JP3095870U - 眼鏡部品の装飾構造 - Google Patents

眼鏡部品の装飾構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な設備を要することなく、且つ、煩雑な
手間もかけないで、多様な装飾性を付与することができ
る、眼鏡部品の装飾構造を提供する。 【解決手段】 眼鏡10を構成する部品24の少なくと
も一部に装飾部28が付与される眼鏡部品の装飾構造で
あって、熱収縮性を有し、部品24の少なくとも一部に
被覆される筒状の被覆部材30と、部品24の表面と被
覆部材30との間に配置されるたとえばネット状の装飾
片32とを含み、被覆部材30が熱収縮されることによ
り、装飾片32が部品24の表面に密着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、眼鏡部品の装飾構造に関し、特に、テンプル、ブリッジ、智、ブ レースバー、ブローバーA、ブローバーB、リム、リムバー、まゆ(眉)、モダ ン等、種々の眼鏡部品の装飾構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術には、メガネフレームの表面にインクを用いて印刷することで所定 の模様,図形または文字を形作ったインク層を形成し、該インク層の上に箔を貼 着するメガネフレームの装飾形態があった(例えば、特許文献1参照。)。 また、従来の技術には、メガネフレーム及びその部品の外側表面を部分的に透 明なまま残して、残りの表面部分を赤外線照射によって荒し、そこへ金属微粒子 を塗布し、その上から塗料を吹付けた後、該塗料が吹付けられた部分に文字又は 模様を印刷し、さらに、全体的にクリアコートで吹付けた後、乾燥させることに よって、あたかも外側表面に開口部を有する金属製の中空柱状体の如き外観を呈 する様に装飾を施した樹脂製メガネフレーム及びその部品があった(例えば、特 許文献2参照。)。 さらに、従来の技術には、着色剤を含む熱可塑性樹脂材からなる眼鏡部品の表 面に、所要の凹凸形状にホットプレスを施すことによって、当該部品表面の凹凸 部分に色の濃淡による立体的な装飾模様を形成する立体装飾模様を有するプラス チック眼鏡部品があった(例えば、特許文献3参照。)。 さらに、従来の技術には、合成樹脂基体の外面に凹部を形成し、該凹部に合成 樹脂装飾片を嵌め込んで接合一体化することによって、誇張感を呈した合成樹脂 製メガネ部品のインレイ装飾構造があった(例えば、特許文献4参照。)。 また、従来の技術には、透光性もしくは半透光性のプラスチック材料からなる 外生地と、少なくとも一部に嵌合孔が配設された芯金部材と、装飾片とを有し、 装飾片を芯金部材の嵌合孔に嵌合した状態で外生地の内部に封入して形成した眼 鏡の装飾テンプルおよびその製造方法があった(例えば、特許文献5参照。)。 また、従来の技術には、金属製のテンプルの表面にメッキを施した後、メッキ の表面にプライマーを塗布し、さらに、該プライマーに金属箔を張り付け、それ から、プライマーと金属箔とを樹脂の膜でコーティングした眼鏡枠があった(例 えば、特許文献6参照。)。 さらに、従来の技術には、メガネフレームの部品を貫通して形成した開口穴に 樹脂を充填し、樹脂層内には模様や文字等を形成したシートを埋着した後、該シ ートに金属酸化物を真空蒸着して金属酸化物被膜を形成したメガネフレームのス テンド風装飾体及びその製造方法があった(例えば、特許文献7参照。)。 さらに、従来の技術には、眼鏡構成部材に、はめ込み穴を有する装飾部材はめ 込み用空洞形成部を備え、該装飾部材はめ込み用空洞形成部の少なくとも1つの 面に、透かし彫りのデザインカットが施された透孔を設け、はめ込み穴に装飾部 材を挿入固定した眼鏡構成部材があった(例えば、特許文献8参照。)。
【0003】
【特許文献1】 実用新案登録第3082263号公報(第5−7頁、図1、図2)
【特許文献2】 実用新案登録第3083947号公報(第6−7頁、図2、図6)
【特許文献3】 実用新案登録第3044361号公報(第5−7頁、図2、図3)
【特許文献4】 実用新案登録第3059611号公報(第5−6頁、図1−図3)
【特許文献5】 特開2001−343615号公報(第3頁、図1−図3)
