JPS6013235Y2 - ケ−ブルの引入れ端末部構造 - Google Patents

ケ−ブルの引入れ端末部構造

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Publication number
JPS6013235Y2
JPS6013235Y2 JP2560081U JP2560081U JPS6013235Y2 JP S6013235 Y2 JPS6013235 Y2 JP S6013235Y2 JP 2560081 U JP2560081 U JP 2560081U JP 2560081 U JP2560081 U JP 2560081U JP S6013235 Y2 JPS6013235 Y2 JP S6013235Y2
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JP
Japan
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eye
cable
metal sleeve
terminal structure
pulling eye
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Expired
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JP2560081U
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JPS57139227U (ja
Inventor
利之 大堀
正義 渡部
Original Assignee
日立電線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、引張強度の大きな非金属繊維を外装として設
けたケーブルの、引入れ端末部構造の改良に関するもの
である。
ケーブルを管路、電線管等に、しかも長尺で引入れる要
求は、経済性の面、あるいは弱点となるケーブル接続部
の減少という意味から益々高まって来ている。
この場合、ケーブル自体が引入れの張力に対して耐える
ことが必要である。
この要求に対処するため、導体の他に、鉄線等の引入れ
用補強線をケーブル外装として設けたケーブル構造が、
既に提案され実用化されている。
ところで近年、この補強線として、鉄損や発熱通電を避
けたり、軽量化のため従来の金属線に代えて、強化プラ
スチックデュポン社商品名ケブラー等の非金属の線又は
繊維の使用が検討されている。
しかしこの非金属繊維外装型ケーブルは、導体で不足す
る張力を補ない、充分な強度を得ることができる反面、
補強線が金属体でないため、従来のプーリングアイをそ
のまま適応したのでは、充分に補強線としての強度を生
かすことはできない欠点があった。
即ち、従来のプーリングアイでは、金属性プーリングア
イと、導体及び金属外装を一括して圧縮法又は半田揚げ
法によって固定を行っていたが、非金属性の外装の場合
、充分な把持力を期待することは難しいものである。
本考案は以上説明した従来技術の欠点を解決し、引入れ
張力を大幅に上昇させ得るケーブル引入れ端末部構造の
提供を目的として為されたもので、実用新案登録請求の
範囲に記載さた通りである。
次に本考案端末部構造の一実施例を添付図面を参照して
さらに説明する。
1は導体であり、2はその外周に設けられた絶縁体であ
り、3は最外周に設けられた非金属繊維より成る外装で
ある。
導体1としては、従来周知の銅が使用され、絶縁体2と
しては、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム等が使
用される。
外装3としては、強化プラスチック繊維、デュポン社商
品名ケブラーと称される繊維等を編組したものである。
このケーブルは端末部に於て、まず絶縁体2が剥ぎ取ら
れ、導体1が露出させられる。
露出された導体1にはプーリングアイ4が取り付けられ
固定される。
プーリングアイ4の固定は、従来と同様、圧縮、半田揚
げ等によって把持させる。
次にプーリングアイ4の外周に外装繊維3が並べられ、
その外側に金属スリーブ5が被せられ、更に圧縮し固定
する。
この場合、プーリングアイ4の外表面に波付け、溝等を
設けることにより、金属スリーブ5での圧縮把持力が増
加する。
また、プーリングアイ4の材質に比べ、金属スリーブ5
の材質を軟質、例えばプーリングアイ4を鋼材、金属ス
リーブ5を鋼材とすることにより、金属スリーブ5の変
形圧縮によって該スリーブ5とプーリングアイ4との間
に挾まれる非金属外装繊維3を傷めずにプーリングアイ
4上に確実に密着固定させ、もって圧縮把持力を更に高
めることができる。
この様にして構成される本実施例引入れ端末部構造は、
非金属外装が導体とは別にプーリングアイよりも軟質と
された金属スリーブの変形圧縮に基いてプーリングアイ
上に把持固定されるので、変形された金属スリーブがプ
ーリングアイの外形に良くなじんで外装繊維を傷めずに
プーリングアイ上に確実に密着一体化できたものであり
、従って導体に把持固定せしめてそれを牽引るプーリン
グアイへの外装繊維の張力伝達を確実にし、従来のプー
リングアイに金属スリーブを追加し、圧縮するだけの簡
単な操作でケーブルの引入れ張力を大幅に上昇させるこ
とができるものである。
以上説明した通り本考案によれば、非金属外装型ケーブ
ルの長尺引入れを可能としたものであり、その実用的価
値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案端末部構造の一実施例を示す説明図で
ある。 1:導体、2:絶縁体、3:非金属繊維外装、4ニブ−
リングアイ、5:金属スリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非金属繊維外装型ケーブルの端末部に於いて、絶縁体を
    剥ぎ取って露出された導体先端に把持固定せるプーリン
    グアイの上に外装繊維が覆われ、該外装繊維の外側に当
    該プーリングアイよりも軟質の金属スリーブが被せられ
    、該金属スリーブの圧縮変形に基いて外装繊維とプーリ
    ングアイとが一体化されることを特徴とするケーブルの
    引入れ端末部構造。
JP2560081U 1981-02-25 1981-02-25 ケ−ブルの引入れ端末部構造 Expired JPS6013235Y2 (ja)

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