JPS63211278A - S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩およびその製法 - Google Patents

S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩およびその製法

Info

Publication number
JPS63211278A
JPS63211278A JP63016773A JP1677388A JPS63211278A JP S63211278 A JPS63211278 A JP S63211278A JP 63016773 A JP63016773 A JP 63016773A JP 1677388 A JP1677388 A JP 1677388A JP S63211278 A JPS63211278 A JP S63211278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluoro
turvinyl
amine
ureidochroman
carboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63016773A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH032866B2 (ja
Inventor
バークレイ・ウェンデル・キュー・ジュニアー
フィリップ・ディートリック・ハムマン
スティーブン・サージェント・マセット
バーナード・シールズ・ムーア
ロバート・ジョン・シスコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pfizer Inc filed Critical Pfizer Inc
Publication of JPS63211278A publication Critical patent/JPS63211278A/ja
Publication of JPH032866B2 publication Critical patent/JPH032866B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D491/10Spiro-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/22Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/58Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
    • C07D311/68Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4 with nitrogen atoms directly attached in position 4

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 後記式(5)の5−6−フルオルスピロ[クロマン−4
,4°−イミダゾリジン]−2’、5’−ジオン(S−
2,3−ジヒドロ−6−フルオルスピロ[4H−1−ベ
ンゾピラン−4,4°−イミダゾリジンコー2’、5°
−ジオンとも呼ばれる。U、S、A、N:ソルビニル、
 S orbinil)は効力の高いアルドース還元酵
素抑制薬であり、糖尿病の慢性合併症を効果的に抑制す
るのに特に価値がある(サージス、米国特許第4,13
0.714号)0本発明はツルビニルを製造するための
改良された方法、およびこの改良された方法に用いられ
る中間体に関する。
従来ツルビニルは後記式(3)の対応するラセミ体6−
フルオルスピロ[クロマン−4,4°−イミダゾリジン
]−2’、5°−ジオンを大量の溶剤中で毒性の高いブ
ルシンを分割剤として用いて分割することにより製造さ
れていた(米国特許第4.130.714号)。
本発明者らは意外にも、後記式(4)の前駆物質6−フ
ルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸をD−
(+)−(1−フェネチル)アミン塩またはL−(−)
−エフエドリン塩として分割し、次いで氷酢酸中で単に
閉環させることによりツルビニルに関する改良法が得ら
れることを見出した。
この前駆物質ラセミ体は式(3)の前記イミダゾリジン
ラセミ体から後記式(2)のアミノ酸を介して行われる
。この方法によりはるかに少ない溶剤量で、かつ容易に
得られる比較的安価な光学活性アミンを用いて著しい高
収率のツルビニルが得られる。同時に毒性の高い分割剤
の使用が避けられる。
この方法の効率は、目的としないエナンチオマーを母液
から単離し、前駆物質6−フルオル−4−クロマノンを
介して新たなラセミ体へ再循環させることによりさらに
高められる。
R3−2,3−ジヒドロスピロ[4H−1−ベンゾビラ
ン−4,4゛−イミダゾリジン]−2’、5’−ジオン
(ツルビニルに対応するラセミ化合物)または前駆物質
6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸
の光学分割によれば少なくとも同収率のツルビニルまた
はその前駆物質(いずれも対応するラセミ体が混入して
いる)の目的としないエナンチオマーが得られる。この
方法の全体的効率は、これらの副生物をもとのツルビニ
ル中間体6−フルオル−4−クロマノンに変え、次いで
これをツルビニルに再循環させることにより大幅に高め
られる。ツルビニルの総酸率が大幅に高められるだけで
