JPS63222671A - 味のよい低カロリ−脂肪物質 - Google Patents

味のよい低カロリ−脂肪物質

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JPS63222671A
JPS63222671A JP62056408A JP5640887A JPS63222671A JP S63222671 A JPS63222671 A JP S63222671A JP 62056408 A JP62056408 A JP 62056408A JP 5640887 A JP5640887 A JP 5640887A JP S63222671 A JPS63222671 A JP S63222671A
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acid
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クリスチャン、アルバート、バーンハート
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は特定の低カロリー脂肪物質及び口内で該物質を
一層味のよいものとさせうる他の成分を含有する食用組
成物に関する。
発明の背景 現在、人間における最もありふれた代謝障害の一つは肥
満である。この症状は、主に、消費量を超える多量のカ
ロリー摂取量に起因する。脂肪は食餌中で最も濃縮され
たエネルギ一体であり、脂肪1gにつき約9カロリー供
給する。全体的には、脂肪は、食餌中で総カロリーの約
40%を占める。
トリグリセリド類は、平均食餌中で消費される総脂肪の
約90%を占める。食用脂肪のカロリー価を低下せしめ
得る一つの方法は、通常の食用トリグリセリド脂肪がほ
ぼ完全に吸収されることから、体内で吸収されるトリグ
リセリド量を減少させることであろう〔脂質類、第2巻
、エッチ・ジェイ・デュエル、インターサイエンス・バ
ブリッシャーズ社、ニューヨーク、1955年、第21
5頁(Liplds、 2. H,J、Deuol、 
Intersci−ansce Publishers
、 Inc、、 New York 1955. pa
ge215)参照〕。低カロリー脂肪は、肥満を予防又
は克服し得る簡便かつ実用的な方法を提供する。
トリグリセリド類に代わ、り得る低カロリー脂肪は、マ
ットソン(Mattson )らにより開示されている
。マットソンらの米国特許第3.600. 186号明
細書は、低カロリーの脂肪含有食品組成物について開示
しており、この組成物において少なくとも一部のトリグ
リセリド内容物はポリオール脂肪酸エステルに代ってい
て、このポリカルボン酸エステルは各脂肪酸が8〜22
個の炭素原子をもつ少なくとも4つの脂肪酸エステル基
を存している。
ジャンダセック(Jandacek)らの米国特許第4
゜005.1%号明細書はビタミンA、ビタミンD1ビ
タミンE及びビタミンKからなる群より選択される十分
量の詣溶性ビタミンを含有した、マットソンらの特許の
低カロリー脂肪含有食品組成物について開示している。
マットソンら及びジャンダセックらの特許明細書に開示
されたエステル類は、低カロリー食品製品に使用される
有効な脂肪代替物である。残念なことに、これらエステ
ル類の中乃至高レベルの規則的な摂取は、望ましくない
“下痢”作用(“1axative” el’recL
) 、すなわち肛門括約筋からのエステル漏出を招き得
る。この望ましくない下痢作用を防止する一つの方法は
、それらが体温で完全に固体であるようにエステル類を
処方することである。
望ましくない下痢作用を防止するもう一つの方法は、ジ
ャンダセックの米国特許第4,005゜195号明細書
に記載されているような抗肛門漏出剤をエステルに加え
ることである。この特許は、固体脂肪酸類(融点37℃
以上)、それらのトリグリセリド源及び固体ポリオール
脂肪酸を含有する抗肛門漏出剤について開示している。
特に、薬剤は、食用01□以上飽和脂肪酸類及びそれら
の食用塩類:01□以上飽和脂肪酸類の食用消化性供給
源;少なくとも4つの脂肪酸エステル基をもつ食用非吸
収非消化性固体ポリオール脂肪酸ポリエステル類(ポリ
オールは4〜8個のヒドロキシル基をもつ糖類及びアル
コール類からなる群より選択され、各脂肪酸基は約8〜
約22個の炭素原子を有する);及びα分岐鎖C10−
C1g脂肪酸類の食用非消化性エステル類からなる群よ
り選択される。
」二紀の完全固体エステル類、及び抗肛門漏出剤として
使用される固体トリグリセリド類もしくはエステル類は
、低カロリー食品組成物中で使用された場合に欠点を何
する。高固体含量のエステル又はトリグリセリドは、摂
取時に口内で“ロウ様の味を呈する。カロリーを減少さ
せるのになお自゛効であって、しかも口内でロウ様の味
を呈しないトリグリセリド脂肪代替物を得ることが望ま
れるであろう。同時に、この脂肪代替物は望ましくない
下痢副作用を起こさないことが重要である。
したがって、食品中の脂肪代替物として使用される、摂
取時に口内でロウ様の味を呈さない組成物を提供するこ
とが、本発明の目的である。
かかる組成物から製造される食品製品が低カロリーとな
るように低カロリー脂肪物質で製造された組成物を提供
することも、本発明の他の目的である。
抗肛門漏出剤の添加使用を要せずして下痢副作用を回避
することが、本発明のもう1つの目的である。
本発明のこれら及び他の目的は、本明細書の開示から明
らかにされるであろう。
発明の要所 本発明は、(a)100°F(37,8℃)において、
(i)せん断速度800sec−−1で少なくとも約2
.5ポアズの粘度、せん断速度100sec −1で少
なくとも約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10se
c−!で少なくとも約25.oポアズの粘度;(i1)
少なくとも約2500dyn /cm2の降伏点;(i
iI)少なくとも約0. 20X 106dyn /c
i・SaCのチキソトロピー面 積;及び(iv)少なくとも50%の液体/固体安定率
;を有する食用で、全部もしくは一部非消化性の低カロ
リー脂肪物質、並びに(b)上記脂肪代替物の溶媒とし
て作用する食用で吸収消化性の食品物質からなる、口内
温度(92°F、33.3℃)で約20%以下の固体脂
肪酸類率を有する組成物を提供するものである。
