JPS60263196A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPS60263196A
JPS60263196A JP59119084A JP11908484A JPS60263196A JP S60263196 A JPS60263196 A JP S60263196A JP 59119084 A JP59119084 A JP 59119084A JP 11908484 A JP11908484 A JP 11908484A JP S60263196 A JPS60263196 A JP S60263196A
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musical tone
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は波形メモリ読出し方式の楽音発生装置に関し
、詳しくは楽音の発音開始から終了に至J るまての全
波形もしくはその一部の波形を記憶した波形メモリを読
み出して楽音を発生する楽音発生装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、楽音の発音開始から終了に至るまでの全波形もし
くはその一部の複数周期波形を波形メモリに記憶させて
おき、この波形メモリを読み出すことにより、自然楽器
に極めて近似した高品質の楽音を発生し得るようにした
楽音発生装置がある(特開昭52−121313号)。
ところが、この楽音発生装置は、波形メモリに記憶した
全波形もしくは一部波形を読み出してそのまま直接楽音
信号として発生するものであるため、発生される楽音の
音色変化か一様で音楽的におもしろ味が無いという欠点
がある。そこで、発生すべき楽音の音高や音域に応して
音色を変えるキースケ−リンク制御や演奏用源の操作状
態(操作速度、操作強さ)に応じて音色を変えるりy 
−1−レスポンス制御、さらには各種操作子の操作状態
に応じて音色を変える操作子制御を行おうとすると、こ
れらの制御内容別に複数の波形メモリを設け、このうち
1つを選択して読み出さなければならず、構成が複雑化
する♂同時に、波形メモリの容量が膨大なものになって
しまう欠点が生じていた。
(発明が解決しようさする問題点〕 この発明は、キースケ−リンク制御などの音色変化制御
を行おうさする場合に構成が複雑化するという問題点と
、波形メモリの容量が膨大になるという問題点を解決し
ようとするものであり、簡単で小容量の波形メモリの構
成でキースケ−リンク制御などの音色変化を付与するこ
とができる楽音発生装置を提供することを目的としてい
る。
し問題点を解決するための手段および作用〕この発明は
、波形メモリから読み出される波形情報を変更して異な
る音色の波形情報を形成する波形変更手段と、この波形
変更手段から出力さイする波形情報と波形メモリから読
み出される波形情報とを合成する合成手段と、キースケ
−リンク回路やタッチレスポンス回路などの音色調整手
段から出力さ”れる音色調整情報に基づき上記合成手段
における2つの波形情報の合成比率を制御する合成比制
御手段とを設け、上記合成手段の出力を音色変化の付与
された楽音信号として出力するようにしたものである。
〔実施例〕
第1図は、この発明を適用した電子楽器の一実施例を示
す全体ブロック図であり、この実施例の電子楽器には複
数の時分割発音チャンネルが設けられ、この時分割発音
チャンネルに対し鍵盤での1ないし複数の各押圧鍵を割
り当てることによって同時に複数の押圧鍵に対応した楽
音が発音できるようになっている。第1図において、1
は発生すべき楽音の音高指定を行う複数の演奏用源を備
えた鍵盤、2は鍵盤1におけろ押圧鍵を検出し、各押圧
鍵に対応したキーコードK Cを複数の時分割発音チャ
ンネル(以下、単に発音チャンネルという)のいずれか
にそれぞれ割り当て、この割当てチャンネルに同期した
タイミンクで時分割出力するキーアサイナである。この
場合、キーアサイナ2は押圧鍵に対応したキーコードK
Cを割り当てると同時に、当該押圧鍵が離されるまでの
間隔環” 1 ”を継続するキーオン信号KONを割当
てチャンオルに同期して出力すると共に、新たな押圧鍵
のキ −I−MKcy、いずれかの発音チャン不J1に
割り当てた場合にはこのこ吉を示す短いパルス幅のキー
