JPH0624335U - コンパクト型cvケーブルの滑落防止装置 - Google Patents

コンパクト型cvケーブルの滑落防止装置

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JPH0624335U
JPH0624335U JP6501692U JP6501692U JPH0624335U JP H0624335 U JPH0624335 U JP H0624335U JP 6501692 U JP6501692 U JP 6501692U JP 6501692 U JP6501692 U JP 6501692U JP H0624335 U JPH0624335 U JP H0624335U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
tension member
core
slip prevention
sheath
Prior art date
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Pending
Application number
JP6501692U
Other languages
English (en)
Inventor
由明 中尾
秀樹 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 既設管路を有効利用するため、扇形導体上に
絶縁体を設けたケーブルコア16を3心撚り合わせ、共
通のシース18を施して、仕上がり外径の縮小を図った
コンパクト型CVケーブルがある。このケーブルコア1
6の撚り合わせ隙間にテンションメンバ20を入れて、
高張力化を図る。ケーブル端部のシース18を除去し
て、ケーブルコア16からシース18上にかけて、滑落
防止金具22をかぶせ、そのテンションメンバ貫通孔2
6の中にケーブルのテンションメンバ20を通しかつ固
定して、滑落防止装置を構成する。 【効果】 テンションメンバ20の上端が滑落防止金具
22を介して管路口72に対して支持されるので、ケー
ブルの滑落が防止される。テンションメンバをそのまま
ケーブル内から取り出せる構造とすることで、構造を簡
略化できる。1つの管路に3心ケーブルの引込みができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンパクト型CVケーブルを高低差が大きい傾斜管路あるいは垂 直シャフト部等に布設する場合における、滑落防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の単心CVケーブルの場合の例を図4に示す。 単心ケーブル60にFRPロッド62をロングピッチで巻き付け、その上から 両端に補強64,66を設ける。補強はたとえばエポキシ樹脂含浸ガラステープ などで行う。そして補強66の上に滑落防止金具68を取り付ける。 70は管路である。
【0003】
【コンパクト型CVケーブルについて】
既設管路を有効利用するために、仕上がり外径の縮小を図ったコンパクト型C Vケーブルが提案されている。 図5に、従来のコンパクト型CVケーブル10を示す(平成3年度電気学会電 力・エネルギー部門大会論文集,324参照)。 扇形の導体12の上に絶縁体14を設け、その上に銅テープの遮蔽層(図示省 略)を設けてケーブルコア16を形成する。それを3心撚り合わせ、共通のシー ス18を施している。
【0004】 このコンパクト型CVケーブル10に、高張力を付与するため、図6のように 、ケーブルコア16の撚り合わせ隙間(元々介在が入っていた箇所)にテンショ ンメンバ20を入れることが、さらに提案されている。 この考案は、このテンションメンバ入りのコンパクト型CVケーブルの滑落防 止装置に関するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 この3心のテンションメンバ入りのコンパクト型CVケーブルに、図4に示し た従来技術をそのままに適用することはできない。 なお、単心ケーブルとしては、全周にFRPロッドを巻き付けることで把持力 が期待できるが、従来の3心ケーブルでは局部的に把持するため、損傷を受ける 恐れがある。 なおまた、CVTケーブルでは、管路布設において、引留め(滑落防止装置) を用いる滑落防止対策はとられておらず、洞道内布設などでクリート固定方式が 採用されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図2に示すような、テンションメンバ貫通孔26を持つ滑落防止金具22を用 いる。 図1のように、ケーブル端部のシース18を除去してケーブルコア16とテン ションメンバ20とを露出させ、そのケーブルコア16からケーブルシース18 上にかけて、上記の滑落防止金具22をかぶせ、テンションメンバ貫通孔26の 中にケーブルのテンションメンバ20を通しかつ固定して、コンパクト型CVケ ーブルの滑落防止装置を構成する。