なく、これらの副生!IIJ(必然的にツルビニルまた
はその前駆物質に少なくとも等しい収量で生成する)に
伴う廃棄の問題が避けられる。
本発明はブルシンによるラセミ体光学分割を伴う最初の
ツルビニル合成(サージス、米国特許第4.130,7
14号)のみでなく、より近年になって見出された現在
の方法にも適用できる。
ツルビニルはより近年になって、必要な不斉部分を合成
系列の途中で導入する代替合成法によっても製造されて
いる(サージス、米国特許第4.286,098号)。
本発明は a)後記式(6)の結晶性5−6−フルオル−4−ウレ
イドクロマン−4−カルボン酸をそれぞれ下記式 %式% のD−(+)−(1−フェネチル)アミンまたはし−り
−)−エフエドリンと共に後記式(4)のラセミ化合物
から分離し、そして b) これらのフェネチルアミン塩またはフェトリン塩
を回収する工程を含む5−6−フルオル−4−ウレイド
クロマン−4−カルボン酸とD−(+)−(1−フェネ
チル)アミンまたはL−(−)−エフエドリンとの結晶
性の塩の製造方法を包含する。
さらに本発明の範囲には、5−6−フルオル−4−ウレ
イドクロマン−4−カルボン酸とD−(+’)−(1−
フェネチル)アミンまたはL−(−)−エフエドリンと
の塩である中間体も含まれる。
工程図1には、ツルビニルへの前記合成経路、k  )
 B* sRty N A l1lhh+ hs 久6
−7 Iレオ7L、 −1−クロマノンへの再変換が示
されている。
工程図Iには、副生物であるR−6−フルオルスピロ[
クロマン−4,4″−イミダゾリジン]−2゛、5°−
ジオンまたはR−とR3−6−フルオルスピロ[クロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン]−2′、5°−ジオン
の混合物[(7Lまたは(7)と(3)コ、あるいはR
−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン
酸またはR−とR3−6−フルオル−4−ウレイドクロ
マン−4−カルボン酸の混合物[(8Lまたは(8)と
(4)]、あるいはそれらの陽イオン塩から純粋な6−
フルオル−4−クロマノン(1)を再生する工程であっ
て、 a)水性無機酸の存在下で加水分解してR−4−アミノ
−6−フルオルクロマン−4−カルボン酸、またはR−
R3−4−アミノ−6−フルオルクロマン−4−カルボ
ン酸の混合物(2)である中間体アミノ酸を形成させ、 b) この中間体アミノ酸を水性溶剤中で塩素化剤によ
り分解して6−フルオル−4−クロマノンおよび6−フ
ルオル−4−クロルイミノクロマンの混合物[混合物(
9)]を形成させ、そしてC) この6−フルオル−4
−クロマノンおよび6−フルオル−2−クロルイミノク
ロマンの混合物を貴金属触媒上で水性溶剤または水性有
機溶剤中において水素添加して、追加量のツルピノール
を得るための再循環に適した精製6−フルオル−4−ク
ロマノンを得る工程が包含される。
工程図I ゛陽イオン塩”という語にはアルカリ金属塩(たとえば
ナトリウム塩、カリウム塩)、アルカリ土類塩(たとえ
ばカルシウム塩、マグネシウム塩)およびアミン(たと
えばアンモニア)との塩が含まれるがこれらに限定され
るものではない、好ましい形態においては、塩はラセミ
体(3)または(4)の分割に用いられた光学活性アミ
ンとの塩であろう。
6−フルオル−4−クロマノンの再生が(7)または(
7)と(3)の混合物から行われる場合、最も好ましい
塩はプルシン(サージスが用いたもの、前記)または(
−)−3−アミノメチルピナン、(+)−3−アミノメ
チルピナン、(−)−2−アミノ−2−ノルビナンもし
くはキニン(すべてシスコが用いたもの、前記)との塩
である。これらのうち最も好ましいものは(−13−ア
ミノメチルピナンである。この場合、一種類の光学活性
アミンのみが用いられ、このアミンが回収されるからで
ある。
6−フルオル−4−クロマノンの再生が(8)から、ま
たは(8)と(4)の混合物から行われる場合、最もま
たはL−(−)−エフエドリン(クーらが用いたもの、
前記)である。
塩が光学活性アミンの塩である場合、本発明のさらに好
ましい実施態様は、前記の工程(a)において塩基性の
水性反応混合物を水と混和しない反応に対し不活性の有
機溶剤で抽出することにより光学活性アミンを回収する
ことである。このアミンは蒸発、沈殿および/または蒸
留の標準的方法により抽出液から回収される。ここで用
いられる“反応に対し不活性な溶剤”という表現は、出
発物質、試薬、中間体または生成物と反応して目的生成
物(本発明の場合光学活性アミン、および最終的には6
−フルオル−4−クロマノン、双方とも追加量のツルビ
ニルを製造するため再循環させる際に用いられる)の収
率または純度を著しく低下させることのない溶剤を示す
゛′塩素化剤”という表現は当技術分野で慣用されるい
ずれの塩素化剤も示すが、これらに限定されるものでは
ない、これには塩素、N−クロル−低級アルカン酸アミ
ド(たとえばN−クロルアセトアミド)、炭化水素ジカ
ルボン酸イミド(たとえばN−クロルスクシンイミド、
フタルイミドなど)、N−低級アルカノイルアニリド:
3−クロル−および3,5−ジクロル−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、パークロライド・ハイドロハライド(
たとえばピリジニウム・パークロライド・ハイドロハラ
イド)および次亜塩素酸低級アルキル(たとえば次亜塩
素酸t−ブチル)が含まれる。好ましい試薬はN−クロ
ルスクシンイミドまたは次亜塩素酸ナトリウム(Cj!
