JP2001305487A - 眼鏡及び眼鏡枠 - Google Patents

眼鏡及び眼鏡枠

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JP2001305487A
JP2001305487A JP2000122991A JP2000122991A JP2001305487A JP 2001305487 A JP2001305487 A JP 2001305487A JP 2000122991 A JP2000122991 A JP 2000122991A JP 2000122991 A JP2000122991 A JP 2000122991A JP 2001305487 A JP2001305487 A JP 2001305487A
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JP
Japan
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spectacle frame
foil
metallic
metal foil
metal
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JP2000122991A
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Tetsuo Yoshioka
鐵夫 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡枠の表面の全部または一部に金属光沢の
装飾面を備えた眼鏡枠及び眼鏡に関し、高級感があっ
て、多様な形態での装飾が可能な新たな表面装飾を施し
た眼鏡及び眼鏡枠を提供する。 【解決手段】 眼鏡枠の表面装飾として、金、銀、プラ
チナ、銅、アルミニウムなどの金属箔ないし金属粉を用
いる。金属箔は、眼鏡の枠やレンズに貼着することによ
り、その表面を装飾する。金属粉は、眼鏡枠の表面の所
望の領域に接着することにより、あるいは樹脂や金属鋳
物内に分散させることにより、眼鏡枠を装飾する。眼鏡
枠は、金属箔を貼着して保護コーティング層で覆った装
飾面を有している。眼鏡枠は、金箔ないし金属粉を分散
した合成樹脂部分ないし金属鋳物部分を備えている。眼
鏡は、レンズの周縁部に金属箔を貼着して保護コーティ
ング層で覆った装飾面を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、眼鏡枠の表面の
全部または一部に金属光沢を有する装飾部分を備えた眼
鏡枠及びレンズの一部に金属光沢の装飾面を備えた眼鏡
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】眼鏡は顔面に装着するものであるため、
種々の装飾が施されている。装飾の中心は、フロントの
眉やブリッジの部分、鎧及びテンプルのフロント側の部
分が中心であり、これらの部分は、金属または樹脂製で
ある。装飾は、金属や樹脂に装飾的な形状を施すこと、
宝石、七宝、鎖などの装飾部品を眼鏡枠に取付けるこ
と、枠自体や装飾部品に印刷やメッキなどの表面装飾を
施すこと等によって行われる。
【0003】眼鏡枠に対する表面装飾の手法として、従
来、印刷、メッキ、転写などが用いられている。印刷は
主にシルクスクリーン印刷で、フレーム本体や装飾部品
の表面に直接印刷されることもあるし、下地層を設けて
その上に印刷をすることもある。メッキは、電気メッ
キ、イオンプレーティング、スパッタリングなどで、イ
オンプレーティングによるカラーメッキやメッキをした
上に更に印刷を施すなどの手法により、装飾性を高める
工夫がなされている。また、転写は、樹脂や七宝の表面
に染料を転写して、表面装飾を行なうときに主に用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、眼鏡枠に
より多様な装飾性が要求されていることに鑑み、高級感
があって、多様な形態での装飾が可能な新たな表面装飾
を施した眼鏡及び眼鏡枠を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この出願の発明は、眼鏡枠の表面装飾として、金、
銀、プラチナ、銅、アルミニュームなどの金属箔ないし
金属粉を用いている。金属箔は、眼鏡の枠やレンズに貼
着することにより、その表面を装飾する。金属粉は、眼
鏡枠の表面の所望の領域に接着することにより、あるい
