JPH1087158A - 保護フィルムの剥離方法及び剥離装置 - Google Patents

保護フィルムの剥離方法及び剥離装置

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JPH1087158A
JPH1087158A JP24086296A JP24086296A JPH1087158A JP H1087158 A JPH1087158 A JP H1087158A JP 24086296 A JP24086296 A JP 24086296A JP 24086296 A JP24086296 A JP 24086296A JP H1087158 A JPH1087158 A JP H1087158A
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JP
Japan
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protective film
material substrate
peeling
trigger
blade cutter
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JP24086296A
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Masahiro Ando
政弘 安藤
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DAIWA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作動が確実で、メンテナンスフリーな簡単な構
成の剥離装置を提供すること。 【解決手段】プリント配線板を製造するための材料基板
200の表面に貼付してある保護フィルムの端縁に浮き
上がり部を形成するきっかけ形成部と、このきっかけ形
成部の前方に配置されて、浮き上がり部をきっかけとし
て保護フィルムを剥離する剥離部とを有する剥離装置で
あって、きっかけ部を、材料基板200を搬送する搬送
路と、この搬送路の前端に設けた支持梁11に支持され
て、第1駆動機により搬送路の搬送方向と平行に揺動さ
れる揺動台20と、この揺動台20に対して第2駆動機
により摺動すべく当該揺動台20に組み付けた支持台
と、この支持台の先端部に回転自在に軸支した円板状の
丸刃カッター30と、この丸刃カッター30の搬送路の
パスラインLとは反対側に出没自在に配置されて、丸刃
カッター30に対向することになる材料基板200の反
対側を支持する昇降支持台25とを備えたものとして構
成こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護フィルムの剥
離方法及び装置に関し、特に、プリント配線板を製造す
るための材料基板のドライフィルム等の表面にそれまで
貼付されていた保護フィルムを剥離する方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面に複雑な配線パターンを有するプリ
ント配線板は、片面または両面銅張積層板の表面にドラ
イフィルム(フィルム状の感光性樹脂)を貼付した材料
基板を使用し、このドライフィルムに対して露光・現像
を行ってから、この現像されたドライフィルムをエッチ
ングレジストとして、積層板表面の銅箔等の導体箔をエ
ッチングすることにより、前述した複雑配線パターンを
有したものとして完成されるものである。
【0003】このようにドライフィルムを貼着した銅張
積層板は、これを運搬したり保管したりする場合に、そ
の表面のドライフィルム上に保護フィルムを貼着してお
かなければならない。何故なら、ドライフィルム上にホ
コリや傷が付いたとすると、これらが配線パターンの断
線やショートの原因となって、規定通りのプリント配線
板とすることができないからである。
【0004】一方、保護フィルムは、ドライフィルムの
処理を始めるときには全く不安となるものであり、剥離
しなければならないものである。ところが、この保護フ
ィルムは、銅張積層板上にドライフィルムと一緒にラミ
ネートされることの多いものであるから、ドライフィル
ムの全面上に密着した状態となっていて、簡単には剥離
することができないものとなっている。
【0005】このようなドライフィルムに密着している
保護フィルムを剥離するためには、その周縁の一部に、
ドライフィルムからの剥離部分、つまり浮き上がり部分
を形成して、この浮き上がり部分を剥離のための「きっ
かけ」とすればよいことが従来より知られている。そし
て、この「きっかけ」部分上に、例えば粘着ローラーを
当接させてこれを相対的に回転させれば、保護フィルム
は機械的かつ簡単に剥離することができることも知られ
ている。
【0006】このため、この剥離のための「きっかけ」
を作るものとしては、従来より種々な方法または装置が
提案されてきている。その例としては、特開平2−10
6560号あるいは特公平6−29969号公報にて提
