JPS63211282A - ソルビニルの製造工程における、6−フルオル−4−クロマノンを再生する方法 - Google Patents

ソルビニルの製造工程における、6−フルオル−4−クロマノンを再生する方法

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JPS63211282A JP63016774A JP1677488A JPS63211282A JP S63211282 A JPS63211282 A JP S63211282A JP 63016774 A JP63016774 A JP 63016774A JP 1677488 A JP1677488 A JP 1677488A JP S63211282 A JPS63211282 A JP S63211282A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 後記式(5)の5−5−フルオルスピロ〔クロマン−4
,4’−イミダゾリジン) −27,s/−ジオン(S
−2,3−:)ヒト90−6−フルオルスピロ〔4−H
−1−ベンゾピラン−4,4′−イミダゾリジンツー2
/、5/−ジオンとも呼ばれる。U、S、A、N :ソ
ルビニル、 5orbinil)は効力の高いアルドー
ス還元酵素抑制薬であり、糖尿病の慢性合併症を効果的
に抑制するのに特に価値がある(サージス、米国特許第
4,130.714号)。本発明はツルビニルを製造す
るための改良された方法に用いられる中間体の製法に関
する。
従来ツルビニルは後記式(3)の対応するラセミ体6−
フルオルスピロ〔クロマン−4,4′−イミダゾリジン
) −2′,5′−ジオンを大量の溶剤中で毒性の高い
ブルシンを分割剤として用いて分割することにより製造
されていた(米国特許第4,130.714号)。
本発明者らは意外にも、ラセミ体の分割が(a)直接に
ツルビニルのH−3−アミノメチルピナン塩を経て;あ
るいは(b)2重分割剤法により(+)−3−アミノメ
チルピナンまたはH−2−アミノ−2−ノルピナン塩の
母液濃縮物、次いでキニン塩を経て行われることを見出
した。はるかに少ない溶剤量で良好な収率のノルビニル
が得られ、同時に毒性の高い分割剤の使用が避けられる
。この方法の効率は、目的としないエナンチオマーを母
液から単離し、前駆物質6−フルオル−4−クロマノン
を経て新たなラセミ体に再循環させることによりさらに
高められる。
また本発明者らは意外にも、後記式(4)の前駆物質6
−フルオル−4−ウレイド9クロマン−4−カルボン酸
をD(+3−(1−7エネチル)アミン塩またはL−(
ハ)−エフェドリン塩として分割し、次いで氷酢酸中で
単に閉環させることによりツルビニルに関する改良法が
得られることを見出した。この前駆物質ラセミ体は式(
3)の前記イミダゾリジンラセミ体から後記式(2)の
アミノ酸を介して行われる。この方法によりはるかに少
ない溶剤量で、かつ容易に得られる比較的安価な光学活
性アミンを用いて著しい高収率のツルビニルが得うれる
。同時に毒性の高い分割剤の使用が避けられる。この方
法の効率は、目的としないエナンチオマーを母液から単
離し、前駆物質6−フルオル−4−クロマノンを介して
新たなラセミ体へ再循環させることによりさらに高めら
れる。
RS−2,3−ジヒドロスピロC4H−1−ベンゾピラ
ン−4,4′−イミダゾリジン) −2’#5’−ジオ
ン(ツルビニルに対応するラセミ化合物)または前駆物
質6−フルオル−4−ウレイド9クロマン−4−カルボ
ン酸の光学分割によれば少なくとも回収率のツルビニル
またはその前駆物質(いずれも対応するラセミ体が混入
している)の目的としないエナンチオマーが得られる。
この方法の全体的効率は、これらの副生物をもとのツル
ビニル中間体6−フルオル−4−クロマノンに変え、次
いでこれをフルビニルに再循環させることにより大幅に
高められる。ツルビニルの総状率が大幅に高められるだ
けでなく、これらの副生物(必然的にツルビニルまたは
その前駆物質に少なくとも等しい収量で生成する)に伴
う廃棄の問題が避けられる。
工程図■には、ツルビニルへの前記合成経路、および本
発明に従う副生物から6−フルオル−4−クロマノンへ
の再変換が示されている。
本発明は副生物であるR−6−フルオルスピロ〔クロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン) + 2/、5/ −
