JPS63236733A - 水性ガラス繊維集束剤 - Google Patents

水性ガラス繊維集束剤

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JPS63236733A
JPS63236733A JP62069089A JP6908987A JPS63236733A JP S63236733 A JPS63236733 A JP S63236733A JP 62069089 A JP62069089 A JP 62069089A JP 6908987 A JP6908987 A JP 6908987A JP S63236733 A JPS63236733 A JP S63236733A
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JP
Japan
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glass fiber
sizing agent
weight
bisphenols
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP62069089A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Yamamura
山村 茂和
Kenichi Nakamura
賢一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Glass Fiber Co Ltd
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維集束剤に関する。さらに詳しくは、
ガラス繊維ロービングの巻取り時およびガラス繊維チョ
ツプドストランドLIIJ造時に使用されてガラス繊維
の毛羽発生を著しく低減して作業性を向上させることが
でき、のみならずロービングやチョツプドストランドを
マトリックス樹脂と混合してガラス繊維強化成形物を製
造した際に種々の強化成形物について白化を抑えそして
透明性を有する強化成形物を与えることのできるガラス
1!維集束剤に関する。
一般に、ガラス繊維には、ガラス繊維を製造する際の巻
取りや切断時における作業性を改善するためガラス繊維
集束剤が適用される。使用するガラス繊in集束剤の集
束性が弱いかあるいは充分でない場合には、ガラス繊維
iI造時の作業性が低下する。
また、ガラス繊維集束剤に要求される他の性能は、種々
のマトリックス樹脂と適用した際、得られる強化ガラス
繊維成形物を白化させずそして透明に維持しうる性能で
ある。
従来、ポリウレタンを皮膜形成剤とするガラス繊維集束
剤は知られているが(例えば、特公昭52−6393号
広報および特公昭5ら一23778号広報参照)、これ
らのガラス繊維集束剤は耐熱黄変性が不充分なため、こ
の点を改善したガラス繊維集束剤として本願出願人は先
にビスフェノール類に由来する構造単位を有するポリエ
ステルもしくはポリエーテルを主たるポリオール成分と
し、脂肪族ジイソシアネートを主たるポリイソシアネー
ト成分として成るポリウレタンを、主たる皮膜形成剤と
して含有する水性ガラス繊維集束剤を提案した(特開昭
59−146955号公報参照入しかして、この公開公
報には、上記ポリウレタンをパラフィン系潤滑剤と混合
することが記載されているが、このポリウレタンとパラ
フィン系潤滑剤を含有する水性ガラス繊維集束剤はマト
リッつている。
それ故、本発明は上記特開昭59−146955号公報
に記載された先願のガラ繊維集束剤の改良に関する 本発明の目的は、ガラス繊維強化成形物を白化させず、
透明に維持することのできるガラス繊維集束剤を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、上記性質とともに、ガラス繊維ロ
ービングの巻取り時およびガラス繊維チョツプドストラ
ンドの製造時に使用されてガラス繊維のゲバ発生を著し
く低減させる性質を兼備し、作業的を向上させることの
できるガラス繊維集束剤を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は以下の説明から明らかどなろ
う。
本発明によれば、本発明のかかる目的および利点は、 (A)ビスフェノール類に由来する構造単位を有するポ
リエステルもしくはポリエーテルを主たるボXリオール
成分とし、脂肪族ジイソシアネートをメ主たるポリイソ
シアネート成分として成るポリXウレタン、および (B)ポリエチレンポリアミンと高級脂肪酸との脂肪族
アミド、 を含有することを特徴とする水性ガラス繊維集束剤によ
って達成される。
