JPS63205221A - ステアリングホイ−ル用frp芯材 - Google Patents

ステアリングホイ−ル用frp芯材

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Publication number
JPS63205221A
JPS63205221A JP62037806A JP3780687A JPS63205221A JP S63205221 A JPS63205221 A JP S63205221A JP 62037806 A JP62037806 A JP 62037806A JP 3780687 A JP3780687 A JP 3780687A JP S63205221 A JPS63205221 A JP S63205221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frp
core material
weight
steering wheel
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62037806A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Koyama
享 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP62037806A priority Critical patent/JPS63205221A/ja
Publication of JPS63205221A publication Critical patent/JPS63205221A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車のステアリングホイール芯材に関するもの
であり、特に、FRP (繊維強化プラスチック)で芯
材を形成したものである。
〔従来の技術〕
近年、長繊維束、例えば直径約23μmのガラス繊維を
2000〜4000本引揃えて1本の繊維束とした物、
或いは炭素繊維の15000本を引揃えて1本の繊維束
(ロービング)とした物をエポキシ樹脂(主剤100部
、硬化剤90部、促進剤1部)に含浸させ、成形硬化し
たFRP芯材が、機械的強度を備え、且つ軽量であるた
めに、ステアリングホイール用として提案された。(特
開昭55−91453号公報、特開昭55−11511
7号公報参照)即ち、第6A〜6E図に示す如く、ステ
アリングホイールのリング部対応凹部21及びスポーク
案内部27を備えた下型20と、凹部21に対応する凹
部22を下面に備えたリング部上型23とのFRP接触
面に離型剤を塗布し、第6B図の如く、クランプ片14
′及び回動ボルト14とから成るクランプで下型と上型
とを型締めし、ボス金具を芯棒28上に嵌合してナツト
Nで締着して巻き取り型を構成し、巻き取り型を回転装
置にセットし、巻き取り型にエポキシ樹脂を含浸させた
口−ピングを第6C図の如く巻回して積層し、次いで回
転装置から巻き取り型を取り出して、リング部及びスポ
ーク部を治具で押さえて硬化炉に巻き取り型を入れ、巻
き回したFRPを100℃で約2時間温風加熱により硬
化させ、次いで巻き取り型を硬化炉より取り出して冷却
した後、巻き取り型の上型23を取り外し、硬化した芯
材を取り出して第6E図の如き、ボス金具を備えたステ
アリングホイール用FRP芯材を得ることが提案された
(特開昭59−143764号公報参照)〔発明が解決
しようとする問題点〕 前述のFRP芯材は、ステアリングホイールの形成に際
し、芯材の外周に被覆材(ウレタン等)を接着剤を介し
て形成するが、FRP芯材の表面には型に付与した離型
剤又は型の表面処理物の剥離物が付着するので、FRP
芯材表面の接着性が阻害される。
また、1本の芯材の巻き取り型への巻き回しは短時間で
あるのに、芯材の加熱硬化時には型を加熱する時間が長
くかかるため、結局芯材の硬化時間が長くかかり、従っ
て巻き回し工程を常時稼動させて作業効率を維持するた
めには、巻き取り型が多数必要である。
更に、FRP芯材が軽量であるので、芯材の慣性モーメ
ントが小さく、従ってステアリングホイールを車両に装
着した場合のフラッタ−(ステアリングホイールが上下
および円周方向時計回り、反時計回りに微振動すること
)特性が悪くなる恐れがあった。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、例
えば第1A、18図に示す如く、ボス金具4から延出し
たスポーク部2とリング部1とをFRPで構成し、該F
RPのリング部1に錘3を固着し、更に錘3は、リング
部1の外周方向に開いていて、開いた位置からFRPリ
ング部1が挿入固着し、且つ錘3の係止部31 、32
がリング部1との固着を強固にすることによって前記し
た問題点を改善するものであり、FRP芯材が軽量であ
るため、錘3をリング部lに固着しても、尚従来の鉄芯
より軽量であるにかかわらず、芯材の最外部のリング部
1に錘3が固定されたことにより、芯材の慣性モーメン