ジオンまたはR−とRS−6−フルオルスピロ〔クロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン) −2’、 5’−ジ
オンの混合物〔(7)、または(7)と(3)〕、ある
いは〕R−5−フルオルー4−ウレイド9クロマン4−
カルボン酸またはR−とRS−e、−フルオル−4−ウ
レイドクロマン−4−カルボン酸の混合物((8)、ま
たは(8)と(4) ) 、あるいはそれらの陽イオン
塩から純粋な6−フルオル−4−クロマノン(りを再生
スル方法であって、 a)これらの混合物またはその陽イオン塩を水性無機酸
の存在下で加水分解してR−4−アミノ−6−フルオル
クロマン−4−カルボン酸、マたハR−RS−4−アミ
/−6−フルオルクロマン−4−カルボン酸の混合物(
2)である中間体アミノ酸を形成させ、 b)この中間体アミノ酸を水性溶剤中で塩素化剤により
分解して6−フルオル−4−クロマノ/および6−フル
オル−4−クロルイミノクロマンの混合物〔混合物(9
)〕を形成させ、モしてC)この6−フルオル−4−ク
ロマノンおよび6−フルオル−2−クロルイミノクロマ
ンの混合物を貴金属触媒上で水性溶剤または水性有機溶
剤中において水素添加して、追加量のツルピノールを得
るための再循環に適した精製6−フルオル−4−クロマ
ノンを得る方法が包含される。
工程図 I ■陽イオン基調という語にはアルカリ金属塩(たとえば
ナトリウム塩、カリウム塩)、アルカリ土類塩(たとえ
ばカルシウム塩、マグネシウム塩)およびアミン(たと
えばアンモニア)との塩が含まれるがこれらに限定され
るものではない。
好ましい形態においては、塩はラセミ体(3)または(
4)の分割に用いられた光学活性アミンとの塩であロウ
。6−フルオル−4−クロマノンの再生が(7)または
(7)と(3)の混合物から行われる場合、最も好マシ
い塩はプルシン(サージスが用いたもの、前記)または
H−3−アミノメチルピナン、(→−3−アミノメチル
ピナン、H−2−アミノ−2−ノルピナンもしくはキニ
ン(すべてクスコが用いたもの、前記)との塩である。
これらのうち最も好ましいものはH−3−アミノメチル
ピナンである。
この場合、一種類の光学活性アミンのみが用いられ、こ
のアミンが回収されるからである。6−フルオル−4−
クロマノンの再生が(8)から、または(8)と(4)
の混合物から行われる場合、最も好ましい塩はD−(→
−(1−フェネチル)アミンまたはL−一一工7ニドリ
ン(クーらが用いたもの、前記)である。
塩が光学活性アミンの塩である場合、本発明のさらに好
ましい実施態様は、前記の工程(a)において塩基性の
水性反応混合物を水と混和しない反応に対し不活性の有
機溶剤で抽出することKより光学活性アミンを回収する
ことである。このアミンは蒸発、沈殿および/または蒸
留の標準的方法により抽出液から回収される。ここで用
いられる籠反応に対し不活性な溶剤■という表現は、出
発物質、試薬、中間体または生成物と反応して目的生成
物(本発明の場合光学活性アミン、および最終的には6
−フルオル−4−クロマノン。双方トも追加量のツルビ
ニルを製造するため再循環させる際に用いられる)の収
率または純度を著しく低下させることのない溶剤を示す
関塩素化剤−という表現は当技術分野で慣用されるいず
れの塩素化剤も示すが、これらに限定されるものではな
い。これには塩素、N−クロル−低級アルカン酸アミド
(たとえばN−クロルアセドアミド)、炭化水素ジカル
ボ/酸イミド(たとえばN−クロルスクシンイミド9、
フタルイミドなど)、N−低級アルカノイルアニリド;
3−クロル−および3.5−ジクロル−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、ノで−クロライト0・ハイドロハライ
ド(たとえばピリジニウム・パークロライド・ハイドロ
ハライド)および次亜塩素酸低級アルキル(たとえば次
亜塩素酸t−ブチル)が含まれる。
好ましい試薬はN−クロルスクシンイミド9または次亜
塩素酸ナトリウム(C12+NaOHと等しい)である
。N−クロルスクシンイミドを塩素化剤として用いる場
合、工程(a)からのpHを調整し、これを分解工程(
1))の期間中4〜5.5に保持することが好ましい。
次亜塩素酸ナトリウムを塩素化剤として用いる場合、工
程(a)からのpHを調整せず、分解工程(1))にお
いて系から塩素ガスが放出されるのを避けることか好ま
しい。
上記工程のツルビニル法に必要なラセミ体6−フルオル