本発明で用いられるポリウレタン(A)は、主なるポリ
オール成分がビスフェノール類に由来する構造単位を有
するポリニスデル又はポリエーテルであり、主たるポリ
イソシアネート成分が脂肪族ジイソシアネートであるこ
とを特徴とする。
これらのポリウレタンは、常法に従って、ポリオール化
合物とポリイソシアネートとから先ず末端にインシアネ
ート基を有するプレポリマーを製造し、次いでこのプレ
ポリマーを鎖延長剤例えばグリコール、ポリアミンある
いは水等と反応せしめて重合鎖を長くする方法によって
、好適に製造することができる。
本発明で用いられるポリウレタン(A)は、ビスフェノ
ール類に由来する構造単位を有するポリエステル又はポ
リエーテル?主たるポリオール成分とする。
かかるポリエステルとしては、例えばビスフェノール類
の各ヒドロキシル基にアルキルオキサイド例えばエチレ
ンオキサイド又はプロピレンオキサイドが付加反応した
ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、ある
いはかかる付加物と炭素数2〜10のアルキレングリコ
ール(例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコー
ル等)好ましくはエチレングリコールとを主たるグリコ
ール成分とし、そして脂肪族ジカルボン酸例えばアジピ
ン酸、セパチン酸等を主たるジカルボン酸成分とするも
のが好ましく用いられる。
上記ポリエステルは、好ましくは、ビスフェノール類に
由来する構造単位を10〜60重景%含重量る。
かかるポリエステルは、それ自体公知の方法に従って、
エステル化法あるいはエステル交換法によって製造する
ことができる。
また、ポリエーテルとしては、例えばビスフェノール類
の各ヒドロキシル基に上記の如きアルキレンオキサイド
が2モル以上ポリ付加したビスフェノール類のアルキレ
ンオキサイドポリ付加物が好ましくは用いられる。これ
らのポリエーテルは、好ましくは、ビスフェノール類に
由来する構造単位を10〜76重量%含有する。
かかるポリエーテルもまたそれ自体公知の方法で製造す
ることができる。
ビスフェノール類としては、例えば、下記式り1)ここ
で、2は単結合、酸素原子、スルホン(−8O□−)基
又は炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基である、 で表わされるものが好ましく用いられる。
かかるビスフェノール類としては1例えば4゜4′−ジ
ヒドロキシジフェニル、4.4′−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン、ビス承(4−ヒドロキシフェニル)メタン、]、
]1−ビス4−ヒドロキシルニル)エタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等をあげる
ことができる。
また、脂肪族ジイソシアネートとしては、例えばメチレ
ンジイソシアネート、エチレンジインシアネート、テト
ラ、メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、1.3−シクロヘキサンジイソシアネート
、あるいはイソホロンジイソシアネート等を用いること
ができる。
鎖延長剤としては、例えばエチレングリコール、プロピ
レングリコール、テトラメチレングリコールの如きグリ
コール、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンの
如きジアミンあるいは水が好ましく用いられる。
本発明で用いられる脂肪族アミド(B)は、ポリエチレ
ンポリアミンと高級脂肪酸とのアミドである。
ポリエチレンポリアミンとしては、例えば下記式(n) HJCI(2cIlz(NHCI12Ctlz) +、
N11C)12clIJll□ ・・(I)ここで、n
は0又は1〜4の整数である、で表わされる化合物が好
適に使用される。上記式(I)の化合物は、慣用的に、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレン′ペンタミン、ペンタエチレンへキサミンそ
してヘキサエチレンへブタミンの如く呼ばれる。
また、高級脂肪酸としては、例えば炭素数6〜30の飽
和又は不飽和の脂肪族カルボン酸が好適に用いられる。
かかる脂肪族カルボン酸としては、例えばカプロン酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
、モンタン酸およびメリシン酸を挙げることができる。
上記ポリエチレンポリアミンおよび高級脂肪酸は、いず
れも単独であるいは2種以上混合して、本発明の脂肪族
アミド(B)を製造するなめに使用することができる。