2+NaOHと等しい)である、N−クロルスクシンイ
ミドを塩素化剤として用いる場合、工程(a)からのp
Hを調整し、これを分解工程(b)の期間中4〜5.5
に保持することが好ましい。
次亜塩素酸ナトリウムを塩素化剤として用いる場合、工
程(a)からのpHを調整せず、分解工程(b)におい
て系から塩素ガスが放出されるのを避けることが好まし
い。
本発明のツルビニル法に必要なラセミ体6−フルオルス
ピロ[4H−1−ベンゾビラン−4,4゜−イミダシリ
ン]−2’、5°−ジオンはサージスの米国特許第4,
130.714号の方法に従って6−フルオル−4−ク
ロマノンから誘導される。ツルビニルのエナンチオマー
(通常はラセミ体も含有する)を母液から回収すること
により操作全体の効率が大幅に高められる。これを6−
フルオル−4−クロマノンを介して再循環することによ
り、ツルビニルへの光学分割に適したラセミ体の追加量
が得られる。再循環のための6−フルオル−4−クロマ
ノンはt&記の方法に従って再生される。
本発明の代替法も容易に実施される。ラセミ体6−フル
オル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸(6−フ
ルオル−4−クロマノンからサージスの米国特許第4,
130,714号の方法により得られる)を適切な溶剤
中でD〜(+)−(1−フェネチル)アミンまたはL−
(−)−エフエドリンと結合させる。アミンの量を0.
5モル1モル程度の少量から大過剰まで変化させること
ができるが、通常はほぼモル対モルの酸およびアミンが
用いられる。遊離酸ラセミ体の沈殿を避けるため、少な
くともほぼモル1モルを用いることが好ましい。
溶剤は通常有機性のものである。いずれのアミンに関し
てもメタノールが特に好適である。アミンがエフェドリ
ンである場合、アセトンも好ましい溶剤である。簡単な
実験によって本方法に適した他の溶剤が判定されるであ
ろう、塩は一般に高められた温度、たとえば40〜10
0℃、好ましくは40℃と溶剤の還流温度の間の温度で
生成する。
いかなる段階においても完全な溶解が起こることが本質
的ではない、すなわち塩は出発物質であるラセミ酸(4
)が完全に溶解する前悟結晶化してもよい、結晶状で分
割された塩は温度をたとえば0〜40℃にまで低下させ
、かつ所望により生成物を単離に用いた温度で1〜24
時間撹拌することにより蒸解(digesting) 
したのち採取される0分割された塩をさらに精製する必
要がある場合、最初に回収された塩を再パルプ化する(
repu Iρ)か、または同一のもしくは他の溶剤か
ら前記のように再結晶することができる。
分割された塩は所望により酸性化および抽出の標準的手
法によりその酸型に変えられる。分割剤は所望により、
塩基性化および抽出の標準的手法により水性ラフィネー
トから回収される。
分割された遊間酸(またはアミン塩そのものが好都合で
あるが)は氷酢酸中で70〜110℃に加熱することに
より容易にツルビニルに変えられる。この工程は水蒸気
浴上90〜100℃で行うことが好都合である。
必要なラセミ体ウレイドカルボン酸(4)は全合成によ
り、たとえば6−フルオル−4−クロマノンをストレッ
カー合成によりアミノ酸(2)に変えたのちN−アミノ
カルボニル化することにより製造される。中間体アミノ
酸(2)をラセミ体ヒダントイン(3)から製造するこ
とが好ましい、ヒダントイン(3)は6−フルオル−4
−クロマノンからサージスの方法(米国特許第4,13
0.714号)に従って1工程で容易に製造される。
ヒダントイン(3)からアミノ酸(2)への変換は各種
の水性かつ塩基性条件下で行われる。適切な塩基は水酸
化ナトリウム、−カリウムおよび一バリウムであり、水
中で75〜100℃(還流温度が好都合である)におい
て過剰に(たとえば塩基2〜4モル/ヒダントイン・モ
ル)用いられる。好ましい塩基は水酸化ナトリウムであ
り、塩基的4モル/ヒダントイン・モルが用いられる。
上記アミノ酸は中和もしくは酸性化および溶剤置換によ
り回収できる。このアミノ酸は著しく水溶性であるため
、アミノ酸をその場で、すなわち単離せずにN−アミノ
カルボニル化することが好ましい、−アミノ酸を含有す
る水性反応混合物を単に中和し、好ましくはわずかに酸
性となし、過剰のアルカリ金属シアン化物で処理する0
次いで、生成したウレイド誘導体(4)が酸性化により
直ちに沈殿する。
6−フルオル−4−クロマノンからツルビニルへの全体
的方法の効率は、ツルビニル前駆物質の粗製エナンチオ
マーを母液から回収し、好ましくはアミン分割剤も塩基
性化および抽出の標準的手法を用いて母液から回収し、
エナンチオマー物質を上記の方法により6−フルオル−
4−クロマノンへ再循環させることにより大幅に高めら
れる。
ツルビニルがラセミ体(R3)−6−フルオルスピロ[
クロマン−4,4°−イミダゾリジン]−2°、5°−
ジオン(3)の光学的分割により、すなわち光学活性ア
ミン(たとえばブルシン、(−)−3−アミノメチルピ
ナン、前記)のiナンチオマー塩として得られる場合、
ツルビニルのエナンチオマー、すなわちR−6−フルオ
ルスピロ[クロマン−4,4°−イミダゾリジン]−2
°、5°−ジオン(7)が少なくともツルビニルの場合
と等しい収率で得られる。副生物R−異性体は一般に最
初はジアステレオマー塩として(これは通常若干のツル
ビニル塩も含有する)回収されるであろう0回収された
ジアステレオマー塩はそのまま本発明の回収操作に用い