スピロ(sH−x−ペンソーラン−4,4’−イミダシ
リン) −2/、5/−ジオンはサージスの米国特許第
4,130,714号の方法に従って6−フルオル−4
−クロマノンから誘導される。ツルビニルのエナンチオ
マー(通常はラセミ体も含有する)を母液から回収する
ことにより操作全体の効率が大幅に高められる。これを
6−フルオル−4−クロマノンを介して再循環すること
により、ツルビニルへの光学分割に適したラセミ体の追
加量が得られる。再循環のための6−フルオル−4−ク
ロマノンは後記の方法に従って再生される。
必要なラセミ体ウレイドカルボン酸(4)は全合成によ
り、たとえば6−フルオル−4−クロマノンをストレッ
カー合成によりアミノ酸(2)に変えたのちN−アミノ
カルボニル化することにより製造される。中間体アミノ
酸(2)をラセミ体ヒダントイン(3)から製造するこ
とが好ましい。ヒダントイン(3)は6−フルオル−4
−クロマノンからサージスの方法(米国特許第4,13
0.714号)に従って1工程で容易に製造される。
ヒダントイン(3)からアミノ酸(2)への変換は各種
の水性かつ塩基性条件下で行われる。適切な塩基は水酸
化ナトリウム、−カリウムおよび−バリウムであり、水
中で75〜100℃(還流温度が好都合である)におい
て過剰に(たとえば塩基2〜4モル/ヒダントイン・モ
ル)用いられる。好マしい塩基は水酸化ナトリウムであ
り、塩基約4モル/ヒダントイン・モルが扇いられる。
上記アミノ酸は中和もしくは酸性化および溶剤置換によ
り回収できる。このアミノ酸は著しく水溶性であるため
、アミノ酸をその場で、すなわち単離せずにN−アミノ
カルボニル化することが好ましい。アミノ酸を含有す養
水性反応混合物を単に中和し、好ましくはわずかに酸性
となし、過剰のアルカリ金属シアン化物で処理する。次
いで、生成したウレイド誘導体(4)が酸性化により直
ちに沈殿する。
6−フルオル−4−クロマノンからツルビニルへの全体
的方法の効率は、ツルビニル前駆物質ノ粗製エナンチオ
マーを母液から回収し、好ましくはアミン分割剤も塩基
性化および抽出の標準的手法を用いて母液から回収し、
エナンチオマー物質を上記の方法により6−フルオル−
4−クロマノンへ再循環させることにより大幅に高めら
れる。
さらに本発明は、ツルビニル合成において他の場合には
望ましくなくかつ避けられない副生物を追加量のツルビ
ニルの製造に際して価値のあるものにする。
ツルビニルがラセミ体(RS)−6−フルオルスピロ〔
クロマン−4,4′−イミダゾリジン) + 2′,5
′ −ジオン(3)の光学的分割により、すなわち光学
性アミン(たとえばブルシン、H−3−アミノメチルピ
ナン)とのエナンチオマー塩として得られる場合、ツル
ビニルのエナンチオマー、すなわちR−6−フルオルス
ピロ〔クロマン−4,4′−イミダゾリジン) −2’
j5’−ジオン(力が少なくともツルビニルの場合と等
しい収率で得られる。副生物R−異性体は一般に最初は
ジアステレオマー塩として(これは通常若干のツルビニ
ル塩も含有する)回収されるであろう。回収されたジア
ステレオマー塩はそのまま本発明の回収操作に用いるこ
とができ、好ましくは同時に光学活性アミンが採取され
る。あるいはエナンチオマー塩は、たとえば過剰の水性
鉱酸中に単に懸濁させることにより、または適切な塩基
性イオン交換樹脂から溶離させたのち酸と接触させるこ
とにより、その遊離酸型(7)に変えられる。これは通
常若干のラセミ体(3)をも含有する。次いでこの遊離
酸型はツルビニルのInに用いられる。
ツルビニルがラセミ体(RS−)−6−フルオル−4−
ウレイドクロマン−4−カルボン酸の光学分割により得
られる場合、七〇R−異性体は少なくともS−異性体(
ツルビニル前駆物質)の場合と等しい収率で得られる。
この場合も、この副生物は一般に最初はジアステレオマ
ー塩として(これは通常若干のS−異性体塩を含有する
)回収される。このR−異性体または混合物は(i) 
 そのまま本方法に用いられ、好ましくは操作中に光学
活性アミンが得られる力弓(11)鉱油に単に懸濁する
ことにより、または塩基性イオン交換樹脂と接触させた
のち酸と接触させることにより遊離酸型(8)に変えら
れ(通常はラセミ体(4)が混入している)、次いで本
方法に用いられるか;または0+0  ヒダントイン(
7) (fなわちツルビニルのエナンチオマー、通常は
ラセミ体(3)を含有する)に変えられたのち本方法に
用いられる。