脂肪族アミド(n)は、例えばポリエチレンポリアミン
と高級脂肪酸もしくはその機能的誘導体とを、ぞれ自体
公知の方法で、場合により縮合剤あるいは塩基性化合物
の存在下で、縮合させることにより製造することができ
る。
ポリエチレンポリアミンと゛高級脂肪酸もしくはその機
能的誘導体とは、例えばポリエチレンポリアミンのアミ
ノ基1モルに対し高級脂肪酸もしくはその機能的誘導体
の酸もしくはその誘導された基が0.15〜1モル、好
ましくは0.5〜0.8モルの割合となるように使用さ
れる。
本発明のガラス繊維集束剤は、ポリウレタン(A)10
0重量部当り脂肪酸アミド(B)を、好ましくは0.1
〜1.0重量部、より好ましくは0.2〜0.5重量部
で含有する。
本発明の水性ガラス繊維集束剤は、主たる皮膜形成剤と
しての上記ポリウレタン(A)を、好ましくは乳化状態
で含有する。それ故、本発明の集束剤は、ポリウレタン
(A)および脂肪酸アミド(B)の他に、好まシ、<は
乳化剤例えばポリエチレングリコール、ポリオキシエチ
レンモノノニルフェニルエーテル、ポリエチレンオキサ
イド−ポリプロピレンオキサイドブロックコポリマーの
如き非イオン性界面活性剤等を含有することができる。
また、本発明者の研究によれば、本発明によれば、上記
ポリウレタン(A)、脂肪酸アミド([l)の他に、下
記式<m>、 ここで、R1,R2、R3およびR4は、互に同一もし
くは異なり、炭素数1〜2oの飽和もしくは不飽和の脂
肪族炭化水素基であり、そして X−は−当量の陰イオンである、 で表わされる4級アンモニウム塩を含有する組成物は、
ガラス繊維集束剤として本発明の作用効果をより一層高
度に達成しうろことが明らかとなった。
上記式(III)において、R1、R2、pt 3およ
びR4は、互に同一もしくは異なり、炭素数1〜20の
飽和もしくは不飽和の脂肪族炭化水素基である。
これらの脂肪族炭化水素基は直鎖状であっても分岐原状
であってもよく、例えばメチル、エチル、n−プロピル
、1so−プロピル、ブチル、1so−ブチル、 5e
e−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル(ラウ
リル)、テトラデシル、ヘキサデシル(セチル)、オク
タデシル(ステアリン)、アイコシル等である。
これらのうち、R1、R2、R3およびR4の少くとも
1つが炭素数10〜20の脂肪族炭化水素基であること
が好ましい、また、R1、R2、R5およびR4の少な
くとも1つが炭素数10〜20の脂肪族炭化水素基であ
り且つそれらの少なくとも1つが炭素数1〜9の脂肪族
炭化水素基であることがより好ましい。
X−は−当量の陰イオンであり、例えば塩素、臭素の如
きハロゲンイオンあるいはCFI5SO,−等である。
上記式(III)の4級アンモニウム塩としては、例え
ばラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムクロライド、オクタデシルトリメチル
アンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド等を挙げることができる。
本発明のガラス繊維集束剤は、上記4級アンモニウム塩
を、ポリウレタン(A)100重呈部当り、好ましくは
O〜1.5重量部、より好ましくは0.2〜1.2重量
部で含有することができる。
また、本発明のガラス繊集束剤は、例えばγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニルトリスβ−メトキシエ
トキシシラン、β−3,4−エポキシシクロヘキシルエ
チルトリメトキシシランあるいはγ−グリシドオキシプ
ロビルトリメトキシシランの如き、ガラスと樹脂との界
面に介在し両者の適合性を改善するトリアルコキシシラ
ンの如き表面処理剤、あるいは酢酸の如きρ11調節剤
等を含有することができる。本発明のガラス繊維集束剤
は、例えば下記の如き組成物として好適に使用される。
ウレタン(A)の水分散液   0.5〜10重量部(
固形分40重重量として) 脂肪酸アミド(It)       0.05〜1.0
重量部(より好ましくは、0.1〜0.4重量部)4級
アンモニウム塩     0〜1.5重量部(より好ま
しくは、0.2〜1.2重量部)トリアルコキシシラン
   O〜2.0重量部(より好ましくは、0.2〜1
.5重量部)水         全体を100重量部
にする撤本発明のガラス繊維集束剤は、ガラスm維ロー
ビングに施すことにより該ロービング巻取り時およびガ
ラス繊維チョツプドストランドの製造時に、ガラス繊維
のケバ発生を著しく低減させる。また、本発明のガラス
m維集束剤を施したガラス繊維ロービングおよびチョツ
