JPS63239495A - 波形信号出力装置 - Google Patents

波形信号出力装置

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JPS63239495A
JPS63239495A JP62167069A JP16706987A JPS63239495A JP S63239495 A JPS63239495 A JP S63239495A JP 62167069 A JP62167069 A JP 62167069A JP 16706987 A JP16706987 A JP 16706987A JP S63239495 A JPS63239495 A JP S63239495A
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半沢 耕太郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は記憶されている波形情報に基づいて5に11
を生成放音する電子楽器に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来より波形信号をデジタル記録し、この波形信号を音
階周波数に対応する速度で読み出すようにした電子楽器
が種々開発されている。
この種の電子楽器のひとつのタイプとして、波形を多数
周期分記録しておき、それを繰り返し読み出すつまりル
ープ再生機能を有するものがある0例えば、そのような
技術を開示したものとして、特開昭55−28072号
公報、米国特許第4,442,745号公報、同第4,
502,381号公報などがある。
ところで、この種のループ再生を行う電子楽器では、ル
ープ再生区間の先頭アドレスつまりループスタートアド
レス及びループ再生区間の最終アドレスつまりループエ
ンドアドレスを設定し、再生アドレスつまりカレントア
ドレスがループエンド7トレスに達したと5.カレント
アドレスレジスタにループスタートアドレスを占込むこ
とにより行っていた。
しかしながら、この方式では、カレントアドレスがルー
へプエンドアドレス付近からループスタートアドレスに
!、’Jり換わるとき、波形がなめらかに変化しない場
合が多く、再生音が不自然になるばかりでなく、ループ
再生区間の繰り返し周期に対応したクリック音が再生a
として生じてしまうなどの問題点があった。
[発明の1−1的] 本発明はヒ述した゛バ情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、なめらかな波形のループ再生を行
える′電子楽器を提供することにある。
[発明の要点] この発1!1はL述した目的を達成するために、波形情
報記憶手段からの波形データの読み出しを、前景って設
定した先頭アドレスと最終アドレスとの間で位相のずれ
た2つの波形データをbり返し読み出し、更にこの2つ
の波形データを合成すると共に、その混合比を時間と共
に変化させることを要点としている。
[実施例] 以下、本発明の実施例につき図面を参照して詳述する。
く第1実施例の411威〉 第1図はこの発明の第1実施例である電子楽器の要部の
回路である1図中lOはランダムアクセスメモリ(RA
M)としてa成され、図示しないマイクにて外部音を収
合し、サンプリング処理の施された所定の楽音の波形デ
ータを記憶する波形メモリを示し、図示されていない!
!盤のm操作に応答して、この波形メモリ10に記憶さ
れている波形データがループ再生動作を通して読み出さ
れてクロスフェード処理され、なめらかな楽音としてサ
ウンドシステム20から放音されていく。
この実施例は、時分割処理による8aポリフオニツクJ
ll成の電子楽器を対象にしているので、カレントアド
レスレジスタl、ピッチデータレジスタ2.ループスタ
ートアドレスレジスタ3、オフセットデータレジスタ4
.ループエンドアドレスレジスタ5及びクロスフェード
レベルレジスタ17として示されている各レジスタは8
段aI&になっている。カレントアドレスレジスタlは
再生ループのカレントアドレスTAを出力し、ピッチデ