回収操作の第1段階はヒダントイン(7)、ヒダントイ
ン混合物(7)および(3)、ウレイド9酸(8)、あ
るいはウレイド酸混合物(8)および(4)、あるいは
その陽イオン塩を加水分解してR−4−アミノ−6−フ
ルオルクロマン−4−カルボン酸、またはこのR−アミ
ノ酸とラセミ体アミノ酸(2)にすることである。この
加水分解は水性無機塩基(たとえばアルカリ金属または
アルカリ土類金属の水酸化物、たとえばNaOHまたは
Ba (OH) 2 )の存在下で行われる。ヒダント
インが出発物質である場合、 BIL(OH)2が好ま
しい塩基である。ウレイド9酸が出発物質である場合、
NaOHが好ましい試薬である。いずれの場合も加水分
解は75〜130℃に加温することにより行われる。(
必要な場合は加圧下で)反応混合物の還流温度が最も好
都合であり、これは溶質のモル濃度に応じて一般に10
0〜110℃の範囲であろう。
所望により、pHを等電点(中性付近)に調整し、濾過
するか、または水と混和しない有機溶剤中に抽出するこ
とによりアミノ酸を採取することができる。しかしアミ
ノ酸を単離せずに後続の塩素化工程に用いることが好ま
しい。
塩基性加水分解工程に導入される出発物質が光学活性ア
ミンの塩である場合、このアミンは一般に加水分解段階
の途中で、水と混和しない有機溶剤、たとえば塩化メチ
ン/、クロロホルム、トルエンまたは酢酸エチル中へ、
好ましくは25〜50℃で、すなわち75〜130℃に
加熱する前または後に、最も好ましくは光学活性アミン
に伴う副反応を最小限に抑えるため加熱期間前に抽出す
ることにより回収される。
回収操作の第2段階は中間体アミノ酸を塩素化して全体
として6−フルオル−2−クロマノンおよび6−フルオ
ル−2−クロルイミノクロマンの混合物(9)に変える
ことを伴うものである。第2段階は一般に第1段階で得
られた水性アミノ酸につき直接に行われ、第2段階にお
いてpHを調整してもよい。いずれにしろ第2段階は、
単離されたアミノ酸について行われる場合であっても水
性媒質中で行われる。温度は厳密なものでなく、たとえ
ば0〜50℃が満足すべきものである。便宜上、周囲温
度(たとえば17〜27℃)が好ましい。混合生成物は
水性混合物から好ましくは高いpH(8,5〜10.5
 )で濾過することにより簡単に単離される。
第2段階で生成した混合物中のケトンとクロルイミンの
割合は、塩素化剤および塩素化条件により左右されるで
あろう。−組の好ましい条件下では、すなわちN−クロ
ルスクシンイミドを塩素化剤とし、PHが4〜5.5に
調整された場合、特にアミノ酸が単離されず、ヒダント
インから塩基としての水酸化バリウムを用いて導かれた
混合物である場合は、ケトンが主体であろう。他方、塩
素化剤として次亜塩素酸ナトリウムを用いる(7)Hを
調整せずに)第2の好ましい一組の条件下では、特にア
ミノ酸が単離されず、強い水性の水酸化ナトリウム中で
ウレイド酸から導かれる混合物である場合は、クロルイ
ミンが主体であろう。
回収の第3段階はケトン/クロルイミン混合物(9)の
水素添加であり、加水分解(水性)条件下で通常は混合
物(9)の少なくとも一部が可溶化するのを補助するた
めに反応に対し不活性な水混和性有機溶剤を添加して行
われる。メタノールがこの目的のために好ましい溶剤で
あり、一般に水素添加前のみでなく水素添加後にも添加
され、精製された生成物を不溶性の触媒から分離するの
を助ける。
水素添加は水素添加触媒、好ましくは貴金属触媒たとえ
ば口金、パラジウム、レニウム、ロジウムおよびルテニ
ウム(担持されたもの、または担持されていないもの)
上で行われ、これにはそれらの既知の触媒化合物、たと
えば酸化物、塩化物などが含まれる。適切な触媒担体の
例には炭素、ケイ素および硫酸バリウムが含まれる。触
媒は触媒化合物の適切な塩をあらかじめ還元することに
よりあらかじめ形成され、またはその場で形成される。
好ましい触媒は5チパラジクム/炭素、5チ白金/炭素
、5チロジウム/炭素、塩化白金、塩化パラジウム、酸
化白金および酸化ルテニウムである。パラジウム、特に
パラジウム/炭素は緩和な条件下でクロルイミノ化合物
の完全な変換か容易に達成されるため、本方法に最も好
ましい触媒である。温度は水素添加において厳密な変数
ではなく、0〜100℃の範囲の温度が満足すべきもの
である。便宜上、周囲温度(17〜27℃)が好ましい
。水素添加はこの温度で妥当な速度で水準の触媒を用い
て行われ、加熱および冷却に伴51用が避けられるから
