JPS6348282A - ベンゾピラノピリジン誘導体 - Google Patents

ベンゾピラノピリジン誘導体

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Publication number
JPS6348282A
JPS6348282A JP19238486A JP19238486A JPS6348282A JP S6348282 A JPS6348282 A JP S6348282A JP 19238486 A JP19238486 A JP 19238486A JP 19238486 A JP19238486 A JP 19238486A JP S6348282 A JPS6348282 A JP S6348282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
benzopyrano
pyridin
reaction
compound
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19238486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Yamauchi
孝介 山内
Shiyouichi Mizutaki
水滝 彰一
Kentaro Tamaoki
玉置 健太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は消炎鎮痛作用を有する医薬品として知られる式
(2) で表される2−(5H−[:L]−ベンゾピラノ(2,
3−b)ピリジン−7−イル)プロピオン酸(一般名:
プラノプロフェン)及びその類縁体へ導くことができる
新規な中間体に関する。
従来の技術 従来から、2− (5H−(1)ベンゾピラノ(2,3
−b)ピリジン−7−イル)プロピオン酸の製造法とし
ては、たとえば、 カルボキシル基になりうる基を示す。)を加水分解する
方法(特開昭49−31699)。
Zl 、 Z2は上記Zと同義を示す。)を加水分解後
、脱カルボキシル化する方法(特開昭49−93398
)。
す。)の水素化による方法(特開昭49−93398>
し、wは水酸基、ハロゲン、アミン残基を示す。)を水
素化分解する方法(特開昭49−93398>。
5)Ar−CH−Y (Arは上記と同義を示し1、!
H3 Yはグリニアル試薬の残基を示す。)をCO□と反応す
る方法(特開昭49−31699>。
6)Ar−CHCHO(Arは上記と同義を示す。)匹 CI(3 を酸化する方法(特開昭5O−5399)。
7)ArCH=CH2(Arは上記と同義を示す。)を
C○とH2Cによるオキソ法を用いる方法(特開昭56
−10190)。
などが知られている。
発明が解決しようとする問題点 従来法において、上記の方法1)、2)は、たとえばz
、 z’ 、あるいはZ2がシアノ基、またアミド基の
場合、原料合成において工程数が多く、シアン化ナトリ
ウムのような猛毒物質を使用する工程を含む。方法3)
、4)では原料合成の困難さは方法1)、2)と同様で
あるが、水素化あるいは水素化分解等の工程が含まれて
いることから、高圧反応器あるいは低圧反応の場合は高
価な貴金属触媒を用いる必要があり、工業的に好ましい
方法でない。方法5)、7)は反応試剤が高価である。
あるいは特殊な反応装置を必要とするなど、いずれの方
法においても工業的に難しい方法である。また方法6)
では原料合成が煩雑である。
このように、従来の製法は工業的に不利であり、工業的
に有利な2− (5H−(1)ベンゾピラノ〔2,lb
’l ピリジン−7−イル)プロピオン酸の製造法の開
発が望まれている。
問題点を解決するための手段 本発明は式(1) で表される3−(5H−[:1:]−ベンゾピラノ〔2
,3−bE ピリジン−7−イル)−2,4−ペンタン
ジオン(以下1.化合物1という。他の式番号の化合物
についても同様)に関する。
化合物(1)を水または含有機溶媒水中、過酸化物の存
在下保持することにより化合物(2)を得ることができ
る。
化合物(1)はC,−L、MaOらの方法〔C1−L、
 MaOet al、、  ジャーナル・オブ・オーガ
ニック・ケミストリイ(J、 Org、 Chem、)
 34 、1425(1969) :]に準じて、既知
化合物である。
5H−[1〕−ベンゾピラノ 〔2,3−bE ピリジ
ン−7−イル−アセトン(化合物(3))を酸性触媒の
存在下アセチル化剤によりアセチル化して、化合物(1
)の酸性触媒付加体とし、ついでこれを加水分解するこ
とにより得ることができる。アセチル化剤としては塩化
アセチル、無水酢酸、臭化アセチル等を用いることがで
きる。アセチル化剤の使用量は化合物(3)に対し、2
〜10当量、特に3〜10当量が適当である。酸性触媒
としては三フッ化ホウ素等のルイス酸が適している。触
媒は化合物(3)に対して3当量から10当量、好まし
くは3当量から5当量用いる。溶媒としては、ジエチル
エーテル等のエーテル系溶媒が適しているが、上記例示
のごときアセチル化剤に溶媒をかねさせることもできる
。反応温度は0℃から溶媒の還流温度、好ましくは0〜
30℃の範囲で行われる。
反応時間は3時間から30時間である。反応後、例えば
