JPS63210921A - 原稿押え装置 - Google Patents

原稿押え装置

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JPS63210921A
JPS63210921A JP4633687A JP4633687A JPS63210921A JP S63210921 A JPS63210921 A JP S63210921A JP 4633687 A JP4633687 A JP 4633687A JP 4633687 A JP4633687 A JP 4633687A JP S63210921 A JPS63210921 A JP S63210921A
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Application number
JP4633687A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Murata
村田 光博
Naofumi Okada
直文 岡田
Yoshitoshi Yamamoto
山本 嘉利
Takuji Tanimoto
谷本 卓治
Noriyasu Inoue
徳康 井上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to US07/160,139 priority patent/US4853750A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 嗜 く技術分野〉 本発明は、原稿を光学的に走査するための原稿載置台に
複写原稿を押え付ける原稿の押え装置に関する。
〈従来技術〉 複写機本体の上部に設けられた原稿載置台は、載置され
る原稿を載置面と反対面よシ光を照射して光学的に走査
するために透明ガラス等にて形成されている。原稿載置
台に対し開閉可能に原稿押え装置を設けて、原稿を載置
台の面に密着させるように構成している。この原稿押え
装置は、光洩れによる影の形成を防止する効果を有して
いる。
そのため、押え装置は、その押え部が原稿載置台よシ浮
き上がるのを防止するよりに開閉可能に設けられている
上記原稿押え装置は、開閉可能にするためにヒンジ機構
が一側部に設けられており、このヒ/ジ機構を介して原
稿載置台に対して開閉可能に設けられる。
一方、原稿押え装置には、単に原稿を載置台に押え付け
るだけでなく、原稿を原稿載置台の規定位置へ自動搬送
する搬送装置が具備されているものもある。この原稿搬
送装置は、原稿載置台(透明なガラス板)に対応して設
けられておシ、原稿を自動的に載置台へと搬送し、処理
済み後に原稿を排出するものである。つまり、原稿は給
紙部に例えば多数積載され、この積載原稿が複写装置本
体からの制御指令等によ91枚づつ上記載置台へと搬送
され、規定位置に位置付けられる。この原稿は、原稿走
査手段の作用により光学的に走査され、この走査終了後
に排紙トレイの位置へと排出される。そして、原稿の排
出終了によシ次の原稿が載置台の規定位置へと搬送され
、上述の動作を繰シ返えす。この゛ような原稿搬送装置
を具備した原稿押え装置もまた、手作業により原稿を載
置台の規定位置に載置するためにヒンジ機構を設けて開
閉可能に構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記原稿押え装置を開閉可能に構成するヒンジ機構部は
、一部が複写機本体上部に配置された載置台の一側に沿
うように、複写機本体上面に固定されていた。そして、
ヒンジ機構には、押え部を上方向へ開こうとするように
スプリング等からなる付勢手段が設けられている。その
ため、原稿押え装置を閉じた時に、スプリングが圧縮さ
れ、この圧縮による力が押え部を斜め上方向に突き上げ
るように作用する。その結果、原稿押え部がヒンジ機構
の部分で上方向に浮き上がり、それと反対部分の原稿押
え部が載置台に垂下し対接するようになり、全体として
「へ」の字状に折れ曲がっていた。このような現象が生
じれば、ヒンジ機構の近傍での光洩れにより複写用紙上
に影が複写される。また、原稿搬送装置を備えるもので
あれば、上述のように影が複写されるだけでなく、原稿
を正常に搬送できず、斜め送り等が生じ正確に原稿を位
置決めできない等の問題が発生する。
