JPS63210836A - 原稿押さえ装置の開閉機構 - Google Patents

原稿押さえ装置の開閉機構

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JPS63210836A
JPS63210836A JP4615087A JP4615087A JPS63210836A JP S63210836 A JPS63210836 A JP S63210836A JP 4615087 A JP4615087 A JP 4615087A JP 4615087 A JP4615087 A JP 4615087A JP S63210836 A JPS63210836 A JP S63210836A
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JP4615087A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Murata
村田 光博
Naofumi Okada
直文 岡田
Yoshitoshi Yamamoto
山本 嘉利
Takuji Tanimoto
谷本 卓治
Noriyasu Inoue
徳康 井上
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、原稿を光学的に走査し原稿の画像を読み取り
処理する装置、例えば複写装置の原稿載置台に対して開
閉可能に設けられた原稿押さえ装置において、この原稿
押さえ装置の開閉機構に関する。
〈従来技術〉 原稿の画像を読み取り処理する装置としては、例えば複
写機等がよくしられている。この複写機本体の上部には
、原稿の画像を光学的に走査するために原稿を載置する
原稿載置台が設けされている。この原稿載置台は、載置
される原稿を載置部と反対面より光りを照射して光学的
に走査するために、透明ガラス等にて形成されている。
この原稿載置台に対して、原稿を載置台に押し付けるた
めの原稿押さえ装置が開閉可能に設けられている。
原稿押さえ装置は、原稿を載置台の面に密着させるため
のだけのものではなく、光り漏れを防止しこれによる複
写像の影の形成を防止する効果をも有している。
一方、原稿押さえ装置には、単に原稿を載置台に押し付
けるだけでなく、原稿を原稿載置台の規定位置へ自動搬
送する搬送装置が具備されている。
この原稿搬送装置は、原稿載置台に対して対向して設け
られており、原稿を自動的に載置台への規定位置へと搬
送し、画像処理後に原稿を決められて位置に排出する構
成である。つまり、原稿は給紙部に例えば多数積載され
、この積載原稿が複写装置本体からの制御指令等により
1枚づつ上記載置台へと搬送され、規定位置に位置付け
られる。
この原稿は、原稿走査手段の作用により光学的に走査さ
れ、この走査終了後に排出トレイの位置へと排出される
。そして、原稿の排出終了により次の原稿が載置台の規
定位置へと搬送され、上述の動作を繰り返す。このよう
な原稿搬送装置を具備した原稿押さえ装置もまた、手作
業により原稿を載置台の規定位置に載置するためにヒン
ジ機構を設けて開閉可能に構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記原稿押さえ装置を開閉可能に構成するヒンジ機構は
、一部が複写機本体の上部に固定されており、この一部
に回転可能に設けられた部材を原稿押さえ装置の押さえ
部に固定されており、原稿押さえ部品を開閉する構成で
ある。ここで、原稿押さえ部を所定の解放角度に維持さ
せて解放させるために、コイルスプリング等の付勢手段
が、ヒンジ機構に設けられており、更に解放状態を維持
させるためのガムやその他の多くの部品を必要としてい
た。そのため、開閉するためのヒンジ機構が非常に複雑
となっていった。
また、スプリング等の付勢力と押さえ部が閉じようとす
る時の回転力との釣り合いが採れた状態で、押さえ部の
解放状態が維持されるが、このための調整が以上に面倒
なものとなっていた。つまり、押さえ部の閉じようとす
る回転力がスプリングの付勢力より大きければ、解放状
態が維持されず閉じてしまうため、この釣り合いを採る
ためにスプリングの固定位置等の調整、及びスプリング
