JPS63240402A - 補強ストリップ - Google Patents

補強ストリップ

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JPS63240402A
JPS63240402A JP62252619A JP25261987A JPS63240402A JP S63240402 A JPS63240402 A JP S63240402A JP 62252619 A JP62252619 A JP 62252619A JP 25261987 A JP25261987 A JP 25261987A JP S63240402 A JPS63240402 A JP S63240402A
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JP
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strip
plane
wire
reinforcing strip
wires
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Pending
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JP62252619A
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English (en)
Inventor
ルク・ブルゴワ
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Bekaert NV SA
Original Assignee
Bekaert NV SA
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Publication date
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    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
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    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2095Auxiliary components, e.g. electric conductors or light guides
    • D07B2201/2097Binding wires

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  • Tires In General (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼で形成され、その平面内における曲げこわ
さがこれに垂直な長手方向平面(すなわちストリップの
長手方向軸線を含む平面)内の曲げこわさよりも大きい
、車両用ゴムタイヤのベルトを補強する補強ストリップ
に関する。特に、車両用タイヤの補強用として使用する
もので、この補強ブライは横断面内で少なくとも150
0III11の半径を有する。このストリップは連続し
た長い帯状に形成し、スプールに巻き、あるいは、15
乃至50c■の範囲で約30cmが好ましい1又は複数
の所定長さの独立した短片状に形成することができる。
更に、上記ストリップは車両用タイヤのゴムバンドに用
途を限定されるものではなく、弾性部材で形成された一
般の製品の補強に用いることができる。すなわち、上記
用途に使用するストリップは所定の特性を有する必要が
あり、この場合、鋼の断面積が0.150乃至l■2の
範囲内で0.05乃至2II112の範囲内であるのが
好ましく、補強用の鋼部材の引張り強さが220ON 
/ +i+i2より大きく、250ON / mm2よ
り大きいのが好ましく、破断時の延びが1.5%より大
きく、更に補強用鋼部材は黄銅等の金属被覆によるゴム
付着性被覆で覆われている必要がある。
米国特許第3.794,097号には、通常の鋼製コー
ドの代わりにほぼ矩形の短い鋼製ストリップを平行に配
置し、隣接するストリップ間にゴムを充填した車両用ゴ
ムタイヤのベルトブライが記載されている。
通常の鋼製コードを用いる場合には、薄い層内に同量の
補強鋼を配置し、より薄くかつ軽い層を形成することが
できる利点がある。更に、ストリップはベルトの平面内
でより大きな曲げこわさを有し、繰返し作用するせん断
応力による変形及び熱の発生を減少し、このベルトに垂
直な任意平面内における可撓性を良好に保持する利点が
ある。
しかし、従来の鋼製ストリップは、その製造方法に基づ
き、特に引張り強さ及び疲れ限度が小さな機械的特性の
劣る通常の鋼製コードを使用することにより、大きな欠