案されているような「ローレット」を使用するもの、特
開昭63−56244号公報あるいは特公平5−307
43号公報にて提案されているような「引き起こし針」
を使用するもの、特開昭63−250190号公報にて
提案されているような「引き起こし刃」を使用するも
の、そして特開昭62−56243号公報にて提案され
ているような「ブラシ」を使用するものの4種類のもの
が、代表的なものとして採用されてきている。これらの
4種の方法・装置は、それぞれ次のような未だ解決され
ていない問題を含んでいるものである。
【0007】(ローレットを使用するもの)特開平2−
106560号公報に示された剥離装置では、図8に示
すように、「エアーシリンダ4a・4bによって鉛直方
向かつ小平方向に移動されるシャフトにマーカー4が回
動可能に支持され、その周面には、基板1の先端にフィ
ルムの剥離部を形成する凹凸模様(ローレット)が付し
てあり」(同公報第2頁右上欄)、「このマーカー4が
エアーシリンダ4a・4bにより下降または上昇し(矢
印b)、基板1の表裏面を各々圧下し、さらにマーカー
4が基板1の進行方向に動き(矢印c)、基板1の先端
の表裏面に凹凸の軽いキズを付ける」(同公報第2頁右
下欄)ようにしたものである。
【0008】しかしながら、このようなマーカー4は、
基板の端縁に沿って長く延在することになるシャフト上
に支持されるものであるため、その表面が基板と完全に
平行になっていないと、剥離に必要なキズ(前述した
「きっかけ」)を付けることができないものとなってい
る。そのため、通常はシリンダ4bの力を強くして、マ
ーカー4の表面のローレットが基板の端縁全体にキズを
付けるように構成しなければならない。そうなると、保
護フィルムの一部が破れることがあり、細片となってド
ライフィルム上に付着することがあって、配線パターン
の形成に悪影響を与えることになる。
【0009】それだけでなく、強圧されるローレットに
よってドライフィルムそのものにもキズが付いてしま
い、このキズが一定範囲を越えた内方に形成されると、
これまた同様に配線パターン形成に悪影響(例えば、エ
ッチング液が導体箔の導体パターンとなるべき部分に浸
透して、断線した配線パターンとなること)が出ること
になる。以上のことは、特公平6−29969号公報の
「保護フィルムの剥離方法」において採用されている
「スリットローラー」についても同様に言えることであ
る。
【0010】(引き起こし針を使用するもの)特公平5
−30743号公報にて示された「薄膜剥離装置」で
は、図9に示すように、「感光性樹脂層(ドライフィル
ム)及び透光性樹脂フィルム(保護フィルム)の搬送方
向の端部の導電層(銅箔)上に突起押圧部材4Aの先端
を当接させ」(同公報第4欄第36行目以下)、「導電
層上を摺動するように、突起押圧部材4Aを図中右方向
に移動させる」(同第42行目以下)ものであり、これ
により、「感光性樹脂層及び又は透光性樹脂フィルの端
部に、針状の突起押圧部材4Aで力を加えることによ
り、…簡単に隙間を生じさせる」ようにしたものであ
る。
【0011】ところが、保護フィルムの下側に針状の突
起押圧部材4Aを確実に差し込むことそれ自体は相当困
難な作業であり、従ってそのような機能を果たす装置と
することも非常に困難である。それだけでなく、針の先
端を十分にとがったものとしておかなければならない
し、十分とがった針は、今度は保護フィルムの上側を滑
り易いものとなって、結局保護フィルムの下側に剥離の
ための「きっかけ」を作ることは非常に困難となる。し
かも、引き起こし針は、その使用によって先端がつぶれ
てくるから、その交換を頻繁に行わなければならず、作
業効率が低いものとなっている。以上のことは、特開昭
62−56244号公報にて提案されている「薄膜剥離
装置」の「突起押圧部材4」においても、略同様に言え
ることである。
【0012】(引き起こし刃を使用するもの)例えば、
特開昭63−250190号公報の「薄膜引起用引起部
材及び引起装置」では、上述した「引き起し針」に代え
て「複数の引起線状刃」を採用するようにしているので
あるが、この「引起線状刃」の先端を保護フィルムとド
ライフィルムとの間に確実に挿入することは、「線状
刃」であるため少しのズレも許容されない。このため、
実際上には「きっかけ」作りをすることができないので
ある。このことは、前述した特公平5−30743号公
報中において例示されているような、「針」に代わる
「くさび形状」のものであっても同様である。
【0013】(ブラシを使用するもの)特開昭62−5
6243号公報の「薄膜の剥離装置」では、図10に示
すように、「回転体の外周部に、樹脂、鋼等の複数の硬
質針で構成されるブラシ」を設けた薄膜引起部材4によ
って、「透光性樹脂フィルム(保護フィムル)の一部を
引き起」(同公報第3頁左上欄以下)ようにしている。
【0014】ところが、このようなブラシは、これを回
転させるだけでは、その先端が保護フィルムとドライフ
ィルムとの間に入り込むものではなく、まして基板を搬
送しながらブラシを回転させるのであるから、保護フィ
ルムの剥離を確実に行えるとは考えにくいものである。