の付勢力の設定等が非常に面倒なものとなっていた。
特に、原稿押さえ装置に原稿搬送装置が備わったもので
は、原稿押さえ装置全体の重量がかなり大きくなり、ス
プリング等の付勢手段等をそれに応じて大きなものを設
定する必要だあった。そのため、その付勢力に対処でき
るように、他のガム等の部品ついても考慮する必要が生
じ、より構成が複雑化してくる。 しかも、コスト面で
も高くなってくる。
く問題を解決するための手段〉 本発明の原稿押さえ装置の開閉機構は、原稿載置台を設
けた画像処理装置側に取り付けられたヒンジ板と、この
ヒンジ板に対して回転可能に設けられ上記原稿押さえ装
置の押さえ部に取り付けられた回転板と、この回転板に
設けられ回転板を回転させるための開閉軸と、この開閉
軸とヒンジ板との間に介在され上記開閉軸を回転板の回
転軸方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段を覆うに
設けられ上記開閉軸と接触する面に傾斜部及びこの傾斜
部に続く上記開閉軸が落ち込む湾曲部とを形成したガム
部を有したカバーとからヒンジ機構の構成を特徴とすも
のである。
く作  用〉 本発明の原稿押さえ装置の開閉機構によれば、開閉機構
を構成するヒンジ機構が、付勢手段により回転板を開閉
軸を介して開閉する方向に付勢される。また、付勢手段
を披うカバーの上面に傾斜部を有することで、この傾斜
面が付勢手段の付勢力を助長するように働くため、回転
板を押し開こうする作用力が増し、押さえ部の閉じよう
とする回転力との釣り合いが簡単にとれ、押さえ部の開
閉状態を維持できる。つまり、押さえ部の解放角度を任
意の位置に維持できる。
また、湾部に開閉軸が落ち込むと、付勢手段による付勢
力が弱まり、押さえ部の閉じようとする回転力の方が大
きくなり、ある角度より自然に押さえ部が閉じることに
なる。
〈実施例〉 第1図は、本発明にかかる開閉するためのヒンジ機構を
備えた原稿押さえ装置が閉じた状態を示す断面図、第2
図は原稿搬送装置を備えた原稿押さえ装置を示す断面図
、第3図は原稿押さえ装置を開放した状態での原稿押さ
え装置を裏面より見た平面図である。
図中1は複写機本体100の上部に設けられた原稿を載
置するための透明ガラス板からなる原稿載置台、2は載
置台1に対して開閉可能に設けられた原稿押さえ装置本
体であって、原稿を載置台1に搬送する原稿搬送装置を
具備している。3は原稿押さえ装置2の原稿押さえ部2
00に備えられた原稿搬送装置へ原稿を給送するために
設けられた給紙台である。この給紙台3は、複写機本体
100の上部+01に固定状態で設けられており、原稿
押さえ装置2共々開閉することはない。」二記載置台1
の一端部には、原稿先端を規制する基準端となるストッ
パー1−1か設けられている。
原稿押さえ装置2は、−側端部にヒンジ機構4が取り付
けされており、複写機本体100の一側面I、02に固
定されたヒンジ板5に対して、原稿押さえ部200の一
側端部に固定された回転板6が、軸部分7を中心に回転
可能に設けられていることで、この回転軸7を中心に開
閉する構成である。このヒンジ機構の構成については後
に詳細に説明する。原稿押さえ装置2の載置台lと対応
して設けられる原稿押さえ部200は、原稿搬送を行う
ための装置を具備している。つまり、原稿押さえ部20
0は、外装日内に給紙台3上の原稿を給紙するための給
紙ローラ9、載置台Iに原稿を送り込むための無端状の
搬送ベルト10、外装8上の排出トレイ80上へ原稿を
排出口11より排出するための排出ローラ12及びこの
排出ローラへと導くための排出ガイド13、更に排出時
に原稿を排出ガイド13部分へ案内するための切り換え
爪14を備えて構成された原稿搬送袋、装置を、具備し
ている。上記排出口11は、浴装置の一部を削除して形
成している。
まず、原稿搬送装置の構造について詳細に説明する。搬
送ベルト10は、載置台1の両端部に対応して配置され
るローラ15及び16間に張架されており、ローラ15
の回転に従って駆動される。
駆動ローラ15は、浴装置に直接取り付けられた支持板
17に一端が固定されてなるフレーム18間に軸受等を
介して回転可能に設けられている。
また、ローラ16は、支持板17と平行に浴装置に直接
取り付けられた支持板19に固定されている支持部材2