オンパルスKONP(”1”[) ヲ当該割当てチャン
オルに同期したタイミンクで出力する。
3はキーアサイナ2から出力されるキーコ−1・KCに
基づき押圧鍵の音高に対応した周波数のノートウ1フノ
ク信号NCRを各発音チャンネル別に時分割で出力する
ノートクロック発生器、4は前記ノートクロック信号N
CKを選択的lこ通過させるゲート、5はゲート4を介
して入力されるノートタロツク信号NCKを各発音チャ
ンネルごとにそれぞれ力パノントシて後述する1−−ノ
ンエネレータ10内の波形メモリのアドレス信号ADを
形成するアドレスカウンタである。このアドレスカウン
タ5は複数の発音チャンネルにそれぞれ対応しj た複
数のカウントチャンネルを有しており、各発音チャンイ
、)【に対応したタイミングでノートクロック発生器ろ
から入力されるノートクロック信号NCRをそれぞれ対
応するカランi fヤンオルてカウントし、各カウント
チャンネルのカウント値を波形メモリのアドレス信号A
Dとして時分割出力する。
この場合、各カウントチャンフルはそれぞれ対応する発
行チャンイルに新たな押圧鍵が割り当てられた時、キー
アサイナ2から出力さ、iするキ オンパルスKONP
によって以前のカウント値がリセットされ、このリセッ
ト値から新たなカウント動作を開始する。
6はアドレスカウンタ5から出力される各発音チアンネ
ルのアドレス信号ADが波形メモリの最終アドレス値に
達したか否かを検出するエンドアドレス検出回路てあり
、アドレス信号ADが波形メモリの最終アドレス値に達
した場合にはこのアドレス信号ADの発音チャンイルの
時分割タイミングでゲート4に対し、てインヒしノド信
号をインハーク8を介して供給し、アドレスカウンタ5
における最終アドレス値に達したカウントチャンネルの
カウント動作を停止させる。
9はピアノやバイオリンなどの所望の音色を選択する音
色選択回路であり、選択音色を表わす音色選択情報TC
を出力する。
10は、楽音の発音開始から終了に至るまでの全波形に
関する波形情報を音色選択回路9で選択可能な各音色ご
とに記憶した波形メモリを備え、この波形メモリの波形
情報をアドレスカウンタ5から与えられるアドレス信号
ADによって読み出すことにより、押圧鍵の音高に対応
した楽音信号Gを発生するトーンジェネレータであり、
前述したように同時発音数に対応した複数の発音チャン
ネルを有している。この発音チャンネルは、波形メモリ
を含む回路を時分割的に使用することによって構成さイ
1ている。
11は鍵盤1における鍵の操作速度あるいは操作強さを
検出し、このことを表わすタッチ情報TSを出力するタ
ッチ検出回路、12はタッチ検出回路11から出力され
るタッチ情報TSと音色選択回路9から出力される音色
選択情報TCに基づき、選択音色に適合した特性のタッ
チデータTDをタッチ情報TSに従って出力するクノチ
デ−り発生回路てあり、ここては3系列のクノチテ り
TD。
〜TD3を出力する。
16はキーアサイナ2から出力されるlキーオン信号K
ONによって動作を開始し、各発汗千へ・ンネルで形成
される楽音信号Gの音色や振幅をその立上りから立下り
までの開時間変化させるためのエンベロープ信号ENV
を発生するエン・\I”、1−ブ信号発生回路であり、
ここから発生さイするエンベロープ信号ENVは音色選
択情報TCで示される選択音色毎に波形形状が異なり、
しかも1つの選択音色につき3系列のエンへ[フープ信
号ENV。
〜ENV3として出力される。
14はキーアサイナ2から出力さイユる1−コートKC
と音色選択回路9から出力さイユる音色選択情報TCに
基づき、各発音チャンオルで形成される楽音信号Gの音
色や振幅を押圧鍵の音域と選択音色に応して制御するた
めのキースケ−’Jング情報KSを出力するキースケ−
リンク制御回路であり、ここでも前記の回路12および
16と同様に:(系列のキースケ−リンク情報KS、〜
Ks3が出力さイする。
15は楽音の明るさなどの音色および音量など4制御す
るための複数の操作子を備え、これら操作子の操作状態
に応じた操作子情報OPDを出方する操作子回路てあり
、ここても3系列の操作子情報OPD、〜0PD3が出
力される。
16はトーン、1不し−り1oて形成された各発音子−
ヤン不ルの−7−イシクル楽音信号Gをアナログの楽音
信号に変換し、→夛つントシステム17かへ楽音吉して
発音させるDA変換器である。