【特許文献6】 実開平6−4736号公報(第5−7頁、図1、図2)
【特許文献7】 特開平9−90294号公報(第3頁、図2、図3)
【特許文献8】 特開平11−133363号公報(第2−3頁、図4−図12)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の技術では、メガネ部品の表面に 形成されたインク層の上に箔を貼着する場合、約130℃の高温に加熱して箔を インク層に貼着するため、箔を貼着した後、乾燥機でベースであるインク層の溶 剤を蒸発させ、さらに、100℃で30分程、本焼きする必要がある。この場合 、装飾形態の製造工程数が多いものとなり、容易にはメガネ部品に装飾を付与す ることができない。 特許文献2に記載された従来の技術は、弾性を有する透明な熱可塑性樹脂を成 型してなるメガネフレーム及びその部品に対して特に効果的に装飾を施すもので あって、しかも、メガネフレーム及びその部品の外側表面を部分的に透明なまま 残して、残りの表面部分を赤外線照射により荒し、そこへ金属微粒子を塗布した 後、塗料を吹付けてその部分に印刷部を形成し、さらに、全体的にクリアコート を吹付けるため、製造工程数が多く、手間のかかるものである。 特許文献3に記載された従来の技術では、所要の凹凸が刻設されたプレス金型 を用いて、眼鏡部品の表面をホットプレスすることにより装飾模様を形成するた め、プレス金型およびホットプレス機等の付帯設備が必要となり、眼鏡部品の表 面に手軽に装飾を施すことができない。 特許文献4に記載された従来の技術では、メガネ部品の合成樹脂基体の表面に 、装飾片の外形輪郭と同一輪郭に形成された凹部を設ける必要がある上、該凹部 に装飾片を嵌め込んだ際、装飾片と凹部との接合力を強固にするためには、高周 波溶接等の圧着手段が必要となり、製造工程上、手間のかかるものとなる。 特許文献5に記載された従来の技術では、製造方法が煩雑な上、外生地を作製 するための金型、そして、装飾片が嵌合された芯金部材を挟持する2つの外生地 同志を加熱溶着させるヒートシール機等の溶着手段が必要となり、製造コストも 高くつく。 特許文献6に記載された従来の技術では、テンプルをメッキ浴中に浸漬してメ ッキを施した後、メッキの表面を洗浄してプライマーを塗布し、さらに、プライ マーが乾燥してから、プライマー表面に金属箔を張り付け、その後、プライマー および金属箔を樹脂の膜で被覆するという製造工程を有するため、工程数が多く 煩雑なものとなる。 特許文献7に記載された従来の技術では、メガネフレームの部品に開口穴を貫 通させた後、該開口穴に樹脂を充填し、さらに、樹脂層内に模様や文字等を形成 したシートを埋着して、該シートに金属酸化物を真空蒸着させるので、装飾方法 が複雑となる。しかも、シートに金属酸化物の被膜を形成するため、真空釜、真 空ポンプ、レーザー等を含む蒸着装置が必要となり、製造コストも高くつく。 特許文献8に記載された従来の技術では、装飾部材を取付ける部分にはめ込み 穴を設ける必要があり、さらに、装飾部材を該はめ込み穴に嵌め込んで装飾部材 を固定する場合に、両面テープ、接着剤、かしめ止め等により固定するため、固 定の仕方が煩雑なものとなっている。しかも、装飾部材はめ込み用空洞形成部に は、装飾部材をはめ込み穴に埋め込んだときに透けて見える構造の透孔も設ける 必要があり、装飾方法をより一層煩雑なものにしている。
【0005】 それゆえに、本願考案の主たる目的は、特別な設備を要することなく、且つ、 煩雑な手間もかけないで、多様な装飾性を付与することができる、眼鏡部品の装 飾構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる本願考案は、眼鏡を構成する部品の少なくとも一部に装飾部 が付与される眼鏡部品の装飾構造であって、熱収縮性を有し、部品の少なくとも 一部に被覆される筒状の被覆部材を含み、被覆部材が熱収縮されることにより、 装飾部が部品の表面に密着されることを特徴とする、眼鏡部品の装飾構造である 。 請求項2にかかる本願考案は、請求項1にかかる考案に従属する眼鏡部品の装 飾構造であって、装飾部は、部品の表面と被覆部材との間に配置される装飾片を 含み、被覆部材が熱収縮されることにより、装飾片が部品の表面に密着されるこ とを特徴とする。 