【0015】以上の実状を踏まえて、本発明者が、従来
の上記4種類の方法に代わる何か良い手段はないかと検
討したところ、「きっかけ」はまさに「きっかけ」であ
ればよく、目に見える程の保護フィルムの剥離を行うよ
うにする必要がないことに気付いたのである。つまり、
保護フィルムのドライフィルムに対する「密着状態」を
一部分でも解除できれば、そこを「きっかけ」として粘
着ローラーで剥離するようにすればよいのであり、「き
っかけ」は大きい必要もなし、また完全に剥離されてい
るものである必要も全くないことに気付いたのである。
【0016】そこで、本発明者は、従来技術を更に精査
したところ、特公平4−34837号公報の第3欄第1
6行目〜第22行目に、「ストッパー7は基板9の先端
を位置決めし、カッター8が基板9に降りた場合基板先
端から5mmだけカバーフィルム11に切れ目が入ると
カバーフィルム11はその部分が残留応力によってめく
れて、基板から剥がれて浮き上がる」なる記載があり、
これを実現するための装置として、図11に示すような
装置が既に提案されていることを見出したのである。
【0017】ところが、この特公平4−34837号公
報の「カバーフィルムの剥離方法」は、「印刷配線板用
基板の厚さが薄いと、カバーフィルムを剥離する時、印
刷配線板用基板先端が剥離する方向に曲がりやすい欠点
がある」(上記公報第2頁第13行目〜同第15行目)
ことに着目して、「カバーフィルムにカッターによって
切れ目を入れてカバーフィルムを浮かせ、カバーフィル
ムの先端を引き上げ、基板の先端部をクランプし、引き
上げられたフィルムを突き出しピンにより突き出し、突
き出されたフィルムを梱んで剥離すること」(同第2欄
第19行目〜同第24行目)を目的としてなされたもの
であるため、保護フィルム剥離の「きっかけ」を形成す
ると考えられる「カッター8」等の構成や動き等につい
て、上記公報中には、当業者が理解できるようには記載
されていない。
【0018】そこで、本発明者は、保護フィルム剥離の
「きっかけ」を形成するための「カッター」及びその駆
動制御について、これをどのように具体化すればよいか
を検討してきた結果、次の諸点を解決しなければならな
いという結論に到達したのである。 保護フィルム剥離の「きっかけ」は微少なもので十
分であるから、その小さな「きっかけ」を作るカッター
も効率良く働くものとして、例えば短期間で交換しなけ
ればならないようにはしない。 仮に「余白」部分であっても、ドライフィルムの端
縁にキズをつけると、それを元にして配線パターンの形
成に悪影響を及ぼすことがある(例えば銅箔エッチング
剤の浸透)から、カッターによってドライフィルムには
キズをつけないようにすること。 保護フィルム剥離のための「きっかけ」作りは、プ
リント配線板製造から見ればそれほどコストをかけられ
る工程ではなく、また時間もかける訳にはいかない工程
であるため、短時間で完成できるようにすること。 装置としたとき、その全体の構造を簡単にして、で
きるだけメンテナンスをしなくてもよいようにするこ
と。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、保護フィルム剥離のための「きっかけ」作りを簡単
かつ確実に行えて、保護フィルムの剥離を効率良く行う
ようにすることである。
【0020】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、ドライフィルムに全くキズを付けない
で、その表面に密着している保護フィルムの微少部分に
剥離のための「きっかけ」、つまり浮き上がり部分を形
成することができて、保護フィルムの剥離を確実に行う
ことのできる剥離方法を提供することにある。
【0021】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1に係る剥離方法を確実に実現する
ことができるとともに、作動が確実で、メンテナンスフ
リーな簡単な構成の剥離装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態説明中において使用する符号を付して説明
すると、「プリント配線板を製造するための材料基板2
00の表面に貼付してある保護フィルム230を、次の
各工程を経て剥離する方法。 (1)揺動台20の先端部に回転自在に軸支した丸刃カ
ッター30に対して材料基板200を搬送する工程; (2)材料基板200上の保護フィルム230の端縁が
所定位置にきたとき、往復動中の復路において丸刃カッ
ター30を材料基板200側に押圧させて、保護フィル
ム230の端縁に浮き上がり部分250を形成する工
程; (3)保護フィルム230の浮き上がり部分250の表
面に、粘着部材41の粘着面を粘着させて、この粘着部
材41を材料基板200に対して相対移動させることに
より、保護フィルム230を材料基板200から剥離す
る工程」である。
【0023】すなわち、本発明に係る剥離方法では、ま
ず、円板状の丸刃カッター30によって保護フィルム2
30の端縁に浮き上がり部250を形成するようにする