ナオ、夕、)千データ発生回路12、エン・\ローブ信
号発生回路16およびキースケ−リンク制御回路14は
、各発音子ヤンネル別に楽音信号Gの音色や振幅を制御
するため、3系列のタッチデータTD1〜TD3、キー
スケ−リンク情報KS。
〜KS3およびエンベロープ信号ENV、〜ENl v
34−各発音チャンネルに対応した時分割タイミンクに
同期して出力する。ここて、タッチデータ発生回路12
が出力するタノチデータTD、〜TD3エンへローブ信
号発生回路16が出力するエンー\ローブ信号ENV、
 〜ENV3およびキースケーリング制御回路14が出
力するキースケ−リンク情報KS、〜Ks3の一例をそ
れぞれ第3図(a)。
(b) 、 (C)に示す。なお、この場合各回路12
〜14のデータ出力特性は音色選択情報TCが示す音色
に応じて異なる。
第2図は、トーンジェネレータ1oの詳細す構成の一例
を示すブロック図であり、楽音の発音開始から終了に至
るまでの全波形に関する波形情報を音色選択回路9て選
択可能な各音色ことに記憶した波形メモリ100と、こ
の波形メモリ100から音色選択情報TCおよびアドレ
ス信号ADに従って読み出される波形情報wvoを変更
して他の音色の波形情報WV、に変更する音色回路10
1を備えている。また、波形メモIJ 100から読み
出される波形情報WVoと音色回路101がら出力され
る波形情報WV、とをそれぞれ重み付けした後合成する
乗算器102,103および加算器104を備えると共
に、加算器104から出力される合成波形情報W■2を
重み付けして楽音信号として出力する乗算器105を備
えている。さらに、前述した3系列のタッチデータTD
、〜TD3、−Lン・\tコーー7°信号ENV、〜E
N■3、キースケ−リンク情報KS、〜KS3および操
作子情報OPD、〜0PD3のうち同じ系列の信号の組
合せ(TD、、ENV、、KS、、OPD、)−4TD
3 、ENV3 、KS3’ 、0PD3 )に基づき
、乗算器102における波形情報WVoを重み付けする
ための係数E1、乗算器103における波形情報WV、
を重み付けするための係数”2、乗算器105における
合成波形情報WV2を重み付けするための係数E3をそ
れぞれ発生する3個の係数発生回路106〜108を備
えている。
この場合、係数発生回路106〜108は演算回路また
はメモリまたはそれらの組合せ等により構成され、一方
音色回路101は所望のフィルタ特性の子インクルフィ
ルタ等で構成される。また、られな楽音信号を時分割的
に形成する。
以上のような構成のトーンジェネレータ10Q)動作を
説明する。なお、以下では説明を簡単にするために1つ
の発音チャンネルについて説明する。
波形メモリ100からは音色選択情報TCが表わす音色
に対応した波形情報がアドレス信号Arjに従って押圧
鍵の音高に対応した速度で順次読み出され、この読み出
された波形情報WVoは乗算器102に供給されて係数
E1と乗算されることにより重み付けさイする。また、
この波形情報WV。
は音色回路101に入力される。音色回路101は波形
情報WVoの波形形状(音色)を変更して波形情報WV
、として出力する1、この音色回路101から出力され
る波形情報WV、は乗算器103に入力され、ここて係
数E2が乗算さイすることによって重み付けされる。
このようにして重み付けされた波形情報E1・WVおよ
びE2・WV、は加算器104て加算されることによっ
て合成され、さらに乗算器105に入力され、ここで係
数E3が乗算されることによってさL″−Nに重みけけ
さイlる。
ここて、た吉えは、音色回路101のフィルタ特性をハ
イ・・スフィルタ特性とし、またキースケリンク制御回
路14が第3図(C)に示したような1− スケ−1l
ンク情報KS、〜KS3を出力するものさし、さらに係
数発生回路106〜108から出力さ、lIる係数E1
〜E3とキースケ−リンク情報KS、〜KS3との関係
を第4図のフラノにヲJ、すように設定した場合、加算
器104て合成さイlる2つの波形情報EI−WVo、
E2 ・W”+ の重みは情報E2・W V 、の方が
高音域になるにつれて大きくなり、高音域の楽音はど高
次倍音成分が漸次強調されるものとなる。また、合成後
の楽音の振幅は係数E3が高音域になるにつれて小さく
なるため、こイ1に比例して高音域の楽音はと振幅が漸
次小さくなる。