0に軸受等を介して回転可能に設けられている。上記ロ
ーラ15の軸の一端は、フレーム18より貫通しており
、この貫通した端部にベルト駆動モータ(例えばDCモ
ータ)21の回転力が伝達されるプーリ22が固着され
ている。
このブ駆動モータ21の軸に連結されてなるプーリとの
間に、駆動ベルト23が張架されており、モータ2Iの
回転に従ってローラ15が回転される。
また、上記フレーム18には、排出ローラI2の軸か軸
受等を介して回転可能に設けられており、一方のローラ
I2□にモータ21からの回転力が伝達される構成であ
る。排出ローラ12による原稿の搬送速度と搬送ベル)
10による搬送速度とはほぼ同一になるように設定され
ている。この排出ローラ12以外にも、給紙ローラ9の
軸及び排出ガイド13等がフレーム18間に取り付けら
れており、1つのユニットとして構成されている。
給紙ローラ9はその軸に、図示していないモータ(DC
モータ)からの回転力が伝達される構成であって搬送ベ
ルトIO等とは別に駆動される。
上記給紙ローラ9の近傍には、給紙ローラ9を挟んで挿
入される原稿を検知する原稿検知器24゜25が配置さ
れている。原稿検知器24.25は例えば、発光及び受
光素子からなる光検知方式のセンサーを用いている。原
稿検知器24が、原稿先端を検知すれば、給紙ローラ9
が駆動され、原稿を搬送ベルトIOへと送り込む。そし
て、原稿検知器25が、送り込まれる原稿を検知すれば
、給紙ローラ9の駆動が停止され、原稿はその位置で一
時待機される。 この給紙ローラ9の軸90は、一端が
フレーム18より突出しており、その突出端に原稿の長
さを検知子るための等間隔にスリットを形成したクロッ
ク円板26が固着されている、クロック円板26を挟ん
で、発光及び受光素子からなる光学センサー27か設け
られている。
この光学センサー27より出力されるスリット信号(ク
ロックパルス)をカウントすることで、給紙ローラ9を
通過する原稿の長さを計測することができる。
更に、給紙ローラ9と搬送ベルト10との間の通路間に
は、搬送方向の切り換え爪14が回転可能に設けされて
おり、通常自重で反時計方向に回転し、切り換え爪14
の先端が原稿通路を形成するガイド部に当接して回転が
停止する。従って、給紙ローラ9にて給送される原稿に
て切り換え爪14は、時計方向に回転されるため原稿先
端をその搬送方向に案内するが、原稿が反転し逆方向に
搬送されると原稿先端を切り換え爪14の上面に沿って
排出ガイド13にて形成される排出路に案内する。この
排出路の排出ローラ近傍には、排出される原稿を検知す
る原稿検知器28が配置されている。この原稿検知器2
8は、原稿検知器24゜25と同構造の検知器である。
原稿検知器28は、原稿検知信号を制御回路に送る。そ
のため、制御回路は、先に計測された原稿の長さに基づ
いて、原稿後端が排出ローラ12の圧接部より例えば約
40fflI1手前で排出ローラ12の速度を低減し、
そして約10mm手前で駆動を停止して、その後再駆動
して排出ローラ12の搬送速度を低下させて駆動モータ
21を駆動制御する。
上述のように搬送ベルト10を駆動するローラ15、給
紙ローラ9、排出ローラ12、排出ガイド13切り換え
爪14、駆動モータ21及び各検知器24.25及び2
8等をフレーム18内に一体的にユニットとして取り付
けられている。上記給紙ローラ9に対応して、このロー
ラ9に対接するローラ29が給紙台3側に回転可能に設
けられている。また、原稿搬送装置の搬送ベルトIOに
は、原稿載置台1面を搬送される原稿を効果的にスリッ
プすることなく搬送するための押さえローラ30が適度
の間隔を隔ててベルト10内に配置されている。押さえ
ローラ30の軸31の両端は、軸支部32にて回転可能
に支持されており、かつ上下方向に移動可能に保持され
ている。そのため、原稿搬送装置を第1図に示す如く閉
じた際には、ローラ30の自重により下方向に移動し、
搬送ベルト10を載置台1面へ押し付けるように作用す
る。上記軸支部32の一方は、支持板17.19間を連
結するように取り付けられたステー32に固定され、他
方は直接性装置に取り付けられている。尚、第3図にお
いて35は原稿搬送装置を駆動制御するための制御回路
基板であって、各種検知器からの検知信号、複写機本体