ことが重要である。その理由は、剥離の「きっかけ」と
なるべき浮き上がり部250は、材料基板200のドラ
イフィルム220や導体箔210に傷を付けないように
形成しなければならないし、まこの丸刃カッター30に
よる浮き上がり部250は非常に微少なものとする必要
があるからであり、そのためには、円板状の丸刃カッタ
ー30を使用しなければならないのである。つまり、前
述した従来技術におけるような「針」を使用すれば、こ
れを差し込むべき位置の確定が困難となるのであるが、
円板状の丸刃カッター30であれば、これを材料基板2
00上の保護フィルム230の端縁に対して単に回転移
動させればよくなって、浮き上がり部250の形成を極
めて容易にすることができるからである。
【0024】また、この丸刃カッター30は、揺動台2
0の先端部に回転自在に軸支して、この揺動台20の揺
動によって機能するようにしなければならない。その理
由は、例えば丸刃カッター30を回転駆動するように構
成するとすれば、当該きっかけ形成部100a全体の構
成が複雑になるからであり、そのようにしなくても、揺
動台20の先端部に回転自在に軸支した丸刃カッター3
0を、材料基板200上の保護フィルム230の端縁に
対して単に移動させれば、浮き上がり部250の形成を
極めて容易にすることができるからである。
【0025】そして、保護フィルム230の端縁が所定
位置にきたとき、往復動中の復路において丸刃カッター
30を材料基板200側に押圧させるようにしなければ
ならない。すなわち、丸刃カッター30は、これを回転
自在に軸支した揺動台20の揺動、つまり材料基板20
0の搬送方向と平行な方向に往復動されるのであるが、
その復路中において保護フィルム230上を押圧するよ
うにしなければならないのである。その理由は、図6の
(ロ)と(ハ)、及び図7に示すように、丸刃カッター
30が保護フィルム230上を端縁側から内方に向けて
押圧しながら移動することにより、その通り道の近傍に
おける保護フィルム230とドライフィルム220との
境界部分に、両者の密着が解除された部分、つまり浮き
上がり部250を形成する必要があるからである。
【0026】換言すれば、丸刃カッター30は、保護フ
ィルム230の端縁に「切り込み」を形成するために使
用されるものではなく、下側にあるドライフィルム22
0自体の柔軟性を利用して、保護フィルム230に部分
的な言わば「しわ」を形成し、これによって保護フィル
ム230のドライフィルム220からの密着を解除して
浮き上がり部分250を形成するために使用されるもの
である。この現象は、例えば座布団(ドライフィルム2
20)の上に敷いた新聞紙(保護フィルム230)の端
縁を指(丸刃カッター30)で押圧したとすると、指の
周囲にある新聞紙が、座布団から浮き上がる現象に似て
いる。従って、丸刃カッター30は、保護フィルム23
0の端縁に「切り込み」を形成する程の鋭利なものであ
る必要はなく、細い線で押圧できるものであれば充分な
のであるが、図7に示すように、保護フィルム230の
内部に食い込む鋭利なものであっても構わないものであ
る。
【0027】以上のようにして、保護フィルム230に
浮き上がり部250が形成されれば、保護フィルム23
0の浮き上がり部分250の表面に、粘着部材41の粘
着面を粘着させて、この粘着部材41を材料基板200
に対して相対移動させることにより、保護フィルム23
0を材料基板200から剥離すればよいのである。粘着
部材41としては、後述する実施の形態におけるよう
に、表面が粘着面となったローラを採用して実施しても
よく、また粘着テープを順次移動するように構成して実
施してもよい。
【0028】また、上記課題を解決するために、請求項
2に係る発明の採った手段は、同様に、「プリント配線
板を製造するための材料基板200の表面に貼付してあ
る保護フィルム230の端縁に浮き上がり部250を形
成するきっかけ形成部100aと、このきっかけ形成部
100aの前方に配置されて、浮き上がり部をきっかけ
として保護フィルムを剥離する剥離部100bとを有す
る剥離装置であって、きっかけ部100aを、材料基板
200を搬送する搬送路10と、この搬送路10の前端
に設けた支持梁11に支持されて、第1駆動機21によ
り搬送路10の搬送方向と平行に揺動される揺動台20
と、この揺動台20に対して第2駆動機22により摺動
すべく当該揺動台20に組み付けた支持台24と、この
支持台24の先端部に回転自在に軸支した円板状の丸刃
カッター30と、この丸刃カッター30の搬送路10の
パスラインLとは反対側に出没自在に配置されて、丸刃
カッター30に対向することになる材料基板200の反
対側を支持する昇降支持台25とを備えたものとして構
成するとともに、剥離部100bを、パスラインLに対
向するとともに、各丸刃カッター30と略同位置にて回
転駆動される粘着部材41と、この粘着部材41間に配
置されて剥離された保護フィルム230を排出する排出
搬送路42とを備えたものとして構成したことを特徴と
する保護フィルムの剥離装置100」である。