ることができ、好ましくは同時に光学活性アミンが採取
される。あるいはエナンチオマー塩は、たとえば過剰の
水性鉱酸中に単に懸濁させることにより、または適切な
塩基性イオン交換樹脂から溶離させたのち酸と接触させ
ることにより、その遊離酸型(7)に変えられる。これ
は通常若干のラセミ体(3)をも含有する。
ツルビニルがラセミ体(RS−)−6−フルオル−4−
ウレイドクロマン−4−カルボン酸の光学分割により得
られる場合、そのR−異性体は少なくともS−異性体(
ツルビニル前駆物質)の場合と等しい収率で得られる。
この場合も、この副生物は一般に最初はジアステレオマ
ー塩として(これは通常若干のS−異性体塩を含有する
)回収される。このR−異性体または混合物は(i) 
 そのまま本方法に用いられ、好ましくは操作中に光学
活性アミンが得られるか;(ii)  鉱油に単に懸濁
することにより、または塩基性イオン交換樹脂と接触さ
せたのち酸と接触させることにより遊離酸型(8)に変
えられ(通常はラセミ体(4)が混入している)、次い
で本方法に用いられるか;または(iii)ヒダントイ
ン(7)(すなわちツルビニルのエナンチオマー、通常
はラセミ体(3)を含有する)に変えられたのち次の工
程に用いられる。
回収操作の第1段階はヒダントイン(7)、ヒダントイ
ン混合物(7)および(3)、ウレイド酸(8)、ある
いはウレイド酸混合物(8)および(4)、あるいはそ
の陽イオン塩を加水分解してR−4−アミノ−6−フル
オルクロマン−4−カルボン酸、またはこのR−アミノ
酸とラセミ体アミノ酸(2)にすることである、この加
水分解は水性無機塩基(たとえばアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の水酸化物、たとえばNaOHまたはB
a(OH)z)の存在下で行われる。ヒダントインが出
発物質である場合、BIL(OH)2が好ましい塩基で
ある。ウレイド酸が出発物質である場合、NaOHが好
ましい試薬である。いずれの場合も加水分解は75〜1
30℃に加温することにより行われる。(必要な場合は
加圧下で)0反応混合物の還流温度が最も好都合であり
、これは溶質のモル濃度に応じて一般に100〜110
℃の範囲であろう。
所望により、9Hを等電点く中性付近)に調整し、r遇
するか、または水と混和しない有機溶剤中に抽出するこ
とによりアミノ酸を採取することができる。しかしアミ
ノ酸を単離せずに後続の塩素化工程に用いることが好ま
しい。
塩基性加水分解工程に導入される出発物質が光学活性、
アミンの塩である場合、このアミンは一般に加水分解段
階の途中で、水と混和しない有機溶剤、たとえば塩化メ
チレン、クロロホルム、トルエンまたは酢酸エチル中へ
、好ましくは25〜50℃で、すなわち75〜130℃
に加熱する前または後に、最も好ましくは光学活性アミ
ンに伴う副反応を最小限に抑えるため加熱期間前に抽出
することにより回収される。
回収操作の第2段階は中間体アミノ酸を塩素化して全体
として6−フルオル−2−クロマノンおよび6−フルオ
ル−2−クロルイミノクロマンの混合物(9)に変える
ことを伴うものである。第2段階は一般に第1段階で得
られた水性アミノ酸につき直接に行われ、第2段階にお
いてpHを調整してもよい、いずれにしろ第2段階は、
単離されたアミノ酸について行われる場合であっても水
性媒質中で行われる。温度は厳密なものでなく、たとえ
ば0〜50℃が満足すべきものである0便宜上、周囲温
度(たとえば17〜27℃)が好ましい、混合生成物は
水性混合物から好ましくは高いpH(8,5〜10.5
>でr遇することにより簡単に単離される。
第2段階で生成した混合物中のケトンとクロルイミンの
割合は、塩素化剤および塩素化条件により左右されるで
あろう、−組の好ましい条件下では、すなわちN−タロ
ルスクシンイミドを塩素化剤とし、pHが4〜5.5に
調整された場合、特にアミノ酸が単離されず、ヒダント
インから塩基としての水酸化バリウムを用いて導かれた
混合物である場合は、ケトンが主体であろう、他方、塩
素化剤として次亜塩素酸ナトリウムを用いる(pHを調
整せずに)第2の好ましい一組の条件下では、特にアミ
ノ酸が単離されず、強い水性の水酸化ナトリウム中でウ
レイド酸から導かれる混合物である場合は、クロルイミ
ンが主体であろう。
回収の第3段階はケトン/クロルイミン混合物(9)の
水素添加であり、加水分解(水性)条件下で通常は混合
物(9)の少なくとも一部が可溶化するのを補助するた
めに反応に対し不活性な水混和性有機溶剤を添加して行
われる。メタノールがこの目的のために好ましい溶剤で
あり、一般に水素添加前のみでなく水素添加後にも添加
され、精製された生成物を不溶性の触媒から分離するの
を助ける。
水素添加は水素添加触媒、好ましくは貴金属触媒たとえ
ば白金、パラジウム、レニウム、ロジウムおよびルテニ
ウム(担持されたもの、または担持されていないもの)
上で行われ、これにはそれらの既知の触媒化合物、たと
えば酸化物、塩化物などが含まれる。適切な触媒担体の
例には炭素、ケイ素および硫酸バリウムが含まれる。触
媒は触媒化合物の適切な塩をあらかじめ還元することに
よりあらかじめ形成され、またはその場で形成される。
好ましい触媒は5%パラジウム/炭素、5%白金/炭素
、5%ロジウム/炭素、塩化白金、塩化パラジウム、酸
化白金および酸化ルテニウムである。パラジウム、特に
パラジウム/炭素は緩和な条件下でクロルイミノ化合物
の完全な変換が容易に達成されるため、本方法に最も好