100からの指令信号等に基づいて駆動モータ21等を
駆動制御し、必要に応じて複写機本体側に信号を出力す
る。
また、36.37は、ローラ14,15の軸の軸受に固
着された、搬送ベルトlOと原稿載置台1との間隔を一
定に保つためのカラーである。
以上のように構成された原稿搬送装置を具備した原稿押
さえ部200において、各装置に各種部品を取り付ける
構造を詳細に説明する。
第4図は本発明による原稿押さえ装置2の各装置の一例
の外観を示す斜視図である。
各装置はブラスッチク製、例えばABS樹脂で構成され
ており、先に説明した支持板17,19、ステー33、
ローラ30の軸に一端を軸支する一方の軸支部32及び
制御回路基板35等を位置決めし、固定するための多数
の突起部40が一体的に形成されている。この突起部4
0には、必要に応じて雌ネジが埋め込まれており、これ
により支持板17.19等がビスにて外装8内に固着さ
れる。また、突起部40には、タッピングビスにて、例
えば制御回路基板35等を直接性装置に固定されるもの
がある。さらに、支持板17.19等を位置決めするた
めの部材として突起部40が利用される。
また、各装置には更に適所にリブ41が一体的に形成さ
れており、図では1個のみが図示されている。このリブ
41は、外装置を補強するためのもので、その数と位置
は適宜法めればよい。第4図において、符号42で示す
切り欠き部は、原稿の排出口11であって、43の凹部
はローラ15、給紙ローラ9等を支持するフレーム18
からなるユニット部を収容する部分である。
支持板17は、突起部40aにて位置決められると共に
ビスにて固定され、支持板19は突起部40 bにて位
置決められると共にビスにて固定される。また、ステー
33は、両端が上記支持板17.19にビス等にて固定
され、その中間が突起部40cにて固定されている。上
記支持板19には、ローラ16を回転可能に支持するた
あめの支持部材20がビス止めされ、ローラ16は例え
ば第5図の如く、ローラ軸16.h<−支持部材20に
軸受50を介して支持されている。軸受50は軸受ホル
ダーとしての役割を果たすカラー37が取り付けられて
いる。このカラー37は、先に説明した通り、原稿載置
台lと搬送ベルトlOとの間隔を確保するためのもので
ある。 この間隔は、0.2〜1 、5 mm前後に調
整される。 なお、図中51は軸16−、の脱落を防止
するために軸!6□に固定されるEリングである。
支持板17には、給紙ローラ9、ベルト駆動用のローラ
15等を支持してなるユニット構成のフレーム18の一
端がビスにて固定されている。このフレーム18に支持
されるローラ15についても、第5図と同様に回転可能
に設けられており、更に駆動モータ21の回転力が伝達
されるプーリ22がローラ軸に固着されている。 この
支持板17及び19の端部には、原稿搬送装置を具備し
てなる原稿押さえ部200を開閉するためのヒンジ機構
4の複写機本体側に固定されたヒンジ板5に対して軸7
にて回転可能の回転板6が、ビス等にて固定されている
。また、フレーム18に取り付けられているベルト駆動
用モータ2Iは、取り付はアングル44を介してフレー
ムI8に固定されている。
更に、押さえローラ30が固着された軸31の両端を支
持する軸支部32は、 −刃側がステー33にビス等に
て固着され、他端側か外装置の突起部40dにて位置決
められ、ビス等にて固定されている。第3図には1箇所
のみ軸支部32を、突起部40dに固定された状態を示
しているが、他の突起部40dにも軸支部32が同様に
して固定される。そして、突起部40eは、制御回路基
板35を固定するためのもので、ビス等にて制御回路基
板35を直接性装置に固定している。
一方、原稿押さえ装置2の押さえ部200を開閉可能に
するためのヒンジ機構4は、第6図にその外観を示す通
り、 複写機本体100の一側面102と対向する面及
び上面を開口したヒンジ板5と、このヒンジ板5に対し
回転可能に軸7にて軸支された回転板6とを有している
。上記ヒンジ板5には、複写機本体100の一側面10
2に固定するための取り付は片に長孔500が形成され
ており、この長孔500によりヒンジ板5は上下方向に
高さ調整が可能であって、押さえ部200の調整を可能