ータレジスタ2は鍵盤での任、aな鍵操作で指定された
金高に対応して波形の読み出し速度を指示するピッチデ
ータを出力する。ループスタートアドレスレジスタ3、
オフセットデータレジスタ4及びループエンドアドレス
レジスタ5には、波形メモリ10に記憶されている波形
データをループ再生する際における波形読み出し開始の
ループスタートアドレスLS、カレントアドレスレジス
タlでのカレントアドレス(第1のアドレス値)に対し
て位相のずれたオフセットアドレスTOAC第2のアド
レス値)を作り出すオフセットデータOA及び読み出し
アドレスの最終アドレスつまりループエンドアドレスL
Eがそれぞれ前景って設定されていて1通常、これらレ
ジスタにおけるデータは、所定のクロックパルスφによ
り、それぞれの帰還回路を通してループ状に動いている
加算器6はカレントアドレスレジスタlの出力にピッチ
データレジスタ2のピッチデータを加算するもので、カ
レントアドレスレジスタ!の出力であるカレントアドレ
スTAは、加算器6の動作モードに応じて増加する。同
様にして、加減算器8はカレントアドレスレジスタ1の
出力であるカレントアドレスTAにオフセットデータレ
ジスタ4のオフセットデータOAを加算又は減算するも
ので、加減算器8の出力であるオフセットアドレスTO
Aは加減算器8の動作モードに応じて増加又は減少する
カレントアドレスレジスタlの出力であるカレントアド
レスTA及びオフセットアドレスTOAは、データマル
チプレクサ9の入力端子9a及び9bにそれぞれ入力さ
れ、そこでそれぞれのチャンネルタイミングでいずれか
が選択され波形メモリ10に読出アドレスデータとして
出力され、その入力されたアドレス値に対応して読み出
された波形データは、データデマルチプレクサllにお
いて、カレントアドレス及びオフセットアドレスに対応
する2つの波形データ(A+ 、B+ )に振り分けら
れてミキサ12の入力端子12a及び12bへと供給さ
れる。このミキサ12は、入力された2つの波形データ
(A+ 、B+ )を、別な入力端子12cに入力され
て来るクロスフェードレベルCFLに基づいてそれぞれ
重み付けしてミキシングするクロスフェード処理を施し
たなめらかな波形データAHをディジタル/アナログ変
換器13に出力する。このディジタル/アナログ変換器
13でアナログ値に変換された波形データはサウンドシ
ステム20により楽音として放音されていく。
また、データマルチプレクサ9において選択されたアド
レスデータは比較器14での一方の入力端子14aに入
力されており、他の入力端子14bにはループエンドア
ドレスレジスタ5からのループエンドアドレスLEが入
力されている。
端子14aには時間的に交互に2つのアドレス値が入力
されているので、比較′Js14は2種類の比較動作を
実行する。つまり、1つはカレントアドレスTAとルー
プエンドアドレスLEとの比較であり、他の1つはカレ
ントアドレスにオフセットデータを加減算したオフセッ
トアドレスTOAとループエンドアドレスLEとの比較
であり、比較器14での比較結果データTA≧LE又は
TOA≧LE(いずれも「1」信号)は、データマルチ
プレクサ9と同期したデータデマルチプレクサ15にお
いてそのチャンネルタイミングに基づき2つの出力端子
15a(TA≧LE)又は15b(TOA≧I、E)に
振り分けられる。
上記比較器14での比較結果がTA≧LEになると、デ
ータデマルチプレクサ15の出力端子15aが“l”と
なるので、S/Rフリップフロップ16がリセットされ
ると同峙に、データマルチプレクサ7の選択制御信号が
反転され、端子7aを遮断して端子7bが接続され、ル
ープスタートアドレスレジスタ3のループスタートアド
レスLSが加算=6を介してカレントアドレスレジスタ
lに書き込まれる。
また、比較器14での比較結果がTOA≧LEのときは
、データデマルチプレクサ15の出力端子15bが“1
″となり、S/Rフリップフロップ16の出力端子Qに
おける信号CFLPを“1″にセットする。加減算器1
8に対する信号CFLPは、Q=1のとき加算、モして
Q=0のとき減算指令として作用する。つまり、クロス
