JP2004342579A - 光・メタル複合ケーブル - Google Patents

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Michihiro Tokuda
道広 徳田
Seiki Uraka
清貴 浦下
Toshiaki Katsuya
利明 勝矢
Shuichi Chino
修市 千野
Katsuya Yanagisawa
勝也 柳沢
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Abstract

【課題】既往の管路に、各種機械的特性が良好で、地下用屋外線と共に光ケーブルを引き通し易くした光・メタル複合ケーブルを提供する。
【解決手段】 光ケーブル芯18と、メタルケーブル芯25とを共通のPVCの外被26で覆ってなる光・メタル複合ケーブル20において、光ケーブル芯18は、光ファイバ心線11の周りにアラミド繊維を縦添えして補強層12を形成し、この補強層12の周りに保護層13を形成して光ファイバコード14とし、この光ファイバコード14を複数本、アラミド繊維紐15の周りに介在ヤーン16と共に撚り合わせて押さえ巻きテーピング17を施したものであり、メタルケーブル芯23は、導体21の上に絶縁層22を形成した絶縁心線23を複数対撚り合わせて押さえ巻きテーピング24を施したものであり、上記外被26は、PVCを採用したが、最外層にPUとすることができ、また、補強層12を、内層をPVC、外層をPUとすることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、地下用屋外線の引込み管路等に光ファイバコードを共に引込み易くした光・メタル複合ケーブルに関する。
光・メタル複合ケーブルの先行技術として特許文献1がある。
特開2002-245870号公報(要約)
特許文献1の発明は、図7に示すように「同軸ケーブル30と、テンションメンバ(以下、TMという。)31に少なくとも、コア32a とクラッド32b とからなる光ファイバ素線32に一次被覆33と補強層34と外被35とを順次施してなる光ファイバコード36を添わせてなる光ケーブル37とを、断面形状8字もしくはメガネ形の結合被覆38し、互いに平行に並列した状態に結合し、上記結合被覆38の内側に引き裂き糸39を挿入したもの」で,上記TM31は、鋼線であり、結合被覆38はポリ塩化ビニル組成物(以下、PVCという)である。
上記従来技術のものは、TMが鋼線のため高い剛性により可撓性が悪くなり、光ケーブルがTMに接する部分で局部的な側圧が加わり伝送特性の低下を招く恐れがある。とりわけケーブルが屈曲するときや、曲がった管路に引き通されるとき、その傾向が顕著になり伝送特性を大きく低下させる原因となる。
また、外被をPVCとしているため外圧に対する外被の強度が低く、PVCは摩擦係数が大きく、滑りが悪いため湾曲した管路に引込み難く、内部のケーブル本体に張力が加わり伝送特性の低下を招く恐れもある。
また、高速デジタル通信の要求に伴って、地下用屋外線を引き通す管路に光ケーブルを併せて通線する必要が生まれており、一般的に地下用屋外線の引き込み管路のサイズは25mmφであるため、地下用屋外線に加えて光ケーブルを引き通すことは極めて困難であるから、既往の地下用屋外線を一旦引き抜き、地下用屋外線に光ドロップケーブルをラッシングして引き通さねばならず多くの労力と時間が必要である。
上記問題に鑑みこの発明は、既往の管路に、地下用屋外線と共に光ケーブルを引き通し易くした光・メタル複合ケーブルを提供すること、および屈曲した管路へ光・メタル複合ケーブルを引き通す際に発生する外圧、引張り、摩擦から光ケーブルを保護する光・メタル複合ケーブルを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、光ケーブル芯と、メタルケーブル芯とを共通の外被で覆ってなる光・メタル複合ケーブルにおいて、光ケーブル芯は、光ファイバ心線の周りにアラミド繊維を縦添えして補強層を形成し、この補強層の周りに保護層を形成して光ファイバコードとし、この光ファイバコードを複数本、アラミド繊維紐の周りに介在と共に撚り合わせて押さえ巻きテーピングを施したものであり、メタルケーブル芯は、導体の上に絶縁層を形成した絶縁心線を複数対撚り合わせて押さえ巻きテーピングを施し(請求項1)てなり、上記共通の外被を熱可塑性ポリウレタン組成物(以下、PUという。