JP2552204Y2 - アルミ被ケーブルの絶縁接続部 - Google Patents

アルミ被ケーブルの絶縁接続部

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JP2552204Y2
JP2552204Y2 JP1991070051U JP7005191U JP2552204Y2 JP 2552204 Y2 JP2552204 Y2 JP 2552204Y2 JP 1991070051 U JP1991070051 U JP 1991070051U JP 7005191 U JP7005191 U JP 7005191U JP 2552204 Y2 JP2552204 Y2 JP 2552204Y2
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aluminum
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一夫 天野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アルミ被電力ケーブル
の絶縁接続部に関し、特に可とう性を有する同径絶縁接
続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】従来、可
とう性を有する接続部としては、水底ケーブルに適用さ
れている鉛被ケーブルの接続部がある。一方、アルミ被
ケーブルでは同径接続部が提案されているが、これらは
いずれも普通接続部である。
【0003】近年、長大橋梁部・長距離トンネル部等の
長径間部布設のニーズがあり、1ドラム分の標準長ケー
ブルで賄えない場合や、輸送上の制約から1ドラム長が
制限される場合には中間接続部が必要となる。また、橋
梁・トンネル等の特殊部では接続部組み立てに必要なス
ペースの確保が困難であったり、環境上から接続作業の
困難な場合が考えられる。この場合、地上部等の接続ス
ペースならびに環境条件の確保できる場所でケーブルを
接続し、順次引入れ、布設を行う工法が考えられ、本工
法を実現するためには可とう性を有し、ケーブルと同様
に取り扱うことのできる接続部が必要となる。
【0004】高容量ケーブルの場合、クロスボンド方式
が一般的であることから、絶縁接続部が必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)図1〜図3のよう
に、 補強絶縁体15の中央部の外方を取り巻くようにして、
本体24の長手方向の両側にアルミ管26が埋め込まれ
かつ本体24から突出している絶縁筒22を設け、 (2)その両側に波付けされた接続部アルミ被28を設
け、 (3)当該接続部アルミ被28と前記絶縁筒のアルミ管
26との間を、接着剤または冷間溶接剤により接続す
る、という手段をとる。なおこれは、請求項1に記載の
構成である。
【0006】(4)また、図4のように、絶縁筒22の
本体24の内面に埋め込んだアルミ管26と、接続部ア
ルミ被28とを、ねじ込みにより接続するようにする場
合もある。これは請求項2に記載の構成である。
【0007】
【作 用】(1)絶縁筒22により、左右のケーブルア
ルミ被20が互いに絶縁される。 (2)絶縁筒22自体は可とう性がないが、そのケーブ
ル軸方向の長さは短くすることができ、かつ接続部アル
ミ被28は波付け加工してあることにより、接続部全体
が可とう性を持つ。 (3)絶縁筒22のアルミ管26と接続部アルミ被28
との間を、接着剤または冷間溶接剤もしくはねじ込みに
よって接続することにより、熱歪による絶縁筒22の本
体24とアルミ管26との界面接着強度の低下がない。
【0008】
【実施例1】図1において、12はケーブル導体接続部
(溶接等により同径接続されている)、14はケーブル
絶縁体、15は補強絶縁体、16はケーブル遮蔽層、1
8は遮蔽層の縁切り部、20はケーブルアルミ被であ
る。
【0009】22は絶縁筒である(図2)。これは円筒
形の絶縁体からなる本体24の、たとえば内面の長手方
向の両側に、インサートとしてアルミ管26を埋め込
み、一体に成形したものである。アルミ管26は本体2
4の両側に突出している。絶縁筒22の外径は、ケーブ
ルアルミ被20の外径よりやや大きい程度にしてある。
【0010】28は接続部アルミ被である。これは、始
め波付けされていない円筒形のアルミ筒をケーブル上に
送り込んでおき、補強絶縁体15を形成した後、波付け
加工したものである。接続部アルミ被28の外径は、絶
縁筒22の外径とほぼ同じ程度にしてある。
【0011】接続部アルミ被28と絶縁筒22のアルミ
管26との間を、接着剤30または冷間溶接剤により接
続する(図3)。接続部アルミ被28とケーブルアルミ
被20との間も、接着剤32または冷間溶接剤により接
続する。ただし、この部分の接続は、TIG溶接その他
の公知の任意の方法で行うことができる。34は防食層
である。
【0012】
【実施例2】絶縁筒22のアルミ管26と接続部アルミ
被28の接続方式が上記と異なる。図4のように、本体
24にインサートされたアルミ管26は、実施例1の場
合より肉厚にしておく。そして、内面に雌ねじ260を
切っておく。また、接続部アルミ被28の端部にも雄ね
じ280を切っておいて、アルミ管26と接続部アルミ
被28とをねじ込みにより接続する。なお、ターンバッ
クルのように、左右のねじの方向を逆にしておいてもよ
い。
【0013】
【考案の効果】(1)絶縁筒22のアルミ管26と接続
部アルミ被28との間を、接着剤または冷間溶接剤もし
くはねじ込みによって接続することにより、熱歪による
絶縁筒22の絶縁本体24とアルミ管26との界面接着
強度の低下がない。 (2)そのために、アルミ管26の長さを短くすること
ができる。アルミ管26が短いと、接続部の可とう性が
よくなる。 (3)通常の絶縁接続部に見られる、フランジ等の半径
方向に突出する部分がないので、ケーブル部とほぼ同径
に仕上げることができる。そのため、可とう性を有し、
ケーブルと同様に取り扱うことのできる絶縁接続部が実
現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の説明図。
【図2】実施例1において用いる絶縁筒の説明図。
【図3】実施例1における絶縁筒付近の拡大説明図。
【図4】本考案の実施例2における絶縁筒付近の拡大説
明図。
【符号の説明】
12 ケーブル導体接続部 14 ケーブル絶縁体 15 補強絶縁体 16 ケーブル遮蔽層 18 縁切り部 20 ケーブルアルミ被 22 絶縁筒 24 絶縁筒の本体 26 絶縁筒のアルミ管 28 接続部アルミ被 30,32 接着剤

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導体接続部及びその近傍のケー
    ブル絶縁体の上に形成された補強絶縁体の中央部の外方
    を取り巻くようにして、アルミ管が絶縁本体の長手方向
    の両側に埋め込まれかつ突出している絶縁筒が設けてあ
    り、 その両側に波付けされた接続部アルミ被がケーブルアル
    ミ被と接続された状態で設けてあり、 前記接続部アルミ被と前記絶縁筒のアルミ管との間が、
    接着剤または冷間溶接剤により接続されている、アルミ
    被ケーブルの絶縁接続部。
  2. 【請求項2】 ケーブル導体接続部及びその近傍のケー
    ブル絶縁体の上に形成された補強絶縁体の中央部の外方
    を取り巻くようにして設けられた絶縁筒の絶縁本体の内
    面の両側にアルミ管が設けてあり、 その両側に波付けされた接続部アルミ被がケーブルアル
    ミ被と接続された状態で設けてあり、 前記絶縁筒のアルミ管に前記接続部アルミ被が、ねじ込
    みにより接続されている、アルミ被ケーブルの絶縁接続
    部。
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