また、同様にして、タッチテークTD、〜TD3j と
係数0・〜°・と“9関係を第57F) ′” 57 
Ky:すように設定した場合、鍵の操作速度または操作
強さか増加するほど音色回路101から出力される波形
情報WV、の重みイ1けが波形メモリ100から出力さ
れる波形情報WVoに比べて大きくfiす、鍵タッチが
大きいはと高次倍音成分が強調されると同時に、振幅も
大きくなる楽音が得られる。。
さらに、エンベロープ信号ENV、、ENV2と係数E
1 、E2との関係を第6図のフラノに/J”ずように
設定した場合、楽音の立−トり部分ては高次倍音成分か
強調さイ1、立−トり部分ては高次倍γを成分が抑制さ
イユた楽音が得られる。
操作子回路15から出力さ、lする操作子情報0PD1
〜0PD3についても同様に係PIE+−E3との関係
を適宜設定することにより、操作子())操作状態に応
じて楽音の立上りから立Fりまての音色や音量を可変す
るこさかてきる。
また、第1図に破線で示すように、エン・・I] −ブ
信号発生回路13に対しキー−−−+−l’KC1・ジ
ノ千情報TS、操作子情報OI) D 、〜0PD34
人力し、第3図(1)フに示した各エン・\ローフ信号
EV。
〜Ev3の立上り時間や立下り(減衰)時間や各部のレ
ベルを押圧鍵の音域、操作速度または操作強さおよび操
作子回路15における操作子の操作状態に応じて適宜変
えることにより、さらに複雑に変化する音色の楽音が得
られる。
なお、上述した実施例では、波形メモ’J 100から
出力される波形情報WVoを主音源、音色回路101か
ら出力される波形情報WV、を従音源さして考えている
が、これらの関係は全く逆にしても同様な効果か得られ
る。また、2つの波形情報WVo、WV、の合成比率お
よび合成後の振幅し・\ルを係数F+−E:+にまって
制御しているが、14色回路101の一ノイルタ特性も
同様にして制御jすることにより、楽音の音色をさらに
複雑1こ可変制御することができる。
第7図はトーンジェオレータ1oの他の実施例を示すフ
ロック図であり、この実施例のトーンジェオレータ10
′は単音電子楽器に使用されるもので単音構成(発音チ
ャンネルが1つたけ)となっている。このトーンジェネ
レータ10’は、第2図の1・−ンジェオルータ1oに
おける音色回路101をシフトレシスク1010.セレ
クタ10j1゜デコータ1012により構成し、/フ[
・レンフク1010の各ステージに波形メモリ100が
ら読み出された波形情報WVoを7 トクロノク信祁N
CKに従ってサンプル点単位(メモリアトレス単位)で
順次転送し、そして各ステージから遅延されたサンプル
点単位の波形情報WVoを取り出してセレクタ1011
に入力するとともに、最終ステージから取り出されたn
t時間(I+ =:=ステージ数、1−サンプル点時間
間隔う前の波形情報〜・Voの振幅し・\ルを戸コータ
1o12によってテコ−1゛シ、01時間前の波形情報
WVoの振幅し・\ルに応してシフトレノスフ1010
の各ステラ出力をセレクタ1o11て選択し、この選択
出力を波形情報WV、として乗算器1o6に人力するよ
うにしたものである。
この構成によれば、セレクタ1o11がら出力される波
形情報WV、は、アドレス信号ADが指定するサンプル
点とは異なるサンプル点に関するものであり、しかも出
力される波形情報WV、のサンプル点は不規則に変化す
るため、セレクク1011かへは結果的に波形メモリー
00の出力に対応し2てアドレス信号ADを変調するフ
ィードバック周波数変調方式により得られる波形と等価
な波形を表わす波形情報WV、が得られる。
なお、この場合、テコーグ1012にシフトレジスタ1
010の最終ステージ出力を入力する代わりにセレクタ
1011の出力を入力するようにしてもよく、さらにセ
レクタ1011をテコーダ1012の出力で制御する代
わりに第碇図に破線で示すように所望のアドレス信号A
D’(アドレス信号ADと同してもよい)により読み出
しが行われる変調波形メモI+ 1015の出力によっ
て制御するようにしてもよく、いずれの場合もセレクタ
1011からは複雑に変調された波形を表わす波形情報
WV、が出力されることになる。また、第4図に破線で
示すようにシフトレジスター010の入力側にティシタ
ルフィルター014を介在さJ せ、このフィルター0
14のフィルタ特性を係数E3によ−って制御すること