フェードレベルレジスタ17の出力であるクロスフェー
ドレベルCFLは、CFLP=1において+1され、C
FLP=Oにおいて−1され、このクロスフェードレベ
ルCFLは、前にも述べたように波形メモリ10から読
み出された波形データに対する重み付けのための信号と
してミキサ12の入力端子12cに送出される一方、加
減算制御回路19の入力となっている。
加減算制御回路19は、加減算器18を加算又は減算の
稼動状態に置くための稼動信号AOKを発生する回路で
、この稼動信号AOKは、クロスフェードレベルCFL
が加減算制御回路19に予め設定されている最大−最小
値の間だけ出力される。つまり、この稼動信号AOKは
、CFLP=1の加算状態において、クロスニードレベ
ルCFLが加減算制御回路19での最大値に達したとき
、又はCFLP=0の減算状態において、CFLが加減
算制御回路!9での最小値に達したとぎに出力されなく
なり、かかる状態において加減算器18はその加減算動
作を停止する。
更に、S/Rフリップフロップ16の出力である信号C
FLPは加減算器8に対する減算指令信号MI NUS
になっており、加減算器8は、CFLP=1において減
算器、そしてCFLP=0において加la器として動作
する。
く第1実施例の動作〉 次に第1実施例の動作について述べる。
第2図は、第1図に示されている回路の各部における信
号波形を示し、図で用いられている各種記号は第1図も
のにそれぞれ対応している。
まず、第2図(1)に示されている実線でのカレントア
ドレスTAと点線でのオフセットアドレスTOAとの関
係を見るに、その波形の傾斜は、鍵盤で指定された音高
に徒ってピッチデータレジスタ2から出力されるピッチ
データに基づいており、波形メモリlOに対する波形デ
ータの読み出しアトj/スはカレントアドレスTA及び
オフセットアドレスTOA共に、ループスタートアドレ
スレジスタ3でのループスタートアト1/スLSをf限
とし、ループエンドアドレスレジスタ5でのループエン
ドアドレスL E l 、、)二限として繰り返されて
いる。この実施例では、オフセットデータレジスタ4で
のオフセットデータOAを(LE−LS)/2にJぐ定
しているため、TA及びTOAがスタートするタイミン
グの間隔(t+ 、t2・・・・・・tsの隣に合う間
隔)は等しくなっている。
従って、比較!14での比較結果でデータデマルチプレ
クサ15の出力端′f−15a及び15bが交互に“l
”になって、S/Rフリップフロップ16がセットされ
るタイミングはt+、tx、t5・・・・・・で、リセ
ットされるタイミングはt2゜t4.ts・・・・・・
であるので、S/Rフリップフロップ16の出力信号C
FLPは第2図(2)に示されている波形となる。更に
、CFLP=1は加減算器8に対する減算指令信号MI
NUS(第2B(3) )となっているので、オフセッ
トアドレスTOAはCFLPがl”になるタイミング、
つまり、t+、tJ、ts・・・・・・においてループ
スタートアドレスLSにまで戻されている。同様にして
、CFLPが“ONになるタイミングt2、tJ、ts
・・・・・・は、S/Rフリップフロップ16のリセッ
ト端子Rに“1″が入るタイミングに梢ちするので、デ
ータマルチプレクサ7での選択信号が反転されて、カレ
ントアドレスT、AがループスタートアドレスLSにま
で引き戻されている。
また、CFLP=1は加w、算審18に対して加算指令
となるので、クロスフェードレベルレジスタ17の出力
であるクロスフェードレベルCFLは、第2図(5)に
示されているように、例えば、時刻t】から、加減算器
18を循環しながら+1づつ加算されて増大し、最大(
I M A Xに至ったときに加減算i′I#御回路1
9は稼動信号AOKを出力停止l:させ、その加算動作
を停止させて、クロスフェードレベルCFLをその最大
値MAXに維持する。出力停止された加減算制御回路1
9のagh信号AOKは、時刻t2において、CFLP
が今度はO″になるときに再び発生される。ここで、ク
ロスフェードレベルレジスタ17のクロスフェードレベ
ルCFLは加減算器18を循環しながら−1ずつ減算さ
