JPS63211233A - 新規抗潰瘍剤及びその製造法 - Google Patents

新規抗潰瘍剤及びその製造法

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Publication number
JPS63211233A
JPS63211233A JP61224865A JP22486586A JPS63211233A JP S63211233 A JPS63211233 A JP S63211233A JP 61224865 A JP61224865 A JP 61224865A JP 22486586 A JP22486586 A JP 22486586A JP S63211233 A JPS63211233 A JP S63211233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volvariella
water
sing
substance
extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP61224865A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kato
喬雄 加藤
Shigeji Koiwa
小岩 成次
Yuji Sawada
澤田 裕二
Akihiro Nishi
西 昭宏
Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗潰瘍剤、より詳しくはアルコ−・ル性潰瘍の
防止または解消を可能にする抗潰瘍剤及びその製造法に
関する。
〔従来の技術〕
担子菌類から水抽出によって得られる生理活性物質とし
ては例えばシイタケ(Nature  222、P2S
5.1969)、あるいはスエヒロタケ(薬学雑誌1漣
、P415.1976)及びフクロタケ等の熱水抽出物
の抗腫瘍性物質やチョレイマイタケエキス、マツホトエ
キス等の利尿性物質などが知られているが、担子菌類か
らの抗潰瘍性物質については全(知られていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
担子菌等の天然物から新しい生理活性又は薬理活性を有
する物質を調製することは重要な課題である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は担子菌類のもつ生理活性作用について鋭意
研究を行なった結果、フクロタケからの水抽出成分がア
ルコール性潰瘍の防止ないし解消に極めて有効であるこ
とを見出し本発明をなすに至った。
本発明の方法で原料とし【用いる担子菌はテングタケ科
フクロタケ属(’7o1variella) K属する
菌類である。このような例としてはフクロタケ(Vol
variella volvacea(Fl)Sing
)、キヌオフクロタケ(To:Lvariel’la 
bombycina(FR)Sing)などがある。原
料として用いるフクロタケは天然のものでも人工栽培し
たものでもよく、実用的には人工栽培したものを用いる
。抽出する際にはフクロタケを磨砕した方が効率的に抽
出しうるが、必ずしもとの磨砕は必須ではない。磨砕は
7り四タケをそのまま磨砕してもよく、また水を加えて
磨砕してもよい。
この場合の水温は60℃以下の温度においても充分可能
である。磨砕の装置としては、ミキサー。
チョッパー、摺潰機等が使用される。人工栽培されたフ
クロタケは相当量含水しており水を加えることなく磨砕
し、固形物を戸別ないし遠心分離してもよいが抽出効率
をあげるためには水を加えて抽出することが望ましい。
抽出の際に用いる水量はフクロタケ1部に対し、0〜1
00部で充分である。不溶性残渣は戸別ないし遠心分離
等の方法により分離する。この不溶性残渣はそのまま廃
棄してもよ(必要に応じて再度抽出効率を向上させるこ
とも可能である。このようにして得られた抽出エキスは
多糖類、ペプチド類、そして本発明アルコール性抗潰瘍
物質等を含む。本発明のアルコール性抗潰瘍物質は比較
的分子量の小さい物質であるので限外濾過あるいは透析
チューブなど通常用いられる方法によって多糖類やペプ
チド類などの高分子量物質を除去する。一般には限外濾
過法が操作上効率がよく便利である。限外濾過に用いる
膜は分画分子量が1万〜10万のものが用いられる。膜
を通過した物質を濃縮後通常の方法で乾燥品とする。濃
縮は特に限定するわけではないが減圧濃縮が好適である
。本濃縮液を乾燥することにより固形物とする。乾燥の
方法としては凍結乾燥ないし噴霧乾燥等が用いられる。
〔作用〕
本発明の抗潰瘍剤はこうして得られる抗潰瘍性物質を慣
用の処方で含んでよい。例えば必要に応じて助剤を含有
する錠剤及び顆粒剤として調製することができる。
本発明の実施例1の物質はマウスに経口投与した場合、
五〇97に9の投与量で何ら急性毒性は認められなかっ
た。
以下実施例によって本発明を説明する。
実施例1 凍結して保存した生のフクロタケ子実体654りに水1
000−を加えミキサーで磨砕した後攪拌下に1時間抽
出操作を行なった。ついでこのけんだく液を10000
Gで遠心分離し上清を得た。
この上清をさらに東洋戸紙&5で減圧下に濾過した後東
洋曹達製限外濾過膜T8−10(分画分子量10000
)で分画した。得られた膜を通過した液をロータリーエ
バポレーターに移し50℃で減圧下に濃縮し約300d
とした。この濃縮液を凍結乾燥しかっ色の固形物339
を得た。
実施例2 実施例1で得られた物質の抗アルコール性潰瘍防止作用
を試験した。
コントロール群 体重130gのラットを24時間絶食絶水の後保宇し1
−の無水エチルアルコールを経口ゾンデを用いて胃に投
与した。1時間後にラットをと殺し、胃を摘出し、水で
膨張させ、α5チホルマリン水につけた。洗浄後彎を大
老に沿って開き実体顕微鏡下に壊死病巣を数えた。
薬物投与群 アルコール投与の15分前に試験物質の水溶液をゾンデ
を用いて経口投与した後コントロール群と同様に行なっ
た。
潰瘍形成抑制率は以下のように計算される。
本抑制率が高い種試験物質の細胞保護作用が強いことを
示す。
結果を表1に示した。これは各群の平均値を示したもの
である。
表1 実施例1の化合物の抗潰瘍試験 特許出願人  東洋曹達工業株式会社 手続補正書 昭和62年12月2日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フクロタケの水溶性成分を有効成分として含む抗
    潰瘍剤。
  2. (2)フクロタケより水溶性成分を抽出することを特徴
    とする抗潰瘍性物質の製造法。
JP61224865A 1986-09-25 1986-09-25 新規抗潰瘍剤及びその製造法 Pending JPS63211233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110934041A (zh) * 2019-11-29 2020-03-31 河西学院 一种银丝草菇食用菌菌种及其菌丝体培养方法与应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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