トが効果的に増大し、自動車に装着した場合軽量芯材で
ありながらステアリングホイールのフラッタ−作用を押
さえることができる。
〔実施例〕
(例1) 第5A図に示す如く、円盤状の基板10に円弧状の直立
片11を立設し、直立片11の内側底部から内方に突出
したクランプ基部13と、回動ボルト14とクランプ片
14′とから成るクランプを、直立片11に沿って略等
間隔に4個配設し、張設板10′の中央に、支持磐18
′を有する支柱18を設けると共に、その両端部に嵌合
孔12゜12を設け、且つ支柱18と孔12との中間に
支持片16を備えた支持体15を立設した治具を用意し
、回転装置B上の突起Pを治具の孔12に嵌合しな。
次に、第1B図に示す如く、内面に突起32を有し、且
つ外周方向に開いた断面コ字状の鉄製ガイド3を用いて
、第5B図及び第5C図に示す如く、スポーク部を除く
リング部全周にわたってガイド3を直立片11の外周に
当接して上方からクランプ片14′を回転ボルト14で
締着し、ボス金具4を支柱18に嵌合し、上部からナツ
ト(図示なし)で締着し、スポーク部の案内片17を支
持片16上に載置して巻き取り型を設定した。
次に、25μmのガラス繊維を2000本引揃えてロー
ビングとしたものにエポキシ樹脂液を含浸してFRPと
し、以後、先行技術同様に、型に巻き回して積層し、回
転装置より巻き取り型を取り出し、リング部及びスポー
ク部を押え治具で押さえて巻き取り型を熱風硬化炉に入
れ、巻き回したFRPを100℃で1時間熱風硬化処理
した。
次に、巻き取り型を硬化炉より取り出し、冷却後に、リ
ング部外周及びスポーク上部に当接したFRP押さえ治
具を外し、クランプ片14′も外して、鉄製ガイド3と
一体に成形された硬化FRPを、取付用治具の基板から
上方に抜き取り、第1C図に示す断面形状を有するFR
P芯材(第1A図)を得た。
得られたステアリングホイール用芯材は、FRP材のた
めの軽量で強度を有すると共に、リング部1に固着して
いる鉄製ガイド3が錘として作用し、全体的に軽量な割
に慣性モーメントが大きくなり、本芯材で形成したステ
アリングホイールは、フラッタ−の少ない車両特性の良
い軽量ハンドルとなった。
また、FRPを巻き取り型に巻き回すに際し、FRPリ
ング部は鉄製ガイド3に巻かれるため、型に離型剤を付
与する工程が省略出来た。そして突起32により、FR
Pと金属ガイド3とは強固に一体化した。
また、鉄製ガイド3自体が芯材リング部の型の機能も有
するので、前記した巻き取り型に於ける上型23及び下
型21が不要となった。
また、鉄製ガイド3自体も、FRP芯材の機械的強度を
向上した。
更に、前記した金型(第6A図)に比べて本実施例の金
型(第5A図)は軽量簡便であるため、FRPの硬化処
理に際し、型の加熱時間及び型の冷却時間が短縮出来、
結局、温風加熱硬化時間が著しく短縮出来た。
(例2) 第2A 、2B 、2C図に示す如く、外周方向に開い
た断面円弧形状を有し、且つ上下縁部に適宜間隔を置い
て多数の穿孔31を有する鉄製ガイド3を用い、例1の
金属ガイド取付用治具(第5A図)を用いて、例1と同
様にFRP芯材を製造した。
得られた芯材は、第2C図に示す如く、FRPのバイン
ダーであるエポキシ樹脂がガイド3の孔31内ににじみ
出て硬化されるため、FRPリング部とガイド3との固
着が強固に達成出来、その上、鉄製ガイドに対する穿孔
は、例1のガイドに於ける突起32の形成より容易であ
った。
また、芯材リング部lは略円形断面を有するなめ、被覆
材の巻き付けが従来の芯材同様に実施出来た。
その他、例1に於ける作用効果は全て本実施例でも達成
出来た。
(その他) 第3図に示す如く、金属ガイドとして、外周方向に開い
た断面円弧形状を有し、且つリング部全周にわたる一体
構造の物を用い、スポーク挿入箇所のみの上縁を切り込
んで内方への延出片30とし、該延出片でスポーク端部
を支承保護する形状とした。
第3図の芯材では、金属ガイド3が一体構造であるので
、第5A図の金属ガイド取付治具への着脱が容易となり
、スポーク端部を好適に保護した上に、例2に於けると
同様の作用効果を達成出来た。
第4A、4B図は、金属ガイドの変形例であり、FRP
ロービングを巻き付けた後、或いは硬化処理後に切出し
片33を折曲押圧出来るものである。
なお前記各実施例は、何れも錘として金属ガイドを用い
たが、錘の形状は、芯材に被覆材を施すのに支障の無い
物なら良く、FRP芯材のリング部に固着して慣性モー
メントを大にするものであれば良い。
また、前記した巻き取り型(第6A図のもの)を用い、
上型23と下型2oとで形成される巻き付は凹部21 
、22内に、適宜形状の金属ガイド3を嵌入した形態で
FRPロービングを巻き付けても、型に対する離型剤塗
布工程が省略出来ると共に、慣性モーメントの改善され
たステアリングホイール用FRP芯材が得られる。
〔発明の効果〕
FRP芯材であるにががわらず、リング部に錘が存在す
るので、軽量でありながら慣性モーメントを適切な値に
増大出来る。
また、錘がリング部の外周方向に開いた断面形状を有す
る金属ガイドであるので、FRPロービングの巻き回し