れ、加減算制御回路19での最小値MINに至ったとき
、稼動信号AOKを出力停止上させて、加減算器18の
減算動作を停止させ、その44.CFLPが“l”に変
わるまで、クロスフェードレベルレジスタ17のクロス
フェードレベルCFLをその最小値MINに維持する。
加減算制御回路19が出力する稼動信号AOKの波形は
第2図(4)に示されており、AOKは各時間間隔の間
1例えばt+ 、!−t2との間でオン、オフを1回づ
つ実行している。
こうして得られたクロスフェードレベルレジスタ17の
出力、つまり、クロスフェードレベルCFLは、ミキサ
12の入力端子12cに与えられて、端子12a及び1
2bに入力されて来る第2図(8)に示されているよう
な波形データAI及びB1をクロスフェード処理するた
めに使用される。
第2図(8)において、実線で示されている曲線A1は
カレントアドレスTAに対応して波形メモリIOから読
み出ぎれた波形データのエンベa−プすなわち振幅値を
示し1曲線Bl はオフセットアドレスTOAに対応し
た振幅値を示す、振幅値B1はクロスフェードレベルC
FLと同じ波形の信号γ(第2図(B))でもって重み
付けされ、これに対して、振幅値A1はCFLを反転し
た波形の信号α(第2図(7))でもって重みづけされ
て、m 2 v4(9)に示されているような2つの波
形B2及びA2を得ており、この重みづけ処理は、第2
図(8)に示されている振幅値B1にγを掛は合せ、そ
してAI にαを掛は合せることにより行われる。
第2図(10)に示されている曲線ABはミキサ12の
出力を示し、これは、第2図(9)に示されている2つ
の屯み付けされた波形A2及びB2をミキシングするこ
とで得られ、図からも見られるように、ループ区間の最
絆アドレスから先頭アドレスに切換わる付近でクリック
部分のない円滑に移行した楽音波形となっている。つま
り1時刻1+ とt2との中間にあって加減算制御回路
19からの稼動信号AOKが“O”になるときに対応す
るtl−1の時点からt?までの間では第2図(9)で
の波形B?が出力され、これに対し、次にAOKが“o
 ”になるt2−2からt3までの間では波形A2が出
力され、これらの波形の間、すなわち、時刻t2からt
?、2までのつなぎ部分は波形Bの下降する部分と波形
Aの−1−昇する部分との合成波として形成され、除々
に上昇するへ曲波形となっている。
このように、この実施例では、異なる位相でループ再生
した2つの波形データにそれぞれ反対向きに處みづけし
てから合成(ミキシング)するクロスフェード処理を施
しているため、原波形のみをループさせた場合にクリッ
ク部分があっても再生汗にはクリック含などの雑方が含
まれず、自然で聞さやすい楽音が得られる。
く第2実施例のa成〉 第3図は、第2実施例として構成した電子楽器の′5部
の回路を示し、基本的構成は第1因に示す第1実施例の
ものと同じであるため、同一の或は類似の411KIt
W素は同一の或はアルファベットを伴なう参照数字でも
って示し、その説明は省略する。第1実施例に対する機
71 bでの主な相違は、加減算J18AをffjJW
してクロスフェードレベルCFLの増加速度が可変可能
、つまり、クロスフェードを実行する区間が演奏者によ
って任意に設定される点にある。
このため、新たに、クロスフェードの各種パラメータを
入力設定するためのスイッチ部22と、スイッチ部22
で入力されたパラメータを表示する表示部(LCD)2
3がある。CPU25はスイッチ部22及び複数の鍵か
らなる!1盤部24の出力を受けて所定のデータフォー
マットにデコードして対応する内部レジスタに記憶する
とともに、そのデータを必要に応じて回路各部に出力す
る。CPU25から出力するクロスフェードの区tin
を変更する設定値はクロスフェードタイムレジスタ26
を介してクロスフェードタイムカウンタ27に入力する
。また全波形の終了アドレスを比較器14 A < q
−えるエンドアドレスレジスタ28が設けられており、
比較器14AからのEND(終了)信号と、データデマ
ルチプレクサ15からのINT(インタラブド)信号と
をCPU25に出力する。クロスフェードタイムカウン
