JPS6321138Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6321138Y2
JPS6321138Y2 JP7762182U JP7762182U JPS6321138Y2 JP S6321138 Y2 JPS6321138 Y2 JP S6321138Y2 JP 7762182 U JP7762182 U JP 7762182U JP 7762182 U JP7762182 U JP 7762182U JP S6321138 Y2 JPS6321138 Y2 JP S6321138Y2
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JP
Japan
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cable
waterproof layer
exposed
protective
insulator
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JP7762182U
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JPS58183016U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はプーリングアイに係る。
〔考案の技術的背景〕
ケーブルの延線に使用するプーリングアイは、
第1図に示すように、一端閉鎖の円筒状の保護筒
1と、閉鎖端面に取付けられ、パイロツトワイヤ
を連結されるアイ金具2と、保護筒1内に設けら
れ、ケーブルコア3の導体4と圧縮により連結さ
れるスリーブ5とを有している。
前記のスリーブ5とコア導体4とを圧縮連結を
行つた後、導体内またはシースと絶縁体との間等
のケーブル内部への浸水を防止するため、ケーブ
ルコア3のシースからスリーブ5にまたがつて、
テーピングにより防水層6を施すのが普通であ
る。
さらに、ケーブル延線中に、前記のテーピング
6により防水層が管路壁等に接続し、損傷される
ことがないように、防水層を保護筒1でおおうよ
うにしている。
〔背景技術の問題点〕
従つて、保護筒1の外径はケーブルシースの外
径よりかなり大きくなる。例えば単心ケーブルの
場合にはシース外径より10mm程度大きくなり、3
ケ撚りケーブルの場合にはシース撚合せ外径より
17mm程度大きくなる。
一方、ケーブルを管路内に安全に引入れるため
には、プーリングアイの保護筒外径を管路径より
少くとも10mm小とする必要がある。従つて、上記
構成の従来のプーリングアイによつて管路内に引
入れることができるケーブル径は、単心ケーブル
で管路径より20mm小さい径、また3ケ撚りケーブ
ルで管路径より27mm小さい径となる。
ところが、現今、線路容量増大のため、既設管
路内に今までより容量の大きな外径が管路径に近
いケーブルを引入れたい場合がしばしばある。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に基きなされたもので、管
路径に近い径のケーブルを安全に管路内に引入れ
ることができるプーリングアイを得ることを目的
としている。
〔考案の概要〕
本考案においては、ケーブルコアに導体露出
部、絶縁体露出部を形成する如く段剥ぎを施し、
保護筒内で接続したスリーブと導体に対しては、
導体のみに対する防水処理を、また、ケーブルシ
ースと絶縁体に対しては保護筒外で防水処理を施
し、さらにこの防水処理部を一括して熱収縮チユ
ーブによる保護層によつておおう如くして、前記
目的を達成している。
〔考案の実施例〕
以下、図面につき本考案の詳細を説明する。第
1図と同一部分には同一符号を附した第2図にお
いて、ケーブルコア3には、導体露出部4、絶縁
体露出部7が形成されるよう2段の段剥ぎが施こ
されており、絶縁体露出部7の長さは相毎に異な
らしめられている。
導体露出部4はスリーブ5に接続され、保護筒
1内において絶縁体露出部7およびスリーブ5に
またがつて防水層6が施こされている。
一方、保護筒1外において絶縁体露出部7から
シース端部近傍にまたがつて、シール用テープを
巻回して防水層8を形成する。なお、前記の各相
の絶縁体露出部の長さは、上記の防水層8が1箇
所に集中しないように、少くとも防水層8の長さ
に近い長さだけ異らしめておく。
さらに、これらの防水層8を三相一括して熱収
縮チユーブによつておおい、保護層9を形成す
る。
上記構成の本考案プーリングアイによれば、保
護筒内では絶縁体外径に対し防水層を施すもので
あるから、保護筒外径よりも外径の大きなケーブ
ルの管路内引入れを安全に行うことができる。
また、保護筒外における各相の防水層も1箇所
に集中しないようにしてあるから、包括外径も小
となる。
さらに、保護筒1外の防水層8は保護層9によ
り保護されているので、延線中安定した防水を維
持することができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されな
い。すなわち、例示の三相一括引込の場合のみで
なく他の複数撚りケーブルにも適用し得る。ま
た、単心ケーブルに適用することも可能である。
〔考案の効果〕
上記のように本考案のプーリングアイは、ケー
ブルの包括外径よりも小径であり、しかもケーブ
ルの包括外径の保護筒外に設けた防水層による増
大も最小限であるから、従来のプーリングアイに
よるよりも大径のケーブルを既設管路に引入れる
ことができ、既設管路を利用して線路容量増大の
要望に応じることができる。
なお、保護筒外の防水層を設けた部分は充分な
可撓性を示し、管路の屈曲によく追従することが
できる。さらに、保護層はケーブルシースと同等
の材料を使用することができるので、強度上の不
安はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプーリングアイの断面図、第2
図Aは本考案一実施例の一部縦断面で示す正面
図、同図Bは前図B−B線における断面図であ
る。 1……保護筒、2……アイ金具、3……ケーブ
ルコア、4……導体露出部、5……スリーブ、
6,8……防水層、7……絶縁体露出部、9……
保護層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルに段剥ぎを施して導体露出部、絶縁体
    露出部を形成し、前記導体露出部を保護筒内のス
    リーブと接続し、保護筒内において前記絶縁体露
    出部およびスリーブにまたがる防水層を施し、保
    護筒外において前記絶縁体露出部およびシースに
    またがる防水層をシール用テープ巻回により形成
    し、これらの防水層をおおう熱収縮チユーブによ
    り形成した保護層によつて保護したことを特徴と
    するプーリングアイ。
JP7762182U 1982-05-28 1982-05-28 プ−リングアイ Granted JPS58183016U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7762182U JPS58183016U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 プ−リングアイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7762182U JPS58183016U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 プ−リングアイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183016U JPS58183016U (ja) 1983-12-06
JPS6321138Y2 true JPS6321138Y2 (ja) 1988-06-10

Family

ID=30086871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7762182U Granted JPS58183016U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 プ−リングアイ

Country Status (1)

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JP (1) JPS58183016U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58183016U (ja) 1983-12-06

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