JPS6320346Y2 - - Google Patents

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JPS6320346Y2
JPS6320346Y2 JP3205684U JP3205684U JPS6320346Y2 JP S6320346 Y2 JPS6320346 Y2 JP S6320346Y2 JP 3205684 U JP3205684 U JP 3205684U JP 3205684 U JP3205684 U JP 3205684U JP S6320346 Y2 JPS6320346 Y2 JP S6320346Y2
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JP
Japan
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plate
bottom plate
cabinet
screw
hole
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JP3205684U
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JPS60142645U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、キヤビネツトの構造、特にキヤビ
ネツト両側の側板及び下側の底板を連結する連結
構造に関する。
〔従来技術及び問題点〕
一般に、キヤビネツトには製造工場側で組立て
る工場組立式のものと、設置現場側で組立てる現
場組立式のものがある。そしてこのキヤビネツト
としては、特に底板が基台となるために底板とこ
の両側の側板との連結強度がより強固であるこ
と、また組立てが簡単に行えること等が要求され
る。
従来、その底板と側板の連結構造としては、上
記の工場組立式には溶接による連結が多く用いら
れ、また現場組立式のものではビス止めによる連
結が多く行なわれている。
しかしながら、上記の溶接による連結構造にあ
つては、連結強度は強固となるものの、工場側で
組立ててから出荷するために、一度に輸送できる
量が少なくなつて輸送コストが高いものとなり、
且つストツクするスペースも広く要する。またビ
ス止めによる連結構造では、設置現場側で組立て
るために輸送コストやストツクのスペースには問
題ないものの、側板と底板をビスによつて固定し
ただけであるために、グラツキを生じて強度的に
充分ではなく、また組立作業も煩雑なものとなつ
ていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点を解消するためになされ
たもので、側板と底板を強固に連結することがで
き、且つ組立ても簡単であり、特に現場組立式の
ものに好適なキヤビネツトにおける側板と底板の
連結構造を提供することを目的としたものであ
る。
〔考案の構成〕
本考案は、上記目的を達成するために、両側板
の前面下部に、底板の前面部両端を挿入する間隙
を形成して底板の端部をそれぞれ挟持し、且つこ
の挟持部及び底板の挿入部にはビス挿通用の孔部
を穿設して上記の挟持状態でビス止めするように
構成し、これによつて側板と底板の連結強度を強
固なものとし、また上記の挟持状態で、しかも上
記挟持部には予めナツトを固着しておくことによ
つてビス止め作業が簡単にできるようにしたもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明
する。第1図は本考案に係るキヤビネツトの組立
説明図である。
第1図において、1は組立式のキヤビネツトで
あり、スチール等の金属製材料から作製した各部
品を組み立てることでキヤビネツト1が完成する
ようになつている。なお、本実施例で示すキヤビ
ネツト1は組立式であるために上記の設置現場側
で組み立てる現場組立式のものに好適である。
キヤビネツト1は、天井部を構成する天板2及
び床部を構成する底板3の両側に側板4,4を取
り付け、更にその背部に二枚の後板5,5を取り
付ける構造となつている。そして、キヤビネツト
1の前面には、ガラス6aを有する二枚の戸板
6,6を取り付けて内部が透視できるようになつ
ている。戸板6は、天板2の前部に設けた図示し
ない二本のレール及び底板3の前部に同底板3と
一体的に形成した二本のレール3a,3aに沿つ
て左右方向にスライドし、これにより戸板6,6
を開閉できるようになつている。なお、戸板6と
してはガラス6aがない、非透視タイプのもので