である。圧力も厳密なものではなく、減圧から100気
圧以上までに及ぶ圧力が満足すべきものである。必要な
装置の精巧さおよび費用が大幅に低いため、中程度の圧
力(2〜8気圧)が好ましい。
上記回収工程で回収された6−フルオル−4−クロマノ
ンはサージスの方法(前記)により、または前記の方法
によりノルビニルに再変換するのに適している。
本発明を下記の例により説明する。しかし本発明はこれ
らの例の特定の詳述に限定されないことを理解すべきで
ある。温度はすべて℃による。明示されていない場合、
温度は周囲温度である。明示されていない場合、溶剤の
ストリッピングは真空中におけるものである。
参考例 I RS−4−7ミノ−6−フルオルクロマン−4−カルボ
ン酸 R20585ml中のRS−cy −フにオルスピロ〔
クロマン−4,4′−イミダゾリジン) + 2′,5
′−ジオンC78fi10.33モル)およびBa (
OH) 2 ・8H20(20g、3I110.66モ
ル)のスラリーを攪拌下に徐々に3時間にわたって還流
温度まで加熱し、16時間還流した。このスラリーを8
0℃に冷却し、粉末状(NH4)zcOa(78,9)
を5分間にわたって小量ずつ添加した。中程度の泡立ち
が認められた。
80℃で1,5時間攪拌したのち、混合物を60’に冷
却し、珪藻土で濾過し、熱H202X 100i/で洗
浄した。炉液および洗液を合わせ、ストリッピングして
200m1となし、−夜放電した。2−プロパツール(
6001+1/)を添加し、混合物を70°に加熱して
沈殿していた固体を溶解させた。熱溶液を活性炭で処理
し、珪藻土で濾過し、熱い1 : I R20: 2−
プロパツールで洗浄した。P液および洗液を合わせ、ス
トリッピングして200 mlとなし、3X300dの
新たな2−プロパツールにより水を駆出した。
得られた濃厚なスラリーをさらに200m1の2−プロ
パツールで希釈し、5°に冷却し、0.5時間順粒化し
、濾過し、風乾して表題の生成物を得た。
63.6M91.2チ)、融点252〜253°(分#
)。
参考例 2 RS+ 6−フルオル−4−ウレイド9クロマン−4−
カルボン酸 方法A 上記例の表題の生成物(21,I Ji’−0,1モル
) 全H2O25Od中に懸濁させた。KOCN(16
,2N、 0.2モル)を2.5分間にわたって少量ず
つ添加した。はぼ完全な溶液を23°で22時間攪拌し
、この間にpHが6.8から9.1に上昇し、完全に溶
解した。濃HCI(19,011v)を1時間にわたっ
て添加し、温度を25〜29℃に維持した。得られたス
ラリーを1時間顆粒化しくpH3,2〜3.5)、表題
の生成物を戸数し、HzO150m7!で洗浄し、空気
中で一部乾燥させ、次いで50〜55°で真空中におい
て18時間乾燥させた。20.0J(79チ)。
方法B 前記例と同じ出発物質イミダゾリジy(47,2g。
0.2 モ/l/ )およびNaOHぺvyト(28,
9,0,7モル)をH2O60QmA!中で一緒にし、
還流下に40時間加熱した。反応混合物を24°VC冷
却し、(5N−Helを用いてpHを11.8から5.
0に低下させた。pH13以下でガス発生が認められた
。スラリーをpH5で20分間攪拌したのち、KOCN
 (32,5N、 0.4モル)を2分間にわたって添
加し、混合物を20時間攪拌し、少量の固体を戸別し、
水50m/で洗浄した。炉液および洗液を合わせて6N
 −HClによりpHを8.5から4.0に調整した。
沈殿した表題の生成物を戸数し、温水により洗浄し、風
乾させた。
39.7g(78チ)、融点198〜199°(分解)
あるいはNaOHによる加水分解段階を118°および
27 psig (約2.4気圧)で18時間行った。
さらにKOONとの反応および単離な上記と同様に行っ
て、同様に表題の生成物を得た。38.8.9(76,
4チ)、融点199〜200°(分解)。
あるいはNaOHの代わりにKOH(26,4f9.8
5チ、0.4モル)を用い、還流時間を22時間とした
KOCNとの反応および単離を上記と同様に行って、同
様に表題の生成物を得た。36.8.9 (72,4%
 )、融点198〜199°(分解)。
参考例 3 S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボ
ン酸・D−(→−(l−フェネチル)アンチモニウム上
記例の表題の生成物(10,0,9,39,4ミIJモ
ル)をメタノール4001Rイに45±5°で1時間懸