プドストランドは、種々の樹脂をマトリックスとして白
化しない透明な強化成形物を与える。
上記種々の樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ビニルエステル樹脂であることができる。
本発明のガラス繊[fi束剤は、さらに、非常に優れた
造膜性を示して強靭な皮膜を形成し、また優れた集束性
を示す利点を有する。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。実
施例中に記載された種々の物性値は下記方法によって測
定したものである。
(I)毛羽量(本/m) 試料ロービングを1m切り出しこれの毛羽本数を目視に
よりカウントする。
(2)白化現象 7トリツクス樹脂(例えば、不飽和ポリエステル樹脂(
大田薬品工業製ポリマール1985)100部と55%
メチルエチルケトンパーオキサイド1.5部との混合物
)を用いて25wusにカットしたチョツプドストラン
ドを含浸させ、100℃1時間硬化成形してガラス含有
量30%の成形物をつくる。これを目視にてストランド
の白い部分が残っているか否かを判定する。ストランド
の白い部分が有る場合を白化現象あつとし、白い部分の
無い場合を白化現象なしとする。
(3)透明性 ASTH01003−61に準拠して測定した透過率に
て判定する。
なお、透過率(%)が40以上の値を示すものは、実用
的に十分であり良好と判定され、一方それより小さい値
を示すものは不良と判定された。
実施例】 (I)2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(ビスフェノールA)の各ヒドロキシル基に対し平均
して1モルのプロピレンオキサイドが付加した付加物2
3gと、平均して1モルのエチレングリコールと2モル
のアジピン酸との組成を持つエチレングリコールとアジ
ピン酸とのエステル20gとを、120℃で1時間撹拌
下に反応せしめ、ビスフェノールAに由来する構造単位
を持つポリエステル型ジオールを反応混合物として得た
この反応混合物を70℃まで冷却し、これにイソホロン
ジイソシアネート44gを加えた。発熱反応が終了した
のち1反応混合物をさらに120℃で2時間撹拌下に反
応させた。
その後、反応混合物を再度70℃まで冷却し、トルエン
20dを加え、浴温を60℃に保持した。
次いで、頌延長剤としてのエチレングリコール3、Og
、乳化剤としてのボリブロビレンオキサイドーポリエチ
レオキサイドブロックコボリマー25gおよび水50m
fの混合液を、上記反応混合物に加え、5分間撹拌下に
混合し、次いで水100社を加えさらに激しく撹拌して
、ポリウレタンのエマルジョンを得た。
かくして得られたエマルジョンはp118゜5、固形分
含量%であった。
また、上記エマルジョンをガラス板上に厚さ約21に塗
布し、130℃で乾燥して得た皮膜は、下記皮膜特性を
示した。100%伸長時のモジュラス100 kg/ 
c+*2.300%伸長時のモジュラス280 kg/
’am’、抗張力450kg/am2、破断伸張400
%。
丘記(I)で得たエマルジョン8重量部、γ−メタクリ
ロキシ10ピルトリメトキシシラン0.5重量部、テト
ラエチレンペンタミンとステアリン酸とのアミド(東邦
化学(株)製、商品名リフノンGW−18)0.3@量
部、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド0.2
重量部、酢酸僅少量および全体を100重量部とする水
を混合し、本発明の水性ガラス繊維集束剤を製造した。
(2)上記(I)で得られたガラス繊維集束剤を、常法
に従い、ガラス繊維フィラメントの束(直径13ミクロ
ンのフィラメント800本)にサイジングし、乾燥し、
そして得られたガラス繊維ストランド(集束剤を固形分
として約0.6重量%含有)を16本引揃えて2310
Texのロービングを製造した。
(3)これらのロービングを用いて25mmにカットし
てチョップトストランドを製造した。
次いで ビニルエステル樹脂     toomt部(昭和高分
子(株)商品 名すゴラックR802) 55%メチルエチルケト ンパーオキサイド       1.5重量部6%ナフ
テン酸コバル1−    0.3重量部からなるマトリ
ックス樹脂を用いて25ma+にカットしたチョップト
ストランドを含浸させ100℃で1時間硬化成形してガ
ラス含有量30%の成形物をえた。これらの成形物につ
いて白化現象および透過率を測定した。えられた結果を
第1表(こ示した。
比較例1 実施例1、(I)で得られたポリウレタンエマルジョン
8重量部、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン0.