【0007】
【作用】
テンションメンバ20の上端が滑落防止金具22を介して管路口72に対して 支持されるので、ケーブルの滑落が防止される。
【0008】
【実施例】
図2において、22は滑落防止金具の全体を示す。(a)は一部縦断立面図、 (b)は右側面図である。 24はその本体で、テンションメンバ貫通孔26とフランジ28を有する。本 体24の後方(同図で右)に大径部30が、また前方に小径部32がそれぞれ一 体に形成されている。
【0009】 図1のように、ケーブル端部のシース18を除去して、ケーブルコア16とテ ンションメンバ20を露出させる。そのケーブルコア16からシース18にかけ て、上記の滑落防止金具22をかぶせる。大径部30とシース18上にかけて補 強34(たとえばエポキシ樹脂含浸ガラステープなどからなる)を設ける。
【0010】 テンションメンバ20には予めネジを切っておく。そのテンションメンバ20 を貫通孔26に通し、ロックナット36で締め付けて、予めテンションをかけた 状態で、管路口72に対して所定の位置に据え付ける。 38は支柱、40はロックナットである。
【0011】 本体24から小径部32にかけて遮水カバー42を取り付け、テンションメン バ20の先端部分(本体24から外に出ている部分)を覆う。遮水カバー42と 本体24にかけて補強44を設ける。 また、三叉分岐管の分岐箱46の端部を小径部32の上にかぶせ、それらの上 にも補強48を設ける。
【0012】 なお、上記のロックナット36に代えて、図3のクサビ状のロック用ガイド5 0を用いてもよい。 これは、内面に片テーパのネジ溝52を切り、テーパ部54の途中から先端に かけて、6箇所程度の割り56を入れたものである。 このロック用ガイド50を用いてテンションメンバ20を引き留めるようにす れば、テンションメンバ20の端部にネジを切らずに済む。
【0013】
【考案の効果】
(1)テンションメンバをそのままケーブル内から取り出せる構造とすることで 、構造が簡略化できる。 (2)テンションメンバ端部をネジ切り、ロックナット固定することで、再組立 が可能となる。 (3)1つの管路に3心ケーブルの引込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の説明図。
【図2】(a)はこの考案において使用する滑落防止金
具の一部縦断立面図で、(b)はその右側面図。
【図3】テンションメンバの固定手段の別例に係るもの
で、(a)は使用状態の説明図、(b)は立面図、
(c)は右側面図。
【図4】従来技術の説明図。
【図5】従来のコンパクト型CVケーブルの説明図。
【図6】テンションメンバ入りコンパクト型CVケーブ
ルの説明図。
【符号の説明】
10 コンパクト型CVケーブル 12 ケーブル導体 14 ケーブル絶縁体 16 ケーブルコア 18 シース 20 テンションメンバ 22,68 滑落防止金具 24 本体 26 テンションメンバ貫通孔 28 フランジ 30 大径部 32 小径部 34,44,48 補強 36,40 ロックナット 38 支柱 42 遮水カバー 46 分岐箱 50 ロック用ガイド 52 ネジ溝 54 テーパ部 56 割り 60 ケーブル 62 FRPロッド 64,66 補強 70 管路 72 管路口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇形の導体上に絶縁体を設け、その上に
    遮蔽層を設けたケーブルコアを複数本撚り合わせ、それ
    らの撚り合わせ隙間にテンションメンバを入れ、共通の
    シースを施したコンパクト型CVケーブルの端末におい
    て、 前記ケーブルコアとテンションメンバが露出され、前記
    ケーブルコアからケーブルシース上にかけて、テンショ
    ンメンバ貫通孔有する滑落防止金具がかぶせられ、前記
    テンションメンバ貫通孔の中に前記ケーブルのテンショ
    ンメンバが通されかつ固定されている、コンパクト型C
    Vケーブルの滑落防止装置。
JP6501692U 1992-08-25 1992-08-25 コンパクト型cvケーブルの滑落防止装置 Pending JPH0624335U (ja)

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JPH0624335U true JPH0624335U (ja) 1994-03-29

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