点を備えている。この従来の方法は、鋼板のスリッティ
ングあるいは丸ワイヤを板状に圧延することにより行な
われる。鋼板をスリッティングする場合は鋭い角部を形
成し、応力及び疲れによるクラックがこの角部に集中す
る。丸ワイヤを冷間で板状に圧延加工する場合は、充分
な引張り強さを得ることができない。これは、充分な引
張り強さが得られる前に停止し、次の圧延加工に必要な
充分な延性を確保する必要があるためである。この次の
圧延加工においても、引張り強さの大きさは再度低下す
る。一般に疲れに対する耐性は、引張り強さの約33%
であり、一般に上記ストリップは圧延により剥離バース
ト(delaa+Ination bursts)を示
すことから、疲れ強さがG00ニュートン/■2に達す
ることは困難であり、一方、通常の高張力鋼性のコード
は約この2倍の疲れ強さを有する。
適当な熱処理を行うことにより、鋼製ストリップの機械
的特性を改善する試みがなされており、この例として米
国特許第4,017,338号及び第4.142.92
0号がある。しかし、この場合には製造コストが高く、
機械的特性は通常の鋼製コードからまだ離れている。特
に、熱処理によっても剥離バースト(delamlna
tin bursts)は改善できない。
本発明は従来の欠点を解消し、上述の鋼製コードの利点
を備えた補強ストリップを提供することを目的とする。
上記利点を可能な限り確保するため、補強材はストリッ
プ状に形成され、この補強ストリップはこのストリップ
平面内で、これに垂直な軸線方向平面内よりも大きな曲
げこわさく少なくとも2倍)を有する。更に、この補強
ストリップは、外部から力を加えることなく延設したと
きに1の平面内で併置されるスティールワイヤの束で形
成され、これらの隣接するワイヤは全長に沿って接触し
、かつ、互いに拘束してこのストリップの平面内で各ワ
イヤの同一平面内における曲げこわさの合計を大きく超
える曲げこわさを形成する。ここで、大きく超えるとは
、ストリップの平面内における各ワイヤの曲げこわさの
4倍より大きいことが好ましく、少なくとも1倍を超え
ることを言う。
ワイヤを平行に配設して、隣接するワイヤを互いに緩く
拘束する(欧州特許公告公報第0043583号)する
場合は、ストリップの平面内における曲げこわさがこの
平面内における各ワイヤの曲げこわさの合計に等しく、
この合計を越えるものではないことが知られている。こ
れに対し、本発明においてはワイヤが互いに線接触され
て結合されあるいは拘束され、これにより各ワイヤのこ
わさを大きく越えることができ、ストリップ形状であっ
ても利点を得ることができる。
実際に、本発明では、良好な特性を得ることが困難な従
来技術の矩形の鋼製ストリップをその幅に沿って多数の
独立したセクションに小分割するのではなく、引抜き加
工により製造するのに適した断面形状を有するワイヤを
用いる。このワイヤの引抜き加工は従来の方法によって
も、例えば引張り強さ及び疲れ強さがそれぞれ275O
N / mm2.90ON/l1l12より大きく、更
に300ON/is2.100ON/lll12より大
きいのが好ましい好適な機械的強さを得ることができる
。ワイヤの数は4乃至7が好ましい。丸ワイヤの場合に
は引抜き及び配置に最も問題がないため、丸ワイヤが好
ましいが、引抜きに適する断面形状であれば、他の断面
形状を備えるものでもよい。各ワイヤの径は0.15乃
至0.40m11の範囲にあるのが好ましい。更に、丸
ワイヤの場合には鋼製ストリップに対して、同量であれ
ばゴムあるいは弾性材の母材に鋼を接着するためのより
大きな表面積が得られる利点がある。この母材内に補強
ワイヤが配設される。
本発明を適用するためには、鋼製ストリップを多数の個
々のセクションに分割するだけでは充分ではなく、それ
ぞれワイヤで形成される。これらのワイヤを1の平面内
で平行に配列した場合には、これらワイヤは互いに緩く
拘束しあって自由に動くことができ、このストリップの
平面内で大きい曲げこわさを形成するという意味でのス
トリップとしては作用しない。この場合のこわさは、平
坦あるいは丸く束ねられた場合でも、各ワイヤのこわさ
の合計に過ぎない。隣接するワイヤをある程度柔軟性を
保持しつつ拘束し、これらワイヤがストリップの平面内
で、同じ平面内における各ワイヤの曲げこわさの合計よ
りもかなり大きな曲げこわさを有するようにする必要が
ある。
ワイヤは例えばラッピングワイヤにより、平坦な束の周
部をこのストリップの幅の1乃至4倍が好ましい短いピ
ッチで巻き付け、隣接するワイヤ間に充分な摩擦抵抗を
形成し、このストリップの平面内で曲げこわさが高めら
れる。必要な場合には、完全に丸いワイヤによる線接触
の代わりに、隣接するワイヤ間の接触面積を大きくする
ことが可能である。ラッピングワイヤは引張り強さの大
きい(平行なワイヤの厚さの70%を越えない最小径と
し、このストリップの厚さをできるだけ小さくするため
に200ON / arm2より大きい)金属製のワイ
