JP3099212U - テンプル - Google Patents

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野坂 和博
宮本 和義
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FUJII MANUFACTURING CO., LTD.
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Abstract

【課題】この考案の目的は、複雑な模様や立体的な模様で装飾されたテンプルを安価に提供することにある。
【解決手段】メガネフレームのテンプルに、デザインされたシールを貼着することにより、複雑な模様や立体的な模様の装飾を簡単に施すことができる。また、シールの上に透明又は半透明のカバーを設けることにより、耐久性を得ることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、メガネフレームの装飾に関し、特に、模様等が描かれたシールを用いて装飾を施したテンプルに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
メガネは、本来近視や遠視等の視力を矯正したり、紫外線等から目を保護するものであるが、同時にファッション性の高いものであり、アクセサリーとしての役割も重要である。
すなわち、実用性と共に新しいデザインや高級感を備えることが要求されるので、メガネフレーム全体の素材、形状、色彩等を工夫すると共に、各部材には様々な装飾が施されている。
【0003】
メガネフレームを構成する部材の中でもテンプルは、装飾を施す対象として最も重要な部分であり、例えば、その素材として貴金属を用いたり、或いはこれに立体的模様を施すことが広く行われている。
また、高価な貴金属に代えて、比較的安価な素材にメッキを施すことにより、貴金属と同等の光沢を得たり、同時に模様、図形、又は文字等による装飾を施すことも行われている。さらに、塗料を用いて色彩に富んだ模様等による装飾を施すことも広く行われている。
【0004】
模様、図形、又は文字等による装飾を施すことは、デザインの幅を広げる上で非常に有効であるが、メッキや塗装による方法では、複雑な模様や細かい模様を施すことは困難であり、また多くの時間を必要とする。また、立体的な模様とすることも非常に困難である。
【0005】
この考案は、メガネフレームのテンプルに、模様、図形、又は文字等による装飾を施すための簡単な方法を提供し、複雑な模様や立体的な模様で装飾を施したテンプルを安価に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、シールを貼着することにより装飾を施したことを特徴とするテンプルを採用したものであり、テンプルの素材表面に直接シールを貼着する手段の他、テンプルの素材表面を塗装して塗料層を形成し、塗料層の表面にシールを貼着する手段、又はテンプルの一部に樹脂を塗る又は樹脂製の基材を取り付けて、基材の表面にシールを貼着する手段を採用したものである。
【0007】
また、前記シールの上に、樹脂を塗布した手段、又は前記シールの上に、塗料層によるカバーを施した手段を採用したものである。
さらに、前記シールが、表面に凹凸を有するシールである手段を採用したものである。
また、この考案は、装飾体を備えたテンプルであって、該装飾体が表面に凹凸を有するシールと、該シールの上に設けられた透明又は半透明のカバーを具えているテンプルを採用したものである。
【0008】
【作用】
テンプルの素材表面等にシールを貼着することにより、複雑な模様や色彩に富んだ模様を簡単に施すことができる。
また、貼着するシール自体の形状をデザインすることにより、シールの厚みによって素材表面等の貼着面から浮き上がって見える模様とすることができる。同時に、シールと貼着面との配色によってデザインの幅を広げることができる。
さらに、表面に凹凸を有するシールを用いることにより、立体的な模様を得ることができる。
また、貼着したシールの上に、塗装などによりカバーを設けることにより、耐久性に優れた装飾とすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示すこの考案の実施の形態について説明する。
図1には、この考案の装飾を施したテンプルの一例が示され、テンプル1の側部には、シール2を貼着することにより装飾が施されている。
なお、テンプル1には、通常、モダン3及び丁番のこま4が設けられているが、設けられていないテンプル1であっても良い。
テンプル1の素材としては、一般的な金属及び樹脂等を用いることができ、表面にメッキを施したものでもよい。
【0010】