としている。また、ヒンジ仮5は、上記回転板6を回転
するように付勢する丸めのコイル形状のスプリング50
夏を収容するもので、このスプリング501の上部を覆
うように設けられたカバー502を上下方向にガイドす
るガイド孔503が形成されている。
上記回転板6には、軸7と平行に開閉軸601が取り付
けされており、この開閉軸601とヒンジ板5の底部と
の間にスプリング501がカバー502を介して介在さ
れている。そのため、回転板6はスプリング501の付
勢力が、上記開閉軸601を回転軸7を中心に押し開く
ように作用されれる。回転板6は、原稿押さえ部200
の外装    8に固定された支持板17.19にビス
等にて固定されるビス穴602と反対側には、それ以上
の回転を規制する規制片603が第8図に示すように一
体的に形成されている。この規制片60・3と対応する
ようにヒンジ板5側には、ストッパー板504がヒンジ
仮に取り付けられている。ストッパー板504は、第9
図に示している通り、取り付は位置を調整できる調整孔
505が形成されており、回転板6に形成された切り1
1604に挿入可能に設けられている。つまり、複写機
本体を持ち運ぶ場合、押さえ装置2が開かないよう、押
さえ装置か閉じている状態で、ストッパー板504を切
り溝604に挿入して固定することで、原稿押さえ装置
2が開くのを阻止し、運搬を簡単にしている。
また、スプリング501の上部のカバー502は、その
詳細を第1θ図及び第1I図に示す如く両端には、ヒン
ジ板5のガイド孔503に挿通されガイドされるガイ1
部506、及び上面に開閉軸601と対接するガム部5
07が形成されている。ガム部507は、原稿押さえ部
200を開いた状態で、その開放位置に任意に維持する
ための傾斜部508及び、原稿押さえ部200が閉じた
時にその状態を維持するための湾曲部509を有してい
る。
上述のように、ヒンジ機構4が構成されており、原稿押
さえ装置2の開閉作用を次に説明する。
第6図に示すように、原稿押さえ部200を開放すれば
、ヒンジ機構4の回転板6に設jすられた規制片603
がストッパー板504に当接し、原稿押さえ部200を
それ以上開くのを阻止している。この状態において、ス
プリング501は、圧縮状態が軽減されており、原稿押
さえ部200を押し開こうとする付勢力が一番小さくな
る。また、原稿押さえ部200においては、開放する角
度が大きくなるほど、閉じようとする回転モーメントが
小さくなる。そのため、スプリング501の押し開こう
とする付勢ツノと原稿押さえ部200が閉じようとする
回転モーメントとが釣り合い、その開放状態が維持され
る。
そして、徐々に原稿押さえ部200を閉じていけば、ス
プリング501も徐々に圧縮され、押さえ部200を押
し開こうとする付勢力ら徐々に増す。これに対して原稿
押さえ部200自体ら、閉じていくに従って徐々に閉じ
ようとする回転モーメントが増す。これは、原稿押さえ
部200自身の自重等により回転モーメントが増す。そ
のため、付勢力と回転モーメントが釣り合って、原稿押
さえ部200がその開放状態で維持される。
ここで、スプリング501を覆い付勢力を伝達するガム
パー502のガム部507は、その傾斜部508に開閉
軸601が当接しており、この傾斜部508にて開閉軸
601を斜め上方向に押し開こうと作用する。これをも
う少し詳細に説明すれば、第12図に示す通り、傾斜部
508が回転軸7の方向に傾斜されて設けられているた
め、例えば押さえ部200の開放角度が10〜20°ま
ででは、スプリング501の付勢力が回転軸7に対して
接線方向に作用し、スプリング501の付勢力がほとん
ど開閉軸601を押し開こうとする作用力として働くこ
とになる。特に開閉軸601を単に真上に付勢すること
なく、傾斜部508の傾斜角及び押さえ部200の開放
角度に応じて、斜め方向へと開閉軸601を付勢するツ
ノがスプリング501の圧縮度に関連して助長されるこ
とになる。
そして、押さえ部200が回転軸7を中心に回転し、閉
じてくると、スプリング501の付勢力は、傾斜部50
8の勾配により、回転軸7の方向へと作用され、その位
置に押さえ部200を静止するような作用力として働く
。そのため、押さえ部200は、その時々の任意の開放