酢酸ナトリウム水溶液を加え、1〜8時間加熱還流して
化合物(1)の酸性触媒付加体を加水分解して化合物(
1)を生成させる。
反応終了液から抽出、濃縮等の単離操作をして化合物(
1)を得ることができる。
化合物(1)を水または含有機溶媒水中、過酸化物の存
在下保持することにより化合物(2)を得ることができ
る。
過酸化物としては過酸化水素、過酢酸などの過酸化物、
過酸化ナトリウム、過酸化バリウムなどの金属過酸化物
などを例示することができる。
溶媒としては水単独あるいはメタノール、エタノール、
t−ブチルアルコールなどのアルコール類モしくは、ア
セトン、ジオキサン郁どを含む水混合系溶媒を使用する
ことができる。水混合系溶媒の場合は、とくに水を含む
割合を規定するものではない。工業的に有利に使用でき
るのは水単独の場合である。
反応は一20℃から溶媒の還流温度、好ましくは5〜8
0℃の範囲で行われる。反応時間は015〜30時間で
ある。
過酸化物の使用量としては、過酸化物の種類にもよるが
基質に対して1当量から10当量程度がよい。好ましく
は1当量から3当量である。
反応生成物は常法によって単離、精製することができる
。例えば反応液を濃縮して、その濃縮物に水を加え、生
成物をジエチルエーテルなどで抽出する。エーテル溶液
を濃縮することによって化合物(2)を得ることができ
る。
実施例 以下、実施例、参考例を示して本発明をさらに詳細に説
明する。
実施例 5H−[IE−ベンゾピラノ[2,3−b:] ピリジ
ン−7−イル−アセトン(2,5g)に無水酢酸(2,
1g)、p−)ルエンスルホン酸−水塩(0,2g)お
よび三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体(5,3m1
)を加え、室温で20時間反応した。反応液を酢酸ナト
リウム水溶液33ml (酢酸ナトリウム三水塩4,2
gを含む)と混合し、4時間加熱還流を行った。反応液
を酢酸エチル20m1で2回抽出し、得られた酢酸エチ
ル層を水4Qmlで洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣をカラム
クロマトグラフィー〔シリカゲル(100ml)、酢酸
エチル:n−ヘキサン−1: 5 (v/v)、0.6
 A 〕にて精製して1.6gの3− (5H−(1)
−ベンゾピラノピリジン−7−イル)−2,4−ペンタ
ンジオンを得た(収率55%)。
生成物の理化学的性質は下記のとおりである。
’HN、 M、R,(CDCl23) ;  δH1,
88(6H,s)、 4.00(2H,s)、 6.8
〜8.8(6)1.m>、 16.48(LH,s)元
素分析値(%) 01□H+ s N○として 計算値: C72,58,H5,37,N  4.9’
8測定値: C72,39,H5,52,N  5.0
2参考例1 3− (5H−〔1)−ベンゾピラノ [:2.3−b
〕ピリジン−7−イル)−2,4−ペンタンジオン(2
,81g)をt−ブチルアルコール(10ml)に溶解
し、35%過酸化水素水3.0g、濃硫酸1滴を加えて
、60℃で4時間攪拌した。反応後、水(100ml)
を加え酢酸エチル(2oom1)で抽出した。抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
て、2−(5H−〔1〕−ベンゾピラノ [:2,3−
bE ピリジン−7−イル)プロピオン酸(2,3g)
を微黄白色結晶として得た(収率90.1%)。得られ
た試料をジオキサンと水の混合溶媒で再結晶したものは
融点185〜186℃を示した。
’HN、M、Ro(d’DMsO) ;  δ、11.
36 (3H,d、 J=7Hz) 。
3.64(1)1.Q、J=7Hz)、 4.09(2
8,s)、 6.96〜8.16(6H,m) 、 1
2.20 (LH,broad)参考例2 3− (5H−[1〕−ベンゾピラノ [:2.3−b
〕ピリジン−7−イル)−2,4−ペンタンジオン0.
28 gをエタノール2mlに溶解し、35%過酸化水
素水0.30g、濃硫酸1滴を加え、60℃で5時間攪
拌した。反応後溶媒を減圧下で留去して残渣に水5ml
を加え、4N水酸化ナトリウム水溶液で液のpHを4.
0に調整した。析出した結晶をp過、乾燥して0.18
 gの2− (5H−〔1:]−ベンゾピラノ [:2
.3−b)ピリジン−7−イル)プロピオン酸を得た。
ジオキサンと水の混合溶媒で再結晶して得られた試料の
融点、NMRスペクトルは参考例1で得られものと一致
した。
発明の効果 本発明によれば化合物(3)により化合物(1)を経て
化合物(2)を短い工程でかつ温和な条件で工業的に有
利に製造できる。
特許出願人(102>協和醗酵工業株式会社手続補正書 昭和61年70月 27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される3−(5H−〔1〕−ベンゾピラノ〔2,3
    −b〕ピリジン−7−イル)−2,4−ペンタンジオン
JP19238486A 1986-08-18 1986-08-18 ベンゾピラノピリジン誘導体 Pending JPS6348282A (ja)

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