は樹脂や金属鋳物内に分散させることにより、眼鏡枠を
装飾する。
【0006】この出願の請求項1に係る眼鏡枠は、金属
箔を貼着して保護コーティング層で覆った装飾面を有し
ていることを特徴とする。請求項2に係る眼鏡枠は、上
記手段による装飾面が凹凸を有する装飾部品の表面であ
ることを特徴とするものである。
【0007】この出願の請求項3に係る眼鏡枠は、金箔
ないし金属粉を分散した合成樹脂部分を備えている眼鏡
枠である。また請求項4に係る眼鏡枠は、金属箔ないし
金属粉をこれより融点の低い金属中に分散した装飾面を
備えている眼鏡枠である。
【0008】この出願の請求項5に係る眼鏡は、レンズ
の周縁部に金属箔を貼着して保護コーティング層で覆っ
た装飾面を備えていることを特徴とするものである。。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この出願に係る眼鏡枠の
第1実施形態を概念的に示した図である。この第1実施
形態は、ブレース、ブリッジ、テンプル、鎧などの眼鏡
部品の表面全体に金箔、銀箔、銅箔、アルミニウム箔な
どの金属箔を貼着した形態で、金属製または合成樹脂製
の眼鏡部品1の表面に接着剤層2を塗布またはスクリー
ン印刷などによって印刷して、その上に金属箔3を貼着
し、更にその上を透明樹脂からなる保護コーティング層
4で覆ったものである。保護コーティング層4は、硬度
の高い透明樹脂で形成するのがよく、例えば、アクリ
ル、透明ポリウレタン、シリコン樹脂などを用いること
ができる。接着剤層2は各種の合成樹脂系接着剤を用い
て形成することが可能であり、保護コーティング層4と
同一の樹脂とすることもできる。
【0010】図2は、眼鏡部品の表面の一部に金属箔を
貼着した眼鏡枠の概念図である。この形態では、眼鏡部
品1の表面に所望の図柄の接着剤層2を形成し、その上
に金属箔3を貼着して接着剤が乾燥した後、余分の金属
箔3を擦り落とし、その上に保護コーティング層4をシ
ルクスクリーン印刷によって設ける。この形態では、漆
器に用いられている蒔絵に類似した技法を用いることが
でき、金属箔3を砕片状の箔や金属粉によって形成する
ことができる。更にこの第2実施形態においては、眼鏡
部品1の表面に凹凸を形成して、その凹凸模様と金属箔
3を貼着した部分の図柄との組合せにより、多様な装飾
を施すことができる。眼鏡部品1の表面の凹凸は、塗料
や接着剤の印刷厚さの変化によって形成することもでき
る。また、表面に凹凸模様を有する装飾部品に、この第
2実施形態により金属箔を貼着して眼鏡枠のブリッジ、
鎧、テンプルなどの部品に嵌め込む構造とすることもで
きる。
【0011】図3及び図4は、金属箔による装飾と印刷
による装飾とを組合せたもので、1は眼鏡部品、2は接
着剤層、3は金属箔、4は保護コーティング層、5は印
刷インク層である。図3の実施形態では、金属箔3の上
にスクリーン印刷等により所望の図柄の印刷インク層5
を設けた後で保護コーティング層4を設けている。図4
の第4実施形態では、金属箔3に対する保護コーティン
グ層4を形成した後で、その保護コーティング層4の表
面に印刷を行なっている。この第3及び第4実施形態の
ものでは、眼鏡部品1の表面の凹凸模様、金属箔3の図
柄及び印刷インク層5の図柄と色彩との組合せにより、
眼鏡枠の表面に多種多様な装飾を施すことができる。
【0012】図5は、表面に凹凸を有する眼鏡部品1
に、更に印刷された顔料による凸部6を形成して、その
上に金属箔層3を設けた形態を示した図である。図の例
では、凹凸を設けた表面全体に金属箔3を貼着している
が、例えば漆器で用いられる沈金に類似した手法によ
り、凹部にのみ金属箔や金属粉を沈ませて装飾を施すこ
ともできる。この形態の装飾を施した具体的な眼鏡枠の
例を図11に示す。この実施例では、チタン製の眼鏡フ
レームのテンプル12の蝶番13側の部分に、凹凸模様
を設けた鋳造部品の表面に金箔を貼着した装飾部品14
を嵌め込んで固定したものである。
【0013】図6は、樹脂成形品からなる眼鏡部品の樹
脂中に金属箔の砕片ないし金属粉7を分散させたもの
で、樹脂製の眼鏡枠や金属製眼鏡枠のパッド15や耳掛
け16(図11参照)の装飾構造として用いることがで
きる。例えば、パッド15はシリコン系の半透明な合成
樹脂部品であるが、このパッドを成形する樹脂中に金箔
やプラチナ箔7を混入して成形することにより、従来に
ない形態での装飾が可能である。
【0014】図7は、この出願に係る眼鏡枠の第7実施