位置で静止し、開放状態が維持される。
その後、原稿押さえ部200を更に閉じていけば、ある
角度、例えばlO〜20°程度の位置で、開閉軸601
かガム部507の湾曲部509に落ち込む。つまり、湾
曲部509は、原稿押さえ部200が所定の角度になれ
ば、開閉軸601が傾斜部508より外れて落ち込むよ
うに、 傾斜部508に続いて形成されている。このよ
うに、開閉軸601が湾曲部509に落ち込むと、スプ
リング501のそれ以上の圧縮度が緩和され、押し開こ
うとする作用力が増すことなく軽減される。
これに対して、原稿押さえ部200の回転モーメントが
更に増す。従って、押さえ部200は、ある角度以下に
なと、急速にスプリング501による押し開こうとする
付勢力が軽減されるため、その開放角度で自然に閉じて
いくことになる。特に、開閉軸601が湾曲部509に
落ち込めば、スブリング501にて上方向の付勢力が作
用するだけで、傾斜部508のように押し開こうとする
作用力を助長することはなくなる。
以上のようにして、原稿押さえ部200が閉じれば、そ
の閉じた状態を維持できる。また、スプリング501に
て原稿押さえ部200を開こ、うとする作用がなくなり
、原稿押さえ部200が浮き上がることはない。従って
、原稿押さえ部200が、原稿載置台1に正確に位置付
けされ、光り漏れ等が生じることはなくなる。特に原稿
搬送装置においては、ベルトIOと載置台lとの間隔が
カラー36.37の載置台lへの確実なる当接により、
一定に保つことができる。その結果、原稿を載置台lの
規定位置に正確に搬送できる。
続いて、以下に原稿搬送装置の作用を説明しておく。
複写するための原稿が、給紙台3に沿って挿入され、こ
の原稿先端が原稿検知器24にて検知されると、給紙ロ
ーラ9が回転される。これにより、原稿は給紙ローラ9
と対向するローラ29との間に噛み込まれ給紙される。
そして、給紙ローラ9の後に配置された原稿検知器25
にて検知されると、給紙ローラ9が駆動停止されること
で、その位置に待機状態となる。この待機状態を示す信
号が、複写機本体側に送られ、複写機本体側では複写開
始の準備を行う。その後、複写機本体側のコピースイッ
チの操作により、複写機本体側より原稿搬送開始のため
の指令信号を搬送装置側に出力する。これにより、給紙
ローラ9及び搬送ベルトlOが同時に駆動される。つま
り、給紙ローラ9の駆動モータ及び搬送ベルトlOの駆
動モータ21が起動される。
上述のようにして、待機中の原稿が原稿載置台1へと搬
送される。この原稿の搬送中において、原稿の長さが計
測される。これは、給紙ローラ9の回転軸90のクロッ
ク円板26に基づくクロック信号を制御回路にて、 原
稿後端が原稿検知器24をを通過するまでの間カウント
し、このカウント数に1パルス当たりの原稿移動距離を
乗じた値と、検知524.25間の距離との和で計測で
きる。この計測した原稿の長さは、制御回路基板35の
記憶部に一時記憶される。かかる原稿の長さ計測と共に
、原稿後端が検知器25を通過すれば、給紙ローラ9の
駆動が停止され原稿は搬送ベルト10にて載置台lへと
搬送される。そして、上記給紙ローラ9は、次の原稿を
待機状態に設定するために、制御回路基板35からの指
令に従って駆動制御される。
搬送ベルトIOにて搬送される原稿は、例えば約800
〜I OOOmm/secの速度で搬送される。
この原稿は、基準端であるストッパート、と原稿先端と
の距離が例えば手前的60mmで、ベルト駆動モータ2
1への出力を下げて、搬送ベルトIOによる速度を約1
/2〜1/4 (約300 mm/5ec)位に下げる
。この場合、できるだけ低速で駆動すればよいが、搬送
ベルトIOを駆動するためにかなりの負荷がかかり、モ
ータ2Iの速度制御ができなくなる。このような、減速
状態で、原稿先端をストッパーし、に当接させ、当接後
も約10+nm程度オーバーランする距離に見合った時
間経過後に搬送ベルト10の駆動を停止する。このオー
バーランの目的は、斜め送りとなった原稿を正常に戻す
ためと、搬送ベルト10と原稿の滑りあるいはベルト1
0駆動モータ21を停止しても慣性力が個々の装置によ
って異なることから、原稿先端がストッパー1−+に到
達しない場合お避けるためである。このようにして、原