5重量部、パラフィン系潤滑剤0.3重量部および全体
を100重量部にする水から比較ガラス繊##集束剤(
A)を調製し、この比較集束剤(A>について、実施例
1、(2)および(3)と同様の実験を行った。結果を
第1表に示した。
比較例2 固形分50重量%のポリ酢酸ビニルエマルジョン6.4
重量部、γ−メタクリロキシプロピルI・リメトキシシ
ラン0.5重菫部、リフノンGW−18(商品名)0.
3重量部、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド
0.2重量部、酢酸僅少量および全体が100重量部と
なる量の水から比較ガラス繊維集束剤(B)を調製し、
この比較集束剤(B)について、実施例1、(2)およ
び(3)と同様の実験を行った。結果を第1表について
示した。
比較例3 実施例1、(I)で得られたポリウレタンエマルシラン
8重量部、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ン0.5重量部、ポリオキシエチレン系潤滑剤0.3重
量部および水91.2重量部から北署集束剤3を調製し
、この集束剤について実施例1、(2)および(3)と
同様の実験を行った。結果を第1表に示した。
比較例4 実施例1、(I)で得られたポリウレタンエマルジョン
8重量部、ビニルトリクロロシラン0゜5重量部、(ア
ルキルアミ7)0.3重量部おゆよび水91.2重量部
から比較集束剤4を調製しこの集束剤について実施例1
、(2)および(3)と同様の実験を行った。結果を第
1表に示した。
第18 実施例2〜5 (I)下記第2表に示した組成を持つ本発明のガラス繊
維集束剤を調製した。
*1.実施例L(I)で調製したもの、*2.γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシランではなく、ビニ
ルトリクロロシラン*1.テトラエチレンペンタミンと
ステアリン酸とのアミド *4.ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド (2)上記各集束剤について、実施例1、(2)および
(3)と同様の実験を行った。結果を第3゜表に示した
比較例5 実施例1、(I)で調製したポリウレタンエマルジョン
4重量部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン0.25重量部、パラフィン系潤滑剤0.15重量
部および水95,6重量部から比較例1と同様にして、
比較集束剤5を調製し、また同様の実験を行った。結果
を第3表に示した。
比較例6 固形分50重量%のポリ酢酸ビニルエマルジョン3.2
ffi1.部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン0.25fflffi部、リフノンGW−18
(商品名>0.125重量部、ラウリルトリメチルアン
モニウムクロライド0.6重景部および水95.825
重蓋部から比較例1と同様にして比較集束剤6を調製し
また同様の実験を行った。結果を、第3表に示した。
実施例6 実施例1.(I)で調整したポリ 1− −−−−−−〜−  −4 / rcI f4八
へAwX  o41Lmγメタクリロキシプロピルトリ
メ トキシシラン          0.5重景部テトラ
エチレンペンタミンとオフ タシ酸の縮合物         0.2重量部ステア
リルトリメチルアンモニラ ムクロライド(商品名:花王(株) コータミンsapコンク)0.4重景部90.9重上 合計        100重量部 上記を集束剤として実施例1.(2)および(3)と同
様の実験を行った。但し硬化成形時のマトリックス樹脂
は下記の通りである。
オルソ系不飽和ポリエステル樹 脂(日本触媒化学(株)エボラ ツクG−153AL)      100Tu量部55
%メチルエチルケトンパー オキサイド           1,5重量部6%ナ
フテン酸コバルト     0.157Ji部なお、キ
ュアーは100℃で]Hr行った。
結果を第3表に示した。
