JP3047985U - 眼 鏡 - Google Patents
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- JP3047985U JP3047985U JP1997009029U JP902997U JP3047985U JP 3047985 U JP3047985 U JP 3047985U JP 1997009029 U JP1997009029 U JP 1997009029U JP 902997 U JP902997 U JP 902997U JP 3047985 U JP3047985 U JP 3047985U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な服装、小物等との間で幅広いデザイン
的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供する。 【解決手段】 フレームを有する眼鏡であって、上記フ
レームを被覆しうる装飾材を有することを特徴とする。
的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供する。 【解決手段】 フレームを有する眼鏡であって、上記フ
レームを被覆しうる装飾材を有することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、眼鏡に係り、特に、フレームに適宜の装飾性を持たせることができ る眼鏡に関する。
【0002】
一般に日常生活の中で、様々な種類の眼鏡が広く使用されている。特に、サン グラスは広く普及し、様々な形状、素材のフレームを有するサングラスが販売さ れ、多くの消費者に使用されている。 このようなサングラスは、近年、本来の機能としての夏期の強い日差しの遮光 のために使用される場合よりも、ファッション的に用いられる場合が多く、夏期 等の日差しの強い季節に限られず、ファッションの一部として略1年を通じて使 用されるようになってきている。その結果、使用者はサングラスに関しても服装 、バッグ等とのデザイン的なコーディネートや、アクセントをつけるような使用 の仕方を行いたいと考える場合もある。
【0003】
しかしながら、従来から製造販売されていたサングラスは、合成樹脂製のフレ ーム又はメタルフレームにより形成されている場合がほとんどであり、外観上の 模様、色彩に関するデザインの選択の余地は非常に狭いものであった。 従って、日々の服装のアクセントとして、又は、服装とコーディネートして装 用しようとしてもサングラスそのもののデザイン性に乏しく、ファッション的な 要素が欠如しており、その結果、サングラスの用途も単に、夏期の小物としての み用いられる場合が多かった。
【0004】 また、近年、一般の視力補正用の眼鏡にあっても、従来よりも、様々な形状の フレームを持った眼鏡が製造販売されており、更にファッション的な要素が強く なり、使用者においてはサングラスと同様なコーディネートや、アクセントを付 けるような用い方を行いたい、と考える場合もある。 しかしながら、特に、視力補正用の眼鏡の場合にあっては、日常生活の必需品 として使用されるため、サングラスの場合よりも更にフレームのデザインの自由 度には自ずと制約があり、ファッション性を高めるような使用は難しかった。
【0005】 そこで、請求項1記載の考案の課題は、様々な服装、小物等との間で幅広いデ ザイン的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供することにある。 また、請求項2記載の考案の課題は、請求項1記載の考案の技術的課題に加え て、同一の眼鏡であっても、デザインを適宜変更して、様々な服装、小物等との 間で幅広いデザイン的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供することにあ る。
【0006】 また、請求項3記載の考案の課題は、請求項2記載の課題に加えて、フレーム の外側を装飾できる眼鏡を提供することにある。 また、請求項4記載の考案の課題は、請求項3記載の課題に加えて、フレーム 全体を装飾することができる眼鏡を提供することにある。 また、請求項5記載の考案の課題は、請求項4記載の課題に加えて、フレーム の形状に合致させることができる装飾材を備えた眼鏡を提供することにある。
【0007】 また、請求項6記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の課題に加えて、 よりファッショナブルな外観にすることができる眼鏡を提供することにある。 また、請求項7記載の考案の課題は、請求項5記載の課題に加えて、通常の服 装のテクスチュアと共通し、コーディネートを行いやすい外観を備えた眼鏡を提 供することにある。
【0008】 また、請求項8記載の考案の課題は、請求項5記載の課題に加えて、ファー等 の起毛する素材からなる服装にコーディネートすることができる眼鏡を提供する ことにある。 また、請求項9及び10記載の考案の課題は、請求項5記載の課題に加えて、 レザー等の服装にコーディネートすることができる眼鏡を提供することにある。
