JPH0348846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348846Y2 JPH0348846Y2 JP14027287U JP14027287U JPH0348846Y2 JP H0348846 Y2 JPH0348846 Y2 JP H0348846Y2 JP 14027287 U JP14027287 U JP 14027287U JP 14027287 U JP14027287 U JP 14027287U JP H0348846 Y2 JPH0348846 Y2 JP H0348846Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grounding
- nut
- bolt
- terminal
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は電力ケーブル接続箱の接地線の中間に
設けられる中間接続部に関する。
設けられる中間接続部に関する。
[従来技術]
第1図及び第2図に示すように、金属外被を施
されているケーブル10同士の中間接続部には、
各ケーブル金属外被を接続するためにケーブル外
被接続管を有する普通接続箱NJや絶縁接続箱IJ
が用いられている。第1図は普通接続箱NJの接
地方法を、第2図は絶縁接続箱IJにおけるクロス
ボンド式接地方法を示している。これら接続箱か
らは接地線1が導出され、金属外被に生ずる誘起
電圧をアースしている。
されているケーブル10同士の中間接続部には、
各ケーブル金属外被を接続するためにケーブル外
被接続管を有する普通接続箱NJや絶縁接続箱IJ
が用いられている。第1図は普通接続箱NJの接
地方法を、第2図は絶縁接続箱IJにおけるクロス
ボンド式接地方法を示している。これら接続箱か
らは接地線1が導出され、金属外被に生ずる誘起
電圧をアースしている。
ところで、ケーブル布設後にケーブルシースの
絶縁診断や三相ケーブル線路における相確認等を
行うために、前記接地線1に中間接続部2を設け
ておき、接地状態から非接地状態への切り換えを
可能としている場合がある。第5図に従来より一
般的に採用されている接地線1の中間接続部2′
の一例を示す。図を説明すれば、一方に接地線1
の導体11が圧縮接続され、他方に羽子板端子部
を有する接地端子201一対が、ボルト3及びナ
ツト4により接続されている。該接続部分には絶
縁補強のためのブチルゴムテープ6、防水テープ
7、保護テープ8が順次捲回され、接続部分の水
密化及び絶縁を図つている。このようにして中間
接続部2を設けておき、例えばケーブルシースの
絶縁診断を行う場合、中間接続部2に捲回されて
いる各種テープを取り外し、ボルト3とナツト4
も外して、ケーブル接続箱に接地線2が接続され
ている方の接地端子201より電圧を印加してケ
ーブルシースの絶縁診断を行つている。絶縁診断
が終わつたら再び上記の各種テープを順次捲回す
るものである。
絶縁診断や三相ケーブル線路における相確認等を
行うために、前記接地線1に中間接続部2を設け
ておき、接地状態から非接地状態への切り換えを
可能としている場合がある。第5図に従来より一
般的に採用されている接地線1の中間接続部2′
の一例を示す。図を説明すれば、一方に接地線1
の導体11が圧縮接続され、他方に羽子板端子部
を有する接地端子201一対が、ボルト3及びナ
ツト4により接続されている。該接続部分には絶
縁補強のためのブチルゴムテープ6、防水テープ
7、保護テープ8が順次捲回され、接続部分の水
密化及び絶縁を図つている。このようにして中間
接続部2を設けておき、例えばケーブルシースの
絶縁診断を行う場合、中間接続部2に捲回されて
いる各種テープを取り外し、ボルト3とナツト4
も外して、ケーブル接続箱に接地線2が接続され
ている方の接地端子201より電圧を印加してケ
ーブルシースの絶縁診断を行つている。絶縁診断
が終わつたら再び上記の各種テープを順次捲回す
るものである。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら上記したような従来の中間接続部
2′では、接地端子201同士の接続部分からボ
ルト3及びナツト4が突出しているため、各種テ
ープが非常に捲回しにくくなり作業性が悪く、テ
ープの重ね目に隙間が生じやすいものであつた。
従つてケーブルシースの絶縁診断を行う度に各種
テープの捲回作業が伴う接地線1の中間接続部2
においては、テープが捲回しにくいということは
極めて不都合である。さらにボルト3及びナツト
4が突出しているがため、ブチルゴムテープ6を
接地端子201の接続部分に密に捲回することが
できず、図示する如く空気溜9が生じてしまうこ
とが多々あつた。このような空気溜9は絶縁強度
の低下を招くため、上記した従来の中間接続部
2′は好ましくなかつた。
2′では、接地端子201同士の接続部分からボ
ルト3及びナツト4が突出しているため、各種テ
ープが非常に捲回しにくくなり作業性が悪く、テ
ープの重ね目に隙間が生じやすいものであつた。
従つてケーブルシースの絶縁診断を行う度に各種
