JPH0214961Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214961Y2 JPH0214961Y2 JP1983070241U JP7024183U JPH0214961Y2 JP H0214961 Y2 JPH0214961 Y2 JP H0214961Y2 JP 1983070241 U JP1983070241 U JP 1983070241U JP 7024183 U JP7024183 U JP 7024183U JP H0214961 Y2 JPH0214961 Y2 JP H0214961Y2
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- JP
- Japan
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- rim body
- rim
- protrusion
- base
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、繊維強化プラスチツク製リム、い
わゆるFRP製リムに関し、特にプレート取付用
突出部を内周面に有する自動車用、二輪車用
FRP製リムに関するものである。
わゆるFRP製リムに関し、特にプレート取付用
突出部を内周面に有する自動車用、二輪車用
FRP製リムに関するものである。
自動車、二輪車の車輪リムは、従来から鋼、ア
ルミニウム、アルミニウム合金等の金属によつて
製作されている。
ルミニウム、アルミニウム合金等の金属によつて
製作されている。
しかし、近年燃料費低減の観点から、従来の金
属性リムに代えて、FPRによつて製作したFRP
製リムに関する提案が種々なされている。FRP
製リムには、補強繊維とし短繊維を用いたもの
と、長繊維を用いたものとがあり、またリムの種
類として内周面に部分的なプレート取付用突出部
を設けたものがある。
属性リムに代えて、FPRによつて製作したFRP
製リムに関する提案が種々なされている。FRP
製リムには、補強繊維とし短繊維を用いたもの
と、長繊維を用いたものとがあり、またリムの種
類として内周面に部分的なプレート取付用突出部
を設けたものがある。
補強繊維として短繊維又は長繊維のいずれを用
いる場合にも、プレート取付用突出部を形成する
には、深い凹所を成形用型に設ける必要がある
が、その凹所内に補強繊維、特に長繊維（連続補
強繊維）を充填して正確な形状と所要の強度をも
つたプレート取付用突出部を得ることは非常に困
難である。
いる場合にも、プレート取付用突出部を形成する
には、深い凹所を成形用型に設ける必要がある
が、その凹所内に補強繊維、特に長繊維（連続補
強繊維）を充填して正確な形状と所要の強度をも
つたプレート取付用突出部を得ることは非常に困
難である。
そこで、この考案は、十分な強度をもち、かつ
正確な形状のプレート取付用突出部を有する
FRP製リムを提供することを目的とする。
正確な形状のプレート取付用突出部を有する
FRP製リムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この考案は
FRP製リム本体のドロツプセンター部に所要の
間隔をおいて取付穴を設け、別途リム本体のドロ
ツプセンター外径部と同一曲率をもつた基部と、
その基部にプレート取付用突出部を一体化したも
のをFRPによつて複数個製作し、そのプレート
取付用突出部をリム本体の外周から上記取付穴に
それぞれ挿入し、各基部をリム本体の外径面にそ
れぞれ接着一体化した構成としたものである。
FRP製リム本体のドロツプセンター部に所要の
間隔をおいて取付穴を設け、別途リム本体のドロ
ツプセンター外径部と同一曲率をもつた基部と、
その基部にプレート取付用突出部を一体化したも
のをFRPによつて複数個製作し、そのプレート
取付用突出部をリム本体の外周から上記取付穴に
それぞれ挿入し、各基部をリム本体の外径面にそ
れぞれ接着一体化した構成としたものである。
この考案に係るFRP製リムは、第１図及び第
２図に示すように、FRP製リム本体１のドロツ
プセンター部２に所要間隔をおいて取付穴３を設
け、この取付穴３にプレート取付用突出部４を挿
入し、接着一体化したものである。プレート取付
用突出部４は、それと一体の基部５を有し、突出
部４をドロツプセンター部２の外周面からの挿入
することにより、その基部５を取付穴３の外周面
に係合せしめる。
２図に示すように、FRP製リム本体１のドロツ
プセンター部２に所要間隔をおいて取付穴３を設
け、この取付穴３にプレート取付用突出部４を挿
入し、接着一体化したものである。プレート取付