本発明は、口内において脂肪物質と水中油型乳剤を形成
することができる食品乳化剤と組合わされる脂肪物質に
も関する。
本発明の組成物は、低カロリー脂肪含有食品製品におけ
る脂肪代替物として使用される。組成物は口内で非ロウ
様の味を呈する。同時に、下痢副作用は抗肛門漏出剤を
使用せずして解消される。
発明の詳しい記述 本発明は、低カロリー食品製品製造用の脂肪代替物とし
て使用される非ロウ様味の組成物に関する。組成物は望
ましくない下痢副作用を生じない。
一般的に言えば、本発明は、比較的低い固体含有レベル
で粘度及び安定性を維持し得る、特定の食用で全部もし
くは一部非消化性の低カロリー脂肪物質の使用を包含す
る。そして、これらの脂肪物質は、組成物の融点を低下
させる食品物質又は脂肪物質と水中油型乳剤を形成し得
る食品乳化剤を加えることによって、更に一層よい味に
することができる。
疑似塑性流動特性をもつ半溶融低カロリー脂肪物質は、
体温で独特かつ予想外のレオロジー及び液体/固体安定
率を示すことが見出された。これらの組成物は、体温に
おいて安定かつ均一の非ニュートン疑似塑性流動として
ふるまう。例えば、体温(98,6°F、37℃)で固
体12%及び液体88%からなる特に合成されたスクロ
ース脂肪酸ポリエステル類は、非常に粘稠であって、優
れた液体/固体安定性を有していた。これは、液体スク
ロースポリエステル88%及び固体スクロースポリエス
テル12%からなる混合物の性質と正反対である。体温
において、混合物は液体及び固体の部分に分離するよう
になる。しかも、この混合物は低粘度である。他方、特
に合成されたスクロースポリエステル類は、比較的低い
固体レベルで、疑似塑性流動・驚異的粘度及び液体/固
体安定率を示す。本発明の低カロリー脂肪物質は均−系
であると考えられる。理論に拘束されるわけではないが
、物質の固体結晶間での網状構造たる証拠が、体温にけ
るそれらの驚異的に高い液体/固体安定率及び粘度に関
連して見出された。
脂肪物質の高い粘度及び液体/固体安定率による長所は
、その物質の摂取が望ましくない下痢副作用につながら
ないことである。粘稠かつ安定であれば、物質は正常便
と酷似した方法で消化管から肛門括約筋を経て通過する
。したがって、本発明の脂肪物質は抗肛門漏出剤を加え
なくとも安全に摂取することができる。
もう一つの長所は、本発明の脂肪物質が比較的低い固体
含有レベルで高い粘度及び安定率を維持し得るという事
実から生じている。それらは約5%以下の固体脂肪含有
レベルであっても下痢副作用を生じることなく摂取する
ことができることが見出された。脂肪代替物組成物が低
固体含有レベルで製造された場合、組成物摂取時におい
て固体脂は口内で知覚しにくくなるため、それらを含有
する食品はロウ様の味を呈しにくくなる。
本発明は、脂肪物質の味が更に改善された組成物を製造
するために別の成分が追加されている、これらの脂肪物
質を含有した組成物に関する。
A、 低カロリー脂肪物質の説明 “低カロリー脂肪物質°とは、ヒト食餌中のトリグリセ
リド脂肪類又は油類に代わり得る食用物質を意味する。
これらの物質は、トリグリセリド油脂類の長所、即ち潤
滑性及び香味を与える。
“全部非消化性”とは、実質的に物質のすべてが体内で
消化されないことを意味する。即ち、それが摂取された
時と実質的に同様の状態で消化器系を通過する。“一部
非消化性”という用語は、物質の少なくとも約30%が
消化されないことを意味する。好ましくは、物質の少な
くとも約70%が消化されない。
本明細書で用いられる“液体/固体安定性(率)”とは
、物質中の液体部分が体温で容易に固体部分から分離し
ないこと、即ち、その約95%までが液体であっても物
質は固体のままであることを意味する。液体/固体安定
率は、100°F(37,8℃)で1時間60.00O
rpm+で物質試料を遠心分離させることによって測定
される。
液体/固体安定率は、100%−(遠心分離に液体とし
て分離された物質の%)、として定義される。
本発明は、下痢副作用を消失させるために低カロリー脂
肪物質は体温で安定かつ粘稠でなければならないために
、体温(98,6°F、37℃)での低カロリー脂肪物
質のレオロジーに関係がある。
しかしながら、本発明での測定は便宜及びより簡単な装
置の較正という理由から100°F(37,8℃)で行
なわれ、よって本発明は100°F(37,8℃)にお
ける特性でもって定義されている。100°F(37,
8℃)での測定は体温での測定に非常に近く、温度が低
くなるほど粘度が増加するため、その測定は体温でのレ
オロジー特性を控えめに表わしていると解される。
本発明の脂肪物質は、体温において予想外のレオロジー
及び液体/固体安定率を示す。例えば、体温で固体12
%及び液体88%からなる特に合成された半溶融スクロ
ース脂肪酸ポリエステル類は、非ニユートン疑似塑性流
動特性を示し、非常に粘稠であって、優れた液体/固体
安定性を有する。これは、液体スクロースポリエステル
88%及び固体スクロースポリエステル12%からなる
混合物の性質と正反対である。体温において、固体スク
ロースポリエステル12%及び液体スクロースポリエス
テル88%の混合物は、液体及び固体の部分に分離する
。しかも、その混合物は低粘性である。他方、特に合成
されたスクロースポリエステル類は、比較的低い固体レ
ベルで、疑似塑性流動、驚異的粘度及び液体/固体安定
率を示す。
低カロリー脂肪物質の高い粘度及び液体/固体安定率に
よる長所は、その物質の摂取が望ましくない下痢副作用
につながらないことである。粘稠かつ安定であれば、物
質は正常側と酷似した方法で消化管から肛門括約筋を経
て通過する。したがって、本発明の物質は抗肛門漏出剤
を加えなくとも安全に摂取することができる。
もう一つの長所は、本発明の脂肪物質が比較的低い固体
含有レベルで高い粘度及び安定率を維持し得るという事
実から生じている。本発明の組成物が摂取された場合、
固体は口内で知覚しにくくなり、したがって該組成物は
ロウ様の味を呈しにくくなる。
本発明の低カロリー脂肪物質は均一系であると考えられ
る。理論に拘束されるわけではないが、物質中の固体結
晶と液体間で網状構造たる証拠が、体温における物質の
驚異的に高い液体/固体安定率及び粘度に関連して見出
された。
次に、本発明は100’F (37,8℃)で非ニユー
トン疑似塑性レオロジーを有するような物理化学的特性
