JPH09270207A - 端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル - Google Patents
端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブルInfo
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- JPH09270207A JPH09270207A JP7850896A JP7850896A JPH09270207A JP H09270207 A JPH09270207 A JP H09270207A JP 7850896 A JP7850896 A JP 7850896A JP 7850896 A JP7850896 A JP 7850896A JP H09270207 A JPH09270207 A JP H09270207A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、高抗張力と耐屈曲性とが共に
優秀で且つケーブルの端末加工性も優秀な耐屈曲性ケー
ブルを提供することにある。 【解決手段】本発明は、高抗張力繊維紐の外周に複数芯
平型絶縁電線を螺旋巻きし、該螺旋巻き複数芯平型絶縁
電線の外周にシースを被覆して成ることを特徴とする端
末加工性が優れた耐屈曲性ケーブルにある。
優秀で且つケーブルの端末加工性も優秀な耐屈曲性ケー
ブルを提供することにある。 【解決手段】本発明は、高抗張力繊維紐の外周に複数芯
平型絶縁電線を螺旋巻きし、該螺旋巻き複数芯平型絶縁
電線の外周にシースを被覆して成ることを特徴とする端
末加工性が優れた耐屈曲性ケーブルにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端末加工性が優れた
耐屈曲性ケーブルに関するものである。
耐屈曲性ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には動力性能向上や保安信頼性を
確保するため各種のセンサーが装着されている。
確保するため各種のセンサーが装着されている。
【0003】これら各種のセンサーには信号伝送用各種
センサー用ケーブルが使用されている。
センサー用ケーブルが使用されている。
【0004】この自動車のセンサー用ケーブルは自動車
の足周り部に配線されるものであることから、高抗張力
と優れた耐屈曲性とが要求されている。
の足周り部に配線されるものであることから、高抗張力
と優れた耐屈曲性とが要求されている。
【0005】図3は従来のセンサー用ケーブルの横断面
説明図を示したものである。
説明図を示したものである。
【0006】図3において1は撚線導体、2は絶縁体、
3は絶縁線芯、4はシースである。即ち、従来のセンサ
ー用ケーブルは、まずロープ撚り撚線導体1の上層に絶
縁体2を押出し被覆することにより絶縁線芯3を作成す
る。
3は絶縁線芯、4はシースである。即ち、従来のセンサ
ー用ケーブルは、まずロープ撚り撚線導体1の上層に絶
縁体2を押出し被覆することにより絶縁線芯3を作成す
る。
【0007】次に、このようにして作成した絶縁線芯3
を2本用意し、これら2本の絶縁線芯3を撚合わせるこ
とにより2芯ツイスト絶縁線芯とする。
を2本用意し、これら2本の絶縁線芯3を撚合わせるこ
とにより2芯ツイスト絶縁線芯とする。
【0008】最後に、この得られた2芯ツイスト絶縁線
芯の上層にシース4を押出し被覆することにより2芯ツ
イストセンサー用ケーブルとする。
芯の上層にシース4を押出し被覆することにより2芯ツ
イストセンサー用ケーブルとする。
【0009】ところでここで用いている撚線導体1は、
かなり細い高抗張力銅合金線の素線を多数本集合し、次
にその集合束の複数束を撚合わせて(一般にロープ撚り
と呼ばれている撚り方法)成るロープ撚り撚線導体であ
る。
かなり細い高抗張力銅合金線の素線を多数本集合し、次
にその集合束の複数束を撚合わせて(一般にロープ撚り
と呼ばれている撚り方法)成るロープ撚り撚線導体であ
る。
【0010】このロープ撚り撚線導体を用いるのは、素
線導体を単純に撚合わせて成る単純撚線導体より耐屈曲
性が優れ且つ抗張力が高くなるからである。
線導体を単純に撚合わせて成る単純撚線導体より耐屈曲
性が優れ且つ抗張力が高くなるからである。
【0011】なお素線導体を単純に撚合わせて成る単純
撚線導体の耐屈曲性や抗張力が悪くなるのは、撚合わせ
により素線の動きが押さえ付けられるためと考えられ
る。
撚線導体の耐屈曲性や抗張力が悪くなるのは、撚合わせ
により素線の動きが押さえ付けられるためと考えられ
る。
【0012】一方、図4はこのような従来の2芯ツイス
トセンサー用ケーブルの端末加工手順を示した斜視説明