【0009】 また、請求項11記載の考案の課題は、請求項1記載の課題に加えて、立体感 のある装飾材を備えた眼鏡を提供することにある。 また、請求項12記載の考案の課題は、請求項5記載の課題に加えて、着脱の 容易な装飾材を備えた眼鏡を提供することにある。 また、請求項13記載の考案の課題は、請求項1記載の課題に加えて、ファッ ション性の高いサングラスを提供することにある。
【0010】 また、請求項14記載の考案の課題は、請求項1記載の課題に加えて、装飾品 としてのみ使用する眼鏡を提供することにある。
【0011】
このような技術的課題解決のため請求項1記載の考案にあっては、フレーム3 4を有する眼鏡10であって、上記フレーム34を被覆しうる装飾材13,14 ,15,28,42を有することを特徴とする。 従って、請求項1記載の考案にあっては、フレーム34が装飾材13,14, 15,28,42により被覆された眼鏡が提供される。
【0012】 その結果、請求項1記載の考案にあっては、様々な服装、小物等との間で幅広 いデザイン的な組み合わせを行うことができる眼鏡10を提供することができる 。 請求項2記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42は フレーム34に着脱可能に固定されていることを特徴とする。 従って、請求項2記載の考案にあっては、装飾材13,14,15,28,4 2をフレーム34に装着してファッション性を高めて使用することもできれば、 装飾材13,14,15,28,42を取り外し、一般の眼鏡としても使用する ことができる。
【0013】 その結果、請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の効果に加えて、多 用途の使用が可能な眼鏡10が提供される。 また、請求項2記載の考案にあっては、複数種類の装飾材13,14,15, 28,42を予め準備しておけば、フレームに様々な種類の装飾材13,14, 15,28,42を装着してよりファッション性を高めて使用することもできる 。 その結果、請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加え て、様々な服装、小物等との間で幅広いデザイン的な組み合わせを行うことがで きる眼鏡10を提供することができる。
【0014】 請求項3記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42は 、フレーム34の外側部に固定されることを特徴とする。 従って、請求項3記載の考案にあっては、請求項2記載の考案の効果に加えて 、フレーム34の外側に装飾が施された眼鏡が提供される。 その結果、請求項3記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加え て、外観にアクセントのある眼鏡10が提供される。
【0015】 請求項4記載の考案にあっては、フレーム34は前枠部12とつる部11とを 有すると共に、上記装飾材13,14,15,28,42は布材により形成され 、フレーム34の外側部全体を被覆して固定されることを特徴とする。 従って、請求項4記載の考案にあっては、フレーム34を構成する前枠部12 及びつる部11の表面全体に布材からなる装飾が施された眼鏡10を提供するこ とができる。
【0016】 請求項5記載の考案にあっては、上記装飾材は、前枠部12とつる部11の輪 郭形状に適合した形状に形成されていることを特徴とする。 従って、請求項5記載の考案にあっては、請求項4記載の考案の効果に加えて 、装飾部の輪郭形状が前枠部12及びつる部11の形状に適合しているため、装 飾材13,14,15,28,42を前枠部12及びつる部11に完全に適合さ せて前枠部12及びつる部11に装飾を施すことができる。
【0017】 請求項6記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42は 、前枠部12とつる部11とで異なる素材であることを特徴とする。 従って、請求項6記載の考案にあっては、前面部と側面部とで異なる装飾が施 された眼鏡10を提供することができる。 その結果、請求項6記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加え て、よりファッショナブルな外観を有する眼鏡を提供することができる。
【0018】 請求項7記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42は 、繊維布からなることを特徴とする。 ここで、「繊維布」とは、天然の繊維及び化学合成により形成される繊維等の 全ゆる種類の繊維を含む。 従って、請求項7記載の考案にあっては、フレーム34が繊維布により被覆さ れた眼鏡が提供される。
【0019】 その結果、請求項7記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加え て、通常の服装のテクスチュアと共通し、コーディネートを行いやすい外観を備 えた眼鏡10を提供することにある。 請求項8記載の考案にあっては、上記装飾材13は、起毛素材からなることを 特徴とする。