をもった食用で全部もしくは一部非消化性の低カロリー
脂肪物質からなる物質の組成物に関する。特に、100
″F (37,8℃)において、該脂肪物質は、(a)
せん断速度800sec ”で少なくとも約2.5ポア
ズの粘度、せん断速度100sec ”で少なくとも約
4.0ポアズの粘度及びせん断速度10sec ”で少
なくとも約25.0ポアズの粘度; (b)少なくとも
約2500dyn /cm2の降伏点; (C)少なく
とも約0、20 X 106dyn /cd ・sec
のチキソトロピー面積;及び(d)少なくとも50%の
液体/固体安定率を有する。
粘度、降伏点及びチキソトロピー面積は周知のレオロジ
ー特性であり、平板−円錐型粘度計〔例えば、フエラン
チーシャーリー(FOrrafltl −8hirlo
y )粘度計、フエランチ・エレクトリック社(For
rantl Electric、 Inc、 )製造、
87モジユラー通す、コマツク、ニューヨーク1172
5)のような装置を使用して測定することができる。
レオロジーの基礎は、アイドソン、 “レオロジー二基
礎概念”、コスメティクスφアンド・トイレトリーズ、
第93@、第23−30頁、1978年7月(Idso
n、“RbeOIOgy:FundalantalCo
ncepts’ 、 Cosmetics and T
olletrles、 Vol。
93、pp、23−30(July 197g))で論
じられている。
“粘度”は、液体の各層が液体の隣接層を通過する時に
おいて各層の動きに抵抗する内部摩擦の尺度である。“
降伏値“は、物質が流動し始める前に与えなければなら
ないずれ応力の量である。アイドソンは、物質内部での
一定の構造の形成により生じるnJ逆的ゲル−ゾル−ゲ
ル変換として“チキソトロピー”を定義している。ゲル
構造は振動又は攪拌によりゾル化し、静置させておくと
再びゲル化する。
本発明の脂肪物質の試料において粘度、降伏点及びチキ
ソトロピー面積を測定するために、平板−円錐型粘度計
がずれ応力対せん断速度のプロットであるレオグラムを
記録するために使用される。
粘度及び降伏点はレオグラム曲線上の各点から計算され
、チキントロピー面積は(“ヒステリシスループとして
も知られる)曲線内の面積である。
アイドソンによるこの方法の説明は参考のため本明細書
に包含される。更に詳細な説明は、以下の分析方法のセ
クションで記載されている。
好ましくは、100″F (37,8℃)において、本
発明の低カロリー脂肪物質は、せん断速度800sec
−1で少なくとも約5ポアズの粘度、せん断速度100
sec−1で少なくとも約20ポアズの粘度及びせん断
速度10sec−1で少なくとも約200ポアズの粘度
を有する。組成物の好ましい降伏点は少なくとも約50
00dyn /cd、好ましいチキソトロピー面積は少
なくとも約0゜75×106dyn/cd−8ecであ
る。好ましくは、組成物は少なくとも約90%の液体/
固体安定率を有する。
最も好ましくは、100°F(37,8℃)において、
低カロリー脂肪物質は、せん断速度800sec−1で
少なくとも約8ポアズの粘度、せん断速度100sec
 −1で少なくとも約30ポアズの粘度及びせん断速度
10sec−1で少なくとも約400ポアズの粘度を有
する。組成物の最も好ましい降伏点は少なくとも約15
. 000dyn /c−であり、最も好ましいチキソ
トロピー面積は少なくとも約1、 00x 10Bdy
n /cd*secである。
本発明の脂肪物質における粘度の好ましい上限は、せん
断速度10sec−1で約1×105ポアズ及びせん断
速度100sec −1で約1000ポアズである。脂
肪物質は本明細書で示したような疑似塑性流動特性を有
していなければならない。
ヨード価は脂肪酸の不飽和度の尺度である。本発明の低
カロリー脂肪物質は約36〜約55のヨード価をaする
ことが好ましい。
固体脂肪6H率(SFC)は、所定温度における特定脂
肪物質の固体重量%の妥当な近似値を示す。本発明の低
カロリー脂肪物質は100°F(37,8℃)で少なく
とも約5%の固体脂肪含有率を有することが好ましい。
最も好ましくは、100°F(37,8℃)における固
体脂肪含有率は少なくとも約10%である。低カロリー
脂肪物質は、約98.6°F(37℃)以上で完全に溶
解する融点を有することが好ましい。
本発明の低カロリー脂肪物質は、食用で全部もしくは一
部非消化性の様々な化合物のいずれであってもよい。好
ましくは、脂肪物質はポリオール脂肪酸ポリエステル類
、脂肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸
類及びそれらの混合物からなる群より選択される。好ま
しいポリオール脂肪酸ポリエステル類は、糖脂肪酸ポリ
エステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類、ポリ
グリセロール脂肪酸ポリエステル類及びそれらの混合物
である。更に好ましくは、脂肪物質は、糖脂肪酸ポリエ
ステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類及びそれ
らの混合物からなる群より選択されるが、ここで糖類及
び糖アルコール類は4〜8個のヒドロキシル基を有して
いる。
糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリエステル類は、糖類
もしくは糖アルコール類、及び脂肪酸類からなる。“糖
”という用語は、本明細書において、単糖類及び三糖類
を総称した通常の意味で用いられる。“糖アルコール″
という用語も、アルデヒド又はケトン基がアルコールに
還元された糖類の還元産物を総称した通常の意味で用い
られる。
脂肪酸エステル化合物は、単糖類、三糖類又は糖アルコ
ールを下記のような脂肪酸類と反応させることにより製
造する。
適切な単糖類の例としては、キシロース、アラビノース
及びリボースのように4個のヒドロキシル基を有するも
のがあるが、キシロースから誘導される糖アルコール、
即ちキシリトールも適切である。単糖類のエリトロース
は、それのみが3個のヒドロキシル基を有することから
、本発明の実用化には不適であるが、しかしながらエリ
トロースから誘導される糖アルコール、即ちエリスリト
ール、は4個のヒドロキシル基を有しているため適して
いる。本発明での使用に適した5個のヒドロキシル含冑