により、所定の周波数帯域で周波数変調効果を付与した
のと等価な波形を表わす波形情報WV、が得らイする。
以上の実施例によれば、多様な音色変化を実現するにつ
き、波形メモリから読み出した波形情報とこの波形情報
を変更した波形情報とをキースケ−リンク制御回路なと
からの音色調整情報によって適宜の比率で合成して出力
するように構成したので、波形メモリは1個だけで済み
、しかも合成比率を制御するだけてよいので構成が非常
に簡単になるという利点がある。
なお、以上説明した実施例では、波形メモリが楽音の立
上り(発音開始)から立下り(発音終了)までの全波形
を記憶しているものとして説明したが、波形メモリには
楽音の立上り部分の全波形とその後の一部波形について
のみ記憶させるようにしてもよい。また、波形メモリに
は記憶すべき波形の各サンプル点における波形情報を全
て配憶させるのではなく、飛び飛びのサンプル点の波形
情報だけを記憶させ、中間のサンプル点の波形情報は補
間演算によって算出するようにしてもよい。
さらに、楽音の立上りから立下りまでを複数フレー 1
.に分割し、各フレーム毎に代表的な1周期または2周
期分の波形の波形情報のみを記憶させ、この波形情報を
順次切換えながら繰り返し読み出すよ−)にしてもよく
、さらに必要に応じてこの波形切換え時に前の波形と次
の新たな波形とを補間演算して滑らかに変化する波形情
報を形成するようにしてもよい。また、特開昭58−1
42396号公報に開示されているように、波形メモリ
に複数周期分の楽音波形の波形情報だけを記憶させ、こ
の波形情報を繰返し読み出すようにしてもよい。
このよ・)にすれば、波形メモリの容量をさらに小さく
することかできる。また、この場合の波形情報の符号化
方式吉しては、通常のパルスコート符号化方式(PCM
方式)に限らす、差分PCM方式、デルタ変調方式(D
M方式)、適応型PCM方式(ADPCM方式)、適応
型デルタ変調方式(ADM方式)のいずれてもよい。
一方、実施例において、係数発生回路はキースケ−リン
ク情報、エンヘローブ信号、タノチデータ、操作子情報
の全てに応答するものとしたか、このうち一部について
のみ応答するものでもよい。。
逆(乙これらのキースケ−リンク情報なとに加えてさら
に音色選択情報に対しても応答するものでもよい。
また、実施例では、波形メモリの出力と音色回路の出力
さの両方を重み付けしているが、一方は固定とし、他方
のみを重み付けするものでもよい3、さらに、実施例で
は、波形メモリの波形情報を読み出すためのアドレス信
号は、)−トクロノク信号をカウントして形成するよう
にしたが、押I]−鍵の音高に対応した周波数情報を累
算あるいは加減算することによって形成するものでもよ
い3、さらに、実施例では、楽音の立■−りから立下り
までの全期間に亘ってこの発明を適用して楽音を発生す
るようにしたが、楽音の立上りから立下りまでの全期間
のうち一部期間(例えばアクツク部のみあるいはアクツ
ク部以降の持続部のみ)をこの発明を適用して楽音を発
生するようにしてもよい。
さらに、この発明は、複音電子楽器に限らず、単音電子
楽器の楽音発生にも使用することができ、さらにまた仔
階音に対応した楽音の発生に限らず、リズム音の発生に
も使用できるものである。
[発明の効果〕 以上説明したようにこの発明は、波形メモリから読み出
した波形情報とこの波形情報を変更した波形情報とをキ
ースケ−リンク制御なとの音色調整情報に対応し、た比
fで合成して楽音信号を発生ずるようにしたので、波形
メモリに記憶する高品質な波形か一種類であっても、こ
の記憶波形にもとづきそイ1吉同様に高品質な波形を多
様な音色変化(鍵タッチ又は押圧鍵の音高又はその他音
色変1ヒ因子に応じた音色変化)で実現することができ
るようになり、そのような高品質の音色変化が比較的小
規模かつ低コストな構成で実現できるようになる、とい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の楽音発生装置を用いた電子楽器の一
実施例を示す全体ブロック図、第2図は第1図における
ト−ンジェ了し・−りの詳細構成の一例を示す1111
2図、第3図は第1図の実施例におけるタッチj−タ、
エンヘローブ信号、キースケ−リンク情報の設定例を示
すクラ7、第4図〜第6図は第1図の実施例における係
数の設定例を示すクラ7、第7図は1・−ンン丁オレー