【0020】 ここで「起毛素材」とは、例えば、天燃の毛皮、わゆるフェイクファーといわ れる人造の毛皮等のような毛羽だった素材の全てを指す。 従って、請求項8記載の考案にあっては、毛羽立った外観を有する眼鏡が提供 される。 その結果、請求項8記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加え て、ファー等の起毛する素材からなる服装にコーディネートすることができる眼 鏡を提供することができる。
【0021】 請求項9記載の考案にあっては、上記装飾材15は、皮革からなることを特徴 とする。 ここで「皮革」とは天然の皮素材により形成された革製品を指す。 従って、請求項9記載の考案にあっては、皮革を素材とする洋装にコーディネ ートさせることができる眼鏡10を提供させることができる。
【0022】 請求項10記載の考案にあっては、上記装飾材14は、合成皮革からなること を特徴とする。 従って、請求項10記載の考案にあっては、合成皮革の装飾材14が固定され た眼鏡10が提供される。 その結果、請求項10記載の考案にあっては、皮革を素材とする洋装にコーデ ィネートさせることができる眼鏡10を低コストで提供させることができる。
【0023】 請求項11記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42 は、表皮材と基材とを熱接着シートを介して超音波溶着により接合されて形成さ れていることを特徴とする。 従って、請求項11記載の考案にあっては、超音波溶着により接合された装飾 材13,14,15,28,42がフレーム34に固定される。この場合、超音 波溶着により接合された場合には、熱溶着の場合とは異なり、溶着縫合部位のみ が超音波ウェルディング加工を施されるため、それ以外の部位においては表皮材 及び基材が潰れることがなく、表皮材と基材の有する合成樹脂本来の柔らかなテ クスチャが保持される。
【0024】 その結果、請求項11記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加 えて、立体感を持ち質感に優れると共に、触感に優れた装飾材13,14,15 ,28,42を備えた眼鏡10を提供することができる。 請求項12記載の考案にあっては、上記装飾材13,14,15,28,42 は、両面ファスナー27によりフレーム34に固定されることを特徴とする。
【0025】 従って、請求項12記載の考案にあっては、装飾材13,14,15,28, 42の着脱が容易な眼鏡10が提供される。 ここで、「両面ファスナー」とは、通称、「ベルクロファスナー」と呼ばれ、 合成樹脂等の素材により、非常に短い多数の突起及びそれらの突起と係合するリ ング状の係合部により雄部と雌部とを形成し、接合面の双方に雄部と雌部とを固 定したものをいう。
【0026】 その結果、請求項12記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加 えて、ワンタッチで装飾材13,14,15,28,42を着脱することができ る。 請求項13記載の考案にあっては、上記眼鏡10は、サングラス26,29, 39であることを特徴とする。
【0027】 従って、請求項13記載の考案にあっては、装飾性の高いサングラス26,2 9,39を提供することができる。 請求項14記載の考案にあっては、フレーム34のみにより形成されているこ とを特徴とする。 従って、請求項14記載の考案にあっては、フレームに34はレンズが固定さ れていないことから、より軽量化することができると共に、純粋に装飾品として のみ使用することができる。
【0028】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案に係る眼鏡を詳細に説明す る。 本実施の形態に係る考案にあっては、本考案をサングラス10に適用に適用し た場合を例に説明する。
【0029】 図1に示すように、サングラス10を構成するフレーム34は、前枠部12と 幅広に形成されたつる部11,11とを備えており、前枠部12には2つのレン ズ35,35が固定されている。 そして、本実施の形態にあっては、装飾材13が上記フレーム34に固定され ている。装飾材13は、起毛素材からなり、いわゆるフェイクファーにより構成 されている。即ち、装飾材13は、合成樹脂からなる布材36上に熱接着シート を介していわゆるフェイクファー布材32を配置して超音波溶着による超音波ウ ェルディング加工を、上記前枠部12及びつる部11,11の輪郭形状に施して 溶着すると共に、上記前枠部12及びつる部11,11の輪郭形状に裁断加工す ることにより形成されている。
【0030】 即ち、本実施の形態におけるフェイクファーにより形成された装飾材13は、 サングラス10の前枠部12の輪郭形状に適合した形状の前面部16と、つる部 11の輪郭形状に適合した形状の一対の側面部17,17とからなる。 そして、本実施の形態に係る眼鏡において、装飾材13はフレーム34に対し て布材36の裏面側に塗布された接着剤により固定されている。