単糖類としては、グルコース、マンノース、ガラクトー
ス、フルクトース及びソルボースがある。スクロース、
グルコース又はソルボースから誘導される糖アルコール
、例えばソルビトールは6個のヒドロキシル基を有して
いるため、これも脂肪酸エステル化合物のアルコール部
分として適切である。適切な三糖類の例としてはマルト
ース、ラクトース及びスクロースがあり、これらはすべ
て8個のヒドロキシル基を有する。
本発明の糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリエステル類
を製造するに際しては、上記のような糖又はアルコール
化合物は約8〜約22個の炭素原子を宵する脂肪酸類混
合物でエステル化されねばならない。このような脂肪酸
類の例としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸
、ミリスチン酸、ミリストオレイン酸、パルミチン酸、
パルミトオレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシ
ノール酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン
酸、アラキン酸、ベヘン酸及びエルカ酸がある。脂肪酸
類は適切な天然又は合成脂肪酸類から誘導することがで
き、飽和でも不飽和であってもよく、位置及び幾何異性
体を含む。本発明の脂肪物質は、脂肪酸IMのエステル
類よりむしろ脂肪酸類の混合エステルである。
脂肪酸類自体又は天然の油脂類は、糖もしくは糖アルコ
ール脂肪酸エステルの脂肪酸成分供給源として取扱われ
る。例えば、菜種油はC2□脂肪酸の良好な供給源であ
る。C16−C1−肪酸は、獣脂、大豆油又は綿実油か
ら得ることができる。短鎖脂肪酸類は、ココヤシ油、ヤ
シ種油又はババス−油から得ることができる。コーン油
、ラード、オリーブ油、ヤシ油、ピーナツ油、゛紅花種
油、ゴマ種油及びヒマワリ種油は、脂肪酸成分の供給源
として使用=1能な他の天然油類の例である。
本発明での使用に適した糖もしくは糖アルコール脂肪酸
ポリエステル類は、当業者に周知の様々な方法で製造す
ることができる。これらの方法としては、各種触媒を用
いた糖又は糖アルコールとメチル、エチル又はグリセロ
ール詣肪酸エステル類とのエステル交換;糖又は糖アル
コールの脂肪酸クロリドによるアシル化;糖又は糖アル
コールの脂肪酸無水物によるアシル化;及び、糖又は糖
アルコールの脂肪酸自体によるアシル化がある。
例えば、糖及び糖アルコール脂肪酸エステル類の製法は
米国特許第2.831.854号明細書にJ己載されて
いる。
本発明で使用される糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリ
エステル類の特徴は、それらが主として少なくとも4個
の脂肪酸ポリエステル基を存していることである。3個
以下の脂肪酸エステル基を4する糖もしくは糖アルコー
ル脂肪酸ポリエステル化合物は、通常のトリグリセリド
脂肪類と同様に多量に腸管内で消化されるが、4個以上
の脂肪酸エステル基ををする糖もしくは糖アルコール脂
肪酸ポリエステル化合物は、さほど消化されず、したが
って本発明での使用に望ましい低カロリー特性を有して
いる。
本発明において非常に好ましい低カロリー脂肪物質は、
スクロース脂肪酸ポリエステル類である。
好ましいスクロース脂肪酸ポリエステル類は、脂肪酸で
エステル化された多数のヒドロキシル基を有する。スク
ロース脂肪酸ポリエステル類のうち、好ましくは少なく
とも約80%、最も好ましくは少なくとも約95%が、
オクタエステル類、ヘプタエステル類、ヘキサエステル
類及びそれらの混合物からなる群より選択される。好ま
しくは、エステル類の約35%以下かへキサエステル類
又はヘプタエステル類であって、スクロース脂肪酸ポリ
エステル類の少なくとも約60%がオクタエステル類で
ある。最も好ましくは、ポリエステル類の少なくとも約
70%がオクタエステル類である。
必要な物性を与えるために、本発明のスクロース脂肪酸
ポリエステル類は、一定積類の脂肪酸類でエステル化さ
れることが好ましい。脂肪酸類のうち、好ましくは少な
くとも約80%、最も好ましくは少なくとも約90%が
、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸及びベヘン酸の混合物からなる群より選択される。
更に具体的には、下記組成が好ましい脂肪酸組成である
:パルミチン酸約9%〜約12%;ステアリン酸約35
%〜約53%;オレイン酸約19%〜約43%;リノー
ル酸約2%〜約17%;リノレン酸約0%〜約2%;ア
ラキン酸約0%〜約2%;ベヘン破約O%〜約10%−
及びエルカ酸約0%〜約2%。
下記脂肪酸組成が最も好ましい:パルチミン酸約9%〜
約12%;ステアリン酸約42%〜約53%;オレイン
酸約19%〜約39%;リノール酸約2%〜約17%;
リノレン酸約0%〜約2%;アラキン酸約0%〜約2%
;ベヘン酸約0%〜約10%−及びエルカ酸約0%〜約
2%。
ポリグリセロール脂肪酸ポリエステル類も、本発明の低
カロリー脂肪物質である。ポリグリセロールは、酸又は
塩基の存在下でのグリセリン重合により製造される。ポ
リグリセロール類は2〜20個のグリセロール部分を有
する。好ましくは、ポリグリセロール類は、2〜15個
のグリセロール部分を有するものである。
ポリグリセロール化合物はあらゆる合成方法によって製
造することができる。例えば、セーデン(Seiden
)及びマーチン(Mart In)の米国特許第3.%
8,169号明細書(i976)参照。
ポリグリセロール類のエステル化は、得られるポリグリ
セロールエステル類が本発明で必要なレオロジー特性を
有する限り、当業者に公知のいかなる方法でも実施する
ことができる。
動物研究では、下記レオロジー特性を有するポリグリセ
ロールエステル類が、下痢副作用を消失させる上で極め
て有効であることを示した=(a)せん断速度800s
ec −1で3.13ポアズの粘度、せん断速度100
sec−1で5.18ポアズの粘度及びせん断速度10
sec −1で32.43ポアズの粘度;  (b)0
.246X10Bdyn/clf−8ccのチキソトロ
ピー面積;及び(c)53.45%の液体/固体安定率
“脂肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸
類”とは、トリカルボン酸類、テトラカルボン酸及び更
に高次のものである。ポリカルボン酸類は、脂肪アルコ
ール類で一部又は全部エステル化することができる。少
なくとも3個の脂肪アルコールエステル基が、酸分子上
になければならず、それによりこのものを一部非消化性
にさせうる。
B、 味の一層よい脂肪物質の製造方法本発明の脂肪物
質は食品製品において単独で使用された場合に非ロウ様
の改善された味を呈するものであるが、本発明はそられ
が単独の場合よりも一層よい味を星する脂肪代替物の製
造方法に関する。
一つの方法では、脂肪代替物の溶媒として作用する食用
で吸収消化性の食品物質を使用する。液体トリグリセリ
ド等の食品物質を脂肪物質に加えた場合、物質の融点が
低下し、その結果、口内温度(92°F、33.3℃)
において脂肪物質は約20%以下の固体脂肪含有率を有
することが見出された。したがって脂肪物質が摂取され
た時に、それらは口内でロウ様の味を呈しなくなる。摂
取後、溶媒として作用する食品物質は胃腸内で消化され
、このとき融点低下作用は消失する。脂肪物質は胃腸管
内でそれらの元の固体含有率に戻る。
脂肪物質が結腸を通過した後、剃られは下痢副作用を全
く生じないほど粘稠かつ安定になる。
したがって、本発明の一面は、口内温度(92°F、3
3.3℃)で、約20%以下の固体脂肪含有率を有する
物質の組成物に関するものであって、この組成物は;(
a)100°F(37,8℃)において、(i)せん断
速度800sec −1で少なくとも約285ポアズの
粘度、せん断速度100sec −1で少なくとも約4
.0ポアズの粘度及びせん断速度10sec−1で少な
くとも約25.0ポアズの粘度、 (ii)少なくとも
約2500dyn /cm2の降伏点;(ili)少な
くとも約0. 20X 108dyn /cd−8ee
のチキソトロピー面積;及び(iv)少なくとも約50
%の液体/固体安定率を有する、食用で全部もしくは一
部非消化性の低カロリー脂肪物質、並びに(b)上記脂
肪代替物の溶媒として作用する食用で吸収消化性の食品
物質からなる。
非常に良好な非ロウ様の味を口内で呈するためには、組
成物は口内温度(92°F、33.3℃)で約10%以
下の固体脂肪含有率を有することが好ましく、最も好ま
しくは約5%以下である。
脂肪代替物の溶媒として作用する食用吸収消化性食品物
質は、トリグリセリド類、モノグリセリド類、ジグリセ
リド類、置換モノ−及びジグリセリド類、ポリグリセロ
ールエステル類、シトラス系油類、香味剤、食用アルコ
ール類、食用食品乳化剤及びそれらの混合物からなる群
より選択、されることが好ましい。最も好ましくは、食
品物質は、トリグリセリド類、置換モノ−及びジグリセ
リド類、及びそれらの混合物からなる群より選択される
。“置換”七ノー及びジグリセリド類とは、遊離ヒドロ
キシル基がC2Caの食用短鎖脂肪酸類で置換されたモ
ノ−及びジグリセリド類を意味する。
食用乳化剤としては、モノ−及びジグリセリド類、低級
スクロースエステル類(C1−04)、及び低級ポリグ
リセロールエステル類(C1−C4)等がある。
消化性食品物質は脂肪物質の融点(凝固点)を低下させ
ることができねばならない。凝固点降下は一般に次式: %式%)( 凝固点、T −純粋凝固点、X−モル分率、△Hr−融
解熱〕から計算される。
溶媒として使用される消化性食品物質の量及び種類は、
本発明の組成物が使用される最終食品製品に依有する。
例えば、この目的からみて好ましい食品物質はトリグリ
セリド類である。望ましいマーガリン製品は低固体脂肪
含有率及び低粘度を角°する。マーガリンが、口内唾液
がそれに作用してそれを転化させるには充分希薄である
ような至適粘度がある。マーガリンが充分希薄であれば
、唾液がそれに作用し得る前に口内で分散するようにな
る。別の例としてショートニング(Short−nln
g)は、揚げ物及び焼き物の分野でそれが使用されるこ
とから、実質的に可塑性でなければならない。しかしな
がら、口内で非常に硬く感じられるほど硬いものであっ
てはならない。総じて特定のトリグリセリド又は他の食
品物質が、それが使用される食品製品に応じて選択され
る。
トリグリセリド及び脂肪代替物(特にスクロースポリエ
ステル類)の特定比率がカロリー減少面で望ましいこと
が見出された。カロリー減少効果を最大にするためには
、約67%〜約90%のスクロースポリエステルが約3
3%〜約10%のトリグリセリドと混合される。現行の
政府規制で許容される最小限のカロリー減少効果を得る
ためには、約33%〜約90%のスクロースポリエステ
ルが約66%〜約10%のトリグリセリドと混合される
更に一層味のよい低カロリー脂肪物質を製造するための
本発明の他の方法は、口内で脂肪物質と水中油型乳剤を
形成し得る食用消化性食品乳化剤を脂肪物質に加えるこ
とからなる。口内唾液及び食品中の水は乳剤の水部分を
占め、−力木発明の脂肪物質及び食品中の油は油部分を
占める。脂肪物質が唾液と一緒に水中油型乳剤を形成す
る場合には、それは口内でロウ様の味を呈しない。摂取
後、食品乳化剤は脂肪物質が未消化のままで消化される
ため、脂肪物質はその元の形に変換する。
味のよい食品製品は、下痢副作用を生じないように製造
することができる。
水中油型乳剤を形成する乳化剤の傾向は、その親水性/
親油性バランス(HLB)によって測定される。本発明
の組成物に使用される乳化剤は、少なくとも2のHLB
値を有していなければならない。
本発明で使用される好毒しい食品乳化剤は、モノ−及び
ジグリセリド類、低級スクロースエステル類、低級ポリ
グリセロールエステル類、及びそれらの混合物からなる
群より選択される。
本発明の組成物は、低カロリー効果を付与するために、
あらゆる脂肪含有食品組成物において通常のトリグリセ
リド脂肪の一部又は全部代替物として使用することがで
きる。顕著な低カロリー効果をmるためには、食品組成
物中の脂肪の少なくとも約10%が本発明の組成物から
なることが必要である。他方、非常に低カロリーでこの
ため非常に望ましい本発明の食品組成物は、脂肪が本発
明の組成物の約100%までを占める場合に得られる。
したがって、本発明の組成物は、サラダもしくは調理用
油、又は可塑性ショートニング等において、通常のトリ
グリセリド脂肪の一部又は全部代替物として使用するこ
とができる。組成物は、マヨネーズ、マーガリン及び乳