ヤが好ましいが、このラッピングワイヤは小さなピッチ
でストリップに巻かれるため、このストリップの引張り
を分担しない。
平行なワイヤは他の機械的結合手段により一体的に結合
することも可能である。更に、化学接着剤であっても、
このストリップとゴムとの結合を阻害せずかつ横弾性係
数が2.5MN/m2 (メガニュートン/平方メート
ル)より大きい場合には、この化学接着剤で結合するこ
ともできる。後者の横弾性係数は隣接するワイヤ間を結
合するために必要なものである。−比較すると、車両タ
イヤのベルトに用いられている通常のゴムの横弾性係数
は1.7 MN/m2より小さく、このゴムは隣接する
ワイヤを緩く拘束するだけである。ゴムの横弾性係数が
2.5MN/m2より大きい場合は、隣接するワイヤ間
を実際に拘束することができる。機械的手段及び化学的
手段を組合わせ、全体としてスプールに巻かれた長尺の
ストリップ、あるいは所定長さの多数の分離したストリ
ップを形成することができる。
補強ストリップに使用するワイヤは通常の鋼製コードに
用いられるものと同じ種類、すなわち鋼の成分、金属組
織及び物理的特性が処理工程により同じものである。こ
れは、引張り強さが少な(とも275ON /譚I12
、好ましくは少なくとも2325−1130Iog d
 N/a+a2(dはワイヤの径であり、■単位で現わ
される)、破断時の延びが1.5%より大きく、成分は
カーボン、マンガン及びシリコンがそれぞれ0.6乃至
0.4%(好ましくは0.7乃至0.9%) 、0.2
乃至0.8%及び0.1乃至0.4%の引抜き加工され
たパーライト組織を意味する。引抜き構造は、断面の全
域に亙って均一の硬さを有することにより認められる(
ビッカース硬度の変動は最大10%である)。疲労抵抗
値(ハンター疲労試験で測定して)を引張り強さの少な
くとも33%とするため、引抜きワイヤをフランス公開
公報82.01565に記載の方法と同様に交互に曲げ
て処理することができる。ワイヤの他の型式のものとし
ては、米国特許第4.108.957号に記載のように
、引抜きワイヤを焼き戻し、マルテンサイト組織に熱処
理した等の好適な特性に処理されたものを使用すること
ができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図は、径0.25■、引張り強さ3150ニユート
ン/ on+2の4本の鋼製丸ワイヤ1を図の平面内で
平行に併置し、互いに線接触させてストリップを形成し
である。0.15mmのラッピングワイヤ2がこのスト
リップの回りに、このストリップの幅すの3倍のピッチ
で堅く巻いである。第2図は同じストリップの横断面を
示す。ラッピングワイヤがストリップの回りに堅く巻か
れていることは、このワイヤ2がストリップの一側から
他側に通過するときに、縁部3の回りを小さな半径で曲
り、この曲げを形成するときにラッピングワイヤ2は縁
部と強固に接触する。これは第3図に示すように、製造
中に特別の注意を払い、緩く巻き付けをしないようにし
て行うことで得られる。
第3図はラッピング機械を図式的に示し、この機械内で
は4本の丸ワイヤ1が図に垂直な平面内で供給されてお
り、したがって図では1本のワイヤだけが見えている。
このラッピング機械は固設フレーム5を備−え、このフ
レーム内で軸受7により軸6が回転可能に装着されてい
る。この軸6は歯車機構(一部のみを符号13で示す)
で回転駆動され、この軸内には軸線方向に沿う中央通孔
が形成されている。4本のワイヤ1が幀6の通孔内を左
から右に延設されており、右側では、軸6はポイント8
に向けてテーバ状に形成され、このポイント8からワイ
ヤが延出される。ラッピング機械は更に、軸6上に装着
されたボビン9を備え、このボビンは軸6と共に回転す
る。このボビンには0.15nvのラッピングワイヤ2
が設けられ、このラッピングワイヤは揺動腕11により
、ボビンのフランジ10を越えて引出される。この腕1
1は軸受12によりブツシュ15上に回転可能に装着さ
れており、このブツシュは軸6上に取外し可能に固定さ
れており、この軸と共に回転する。したがって、揺動腕
11はボビン9に対して回転することができるが、この
回転はブレーキ16により制動される。このブレーキは
ばね18により揺動腕11を左方に押圧し、このばねの
押圧力は、ブツシュ15上にねじ19で係合するナツト
17により調整することができる。このようにして、4
本の平行なワイヤ1に結合するポイントに向けて延設さ
れるラッピングワイヤ2の張力が調整される。
ラッピングワイヤ2が4本のワイヤと結合するポイント
で、これら4本のワイヤがラッピングワイヤと共に抑圧
ローラ20.21間を通り、このローラの圧力によりラ
ッピングワイヤが巻き付けられることが重要である。ロ
ーラが結合ポイントの後に配置されている場合、結合ポ
イントへのラッピングワイヤが強く張られている状態で
も充分堅くラッピングすることはできない。4本の平行