図である。
トセンサー用ケーブルの端末加工手順を示した斜視説明
図である。
【0013】即ち、図4からわかるように従来の2芯ツ
イストセンサー用ケーブルの端末加工手順は次のように
行われている。
イストセンサー用ケーブルの端末加工手順は次のように
行われている。
【0014】 まず、(a)のように2芯ツイストセ
ンサー用ケーブルの端末のシース4を剥離する。
ンサー用ケーブルの端末のシース4を剥離する。
【0015】 次に、(b)のようにそのシース4を
剥離することにより表へ出てきた2芯ツイスト絶縁線芯
の撚合わせを戻し、それからそれら2本の絶縁線芯3を
それぞれ真っ直ぐにする。
剥離することにより表へ出てきた2芯ツイスト絶縁線芯
の撚合わせを戻し、それからそれら2本の絶縁線芯3を
それぞれ真っ直ぐにする。
【0016】 次に、(c)のように2本の絶縁線芯
3の絶縁体2を剥離する。
3の絶縁体2を剥離する。
【0017】 最後に、(d)のように絶縁体2を剥
離して露出させた撚線導体1に端末金具5を被嵌し、そ
れからその被嵌した圧接コネクタ5の外方から圧着す
る。
離して露出させた撚線導体1に端末金具5を被嵌し、そ
れからその被嵌した圧接コネクタ5の外方から圧着す
る。
【0018】しかしながらこの従来の2芯ツイストセン
サー用ケーブルでは端末加工をする際に次のような不具
合が避けられなかった。
サー用ケーブルでは端末加工をする際に次のような不具
合が避けられなかった。
【0019】第1の不具合は、図4の(a)〜(d)に
示すように一連の剥離作業の工数がかかり、その結果端
末加工作業の生産性向上が困難である。
示すように一連の剥離作業の工数がかかり、その結果端
末加工作業の生産性向上が困難である。
【0020】第2の不具合は、用いている撚線導体1は
前述したようにかなり細い高抗張力銅合金線の素線を多
数本集合し、次にその集合束の複数束を撚合わせて(一
般にロープ撚りと呼ばれている撚り方法)成るロープ撚
り撚線導体であることから、2芯ツイストセンサー用ケ
ーブルの絶縁体2剥離作業において撚線導体1の素線に
剥離作業用ナイフ等が僅かに触っただけで外傷や切断を
受けてしまうことである。
前述したようにかなり細い高抗張力銅合金線の素線を多
数本集合し、次にその集合束の複数束を撚合わせて(一
般にロープ撚りと呼ばれている撚り方法)成るロープ撚
り撚線導体であることから、2芯ツイストセンサー用ケ
ーブルの絶縁体2剥離作業において撚線導体1の素線に
剥離作業用ナイフ等が僅かに触っただけで外傷や切断を
受けてしまうことである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、高抗張力と耐屈曲性と
が共に優秀で且つケーブルの端末加工性も優秀な耐屈曲
性ケーブルを提供することにある。
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、高抗張力と耐屈曲性と
が共に優秀で且つケーブルの端末加工性も優秀な耐屈曲
性ケーブルを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、高抗張力繊維紐の外周に複数芯平型絶縁電線を螺
旋巻きし、該螺旋巻き複数芯平型絶縁電線の上にシース
を被覆して成ることを特徴とする端末加工性が優れた耐
屈曲性ケーブルにある。
ろは、高抗張力繊維紐の外周に複数芯平型絶縁電線を螺
旋巻きし、該螺旋巻き複数芯平型絶縁電線の上にシース
を被覆して成ることを特徴とする端末加工性が優れた耐
屈曲性ケーブルにある。
【0023】本発明において高抗張力繊維紐としてはア
ラミド繊維紐、ポリイミド繊維紐、ポリアミドイミド繊
維紐、脂肪族ポリアミド繊維紐、ポリエステル繊維紐、
ガラス繊維紐等がある。
ラミド繊維紐、ポリイミド繊維紐、ポリアミドイミド繊
維紐、脂肪族ポリアミド繊維紐、ポリエステル繊維紐、
ガラス繊維紐等がある。
【0024】本発明において複数芯平型絶縁電線として
は2芯平型絶縁電線(一般にメガネ型電線と呼ばれてい
る)、3芯平型絶縁電線、4芯平型絶縁電線、5芯平型
絶縁電線等がある。
は2芯平型絶縁電線(一般にメガネ型電線と呼ばれてい
る)、3芯平型絶縁電線、4芯平型絶縁電線、5芯平型
絶縁電線等がある。
【0025】平型の構造は線芯間にブリッジがあるメガ
ネ型又は楕円状小判型等のいずれでもよい。
ネ型又は楕円状小判型等のいずれでもよい。
【0026】素線導体の種類は軟銅線、銅合金線等のい
ずれでもよいが、コスト低減には軟銅線が適切である。
ずれでもよいが、コスト低減には軟銅線が適切である。
【0027】撚線導体の撚り方式としては一般的な集合
撚りが適当である。
撚りが適当である。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、従来の2芯ツイストセンサ