請求項3にかかる本願考案は、請求項2にかかる考案に従属する眼鏡部品の装 飾構造であって、装飾片は、ネット状部を有することを特徴とする。 請求項4にかかる本願考案は、請求項2にかかる考案に従属する眼鏡部品の装 飾構造であって、装飾片は、文字、記号、模様、図柄等の表示部を表示する印刷 層を含むことを特徴とする。 請求項5にかかる本願考案は、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる考案に 従属する眼鏡部品の装飾構造であって、被覆部材は、着色部を含むことを特徴と する。 請求項6にかかる本願考案は、請求項2〜4のいずれかにかかる考案に従属す る眼鏡部品の装飾構造であって、装飾片は、着色部を含むことを特徴とする。 請求項7にかかる本願考案は、請求項1〜請求項6のいずれかにかかる眼鏡部 品の装飾構造であって、被覆部材は、シュリンクフイルムまたはシュリンクラベ ルを含むことを特徴とする。 請求項8にかかる本願考案は、請求項1〜請求項7のいずれかにかかる眼鏡部 品の装飾構造であって、被覆部材は、文字、記号、模様、図柄等の表示部を表示 する印刷層を含むことを特徴とする。 [作用] 本願考案では、被覆部材が熱収縮されることによって、該被覆部材が眼鏡を構 成する部品の表面に密着するので、装飾部は部品の表面に強固に密着する。 また、本願考案では、装飾部が部品の表面と被覆部材との間に配置される装飾 片を含むようにすると、被覆部材が熱収縮されることにより、装飾片が被覆部材 とともに部品の表面に密着される。つまり、被覆部材は、装飾片を部品の表面に 密着させて固定する。そして、部品の表面に密着した装飾片は、熱収縮された被 覆部材によって、外部からの種々の悪影響から保護することができる。 したがって、眼鏡を繰返し長期間使用した場合に、顔(頭部の前面)や側頭部 と該部品とが摩れることによる摩耗、あるいは、眼鏡使用者の汗および眼鏡使用 者が使っている化粧品,整髪用品の化粧液,整髪液による劣化などを防止するこ とができる。すなわち、本願考案にかかる眼鏡部品の装飾構造では、装飾片を被 覆部材で保護することができるため、眼鏡を繰返し使用しても、装飾片が有する 当初の装飾効果をそのまま継続して長期間維持することが可能となる。 さらに、本願考案では、被覆部材を部品の表面に密着させることにより、装飾 片を部品の表面に密着させるので、該装飾片は、部品と被覆部材との間で移動す る恐れがない。そのため、該装飾片の位置ずれを防止することが可能となる。 また、本願考案では、装飾片がネット状部を有することにより、眼鏡部品の表 面には、該ネット状部の網目で隠蔽される部位とそうでない部位(露出部)とに 分けられる。この場合、該網目により陰影が表出され、観察される視線の方向に よって、眼鏡部品の表面に微妙なトーン(調子)の変化が付与される。 さらに、本願考案では、被覆部材および/または装飾片に、着色部、あるいは 、文字、記号、模様、図柄等の表示部を形成することによって、装飾的・意匠的 演出効果が創出される。特に、文字,記号等で名前等の個別の情報を表示すれば 、他の眼鏡との識別化も図られる。
【0007】 本願考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【考案の実施の形態】 【実施例】
図1は本願考案の一実施例を示す斜視図解図であり、図2は装飾部の取付方法 の一例を示す拡大図解図である。図3は図2の線A−Aにおける断面拡大図解図 である。本実施例では、本願考案にかかる眼鏡部品の装飾構造を有する眼鏡及び その眼鏡部品の装飾方法について説明する。 本実施例にかかる眼鏡10は、レンズ12、レンズ止め14、ブリッジ16、 パッド18、智20、丁番部22、テンプル24およびモダン26等の眼鏡部品 群により構成され、特に、一方のテンプル24には装飾部28が付与される。
【0009】 装飾部28は、熱収縮性を有する筒状の被覆部材30を含む。被覆部材30は 、たとえば円筒状のシュリンクフイルムで形成される。被覆部材30は、テンプ ル24の長手方向の中間部に被覆される。装飾部28は、被覆部材30の内側に 配置されるたとえばネット状の装飾片32をさらに含む。装飾片32は、たとえ ば合成樹脂材料でその輪郭が矩形状に形成される。また、装飾片32は、たとえ ばその全体が着色されている。