【0031】 このようにして、装飾材13により前枠部12及びつる部11,11の外側面 部が被覆された場合には、フレーム34の外側部全体がフェイクファーにより装 飾されたサングラス10が提供される。 その結果、このようなサングラス10にあっては、通常のサングラスに、本実 施の形態に係る装飾材13を固定することにより、手軽に、全く異なったデザイ ンのサングラス10を形成することができ、例えば、特に、パーティー等に出席 するような場合に装用するのに便利である。
【0032】 上記実施の形態にあっては、装飾材がフェイクファーにより形成されている場 合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、例えば、合成皮革により形 成された前面部18及び側面部19,19からなる装飾材14であってもよく、 また、皮革により形成された前面部20及び側面部21,21からなる装飾材1 5であってもよい。
【0033】 このように、皮革からなる装飾材15がフレームに固定された場合には、皮革 を素材とする洋装にコーディネートすることができる眼鏡が提供される。また、 合成皮革からなる装飾材14がフレームに固定された場合には、皮革を素材とす る洋装にコーディネートする事ができる眼鏡を低コストで提供することができる 。 また、装飾材を形成する素材は、例えば、一般の繊維布であってもよく、更に 、合成樹脂であってもよい。一般の繊維布により装飾材を形成した場合には、一 般に最もよく用いられる洋装のテクスチュアと共通の装飾材が取り付けられた眼 鏡が提供され、一般の服装とコーディネートさせやすい眼鏡が提供される。
【0034】 また、前期実施の形態にあっては、装飾材13,14,15がフレーム34に 接着剤により固定されている場合を例に説明したが、装飾材がフレーム34に着 脱自在に固定されているように構成されていてもよい。 例えば、図2に示すように、上記装飾材13を構成する布材36の裏面側に全 面に亘り薄く合成樹脂接着層37を形成すると共に、この合成樹脂接着層37上 に保護シート38を貼付して形成する。そして、使用者がサングラス10に装飾 材13を固定して使用しようとする際には、上記前面部16及び側面部17,1 7から保護シート38を剥がして合成樹脂接着層37を露出させて、それぞれ、 前面部16をサングラス10の前枠部12の外側面部に貼付して固定すると共に 側面部17,17をサングラス10のつる部11,11に貼付することにより固 定する。
【0035】 このように、装飾材13,14,15をフレーム34に対して着脱自在に固定 しうるように構成した場合には、例えば、複数種類の装飾材13,14,15を 予め準備し、これらの装飾材13,14,15を同一のサングラス10に対して 適宜、着脱することにより、適宜、当日の服装、外出先、環境によって同一のサ ングラスのデザインを変化させて使用することができる。
【0036】 また、上記実施の形態にあっては、装飾材13,14,15をフレーム34に 固定させる手段として接着剤を利用する場合を例に説明したが、上記実施の形態 に限定されず、例えば、図3及び図4に示すように、サングラス10のフレーム 34側に予め、小径の凹部25を複数個形成しておき、この凹部25に係合しう る凸部24を、例えば合成樹脂製の装飾材22側に一体に複数個形成しておき、 この凸部24を上記凹部25内に圧入させて、装飾材22をフレーム34に固定 するように構成してもよい。
【0037】 また、以上のように着脱自在にフレームに固定する手段として、図5に示すよ うに、いわゆる両面ファスナー27を用いてもよい。 即ち、本実施の形態にあっては、フレーム10の外側面部及び装飾材42側に は両面ファスナー27を形成する雄部及び雌部がそれぞれ形成されている。従っ て、本実施の形態にあっては、装飾材42を両面ファスナー27を用いて、容易 にフレーム10に固定することができ、また、取り外すことができる。
【0038】 この場合、両面ファスナー27を用いた場合には、接着剤を用いる場合とは異 なり、着脱によって固定力が変化することがなく、装飾材42の固定力に経年変 化のないサングラス10が提供される。 さらに、図5に示すように、例えば、フレーム34が金属製である場合には、 装飾材28の内側面部に薄圧のマグネット部33を形成し、このマグネット部3 3によりフレーム34に対して固定することができる。このように、マグネット 部33によりフレーム34に固定するように構成した場合には、着脱が更に容易 に行うことができるサングラス10が提供される。
【0039】 また、このように構成されたサングラス10の使用形態は、従来のサングラス 等とは異なり、非常にファッション性の強いものであるため、図8に示すような 、サングラス10の通常の装用の仕方のみならず、例えば、図9に示すように、 サングラス23を、レンズを設けることなくフレームのみにより形成した場合に は、レンズが設けられていないことから、非常に軽量なレンズなしのサングラス として形成できる。
【0040】 従って、このようなサングラス23を、髪を留めるために使用される、いわゆ るバレッタとして使用することも可能である。このようにサングラス23がバレ ッタとして使用される場合には、サングラスを頭の上に乗せるようにして装用す ることは、日常、ファッションナブルなサングラスの使い方としてよく行われる ことである。 従って、一見、サングラスでありながらバレッタとしてすること ができ、従来のいわゆるバレッタとは異なる形態の髪留めとして使用することが できる。