本発明は原稿押え装置を浮き上がるといつたことのない
ように、開閉可能に構成することを目的とする。また、
そのための構成を非常に簡単にすることを本発明の目的
としている。
く問題を解決するための手段〉 本発明の原稿押え装置は、開閉可能に設けるためのヒン
ジ機構の一部を複写機本体の上面に設けることなく一側
面に固定し、これに対して回動可能な回転板を原稿押え
部の一側端部に固定してなり、上記回転板を開くよう作
用する付勢段をヒンジ機構に設けた構成を特徴とするも
のである。
また、本発明は複写機本体の一側面にヒンジ機構の一部
を上下方向に調整可能に固定する構成を特徴としている
く作 用〉 本発明の原稿押え装置によれば、原稿押えを閉じた時に
付勢手段が圧縮される。この時、付勢手段は複写機本体
の一側面に固定された一部に設けられていることから、
上方向にのみその力が作用するため、閉じた状態にある
原稿押えを開く方向へと作用力が働くことがない。
よって、原稿押え部がヒンジ機構の付近で浮き上がるの
を防止できる。
〈実施例〉 第1図は本発明にかかる開閉するためのヒンジ機構を備
えた原稿押え装置を閉じた状態を示す断面図、第2図は
原稿搬送装置を備えた原稿押え装置を示す断面図、第3
図は原稿押え装置を開放した時の裏面より見た平面図で
ある。
図中1は複写機本体100の上部に設けられた原稿を載
置するための透明ガラス板からなる原稿載置台、2は載
置台lに対して開閉可能に設けられた原稿押え装置本体
であって、原稿を載置台1に搬送する装置を具備してい
る。3は原稿押え装置2の原稿押え部200に備えられ
た原稿搬送装置へ原稿を給送するために設けられた給紙
台である。この給紙台3は、複写機本体+00の上部1
01に固定状態で設けられており、原稿押え装置2共々
開閉することはない。上記載置台lの一端部には、原稿
先端を規制する基準端となるストツバ−1++ 1が設
けられている。
原稿押え装置2は、−側端部にヒンジ機構4を備えてお
シ、複写機本体+00の一側面102に固定されたヒン
ジ板5に対して、原稿押え部200の一例端部に固定さ
れた回転板6が、軸部分7を中心に回転可能に設けられ
ていることで、この軸7を中心に開閉する構成である。
このヒンジ機構の構成については後に詳細に説明する。
原稿押え装置2の載置台lと対応して設けられる原稿押
え部200は、原稿搬送を行うために装置を具備してい
る。つまり、原稿押え部200は、外装8内に給紙台3
上の原稿を給紙するための給紙ローラ9、載置台1に原
稿を送シ込むための無端状の搬送ベルト10、外装8上
の排紙トレイ80上へ、原稿を排出口!1より排出する
ための排出ローラ12及びこの排出ローラ12へ導びく
ための排出ガイド13、更に排出時に原稿を排出ガイド
13部分へ案内するための切換爪14を備えて構成され
た原稿搬送装置を具備している。上記排出口IIは、外
装置の一部を削除して形成している。
まず原稿搬送装置の構造について詳細に説明する。搬送
ベルト10は、載置台!の両端部に対応して配置される
ローラ!5及び16間に張架されておりローラ15の回
転に従って駆動される。ローラ15は外装置に直接取付
けられた支持板17に一端が固定されてなるフレーム1
8間に軸受等を介して回転可能に設けられている。また
ローラ16は、支持板17と平行に外装置に直接取付け
られた支持板19に固定されている支持部材20に、軸
受等を介して回転可能に設けられている。
上記ローラ15の軸の一端は、フレーム18より貫通し
、ベルト駆動モータ(例えばDCモータ)21の回転力
が伝達されるプーリ22が固着されている。このブーI
J22と駆動モータ21の軸に連結されてなるプーリと
の間に駆動ベルト23が張架されており、モータ21の
回転に従ってローラ15が回転される。
また、上記フレーム!8には、排出ローラ12の軸が軸
受等を介して回転可能に設けられており、一方のロー2
12  、にモータ21からの回転力が伝達される構成
である。排出口−212による原稿の搬送速度と搬送ベ
ルト■Oによる搬送速度とはほぼ同一になるように設定
されている。この排出ロー212以外にも、給紙ローラ
9の軸及び排出ガイド13等が、フレーム18に取り付
けられており、1つのユニットとして構成されている。
給紙ローラ9はその軸に、図示していないモータ(DC
モータ)からの回転力が伝達される構成であって、搬送