請求項2)とし、上記光ファイバコードの保護層を、内層をPVCとし、外層をPU(請求項3)としてなるものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、TMを鋼線からアラミド繊維紐に変えたので、鋼線による側圧発生がなくなって伝送特性の低下を招くことがなく、可撓性が向上することによって、細い地下用屋外線の引き込み用管路への通線作業が容易になる。
また、外被に摩擦係数が小さく、外圧に強いPUを採用することによって、通線時の滑りが良好になり、通線時の側圧発生を大幅に減少させて伝送特性の低下を抑えることができる。
また、外被を共通(一体化)とすることにより細く屈曲した管路への通線作業が容易になり、通線後、結合部で分岐すれば光ファイバケーブル、メタルケーブルとして、その目的に合った配線が可能になり効果的配線が可能となる。
以上説明した通りこの発明によれば、TMを鋼線からアラミド繊維紐に変えることにより、鋼線による側圧の発生、引いては伝送特性の低下と光ファイバの損傷を防止することができ、可撓性が向上することによって、細い地下用屋外線の引き込み用管路への通線作業が容易になった。また、外被に摩擦係数が小さく、外圧に強いPUを採用することによって、通線時の滑りが良くなり、屈曲した細い管路への通線において側圧が大幅に減少し伝送特性の低下を抑えることがでるようになった。
さらに、外被を共通(一体化)とすることにより屈曲した細い管路への通線作業が容易になり、通線後、結合部で分岐すれば光ファイバケーブル、メタルケーブルとして、その目的に合った配線が可能になり効率的配線ができるようになった。
次にこの発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1はこの発明に係る光・メタル複合ケーブルの断面図で、その構造・寸法を表1に示す。
コアとクラッドからなる光ファイバ素線に、青、黄、緑、赤色のナイロン樹脂組成物を被覆した光ファイバ心線11の直上にアラミド繊維のTM12を縦添えし、その上にPVCの保護層13を押出し成形して光ファイバコード14とし、上記色分けした光ファイバコード14を、アラミド繊維紐のTM15を中心にしてポリプロピレンヤーンの介在16と共に撚り合わせ、その上にテーピング17を施して光ファイバ芯18とする。なお、上記介在16の素材はポリプロピレンヤーンに限らず実用的なものを適宜採用できる。
銅導体21上に青、白、茶、黒に色分けしたポリエチレン絶縁被覆22を押出し成形して絶縁心線23とし、この絶縁心線23を撚り合わせてカッドを構成してテープで押え巻き24してメタルケーブル芯25とする。
上記光ケーブル芯18とメタルケーブル芯25の周りに、共通の外被26としてPVCを押出し成形する。このとき光ケーブル芯18の表面には切り裂き紐27を縦添えする。なお28は共通の外被26の接合部である。
上記光・メタル複合ケーブルは、地下用屋外線の管路への使用の他、光・メタル複合ケーブルが必要なところにも使用できる。
なお、上記共通の外被26として、機械的強度が高く、摩擦係数の小さいPUを採用することができる。また、上記共通の外被26として、内層をPVCとし、最外層をPUとすることもできる。さらに、上記光ファイバコードの保護層を、内層をPVCとし、外層をPUとすることもできる。
上記の如く試作した光・メタル複合ケーブルからサンプルを採取して「屈曲試験」「圧縮試験」「衝撃落下試験」「捻回試験」「しごき試験」を行った。その試験方法および試験結果について以下に説明する。
(1)屈曲試験
2mのサンプルSに(光ケーブルのみ)光源およびパワーメーターを接続し、図2に示すようにサンプル外径の10,6,4倍径のマンドレルMに沿って±180度、5往復曲げて、このときの光損失の変動量および損失を確認した結果を表2に示す。
(2)圧縮試験