なワイヤがその平面位置からずれないようにするため、
ワイヤが軸6の通孔から延出するポイントはローラ20
,21間のラッピングワイヤの結合ポイントにできるだ
け近く配置され(例えばストリップの幅の10倍を越え
ない)、このため、回転軸6がポイントに向けてテーバ
状に形成しである。
ストリップの平行なワイヤ1はラッピングワイヤと共に
結合する必要はない。これらワイヤ1は化学接着剤22
内に埋設することにより結合してもよく (第4図)、
あるいは互いに摩擦係合するようにすることも可能であ
る。摩擦を増加するため、互いに接触する部分が平坦に
形成される(第5図)。これは、回転軸6に入る前に、
ワイヤ1のストリップを僅かに回転させることにより行
うことができる(第3図)。
別表は4実例のこわさを比較例示したものである。実例
Aは断面が0.25amx l+aIl、引張り強さ2
556N/11112の圧延により形成された鋼製スト
リツブ。実例Bは径が0.25aa+の4本の丸ワイヤ
からなるオーブンコードである。2本のワイヤが他の2
本の平行なワイヤの廻りに撚られ、後者の2本の平行な
ワイヤは撚られていない。このコードは270ON /
 arm2の引張り強さを有する。実例Cは0.25a
v径の4本の丸ワイヤを同一平面で平行に配置し、互い
に線接触させ、接触線に沿って互いに100%固定した
理論上の例である。この理論例はストリップの平面内で
最大のこわさを得るためのものである。実例りは本発明
の実施例によるもので、径0.25111%引張り強さ
315ON / am2の4本の平行な丸ワイヤで形成
されたワイヤ束の周部に、径0.15mmのラッピング
ワイヤを3.52m5のピッチで上記方法により堅く巻
き付けたものである。
知られているように、こわさは曲げに対する抵抗、すな
わち弾性係数Eと中立面の回りの断面の慣性モーメント
lとの積である。
こわさは、ストリップの平面あるいはストリップの平面
に垂直な縦方向平面内における曲げを測定することによ
り得られ、このこわさは横方向(lateral)ある
いは半径方向(ra61al)のこわさで呼び称される
。実例A及びCについては、断面が矩形の場合は慣性モ
ーメントはbh’/12′(bは中立線方向の幅、hは
これに垂直な高さである)であり、円形断面の場合には
慣性モーメントはπd4/64である。鋼の弾性係数E
は約200.000 N / +u+2である。この計
算結果は別表に記載しである。
実例A、B及びDについては、こわさは3点の曲げ試験
から測定できる。引張り試験機は、圧縮セルを装備した
ASTM  E4に基づくものを使用した。第6図は3
点での曲げ試験の状態を示す。
各支点24は距離ノ離隔して配置され、それぞれローラ
25が装着されている。このローラ25上に試験片26
が載置される。針27による力で、試験片26は変位X
を生じる。この試験により、力と変位の関係の線図が求
められる。この線図の例が第7図に示しである。力pは
縦軸に示し、変位Xは横軸に示す。符号28は最初の負
荷状態を示し、符号29は2回目の負荷状態を示す。全
変位量はWである。線図におけるXlはOからo、3W
の距離、X2は0からo、ewの距離、Pl及びP2は
それぞれXi及びX2に対応する点である。
こわさは以下のように計算される。
3点による曲げ試験の詳細については、1979年版の
アール・エイ・フレミング及びディー・エフ會リビング
ストン編のアメリカン ソサエテイイフォー テスティ
ング アンド マテリアルの19乃至46ページ、エイ
エステイエム エステイピロ94のタイヤレインフォー
スメント アンドタイヤパーフォーマンスに、ボーギス
 エル拳による「サーベイ オブ メカニカル プロパ
ティーズ オブ スティール コード アンド リレイ
テッド テスト メソッド」と題する論文に記載されて
いる。
しかし、上記の3点による曲げ試験は長い試験片すなわ
ち縦横のこわさが異なる試験片の横方向のこわさを直接
測定することはできない。このため、長い試験片はal
定中に逆向きとする必要がある。
この不安定性を避けるため、4の長い試験片、本実施例
では4の試験片りを、長さ約6mm、高さ約2.8am
の矩形断面形状を有する小さなゴム製はり内に埋設した
。4の試験片りの平面はゴム製はりの断面の高さに平行
に配置する必要がある。ゴム製はりはローラ25上に、
断面の短軸(高さ方向)を垂直に、かつ、長袖(長さ方
向)を水平にして載置される。そして、3点による曲げ
試験をこのゴム製はりについて通常の方法で行う。この
場合、各試験片りのこわさは2001N ■2である。
しかしこの値はゴムの影響により、大きく現われる。4
の試験片Bを上記のゴム製はり内に同様の方法で埋設し
た場合には、横方向のこわさは732NIIII!2で
あり、試験片Bだけの場合のこわさは半径方向こわさは
約238N lllm2であり、したがって過大率は7
32/238−3.1である。
試験片りのallJ定したこわさく 2001)を3.