製品のような脂肪含を食品製品において、通常のトリグ
リセリド脂肪の一部又は全部代替物として使用すること
もできる。
分析方法 ■、レオロジー測定 A、試料調製 低カロリー脂肪物質をマイクロ波オーブン中約150″
F(66℃)〜約170°F(77℃)で溶融させる。
これに約2分間要する。溶融した脂肪物質を100丁±
5″F (37,8℃±3℃)に保ち、試料3gをソロ
−(SoloR)プラスチック製スフレカップに入れて
秤量する。試料を次いで100丁±5°F(37,8℃
±3℃)で24時間再結晶させる。24時間後、断熱カ
ップ中の粘度計に入れ、粘度を測定する。
フエランチーシャーリー粘度計を粘度、降伏点及びチキ
ソトロピー面積の測定用に使用する。円錐を所定位置に
載置し、粘度計の温度を100°F(37,8℃)に調
節する。チャート記録計を較正し、円錐及び平板の間隔
を調節する。円錐速度を調べ、円錐及び平板の温度を1
00°F(37,8℃)に平衡させる。パネルコレステ
ロール類を2節する。十分量の試料を、間隙が完全に満
たされるように、平板及び円錐の間に充填する。温度を
100°F(37,8℃)で約30秒間安定化し、次い
で円錐の回転及び記録を開始させる。脂肪物質のレオグ
ラムを、粘度、降伏点及びチキソトロピー面積を調べる
ために記録し、分析する。粘度は、せん断速度800s
ec  、100sec  及ヒ10sec −1テ測
定サレ6゜l ■、液液体/固体安定測測 定料を完全に溶融するまで加熱し、完全に混合する。試
料を次いで100’F±5丁で遠心管に注入する。試料
をしかる後100’F±5丁で24時間再結晶させる。
試料を次いで37℃で1時間50.0OOrp−で遠心
分離する。分離した液体の%を次いで、液相及び固相の
相対的高さを比較することにより11定する。
■、固体脂肪含有率測定 SFC値を調べる前に、脂肪物質試料を温度158″F
(70℃)以上で少なくとも0.5時間又は試料が完全
に溶融するまで加熱する。溶融した試料を次いで温度4
0″F (4,4℃)で少なくとも72時間焼戻しする
。焼戻し後、温度100″F (37,8℃)の脂肪物
質のSFC値をパルス核磁気共鳴装置(PNMR)で調
べる。PNMRによる脂肪のSFC値測定方法は、マジ
ソン及びヒル、ジャーナル争オブ・アメリカン・オイル
Oケミスツソサイエテー、第55巻、1978年、第3
28−31頁(Madlson and Hlll、 
Journalof Amorican Oll Ch
emists’5oc1oty、Vol、55(i97
8)、 ppJ28−31 )  (参考のため本明細
書に包含される)に記載されている。
下記の例は更に説明するためのものであって、本発明を
限定するものではない。
例  1 比率45155 (227,3kg)で混合された、十
分に水素添加された大豆油及び一部水素添加された大豆
油のメチルエステル類、並びに水酸化カリウム18wt
%メタノール溶液36kgをステンレススチール製バッ
チ式反応器中で混合する。この混合物を次いで大気圧下
で1〜2時間撹伴しながら122°F(50℃)に加熱
する。この間に、メチルエステル類の一部をケン化する
。次いで系を減圧して、微量の残余メタノールを除去す
る。
粒状スクロース(45,5kg)をエステル:スクロー
スのモル比5:1となるように、石鹸/エステル混合物
に加える。炭酸カリウム(反応混合物の約0.5wt%
)を次いで混合物に加え、エステル交換反応を触媒させ
る。この混合物を攪拌し、約275°F(135℃)で
8時間以内減圧下で加熱し、モノ−、ジー及びトリスク
ロースエステル類製造する。少量のテトラ−及びペンタ
エステル類もこの段階で製造される。275″F(i3
5℃)にrめ加熱されたメチルエステル(276、7k
g)を追加し、エステル類ニスクロースのモル比を12
;1に維持する。反応条件が275″F(i35℃)で
安定化した時に窒素を導入して攪拌を強め、メタノール
除去を促進する。反応が進行するにつれて、反応混合物
は粘稠になり、しかる後希薄化する。この二次反応段階
は約24〜36時間続く。
反応混合物が希薄化した後、それを149°F(65℃
)〜185°F(85℃)に冷却する。粗製反応混合物
をメタノール、塩化ナトリウム及び水の希釈溶液と一緒
に攪拌する。この洗浄溶液の容量は反応混合物容量の2
0%〜40%である。
混合相を次いで約30〜60分間静置する。石鹸、過剰
の糖類及びメタノール含有の下相を除去廃棄する。精製
スクロースポリエステル類含有の上相を再度洗浄する。
通常2〜4回洗浄する。
スクロースポリエステル類を次いで反応混合物容量の1
0〜20%の1%氷酢酸水溶液で洗浄する。次いで同量
の水で洗浄する。
反応混合物を次いで176″F(80℃)、10mmH
g以下で30〜60分間水を除去して乾燥させる。フィ
ルトロール(FIILrol )  105(0,5v
t%)及び濾過助剤(0,5vt%)を加え、混合物を
167°F(75℃)〜185°F(85℃)で攪拌す
る。スラリーを0.  lvt%以下の微粉が得られる
までt濾過又は他の手段で分離する。液体を次いでln
mフィルターに通す。
精製漂白反応混合物を次いでステンレススチール製バッ
チ式反応器に戻して、大部分のメチルエステル類を留去
する。蒸溜は374″F (i90℃)〜482°F 
(250℃)約5ssHgで始まる。この段階は、蒸溜
の緩徐化が視覚的に明確になった場合に終了する。
スクロースポリエステルを次いでステンレススチール製
バッチ式脱臭器又は他の適切な装置中で374°F(1
90℃)〜482°F(250℃)、約5+gmHgで
蒸気を導入しながら脱臭する。脱臭はメチルエステル含
有量が200 rp−以下となるまで続ける。脱臭器内
容物を、次いで不活性ガスを導入しながら冷却する。1
49°F(65℃)に冷却後、脱臭器を大気圧に戻す。
スクロースポリエステルは清潔なステンレススチール製
ドラム中で貯蔵する。
この操作では、表1に掲載された脂肪酸組成のスクロー
スポリエステル製品を製造する。レオロジー及び下痢副
作用予防q効率は表2に掲載され−ている。
例2 比率55/45 (i6kg)で混合された、十分に水
素添加された大豆油及び接触硬化大豆油のメチルエステ
ル類、並びに水酸化カリウム15vt%メタノール溶液
2kgをステンレススチール製バッチ式反応器中で混合
する。この混合物を次いで大気圧下で1〜2時間撹伴し
ながら86°F(30℃)に加熱する。この間に、メチ