【0029】すなわち、この剥離装置100は、上記請
求項1に係る剥離方法を具体的に実施できるようにした
ものであるが、基本的には、本発明の重要構成部分を有
するきっかけ形成部100aと、このきっかけ形成部1
00aの前端に配置される剥離部100bとからなって
いる。勿論、この剥離装置100には、図示しない基板
供給装置から、保護フィルム230の剥離が必要な材料
基板200が一枚づつ供給されるものであり、供給され
てきた各材料基板200を、図1に示すように、その搬
送路10上に支持して、図1の図示右方に搬送するもの
である。なお、この剥離装置100は、例えば材料基板
200のドライフィルム220のエッチング装置の前側
に配置されるものであり、エッチング工程の前処理とし
ての保護フィルム230の剥離を行うものである。
【0030】この剥離装置100を構成しているきっか
け形成部100aは、図3〜図5に示すように、材料基
板200を搬送する搬送路10と、この搬送路10の前
端に設けた支持梁11に支持されて、第1駆動機21に
より搬送路10の搬送方向と平行に揺動される揺動台2
0と、この揺動台20に対して第2駆動機22により摺
動すべく当該揺動台20に組み付けた支持台24と、こ
の支持台24の先端部に回転自在に軸支した円板状の丸
刃カッター30と、この丸刃カッター30の搬送路10
のパスラインLとは反対側に出没自在に配置されて、丸
刃カッター30に対向することになる材料基板200の
反対側を支持する昇降支持台25とを備えたものとした
ものである。
【0031】以上のように構成したきっかけ形成部10
0aでは、図6に示すようにして、材料基板200上の
保護フィルム230の端縁が所定位置にきたとき、往復
動中の復路において丸刃カッター30を材料基板200
側に押圧させて、保護フィルム230の端縁に、図7に
示すような浮き上がり部分250を形成するのである。
【0032】すなわち、まず図6の(イ)に示すよう
に、揺動台20の先端部に回転自在に軸支した丸刃カッ
ター30に対して材料基板200が搬送されてくると、
図4に示したストッパ13により一旦停止される。この
とき、第1駆動機21及び第2駆動機22は非作動状態
にあって、揺動台20及びこれに対して摺動自在に支持
してある支持台24は自由に動き得る状態にある。従っ
て、もし材料基板200が厚いものであったら、この材
料基板200によって揺動台20の先端の丸刃カッター
30は、図6の(ロ)に示すように、前方に押し出され
ることもある。
【0033】以上の状態から、ストッパ13が下動され
てパスラインLから下側に移動すると、搬送路10が再
び駆動されて材料基板200を前進させる。ここで、図
4に示した検知スイッチ12によって、材料基板200
上の導体箔210の端縁(通常はこれが保護フィルム2
30の端縁ともなる)が検知されると、図6の(ロ)に
示すように、第1駆動機21が駆動されて揺動台20を
前方に揺動する。このとき、第2駆動機22は駆動され
始めていて、支持台24の先端部に支持している丸刃カ
ッター30を材料基板200側に押圧する準備をしてい
る。
【0034】揺動台20が前方揺動端に位置すると、当
該材料基板200は、図4に示した挟持台15によって
その前端が挟持され、固定化される。そこで、第1駆動
機21が今度は揺動台20を引き戻す作用をなして、図
6の(ハ)に示したように、揺動台20とともに丸刃カ
ッター30を材料基板200上に引き戻すのである。こ
のとき、第2駆動機22は、丸刃カッター30の支持台
24を材料基板200側に押圧すべく作用しているの
で、材料基板200上の保護フィルム230に、図7に
示したような浮き上がり部250を形成するのである。
【0035】その後には、図6の(ニ)に示すように、
各第2駆動機22が丸刃カッター30を材料基板200
から引き離すように作用して、揺動台20上の支持台2
4を枢軸23側に引き戻す。これにより、図6の(ハ)
に示したように、材料基板200の両側には各丸刃カッ
ター30が当接しないことになるから、搬送路10を駆
動させて材料基板200を剥離部100b側に送り込む
のである。
【0036】剥離部100bは、図1〜図3に示すよう
に、パスラインLに対向するとともに、各丸刃カッター
30と略同位置にて回転駆動される粘着部材41と、こ
の粘着部材41間に配置されて剥離された保護フィルム
230を排出する排出搬送路42とを備えたものである
が、保護フィルム230の浮き上がり部分250の表面
に、粘着部材41の粘着面を粘着させて、この粘着部材
41を材料基板200に対して相対移動させることによ
り、保護フィルム230を材料基板200から剥離する
ものである。
【0037】すなわち、この図1〜図3に示した実施形
態の剥離部100bは、両面に保護フィルム230が貼
付されている材料基板200を対象としているものであ
るが、粘着面が保護フィルム230の外側面に当接する
ことになるロラー状の粘着部材41と、これらの粘着部
材41の間に配置されて収納箱台43側に向かう搬送路
を構成するベルト状の排出搬送路42とを、パスライン
Lの両側にそれぞれ有しているものである。
