JPH03271068A - ステアリングホイールの芯材及びその製造方法 - Google Patents
ステアリングホイールの芯材及びその製造方法Info
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- JPH03271068A JPH03271068A JP2068746A JP6874690A JPH03271068A JP H03271068 A JPH03271068 A JP H03271068A JP 2068746 A JP2068746 A JP 2068746A JP 6874690 A JP6874690 A JP 6874690A JP H03271068 A JPH03271068 A JP H03271068A
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車等のステアリングホイールの芯材及び
その製造方法に関する。
その製造方法に関する。
(従来の技術)
「1動車等のステアリングホイールにおいては、軽量化
や十分な強度等が要求される。
や十分な強度等が要求される。
このようなステアリングホイールとして、従来、例えば
特開昭60−50069号公報に示されるように、芯部
を中空または強度に関与しない軽量な合成樹脂材で形成
し、その外表面に炭素繊維、アラミド繊維及び炭化ケイ
素繊維のいずれかを補強材とした強化樹脂(プリプレグ
)を設けたものが知られている。
特開昭60−50069号公報に示されるように、芯部
を中空または強度に関与しない軽量な合成樹脂材で形成
し、その外表面に炭素繊維、アラミド繊維及び炭化ケイ
素繊維のいずれかを補強材とした強化樹脂(プリプレグ
)を設けたものが知られている。
このステアリングホイールは、軽量化と共に、重量に対
する強度や剛性を向上させたものであるが、このステア
リングホイールに車両事故等で運転者が撃突して衝撃力
が作用した際、強度を極めて大きくしである場合には、
ステアリングホイルでの塑性変形がなく、ステアリング
シャフトでのみ衝撃の吸収を行なわなければならず、ま
た、衝撃によりいきなリフラックが生じゃすく、安全性
に問題がある。
する強度や剛性を向上させたものであるが、このステア
リングホイールに車両事故等で運転者が撃突して衝撃力
が作用した際、強度を極めて大きくしである場合には、
ステアリングホイルでの塑性変形がなく、ステアリング
シャフトでのみ衝撃の吸収を行なわなければならず、ま
た、衝撃によりいきなリフラックが生じゃすく、安全性
に問題がある。
また、従来、特公昭60−39587号公報に示される
ように、ステアリングホイールの製造に当って、中空部
材の外面全体を熱硬化樹脂を含む強化プラスチック素材
で被覆して、その中空部材内に高圧ガスを注入し、この
状態で強化プラスチック素材を金型に押圧しつつ全体を
熱硬化処理する方法が知られている。
ように、ステアリングホイールの製造に当って、中空部
材の外面全体を熱硬化樹脂を含む強化プラスチック素材
で被覆して、その中空部材内に高圧ガスを注入し、この
状態で強化プラスチック素材を金型に押圧しつつ全体を
熱硬化処理する方法が知られている。
しかし、この製造方法によると、気密中空状態を必要と
するためにステアリングホイールの形状が限定され、ま
た、熱硬化する間、高圧ガスを注入しつづけなければな
らず、生産性に問題がある。
するためにステアリングホイールの形状が限定され、ま
た、熱硬化する間、高圧ガスを注入しつづけなければな
らず、生産性に問題がある。
(発明が解決しようとする課題)
上記のように、従来の軽量化を行なうステアリングホイ
ールにおいては、安全性や生産性になお問題がある。
ールにおいては、安全性や生産性になお問題がある。
本発明は、このような問題を解決しようとするもので、
軽量化を果しつつ、安全性を向上し、また、生産vにを
向上できるステアリングホイールの芯材及びその製造方
法を提供することを目的とする。
軽量化を果しつつ、安全性を向上し、また、生産vにを
向上できるステアリングホイールの芯材及びその製造方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
請求項1のステアリングホイールは、金網で形成した中
空状の芯金の外表面に、ガラス繊維、炭素繊維等の補強
材に合成樹脂を含浸させたシート状のプリプレグを設け
、これら芯金とプリプレグとを一体化したものである。
空状の芯金の外表面に、ガラス繊維、炭素繊維等の補強
材に合成樹脂を含浸させたシート状のプリプレグを設け
、これら芯金とプリプレグとを一体化したものである。
また、請求項2のステアリングホイールの芯材の製造方
法は、金網で中空状の芯金を形成し、この芯金の外表面
を、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材に合成樹脂を含浸
させたシート状のプリプレグで覆い、このプリプレグの
外表面を熱収縮tlフィルムで覆い、これらを加熱して
上記芯金とプリプレグとを一体化した後、上記熱収縮性
フィルムを除去するものである。
法は、金網で中空状の芯金を形成し、この芯金の外表面
を、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材に合成樹脂を含浸
させたシート状のプリプレグで覆い、このプリプレグの
外表面を熱収縮tlフィルムで覆い、これらを加熱して
上記芯金とプリプレグとを一体化した後、上記熱収縮性
フィルムを除去するものである。
(作用)
請求項1の発明では、金網からなる中空状の芯金の外表
面をプリプレグで覆って一体化することにより、軽量で
あると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金網に
よる芯金によって、衝撃力が加わった際の塑性変形が可
能である。
面をプリプレグで覆って一体化することにより、軽量で
あると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金網に
