JPH0348849Y2 - - Google Patents

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JPH0348849Y2
JPH0348849Y2 JP13888787U JP13888787U JPH0348849Y2 JP H0348849 Y2 JPH0348849 Y2 JP H0348849Y2 JP 13888787 U JP13888787 U JP 13888787U JP 13888787 U JP13888787 U JP 13888787U JP H0348849 Y2 JPH0348849 Y2 JP H0348849Y2
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terminal
grounding
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bolt
nut
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はケーブル外被接続管と接地用絶縁電線
とを接続するために両者間に介される接地端子に
関する。
[従来技術] 金属外被を施されているケーブル同士の中間接
続部には、各ケーブル金属外被を接続するために
ケーブル外被接続管を有する普通接続箱NJや絶
縁接続箱IJが用いられている。通常ケーブル外被
接続管は2つ割れの銅管等が用いられ、その上に
ゴム、プラスチツクからなる防食層を設けたもの
が一般的で、前記ケーブル外被接続管に生ずる誘
起電圧をアースするために、接地線接続用羽子板
端子がケーブル外被接続管の外周部に突設されて
いる。この接地線接続用羽子板端子には接地端子
を介して接地用絶縁電線が接続される。第7図は
その接続構造を示す図で、防食層6と銅管42か
らなるケーブル外被接続管に接地線接続用羽子板
端子40が設けられ、この接地線接続用羽子板端
子40に接地端子20がボルト25及びナツト2
6により接続されている。該接続部分には絶縁補
強のためのブチルゴムテープ81、防水テープ8
2、保護テープ83が順次捲回され、接続部分の
水密化及び絶縁を図つている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが上記したような従来の接続部分では、
接地線接続用羽子板端子40と接地端子20の接
続部からボルト25及びナツト26が突出してい
るため、各種テープが非常に捲回しにくく作業性
が悪く、テープの重ね目に隙間が生じ易いもので
あつた。さらにボルト25及びナツト26が突出
しているがため、ブチルゴムテープ81を接続部
分に密に捲回することができず、図示する如く空
気溜201が生じてしまうことが多々あつた。こ
のような空気溜201は絶縁強度の低下を招くた
め、前記従来構造は好ましくなかつた。
[問題を解決するための手段] 従つて本考案は各種テープが捲回し易く、空気
溜が生ずることのないような接地端子を提供する
ことを目的とし、その要旨とするところは、ケー
ブル外被接続管の外周部に突設した接地線接続用
羽子板端子にボルト・ナツト接続される羽子板端
子部を少なくとも有し、該羽子板端子部の接地線
接続用羽子板端子と当接する接合面の裏面に、前
記ボルト若しくはナツトを収納する凹部が設けら
れてなることを特徴とする接地端子である。
[作用] ボルト若しくはナツトを収納する凹部を設ける
ことにより、接地線接続用羽子板端子と接地端子
の羽子板端子部との接続部分はボルト・ナツトに
よる突起が少なくなり、従つて作業性が改善さ
れ、空気溜が生じにくくなる。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案を一層具体的に説明
する。
第1図は本考案の接地端子1の一例を表す斜視
図で、第2図は第1図−線断面図、第3図は
A方向矢視図である。接地端子1は後述するケー
ブル外被接続管の接地線接続用羽子板端子40と
接続される羽子板端子部2と、接地用絶縁電線7
と接続される圧縮端子部3とを有し、略旗型の形
状を呈している。羽子板端子部2は端部から接地
端子1の軸11に向けて肉厚が厚くなるように形
成されている。22はボルトの挿通孔、24は接
地線接続用羽子板端子40と当接する平坦な接合
面で、接合面24の裏面にはボルト若しくはナツ
トを収納する凹部21が設けられている。31は
接地用絶縁電線7の導体72が挿入される孔で、
導体72が挿入された後圧縮端子部3が圧縮され
て、接地端子1と接地用絶縁電線7が接続され
る。本実施例では接地用絶縁電線7が2本接続で
きるよう孔31が2つ設けられているが孔31は
1つでも勿論良い。なお、接地端子1は鋳物銅等
で形成され、その表面は腐食を防止するため錫メ
ツキが施されている。
第4図は上述の接地端子1の適用箇所を表す図
で、第5図は第4図B部分の拡大断面図、第6図
は第5図−線断面図である。図において、5
0は被接続ケーブル、51はケーブル金属外被、
52は外被防食層を示す。4は2つ割れのケーブ
ル外被接続管で、一方の銅管42には接地線接続
用羽子板端子40がロウ付け等の方法で固着され
ている。銅管41,42の外周面には、被鉛工部
54並びにフランジ部55を除いてゴム・プラス
チツクの防食層6が被着されている。銅管41,
42のフランジ部55は、パツキン45を介して
ボルト43とナツト44とにより接続され、しか
る後各銅管41,42の被鉛工端がケーブル金属
外被51に鉛工接続される。さらに被鉛工部54
上には絶縁テープの巻き付けにより防食被覆53
が施され、またフランジ部55は防食カバー46
で水密に包囲される。接地線接続用羽子板端子4
0には接地端子1を介して接地用絶縁電線7が接
続され、接地用絶縁電線7の他端には地中に埋設
される接地電極71が接続されている。