【0038】従って、この剥離部100bによれば、各
保護フィルム230に形成された浮き上がり部250を
「きっかけ」として、保護フィルム230の浮き上がり
部分250の表面に粘着面を粘着させた粘着部材41を
回転させることにより、保護フィルム230が材料基板
200から剥離されのであり、剥離された各材料基板2
00は、粘着部材41とともに回転している排出搬送路
42によって収納箱台43上に載置してある収納箱内に
廃棄されるのである。
【0039】
【発明の実施の形態】以上のように構成した各請求項に
係る発明を、図面に示した実施の形態である剥離装置1
00について説明するが、この剥離装置100は、請求
項1の剥離方法を具体的に体現するものであるから、以
下ではこの実施形態の剥離装置100を中心にして説明
することにする。
【0040】図1〜図3には、本発明に係る剥離装置1
00の斜視図が示してあり、この剥離装置100は、プ
リント配線板を製造するための材料基板200の表面に
貼付してある保護フィルム230の端縁に浮き上がり部
250を形成するきっかけ形成部100aと、このきっ
かけ形成部100aの前方に配置されて、浮き上がり部
をきっかけとして保護フィルムを剥離する剥離部100
bとを有したものである。なお、このきっかけ形成部1
00aは、その搬送路10の側方に操作盤16が設けて
あって、この操作盤16にて当該剥離装置100の全体
の操作を行うようにしている。
【0041】きっかけ部100aは、図4及び図5に示
したように、材料基板200を搬送する搬送路10と、
この搬送路10の前端に設けた支持梁11に支持され
て、第1駆動機21により搬送路10の搬送方向と平行
に揺動される揺動台20と、この揺動台20に対して第
2駆動機22により摺動すべく当該揺動台20に組み付
けた支持台24と、材料基板200を支持する昇降支持
台25とを備えたものである。
【0042】本実施形態のきっかけ形成部100aにお
いては、図4及び図5に示したように、支持梁11の前
面側に支持した検知スイッチ12を有しており、この検
知スイッチ12によって後述の第1駆動機21及び第2
駆動機22等の駆動制御を行うようにしてある。すなわ
ち、この検知スイッチ12は、光センサーまたは金属セ
ンサーを使用したものであり、材料基板200を構成し
ている積層板240とドライフィルム220との境界を
これらの色の違いによって検出するか(光センサーの場
合)、または積層板240上の導体箔210の境界を検
知する(金属センサーの場合)ようにしたものであり、
この検知スイッチ12がいずれかの方法によって保護フ
ィルム230の端縁が今どこにあるのかを検知して、後
述の第1駆動機21及び第2駆動機22等の駆動制御を
行うのである。
【0043】また、本実施形態のきっかけ形成部100
aは、図4及び図5に示したように、支持梁11の前面
側に支持したストッパ13及び挟持台15を有してい
る。ストッパ13は、搬送路10上を搬送されてきた各
材料基板200を所定位置にて一旦停止させるものであ
り、材料基板200が通過することになるパスラインL
に対して進退するものとなっている。また、挟持台15
は、パスラインLの上下に位置するものであり、後述す
る丸刃カッター30が浮き上がり部250形成のために
揺動されるときに、材料基板200の端部を挟持して丸
刃カッター30の作用を確実なものとするものである。
【0044】そして、このきっかけ形成部100aにお
いては、支持梁11に枢軸23を介して揺動台20が揺
動自在に組み付けてあるが、この揺動台20の背面に
は、図5に示したように、第1駆動機21が連結してあ
る。この第1駆動機21は、所謂エアーシリンダであ
り、圧縮空気の供給を制御することにより、図5中の一
点鎖線の矢印にて示したように、枢軸23を中心にして
揺動台20を揺動させる、つまり材料基板200の進行
方向と平行に往復動させるものである。勿論、この第1
駆動機21は、前述した検知スイッチ12からの信号等
によって、その駆動制御がなされるものである。
【0045】また、この揺動台20に対しては、支持台
24が摺動自在に組み付けてあり、その摺動方向は、図
4の図示上下方向である。この支持台24と揺動台20
との間には、図5に示したように、第2駆動機22が介
装してあり、この第2駆動機22は前述した第1駆動機
21と同様な構成・機能を有したものである。すなわ
ち、この第2駆動機22は、これに対する圧縮空気の供
給を制御することにより、図5中の実線の矢印にて示し
たように、揺動台20に対して支持台24を摺動させ
る、つまり図4の上下方向に往復動させるものである。
勿論、この第2駆動機22も、前述した検知スイッチ1
2からの信号等によって、その駆動制御がなされるもの
である。
【0046】そして、この支持台24の先端部には、図
5及び図7に示したように、円板状の丸刃カッター30
が回転自在に軸支してある。この円板状の丸刃カッター
30は、図7に示したように、保護フィルム230を切
り込むものであってもよいが、先端が細くなっていれば
「切断刃」である必要はないものである。なお、この丸