あつてもよい。
キヤビネツト1の内部には、二枚の棚板7,7
を取り付け、これに書籍等の物品を載置収納する
ようになつている。この棚板7の取付構造として
は、側板4,4の内側にそれぞれ一定間隔毎に多
数の孔部8aを穿設した棚受部材8,8を固着
し、且つ孔部8aに棚爪9を係止させ、更にその
棚爪9上に棚板7の両端を係止させることで、棚
板7を支持固定する構造となつている。
以上により組立が完成したキヤビネツト1を第
2図に示す。なお、棚板7の取付位置は棚爪9の
孔部8aへの係止位置を変えることによつて任意
に変えることができ、また棚板7の枚数も二枚に
限ることなくそれ以上あるいはそれ以下にするこ
ともできる。また図中10は底板3の前面部を構
成する底枠であり、溶接によつて底板3に固着し
ている。なお、この底枠10は底板3と一体に作
製してもよい。
次に各部の連結構造について詳細に説明する。
まず側板4と後板5の連結構造を第3図を参照し
て説明する。
図において、4は側板であり、その後部を略直
角に屈曲して屈曲部4aを形成し、且つ側板4の
内側後部にはL字状の固定金具11を固着して断
面L字状の挿通空間S1を形成している。一方、後
板5の両端を略直角に屈曲して屈曲部5aを形成
し、この屈曲部5aを側板4側に形成した挿通空
間S1に挿通する構造となつている。そして後板5
の屈曲部5aを挿通空間S1に挿通した後にビス止
めによつて固定するようになつている。
また第4図に天板2と側板4及び後板5との連
結構造を示す。
図中2は天板であり、同天板2の下面の四隅位
置には12として示す固定金具を取り付け、且つ
同固定金具12の裏面にはナツト13を固着して
いる。そして側板4及び後板5の上端縁部をそれ
ぞれ固定金具14の固着部14a及び14bにに
ビス止め等によつて固着しておき、この後天板2
の裏面からビス15によつて上記ナツト13と螺
合することで、天板2を側板4及び後板5に連結
する構造となつている。
次に両側板4,4と底板3との連結構造につい
て説明する。側板4と底板3の連結強度は上記し
たとおり、底板3が基台となるためにより強固で
あることが要求される。そこで本考案の要部であ
る側板4,4と底板3との連結構造について第5
図を参照して説明する。
図において、4はキヤビネツト1の両側部を構
成する側板であり、その前面部を内側に略直角に
屈曲して屈曲部4bを形成し、また同屈曲部4b
の下部には二個のビス挿通用の孔部4c,4cを
穿設している。そして側板4の内側下部にはL字
状の連結金具16を固着し、その一面が上記屈曲
部4bに間隔を置いて相対向するようになつてい
る。即ち、第6図に示すL字状の連結金具16の
固着面16aを側板4の内側下部に溶接等によつ
て固着し、他方の対向面16bを屈曲部4bの裏
面から間隔を置いて相対向させることで間隙S2
形成する構造となつている。そしてこの間隙S2
底板3の前面部を構成する底枠10の端部に形成
した挿入部10aを挿入し、これを屈曲部4bと
対向面16bとで挟持するようになつている。な
お、間隙S2は挿入部10aの厚みとほぼ同等の幅
に形成している。また連結金具16の対向面16
bにはビス挿通用の孔部16c,16cを穿設
し、且つその孔部16cの裏面にはツメ付ナツト
17をスポツト溶接によつて固着している。更に
底枠10の挿入部10aにもビス挿通用の孔部1
0b,10bを穿設している。なお、図中18は
戸板6の衝撃を緩和する戸当りゴム板である。ま
た第5図では一方の側板4を底板3の一側に連結
する状態を示しているが、他方の側板4も同様の
構造で底板3の他側に連結する。
従つて、両側板4,4と底板3の連結に際して
は、底板3の前面部の両端に形成した挿入部10
aを連結金具16の対向面16bと側板4の屈曲
部4bとで形成した間隙S2に挿入する。これによ
り挿入部10aを対向面16bと屈曲部4bとで
挟持し、この後ビス19をビス挿通用の孔部4
c,10b,16cに挿通し、更に対向面4bの
裏面に固着したナツト17と螺合する。この場
合、挿入部10aを屈曲部4bと対向面16bと
で挟持して螺着する構造であるために、挿入部1
0aを両側から押圧することとなり、しかもビス
19による押圧力が挿入部10aと屈曲部4a及
び対向面16bの接合面全体に加わるために、側
板4と底板3の連結強度を強固なものとすること
ができる。これによりビス止めしただけの連結構
造の場合に生じていたグラツキを皆無とすること
ができ、従来に比較して格段に連結強度を強固と
することができる。また側板4と底板3の連結に
際しては、挿入部10aを屈曲部4bと対向面1