よる芯金によって、衝撃力が加わった際の塑性変形が可
能である。
また、請求項2の発明では、金網からなる中空状の芯金
の外表面をプリプレグで覆って一体化するに当り、これ
を熱収縮性フィルムで覆って加熱処理することにより、
熱収縮性フィルムの収縮力によって芯金とプリプレグと
を強固にしかも容易に一体化させることができる。
の外表面をプリプレグで覆って一体化するに当り、これ
を熱収縮性フィルムで覆って加熱処理することにより、
熱収縮性フィルムの収縮力によって芯金とプリプレグと
を強固にしかも容易に一体化させることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図及び第3図において、1は芯金で、この
芯金1は、それぞれ金網によって上下2つ割形状に形成
されたアッパー芯体2とロアー芯体3とからなり、この
アッパー芯体2とロアー芯体3の両側に突設されたフラ
ンジ部4.5が互いに祇抗溶接等で接合固定され、内部
が中空状となっている。
芯金1は、それぞれ金網によって上下2つ割形状に形成
されたアッパー芯体2とロアー芯体3とからなり、この
アッパー芯体2とロアー芯体3の両側に突設されたフラ
ンジ部4.5が互いに祇抗溶接等で接合固定され、内部
が中空状となっている。
また、この芯金1はリム部6、スポーク部7及びボス部
8が一体に形成され、このボス部8にはステアリングシ
ャフトに嵌着される金属製のボス9が溶接固定されてい
る。
8が一体に形成され、このボス部8にはステアリングシ
ャフトに嵌着される金属製のボス9が溶接固定されてい
る。
そして、第4図に示すように、上記金網によって形成し
た中空状の芯金1の外表面における上下面にシート状の
プリプレグ10を配設する。このプリプレグ10は、ガ
ラス、炭素、アルミナ、アラミド等の各繊維からなる補
強材にエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸させた
ものである。
た中空状の芯金1の外表面における上下面にシート状の
プリプレグ10を配設する。このプリプレグ10は、ガ
ラス、炭素、アルミナ、アラミド等の各繊維からなる補
強材にエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸させた
ものである。
さらに、この上下のプリプレグ10の外側に熱収縮性フ
ィルム11を配設する。
ィルム11を配設する。
ついで、その上下に鉄、アルミ等の金属材からなる上下
2つ割形状の押え治具12を配置し、この上下の押え治
具12を接近させ、第5図に示すように、上下の押え治
具12で芯金1、プリプレグ1゜及び熱収縮性フィルム
11を押え、芯金1の外表面をプリプレグIOで覆うと
共に、このプリプレグ10の外表面を熱収縮性フィルム
11で覆う。
2つ割形状の押え治具12を配置し、この上下の押え治
具12を接近させ、第5図に示すように、上下の押え治
具12で芯金1、プリプレグ1゜及び熱収縮性フィルム
11を押え、芯金1の外表面をプリプレグIOで覆うと
共に、このプリプレグ10の外表面を熱収縮性フィルム
11で覆う。
そして、これを高温槽に入れて、例えば100℃〜12
0℃程度に加熱して、プリプレグ10を固化させる。
0℃程度に加熱して、プリプレグ10を固化させる。
この際、熱収縮性フィルム11が収縮してプリプレグ1
0を押圧し、第6図のように、プリプレグ10が金網の
芯金1面に沿って強固に接着固化され、芯金1とプリプ
レグ10とが一体化される。
0を押圧し、第6図のように、プリプレグ10が金網の
芯金1面に沿って強固に接着固化され、芯金1とプリプ
レグ10とが一体化される。
ついで、プリプレグ10が固化した後、熱収縮性フィル
ム11をはがして除去する。
ム11をはがして除去する。
このように、金網からなる中空状の芯金1の外表面をプ
リプレグ10で覆って一体化することにより、軽量であ
ると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金網によ
る芯金1によって、衝撃力が加わった際の塑性変形が可
能となる。
リプレグ10で覆って一体化することにより、軽量であ
ると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金網によ
る芯金1によって、衝撃力が加わった際の塑性変形が可
能となる。
また、金網からなる中空状の芯金1の外表面をプリプレ
グ10で覆って一体化するに当り、これを熱収縮性フィ
ルム11で覆って加熱処理することにより、熱収縮性フ
ィルム11の収縮力によって芯金1とプリプレグ10と
を強固にしかも容易に一体化させことができる。
グ10で覆って一体化するに当り、これを熱収縮性フィ
ルム11で覆って加熱処理することにより、熱収縮性フ
ィルム11の収縮力によって芯金1とプリプレグ10と
を強固にしかも容易に一体化させことができる。
なお、プリプレグlO及び熱収縮性フィルム11は、第
7図に示すように、複数部分a、b、c。
7図に示すように、複数部分a、b、c。
dに分割し被覆してもよく、また、巻回するように被覆
してもよい。
してもよい。
また、前記実施例では、芯金1は、リム部6、スポーク
部7及びボス部8を一体に形成しているが、第8図及び
第9図に示すように、これらの各部をそれぞれ分割形成
し、溶接等により一体化してもよい。
部7及びボス部8を一体に形成しているが、第8図及び
第9図に示すように、これらの各部をそれぞれ分割形成
し、溶接等により一体化してもよい。
なお、上記の芯金1の外側に外装材を被覆して、ステア
リングホイールを形成する。
リングホイールを形成する。
請求項1の発明によれば、金網からなる中空状の芯金の
外表面をプリプレグで覆って一体化することにより、軽
量であると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金
網による芯金によって、衝撃力が加わった際の塑性変形
が可能で、安全性を向上することができる。
外表面をプリプレグで覆って一体化することにより、軽
量であると共に、強度が非常に強く、かつ、中空状の金