ましい触媒である。温度は水素添加において厳密な変数
ではなく、0〜100℃の範囲の温度が満足すべきもの
である0便宜上、周囲温度(17〜27℃)が好ましい
、水素添加はこの温度で妥当な速度で水準の触媒を用い
て行われ、加熱および冷却に伴う費用が避けられるから
である。圧力も厳密なものではなく、減圧から100気
圧以上までに及ぶ圧力が満足すべきものである。必要な
装置の精巧さおよび費用が大幅に低いため、中程度の圧
力(2〜8気圧)が好ましい。
上記回収工程で回収された6−フルオル−4−クロマノ
ンはサージスの方法(前記)により、または前記の方法
によりツルビニルに再変換するのに適している。
本発明を下記の例により説明する。しかし本発明はこれ
らの例の特定の詳述に限定されないことを理解す冬きで
ある。温度はすべて℃による。明示されていない場合、
温度は周囲温度である。明示されていない場合、溶剤の
ストリッピングは真空中におけるものである。
参考例l R3−4−アミノ−6−フルオルクロマン−4−カルボ
ン酸 Hz0585zN中のR5−6−フルオルスピロ[クロ
マン−4,4′−イミダゾリジン]−2’、5’−ジオ
ン(78g、0.33モル)およびB a(OH)z 
・8 H20(208,3t、0.66モル)のスラリ
ーを撹拌下に徐々に3時間にわたって還流温度まで加熱
し、16時間還流した。このスラリーを80℃に冷却し
、粉末状(N H4)2CO、(78g)を5分間にわ
たって少量ずつ添加した。中程度の泡立ちが認められた
。80℃で1.5時間撹拌したのち、混合物を60’に
冷却し、珪藻土でr過し、熱H202X100z1で洗
浄した。P液および洗液を合わせ、ストリッピングして
200zj’となし、−夜装置した。2−プロパツール
<600zi’)を添加し、混合物を70°に加熱して
沈殿していた固体を溶解させた。熱溶液を活性炭で処理
し、珪藻土でr過し、熱い1:I  HzO:2−プロ
パツールで洗浄した。
炉液および洗液を合わせ、ストリッピングして200+
1となし、3×300m1の新たな2−プロパツールに
より水を駆出した。得られた濃厚なスラリーをさらに2
0011の2−プロパツールで希釈し、5°に冷却し、
0.5時間顆粒化し、r過し、風乾して表題の生成物を
得た。 63.6g(91,2$)、融点252〜25
3’(分解)。
参考例2 R5−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カル
ボン酸 方法A 上記例の表題の生成物(21,1g、0.1モル)をH
2O250zl中に懸濁させた。K OCN (16,
2g、0.2モル)を2.5分間にわたって少量ずつ添
加した。はぼ完全な溶液を23°で22時間撹拌し、こ
の間にpHが6.8から9,1に上昇し、完全に溶解し
た6濃HC1(19,0my)を1a*1mにわたって
添加し、温度を25〜29℃に維持しな。得られたスラ
リーを1時間顆粒化しくpH3,2〜3.5) 、表題
の生成物をP取し、R2015011で洗浄し、空気中
で一部乾燥させ、次いで50〜55゛で真空中において
18時間乾燥させた。20.0g(79%)。
方法B 前記例と同じ出発物質イミダゾリジン(47,2,,0
62モル)およびNaOHベレット(28fI、0.7
モル)を82060011中で一緒にし、還流下に40
時間加熱した。反応混合物を24@に冷却し、6N・H
C/を用いてpHを11.8から5,0に低下させた。
pH8以下でガス発生が認められた。スラリーをpH5
で20分間撹拌したのち、K OCN (32,5,,
0,4モル)を2分間にわたって添加し、混合物を20
時間撹拌し、少量の固体をP別し、水50zlで洗浄し
た。r液および洗液を合わせて6N・HClによりpH
を8.5から4.0に調整した。沈殿した表題の生成物
を枦取し、温水により洗浄し、風乾させた。39.71
?(78%)、融点198〜199°(分解)。
あるいはNaOHによる加水分解段階を118°および
27 psig(約2,4気圧)で18時間行った。さ
らにKOCNとの反応および単離を上記と同様に行って
、同様に表題の生成物を得た。 38.8g<78.4
2)、融点199〜200” (分解)。・あるいはN
aOHの代わりにK O)((28,4g、−85%、
0.4モル)を用い、還流時間を22時間とした。
KOCNとの反応および単離を上記と同様に行って、同
様に表題の生成物を得た。 36.8g(72,42)
、融点198〜199°(分解)。
例  l 5−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボ
ン酸・D−(+)−<1−フェネチル)アンモニウム 上記例の表題の生成物(10、011,39、4ミリモ
ル)をメタノール400m1に45±5°で1時間懸濁
させな、4分間にわたってメタノール45al中のD−
(+)−(1−フェネチル)アミン4.87g(40,
1ミリモル)を上記で得な希薄なスラリーに添加し、溶
液を得た。浴を取り除き、混合物を徐々に周囲温度にま
で冷却し、混合物を166時間顆化し、粗製の表題の生
成物をr取し、60°で空気中において乾燥さセタ。6
.4fI(86,6%) 、融点206〜210°、[
a ]”= +54.3’ (c=0.3、メタノール
中)、¥U生り 酸物6gをメタノール180M1中40〜50°で1時
間、再パルプ化し、周囲温度に冷却し、3時間顆粒化し
、−過し、風乾して、純粋な表題の生酸物を得た。4.