シール2としては、表面に模様等が印刷され、裏面に貼着用の糊が塗布されたものが好ましい。
シール2の形状について、図2を参照して説明する。
図2(a)は、模様5が印刷された矩形のシール2を示している。
図2(b)はシール2の外形を、表面の模様5に合わせた形状として、その外周部を切り取ったものである。このように、模様5と合わせた形状とすることにより、模様5と貼着面との色彩のコントラストが得られると共に、模様5が貼着面から浮き上がって見えるようになるので、大きな装飾効果を得ることができる。
なお、図2(b)では、模様5の外周部のみを切り取っているが、内部を切り抜くように切り取ることも、デザインの幅を広げるのに有効である。
【0011】
図2(c)は表面の模様5に合わせて、図2(d)に示すようにシール2の表面に凹凸を設けたものである。このように、凹凸を有する模様5とすることにより、立体的な模様とすることが可能となる。特に、シール2の表面を貴金属の光沢を備えたものとすることにより、高級感のある装飾とすることができる。
【0012】
次に、テンプル1にシール2を貼着する貼着面について説明する。
図3(a)(b)は、図2(a)で示したシール2を、テンプル1の素材表面に直接貼着した場合を示す。
図4(a)(b)は、図2(b)で示したシール2を、同様にテンプル1の素材表面に直接貼着しているが、テンプル1の一部に矩形の凹部6を形成して貼着面としている。このように凹部6を用いることにより、シール2を貼着する際の位置決めが容易となり、シール2が剥がれ難くなるなどの利点がある。
【0013】
図5(a)(b)は、テンプル1の一部に形成した矩形の凹部6を、塗装することにより塗料層7を形成して貼着面とし、図2(c)で示したシール2を貼着している。これによって、模様5及び塗料層7の彩色が自由になり、双方の色彩のコントラストによって模様5が強調され、デザインの幅を広げることができる。
【0014】
図6(a)(b)は、テンプル1の一部を矩形に切り抜いた後、樹脂製の基材8を接着等により取り付けて、貼着面を形成した場合を示している。基材8の色彩を選択することにより、上記の塗料層7を形成した場合と同様の効果を発揮することができる。
【0015】
次に、シール2の上に設けるカバーについて説明する。透明又は半透明の材質を用いてカバーを設けることにより、貼着したシールが剥離したり汚れたりする心配がなくなり、耐久性に優れた装飾とすることができる。また、カバーの表面に丸みを持たせることにより、模様等が拡大され、強調される効果がある。
カバーを形成する方法としては、樹脂製の板や膜を接着等によって取り付ける方法、又はシールの表面を塗装して塗料層を形成する方法が好ましい。
【0016】
図7(a)は、図2(a)に示したシール2を、テンプル1の素材表面上に直接貼着した後、塗料層によるカバー9を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、テンプル1の素材と塗料層によるカバー9の間に挟まれることになる。
図7(b)は、テンプル1の一部に凹部6を形成して貼着面とし、図2(b)に示したシール2を貼着した後、塗料層によるカバー9を設けた例を示す。この場合も、貼着したシール2は、テンプル1の素材と塗料層によるカバー9の間に挟まれることになる。
図7(c)は、テンプル1の一部に凹部6を形成して貼着面とし、図2(b)に示したシール2を貼着した後、樹脂製のカバー10を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、テンプル1の素材と樹脂製のカバー10の間に挟まれることになる。
【0017】
図8(a)は、テンプル1の一部に形成した矩形の凹部6を、塗装することにより塗料層7を形成して貼着面とし、図2(c)に示したシール2を貼着した後、塗料層によるカバー9を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、塗料層7と塗料層によるカバー9の間に挟まれることになる。
図8(b)は、テンプル1の一部に形成した矩形の凹部6を、塗装することにより塗料層7を形成して貼着面とし、図2(c)に示したシール2を貼着した後、樹脂製のカバー10を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、塗料層7と樹脂製のカバー10の間に挟まれることになる。
【0018】
図8(c)は、テンプル1の一部を切り取り、樹脂製の基材8を接着等により取り付けて貼着面を形成し、図2(c)に示したシール2を貼着した後、塗料層によるカバー9を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、樹脂製の基材8と塗料層によるカバー9の間に挟まれることになる。