ー用ケーブル及び本発明の端末加工性が優れた耐屈曲性
ケーブルの一実施例について説明する。
ー用ケーブル及び本発明の端末加工性が優れた耐屈曲性
ケーブルの一実施例について説明する。
【0029】まず、比較例1〜3とした従来の2芯ツイ
ストセンサー用ケーブルについて説明する。
ストセンサー用ケーブルについて説明する。
【0030】表1は比較例1〜3の従来の2芯ツイスト
センサー用ケーブルの材料構成及び特性試験決を示した
ものである。
センサー用ケーブルの材料構成及び特性試験決を示した
ものである。
【0031】
【表1】
【0032】ここにおいて耐屈曲性ケーブルの特性試験
は引張強度試験と耐屈曲性試験とを行った。
は引張強度試験と耐屈曲性試験とを行った。
【0033】引張強度は耐屈曲性ケーブルを引張試験機
で長手方向に引張り、その切断強度を求めたものであ
る。
で長手方向に引張り、その切断強度を求めたものであ
る。
【0034】図5は耐屈曲性試験方法を示した一部断面
正面説明図である。
正面説明図である。
【0035】図5において6は耐屈曲性ケーブル、7は
固定具、8は曲げ治具、9は錘である。
固定具、8は曲げ治具、9は錘である。
【0036】即ち、耐屈曲性試験は試験装置に耐屈曲性
ケーブル6を固定具7でセットし、その耐屈曲性ケーブ
ル6の下方に錘9を付け、それから曲げ治具8を介して
繰り返しの屈曲を与え、その切断するまでの回数を求め
たものである。
ケーブル6を固定具7でセットし、その耐屈曲性ケーブ
ル6の下方に錘9を付け、それから曲げ治具8を介して
繰り返しの屈曲を与え、その切断するまでの回数を求め
たものである。
【0037】表1から判るように比較例1の耐屈曲性ケ
ーブルは用いた素線導体が軟銅線であるから引張り強度
が小さく、そしてその撚線導体は一般撚りであるから素
線同志の相互滑り性が悪く、その結果耐屈曲性が最も悪
い。また比較例1の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪
い。
ーブルは用いた素線導体が軟銅線であるから引張り強度
が小さく、そしてその撚線導体は一般撚りであるから素
線同志の相互滑り性が悪く、その結果耐屈曲性が最も悪
い。また比較例1の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪
い。
【0038】比較例1の耐屈曲性ケーブルは用いた素線
導体が軟銅線であるから引張り強度が小さいが、その撚
線導体はロープ撚りであるから素線同志の相互滑り性が
改善され、その結果耐屈曲性が比較例1よりよい。また
比較例2の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪い。
導体が軟銅線であるから引張り強度が小さいが、その撚
線導体はロープ撚りであるから素線同志の相互滑り性が
改善され、その結果耐屈曲性が比較例1よりよい。また
比較例2の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪い。
【0039】これに対して比較例3の用いた素線導体が
錫入り銅合金線であるから引張り強度が大きく且つその
撚線導体もロープ撚りであるから素線同志の相互滑り性
が改善され、その結果耐屈曲性も勝れている。また比較
例3の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪い。
錫入り銅合金線であるから引張り強度が大きく且つその
撚線導体もロープ撚りであるから素線同志の相互滑り性
が改善され、その結果耐屈曲性も勝れている。また比較
例3の耐屈曲性ケーブルは端末加工性が悪い。
【0040】これらに対して図1は本発明の端末加工性
が優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例を示した正面図で
ある。
が優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例を示した正面図で
ある。
【0041】図1において1は撚線導体、2は絶縁体、
4はシース、10は高抗張力繊維紐、11は2芯平行絶
縁電線である。
4はシース、10は高抗張力繊維紐、11は2芯平行絶
縁電線である。
【0042】また表2はこの図1に示す本発明の端末加
工性が優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例の材料構成及
び耐屈曲性ケーブルの特性試験結果を示したものであ
る。
工性が優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例の材料構成及
び耐屈曲性ケーブルの特性試験結果を示したものであ
る。
【0043】