刃カッター30に対しては、図4及び図5に示したよう
に、搬送路10のパスラインLとは反対側に出没自在に
配置されて、丸刃カッター30に対向することになる材
料基板200の反対側を支持する昇降支持台25が対向
することになるのである。
【0047】このきっかけ形成部100aの前方に配置
される剥離部100bは、図1〜図3に示したように、
パスラインLに対向するとともに、各丸刃カッター30
と略同位置にて回転駆動される粘着部材41と、この粘
着部材41間に配置されて剥離された保護フィルム23
0を排出する排出搬送路42とを備えている。本実施形
態の粘着部材41は、所謂粘着ローラであり、少なくと
も上述した各丸刃カッター30と同位置に1つは配置し
たものであるが、図2に示したように、同一軸上に多数
のものを配置してある。また、これら各粘着部材41間
には、収納箱台43側に伸びる排出搬送路42が配置し
てあり、本実施形態の各排出搬送路42は、所謂搬送ベ
ルトである。
【0048】
【発明の効果】以上、説明した通り、請求項1に係る剥
離方法においては、 「プリント配線板を製造するための材料基板200の表
面に貼付してある保護フィルム230を、次の各工程を
経て剥離する方法。 (1)揺動台20の先端部に回転自在に軸支した丸刃カ
ッター30に対して材料基板200を搬送する工程; (2)材料基板200上の保護フィルム230の端縁が
所定位置にきたとき、往復動中の復路において丸刃カッ
ター30を材料基板200側に押圧させて、保護フィル
ム230の端縁に浮き上がり部分250を形成する工
程; (3)保護フィルム230の浮き上がり部分250の表
面に、粘着部材41の粘着面を粘着させて、この粘着部
材41を材料基板200に対して相対移動させることに
より、保護フィルム230を材料基板200から剥離す
る工程」 にその構成上の特徴があり、これにより、ドライフィル
ムに全くキズを付けないで、その表面に密着している保
護フィルムの微少部分に剥離のための「きっかけ」、つ
まり浮き上がり部分を形成することができて、保護フィ
ルムの剥離を確実に行うことのできる剥離方法を提供す
ることができるのである。
【0049】また、請求項2の発明においては、「プリ
ント配線板を製造するための材料基板200の表面に貼
付してある保護フィルム230の端縁に浮き上がり部2
50を形成するきっかけ形成部100aと、このきっか
け形成部100aの前方に配置されて、浮き上がり部を
きっかけとして保護フィルムを剥離する剥離部100b
とを有する剥離装置であって、きっかけ部100aを、
材料基板200を搬送する搬送路10と、この搬送路1
0の前端に設けた支持梁11に支持されて、第1駆動機
21により搬送路10の搬送方向と平行に揺動される揺
動台20と、この揺動台20に対して第2駆動機22に
より摺動すべく当該揺動台20に組み付けた支持台24
と、この支持台24の先端部に回転自在に軸支した円板
状の丸刃カッター30と、この丸刃カッター30の搬送
路10のパスラインLとは反対側に出没自在に配置され
て、丸刃カッター30に対向することになる材料基板2
00の反対側を支持する昇降支持台25とを備えたもの
として構成するとともに、剥離部100bを、パスライ
ンLに対向するとともに、各丸刃カッター30と略同位
置にて回転駆動される粘着部材41と、この粘着部材4
1間に配置されて剥離された保護フィルム230を排出
する排出搬送路42とを備えたものとして構成したこ
と」にその構成上の特徴があり、これにより、上記請求
項1に係る剥離方法を確実に実現することができるとと
もに、作動が確実で、メンテナンスフリーな簡単な構成
の剥離装置100を提供することができるのである。
【0050】すなわち、本発明に係る剥離方法または剥
離装置100によれば、次のような優れた効果を発揮す
ることができるのである。 丸刃カッター30の往復動によって、保護フィルム2
30を剥離するための「きっかけ」を微少なものに形成
することができ、その小さな「きっかけ」を作る丸刃カ
ッター30を効率良く働くものとすることができ、しか
も丸刃カッター30を短期間内で交換する必要がなく、
所謂メンテナンスフリーな剥離装置100とすることが
できる。 丸刃カッター30によって形成される浮き上がり部2
50は、保護フィルム230の「切込み」によって形成
されるものではないから、ドライフィルム220には全
く傷を付けることがない。従って、この剥離装置100
によって保護フィルム230が剥離された材料基板20
0を、配線パターンの形成に全く悪影響がないものとす
ることができるのである。 保護フィルム230剥離のための「きっかけ」作り
を、プリント配線板製造にそれほどコスト及び時間をか
けずに行うことができ、プリント配線板を短時間で完成
できるようにすることができる。 全体の構造を簡単にすることができ、メンテナンスを
しなくてもよい剥離装置100とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る剥離装置の正面前方側からみた斜
視図である。
【図2】同剥離装置の正面後方側からみた斜視図であ