クの他の実施例を示すフ[]ツク図である。 1・鍵盤、10 トーンンエ不し/−夕、12〃ノチテ
−タ発生回路、16 エンヘローフ信号発生回路、14
− =t−−スノ1−リンク制御回路、15・操作子回
路、100 波形メモリ、101 盲色回路、102,
103,105 乗算器、104加算器、106〜10
8 係数発生回路、1010 シフ1−レジスタ、10
11 セレクタ、1012 テコータ、1016 変調
波形メモリ。。 特許出願人 日本楽器製造株式会71 代理人 弁理士 飯 塚 義 イ− 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発生ずへき楽音の音高を指定する音高指定手段さ、
    楽音の発音開始から発音終了に至る一部または全部の楽
    音波形に関する波形情報を記憶し、上記音高指定手段で
    指定された音高に応じて該波形情報の読み出しか行われ
    る波形記憶手段と、この波形記憶手段から読み出される
    波形情報を変更して異なる音色の波形情報を形成する波
    形変更手段と、発生ずへき楽音を所望の音色に調整する
    音色調整情報を発生する音色調整手段と、上記波形記憶
    手段から読み出される波形情報と上記波形変更手段から
    出力される波形情報とを合成して楽音信号として出力す
    る合成手段と、上記音色調整情報に基つき上記合成手段
    における2つの波形情報の合成比率を制御する合成比率
    制御手段とを備えて成る楽音発生装置。 2、前記音色調整手段は、発生すべき楽音の音高または
    音域に応じて異なる値の音色調整情報を出力するキース
    ケーリング制御回路であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の楽音発生装置。 6、前記音高指定手段は、複数の鍵を具えた鍵盤であり
    、前記音色調整手段は、上記鍵盤の鍵操作状態に応じて
    異なる値の音色調整情報を出力するクノチデータ発生回
    路であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    楽音発生装置。 4、前記音色調整手段は、音色調整用操作子の操作状態
    に応じて異なる値の音色調整情報を出力する操作子回路
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の楽
    音発生装置。 5、前記音色調整手段は、音色選択操作子の音色選択内
    容に応じて異なる値の音色調整情報を出力する音色選択
    回路であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の楽音発生装置。 6、前記音色調整手段は、楽音の立上りから立下りまで
    の間で時間変化するエンヘローブ信号を盲−色調整情報
    として出力するエンベロープ信号発生回路であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の楽音発生装置。 7、前記波形変更手段は、前記波形記憶手段から読み出
    された波形情報を入力するディジタルフィルタであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の楽音発生装
    置。 8、前記合成比制御手段は、前記音色調整情報の内容に
    対応して前記合成手段における2つの波形情報の合成比
    率を定める係数を発生する係数発生回路であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の楽音発生装置。
JP59119084A 1984-06-12 1984-06-12 楽音発生装置 Granted JPS60263196A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189499A (ja) * 1986-02-17 1987-08-19 松下電器産業株式会社 楽音波形発生装置
JPS63239495A (ja) * 1986-11-10 1988-10-05 カシオ計算機株式会社 波形信号出力装置

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