タ27の出力は加減′ri塁18Aの+l端fに接続さ
れクロスフェードレベルCFLの増加速度な制御する。
また、各種レジスタ、すなわち、ピッチデータレジスタ
2、ループスタートアドレスレジスタ3、オフセットデ
ータレジスタ4.ループエンドアドレスレジスタ5及び
エンドアドレスレジスタ28での帰還回路には選択部2
B、3B、4B、5B及び28Bがそれぞれ設けられて
いて、CPU25からの切換信号SWSにより、対応す
るレジスタにそれ自体のデータを入れるか又はCPU2
5からのデータを入れるかが選択されるようになってい
る。
データデマルチプレクサ15からのINT信号は、カレ
ントアドレスレジスタ1のデータTAがループエンドに
至ったときに1口る信号で、ループスタートアドレスレ
ジスタ3のスタートアドレスがデータマルチプレクサ7
を介してカレントアドレスレジスタlに転送されるタイ
ミングに一致していて、CPU25への割込み信号とな
っている。つまり、この第2実施例では、第4図に示す
ように、トランケートスタートからトランケートエンド
化で指定された1つの波形での任意な部分を、この例で
は、ループl、ループ2、ループ3、ループ4及びルー
プ5のように抽出して設定できるようにしているため、
1つのループから次のループへの移行に際して上述した
INT信号が割込み信号として使用されることになる。
また、比較器14AからのEND信号は、エンドアドレ
スレジスタ28の内容に対応していて全波形の終了に際
して出され、CPU25はこのEND信号に応答して波
形の作成動作を終了させることになる。
更に、クロスフェードタイムカウンタ27から出力され
る信号+1は加減算器18に対するインクリメント信号
である。つまり、このインクリメント信号は、クロスフ
ェードタイムカウンタ27の計数速度がCPU25より
クロスフェードタイムレジスタ26に4えられる設定値
によって変えられるので、クロスフェードタイムカウン
タ27自体から見ると可変の時間間隔で出力するキャリ
ー信号であり、加減算器18から見ると演算指令信号と
なっている。加減算器18にこの信号が入るとクロスフ
ェードレベルレジスタ17の内容を+1し、信号が入ら
なければクロスフェードレベルレジスタ17の内容をそ
のまま循環させることになる。
第5図は操作パネル而の主なaS:、を示し、中央にL
CD23が配こされ、LCD23の右側にはスイッチ部
22での数値設定用のテンキー22aが配置され、そし
て左側には、LCD23上に表示されるファンクション
指定用の矢印23a(第6図を参照)及びカーソル23
b(第7図を参照)を移動させるためのL下左右に対応
した4つのカーソルキー22bと1表示を1つ前のモー
ドに戻すためのエスケープキー22cと、表示されたモ
ードの種類及び入力した数値を確定するためのエンター
キー22dとが設けられている。
次に、スイッチ部22及びLCD23を用いて第4図に
示すマルチループを設定して行く手順を、主として、第
5図〜第9図を参照して説明する。
第6図はメインメニューの表示内容を示し、所定の操作
を経て楽音生成(CREATEVOICE)モードが表
示されたものとする。そこで、演奏者は、カーソルキー
22b操作して矢印23aをトランケート(TRUNC
ATE) に合わせてた後、エンターキー22dを押し
て楽音生成モードの種類を確定する。
すると、LCD23は、第7図に示すように。
トランケートメニュー(TRUNCATE)の表示にな
るので、カーソルキー22bを操作してカーソル23b
をスター) (START)の部分に合せた後、テンキ
ー22aを操作して、必要とする波形(第4図)の発音
開始を示すトランケートスタートアドレスを人力してエ
ンターキー22dを押し、同様な操作で発疹の終γを示
すトランケートエンドアドレス(END)を設定して、
波形の使用範囲を決める。その後、エスケープキー22
cをオン操作すると、LCD23は第6図の表示に戻る
ので、矢印23aをループ(LOOP)に合せてエンタ
ーキー22dを押す。
ここで、LCD23は第8(a)に示すループメニュー
1 (LOOPI)の表示に切り替わる。