【表2】
【0044】表2においてアラミド繊維は225デニー
ルのものを用いた。
ルのものを用いた。
【0045】表2から判るように本発明の端末加工性が
優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例は、比較例1〜3に
比べて引張強度が最も大きく且つ耐屈曲性が最も優れて
いる。
優れた耐屈曲性ケーブルの一実施例は、比較例1〜3に
比べて引張強度が最も大きく且つ耐屈曲性が最も優れて
いる。
【0046】図2はこの本発明の端末加工性が優れた耐
屈曲性ケーブルの一実施例の端末加工手順を示した説明
図である。
屈曲性ケーブルの一実施例の端末加工手順を示した説明
図である。
【0047】図2において4はシース、5は圧接コネク
タ、10は高抗張力繊維紐、11は2芯平行絶縁電線で
ある。
タ、10は高抗張力繊維紐、11は2芯平行絶縁電線で
ある。
【0048】 まず、図2(a)のように端末加工性
が優れた耐屈曲性ケーブルのシース4を剥離する。
が優れた耐屈曲性ケーブルのシース4を剥離する。
【0049】 次に、露出した2芯平行絶縁電線11
を巻き戻し、それから真っ直ぐにし、更に図示しないが
その端末部の絶縁層を剥離する。
を巻き戻し、それから真っ直ぐにし、更に図示しないが
その端末部の絶縁層を剥離する。
【0050】 次に、同じく露出した高抗張力繊維紐
10を切断する。
10を切断する。
【0051】 最後に絶縁層を剥離した撚線導体1に
圧接コネクタ5を被嵌し、圧接する。
圧接コネクタ5を被嵌し、圧接する。
【0052】このように本発明の端末加工性が優れた耐
屈曲性ケーブルの一実施例の端末加工手順は、シース4
を剥いてから2芯平行絶縁電線11の巻き戻し、その2
芯平行絶縁電線11の端末絶縁体の剥離、露出した高抗
張力繊維紐10の切断、撚線導体1への圧接コネクタ5
の被嵌、圧接という迅速且つ容易にできる作業であるか
ら、迅速且つ容易にでき、その端末加工性が優秀であ
る。
屈曲性ケーブルの一実施例の端末加工手順は、シース4
を剥いてから2芯平行絶縁電線11の巻き戻し、その2
芯平行絶縁電線11の端末絶縁体の剥離、露出した高抗
張力繊維紐10の切断、撚線導体1への圧接コネクタ5
の被嵌、圧接という迅速且つ容易にできる作業であるか
ら、迅速且つ容易にでき、その端末加工性が優秀であ
る。
【0053】このように本発明の端末加工性が優れた耐
屈曲性ケーブルの一実施例は次のような特長を有する。
屈曲性ケーブルの一実施例は次のような特長を有する。
【0054】(1)撚線導体構成が一般的な集合撚りで
あることから、耐屈曲性ケーブルの絶縁体を剥離すると
きに素線導体を傷つける可能性を効果的に低減できる。
あることから、耐屈曲性ケーブルの絶縁体を剥離すると
きに素線導体を傷つける可能性を効果的に低減できる。
【0055】(2)撚線導体の材質は軟銅線を用い且つ
それらの撚線方式が一般的な集合撚りであることから、
コストを低減できる。
それらの撚線方式が一般的な集合撚りであることから、
コストを低減できる。
【0056】(3)耐屈曲性ケーブルは高抗張力と耐屈
曲性とが共に優秀である。
曲性とが共に優秀である。
【0057】(4)耐屈曲性ケーブルは端末加工性も優
秀であるから、加工費の大幅低減ができる。
秀であるから、加工費の大幅低減ができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の端末加工性が優れた耐屈曲性ケ
ーブルは引張強度が大きく且つ耐屈曲性が優れ、しかも
端末加工も迅速且つ容易にできることから工業上有用で
ある。
ーブルは引張強度が大きく且つ耐屈曲性が優れ、しかも
端末加工も迅速且つ容易にできることから工業上有用で
ある。
【図1】本発明の端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル
の一実施例を示した正面図である。
の一実施例を示した正面図である。
【図2】本発明の端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル
の一実施例の端末加工手順を示した説明図である。
の一実施例の端末加工手順を示した説明図である。
【図3】従来のセンサー用ケーブルの横断面説明図を示
したものである。
したものである。
【図4】従来の2芯ツイストセンサー用ケーブルの端末
加工手順を示した斜視説明図である。
加工手順を示した斜視説明図である。
【図5】耐屈曲性試験方法を示した一部断面正面説明図
である。
である。
1 撚線導体 2 絶縁体 3 絶縁線芯 4 シース 5 圧接コネクタ 6 耐屈曲性ケーブル 7 固定具 8 曲げ治具 9 錘 10 高抗張力繊維紐 11 2芯平行絶縁電線
Claims (4)
- 【請求項1】高抗張力繊維紐の外周に複数芯平型絶縁電