図8(d)は、テンプル1の一部を切り取り、樹脂製の基材8を接着等により取り付けて貼着面を形成し、図2(c)に示したシール2を貼着した後、樹脂製のカバー10を設けた例を示す。この場合、貼着したシール2は、樹脂製の基材8と樹脂製のカバー10の間に挟まれることになる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、模様、図形又は文字等が描かれたシールを貼着することにより、複雑な模様や色彩に富んだ模様、さらには立体的な模様で装飾されたテンプルを簡単に製作することが可能であり、高級感を備え、豊富なデザインを備えたテンプルを安価に提供することができる。
また、貼着したシールの上に透明又は半透明のカバーを設けることにより、耐久性に優れた装飾とすることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の装飾を施したテンプルを示す概略斜視図である。
【図2】この考案のテンプルの装飾に用いるシールの形状を示し、
(a)は模様が印刷された矩形のシールの平面を示す図である。
(b)は模様に合わせた形状としたシールの平面を示す図である。
(c)は表面に凹凸を設けたシールの平面を示す図である。
(d)は(c)の断面を示す図である。
【図3】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着するための貼着面を示し、
(a)はテンプルの素材表面を貼着面とした場合の平面を示す図である。
(b)は(a)の断面を示す図である。
【図4】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着した例を示し、
(a)はテンプルの一部に凹部を設けて貼着面とした場合の平面を示す図である。
(b)は(a)の断面を示す図である。
【図5】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着した他の例を示し、
(a)はテンプルの一部に形成した凹部に、塗料層を形成して貼着面とした場合の平面を示す図である。
(b)は(a)の断面を示す図である。
【図6】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着した場合のさらに他の例を示し、
(a)はテンプルの一部を矩形に切り抜いた後、樹脂製の基材8を取り付けて貼着面を形成した場合を示す図である。
(b)は(a)の断面を示す図である。
【図7】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着した場合のさらに他の例を示し、
(a)は、図2(a)に示したシールを直接貼着した後、カバー9を設けた例を示す図である。
(b)は、図2(b)に示したシールを貼着した後、カバー9を設けた例を示す図である。
(c)は、図2(b)に示したシールを貼着した後、カバーを設けた例を示す図である。
【図8】この考案のテンプルにおいて、シールを貼着した場合のさらに他の例を示し、
(a)は、凹部内の貼着面に、図2(c)に示したシールを貼着した後、塗料層のカバーを設けた例を示す図である。
(b)は、凹部内の貼着面に、図2(c)に示したシールを貼着した後、樹脂製のカバーを設けた例を示す図である。
(c)は、テンプルに設けた孔内に貼着面を形成し、図2(c)に示したシールを貼着した後、カバーを設けた例を示す図である。
(d)は、テンプルに設けた孔内に貼着面を形成し、図2(c)に示したシールを貼着した後、カバーを設けた例を示す図である。
【符号の説明】
1……テンプル
2……シール
3……モダン
4……丁番のこま
5……模様
6……凹部
7……塗料層
8……基材
9……塗料層によるカバー
10……樹脂製のカバー

Claims (8)

  1. シールを貼着することにより装飾を施したことを特徴とするテンプル。
  2. テンプルの素材表面に直接シールを貼着した請求項1記載のテンプル。
  3. テンプルの素材表面を塗装して塗料層を形成し、該塗料層の表面にシールを貼着した請求項1記載のテンプル。
  4. テンプルの一部に樹脂を塗る又は樹脂製の基材を取り付けて、該基材の表面にシールを貼着した請求項1記載のテンプル。
  5. 前記シールの上に、樹脂を塗布した請求項1〜4記載のテンプル。
  6. 前記シールの上に、塗料層によりカバーを施した請求項1〜4記載のテンプル。
  7. 前記シールが、表面に凹凸を有するシールである請求項1〜6記載のテンプル。
  8. 装飾体を備えたテンプルであって、該装飾体が表面に凹凸を有するシールと、該シールの上に設けられた透明又は半透明のカバーとを具えていることを特徴とするテンプル。
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