網による芯金によって、衝撃力が加わった際の塑性変形
が可能で、安全性を向上することができる。
また、請求項2の発明によれば、金網からなる中空状の
芯金の外表面をプリプレグで覆って一体化するに当り、
これを熱収縮性フィルムで覆って加熱処理することによ
り、熱収縮性フィルムの収縮力によって芯金とプリプレ
グとを強固にしかも容易に一体化させことができ、生産
性を向上することができる。
芯金の外表面をプリプレグで覆って一体化するに当り、
これを熱収縮性フィルムで覆って加熱処理することによ
り、熱収縮性フィルムの収縮力によって芯金とプリプレ
グとを強固にしかも容易に一体化させことができ、生産
性を向上することができる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は芯金の斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ第
1図の一部の断面図及び斜視図、第4図及び第5図は製
造工程を示す斜視図、第6図は芯金とプリプレグの接着
状態を示す一部の断面図、第7図は本発明の他の実施例
を示す平面図、第8図は本発明のさらに他の実施例を示
す芯金の斜視図、第9図は第8図の一部の断面図である
。 1・・芯金、10・・プリプレグ、11・・熱収縮性フ
ィルム。 −448 1□」酊
第1図は芯金の斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ第
1図の一部の断面図及び斜視図、第4図及び第5図は製
造工程を示す斜視図、第6図は芯金とプリプレグの接着
状態を示す一部の断面図、第7図は本発明の他の実施例
を示す平面図、第8図は本発明のさらに他の実施例を示
す芯金の斜視図、第9図は第8図の一部の断面図である
。 1・・芯金、10・・プリプレグ、11・・熱収縮性フ
ィルム。 −448 1□」酊
Claims (2)
- (1)金網で形成した中空状の芯金の外表面に、ガラス
繊維、炭素繊維等の補強材に合成樹脂を含浸させたシー
ト状のプリプレグを設け、これら芯金とプリプレグとを
一体化したことを特徴とするステアリングホィールの芯
材。 - (2)金網で中空状の芯金を形成し、 この芯金の外表面を、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材
に合成樹脂を含浸させたシート状のプリプレグで覆い、 このプリプレグの外表面を熱収縮性フィルムで覆い、 これらを加熱して上記芯金とプリプレグとを一体化した
後、上記熱収縮性フィルムを除去することを特徴とする
ステアリングホィールの芯材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068746A JPH03271068A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ステアリングホイールの芯材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068746A JPH03271068A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ステアリングホイールの芯材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03271068A true JPH03271068A (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=13382650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2068746A Pending JPH03271068A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ステアリングホイールの芯材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03271068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6575054B2 (en) | 2000-03-30 | 2003-06-10 | Nihon Plast Co., Ltd. | Core bar for steering wheels |
US7143663B2 (en) * | 2003-01-30 | 2006-12-05 | Key Safety Systems, Inc. | Steering wheel with thermoplastic composites |
JP2015137013A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社ジェイテクト | ラックハウジングの製造方法、およびラックハウジング |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2068746A patent/JPH03271068A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6575054B2 (en) | 2000-03-30 | 2003-06-10 | Nihon Plast Co., Ltd. | Core bar for steering wheels |
US7143663B2 (en) * | 2003-01-30 | 2006-12-05 | Key Safety Systems, Inc. | Steering wheel with thermoplastic composites |
JP2015137013A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社ジェイテクト | ラックハウジングの製造方法、およびラックハウジング |
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