線を螺旋巻きし、該螺旋巻き複数芯平型絶縁電線の外周
にシースを被覆して成ることを特徴とする端末加工性が
優れた耐屈曲性ケーブル。 - 【請求項2】高抗張力繊維紐がアラミド繊維紐、ポリイ
ミド繊維紐、ポリアミドイミド繊維紐、脂肪族ポリアミ
ド繊維紐、ポリエステル繊維紐、ガラス繊維紐の中から
選ばれた1種であることを特徴とする請求項1記載の端
末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル。 - 【請求項3】複数芯平型絶縁電線が2芯平型絶縁電線、
3芯平型絶縁電線、4芯平型絶縁電線、5芯平型絶縁電
線の中から選ばれた1種であることを特徴とする請求項
1記載の端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル。 - 【請求項4】複数芯平型絶縁電線の導体が多数本の素線
導体を一般集合撚りして成る撚線導体であることを特徴
とする請求項1記載の端末加工性が優れた耐屈曲性ケー
ブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7850896A JPH09270207A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7850896A JPH09270207A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270207A true JPH09270207A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13663890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7850896A Pending JPH09270207A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270207A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533846A (ja) * | 2000-05-15 | 2003-11-11 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | 防湿高速通信ケーブルおよびその製造方法 |
CN102446585A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-05-09 | 天津市华之阳特种线缆有限公司 | 一种h级封闭式电机引接线 |
CN102522147A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 天津市华之阳特种线缆有限公司 | 双层聚酰亚胺绝缘封闭式电机引接线 |
CN110931149A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-27 | 湖州织里新飞亚电线电缆厂 | 一种具有防潮抗拉伸功能的充电桩用电线电缆 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7850896A patent/JPH09270207A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533846A (ja) * | 2000-05-15 | 2003-11-11 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | 防湿高速通信ケーブルおよびその製造方法 |
CN102446585A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-05-09 | 天津市华之阳特种线缆有限公司 | 一种h级封闭式电机引接线 |
CN102522147A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 天津市华之阳特种线缆有限公司 | 双层聚酰亚胺绝缘封闭式电机引接线 |
CN110931149A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-27 | 湖州织里新飞亚电线电缆厂 | 一种具有防潮抗拉伸功能的充电桩用电线电缆 |
CN110931149B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-12-03 | 昆明电立电缆有限公司 | 一种具有防潮抗拉伸功能的充电桩用电线电缆 |
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