テープの捲回作業が伴う接地線1の中間接続部2
においては、テープが捲回しにくいということは
極めて不都合である。さらにボルト3及びナツト
4が突出しているがため、ブチルゴムテープ6を
接地端子201の接続部分に密に捲回することが
できず、図示する如く空気溜9が生じてしまうこ
とが多々あつた。このような空気溜9は絶縁強度
の低下を招くため、上記した従来の中間接続部
2′は好ましくなかつた。
[問題を解決するための手段]
従つて本考案は各種テープが捲回し易く、空気
溜が生ずることのないような接地線の中間接続部
を提供することを目的とし、その要旨とするとこ
ろは、平坦な接合面の裏面にボルト若しくはナツ
トを収納する凹部が形成された羽子板端子部を有
する接地端子一対が、互いの前記接合面同士を当
接せしめてボルト・ナツト接続されており、該ボ
ルト及びナツトが各接地端子の凹部にそれぞれ収
納されてなることを特徴とする電力ケーブル接続
箱用接地線の中間接続部である。
溜が生ずることのないような接地線の中間接続部
を提供することを目的とし、その要旨とするとこ
ろは、平坦な接合面の裏面にボルト若しくはナツ
トを収納する凹部が形成された羽子板端子部を有
する接地端子一対が、互いの前記接合面同士を当
接せしめてボルト・ナツト接続されており、該ボ
ルト及びナツトが各接地端子の凹部にそれぞれ収
納されてなることを特徴とする電力ケーブル接続
箱用接地線の中間接続部である。
[作用]
ボルト若しくはナツトを収納する凹部を接合面
の裏面に設けた接地端子を用いることにより、接
地端子同士の接続部分はボルト・ナツトによる突
起が少なくなり、従つてテープが捲回しやすくな
つて作業性が改善され、空気溜が生じにくくい接
地線の中間接続部が実現される。
の裏面に設けた接地端子を用いることにより、接
地端子同士の接続部分はボルト・ナツトによる突
起が少なくなり、従つてテープが捲回しやすくな
つて作業性が改善され、空気溜が生じにくくい接
地線の中間接続部が実現される。
[実施例]
以下図面を参照しながら本考案を一層具体的に
説明する。
説明する。
第3図及び第4図は本考案の一例を示す。第3
図は本考案の中間接続部2の分解斜視図である。
20は接地端子であつて、羽子板端子部21と圧
縮端子部22を有している。圧縮端子部22には
接地線1の導体11が圧縮接続されている。羽子
板端子部21の一面は平坦な接合面24が形成さ
れており、接地端子20一対の接合面24同士が
当接され、ボルト3及びナツト4により接続され
る。なお、50はボルト孔、51はワツシヤー、
52はスプリングワツシヤーである。25は係止
部で、係止部25を設けることにより接地端子2
0のボルト・ナツト接続の際、接地端子20の位
置決め、ボルト3の締め付けが簡単になる。接地
端子20の接合面24の裏面にはボルト3若しく
はナツト4を収納するための凹部23が形成され
ている。凹部23は、ボルト3若しくはナツト4
が少なくとも半分以上、好ましくはほぼ全部が収
納し得るものであることが望ましい。このような
凹部23としておけば、ボルト3若しくはナツト
4による突出をより抑制することができるので好
ましい。また接地端子20は本実施例に示すよう
に全体をほぼ円柱形状とし、羽子板端子部21が
半円柱形状とすることが好ましい。このような接
地端子20を用いれば、接地端子20同士の接続
部分を略円柱状にすることができ、各種テープの
捲回作業がより容易となるばかりでなく、空気溜
も生じにくく好都合である。なお、接地端子20
は鋳物銅等で形成され、その表面は腐食を防止す
るため、例えば錫メツキが施されているものを用
いれば良い。
図は本考案の中間接続部2の分解斜視図である。
20は接地端子であつて、羽子板端子部21と圧
縮端子部22を有している。圧縮端子部22には
接地線1の導体11が圧縮接続されている。羽子
板端子部21の一面は平坦な接合面24が形成さ
れており、接地端子20一対の接合面24同士が
当接され、ボルト3及びナツト4により接続され
る。なお、50はボルト孔、51はワツシヤー、
52はスプリングワツシヤーである。25は係止
部で、係止部25を設けることにより接地端子2
0のボルト・ナツト接続の際、接地端子20の位
置決め、ボルト3の締め付けが簡単になる。接地
端子20の接合面24の裏面にはボルト3若しく
はナツト4を収納するための凹部23が形成され
ている。凹部23は、ボルト3若しくはナツト4
が少なくとも半分以上、好ましくはほぼ全部が収
納し得るものであることが望ましい。このような
凹部23としておけば、ボルト3若しくはナツト
4による突出をより抑制することができるので好
ましい。また接地端子20は本実施例に示すよう
に全体をほぼ円柱形状とし、羽子板端子部21が
半円柱形状とすることが好ましい。このような接
地端子20を用いれば、接地端子20同士の接続
部分を略円柱状にすることができ、各種テープの
捲回作業がより容易となるばかりでなく、空気溜
も生じにくく好都合である。なお、接地端子20
は鋳物銅等で形成され、その表面は腐食を防止す
るため、例えば錫メツキが施されているものを用
いれば良い。
第4図は本考案にかかる電力ケーブル接続箱用