1で割リ、ゴムの影響を排除すると、試験片りの横力向
こわさが851N/lllI2と得られる。
本発明は真直ぐな鋼製ワイヤの束に限定されるものでは
ない。これらのワイヤは波形のものでもよく、この波形
はストリップの平面内(この場合隣接するワイヤは全長
に沿って接触し、同じ波長を有する必要がある)あるい
はストリップの平面外で波形形状を有する。後者の場合
には、平行な直線ワイヤで形成し、ラッピングワイヤが
下側を通る部分で上側に短い波形を形成し、長手方向に
延在するワイヤ奇ラッピングワイヤが通過する箇所で下
側に短い波形を形成するようにしてもよい。
この場合、ストリップを短く切り、平行に配置してゴム
タイヤのベルトブライを形成する場合には、このベルト
プライは極めて薄く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるストリップの説明図、第
2図は第1図のストリップの断面図、第3図はストリッ
プを形成するラッピング機械の説明図、第4図は本発明
の他の実施例によるストリップの断面図、第5図は更に
他の実施例によるストリップの断面図、第6図は3点曲
げ試験の説明図、第7図は曲げ試験による力と変位の関
係を示すグラフ図である。 1・・・ワイヤ、2・・・ラッピングワイヤ、3・・・
縁部、5・・・フレーム、6・・・軸、7・・・軸受、
9・・・ボビン、10・・・フランジ、15・・・ブツ
シュ、16・・・ブレーキ、17・・・ナツト、20.
21・・・ローラ、22・・・接着剤。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 図面の、)玉占容に変更なし) 第1図    第2図 @3 図 第4図   第5図 第6図 第7図 手続補正書防幻 1、事件の表示 特願昭62−252619号 2、発明の名称 補強ストリップ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 エヌ・ヴイーベカルトーエスφエイ4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビル〒1
00  電話 03 (502)3181 (大代表)
昭和63年3月29日 6、補正の対象

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼で形成され、その平面内における曲げこわさが
    これに垂直な長手方向平面内の曲げこわさよりも大きい
    、車両用ゴムタイヤのベルトを補強する補強ストリップ
    であって、この補強ストリップは、外部から力を加える
    ことなく延設したときに1の平面内で併置される鋼製ワ
    イヤの束で形成され、これらの隣接するワイヤは全長に
    沿って接触し、かつ、互いに拘束してこのストリップの
    平面内で各ワイヤの同一平面内における曲げこわさの合
    計を大きく越える曲げこわさを形成することを特徴とす
    る補強ストリップ。
  2. (2)前記束はラッピングワイヤにより回りを堅く巻か
    れ、ストリップの平面内で前記大きな曲げこわさが形成
    される特許請求の範囲第1項記載の補強ストリップ。
  3. (3)前記隣接するワイヤは接着剤で互いに結合され、
    ストリップの平面内で前記大きな曲げこわさを形成する
    特許請求の範囲第1項記載の補強ストリップ。
  4. (4)前記接着剤は、2.5MN/m^2より大きな横
    弾性係数を有する熱塑性のゴム組成物である特許請求の
    範囲第3項記載の補強ストリップ。
  5. (5)前記ワイヤは少なくとも2750N/mm^2で
    パーライト状に引抜き形成される特許請求の範囲第1項
    乃至第4項いずれか1に記載の補強ストリップ。
  6. (6)前記ワイヤは円形断面を有する特許請求の範囲第
    5項記載の補強ストリップ。
JP62252619A 1986-10-10 1987-10-08 補強ストリップ Pending JPS63240402A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP86870146.7 1986-10-10
EP87200427 1987-03-09
EP87200427.0 1987-03-09

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JPS63240402A true JPS63240402A (ja) 1988-10-06

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JP62252619A Pending JPS63240402A (ja) 1986-10-10 1987-10-08 補強ストリップ

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