【0010】 装飾片32は、被覆部材30のたとえば内周面の一部に沿って配置され、その 状態で、テンプル24に挿通され被覆される。被覆部材30は、加熱されること により収縮され、テンプル24の表面に密着する。このとき、装飾片32は、被 覆部材30の収縮力によって、テンプル24の表面に密着され、強固に固定され る。
【0011】 次に、本実施例にかかる眼鏡部品の装飾方法の一例について説明する。先ず、 その内側に装飾片32が配置された被覆部材30が準備される。次に、被覆部材 30は、テンプル24の長手方向の中間部に挿通される。この場合、装飾片32 は、テンプル24の表面と被覆部材30との間に配置される。さらに、被覆部材 32は、ドライヤ等の加熱手段で加熱される。被覆部材30は、加熱されること により熱収縮され、テンプル24の表面に密着する。このとき、装飾片32も被 覆部材 30の収縮力によってテンプル24の表面に強固に密着される。こ の装飾方法によれば、被覆部材30をテンプル24等の眼鏡部品に被覆し、被覆 部材30を加熱するだけで、装飾片32を該眼鏡部品の表面に密着させることが できるため、極めて簡便に眼鏡部品の表面に装飾部28を施すことができる。
【0012】 本実施例にかかる眼鏡10の装飾構造では、装飾片32がネット状部32aを 有することにより、テンプル24の表面には、ネット状部32aの網目で隠蔽さ れる部位とそうでない部位(露出部)とに分けられ、該網目により陰影が表出さ れる。この場合、テンプル24に付与された装飾部28は、観察される視線の方 向によって、その表面に微妙なトーン(調子)の変化が演出される。
【0013】 さらに、本実施例にかかる眼鏡10の装飾構造では、装飾片32を被覆部材3 0で保護することができるので、眼鏡10を繰返し使用しても、装飾片32が有 する当初の装飾効果をそのまま継続して長期間維持することができる。具体的に いうと、眼鏡10を繰返し長期間使用した場合に、顔(頭部の前面)や側頭部と テンプル24とが摩れることによる摩耗、あるいは、使用者の汗および使用者が 使っている化粧品,整髪用品の化粧液,整髪液による劣化などが防止される。 なお、被覆部材30および装飾片32の内、少なくとも被覆部材30は、透光 性を有し、つまり、透明ないし半透明で、しかも、耐薬品性に優れたプラスチッ ク材料で形成されることが好ましい。
【0014】 さらに、本実施例にかかる眼鏡10の装飾構造では、被覆部材30をテンプル 24の表面に密着させることにより、装飾片32をテンプル24の表面に密着さ れる。そのため、装飾片32は、テンプル24と被覆部材30との間で移動する 恐れがなく、装飾片32の位置ずれが防止される。
【0015】 上述の実施例では、装飾片32が被覆部材30の内周面の一部に沿って配置さ れたが、装飾片32は、たとえば図4に示すように、被覆部材30の内周面の全 面に沿って配置されてもよい。この場合、被覆部材30が被覆されたテンプル2 4の部位の周囲全面に、装飾部28を付与することができる。
【0016】 また、上述の実施例では、装飾片32がネット状に形成されたが、装飾片32 は、それに限定されるものではなく、図7に示すように、該装飾片38は、その 表面に文字、記号、模様、図柄等の表示部を表示する印刷層40を含むたとえば 矩形のフイルム片38で形成されてもよい。また、フィルム片は、その全体また は部分的に着色が施された着色部を有するものであってもよい。
【0017】 さらに、上述の実施例では、被覆部材30および装飾片32で装飾部28が形 成されたが、装飾部28は、たとえば図5,図6に示すように、装飾片32を配 置せずに、たとえば着色部34を有する被覆部材30だけで形成されてもよい。 着色部34は、たとえば図5に示すように、被覆部材30の周面の一部に形成さ れてもよく、たとえば図6に示すように、被覆部材30の周面の全周に形成され てもよい。この場合、被覆部材30の内側に装飾片32を配置する手間が省ける ので、より一層、簡便に装飾部28を形成することができる。
