部と回転自在に連結されている
。ガイド部材3Fは、図示していないが、保護膜剥離装
置本体にビス等の取付手段で固着されている。ガイド用
長穴3fは、プリント配線用基板1に近接又はそれから
離反させる方向(矢印C方向)に、支持回転軸3Aすな
わち引起装置2をガイドするように構成されている。
中心として上下に対向する位置に設けられている。支持
回転軸3Aの一端(又は両端)部3Cは、第5図に示す
ように、ガイド部材3Fのガイド用長穴3fを通して移
動アーム部材3Gの一端部と回転自在に連結されている
。ガイド部材3Fは、図示していないが、保護膜剥離装
置本体にビス等の取付手段で固着されている。ガイド用
長穴3fは、プリント配線用基板1に近接又はそれから
離反させる方向(矢印C方向)に、支持回転軸3Aすな
わち引起装置2をガイドするように構成されている。
上下、夫々の移動アーム部材3Gの他端部は、回転軸3
hを中心に矢印り方向に回転自在に取り付けられた回転
アーム部材3Hの夫々の端部に回転自在に取り付けられ
ている。回転アーム部材3Hは、上下、夫々の移動アー
ム部材3Gを互いに異なる矢印C方向に移動させるよう
に構成されている。下側(又は上側)の移動アーム部材
3Gが接続された回転アーム部材3Hの一端部には、連
結アーム部材3工を介在させて、図示しない両面兼用駆
動源のシャフト3Jが接続されている。両面兼用駆動源
は、例えば、空圧シリンダ、油圧シリンダ、電磁ソレノ
イド等で構成されている。
hを中心に矢印り方向に回転自在に取り付けられた回転
アーム部材3Hの夫々の端部に回転自在に取り付けられ
ている。回転アーム部材3Hは、上下、夫々の移動アー
ム部材3Gを互いに異なる矢印C方向に移動させるよう
に構成されている。下側(又は上側)の移動アーム部材
3Gが接続された回転アーム部材3Hの一端部には、連
結アーム部材3工を介在させて、図示しない両面兼用駆
動源のシャフト3Jが接続されている。両面兼用駆動源
は、例えば、空圧シリンダ、油圧シリンダ、電磁ソレノ
イド等で構成されている。
前記支持回転軸3Aをガイドするガイド部材3F、移動
アーム部材3G、回転アーム部材3H及び両面兼用駆動
源は、シャフト3Jの矢印E方向の動作でプリント配線
用基Fj、1の両面側に夫々設けられた薄膜引起装置2
の引起線状刃2Aa及び2Abを互いに近接させ又は離
隔させる引起装置移動機構3の上下移動リンク機構を構
成している。
アーム部材3G、回転アーム部材3H及び両面兼用駆動
源は、シャフト3Jの矢印E方向の動作でプリント配線
用基Fj、1の両面側に夫々設けられた薄膜引起装置2
の引起線状刃2Aa及び2Abを互いに近接させ又は離
隔させる引起装置移動機構3の上下移動リンク機構を構
成している。
上下移動リンク機構を構成する夫々の部材は、鉄。
アルミニウム合金、硬質樹脂等の比較的外力に対して変
形しずらい材料で構成する。なお、シャフト3Jは1回
転アーム部材3Hの一端部に限定されず、回転アーム部
材3Hの他端部や移動アーム部材3Gに連結させてもよ
い。
形しずらい材料で構成する。なお、シャフト3Jは1回
転アーム部材3Hの一端部に限定されず、回転アーム部
材3Hの他端部や移動アーム部材3Gに連結させてもよ
い。
前記移動アーム部材3Gを介在させた夫々の前記支持回
転軸3Aの一端(又は両端)部3cには、夫々の一端部
が固着された引起部材回転アーム部材3Kが設けられて
いる。夫々の引起部材回転アーム部材3にの他端部には
、長穴3kが設けられており、両者の長穴3kには、図
示していない両面兼用駆動源のシャフト3Lと接続する
連結アーム部材3Mの軸部3mが通されている。すなわ
ち、引起部材回転アーム部材3には、連結アーム部材3
Mを介して両面兼用駆動源のシャフト3Lと連結されて
いる。両面兼用駆動源は、前記上下移動リンク機構と同
様の両面兼用駆動源で構成する。
転軸3Aの一端(又は両端)部3cには、夫々の一端部
が固着された引起部材回転アーム部材3Kが設けられて
いる。夫々の引起部材回転アーム部材3にの他端部には
、長穴3kが設けられており、両者の長穴3kには、図
示していない両面兼用駆動源のシャフト3Lと接続する
連結アーム部材3Mの軸部3mが通されている。すなわ
ち、引起部材回転アーム部材3には、連結アーム部材3
Mを介して両面兼用駆動源のシャフト3Lと連結されて
いる。両面兼用駆動源は、前記上下移動リンク機構と同
様の両面兼用駆動源で構成する。
前記引起部材回転アーム部材3K及び連結アーム部材3
Mは、シャフト3Lの矢印F方向の動作により、引起部
材回転アーム部材3Kを矢印G方向に回転させるととも
に、支持回転軸3Aを同一の矢印G方向に回転させる、
引起装置移動機構3の回転リンク機構を構成するように
なっている。
Mは、シャフト3Lの矢印F方向の動作により、引起部
材回転アーム部材3Kを矢印G方向に回転させるととも
に、支持回転軸3Aを同一の矢印G方向に回転させる、
引起装置移動機構3の回転リンク機構を構成するように
なっている。
つまり、回転リンク機構は、引起部材2Aの引起線状刃
2Aa及び2Abをプリント配線用基板工の搬送方向と
逆の方向に所定の距離例えば1〜3[w+ 1程度だけ
移動できるように構成されている。
2Aa及び2Abをプリント配線用基板工の搬送方向と
逆の方向に所定の距離例えば1〜3[w+ 1程度だけ
移動できるように構成されている。
そして、回転リンク機構は、積層体の端部に引起線状刃
2Aa及び2Abを線接触させその後に押圧し、感光性
樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDの一部を引き起
すように構成されている。
2Aa及び2Abを線接触させその後に押圧し、感光性
樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDの一部を引き起
すように構成されている。
このように、薄膜引起装置2及び引起装置移動機構3に
よって積層体の端部の透光性樹脂フィルムIDが引き起
されると、その部分に流体吹付ノズルから圧力を加えた
流体を吹き付け、透光性樹脂フィルムICを剥離するよ