【0041】 また、図10に示すように、フレーム34に、皮革により形成された装飾材1 5が固定されたサングラス26にあっては、例えば、バッグ40と同一の皮素材 を使用することにより、バッグ40とコーディネートをすることができる小物と して同時に使用した場合には、よりファッション性を高めた装いを演出すること ができる。また、このように、同一の皮素材を使用したバッグ40とサングラス 26とを同時に、バッグ40の小物として一体に販売した場合には、別個の意匠 を施したバッグとサングラスとを販売する場合よりも、購買意欲をそそり、大き な需要を喚起することができる。
【0042】 さらに、図11に示すような繊維布により形成された装飾材を固定したサング ラス29にあっては、例えば、シャツ41の布素材と同一の素材を使用した場合 には、シャツ41とコーディネートすることができる小物として同時に使用した 場合には、よりファッション性を高めた装いを演出することができる。また、こ のように、同一の布素材を使用したシャツ41とサングラス29とを同時に、シ ャツ41の小物として一体に販売した場合には、別個の意匠を施したシャツとサ ングラスとを販売する場合よりも、購買意欲をそそり、大きな需要を喚起するこ とができる。
【0043】 さらに、上記各実施の形態に係るサングラスにあっては、従来のサングラスよ りも非常にファッション性が高いため、例えば、図12に示すように、チェーン 31をフレーム34に固定して形成したサングラス30を首に掛けて使用した場 合には、従来のサングラスよりもファッションの小物として、より有効に使用す ることができる。
【0044】 また、このようなコーディネートは、例えば、夏期における水着、冬季におけ るスキーウェアとの間においても行うことができる。即ち、水着の素材及びスキ ーウェアの素材と同一の素材、模様、色彩のサングラス10を使用した場合には 、非常にファッション性の高い使用を行うことができ、従来の水着及びスキーウ ェアの需要よりも、更に大きな需要を喚起することができる。
【0045】 従って、このようにサングラス10は、そのファッション性の高さが故に、従 来のサングラスよりも、多様な使用の形態、販売の形態が考えられ、サングラス のファッションとしての可能性を更に高めることができる。 なお、上記各実施の形態にあっては、前枠部12とつる部11,11とに同一 の素材からなる装飾材を固定した場合を例に説明したが、上記各実施の形態に限 定されず、前枠部12とつる部11とに別個の素材からなる装飾材を固定しても よい。
【0046】 また、上記各実施の形態にあっては、装飾材は超音波溶着により基材及び表皮 材が熱接着シートを介して溶着される場合を例に説明したが、上記各実施の形態 に限定されず、熱溶着であってもよい。 また、装飾材の素材及び、装飾材のフレームへの固定の仕方については、上記 各実施の形態に限定されない。
【0047】 更に、上記各実施の形態にあっては、本発明に係る眼鏡をサングラスに適用し た場合を例に説明したが、上記実施の形態い限定されず、通常の視力補正用の眼 鏡に適用してもよい。
【0048】
請求項1記載の考案にあっては、様々な服装、小物等との間で幅広いデザイン 的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供することができる。 請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、同一の 眼鏡であっても、デザインを適宜変更して、様々な服装、小物等との間で幅広い デザイン的な組み合わせを行うことができる眼鏡を提供することができる。
【0049】 請求項3記載の考案にあっては、請求項2記載の考案の効果に加えて、フレー ムの外側を装飾できる眼鏡を提供することができる。 請求項4記載の考案にあっては、請求項3記載の考案の効果に加えて、フレー ム全体を装飾することができる眼鏡を提供することができる。 請求項5記載の考案にあっては、請求項4記載の考案の効果に加えて、フレー ムの形状に合致させることができる装飾材を備えた眼鏡を提供することができる 。 請求項6記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加えて、より ファッショナブルな外観にすることができる眼鏡を提供することができる。
【0050】 請求項7記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加えて、通常の 服装のテクスチュアと共通し、コーディネートを行いやすい外観を備えた眼鏡を 提供することができる。 請求項8記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加えて、ファー 等の起毛する素材からなる服装にコーディネートすることができる眼鏡を提供す ることができる。