そこで、前と同様にして、カーソルキー22bで位こを
指定し、テンキー22aでfjl、値を入力し、エンタ
ーキー22dで確定して、ループlの各種パラメータを
設定するが、スタート(START)及びエンド(EN
D)はループlのスタートアドレス及びエンドアドレス
であり、ループタイム(LOOP  TI ME)はそ
の縁り返し時間であり、クロスタイム(CRO3ST 
I ME)は2つの波形をクロスさせ6時+11であり
、ネクスト(NEXT)は次のループ(この場合ではル
ープ2)への移行に際し、途中の区間をなぞって行くの
か、つまり、) l/−ス(RTACE)して行くのか
又は飛び越えて行くのか、つまり、スキップ(SKIP
)して行くのかを示し、このNEXTの指定は丁カーソ
ルキー「」22bによって行われ、エンターキー22d
によって確定される。ここで、右カーソルキー「し」を
押すと、LCD23での表示は、第8図(b)に示すよ
うに、ループメニュー2 (LOOP2)の表示にuJ
 IJ苔わる。
LOOP2以下L OOP a t テ(7) 、’−
ニー内容はLOOPlのものと同じなので、同様な操作
で設定できる。しかしながら、LOOPを幾つ用いてい
るかは任意で1例、えば、:jS4図に示すようにルー
プ5までならば、LOOP5までを使用すれば良い、ま
た、LOOP2からLOOPIへなどと表示を戻すには
、左カーソルキー「り」を押せば良い。
こうして1没定された各ループkmついての設定値は、
第9図に示すように、それぞれに対応するレジスタに順
番にセフ1・されていく、また、使用しないLOOPが
ある場合、それらに対応したスタートアドレスレジスタ
及びエンドアドレスレジスタには初期値としてトランケ
ートモードで、常置したエンドアト1/スが、ループタ
イムレジスタ及びクロスタイムレジスタには初期値とし
て“0“が、そしてネクストレジスタには初期値として
TRACEがそれぞれセットされている。
く第2実施例の動作〉 次に、第2実施例の動作について述べる。
第1O図はマルチルーズの動作を説明するためのフロー
チャートを示している図であって、このフローチャート
は鍵盤部24でのキーオン中で、しかもデータデマルチ
プレクサエ5からのINT信号に応答してスタートする
。CPU25は、ステップS1において、ループi(第
1番目のループ)のループタイムエンドが来てから、初
めてのループエンドにあたるのかどうかを判断し、YE
Sであれば、ステップS2に進み、そこで、そのループ
でのNEXTの内容がスキップかどうかを′I断する。
ステップS2の判断結果でYESであれば、CPU25
は、ステップS3において次のループのスタートアドレ
スをループスタートアドレスレジスタ3の選択部3Bに
入れ、引続いて1選択部3Bにpノ換信号SWSをグー
えてから(ステップS4)、次のINT信号の出力を待
って(ステップs5)、次のループのエンドアドレスを
ループエンドアドレスレジスタ5の選択部5Bに入れ(
ステップS6)、その選択部5Bに切換信号SWSを与
え(ステップS7)、ループナンバーレジスタiの内容
を+1して(ステップS8)、エンドとなる。第11図
は、ステップS3〜S7でのスキップ処理のタイミング
を図式的に示している図で、区間A(ループに対応)で
のループタイムエンドがその区+1jTの中間点P1に
おいて生じたものとすると、CPU25は区間Aでのル
ープエンドを過ぎてそのスタートアドレスに戻った時点
P2でループスタートアドレスレジスタ3のループスタ
ートアドレスを区+111 Cのループスタートアドレ
スに!/1換え(ステップS3.54)1区+111 
Aのループエンドアドレスを過ぎて(ステップS5)、
区間Bをスキップし、区間Cに入った時点P3において
、ループエンドアドレスレジスタ5のループエンドアド
レスを区間Cのループエンドアドレスに切換える3次に
、ループナンバーレジスタiに対する+1は(ステップ
S8)、第9図に示されている各レジスタの数字を1つ
太きくして、次のレジスタ内容を指定したことになる。
さて、第10図に戻って、もしもステップS2の判断で
NOであれば、トレースが指定されていることになるの