うに構成されている。
よって積層体の端部の透光性樹脂フィルムIDが引き起
されると、その部分に流体吹付ノズルから圧力を加えた
流体を吹き付け、透光性樹脂フィルムICを剥離するよ
うに構成されている。
透光性樹脂フィルムIDは、感光性樹脂層ICから簡単
に瞬時かつ確実に剥離することができる。
に瞬時かつ確実に剥離することができる。
また、前記薄膜引起装置2の引起部材2Aの引起線状刃
2Aa及び2Abは、第6図(拡大図)に示すように、
前記第4図に示すそれに比べて刃先角度を鋭角に構成し
てもよい。このように構成される引起線状刃2 A a
及び2Abは、同第6図に示すように、端部において、
感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDを末広が
り状に確実に引き起すことができる。したがって、引き
起し部分の感光性樹脂層1cと透光性樹脂フィルムID
との間に流体が入り込み易くなるので、感光性樹脂層I
Cから透光性樹脂フィルムIDをより確実に剥離するこ
とができる。
2Aa及び2Abは、第6図(拡大図)に示すように、
前記第4図に示すそれに比べて刃先角度を鋭角に構成し
てもよい。このように構成される引起線状刃2 A a
及び2Abは、同第6図に示すように、端部において、
感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDを末広が
り状に確実に引き起すことができる。したがって、引き
起し部分の感光性樹脂層1cと透光性樹脂フィルムID
との間に流体が入り込み易くなるので、感光性樹脂層I
Cから透光性樹脂フィルムIDをより確実に剥離するこ
とができる。
以上1本発明を前記実施例に基づき具体的に説明したが
2本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形し得ること
は勿論である。
2本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形し得ること
は勿論である。
例えば、本発明は、薄膜引起装置2の引起部材2Aに、
3つ或はそれ以上の引起線状刃を配設してもよい。
3つ或はそれ以上の引起線状刃を配設してもよい。
(3)発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、以下に述べる効果
を得ることができる。
を得ることができる。
本発明は、基板に張り付けられた薄膜の端部を引き起す
薄膜剥離用引起部材において、前記薄膜の端辺と実質的
に平行となるように、複数の引起線状刃を配設したこと
により、前記薄膜の端辺の複数個所を線接触によって同
時に引き起すことができるので、薄膜に損傷や破壊を生
じることがなく、確実に薄膜を引き起すことができる。
薄膜剥離用引起部材において、前記薄膜の端辺と実質的
に平行となるように、複数の引起線状刃を配設したこと
により、前記薄膜の端辺の複数個所を線接触によって同
時に引き起すことができるので、薄膜に損傷や破壊を生
じることがなく、確実に薄膜を引き起すことができる。
また、本発明は、基板に張り付けられた薄膜の端部を引
き起す薄膜剥離用引起装置において、前記薄膜の端辺と
実質的に平行となるように、複数の引起線状刃を配設し
た引起部材を設け、該引起部材の引起線状刃を基板に当
接させる方向に作用する弾性部材を介在させて、前記基
板に当接及び離反する方向に摺動できるように、前記引
起部材を取付部材に設けたことにより、基板に張り付け
られた薄膜の端部に引起部材の引起線状刃を当接する際
に、弾性部材でその衝撃を吸収することができるので、
基板、薄膜、引起線状刃等の損傷や破壊を防止すること
ができる。
き起す薄膜剥離用引起装置において、前記薄膜の端辺と
実質的に平行となるように、複数の引起線状刃を配設し
た引起部材を設け、該引起部材の引起線状刃を基板に当
接させる方向に作用する弾性部材を介在させて、前記基
板に当接及び離反する方向に摺動できるように、前記引
起部材を取付部材に設けたことにより、基板に張り付け
られた薄膜の端部に引起部材の引起線状刃を当接する際
に、弾性部材でその衝撃を吸収することができるので、
基板、薄膜、引起線状刃等の損傷や破壊を防止すること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例である保護膜剥離装置の引
起装置を示す要部拡大斜視図、第2図は、前記第1図の
矢印■方向から見た部分断面図、 第3図は、前記第2図の矢印■方向から見た底面図。 第4図は、前記引起装置の刃部の拡大図、第5図は、前
記引起装置の移動装置の概略構成図。 第6図は、本発明の他の実施例である引起装置の刃部の
拡大図である。 図中、1・・・プリント配線用基板、IA・・・絶縁性
基板、IB・・・導電層、IC・・・感光性樹脂層、I
D・・・透光性樹脂フィルム、2・・・薄膜引起装置、
2A・・・引起部材、2Aa、2Ab・・・引起線状刃
、2B・・・摺動シャフト、2C・・・弾性部材、2D
・・・取付部材、3・・・引起装置移動機構、3A・・
・支持回転軸である。
起装置を示す要部拡大斜視図、第2図は、前記第1図の
矢印■方向から見た部分断面図、 第3図は、前記第2図の矢印■方向から見た底面図。 第4図は、前記引起装置の刃部の拡大図、第5図は、前
記引起装置の移動装置の概略構成図。 第6図は、本発明の他の実施例である引起装置の刃部の
拡大図である。 図中、1・・・プリント配線用基板、IA・・・絶縁性
基板、IB・・・導電層、IC・・・感光性樹脂層、I
D・・・透光性樹脂フィルム、2・・・薄膜引起装置、
2A・・・引起部材、2Aa、2Ab・・・引起線状刃
、2B・・・摺動シャフト、2C・・・弾性部材、2D
・・・取付部材、3・・・引起装置移動機構、3A・・
・支持回転軸である。
Claims (3)
- (1)基板に張り付けられた薄膜の端部を引き起す薄膜
剥離用引起部材において、前記薄膜の端辺と実質的に平
行となるように、複数の引起線状刃を配設したことを特