に際し、型のリング当接面に離型剤を塗布する工程が省
略出来、製造コストの低下が達成出来ると共に、芯材リ
ング部の機械的強度が向上出来る。
更に、錘としての金属ガイドが、FRPリング部との接
触面に係合部を備えているので、FRPリング部と錘と
の固着が強固に達成出来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本発明第1実施例のFRP芯材斜視図であ
り、第1B図は第1A図の芯材に用いた重なりの拡大斜
視図であり、第1C図は第1A図X−X断面図である。 第2A図は、本発明第2実施例のFRP芯材斜視図であ
り、第2B図は第2A図の芯材に用いた錘の拡大斜視図
であり、第2C図は第2A図X−X断面図である。 第3図は、本発明の他の実施例のFRP芯材斜視図であ
る。 第4A図は、錘の変形例斜視図であり、第4B図は第4
A図の錘を用いたFRP芯材のリング断面図である。 第5A図は、本発明の実施に用いる金属ガイド取付治具
の概略斜視図であり、第5B図は本発明の実施に用いる
型の概略斜視図であり、第5C図は第5B図のX−X断
面図である。 第6A乃至6B図は、それぞれ従来の巻き取り型及びF
RP芯材説明図である。 1・・・FRPリング部、 2・・・FRPスポーク、
3・・・錘、       4・・・ボス金具、10・
・・基板、     11・・・直立片、13・・・ク
ランプ基部、  14・・・回転ボルト、14′・・・
クランプ片、 16・・・支持片、17・・・案内片、
    30・・・延出片、31・・・孔、     
  32・・・突起。 X 隼3図 ・第4AI!を 第48凹 第6A図 を 餡6C図 第6B図 第6D図 第6E図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リング部(1)に錘(3)を固着したステアリング
    ホィール用FRP芯材。 2、錘(3)が、リング部(1)の外周方向に開いた断
    面形状を有する金属ガイドであり、リング部表面と一体
    化している特許請求の範囲第1項のステアリングホィー
    ル用FRP芯材。 3、錘(3)が、リング部(1)との接触面に係合部(
    31、32)を備えた金属ガイドである、特許請求の範
    囲第2項のステアリングホィール用FRP芯材。
JP62037806A 1987-02-23 1987-02-23 ステアリングホイ−ル用frp芯材 Pending JPS63205221A (ja)

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JP62037806A JPS63205221A (ja) 1987-02-23 1987-02-23 ステアリングホイ−ル用frp芯材

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JP62037806A JPS63205221A (ja) 1987-02-23 1987-02-23 ステアリングホイ−ル用frp芯材

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Publication Number Publication Date
JPS63205221A true JPS63205221A (ja) 1988-08-24

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ID=12507754

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62037806A Pending JPS63205221A (ja) 1987-02-23 1987-02-23 ステアリングホイ−ル用frp芯材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2170623A1 (es) * 1999-12-03 2002-08-01 Dalphi Metal Espana Sa Armadura para vehiculos automoviles provista de soluciones para obtener diferentes inercias polares
US6575054B2 (en) * 2000-03-30 2003-06-10 Nihon Plast Co., Ltd. Core bar for steering wheels

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2170623A1 (es) * 1999-12-03 2002-08-01 Dalphi Metal Espana Sa Armadura para vehiculos automoviles provista de soluciones para obtener diferentes inercias polares
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