4g、融点214〜216°、[α]25=+69°(
c=0.3、メタノール中)。回収率73.3g、総酸
率63.5%。
粗製の表題の生成物の母液をストリッピングして主とし
てR−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カル
ボン酸・D−(+)−(1−フェネチル)アンモニウム
および表題の化合物からなる混合物を得た。8.3g、
融点198〜200°、[α]25=−35,4°(c
=0.5、メタノール中)、これは6−フルオル−4−
クロマノンへの再循環に適していた。−例ではこの塩混
合物を酢酸エチルと水との間で分配し、pHをまず10
に調整した。酢酸エチル層を分離し、光学活性アミンを
蒸発により回収した。次いで水相のpHを塩酸で1〜2
に調整し、新たな酢酸エチルで抽出した。有機相をさら
に少量の水で洗浄し、乾燥させ(M g S O< )
、蒸発させてR−およびR3−6−フルオル′−4−ウ
レイドクロマン−4−カルボン酸の温き物を得た。
参考例3 ツルビニル 上記例の表題の生成物(4,3g、11ミリモル)を9
3°Cで2時間氷酢酸30′llに懸濁させた。最初の
15分間ののち溶液が得られた。混合物を60゛に冷却
し、ストリッピングして10IIeとなした。
温水(21,5zi’、50°)を添加し、1)83.
5のスラリーを得た。5分後に4N −NaOH4ml
により、Hを4.5に調整しくここで温度は28°)、
混合物を30分間にわたって20°に冷却した。濾過に
より比較的純粋なツルビニルが直接に得られた。
2.35g(90,3$) 、融点238〜241°、
[α]25= +52.7” (c= 1 、メタノー
ル中)、ツルビニル2.2gを沸騰アセトン27.4m
lに溶解することにより精製し、熱時r遇することによ
り透明にし、母液をストリッピングして13111とな
した。得られたスラリーをヘキサンL7.2xlで2回
、徐々に希釈し、ストリッピングして13m1となした
。濾過および風乾により純粋なツルビニルが得られた。
 1.924g87.5%)、融点239.5〜242
.5° 、[αコ”=+54.5(c=1、メタノール
中)。
前記例の表題の生成物から同様にして89.8%の収率
で製造された比較的純粋なツルビニル[56,2,、融
点237〜241°、Ea ]2S= +52.3°(
c:1、メタノール中)]を沸騰アアト2フフ0mNに
溶解し、濾過により透明にし、ストリッピングして30
011となした。ヘキサン(400at)を徐々に添加
し、混合物をストリッピングして300m1となした。
ヘキサン添加およびストリッピングを繰り返して、純粋
な表題の化合物を得て、40°で18時間真空乾燥しf
、; 、 54.9Fl(97,71> 、融点236
〜241°、[αコ、、s=+53.4°(c=1、メ
タノール中)。
例2 S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボ
ン酸・L−(−)エフェドリン塩方法A 参考例2の表題の生成物(35,6g、0.14モル)
をアセトン1.07m’に懸濁し、還流温度(59°)
で30分間撹拌し、54°に冷却した。L−(−)−エ
フエドリン(24,4g−0,148モル)を一度に添
加しな。
スラリーが希薄になり、はぼ溶液状となった。
55°で2分以内に結晶化し始めた。スラリーと2時間
還流し、40”に冷却し、粗製の表題の生成物のショ糖
様結晶をP取しな、 26.1g、融点204°(分解
)、[αコ”= +37.0(c= 1 、メタン一ル
中)。
母液から周囲温度で2回目の固体が採取された。
1.3g、融点180〜185°(分解)、[α]2’
i、=Q(c=1、メタノール)。
母液の濃縮により泡状固体が得られた。 32.9.、
融点72〜90°(分解)、[αコ”=−55,7゜(
c=1、メタノール中)。
1回目に採取した固14c(25y>を還流アセトン2
5Ozl中で再バルブ化し、40°に冷却したのち回収
した。24g、融点205°(分解)、[α]25= 
+38.2(c= l 、メタノール中)。を液を蒸発
させて1.2FIを得た。融点90〜110°(分解)
、[αコ”=+31.4°(c= 1 、メタノール中
)。
D 1度、再パルプ化した固体(13fI)を還流アセトン
260zl中で再パルプ化し、456に冷却したのち回
収した。 11.7g、[αコ”= +39.3(c=
 1、メタノール中)。母液の濃縮によりさらに1.1
gの固体を得た。
方法B 参考例2の表題の生成物(100g)をメタノール37
4xl中で還流下に(65°)30分間撹拌し、59°
に冷却した。水(7,42m1)およびL−(−)エフ
ェドリン(68fI>を添加し、重厚な沈殿を得た。
このスラリーを66°で45分間還流し、27゜に冷却
し、高度に精製された表題の生成物を濾過により直接に
採取した。 70.4g、[αコ”=+44.36(c
=1.04、メタノール中)。炉液を蒸発させて、粗製
ジアステレオマー塩であるR−6−フルオル−4−ウレ
イドクロマン−4−カルボン酸・し−(−)−エフエド
リン116.3.を得た。
参考例4 ツルビニル 1回再バルブ化した上記例の表題の生成物(9,6g、
方法Aにより製造したもの)および氷酢酸6811を9
5°で1時間加熱し、真空中60°で蒸発させて油状残
渣20gとなし、60°のH,050xlで希釈し、次
いで10°(’) H2050yzlで希釈した。得ら
れたスラリーを4N−NaOHでpH3から4,5に調
整し、粗製ツルビニルを得た。
4.7g、融点234〜240” 、[αコ”=+50
.5(c= 1 、メタノール中)、この粗製ツルビニ
ル4.OJを沸騰している無水エタノール60zlに溶
解し、濾過により透明にし、24°に冷却し、純粋なツ
ルビニルをP取した。 2.0g、融点240.5〜2
43.0、[αコ”= +55.4(c = 1 、メ
タノール中)。
同じ方法により、高純度の上記例の表題の生成物(10
g、方法Bにより製造したもの)を高純度のツルビニル
に変換した。 4.93g、融点240〜242”、[