で、CPU25は、ステップS9において1次のループ
のエンドアドレスをループエンドアドレスレジスタ5の
選択部5Bに入れた後、その選択部5BにvJ換信号S
WSをケえ(ステップS 10) 、引続き、ループス
タートアドレスレジスタ3の選択部3Bに次のループの
スタートアドレスを入れ(ステップ311)、その選択
部3BにνJ換信号SWSをγえ(ステップ512)、
ループナンバーレジスタiを+1して(ステップ513
)、エンドとなる。i12図はステップ59〜312で
のトレース処理のタイミミングを図式的に示している図
で1区間Aでのループタイムエンドがその区間の中間点
P4で生じたものとすると、CPU25は区間Aでのル
ープエンドからそのスタートアドレスに戻った時点P5
でループエンドアドレスレジスタ5のループエンドアド
レスを区間CのループエンドアドレスにνJ換え(ステ
ップS9.510)、引続いて、ループスタートアドレ
スレジスタ3のループスタートアドレスを区間Cのルー
プスタートアドレスに切換えている(ステップ511゜
312)。
このようにして、ループ間でのスキップ及びトレース処
理が行われる。
第13図は、加減算制御部19Aの動作の流れt 示t
フローチャートであって、このフローチャートはループ
タイムエンドになったときにスタートし、CPU25は
、ステップWlにおいて、INT信号が2つ生じたかど
うかを判断し、YESになってから、ステップW2に進
み、そこで、加減算器18Aに対する出力AOKをON
にセットしてエンドとなる。つまり、ステップWl及び
W2の処理は、!つのループタイムを抜けるときにには
、カレントアドレスレジスタlの出力TAに対応するい
わゆる表の波形の混合比が最大ftiにあることが望ま
しいため、クロスフェードレベルレジスタ17の出力で
あるクロスフェードレベルCFLが必ず徐々に最大値に
なるようにタイミングを合わせ(ステップWl)、その
タイミングで加減算器18AへのAOK信号をOnにし
てそのrA算動作を停止させ、クロスフェード1/ベル
レジスタ17のクロスフェードレベルをその最大値に維
持させて(ステップW2)、クリックの発生を防止して
いる。
i14[Ji クロスフェード1/ベルレジスタ17の
出力であるクロスフェードレベルCFLの例で、特に、
クロスフェードタイムをループ1区間のタイムの局とし
た場合の例、つまり、第8図でのCRO5S  TIM
Eを調整して、加減算制御部19Aに前以って設定され
ている最大値に至った後、すぐに減算されるように設定
されている場合の例を示し、クロスフェードとしては最
も効果的な、投置となっている。第13図のフローの説
明で、1及したカレントアドレスレジスタlの裏波形に
対応するクロスフェードレベルは実線で示され、ループ
タイムエンドが生じてそのクロスフェードレベルが徐々
に上昇して最大値に維持されるには、2つの最大値、つ
まり、データデマルチプレクサ!5からINT信号が出
力される2つの時点P6及びPrを経ているのが見られ
る。
このようにして、例えば、ループタイムエンドが1ルー
プの後半で発生して、そのクロスフェードレベルが急激
に最大値(100%)にまで上昇されることに起因した
クリック発生の口■能性を回避している。
以]−1この第2の実施例では、クロスフェードの区間
が任意に設定されるようにしたため、波形メモリを有効
に使用でさるという効果を奏する。
[発明の効果J この発明は以上詳細に説明したように、波形情報記憶手
段から前以って設定した先頭アドレスと最終アドレスと
の間で位相のずれた2つの波形データを綴り返し読み出
し、更にこの2つの波形データを合成すると共にその混
合比を時間と共に変化させるようにしたため、再生a内
に、クリック音やループ再生区間の繰返し周期に対応し
たピッチaなどを生じることがなく、なめらかに変化す
る極めて自然な楽きかず11られるという効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用して構成した電子楽器の第1実
施例の要部回路を示している図、第2図は第1図の回路
動作を示す波形図、第3図は第2¥施例の要部回路を示