濁させた。4分間にわたってメタノール45mj中のD
−(→−(l−7エネチル)アミン4.87 lI(4
0,1ミリモル)を上記で得た希薄なスラリーに添加し
、溶液を得た。浴を取り除き、混合物を徐々に周囲温度
にまで冷却し、混合物を16時時間順化し、粗製の表題
の生成物を戸数し、60°で空気中において乾燥させた
。6.4 & (86,6チ)、融点206〜210°
、〔α〕る5=+54.3°(Q = 0.3、メタノ
ール中)。粗生成物6Jをメタノール180 lll1
中40〜50°で1時間、再・ξルプ化し、周囲温度に
冷却し、3時間順粒化し、濾過し、風乾して、純粋な表
題の生成物を得た。4.411.融点214〜216°
、〔α)D+69(c=0.3、メタノール中)。回収
率7363チ、総状率63.5%。
粗製の表題の生成物の母液をストリッピングして主とし
てR−6−フルオル−4−ウレイド0り四マンー4−カ
ルボン酸・D−(→−(1−フェネチル)アンモニウム
および表題の化合物からなる混合物を得た。8.:l、
融点198〜200°、〔α〕0= −35,4°(0
=0.5、メタノール中)。これは6−フルオル−4−
クロマノンへの再循環に適していた。
−例ではこの温湿合物を酢酸エチルと水の間で分配し、
PHをまず10に調整した。酢酸エチル層を分離し、光
学活性アミンを蒸発により回収した。
次いで水相のpHを塩酸で1〜2に調整し、新たな酢酸
エチルで抽出した。有機相をさらに少量の水で洗浄し、
乾燥させ(MgSO4)、蒸発させてR−おヨヒRs−
6−フルオルー4−ウレイド9クロマン−4−カルボン
酸の混合物を得た。
参考例 4 ツルビニル 上記例の表題の生成物(4,3g% 11 ミ17モル
)を93℃で2時間氷酢酸30 ytlに懸濁させた。
最初の15分間ののち溶液が得られた。混合物を60’
に冷却し、ストリッピングしてlQmlとなした。温水
(21,5m、50°)を添加し、PH3,5のスラリ
ーを得た。5分径K 4N−NaOH4mlによりpH
を4,5に調整しくここで温度は28°)、混合物を3
0分間にわたって20’に冷却した。濾過により比較的
純粋なツルビニルが直接に得られた。2.3511(9
0,’3チ)、融点238〜241°、〔α邦5=+5
2.7°(C;1、メタノール中)。ツルビニル2.2
Jを沸騰アセトン27.4m/に溶解することにより精
製し、熱時戸遇することにより透明にし、母液をストリ
ッピングして13mA!となした。得られたスラリーを
ヘキサ717.2−で2回、徐々に希釈し、ストリッピ
ングして13ntlとなした。濾過お、よび風乾により
純粋なツルビニルが得られた。1.924 !1(87
,5%)、融点239.5〜242.5°、〔α〕ろ5
=+54.5(c==1.メタノール中)。
前記例の表題の生成物から同様にして89.8 %の収
率で製造された比較的純粋なツルビニル(56,2g、
融点237〜2410、〔α几5= + 52.3゜(
c=1、メタノール中)〕沸騰アセトン70Qrnlに
溶解し、濾過により透明にし、ストリッピングして30
0m/となした。ヘキサン(400m/)を徐々に添加
し、混合物をストリッピングして3QQ+/となした。
ヘキサン添加およびストリッピングを繰り返して、純粋
な表題の化合物を得て、40’で18時間真空乾燥した
。54.9.9(97,7チ)、融点236〜2410
、〔α〕ろ5=+53.4°(C=1、メタノール中)
参考例 5 R−およびRS−6−フルオルスピロ−〔クロマ/−4
,4′−イミダゾリジン) −27、s/−ジオン参考
例4の方法によりR−およびRS−5−フルオル−4−
ウレイド9クロマン−4−カルボン酸のD−(→−1−
(フェネチル)アミン塩を表題の化合物に変えた。
例  1 ツルビニルのエナンチオマーおよびラセミ体から粗製6
−フルオル−4−クロマノン 左施性(R−)および/またはラセミ体(RS−)6−
フルオルスピロ− ゾリジン モル)をR20 759mlに懸濁した。Ba(OH)
2 ・8)12o (2 6 7.O f!、0.8 
4 6モル)を添加し、得られた希薄なスラリーを48
時間還流した。得られた濃厚な懸濁液を60〜65°に
冷却し、(NH4 ) 2CO3(100g、0.87
6モル)を添加した。次いでこのスラリーを30分間攪
拌し、50〜55°で濾過し、採取された無機塩を温水
300mJで洗浄した。炉液および洗液を合わせて塩酸
によりpH f3から4.5〜5.0に調整した。この
酸性化された溶液にN−クロルスクシンイミド(57.