α]”=+54.7°(c=1、メタノール−〇 中)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のラセミ化合物と少なくとも1/2モル量のD−(+)
    −(1−フェネチル)アミンまたはL−(−)−エフエ
    ドリンを反応不活性溶剤中で結合させ、得られた結晶性
    塩を回収することよりなる、D−(+)−(1−フェネ
    チル)アミンまたはL−(−)−エフエドリンとの結晶
    性S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カル
    ボン酸塩の製造方法。
  2. (2)アミンがD−(+)−(1−フェネチル)アミン
    またはL−(−)−エフエドリンである、S−6−フル
    オル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン
    塩。
JP63016773A 1982-11-10 1988-01-27 S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩およびその製法 Granted JPS63211278A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US440657 1982-11-10
US06/440,641 US4435578A (en) 1982-11-10 1982-11-10 Sorbinil by optical resolution of precursor 6-fluoro-4-ureidochroman-4-carboxylic acid
US440686 1982-11-10
US440641 1982-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63211278A true JPS63211278A (ja) 1988-09-02
JPH032866B2 JPH032866B2 (ja) 1991-01-17

Family

ID=23749580

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58211674A Granted JPS59101491A (ja) 1982-11-10 1983-11-10 ソルビニルの(―)―3―アミノメチルピナン塩およびその製法
JP63016773A Granted JPS63211278A (ja) 1982-11-10 1988-01-27 S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩およびその製法
JP63016774A Granted JPS63211282A (ja) 1982-11-10 1988-01-27 ソルビニルの製造工程における、6−フルオル−4−クロマノンを再生する方法
JP63016772A Granted JPS63211281A (ja) 1982-11-10 1988-01-27 ソルビニルのキニン塩およびその製法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58211674A Granted JPS59101491A (ja) 1982-11-10 1983-11-10 ソルビニルの(―)―3―アミノメチルピナン塩およびその製法

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63016774A Granted JPS63211282A (ja) 1982-11-10 1988-01-27 ソルビニルの製造工程における、6−フルオル−4−クロマノンを再生する方法
JP63016772A Granted JPS63211281A (ja) 1982-11-10 1988-01-27 ソルビニルのキニン塩およびその製法

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4435578A (ja)
EP (1) EP0109232B1 (ja)
JP (4) JPS59101491A (ja)
AT (1) ATE23044T1 (ja)
BG (1) BG45388A3 (ja)
CA (1) CA1202034A (ja)
DE (1) DE3367099D1 (ja)
GT (1) GT198303963A (ja)
HU (1) HU191708B (ja)
IE (1) IE56256B1 (ja)
PH (1) PH18843A (ja)
PL (1) PL143960B1 (ja)
SU (1) SU1282816A3 (ja)
ZA (1) ZA838336B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3565105D1 (en) * 1984-08-20 1988-10-27 Pfizer Process for the production as asymmetric hydantoins
US4620019A (en) * 1984-08-23 1986-10-28 Pfizer Inc. S-6-fluoro-4-aminochroman-4-carboxylic acid derivatives useful as intermediates for sorbinil
US4551542A (en) * 1984-09-26 1985-11-05 Pfizer Inc. Regeneration of 6-fluoro-4-chromanone from 6-fluoro-4-ureidochroman-4-carboxylic acid
WO1986007353A1 (en) 1985-06-14 1986-12-18 Pfizer Inc. Intermediate in the production of an asymmetric hydantoin