形態を概念的に示す図で、眼鏡部品1に形成した透かし
窓8の部分に砕片状の金属箔や金属粉7を分散した樹脂
製の装飾部品9を設けたものである。装飾部品9の樹脂
として例えば着色した透明樹脂を用いれば、樹脂内に分
散した金属箔や金属粉との組合せによる従来にない装飾
が可能になる。
【0015】図12は、第7実施形態を具体的に適用し
た眼鏡枠の例を示した図である。この第2実施例の眼鏡
枠では、テンプル12の蝶番13側の端部に透かし窓8
を設けて、この透かし窓の部分に金箔の砕片を混入した
着色透明合成樹脂からなる装飾部品9を嵌め込んだ構造
である。
【0016】このような装飾構造は、図8に示すように
眼鏡部品1に設けた透かし窓8に採用した場合と、凹所
10に採用した場合とで異なる装飾効果を付与すること
ができる。凹所10に金属箔ないし金属粉7を分散した
透明ないし半透明の樹脂9による装飾を設けたときは、
凹所10の底面からの反射により、透かし窓8に同様の
ものを設けた場合とは異なる装飾効果が得られるのであ
る。
【0017】図9は、本出願に係る眼鏡枠の第9実施形
態を示した図で、融点の低い金属製の眼鏡部品1に、こ
れより融点の高い金属の箔ないし粉11を分散した形態
である。これは、例えば金無垢の眼鏡枠または眼鏡枠に
取付ける金無垢の装飾部品に、金より融点の高いプラチ
ナ箔を分散して鋳造することにより形成できる。この形
態では、母材金属の表面に現れた異種金属の箔や粉11
が、母材表面に霜降り状の装飾模様を形成することとな
り、従来にはなかった全く新しい装飾を眼鏡枠に付与す
ることができる。
【0018】図10はこの出願の発明に係る眼鏡の一実
施例を示した図で、レンズ17の下辺部分に金属箔から
なる模様18を設けたものである。この模様18は、眼
鏡枠に箔を貼着する場合と同様に、レンズ17の表面に
スクリーン印刷により所望の図柄の接着剤層を形成し、
金箔や白金箔を貼着して接着剤が乾燥した後、余分の箔
を擦り落した後、保護コーティング樹脂をスクリーン印
刷することによって形成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の眼鏡枠の概念図
【図2】第2実施形態の眼鏡枠の概念図
【図3】第3実施形態の眼鏡枠の概念図
【図4】第4実施形態の眼鏡枠の概念図
【図5】第5実施形態の眼鏡枠の概念図
【図6】第6実施形態の眼鏡枠の概念図
【図7】第7実施形態の眼鏡枠の概念図
【図8】第8実施形態の眼鏡枠の概念図
【図9】第9実施形態の眼鏡枠の概念図
【図10】眼鏡の実施例を示す模式的な斜視図
【図11】第5実施形態及び第6実施形態の具体例を示
す斜視図
【図12】第7実施形態の具体例を示す斜視図
【符号の説明】
1 眼鏡部品 2 接着剤層 3 金属箔 4 保護コーティング層 5 印刷インク層 6 凸部 7 金属紛 8 透かし窓 9 樹脂装飾品 10 凹所 11 金属箔ないし金属紛 12 テンプル 13 蝶番 14 装飾部品 15 パッド 16 耳掛け 17 レンズ 18 模様

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔を貼着して保護コーティング層で
    覆った装飾面を有していることを特徴とする、眼鏡枠。
  2. 【請求項2】 装飾面が凹凸を有する装飾部品の表面で
    あることを特徴とする、請求項1記載の眼鏡枠。
  3. 【請求項3】 金箔ないし金属粉を分散した合成樹脂部
    分を備えている、眼鏡枠。
  4. 【請求項4】 金属箔ないし金属粉をこれより融点の低
    い金属中に分散した装飾面を備えている、眼鏡枠。
  5. 【請求項5】 レンズの周縁部に金属箔を貼着して保護
    コーティング層で覆った装飾面を備えている、眼鏡。
JP2000122991A 2000-04-24 2000-04-24 眼鏡及び眼鏡枠 Pending JP2001305487A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013525846A (ja) * 2010-04-21 2013-06-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 金属検出可能なレンズキャリア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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