実施例7 実施例1、(I)で調整したポ リウレタンエマルジジン(固形 分40%)           6重量部γ−グリシ
ドオキシプロビルト リメトキシシラン        0.5重置部ペンタ
エチレンへキサミンとオ クタン酸の縮合物        0.15重量部ジス
テアリンジメチルアンモニ ラムクロライド(商品名:花王(株) コータミンD86p>        0.3重量部9
几没I口11 合計      100重量部 上記を集束剤として、実施例1、(2)および(3)と
同様の実験を行った。
但し、マトリックス樹脂は下記のとおりである。
イン系不飽和ポリエステル樹脂 (昭和高分子(株)リボラック150tlR) 100
重量部55%メチルエチルケトンパーオ キサイド            1.5重量部6%ナ
フテン酸コバルト     0.15重量部なお、キュ
アーは100℃で11(r行った。
結果を第3表に示した。
第3表 特許出願人   日本硝子繊維株式会社 −代 理 人
   弁理士 小田島 千古。
ほか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)ビスフェノール類に由来する構造単位を有す
    るポリエステルもしくはポリエー テルを主たるポリオール成分とし、脂肪 族ジイソシアネートを主たるポリイソ シアネート成分として成るポリウレタン、 および (B)ポリエチレンポリアミンと高級脂肪酸との脂肪族
    アミド、 を含有することを特徴とする水性ガラス繊維集束剤。 2、ビスフェノール類が下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・( I ) ここで、Zは単結合、酸素原子、スルホン (−SO_2−)基又は炭素数1〜6の脂肪族炭化水素
    基である、 で表わされる特許請求の範囲第1項に記載のガラス繊維
    集束剤。 3、上記ポリエステルがビスフェノール類に由来する構
    造単位を10〜60重量%含有する特許請求の範囲第1
    項に記載のガラス繊維集束剤。 4、上記ポリエーテルがビスフェノール類に由来する構
    造単位を10〜76重量%含有する特許請求の範囲第1
    項に記載のガラス繊維集束剤。 5、ポリエチレンポリアミンが下記式(II)H_2NC
    H_2CH_2(NHCH_2CH_2)_nNHCH
    _2CH_2NH_2・・・・(II)ここで、nは0又
    は1〜4の整数である、 で表わされ、そして高級脂肪酸が炭素数6〜30の飽和
    又は不飽和の脂肪族カルボン酸である特許請求の範囲第
    1項に記載のガラス繊維集束剤。 6、下記式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(III) ここで、R^1、R^2、R^3およびR^4は、互に
    同一もしくは異なり、炭素数1〜20の飽 和もしくは不飽和の脂肪族炭化水素基であ り、そして X^−は一当量の陰イオンである、 で表わされる4級アンモニウム塩を含有する特許請求の
    範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のガラス繊維集束
    剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04219350A (ja) * 1990-10-01 1992-08-10 ▲吉▼田 新三郎 不燃織物用着色原糸の製造方法
US6541541B2 (en) 2000-09-18 2003-04-01 Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous resin composition
JP2016079048A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 信越石英株式会社 石英ガラス繊維用集束剤、石英ガラス繊維、石英ガラスヤーン、並びに石英ガラスクロス

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