US4841079A (en) * 1987-08-07 1989-06-20 Pfizer, Inc. Process for the production of asymmetric hydantoins
US5206367A (en) * 1992-02-18 1993-04-27 Pfizer Inc. Preparation of optically active spiro-hydantoins

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4286098A (en) * 1980-03-28 1981-08-25 Pfizer Inc. Process for the preparation of chiral hydantoins

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6344755B2 (ja) 1988-09-06
JPH0244832B2 (ja) 1990-10-05
GT198303963A (es) 1985-04-30
US4435578A (en) 1984-03-06
SU1282816A3 (ru) 1987-01-07
JPS63211281A (ja) 1988-09-02
JPS63211282A (ja) 1988-09-02
EP0109232A1 (en) 1984-05-23
PL250369A1 (en) 1985-09-24
CA1202034A (en) 1986-03-18
JPS59101491A (ja) 1984-06-12
HUT36124A (en) 1985-08-28
PL143960B1 (en) 1988-03-31
JPH0248555B2 (ja) 1990-10-25
HU191708B (en) 1987-03-30
DE3367099D1 (en) 1986-11-27
EP0109232B1 (en) 1986-10-22
IE56256B1 (en) 1991-06-05
PH18843A (en) 1985-10-10
ZA838336B (en) 1985-06-26
ATE23044T1 (de) 1986-11-15
BG45388A3 (bg) 1989-05-15
IE832619L (en) 1984-05-10
JPH032866B2 (ja) 1991-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2928242C (en) Process for the preparation of a pde4 inhibitor
EP3812371B1 (en) A process for preparing brivaracetam
JPS63211278A (ja) S−6−フルオル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩およびその製法
JPS6156232B2 (ja)
EP0111387B1 (en) Regeneration of 6-fluoro-4-chromanone from by-products in the synthesis of sorbinil
NO841710L (no) Fremgangsmaate ved fremstilling av et aktivt pyridazinderivat
CN115724716B (zh) 一种反式-薄荷基-2,8-二烯-1-醇的合成方法
JP2873509B2 (ja) 2−クロル−4−ピリジンメタノールの製造方法
JPH0631249B2 (ja) チオフアン誘導体の製造法
EP0173522B1 (en) Process and intermediates for sorbinil
KR870000584B1 (ko) 6-플루오로-4-우레이도크로만-4-카복실산으로부터 6-플루오로-4-크로만온의 재생방법
EP1535918B1 (en) Process for producing aminobenzopyran compound
EP0109231A1 (en) Sorbinil by optical resolution with aminopinane derivatives
JP3084577B2 (ja) 光学活性なアトロラクチン酸の製造方法および製造の中間体
US4343951A (en) Method for the preparation of fluoroaniline
JPH05320102A (ja) 光学活性なα−(p−クロルフェニル)エチルアミンの製造方法および光学活性なα−(p−クロルフェニル)エチルアミン・p−クロルマンデル酸塩
WO2024103319A1 (zh) 一种合成(1r,2s,5s)-6,6-二甲基-3-氮杂双环[3,1,0]己基-2-羧酸甲酯盐酸盐的方法
JP2003137835A (ja) (r)−3−ヒドロキシ−3−(2−フェニルエチル)ヘキサン酸の製造方法
KR870000909B1 (ko) 결정성 s-6-플루오로-4-우레이도크로만-4-카복실산염의 제조방법
EP0086438A1 (en) Process and intermediates for preparing 4-hydroxymethyl-1-phthalazone derivatives
JPS61251648A (ja) スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体の新規製造法
JPH0543556A (ja) キナゾリノン誘導体の製造方法
NZ216929A (en) Regeneration of 6-fluorochroman -4-one from by-products from synthesis of sorbinil
JP2003040877A (ja) 5−[6−(2−フルオロベンジルオキシ)−2−ナフチル]メチル−2,4−チアゾリジンジオンの製造方法及びその精製方法
JPH10120652A (ja) 光学活性2−ピペリジンメタノールの製造方法