ルエステル類の一部をケン化する。次いで系を減圧して
、微量の残余メタノールを除去する。
粒状スクロース(3kg)をエステル:スクロースのモ
ル比5:1となるように、石鹸/エステル混合物に加え
る。炭酸カリウム(反応混合物の約0.5wt%)を次
いで混合物に加え、エステル交換反応を触媒させる。こ
の混合物を攪拌し、約275°F(135℃)で2.5
時間以内減圧下で加熱し、モノ−、ジー及びトリスクロ
ースエステル類製造する。少量のテトラ−及びペンタエ
ステル類もこの段階で製造される。275°F(135
℃)に予め加熱されたメチルエステル(i9,5kg)
を追加し、エステル類ニスクロースのモル比を12:1
に維持する。反応条件が275°F(135℃)で安定
化した時に窒素を導入して攪拌を強め、メタノール除去
を促進する。反応が進行するにつれて、反応混合物は粘
稠になり、しかる後希薄化する。この二次反応段階は約
4〜8時間続く。
反応混合物が希薄化した後、それを149°F(65℃
)〜185°F(85℃)に冷却する。粗製反応混合物
をメタノール、塩化ナトリウム及び水の希釈溶液と一緒
に攪拌する。この洗浄溶液の容量は反応混合物容量の2
0%〜40%である。
混合相を次いで約30〜60分間静置する。石鹸、過剰
の糖類及びメタノール含をの下相を除去廃棄する。精製
スクロースポリエステル類含有の上相を再度洗浄する。
通常2〜4回洗浄する。
スクロースポリエステル類を次いで反応混合物容はの1
0〜20%の1%氷酢酸水溶液で洗浄する。次いで同級
の水で洗浄する。
反応混合物を次いで176″F(80℃)、110l1
llH以下で30〜60分間水を除去して乾燥させる。
フィルトロール105 (0,5vL%)及び濾過助剤
(0,5νt%)を加え、混合物を167°F(75℃
)〜185°F(85℃)で攪拌する。
スラリーを0. 1wt%以下の微粉が得られるまで濾
過又は他の手段で分離する。液体を次いで1nmフィル
ターに通す。
精製漂白反応混合物をステンレススチール製バッチ式脱
臭器に入れ、大部分のメチルエステル類を留去する。蒸
溜は374°F(190℃)〜482°F(250℃)
、約5+nHgで始まる。この段階は、蒸溜の緩徐化が
視覚的に明確になった場合に終了する。
スクロースポリエステルを次いでステンレススチール製
バッチ式脱臭器又は他の適切な装置中で374”F (
i90℃)〜482°F(250℃)、約5gaHgの
下で蒸気を導入しながら脱臭する。
脱臭はメチルエステル含冑量が200 ppm以下とな
るまで続ける。脱臭器内容物を、次いで不活性ガスを導
入しながら冷却する。149°F(65℃)に冷却後、
脱臭器を大気圧に戻す一スクロースポリエステルは清潔
なステンレススチール製ドラム中で貯蔵する。
この操作では、表1に掲載された脂肪酸組成のスクロー
スポリエステル製品を製造する。レオロジー及び下痢副
作用予防有効率は表2に掲載されている。
表1及び2に示された結果は、例1及び2で製造された
スクロースポリエステル類が本発明の低カロリー脂肪物
質の特性を有することを示している。表1の第3欄は、
当業者に公知の方法で製造された液体スクロースポリエ
ステルの特性について示してるが、本発明には属さない
表2は、3つの試料について、レオロジー及び下痢副作
用予防有効率を比較している。例1及び2は本発明のレ
オロジー特性を有するが、液体スクロースポリエステル
は有していない。液体スクロースポリエステルは、摂取
時に15%の油分を失う。これに対し、例1及び2で製
造されたスクロースポリエステル類は油分を失わず(0
%)それらは下痢副作用を消失させる上で非常に有効で
あることを示している。
例1及び2のスクロースポリエステル類がスクロースポ
リエステル75%及びトリグリセリド25%の比率でト
リグリセリドと混合される場合には、摂取時に非常に味
がよくしかも下痢副作用を生じない組成物が製造される
表1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)100°F(37.8℃)において:(i)
    せん断速度800sec^−^1で少なくとも約2.5
    ポアズの粘度、せん断速度100sec^−^1で少な
    くとも約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10sec
    ^−^1で少なくとも約25.0ポアズの粘度;(ii
    )少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏点;(
    iii)少なくとも約0.20×10^6dyn/cm
    ^2・secのチキソトロピー面積;及び(iv)少な
    くとも50%の液体/固体安定率;を有する、食用で全
    部もしくは一部非消化性の低カロリー脂肪物質、並びに
    、 (b)上記脂肪物質の溶媒として作用する食用で吸収消
    化性の食品物質 からなる、口内温度(92°F、33.3℃)で約20
    %以下の固体脂肪含有率を有する物質の組成物。 2、脂肪物質が、ポリオール脂肪酸ポリエステル類、脂
    肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸類及
    びそれらの混合物からなる群より選択される、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 3、組成物が口内温度(92°F、33.3℃)で約1
    0%以下の固体脂肪含有率を有する、特許請求の範囲第
    2項記載の組成物。 4、組成物が口内温度で約5%以下の固体脂肪含有率を
    有する、特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5、消化性食品物質が、トリグリセリド類、モノグリセ
    リド類、ジグリセリド類、置換モノ−及びジグリセリド
    類、ポリグリセロールエステル類、シトラス系油類、香
    味剤、食用アルコール類、食用食品乳化剤及びそれらの
    混合物からなる群より選択される物質である、特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 6、消化性食品物質がトリグリセリド類、食用食品乳化
    剤及びそれらの混合物からなる群より選択される、特許