ベルト10等とは別に駆動される。
上記給紙ローラ9の近傍には、ローラ9を挾んで挿入さ
れる原稿を検知する原稿検知器24.25が配置されて
いる。原稿検知器24.25は例えば発光及び受光素子
からなる光検知方式のセンサーを用いている。原稿検知
器24が原稿先端を検知すれば、給紙ローラ9が駆動さ
れ、原稿を搬送ベル)10へと送り込む。そして、原稿
検知器25が送り込まれる原稿を検知すれば、給紙ロー
ラ9の駆動が停止され、原稿はその位置で一時待期され
る。この給紙ローラ9の軸90は一端がフレーム+8よ
り突出しており、その突出端に原稿の長さを検知するた
めの等間隔にスリットを形成したクロック円板26が固
着されている。クロック円板26を挾んで、発光受光素
子からなる光学センサ27が設けられており、光学セン
サ27よ多出力されるスリット信号(クロックパルス)
t−カウントすることで、給紙ローラ9を通過する原稿
の長さを計測することができる。
更に、給紙ローラ9と搬送ベル)10との間の通路間に
は、搬送方向の切換爪14が回転可能に設けられており
、通常自重で反時計方向に回転し、切換爪14の先端が
原稿通路を形成するガイド部に当接して回転が停止する
。従って、給紙ローラ9にて給送される原稿にて切換爪
14は、時計方向に回転されるため原稿先端をその搬送
方向に案内するが、原稿が反転し逆方向に搬送されると
原稿先端を切換爪14の上面に沿って排出ガイド13に
て形成される排出路に案内する。この排出路の排出ロー
ラ12の近傍には、排出される原稿を検知する原稿検知
器28が配置されている。この原稿検知器28は、原稿
検知器24.25と同構造の検知量である。原稿検知器
28は、原稿検知信号を制御回路に送ることで制御回路
は、先に計測された原稿の長さに基づいて、原稿後端が
排出ローラ12の挾持部より例えば約40朋手前で排出
ローラ12の速度を減速し、そして約IQmm手前で駆
動を停止して、その後再駆動して排紙ロー212の搬送
速度を低下させて駆動制御する。
上述のように搬送ベルト10を駆動するローラ15、給
紙ローラ9.排出ローラ12.排出ガイド13.切換爪
14.駆動モータ21及び各種検知器2.4.25及び
28等をフレーム18内に一体的にユニットとして取付
けられている。上記給紙ロー29に対応して、このロー
ラ9に対接するローラ29が給紙台3側に回転可能に綬
けられている。また、原稿搬送装置の搬送ベルトIOに
は、原稿載置台1而を搬送される原稿を効果的にスリッ
プすることなく搬送するために従動ローラ30が適度の
間隔を隔てて、ベルト10内に配置されている。従動ロ
ーラ30の軸31の両端は、軸支部32にて回転可能に
支持されており、且つ上下方向に移動可能に保持されて
いる。そのため、原稿自動搬送装置2を第1図に示す如
く閉じた際には、ローラ30の自重により下方向に移動
し、搬送ベルト10を載置台1面へ押し付けるように作
用する。上記軸支部32の一方は、支持[17゜19間
を連結するように取付けられたステー33に固定され、
他方は直接外装置に取付けられている。尚、第2図にお
いて35は原稿自動搬送装置を駆動制御するための制御
回路基板であって、各種検知器からの検知信号、複写機
本体からの指令信号等に基づいて駆動モータ21等を、
駆動制御し、必要に応じて複写機本体側に信号を出力す
る。また、36.37は、ロー214.15の軸の軸受
けに固着された、搬送ベルト10と原稿載置台1との間
隔を一定に保つためのカラーである。
以上の様に構成された原稿搬送装置を具備した原稿押え
部200において、外装置に各種部品を取付ける構造を
詳細に説明する。
第4図は本発明による原稿押え装置2の外装置の一例の
外観を示す斜視図である。
外装置はグラスチック製、例えばABS樹脂で構成され
ており、先に説明した支持板+7.19、ステー33、
ローラ30の軸31の一端を軸支する一方の軸支部32
及びH御回路基板35等を位置決めし、固定するための
多数の突起部40が一体的に形成されている。この突起
部4oには、必要に応じて雌ネジが埋め込まれており、
これにより支持板17.19等がビスにて外装8内に固
着される。また、突起部40には、タッピングビスにて
、例えば制御回路基板35等を直接外装置に固定される
ものである。さらに、支持板17.19等を位置決めす
るための部材として突起部40が利用される。