徴とする薄膜剥離用引起部材。 - (2)基板に張り付けられた薄膜の端部を引き起す薄膜
剥離用引起装置において、前記薄膜の端辺と実質的に平
行となるように、複数の引起線状刃を配設した引起部材
を設け、該引起部材の引起線状刃を基板に当接させる方
向に作用する弾性部材を介在させて、前記基板に当接及
び離反する方向に摺動できるように、前記引起部材を取
付部材に設けたことを特徴とする薄膜剥離用引起装置。 - (3)前記取付部材は、前記引起部材の引起線状刃を基
板に当接及び離反させる方向に移動し、かつ、前記薄膜
を基板から引き起す方向に引起部材の引起線状刃を回転
させる支持回転軸に固着されることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の薄膜剥離用引起装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085209A JPS63250190A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 薄膜剥離用引起装置 |
CA000563345A CA1294060C (en) | 1987-04-06 | 1988-04-06 | Pull-raising member and pull-raising unit for peeling thin-film |
EP88105466A EP0286961B1 (en) | 1987-04-06 | 1988-04-06 | Pull-raising member and pull-raising unit for peeling thin film |
AT88105466T ATE100022T1 (de) | 1987-04-06 | 1988-04-06 | Zieh-hebe-glied und zieh-hebe-vorrichtung zum entfernen einer duennen folie. |
US07/178,152 US4855012A (en) | 1987-04-06 | 1988-04-06 | Pull-raising member and pull-raising unit for peeling thin film |
DE88105466T DE3886974T2 (de) | 1987-04-06 | 1988-04-06 | Zieh-Hebe-Glied und Zieh-Hebe-Vorrichtung zum Entfernen einer dünnen Folie. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085209A JPS63250190A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 薄膜剥離用引起装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63250190A true JPS63250190A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13852198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62085209A Pending JPS63250190A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 薄膜剥離用引起装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4855012A (ja) |
EP (1) | EP0286961B1 (ja) |
JP (1) | JPS63250190A (ja) |
AT (1) | ATE100022T1 (ja) |
CA (1) | CA1294060C (ja) |
DE (1) | DE3886974T2 (ja) |
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CN113203519A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-08-03 | 立讯智造(浙江)有限公司 | 保压装置 |
EP4357107A1 (en) | 2022-10-23 | 2024-04-24 | ADTEC Engineering Co., Ltd. | Film peeling machine |
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-
1988
- 1988-04-06 DE DE88105466T patent/DE3886974T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-04-06 AT AT88105466T patent/ATE100022T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-04-06 CA CA000563345A patent/CA1294060C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-04-06 US US07/178,152 patent/US4855012A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-06 EP EP88105466A patent/EP0286961B1/en not_active Expired - Lifetime
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EP0286961A2 (en) | 1988-10-19 |
ATE100022T1 (de) | 1994-01-15 |
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