稿は予め決められた位置に正確に搬送され、その位置に
停止する。この時の状態を示す信号が複写機本体に送ら
れると、載置台lの原稿の画像を光学的に走査するため
の露光が開始され、画像形成が開始する。
以上のようにして、複写が開始され、予め設定された複
写が終了、特に原稿の露光走査が終了すれば、載置台l
上の原稿を排出するための指令信号が搬送装置側に転送
される。これにより原稿搬送装置は、排出動作を開始す
る。この場合、ベルト駆動モータ21は今までの回転方
向とは逆方向に回転される。従って、原稿は後端が先端
となって、給送側へと反転され搬送される。この時の搬
送速度は、給紙時の搬送速度とほぼ同一に設定される。
そして、切り換え爪14の作用にて、原稿は排出ガイド
13にて構成される排出路へと案内される。 排出路へ
と案内された原稿は、排出口l!と対向して設けられた
排出ローラ12に挟まれ外装面上面の排出トレイ80上
へと排出される。
ここで、原稿排出時において、原稿は原稿検知器28に
て検知されると、予め計測された原稿の長さに基づいて
、例えば原稿検知器28による非検知状態になる手前的
40mg+で、排出ローラ12による搬送速度が約1/
2〜1/4位に減速される。
さらに、原稿検知器28により原稿の非検知状態になる
手面約10amで、モータ21の駆動を一定時間停止(
例えば約100m5ec)させる。これにより、排出ロ
ーラ12が停止し、原稿は排出ローラ12に挟まれた状
態で一時停止することになる。
この一定時間後に、駆動モータ2Iの駆動が再開され、
定速時の約1/2〜174程度の速度で原稿を排出を行
う。
以上のように、原稿は、原稿後端が排出ローラ12に挟
まれた状態で一定時間停止され、再駆動時に低速で排出
トレイ80上に排出される。この場合、停止時における
原稿は、その先端部が自重で排出トレイ80」二に垂下
するため、再搬送後には原稿が飛散することはなくなる
。また、再搬送後には、低速駆動されるため、原稿の飛
散が防止されると共に、排出される原稿が排出トレイ8
0上に効果的に揃えられる。つまり、スクッキング性が
良好になる。原稿の排出が終了すれば、次の原稿が給紙
ローラ9の待機位置より、先に説明した手順で、原稿の
搬送、排出が行われる。
また、外装面は、駆動部及び搬送部等を支持してなる支
持板17.19を直接固定しているため、外装面自身の
フレキシビリティ−か損なわれることなく、ネジレ等を
簡単に補正でき、複写機本体への取り付は等が簡単にな
る。つまり、取り付けのための調整が省略できる。この
ように構成することで特に、外装面内に収容される部品
が大幅に低減されるため、原稿搬送装置の組み立て、分
解等の手作業が非常に簡単になり、装置全体の軽量化及
びコスト低減にもなる。
更に、原稿搬送装置を複写機本体の載置台lを覆うよう
に閉じれば、それ自身の自身等によりネジレ等が生じて
いても、フレキシブルであることも合わせてカラー36
.37が確実に載置台l又は複写機本体の外装面上に当
接する。そのため、ローラ15,16と載置台lとの位
置関係は、上記カラー36.37にて決まり、また搬送
ベルトIOと載置台lとの間隔もカラー36.37によ
り一定に保たれる。しかも、カラー36.37はベルト
IOを駆動するローラ軸に直接設けられているため、当
然ベルトIOと載置台1との間隔は、カラー36.37
にて直接に決められ、従来のように外装等に間隔部材を
設けるものと比べ、設計誤差等にほとんど関係なく、一
定に均一に保たれる。
尚、図中52は、搬送装置を備えた原稿押さえ部200
のヒンジ機構4と反対側に設けられたマグネットである
。このマグネット52は、原稿押さえ部200を閉じた
際に、複写機本体側の外装部分との間の磁気吸着力の作
用により、 カラー36.37と載置台lとの当接をよ
り確実にさせ、載置台lとベルトIOとの間隔を一定に
保つと共に、これを安定化させるために設けている。
〈効  果〉 以上説明したように、本発明の原稿押さえ装置の開閉機
構によれば、原稿押さえ部を簡単な構成のヒンジ機構を
設けて開閉させるものである。そのため、上記ヒンジ機
構の構成が簡単であると共に、このヒンジ機構を安価に
作製できる。
また、本発明におけるヒンジ機構によれば、原稿押さえ
部を、任意の開放状態の位置で保持でき、また原稿押さ