また、外装置には更に適所にリブ41が一体的に形成さ
れており、図では1個のみが図示されている。このリブ
4■は、外装置を補強するためのもので、その数と位置
は適宜法めればよい。!3図において、符号42で示す
切欠部は、原稿の排出口IIであって、43の凹部はロ
ーラ15、排、 出シーラ12、給紙ローラ9等を支持
するフレーム18からなるユニット部を収納する部分で
るる。
支持板17は、突起部40aにて位置決められると共に
ビスにて固定され、支持板19は突起部40bにて位置
決められると共にビスにて固定される。またステー33
は、両端が上記支持板17゜19にビス等にて固定され
、その中間が突起部40cにて固定されている。上記支
持板19には、ローラ16を回転可能に支持するための
支持部材20がビス止めされ、ローラ16は例えば第5
図の如く、ローラ軸16−1が支持部材20に軸受50
を介して支持されている。軸受50は軸受ホルダーとし
ての役割りを果すカラー37が取付けられており、この
カラー37は、先に説明した通り、原稿載置台1と搬送
ベル)10との間隔を確保するだめのものである。この
間隔は、0.2〜1.5mm前後に調整される。尚、図
中5+は@+6−+の脱落を防止するEリングである。
支持板17には、給紙ローラ9、ベルト駆動用のローラ
15等を支持してなるユニット構成のフレーム18の一
端がビスにて固定されている。このフレーム】8に支持
されるローラI5についても、第1図と同様に回転可能
に設けられておシ、更に駆動モータ2Iの回転力が伝達
されるプーリ22がローラ軸に固着されている。この支
持板I7及びI8の端部には、原稿自動搬送装置2を開
閉するだめのヒンジ機構4の複写機本体側に固定された
支持部分5に対し軸7にて回転可能の複支持部分6が、
ビス等にて固定されている。また、フレーム18に取付
けられているベルト駆動用モータ21は、取付はアング
ル44を介してフレーム!8に固定されている。
更に、ロー230が固着された軸31の両端を支持する
軸支部32は、一方何がステ〒33にビス等にて固着さ
れ、他方側が外装置の突起部40dに位置決められ、ビ
ス等にて固定されている。第2図には1個所のみに軸支
部32を、突起部40dに固定された状態を示している
が、他の突起部40d  にも軸支持部32が同様にし
て固定される。
そして、突起部40eは、制御回路基板35を固定する
だめのもので、ビス等にて制御回路基板35を直接性装
置に固定している。
一方、原稿押え装置2の胛え部200を開閉可能にする
ためのヒンジ機ft4は、第6図にその外観を示す通り
、複写機本体+00の一側面+02と対向する面及び上
面を開口したヒンジ板5と、このヒンジ板5に対し回転
可能に軸7にて軸支された回転板6とを有している。上
記ヒンジ板5には、複写機本体100の一側面102に
固定するための取付片に長孔500が形成されており、
この長孔によりヒンジ板5は上下方向に高さ調整が可能
でろって、押え部200の調整を可能にしている。また
、ヒンジ板5は上記回転板6を回動するように作用し付
勢するだめのスプリング501を収容するもので、この
スプリング501の上部を覆うように設けられたカバー
502を上下方向にガイドするガイド孔503が形成さ
れている。
上記回転板6には軸7と平行に開閉軸601が取付けら
れており、この開閉軸601とヒンジ板5の底部との間
にスプリング501がカバー502を介して介在されて
いる。そのため、回転板6はスプリング501付勢力が
上記開閉軸601を押し開くように作用することから、
開くように作用されている。回転板6は、原稿押え部2
00の外装置に固定された支持板17.19にビス等に
て固定されるビス孔602と反対側には、それ以上の回
動を規制する規制片603が第8図に示す如く一体的に
形成されている。この規制片603と対応するように、
ヒンジ板5にはストッパー板504が取付けられている
。ストッパー板504は、第9図に示す如く取付は位置
を調整できる調整孔505が形成されており、回転板6
に形成された切り溝604に挿入可能に設けている。つ
まり、複写機本体を持ち運ぶ場合、押え装置2が開かな
いように、押え装置が閉じている状態で、ストッパー板
504を切り溝604に挿入して固定することで、原稿
押え装置2が開くのを阻止し運搬を簡単にしている。