用突出部４は、それと一体の基部５を有し、突出
部４をドロツプセンター部２の外周面からの挿入
することにより、その基部５を取付穴３の外周面
に係合せしめる。
なお、突出部４にはプレートの取付穴６が設け
られている。また、基部５は第２図の点線で示す
ように、リム本体１の外径部と同一の曲率を有す
る。
られている。また、基部５は第２図の点線で示す
ように、リム本体１の外径部と同一の曲率を有す
る。
上記の突出部４はその基部５をドロツプセンタ
ー部２の外径面に接着することにより一体化され
る。
ー部２の外径面に接着することにより一体化され
る。
基部５と突出部４を一体化したものを製作する
には、樹脂を浸透させた補強繊維製織物を基部５
と突出部４とに連続させて積層し、プレス成形型
を用い加熱硬化することにより成形する。
には、樹脂を浸透させた補強繊維製織物を基部５
と突出部４とに連続させて積層し、プレス成形型
を用い加熱硬化することにより成形する。
上記の基部５をドロツプセンター部２に接着す
ると円周方向の接合については、突出部４で取付
穴３により拘束された状態で接着されるため、十
分な強度をもつて接合一体化が図られる。また、
半径方向の接合については、円周方向で対称とな
る突出部４間でデイスク及びプレートを介して互
いに圧縮・引張が作用するため、対称位置にある
ものに同時に引張力が働くことはないから、半径
方向にも十分な接合一体化を図ることができる。
ると円周方向の接合については、突出部４で取付
穴３により拘束された状態で接着されるため、十
分な強度をもつて接合一体化が図られる。また、
半径方向の接合については、円周方向で対称とな
る突出部４間でデイスク及びプレートを介して互
いに圧縮・引張が作用するため、対称位置にある
ものに同時に引張力が働くことはないから、半径
方向にも十分な接合一体化を図ることができる。
上記のFRP製リム本体１は、例えば第３図に
示すごとき方法で製作される。すなわち、この場
合は連続補強繊維７を用いて製作する場合であつ
て、回転軸８に４組の内径９を挿通固定している
が、内径９の数は１組以上任意である。内径９相
互間は所要の間隔d1をおいて回転軸８に固定さ
れ、また両側に補助巻型１０，１０を同様の間隔
d2をおいて固定する。補助巻型１０は外側面に一
段小径となつた突出部１１を有し、その段部１２
に連続補強繊維７を係合し、巻き付け方向を変え
ることができるようになつている。
示すごとき方法で製作される。すなわち、この場
合は連続補強繊維７を用いて製作する場合であつ
て、回転軸８に４組の内径９を挿通固定している
が、内径９の数は１組以上任意である。内径９相
互間は所要の間隔d1をおいて回転軸８に固定さ
れ、また両側に補助巻型１０，１０を同様の間隔
d2をおいて固定する。補助巻型１０は外側面に一
段小径となつた突出部１１を有し、その段部１２
に連続補強繊維７を係合し、巻き付け方向を変え
ることができるようになつている。
補強繊維７はマトリツクス樹脂を含浸させた状
態で、所要の巻き付け角をもつて巻付けられる。
この場合、内径９相互の間隔d1及び内径９と補助
巻型１０との間隔d2も頓着無く、各組の内径９に
わたりその形状に沿つて一体に巻付け、所要厚さ
の巻付け層１３を形成する。
態で、所要の巻き付け角をもつて巻付けられる。
この場合、内径９相互の間隔d1及び内径９と補助
巻型１０との間隔d2も頓着無く、各組の内径９に
わたりその形状に沿つて一体に巻付け、所要厚さ
の巻付け層１３を形成する。
その後、外径１４を被せ、間隔d1及びd2の部分
において補強繊維７を切断するか、又は予め切断
したのち外径１４を被せるかして、外径１４の収
縮力によつて巻付け層１３を圧縮して加熱成形す
る。
において補強繊維７を切断するか、又は予め切断
したのち外径１４を被せるかして、外径１４の収
縮力によつて巻付け層１３を圧縮して加熱成形す
る。
なお、外型１４は複数の内径９に対応できるよ
う多連型に形成したものであつてもよく、この場
合は、予め補強繊維７を切断してから外径１４を
被せる。
う多連型に形成したものであつてもよく、この場
合は、予め補強繊維７を切断してから外径１４を
被せる。
この考案において使用される補強繊維として
は、炭素繊維、ガラス繊維、ケブラー（米国デユ
ポン社の商品名）繊維等があり、またマトリツク
ス樹脂としてはエポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂がある。
は、炭素繊維、ガラス繊維、ケブラー（米国デユ
ポン社の商品名）繊維等があり、またマトリツク
ス樹脂としてはエポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂がある。
この考案は、上記のようにFRP製リム本体と
FRP製プレート取付用突出部とを別々に成形し、
その後に両者を一体化するものである。これに対
し、両者を一体に成形する場合は成形型に深い凹
所を設け、その凹所内に補強繊維、特に長繊維を
充填して正確な形状と所要の強度をもつたプレー
ト取付用突出部を得る方法があるが、その場合の
困難性に比べて、この考案の場合は、正確な形状
をもち、かつ所定の強度をもつたプレート取付用
突出部付FRP性リムを容易に得ることができる。
FRP製プレート取付用突出部とを別々に成形し、
その後に両者を一体化するものである。これに対
し、両者を一体に成形する場合は成形型に深い凹
所を設け、その凹所内に補強繊維、特に長繊維を
充填して正確な形状と所要の強度をもつたプレー
ト取付用突出部を得る方法があるが、その場合の
困難性に比べて、この考案の場合は、正確な形状
をもち、かつ所定の強度をもつたプレート取付用
突出部付FRP性リムを容易に得ることができる。
第１図は実施例の断面図、第２図は同上の正面
図、第３図はリム本体の製造装置の一例を示す断
面図である。 １……リム本体、２……ドロツプセンター部、
３……取付穴、４……突出部、５……基部。
図、第３図はリム本体の製造装置の一例を示す断
面図である。 １……リム本体、２……ドロツプセンター部、
３……取付穴、４……突出部、５……基部。
Claims (1)
- 繊維強化プラスチツク製リム本体のドロツプセ
ンター部に所要の間隔をおいて取付穴を設け、別
途リム本体のドロツプセンター外径部と同一曲率
をもつた基部と、その基部にプレート取付用突出
部を一体化したものを繊維強化プラスチツクによ
つて複数個製作し、そのプレート取付用突出部を
リム本体の外周から上記取付穴にそれぞれ挿入
し、各基部をリム本体の外径面にそれぞれ接着一
体化してなる繊維強化プラスチツク製リム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024183U JPS59172601U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 繊維強化プラスチツク製リム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024183U JPS59172601U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 繊維強化プラスチツク製リム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59172601U JPS59172601U (ja) | 1984-11-17 |
| JPH0214961Y2 true JPH0214961Y2 (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=30200397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024183U Granted JPS59172601U (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 繊維強化プラスチツク製リム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59172601U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569902B2 (ja) * | 1975-06-17 | 1981-03-04 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855050Y2 (ja) * | 1979-07-05 | 1983-12-16 | 株式会社ブリヂストン | 組立式ホイ−ル |
| JPS56116201U (ja) * | 1980-02-08 | 1981-09-05 |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP7024183U patent/JPS59172601U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569902B2 (ja) * | 1975-06-17 | 1981-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59172601U (ja) | 1984-11-17 |
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