0g、0.4 2 7モル)を5時間にわたって30〜
45分間隔で少量ずつ添加した。得られたスラリーを室
温で17時間攪拌し、次いで15°で1時間攪拌した。
固体を戸数し、CHzClzに入れ、活性炭で処理し、
CHzClzをヘキサンで置換してポット温度68〜6
9°および最終容積400〜5 0 0I+Itとなし
た。その間に結晶化が起こりた。
冷却し、20〜25°で1時間蒸解したのち、純粋な表
題の生成物50.2Nを戸数した。これは既知の物質が
もつ物理的特性をもつ。
この方法で製造された表題の生成物は6−フルオロ−4
−クロルイミノクロマンを不純物として含有する。これ
は表題の生成物をさらに追加量のツルビニルの合成に用
いる際に妨害する。この不純物は下記の例に従って除去
された(目的とする6−フルオル−2−クロマノンに変
換された)。
例2 粗製6−フルオル−4−クロマノンの水素添加による精
製 6−フルオル−4−クロレイミノクロマンヲ不純物とし
て含有する6−フルオル−4−クロマノy(5.0Iり
、5%Pd/C(水により50チ湿潤、0.25g)お
よび1 : I R20 : C2H50H (10 
0ral)を合わせ、混合物を45 pslg ( 4
気圧沖水素で2時間水素添加した。この期間までにシリ
カゲル上のTLC(トルエン:メチルエチルケトン:酢
酸5:2:1を溶離剤として使用)は6−フルオル−4
−クロマノン(Rf O.7 )中に、より速かに移動
するクロルイミン(Rfo.s)が存在しないことを示
した。反応混合物をメタノール10 0 mlで希釈し
く触媒以外の固体が完全に溶解するまで)、触媒を珪藻
土パッドで吸引濾過することにより回収し、p液を真空
中で蒸発させて50wlとなしく45°の水浴から)、
5。
に冷却し、15分間顆粒化し、濾過して純粋な表題の生
成物を得た。2.6 5 N 、融点108〜112°
TLCは前述のとおりであった。
参考例 6 R−およびRs−6−フルオル−4−ウレイド9クロマ
ン−4−カルボン酸 方法A 回収されたR−6−フルオル−4−ウレイド9クロマン
−4−カルボン酸・D−(→−(1−7エネチル)アン
モニウム(少量の対応するS−カルボン酸塩をも含有す
る)R2,a、yをIN −He1215ゴと合わせて
16〜23°で21時間攪拌した。表題の生成物がP取
された。20.6J(94%)、融点195〜198°
(分解)。
方法B あらかじめ使用したイオン交換樹脂(アンバーライトエ
RA 900) 50 mlを入れたカラムを緩徐に脱
イオン水’15Qml、 IN −NaOH250W/
、 N2を吹込んだ水25011/、およびN2を吹込
んだメタノール250mlで順次フラッシュした。50
ゴメタノール中の粗製エナンチオマー塩(10,f)を
カラムに乗せ、さらにlQQmA!のメタノールで溶離
し、溶離剤を真空中で蒸発させて、回収エフェドリン0
.0199モルを得た。(メタノール中の0.I N 
−HClにより滴定)。次いでカラムを、乾燥HCI 
4.4.9を含有するメタノール1501!Itで溶離
し、最終的に新たなメタノール159mA!で溶離した
。このメタノール・HClおよびメタノールB離剤を合
わせて真空中で蒸発させ、エナンチオマー但)およびラ
セミ体(RS) 6−フルオル−4−ウレイドクロマン
−4−カルボン酸5.86 gを得た。
例  3 R−およびRS−6−フルオル−4−ウレイドクロマン
−4−カルボン酸から粗製6−フルオル−4−クロマノ
ン 上記例の表題の生成物(100,9)をN20475m
1に懸濁させた。50%NaOH32gを添加し、不完
全な溶液を得た。混合物を40分間にわたって加温して
100’(還流)のポット温度となした。この間に完全
に溶解した。還流を18時間続け、混合物を冷却した。
pHは9.6であり、TLCは反応が不完全であること
を示した。50% NaOH13,8,9によりpHを
12.0に高め、混合物を2.5時間、再度加熱還流さ
せた。この時点でシリカゲル上のTLC(トルエン:メ
チルエチルケト/:酢酸5:2:1を溶離剤として)は
痕跡量以上の出発物質(RrO65)を示さず、高水準
の中間体R−およびRS−6−フルオル−4−アミノク
ロマン−4−カルボン酸(Rr o、o )を示した。
反応混合物を20’に冷却し、温度を30°以下に保持
し、濃HC,lで7)H4,5に調整し、沈殿が生成し
た。温度を30°以下に保持しなからN−クロルスクシ
ンイミド(53II)を15分間にわたって添加し、同
時に50% NaOH7tutの添加によりpHを4.