また、スプリング501の上部のカバー502は、その
詳細を第10図及び第1!図に示す如く両側には、ヒン
ジ板5のガイド孔503に挿通されガイドされるガイド
部506、及び上面に開閉軸601と対接するカム部5
07が形成されている。カム部507は、原稿押え部2
00を開いた状態で維持するための傾斜部508及び、
原稿押え部200が閉じた時にその状態を維持するため
のわん曲部509を有している。
上述の様にヒンジ機溝部4が構成されており、原稿押え
装置2の開閉作用を次に説明する。
第7図の断面図に示す様に、原稿押え部200を開放す
れば、ヒンジ機構4の回転板6に設けられた規制片60
3がストッパー板504に当接し、原稿押え部200を
それ以上開くのを阻止している。この状態において、ス
プリング501は圧縮状態が軽減されており、原稿押え
部200を押し開こうとする付勢力が小さくなる。また
、原稿押え部20Gにおいては開放する角度が大きくな
るほど、閉じようとする回転モーメントが小さくなる。
そのため、スプリング501の押し開こうとする付勢力
と原稿押え部200が閉じようとする回転モーメントと
が釣合、その開放状態が維持される。そして、徐々に原
稿押え部200を閉じていけば、スプリング501も徐
々に圧縮され、押え部200を押し開けようとする付勢
力も徐々に増す。そして、原稿押え部200自体も、閉
じていくに従って徐々に閉じようとする回転モーメント
が増す。これは、原稿押え部200自身の自重等により
回転モーメントが増す。そのため、付勢力と回転モーメ
ントが釣合って原稿押え装置200がその開放状態の位
置で維持される。ここで、スプリング501のカバー5
02のカム部507は、その傾斜部508に開閉軸60
1を当接しており、この傾斜部508にて開閉軸601
を斜め上方向へ押し開こうと作用(図中時方向への付勢
力)する。つまり、直上に開閉軸601を付勢す、るこ
となく傾斜部508の傾斜角に応じて斜め上方へ開閉軸
601を付勢するため、原稿押え部200を押し開こう
とする作用力が助長されることになる。
その後、原稿押え部200’i更に閉じていけば、ある
角度、例えばIO〜20°程度の部分で開閉軸601が
カム部507のわん曲部509に落ち込む。この時、ス
プリング501の圧縮状態が緩和され押し開こうとする
作用力が増すことなく軽減される。これに対し、原稿押
え部200の回転モーメントが更に増すため、そのため
押え部200が自然に閉じていく。特に開閉1袖601
がわん曲部509に落ち込めば、スプリング501にて
上方向に付勢されるだけで、傾斜部508のように斜め
上方向えの付勢力が作用せず、押え部200の開こうと
する作用力が当然弱められる。この様にして、原稿押え
部200が閉じられれば、その状態を維持でき、また、
スプリング501にて原稿押え部200を開こうとする
作用がなくなり、原稿押え部200が浮き上がることも
ない。従って、原稿押え部200が原稿載置台1に正確
に位置付けられ光洩れ等が生じることはなくなる。特に
原稿搬送装置においては、ベルト10と載置台Iとの間
隔がカラー36.37の載置台lへの確実なる当接によ
り一定に保つことができる。その結果、原稿を載置台1
の規定位置に正確に搬送できる。
尚、原稿搬送装置の作用を以下に説明しておく。
複写するための原稿が給紙台3に沿って挿入され、この
原稿先端が原稿検知器24にて検知されると、給紙ロー
ラ9が回転される。これによシ、原稿は給紙ローラ9と
対接ローラ29との間に噛み込まれ給送される。そして
、給紙ローラ9の後に配置された原稿検知器25にて検
知されると、給紙ローラ9が駆動停止されることで、そ
の位置に待期状態となる。この待期状態を示す信号が、
複写機本体側に送られ、複写機本体側では複写開始の準
備を行う。その後、複写機本体側のコピースイッチ又は
原稿自動搬送装置側のスタートスイッチの操作により、
複写機本体側より原稿搬送開始のための指令信号を搬送
装置側に出力する。これにより、給紙ローラ9及び搬送
ベルトIOが同時に駆動される。つまり、給紙ローラ駆
動モータ(図示せず)及び搬送ベルト!0の駆動モータ
21が起動されることになる。
上述の様にして、待期中の原稿が原稿載置台lへと搬送
される。この原稿の搬送中において、原稿の長さが計測
される。これは、給紙ローラ9の回転軸90のタロツク