【0051】 請求項9及び10記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加えて 、レザー等の服装にコーディネートすることができる眼鏡を提供することができ る。 請求項11記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、 立体感のある装飾材を備えた眼鏡を提供することができる。 請求項12記載の考案にあっては、請求項5記載の考案の効果に加えて、着脱 の容易な装飾材を備えた眼鏡を提供することにある。
【0052】 請求項13記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、ファ ッション性の高いサングラスを提供することができる。 請求項14記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、装飾 品としてのみ使用する眼鏡を提供することができる。
【図1】図1は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態を示
し、様々な種類の素材により形成された装飾材を示す分
解斜視図である。
し、様々な種類の素材により形成された装飾材を示す分
解斜視図である。
【図2】図2は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態を示
し、装飾材を接着剤を使用して着脱自在にフレームに固
定する場合を示す断面図である。
し、装飾材を接着剤を使用して着脱自在にフレームに固
定する場合を示す断面図である。
【図3】図3は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、装飾材側に凸部を設けると共にフレーム側には凹
部を設け、着脱可能に形成し場合を示す断面図である。
って、装飾材側に凸部を設けると共にフレーム側には凹
部を設け、着脱可能に形成し場合を示す断面図である。
【図4】図4は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、装飾材側に凸部を設けると共にフレーム側には凹
部を設け、着脱可能に形成した場合を示す斜視図であ
る。
って、装飾材側に凸部を設けると共にフレーム側には凹
部を設け、着脱可能に形成した場合を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は、本考案に係る眼鏡に一実施の形態であ
って、装飾材とフレームとに両面ファスナーを設け、着
脱自在に形成した場合を示す断面図である。
って、装飾材とフレームとに両面ファスナーを設け、着
脱自在に形成した場合を示す断面図である。
【図6】図6は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、装飾材とフレームとに両面ファスナーを設け、着
脱自在に形成した場合を示す断面図である。
って、装飾材とフレームとに両面ファスナーを設け、着
脱自在に形成した場合を示す断面図である。
【図7】図7は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、金属製のフレームに対してマグネットにより装飾
材を着脱自在に固定する場合を示す断面図である。
って、金属製のフレームに対してマグネットにより装飾
材を着脱自在に固定する場合を示す断面図である。
【図8】図8は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、本考案に係る眼鏡を通常の方法で装用した場合を
示す斜視図である。
って、本考案に係る眼鏡を通常の方法で装用した場合を
示す斜視図である。
【図9】図9は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態であ
って、本考案に係る眼鏡を髪留めとして使用した場合を
示す斜視図である。
って、本考案に係る眼鏡を髪留めとして使用した場合を
示す斜視図である。
【図10】図10は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態
であって、本考案に係る眼鏡をバッグのアクセサリーと
して、バッグとのコーディネートを行い使用した場合を
示す斜視図である。
であって、本考案に係る眼鏡をバッグのアクセサリーと
して、バッグとのコーディネートを行い使用した場合を
示す斜視図である。
【図11】図11は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態
であって、本考案に係る眼鏡をシャツのアクセサリーと
して、シャツとのコーディネートを行い使用した場合を
示す斜視図である。
であって、本考案に係る眼鏡をシャツのアクセサリーと
して、シャツとのコーディネートを行い使用した場合を
示す斜視図である。
【図12】図11は、本考案に係る眼鏡の一実施の形態
であって、本考案に係る眼鏡をペンダントとして使用し
た状態を示す斜視図である。
であって、本考案に係る眼鏡をペンダントとして使用し
た状態を示す斜視図である。
10 サングラス 11 つる部 12 前枠部 13 装飾材 14 装飾材 15 装飾材 16 前面部 17 側面部 18 前面部 19 側面部 20 前面部 21 側面部 22 装飾材 23 サングラス 24 凸部 25 凹部 26 サングラス 27 両面ファスナ