接地端子1の羽子板端子部2は、接地線接続用
羽子板端子40とボルト25及びナツト26によ
り接続され、羽子板端子部2と接地線接続用羽子
板端子40との接合面24の裏面に形成された凹
部21に、ナツト26が収納されている。第6図
に示すように、羽子板端子部2の肉厚を上方を厚
く、下方を薄くして凹部21を設けてあるのは、
該接続部分の断面形状を突出部の少ない丸型に近
づけるためで、斯かる形状とすることにより従来
(第7図)のように空気溜201が生じることが
少なくなり、各種テープの捲回作業も容易とな
る。また、羽子板端子部2の断面形状を半円状と
しても構わない。凹部21は、ボルト25若しく
はナツト26が少なくとも半分以上、好ましくは
ほぼ全部が収納し得るものであることが望まし
い。このような凹部21としておけば、ボルト2
5若しくはナツト26による突出をより抑制する
ことができるので好ましい。また凹部21にボル
ト25を収納させる場合、ボルト25が六角ボル
トであれば凹部21を六角状に形成しておくと、
ナツト26の締め付け作業が容易となる。なお2
3は係止部で、係止部23を設けることにより羽
子板端子部2と接地線接続用羽子板端子40との
接続の際、接地端子の位置決め、ボルト25の締
め付けが簡単になる。
接地端子1の圧縮端子部3には、接地用絶縁電
線7の導体72が、前述の孔31に挿入され圧縮
接続されている。接地端子1上にはブチルゴムテ
ープ81、防水テープ82、保護テープ83が順
次捲回される。9は圧縮端子部3から接地用絶縁
電線7の端部を覆う防食カバーで、接地用絶縁電
線7上にある防食カバー9の端部も同様に、ブチ
ルゴムテープ81、防水テープ82、保護テープ
83を順次捲回し、水密化を図つている。
以上本実施例では接地端子1が略旗型の形状を
呈するものを示したが、直線状のものであつても
勿論良い。しかしながら略旗型の接地端子1であ
れば、ケーブル外被接続管4との間に空間Hを設
けることができ(直線状のものでは空間Hは狭く
なる)、接地端子1と接地線接続用羽子板端子4
0とを接続した後で各種テープを捲回し易く有利
である。
[効果] 以上詳述した通り本考案によれば、接地端子を
ケーブル外被接続管の接地線接続用羽子板端子に
接続した後の各種テープ捲回作業が、ボルト・ナ
ツトの突出が少ないので容易となる。また従来の
ように空気溜が生じることが少なくなり、絶縁強
度の低下を招くことがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接地端子の一例を示す斜視
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は第
1図A方向矢視図、第4図は本考案の接地端子の
適用箇所を表わす断面図、第5図は第4図B部分
の拡大図、第6図は第5図−線断面図、第7
図は従来の接地端子の接続部分を示す断面図であ
る。 1……接地端子、2……羽子板端子部、21…
…凹部、24……接合面、25……ボルト、26
……ナツト、4……ケーブル外被接続管、40…
…接地線接続用羽子板端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル外被接続管の外周部に突設した接地線
    接続用羽子板端子にボルト・ナツト接続される羽
    子板端子部を少なくとも有し、該羽子板端子部の
    接地線接続用羽子板端子と当接する接合面の裏面
    に、前記ボルト若しくはナツトを収納する凹部が
    設けられてなることを特徴とする接地端子。
JP13888787U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0348849Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13888787U JPH0348849Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13888787U JPH0348849Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443559U JPS6443559U (ja) 1989-03-15
JPH0348849Y2 true JPH0348849Y2 (ja) 1991-10-18

Family

ID=31401638

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13888787U Expired JPH0348849Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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JP (1) JPH0348849Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276792A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Sankosha Corp 接地用圧着端子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276792A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Sankosha Corp 接地用圧着端子

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Publication number Publication date
JPS6443559U (ja) 1989-03-15

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