円板26に基づいて発生するクロック信号を制御回路に
て原稿後端が原稿検知器24を通過するまでの間カウン
トし、このカウント数に1パルス当シの原稿移動距離を
率じた値と、検知器24.25間の距離との和で計測で
きる。この計測した原稿の長さは、制御回路基板35の
記憶部に一時記憶される。かかる原稿の長さ計測と共に
、原稿後端が検知器25を通過すれば給紙ローラ9の駆
動が停止され、原稿は搬送ベルト10にて載置台l上を
搬送される。そして、上記給紙ローラ9は、次の原稿を
待期状態に設定するために、制御回路基板35からの指
令に従って駆動制御される。
搬送ベル)10にて搬送される原稿は、例えば約800
 = I 000 mm/ seeの速度で搬送される
この原稿は、基準端であるストツノニー1+と原稿先端
との距離が例えば手前約60馴 で、ベルト駆動モータ
2Iへの出力を下げて、搬送ベルト10による速度を約
1/2〜l74(約300 tran/ sec )位
に下げる。この場合、できるだけ低速で駆動すればよい
が、搬送ベル)IQを駆動するためにかなりの負荷がか
かり、モータ2Iの速度制御ができなくなる。この様な
減速状態で原稿先端をストツノ<−1−1に当接させ、
当接後も約IQmm程度オーバーランする距離に見合っ
た時間経過後に搬送ベルト10の駆動(モータ21の駆
動)を停止する。このオーバーランの目的は、斜め送り
となった原稿を正常状態に戻すためと、搬送ベルトと原
稿との滑りあるいはベルト駆動モータ21を停止しても
慣性力が個々の装置によって異なることから、原稿先端
がストッパー1〜Iに到達しない場合を避けるためであ
る。このようにして、原稿ば予め決められた位置(基準
位置)に正確に搬送され、その位置に停止する。この時
の状態を示す信号が複写機本体に送られると、載置台1
上の原稿の画像を光学的に走査するための露光が開始さ
れ、画像形成が開始する。
以上の様にして複写が開始遣れ、予め設定された枚数の
複写が終了、特に原稿の露光走査が終了すれば、載置台
l上の原稿を排出するための指令信号が搬送装置2側に
転送され、搬送装置2は排出動作を開始する。この場合
、ベルト駆動モータ21は今までの回転方向とは逆方向
に回転される。
従って、原稿は後端が先端となって、給送側へと反転さ
れて搬送される。この時の搬送速度は例えば給送時の搬
送速度とほぼ同一に設定されている。
そして、切換爪140作用にて、原稿は排出ガイド13
にて構成される排出路へと案内される。排出路へと案内
された原稿は、排出口11と対向して設けられた排出ロ
ーラ12に挾持され、外装面上面の排出トレイ80上へ
と排出される。ここで、原稿排出時において、原稿は原
稿検知器28にて検知されると、予め計測されたwX稿
の長さに基づいて、例えば原稿検知器28による非検知
状態になる手前(約4omm>で、排出ローラ12によ
る搬送速度が約172〜174位に減速される。さらに
、原稿検知器28によシ原稿の非検知状態となる手前(
約l0rrrrn程度)で、ベルト駆動モータ21の駆
動を一定時間停止(例えば約100m5ec)させる。
これによシ、排出ローラ12が停止し、原稿は排出ロー
ラ12に挾持された状態で一時停止することになる。こ
の一定時間経過後に、駆動モータ21の駆動が再開され
、定速時の約1/2〜1/4程度の速度で原稿の排出を
継続する。
以上の様に原稿は、原稿後端(原稿の基準位置への搬送
時には先端)が排出ローラ12に挾持された状態で一定
時間停止され、再駆動に低速で排出トレイ80上に排出
される。この場合、停止時における原稿は、その先端部
(頭部)が自重で排出トレイ80上に垂下するため、再
搬送後には飛散することはなくなる。また、再搬送後に
は、低速駆動されるため、原稿の飛散は防止されると共
に排出される原稿が排出トレイ80上に効果的に揃えら
れる。つまり、スクッキング性が良好になる。原稿の排
出が終了すれば、次の原稿が給紙ローラ9の待期位置に
あれば、先に説明した手順で、原稿の搬送、排出が行わ
れる。
また、外装面は駆動部及び搬送部等を支持してなる支持
板17.19等を直接固定しているため、外装面自身の
フレキシビリティ−が損われることなく、ネジレ等を簡
単に捕虫でき複写機本体への取付等が簡単化する。つま
)、取付けのための調整等が省略できる。特に外装面内
に収容される部品が、大巾に低減されるため、原稿搬送