している図、第4図はマルチルーズの設定状態を示す図
、第5図はパネル面ににおけるスイッチ部及び表示部(
LCD)の配ご図、第6図はメインメニューの表示例を
示している図、第7図はトランケートメニューの表示例
を示している図、第8図はループメニューの表示例を示
している図、第9図は主要なレジスタを抽出して示して
いる図、第1O図はマルチループ動作のフローチャート
を示している図、第11図はスキップ動作を説明するた
めの図2第11図はトレース動作を説明するための図、
第13図は加減算制御部の動作のフローチャートを示し
ている図、第14図はクロスフェードレベルを示してい
る図である。 1・・・・・・カレントアドレスレジスタ、2・・・・
・・ピッチデータレジスタ、3・・・・・・ループスタ
ートアドレスレジスタ、4・・・・・・オフセットデー
タレジスタ、5・・・・・・ループエンドアドレスレジ
スタ、6・・・・・・加算器、7.9・・・・・・デー
タマルチプレクサ、11.15・・・・・・データデマ
ルチプレクサ、8.18・・・・・・加減算器、10・
・・・・・波形メモリ、12・・・・・・ミキサ、14
・・・・・・比較器、16・・・・・・S/Rフリップ
プロップ、17・・・・・・クロスフェードレベルレジ
スタ、19・・・・・・加減算制御回路、22・・・・
・・スイッチ部、23・・・・・・LCD、25・・・
・・・CPU、26・・・・・・クロスフェードタイム
レジスタ、27・・・・・・クロスフェードタイムカウ
ンタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)楽音の波形情報を記憶する波形情報記憶手段と、 この波形情報記憶手段より同一再生区間内において位相
    のずれた第1及び第2の波形データを繰り返し読み出す
    読み出し手段と、 この波形情報読み出し手段により読み出された第1及び
    第2の波形データの混合比を時間と共に変化させるため
    のクロスフェード信号を前記区間内において発生するク
    ロスフェード信号発生手段と、 前記クロスフェード信号にて第1及び第2の波形データ
    を修正し、この修正した第1及び第2の波形データを合
    成する合成手段と、 を有することを特徴とする電子楽器。
  2. (2)前記クロスフェード信号発生手段は、前記クロス
    フェード信号のクロスフェード区間を設定するクロスフ
    ェード区間設定手段を備えていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器。
JP62167069A 1986-11-10 1987-07-06 波形信号出力装置 Expired - Lifetime JP2556041B2 (ja)

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US07/492,245 US5086685A (en) 1986-11-10 1990-03-09 Musical tone generating apparatus for electronic musical instrument
US07/773,369 US5123322A (en) 1986-11-10 1991-10-07 Musical tone generating apparatus for electronic musical instrument
US07/856,177 US5262582A (en) 1986-11-10 1992-03-23 Musical tone generating apparatus for electronic musical instrument
US08/075,170 US5371315A (en) 1986-11-10 1993-06-10 Waveform signal generating apparatus and method for waveform editing system

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