2mのサンプルSを採取し、光ケーブルのみと光・メタル複合ケーブルのものとを用意し、それぞれに光源およびパワーメーターを接続し、図3に示すように定盤Bの上にサンプルSを置き、幅50mmの圧盤Pを介してケーブル50mm当たり、490N超の荷重をかけ、このときの光損失の変動量および損失を確認した結果を表3および4に示す。
(3)衝撃落下試験
2mのサンプルを採取し、光ケーブルのみと光・メタル複合ケーブルのものとを用意し、それぞれに光源およびパワーメーターを接続し、図4に示すように定盤Bの上にサンプルSを置き、ガイド筒G中をスライドさせて1mの高さから25mmφで4.9Nの衝撃柱Hを同一箇所に10回落下させ、このときの光損失の変動量および損傷などを確認した結果を表5および6に示す。
(4)捻回試験
1mのサンプルを採取し、光ケーブルのみと光・メタル複合ケーブルのものとを用意し、それぞれに光源およびパワーメーターを接続し、図5に示すようにサンプルSの両端をチャックCで把持し49Nの張力をかけて、180度の捻回を3回加え、このときの光損失の変動量および損傷などを確認した結果を表7および8に示す。
(5)しごき試験
2mのサンプルを採取し(光ケーブルのみ)光源およびパワーメーターを接続し、図6に示すようにサンプルSに49Nの張力をかけて、300mmφのマンドレルに135度の角度で沿わせ5往復のしごきを行った。このときの光損失の変動量および損傷などを確認した結果を表9に示す。
(6)重衝撃落下試験(TMがアラミド繊維紐と鋼線との比較)
2mのサンプルを採取し、結合部28(図1参照)で切り離して光ケーブル部分のみとしたものと、比較例としてTMを0.7mmφの亜鉛めっき鋼線としたものを用意し、それぞれに光源およびパワーメーターを接続し、図4に示すように定盤Bの上にサンプルSを置き、ガイド筒G中をスライドさせて1mの高さから30mmφで9.8Nの衝撃柱Hを同一箇所に100回落下させ、1,3,5,7回と10回ごとの光損失の変動量および損傷などを確認した結果を表10に示す。
Figure 2004342579
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この発明に係る光・メタル複合ケーブルの(a)断面図、(b)光ファイバコードの断面図 屈曲試験の説明図 圧縮試験の説明図 衝撃落下試験の説明図 捻回試験の説明図 しごき試験の説明図 従来技術に係る光・メタル複合ケーブルの(a)斜視図、(b)光ファイバコードの各層を段剥ぎした正面図
符号の説明
11 光ファイバ心線
12 TM
13 保護層
14 光ファイバコード
15 TM
16 介在
17 テーピング
18 光ファイバ芯
20 光・メタル複合ケーブル
21 銅導体
22 ポリエチレン絶縁被覆
23 絶縁心線
24 押え巻き
25 メタルケーブル芯
26 外被
27 切り裂き紐
28 接合部(共通の外被の)
30 同軸ケーブル
31 TM
32 光ファイバ素線
32a コア
32b クラッド
33 一次被覆
34 補強層
35 外被
36 光ファイバコード
37 光ケーブル
38 結合被覆
39 引き裂き糸
B 定盤
C チャック
G ガイド筒
P 圧盤
S サンプル

Claims (3)

  1. 光ケーブル芯と、メタルケーブル芯とを共通の外被で覆ってなる光・メタル複合ケーブルにおいて、光ケーブル芯は、光ファイバ心線の周りにアラミド繊維を縦添えして補強層を形成し、この補強層の周りに保護層を形成して光ファイバコードとし、この光ファイバコードを複数本、アラミド繊維紐の周りに介在と共に撚り合わせて押さえ巻きテーピングを施したものであり、メタルケーブル芯は、導体の上に絶縁層を形成した絶縁心線を複数対撚り合わせて押さえ巻きテーピングを施してなることを特徴とする光・メタル複合ケーブル。
  2. 上記共通の外被は、熱可塑性ポリウレタン組成物からなることを特徴とする請求項1に記載の光・メタル複合ケーブル。
  3. 上記光ファイバコードの保護層を、内層をポリ塩化ビニル組成物とし、外層は熱可塑性ポリウレタン組成物としたことを特徴とする請求項1または2に記載の光・メタル複合ケーブル。
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