装置の組み立て、分解等の作業が非常に簡単になり、装
置全体の軽量化及びコスト低減にもなる。
更に、原稿搬送装置を複写機本体の載置台lを覆うよう
閉じれば(第1図の状態)、それ自身の自重等によりネ
ジレ等が生じていてもフレキシブルでるることも合わせ
てカラー86.37が確実に載置台l又は複写機本体の
外装面上に当接する。
そのため、ローラ15.16と載置台1との位置関係は
、上記カラー36.37にて決まり、またベル)10と
載置台lとの間隔もカラー86.37によシ一定に保た
れる。しかも、カラー36.37はベルト10を駆動す
るローラの軸に直接設けられているため、当然ベルトl
Oと載置台1との間隔はカラー36.87にて直接決め
られ、従来のように外装等に間隔部材を設けるものと比
べ、設計誤差等をほとんど関係なく、一定に均一に保た
れる。
尚、図中52は、搬送装置を具備してなる原稿押え装置
2のヒンジ機構部4と反対側に設けられたマグネットで
ある。このマグネット52は、搬送装置を閉じた際に、
複写機本体側の外装部分との間の磁気吸着作用により、
カラー36.37と載置台Iとの当接をより確実にさせ
、載置台Iとベル)10との間隔を一定に保つと共に、
これを安定化させるために設けている。
く効 果〉 本発明の原稿押え装置によれば、開閉可能にするヒンジ
機構の一部を複写機本体の一側面に設けるだけの部用な
構成により、押え部の浮き上がりを防止し、それによる
複写の悪影響を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のヒンジ機構を備えてなる開閉可能な原
稿押え装置を示す断面図、第2図は原稿搬送装置を具備
してなる原稿押え装置を示す断面図、第3図は原稿押え
装置を開放した状態で装置を裏面から見た平面図、第4
図は原稿押え部の外装の一例を示す斜視図、第5図は原
稿搬送装置のコーラ部の取付は状態を示す断面図、第6
図は本発明にかかるヒンジ機構の一具体例を示す斜視図
、第7図はその断面図、第8図及び第9図はヒンジ機構
を構成する一部の部品を示す斜視図、第10図及び第1
1図はヒンジ機構を構成する一部の部品を示す断面図及
び斜視図である。 l:載置台、100:複写機本体、102:複写機本体
の一側面、2:原稿押え装置、200:原稿押え部、4
:ヒンジ機構、5:ヒンジ板、501ニスプリング、5
02:カバー、507:カム部、508:傾斜部、50
9:わん曲部、6:回転板、601:開閉軸、7二軸、
8:外装、17.19:支持板。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)第゛70 第1I図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿を光学的に走査するための原稿載置台上に原稿
    を押え付けるための原稿押え部、該原稿押え部を原稿載
    置台に対し開閉可能にするヒンジ機構部とを備えた原稿
    押え装置において、上記ヒンジ機構部は、上記原稿載置
    台を上部に配置した複写機本体の一側面に固定されたヒ
    ンジ板、該ヒンジ板に対して回動可能に設けられ上記原
    稿押え部に固定された回転板、上記ヒンジ板に保持され
    上記回転板を上方向に付勢し原稿押えを開放するように
    作用する付勢手段、とから構成され上記原稿押えを開閉
    可能にしてなる原稿押え装置。 2、上記ヒンジ板は上下方向に調整可能に複写機本体の
    一側面に配置されたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の原稿押え装置。 3、上記原稿押え部は原稿を搬送する原稿搬送装置を具
    備したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の原稿押え装置。
JP4633687A 1987-02-26 1987-02-27 原稿押え装置 Pending JPS63210921A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR200459745Y1 (ko) 2010-05-12 2012-04-13 주식회사 니프코코리아 힌지장치

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