接地線の中間接続部2の一例を示す断面図であ
る。接地端子20一対がボルト3及びナツト4に
より接続され、各接地端子20の凹部にボルト3
及びナツト4がそれぞれ収納されている。接地端
子20同士の接続部分と接地線1の導体11露出
部分とを完全に覆うように絶縁補強のためのブチ
ルゴムテープ6が捲回され、その上に防水テープ
7、保護テープ8が順次捲回されている。第5図
に示す従来の中間接続部2′に比べ、接地端子2
0の羽子板端子部21を厚肉とし、接合面24の
裏面に凹部23を設けてボルト3若しくはナツト
4を収納して、接地端子20同士の接続部分でボ
ルト3及びナツト4による突起が少なくし、該接
続部分が略円柱状を呈するよう構成されているも
のである。
接地線の中間接続部2の一例を示す断面図であ
る。接地端子20一対がボルト3及びナツト4に
より接続され、各接地端子20の凹部にボルト3
及びナツト4がそれぞれ収納されている。接地端
子20同士の接続部分と接地線1の導体11露出
部分とを完全に覆うように絶縁補強のためのブチ
ルゴムテープ6が捲回され、その上に防水テープ
7、保護テープ8が順次捲回されている。第5図
に示す従来の中間接続部2′に比べ、接地端子2
0の羽子板端子部21を厚肉とし、接合面24の
裏面に凹部23を設けてボルト3若しくはナツト
4を収納して、接地端子20同士の接続部分でボ
ルト3及びナツト4による突起が少なくし、該接
続部分が略円柱状を呈するよう構成されているも
のである。
[効果]
以上詳述した通り本考案によれば、接地端子同
士の接続部分のボルト及びナツトによる突起が少
なくなる。従つて、各種テープを前記接続部分に
密に捲回でき、従来のような空気溜りが生じにく
くなり、絶縁強度の低下を招くことがない。また
ボルト、ナツトの突起が少ないので、テープの捲
回作業が容易となり、例えばケーブルシースの絶
縁診断等を行つた際でも、簡単に早く各種テープ
を捲回することができるので好都合である。
士の接続部分のボルト及びナツトによる突起が少
なくなる。従つて、各種テープを前記接続部分に
密に捲回でき、従来のような空気溜りが生じにく
くなり、絶縁強度の低下を招くことがない。また
ボルト、ナツトの突起が少ないので、テープの捲
回作業が容易となり、例えばケーブルシースの絶
縁診断等を行つた際でも、簡単に早く各種テープ
を捲回することができるので好都合である。
第1図は普通接続箱の接地方法を示す配線図、
第2図は絶縁接続箱におけるクロスボンド式接地
方法を示す配線図、第3図は本考案にかかる接地
端子の接続部分の分解斜視図、第4図は本考案の
接地線の中間接続部の一例の断面図、第5図は従
来の接地線の中間接続部の断面図である。 1……接地線、20……接地端子、21……羽
子板端子部、23……凹部、24……接合面、3
……ボルト、4……ナツト。
第2図は絶縁接続箱におけるクロスボンド式接地
方法を示す配線図、第3図は本考案にかかる接地
端子の接続部分の分解斜視図、第4図は本考案の
接地線の中間接続部の一例の断面図、第5図は従
来の接地線の中間接続部の断面図である。 1……接地線、20……接地端子、21……羽
子板端子部、23……凹部、24……接合面、3
……ボルト、4……ナツト。
Claims (1)
- 平坦な接合面の裏面にボルト若しくはナツトを
収納する凹部が形成された羽子板端子部を有する
接地端子一対が、互いの前記接合面同士を当接せ
しめてボルト・ナツト接続されており、該ボルト
及びナツトが各接地端子の凹部にそれぞれ収納さ
れてなることを特徴とする電力ケーブル接続箱用
接地線の中間接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14027287U JPH0348846Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14027287U JPH0348846Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6444567U JPS6444567U (ja) | 1989-03-16 |
JPH0348846Y2 true JPH0348846Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=31404291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14027287U Expired JPH0348846Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348846Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP14027287U patent/JPH0348846Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6444567U (ja) | 1989-03-16 |
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