JPS63220110A - プラスチツク眼鏡部材及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば、眼鏡のパッドやつるのモダンのよ
うなプラスチック眼鏡部材及びその製造方法に関する。

［従来の技術］ 従来の＠鏡のプラスチック眼鏡部材、特に顔の皮膚に接
触するパッドやつるのモダンは、強度上の必要から比較
的硬いプラスチック、例えばアセテ−１〜樹脂の単一構
成であり、パッドには金属のパッド芯が植設され、しか
も、ブランドを表示することがあっても、それの対象は
モダンに限られ。

表面に単に色入れ圧刻という方法がとられている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の技術のようにパッドやつるのモダンのように直接
皮膚に触れる部分が例えばアセテート系樹脂のような比
較的硬いプラスチックであると、皮膚に対する触感が悪
く、眼鏡のかけ具合が悪い。

しかも、ブランドを表示することがあっても、それの対
象はモダンに限られ、表面への単なる色入れ圧刻では、
余り体裁もよくなく高級感も乏しい上１表面を傷けるこ
とになり、使用によって表示自体も汚損・消滅される。

［問題点を解決するための手段］ この発明においては、眼鏡のプラスチック眼鏡部材、特
に顔の皮膚に接触するパッドやつるのモダンは、少なく
とも表層が軟質の透明プラスチックである基層及び表層
の二層積層のプラスチックで構成され、二層の中間に表
示体が挟在埋設されている。

そのプラスチック眼鏡部材を製造するのには、プラスチ
ック眼鏡部材の基層の表面に表示体を固着してから、更
に基層表面上に軟質の透明プラスチックのコーティング
を施すのである。

［作　　用］ プラスチック眼鏡部材の基層表面上にコーティングされ
た表層の軟質の透明プラスチックは、皮膚に対して触感
よく当り、基層及び表層の二層の中間に挟在埋設されて
いる表示体は、表層を通して表示され、表層によって保
護される。

［実　施　例コ この発明の実施例を図面に従って説明する。

プラスチック眼鏡部材としてこの発明の一実施例である
パッドが第１図及び第２図に示されている。

パッドの本体ｌは、アセテート系樹脂で成形されており
、パッド芯の基片２及び脚部３一部が本体ｌ内に埋設さ
れ、且つ脚部３が本体１の裏面から突出して、パッド芯
が本体ｌに固着されている（第２図（ａ）参照）。

基層となる本体ｌと表層となる比較内軟い透明なプラス
チック、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、又は
シリコン系樹脂のコーティング層４とは、二層積層体を
構成している。

そうして、二層の中間には、例えばブランド表示等の各
種文字、模様のマークに形成されためっき箔、エツチン
グ箔、ホットスタンプ箔、又は印刷層から成る表示体５
が挟在埋設されている。表示体の位置は１本体１内に埋
設されているパッド芯の基片に一致した位置が好ましい
６ 表示体５には、所望の色が与えられている。

図示の例は、コーティングは表示体固着側のみであるが
、製造工程の都合上全面でもよい。

次に、第１図のパッドの製造方法について述べる。普通
のパッドの本体１は、アセテート系樹脂で成形されてお
り、その成形に際し、金属のパッド芯の基片２及び脚部
３一部が本体ｌ内に埋設され、且つ脚部３が本体ｌの裏
面から突出して、パッド芯が本体ｌに固着されている。

このようなパッドの本体１の表面に例えばブランド表示
等の各種文字、模様のマークの表示体５を固着するので
あるが、それには、めっき又はエツチングによって製造
されたマーク等の形をした金属箔の小片を本体の表面の
適宜の箇所に接着する方法、ホットスタンプによってマ
ーク等の形の箔を同じように本体の表面に固着する方法
、又は、印刷によってマーク等を本体の適宜箇所に付け
る方法がとられる。印刷層は勿論のこと、金属箔にも所
望の色が与えることができる。

表示体５を固着する位置は、適宜でよいが、基片２と一
致させるのが好ましい。

しかる後１本体ｌの表示体固着側面、又は必要に応じ全
表面を比較内軟い透明なプラスチック。

例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、又はシリコン
系樹脂等でコーティングを施し、コーティング層４を形
成する。

かくして、この発明によるパッドができるのである。

上記の実施例では、パッド芯は、別体のものが本体ｌに
植設されいるが、本体１と同村で一体成形されているも
のでもよい（第２図（ｂ）参照）。

プラスチックｒＩｌ鏡部材としては、既述実施例のパッ
ドと同様に第３図及び第４図に示されているようなつる
のモダン６がある。

表示体の位置は、例えば１図示のようにモダンの後端部
の内側面、又は外側面が好ましい。

コーティングは、勿論、表示体の固着後で、施されるの
であり、それは表示体固着側面のみ、又は内外両側面に
施してもよく、特に表示体外側面固着の場合には、内側
面も含めて施されたコーティングはかけ具合の点でも効
果的である。

表示体及びコーティングに関するその他の具体的な点で
は、パッドの場合と同様である。

［発明の効果］ この発明によるパッドやつるのモダンのようなプラスチ
ック眼鏡部材は、埋設された表示体によってブランド表
示、ワンボ、（ントマーク、個人表示等を眼鏡に付ける
ことができ、軟いプラスチックのコーティングは、皮膚
に対する感触がよく、眼鏡のかけ具合をよくすると共に
１表示体を保護し、その脱落汚損を防止する。コーティ
ングのため、立体感をもたらす厚みのある表示体の使用
も可能となる。

特に、パッドにおいては、表示体の位置がパッド芯の基
片に一致していると、その基片の存在が目障りとならな
いばかりか表示体自体と基片の表面とが協同して一層、
立体感・高級感のある一つの表示となる。

各種金層箔や印刷店を表示体としているので、色彩・形
状を多様・複雑にでき、高級感を簡単に備えることがで
きる。特に、めっき箔やエツチング箔では、立体感・高
級感が高まる。

その製造方法は、既製のパッドやつるのモダンをそのま
ま利用することもでき、既製のものに簡ｍに高級感を与
えて付加価値を高め得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明によるパッドの斜視図。 第２図は、この発明によるパッドの側面図。 第３図は、この発明によるモダンの正面図。 第４図は、この発明によるモダンの平面図である。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも表層が軟質の透明プラスチックである
   基層及び表層の二層積層のプラスチックで構成され、二
   層の中間に表示体が挟在埋設されているプラスチック眼
   鏡部材
2. （２）プラスチック眼鏡部材がパッドである特許請求の
   範囲第１項に記載のプラスチック眼鏡部材
3. （３）プラスチック眼鏡部材がつるのモダンである特許
   請求の範囲第１項に記載のプラスチック眼鏡部材
4. （４）プラスチック眼鏡部材の基層の表面に表示体を固
   着してから、更に基層表面上に軟質の透明プラスチック
   をコーティングするプラスチック眼鏡部材の製造方法
5. （５）プラスチック眼鏡部材がパッドである特許請求の
   範囲第４項に記載のプラスチック眼鏡部材の製造方法
6. （６）プラスチック眼鏡部材がつるのモダンである特許
   請求の範囲第４項に記載のプラスチック眼鏡部材の製造
   方法