る。
【図3】同剥離装置のきっかけ形成部及び剥離部を分離
して、その背面前方側からみた斜視図である。
【図4】きっかけ形成部を構成する支持梁の前面に支持
された各部材を示す部分拡大正面図である。
【図5】図4に示した揺動台を中心にして示した部分側
面図である。
【図6】揺動台及びその先端部の丸刃カッターの作動を
概略的かつ(イ)〜(ニ)の順に示した部分側面図であ
る。
【図7】丸刃カッターによって保護フィルムに浮き上が
り部が形成された状態を示す部分拡大正面図である。
【図8】従来の技術を示す概略側面図である。
【図9】従来の他の技術を示す概略側面図である。
【図10】従来のさらに他の技術を示す概略側面図であ
る。
【図11】従来の別の技術を示す概略側面図である。
【符号の説明】
100 剥離装置 100a きっかけ形成部 100b 剥離部 10 搬送路 11 支持梁 12 検知スイッチ 13 ストッパ 15 挟持台 20 揺動台 21 第1駆動機 22 第2駆動機 23 枢軸 24 支持台 25 昇降支持台 30 丸刃カッター 41 粘着部材 42 排出搬送路 43 収納箱台 200 材料基板 210 導体箔 220 ドライフィルム 230 保護フィルム 240 積層板 250 浮き上がり部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板を製造するための材料基
    板の表面に貼付してある保護フィルムを、次の各工程を
    経て剥離する方法。 (1)揺動台の先端部に回転自在に軸支した丸刃カッタ
    ーに対して前記材料基板を搬送する工程; (2)前記材料基板上の保護フィルムの端縁が所定位置
    にきたとき、往復動中の復路において前記丸刃カッター
    を前記材料基板側に押圧させて、前記保護フィルムの端
    縁に浮き上がり部分を形成する工程; (3)前記保護フィルムの浮き上がり部分の表面に、粘
    着部材の粘着面を粘着させて、この粘着部材を前記材料
    基板に対して相対移動させることにより、前記保護フィ
    ルムを材料基板から剥離する工程。
  2. 【請求項2】 プリント配線板を製造するための材料基
    板の表面に貼付してある保護フィルムの端縁に浮き上が
    り部を形成するきっかけ形成部と、このきっかけ形成部
    の前方に配置されて、前記浮き上がり部をきっかけとし
    て前記保護フィルムを剥離する剥離部とを有する剥離装
    置であって、 前記きっかけ部を、前記材料基板を搬送する搬送路と、
    この搬送路の前端に設けた支持梁に支持されて、第1駆
    動機により前記搬送路の搬送方向と平行に揺動される揺
    動台と、この揺動台に対して第2駆動機により摺動すべ
    く当該揺動台に組み付けた支持台と、この支持台の先端
    部に回転自在に軸支した円板状の丸刃カッターと、この
    丸刃カッターの前記搬送路のパスラインとは反対側に出
    没自在に配置されて、前記丸刃カッターに対向すること
    になる前記材料基板の反対側を支持する支持台とを備え
    たものとして構成するとともに、 前記剥離部を、前記パスラインに対向するとともに、前
    記各丸刃カッターと略同位置にて回転駆動される粘着部
    材と、この粘着部材間に配置されて剥離された前記保護
    フィルムを排出する排出搬送路とを備えたものとして構
    成したことを特徴とする保護フィルムの剥離装置。
JP24086296A 1996-09-11 1996-09-11 保護フィルムの剥離方法及び剥離装置 Pending JPH1087158A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029014A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Nec Engineering Ltd 基板組立装置及び組立方法
JP5473038B1 (ja) * 2013-09-27 2014-04-16 テクノロール株式会社 エンドレス粘着ベルトを利用したフィルム剥離装置、及び、剥離されたフィルムの積層機構
US9339942B2 (en) 2011-03-21 2016-05-17 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Foil cutting tools for sheet metal processing machines and related systems and methods
JP2019214467A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 凸版印刷株式会社 剥離装置、及びそれを備えたラミネート装置
CN114434811A (zh) * 2022-01-12 2022-05-06 广西安鑫新材料科技有限公司 一种基于圆刀模切设备的电热膜的制作方法

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