0〜4.5に保持した。反応混合物を25°で1時間攪
拌した。この期間でpHは5.2であり、TLC(上記
の系)は中間体アミノ酸が完全に生成物に変化したこと
を示した。次いで50チNaOH約27mj!により7
)Hな9.6に調整し、塩基性スラリーを20°で2時
間順粒化し、表題の生成物を戸数した。50.0 g、
融点55〜58°(一部)、65〜75°(全部、ただ
し溶融は明瞭ではない)。
TLC(上記の系)は6−フルオル−4−クロルイミノ
クロマン(Rfo、8)を含む表題の生成物(RfO9
7)を示した。
あるいは少量の対応するS−カルボン酸・D−アンモニ
ウムを含有するR−6−フルオル−4−ウレイトクロマ
ンー4−カルボン酸・D−(→−(1−7エネチル)ア
ンモニウムをこの操作に用いた。操作の初期の段階で、
塩を50%NaOHおよび等容積のCH2C42の間に
分配した。水相を%容積のCH2Cl2で2回洗浄した
。有機層を合わせてストリッピングし、再循環に適した
D−(+)−(1−フェネチル)アミンを得た。水相に
ついてこの操作の残りを実施し、表題の生成物を得た。
例4 R−およびRS−6−フルオル−4−ウレイドクロマン
から6−フルオル−4−クロルイミノクロマン上記の例
を九 の規模で繰り返し、中間体R−およびRS−6−
フルオル−4−アミノクロマン−4−カルボン酸をNa
OH溶液として得た。この溶液K 15 (16w/w
NaOCJ (48,2ml )を部用し、温度を2.
0〜30°に保持した。混合物を20〜25°で3.5
時間攪拌し、この時点までにTLC(上記の例と同じ系
)はアミノ酸が本質的に透明な表題の生成物に変化し、
薄い痕跡量の6−フルオル−4−クロマノンを含むこと
を示した。表題の生成物がP喉された。3.81I、 
Rf O,8(上記の系)。
例5 クロルイミンから6−フルオル−4−クロマン上記例の
表題の生成物(3,6II)および5%Pd/C(水に
より50%湿潤、乾燥基準で0.18g)をメタノール
:水(9:1)72ml中で一緒にした。濃HClによ
りpHを2.0にA整し、混合物を40〜45psig
(3,7〜4気圧)の水素中で2時間水素添加した。触
媒を珪藻土パッドで濾過することにより回収した。F液
はTLCにより表題の化合物のみを示しく上記の例の系
においてRfo、7)、真空中での蒸発により容易に回
収された。TLCにより若干の生成物が触媒塊上に保持
されていることが示され、触媒塊をメタノール中で再パ
ルプ化することにより容易に回収された。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)R−6−フルオルスピロ〔クロマン−4,4′−
    イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンもしくはR−と
    RS−6−フルオルスピロ〔クロマン−4,4′−イミ
    ダゾリジン〕−2′,5′−ジオンの混合物、R−6−
    フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸もし
    くはR−とRS−6−フルオル−4−ウレイドクロマン
    −4−カルボン酸の混合物、またはそれらの陽イオン塩
    から精製6−フルオル−4−クロマノンを再生する方法
    であって、 a)水性無機塩基の存在下に加水分解してR−4−アミ
    ノ−6−フルオルクロマン−4−カルボン酸またはR−
    とRS−4−アミノ−6−フルオルクロマン−4−カル
    ボン酸の混合物である中間体アミノ酸を形成させ、 b)この中間体アミノ酸を水性溶剤中で塩素化剤により
    分解して6−フルオル−4−クロマノンと6−フルオル
    −4−クロルイミノクロマンの混合物を形成させ、そし
    て c)この6−フルオル−4−クロマノンと6−フルオル
    −4−クロルイミノクロマンの混合物を貴金属触媒上で
    水性溶剤または水性有機溶剤中において水素添加して精
    製6−フルオル−4−クロマノンを得る工程を含む方法
  2. (2)R−6−フルオルスピロ〔クロマン−4,4′−
    イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンまたはR−とR
    S−6−フルオルスピロ〔クロマン−4,4′−イミダ
    ゾリジン〕−2′,5′−ジオンの混合物、あるいはそ
    れらの陽イオン塩から純粋な6−フルオル−4−クロマ
    ノンを再生する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)R−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−
    カルボン酸またはR−とRS−6−フルオル−4−ウレ
    イドクロマン−4−カルボン酸の混合物から純粋な6−
    フルオル−4−クロマノンを再生する、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
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