ー 28 装飾材 29 サングラス 30 サングラス 31 チェーン 32 フェイクファー布材 33 マグネット部 34 フレーム 35 レンズ部 36 布材 37 合成樹脂接着
層 38 保護シート 40 バッグ 41 シャツ 42 装飾材
ー 28 装飾材 29 サングラス 30 サングラス 31 チェーン 32 フェイクファー布材 33 マグネット部 34 フレーム 35 レンズ部 36 布材 37 合成樹脂接着
層 38 保護シート 40 バッグ 41 シャツ 42 装飾材
Claims (14)
- 【請求項1】 フレームを有する眼鏡であって、上記フ
レームを被覆しうる装飾材を有することを特徴とする眼
鏡。 - 【請求項2】 上記装飾材はフレームに着脱可能に固定
されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡。 - 【請求項3】 上記装飾材は、フレームの外側部に固定
されることを特徴とする請求項2記載の眼鏡。 - 【請求項4】 上記フレームは前枠部とつる部とを有す
ると共に、フレーム外側部全体を被覆して固定されるこ
とを特徴とする請求項3記載の眼鏡。 - 【請求項5】 上記装飾材は、前枠部とつる部の輪郭形
状に適合した形状に形成されていることを特徴とする請
求項4記載の眼鏡。 - 【請求項6】 上記装飾材は、前枠部とつる部とで異な
る素材であることを特徴とする請求項5記載の眼鏡。 - 【請求項7】 上記装飾材は、繊維布からなることを特
徴とする請求項5記載の眼鏡。 - 【請求項8】 上記装飾材は、起毛素材からなることを
特徴とする請求項5項記載の眼鏡。 - 【請求項9】 上記装飾材は、皮革からなることを特徴
とする請求項5記載の眼鏡。 - 【請求項10】 上記装飾材は、合成皮革からなること
を特徴とする請求項5記載の眼鏡。 - 【請求項11】 上記装飾材は、表皮材と基材とを熱接
着シートを介して超音波溶着により接合されて形成され
ていることを特徴とする請求1項記載の眼鏡。 - 【請求項12】 上記装飾材は、両面ファスナーにより
フレームに固定されることを特徴とする請求項5記載の
眼鏡。 - 【請求項13】 上記眼鏡は、サングラスであることを
特徴とする請求項1記載の眼鏡。 - 【請求項14】 フレームのみにより形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009029U JP3047985U (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 眼 鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009029U JP3047985U (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 眼 鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047985U true JP3047985U (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=32983403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009029U Expired - Lifetime JP3047985U (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 眼 鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047985U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006113549A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Sunshine Optical Co Ltd | 眼鏡装飾物品及びこの眼鏡装飾物品を備えた眼鏡 |
JP2019510278A (ja) * | 2016-03-30 | 2019-04-11 | リンドベルイ アクティーゼルスカブ | テンプルバー及びテンプルバーを製造する方法 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP1997009029U patent/JP3047985U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006113549A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Sunshine Optical Co Ltd | 眼鏡装飾物品及びこの眼鏡装飾物品を備えた眼鏡 |
JP2019510278A (ja) * | 2016-03-30 | 2019-04-11 | リンドベルイ アクティーゼルスカブ | テンプルバー及びテンプルバーを製造する方法 |
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