え部が所定の開放角度で自然に閉じるように作用するた
め、原稿押さえ部の開閉操作が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のヒンジ機構を備えてなる開閉可能な原
稿押さえ装置を示す断面図、第2図は原稿搬送装置を具
備してなる原稿押さえ装置を示す断面図、第3図は原稿
押さえ装置を開放した状態で装置を裏面から見た平面図
、第4図は原稿押さえ部の外装の一例を示す斜視図、第
5図は原稿搬送装置のローラ部の取り付は状態を示す断
面図、第6図は本発明にかかるヒンジ機構の一具体例を
示す斜視図、第7図はその断面図、第8図及び第9図は
ヒンジ機構を構成する一部の部品を示す斜視図、第1O
図及び第11図は本発明のヒンジ機構を構成する一部の
部品を示す断面図及び斜視図、第12図は本発明のヒン
ジ機tMの作用説明にかかる図である。 l;載置台 100.複写機本体 2:原稿押さえ装置 200;原稿押さえ部4;ヒンジ
機措 5;ヒンジ板 501ニスプリング 502;カバー 507;ガム部 508;傾斜部 509;湾曲部 6;回転板 601:開閉軸7;回転
軸 IO;搬送ベルト 代理人 弁理士 杉山殺至(I也1名)第7図 第9図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿を走査するための原稿載置台に原稿を押さえる
    原稿押さえ装置であって、この原稿押さえ装置を開閉可
    能に設けるために原稿押さえ部の一側端に取り付けられ
    たヒンジ機構を備えてなる原稿押さえ装置において、 上記原稿押さえ装置を開閉するためのヒン ジ機構は、 上記原稿載置台を設けた画像処理装置本体 側に設けられたヒンジ板と、このヒンジ板に対して回転
    可能に設けられ上記原稿押さえ部に取り付た回転板と、
    該回転板に設けられ回転板を回転させるための開閉軸と
    、該開閉軸と上記ヒンジ板との間に介在され開閉軸を回
    転する方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段の上部を
    覆うように設けられ上記開閉軸と接触する面に開閉軸を
    回転板の回転軸方向に付勢力を作用させる傾斜部及びこ
    の傾斜に続き開閉軸が落ち込む湾曲部とを形成したガム
    面を有した付勢手段のカバーとを備え、 該ヒンジ機構により上記原稿押さえ部を開 閉可能にしたことを特徴とする原稿押さえ装置の開閉機
    構。
JP4615087A 1987-02-26 1987-02-26 原稿押さえ装置の開閉機構 Pending JPS63210836A (ja)

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JP4615087A JPS63210836A (ja) 1987-02-26 1987-02-26 原稿押さえ装置の開閉機構
US07/160,139 US4853750A (en) 1987-02-26 1988-02-25 Document holder for a copier and hinge mechanism therefor

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JP (1) JPS63210836A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144530A (ja) * 1988-11-26 1990-06-04 Mita Ind Co Ltd 自動原稿送り装置の開閉機構
JP2013043624A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Toyota Motor Corp コンソールボックス装置

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JPH02144530A (ja) * 1988-11-26 1990-06-04 Mita Ind Co Ltd 自動原稿送り装置の開閉機構
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