6bとで挟持してからビス止めするために、ビス
止め時に底板3に対して側板4がグラツキが生じ
ることなく安定した状態となり、しかも対向面1
6bの裏面にはナツト17を固着しているため
に、ビス止め作業を簡単に行うことができ、また
その作業を短時間で行うことができる。
なお、実施例では側板4,4及び底板3の前面
部の連結構造について説明したが、同側板4,4
及び底板3の後部の連結については、上記のよう
に前面部を強固に連結しているために、さほどの
連結強度は要求されず、ビス止めだけの連結構造
で充分である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、側板の前
面部に形成した屈曲部及び側板の内側に固着した
L字状の連結金具の対向面とで底板の前面部両端
に形成した挿入部を挟持した状態でビス止めする
ようにしたので、ビス止めだけの連結構造の場合
に生じていたグラツキを皆無とすることができ、
従来に比較して格段に連結強度を強固にすること
ができる。また挿入部を屈曲部と対向面とで挟持
してからビス止めするために、ビス止め時に底板
に対して側板がグラツキが生じることなく安定し
た状態となり、しかも対向面の裏面にはナツトを
固着しているために、ビス止め作業を簡単に行う
ことができ、またその作業を短時間で行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキヤビネツトの組立説明
図、第2図はその完成状態を示す斜視図、第3図
は側板と後板を連結する状態を示す説明図、第4
図は天板と側板及び後板を連結する状態を示す説
明図、第5図は本考案の要部の側板と底板の連結
構造を示す説明図、第6図のaは連結金具の正面
図、第6図のbは同平面図、第6図のcは同側面
図である。 1:キヤビネツト、2:天板、3:底板、4:
側板、4b:屈曲部、4c:孔部、5:後板、
6:戸板、7:棚板、8:棚受部材、9:棚爪、
10:底枠、10a:挿入部、10b:孔部、1
1,12,14:固定金具、13,17:ナツ
ト、15,19:ビス、16:連結金具、16
a:固着面、16b:対向面、16c:孔部、1
8:戸当りゴム板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト1の両側における両側板4,4の
    前面部をそれぞれ内側に略直角に屈曲して屈曲部
    4bを形成し、同屈曲部4bの下部にはビス挿通
    用の孔部4cを穿設し、各側板4の内側下部には
    L字状の形状からなる連結金具16の固着面16
    aを固着し、且つ同連結金具16の他方のビス挿
    通用の孔部16cを有しその裏面にはナツト17
    を固着した対向面16bを上記屈曲部4bに間隔
    を置いて対向させて間隙S2を形成し、また底板3
    の前面部両端には上記間隙S2とほぼ同等の厚みを
    有し且つビス挿通用の孔部10bを有する挿入部
    10aを形成して同挿入部10aを上記間隙S2
    挿入し、更にビス19を上記ビス挿通用の孔部4
    c,10b及び16cを通して上記ナツト17に
    螺着したことを特徴とする、キヤビネツトにおけ
    る側板と底板の連結構造。
JP3205684U 1984-03-05 1984-03-05 キヤビネツトにおける側板と底板の連結構造 Granted JPS60142645U (ja)

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JP3205684U JPS60142645U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 キヤビネツトにおける側板と底板の連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS60142645U JPS60142645U (ja) 1985-09-21
JPS6320346Y2 true JPS6320346Y2 (ja) 1988-06-06

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JP3205684U Granted JPS60142645U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 キヤビネツトにおける側板と底板の連結構造

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