【0018】 また、被覆部材30だけで装飾部28を形成する場合には、図5,図6に示し た着色部34を有する被覆部材30だけに限定されるものではなく、たとえば図 7に示すように、文字、記号、模様、図柄等の表示部を表示する印刷層42を含 むたとえばシュリンクフィルムないしシュリンクラベルであってもよい。
【0019】 なお、図1に示す実施例では、装飾部28がテンプル24に付与されたが、装 飾部28が付与される部位は、それに限定されるものではなく、図7に示すよう に、たとえばブリッジ16やブローバー36に適宜付与するようにしてもよい。 すなわち、本願考案にかかる眼鏡部品の装飾構造は、テンプル以外にも、智、ブ レースバー、ブローバーA、ブローバーB、リム、リムバー、まゆ(眉)、モダ ンなど、種々の眼鏡を構成する眼鏡部品に適宜採用され得るものである。
【0020】
【考案の効果】
本願考案によれば、特別な設備を要することなく、且つ、煩雑な手間もかけな いで、多様な装飾性を付与することができる、眼鏡部品の装飾構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を示す斜視図解図である。
【図2】装飾部の取付方法の一例を示す拡大図解図であ
る。
【図3】図2の線A−Aにおける断面拡大図解図であ
る。
【図4】図1,図2,図3に示す実施例の変形例の要部
を示す断面拡大図解図である。
【図5】本願考案の他の実施例の要部を示す拡大図解図
である。
【図6】図5に示す実施例の変形例を示す拡大図解図で
ある。
【図7】本願考案のさらに他の実施例を示す斜視図解図
である。
【符号の説明】
10 眼鏡 12 レンズ 14 レンズ止め 16 ブリッジ 18 パッド 20 智 22 丁番部 24 テンプル 26 モダン 28 装飾部 30 被覆部材 32 装飾片 34 着色部 36 ブローバー 38 フイルム片 40,42 印刷層

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡を構成する部品の少なくとも一部に
    装飾部が付与される眼鏡部品の装飾構造であって、 熱収縮性を有し、前記部品の少なくとも一部に被覆され
    る筒状の被覆部材を含み、 前記被覆部材が熱収縮されることにより、前記装飾部が
    前記部品の表面に密着されることを特徴とする、眼鏡部
    品の装飾構造。
  2. 【請求項2】 前記装飾部は、前記部品の表面と前記被
    覆部材との間に配置される装飾片を含み、前記被覆部材
    が熱収縮されることにより、前記装飾片が前記部品の表
    面に密着されることを特徴とする、請求項1に記載の眼
    鏡部品の装飾構造。
  3. 【請求項3】 前記装飾片は、ネット状部を有すること
    を特徴とする、請求項2に記載の眼鏡部品の装飾構造。
  4. 【請求項4】 前記装飾片は、文字、記号、模様、図柄
    等の表示部を表示する印刷層を含むことを特徴とする、
    請求項2に記載の眼鏡部品の装飾構造。
  5. 【請求項5】 前記被覆部材は、着色部を含むことを特
    徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の眼鏡
    部品の装飾構造。
  6. 【請求項6】 前記装飾片は、着色部を含むことを特徴
    とする、請求項2〜4のいずれかに記載の眼鏡部品の装
    飾構造。
  7. 【請求項7】 前記被覆部材は、シュリンクフイルムま
    たはシュリンクラベルを含むことを特徴とする、請求項
    1〜請求項6のいずれかに記載の眼鏡部品の装飾構造。
  8. 【請求項8】 前記被覆部材は、文字、記号、模様、図
    柄等の表示部を表示する印刷層を含むことを特徴とす
    る、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の眼鏡部品の
    装飾構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110262086A (zh) * 2019-07-24 2019-09-20 郑世瑞 一种具有无痕标识结构的眼镜框架及制作工艺

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