    請求の範囲第5項記載の組成物。 7、消化性食品物質がトリグリセリドである、特許請求
    の範囲第6項記載の組成物。 8、組成物が、非消化性脂肪物質約33%〜約90%及
    びトリグリセリド約10%〜約66%からなる、特許請
    求の範囲第7項記載の組成物。 9、組成物が、非消化性脂肪物質約67%〜約90%及
    びトリグリセリド約10%〜約33%からなる、特許請
    求の範囲第8項記載の組成物。 10、脂肪物質が少なくとも約90%の液体/固体安定
    率を有する、特許請求の範囲第2項記載の組成物。 11、脂肪物質が100°F(37.8℃)で少なくと
    も約5%の固体脂肪含有率を有する、特許請求の範囲第
    2項記載の組成物。 12、脂肪物質が少なくとも約10%の固体脂肪含有率
    を有する、特許請求の範囲第11項2記載の組成物。 13、脂肪物質が、糖脂肪酸ポリエステル類、糖アルコ
    ール脂肪酸ポリエステル類及びそれらの混合物(糖類及
    び糖アルコール類は4〜8個のヒドロキシル基を有し、
    各脂肪酸基は約8〜約22個の炭素原子を有する)から
    なる群より選択される、特許請求の範囲第2項記載の組
    成物。 14、脂肪物質がスクロース脂肪酸ポリエステル類から
    なり、ここにおいて、少なくとも約60%のポリエステ
    ル類がオクタエステル類である、特許請求の範囲第13
    項記載の組成物。 15、少なくとも約80%の脂肪酸類が、パルミチン酸
    、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、ベヘン酸及
    びそれらの混合物からなる群より選択される、特許請求
    の範囲第14項記載の組成物。 16、総脂肪成分の約10%〜約100%が下記の組成
    物である、非脂肪成分及び脂肪成分含有の低カロリー脂
    肪含有食品組成物: (a)100°F(37.8℃)において:(i)せん
    断速度800sec^−^1少なくとも約2.5ポアズ
    の粘度、せん断速度100sec^−^1で少なくとも
    約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10sec^−^
    1で少なくとも約25.0ポアズの粘度;(ii)少な
    くとも約2500dyn/cm^2の降伏点;(iii
    )少なくとも約0.20×10^6dyn/cm^2・
    secのチキソトロピー面積;及び(iv)少なくとも
    50%の液体/固体安定率;を有する、食用で全部もし
    くは一部非消化性の低カロリー脂肪物質、並びに、 (b)上記脂肪物質の溶媒として作用する食用で吸収消
    化性の食品物質 からなる、口内温度(92°F、33.3℃)で約20
    %以下の固体脂肪含有率を有する物質の組成物。 17、(a)100°F(37.8℃)において: (i)せん断速度800sec^−^1で少なくとも約
    2.5ポアズの粘度、100sec^−^1で少なくと
    も約4.0ポアズの粘度及び10sec^−^1で少な
    くとも約25.0ポアズの粘度; (ii)少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏
    点;(iii)少なくとも約0.20×10^6dyn
    /cm^2・secのチキソトロピー面積; (iv)少なくとも50%の液体/固体安定率;を有す
    る、食用で全部もしくは一部非消化性の低カロリー脂肪
    物質、並びに、 (b)口内において低カロリー脂肪物質と水中油型乳剤
    を形成することができる食品乳化剤からなる物質の組成
    物。 18、脂肪物質が、ポリオール脂肪酸ポリエステル類、
    脂肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸及
    びそれらの混合物からなる群より選択される、特許請求
    の範囲第17項記載の組成物。 19、食品乳化剤が、モノ−及びジグリセリド類、低級
    スクロースエステル類、低級ポリグリセロールエステル
    類及びそれらの混合物からなる群より選択される、特許
    請求の範囲第18項記載の組成物。 20、ポリオール脂肪酸ポリエステル類が、糖脂肪酸ポ
    リエステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類及び
    それらの混合物からなる群より選択される、特許請求の
    範囲第18項記載の組成物。 21、ポリオール脂肪酸ポリエステル類がスクロース脂
    肪酸ポリエステル類であり、ここにおいて、少なくとも
    約60%のポリエステル類がオクタエステル類である、
    特許請求の範囲第20項記載の組成物。 22、脂肪酸類が下記組成:パルミチン酸約9%〜約1
    2%;ステアリン酸約35%〜約53%;オレイン酸約
    19%〜約43%;リノール酸約2%〜約17%;リノ
    レン酸約0%〜約2%;アラキン酸約0%〜約2%;及
    びベヘン酸約0%〜約10%を有する、特許請求の範囲
    第21項記載の組成物。 23、総脂肪成分の約10%〜約100%が下記の組成
    物である、非脂肪成分及び脂肪成分含有の低カロリー脂
    肪含有食品組成物: (a)100°F(37.8℃)において:(i)せん
    断速度800sec^−^1で少なくとも約2.5ポア
    ズの粘度、100sec^−^1で少なくとも約4.0
    ポアズの粘度及び10sec^−^1で少なくとも約2
    5.0ポアズの粘度; (ii)少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏
    点;(iii)少なくとも約0.20×10^6dyn
    /cm^2・secのチキソトロピー面積; (iv)少なくとも50%の液体/固体安定率;を有す
    る、食用で全部もしくは一部非消化性の低カロリー脂肪
    物質、並びに、 (b)口内において低カロリー脂肪物質と水中油型乳剤
    を形成することができる食品乳化剤からなる物質の組成
    物。
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