JPH0348343Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0348343Y2
JPH0348343Y2 JP20320486U JP20320486U JPH0348343Y2 JP H0348343 Y2 JPH0348343 Y2 JP H0348343Y2 JP 20320486 U JP20320486 U JP 20320486U JP 20320486 U JP20320486 U JP 20320486U JP H0348343 Y2 JPH0348343 Y2 JP H0348343Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
vertical
horizontal
vertical frame
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20320486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63106815U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20320486U priority Critical patent/JPH0348343Y2/ja
Publication of JPS63106815U publication Critical patent/JPS63106815U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0348343Y2 publication Critical patent/JPH0348343Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パネルフレームの改良に係わり、縦
枠と横枠を強固にしかも極めて簡単に連結して、
間仕切装置を容易に構成できるパネルフレームに
関する。
〔従来の技術〕
従来、上下の横枠及び両縦枠からなるパネルフ
レームに於いては、縦枠と横枠の連結部を完全に
溶接して一体ものとなしていたが、その後の塗装
工程にむだが生じるばかりでなく、またかさばる
ので輸送や在庫管理に於いても問題があつた。そ
の為、各枠部材を補強材を用いて連結する構造の
ものが各種提供されており、例えば、特公昭55−
28317号にて開示される如く、中空の縦枠及び横
枠の各開口端部にL字形の木材からなる補強材の
両片をそれぞれに挿入するとともに、前記縦枠と
横枠を突き合わせた状態で該縦枠及び横枠の外面
に形成した長孔と補強材に形成した取付孔とを用
いてビス止めして連結する構造のものが提供され
ているが、位置設定が難しいばかりでなく、前記
縦枠と横枠を隙間なく連結する為には、該縦枠と
横枠を絶えず突き合わせ方向に力を加えて作業し
なければならないといつた問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、縦枠と横枠の連結作業をパネルフレー
ムを組立てて使用する際にビス止めするだけで容
易に行うことができ、また横枠の縦枠に対する位
置決めも容易にしかも確実に行うことができ、そ
の上塗装工程や輸送及び在庫管理する場合には縦
枠と横枠の構成部材の状態で行うことができ、ま
た各種の長さの枠材を用意しておけば、多数の品
種展開を可能となすことのできるパネルフレーム
を提供する点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、上下端部内
側を開口するとともに、表裏両側面を長さ方向に
延設し、対向した挟持部を形成してなる縦枠と、
通孔を形成した水平取付板の両側縁を上下方向内
方へ折曲して連結板を形成するとともに、該連結
板の外側端部を前記縦枠の表裏両側内面に溶着す
る為の垂直固定片となした連結金具と、前記連結
金具の水平取付板に形成した通孔と対応する上下
方向内側面に螺孔を形成してなる角形筒状の横枠
とよりなるパネルフレームを構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のパネルフレー
ムは、前記縦枠の開口内に位置させた前記垂直固
定片を、該縦枠の表裏両側内面に溶着して連結金
具を固定し、前記横枠の端部を前記挟持片間に嵌
挿して縦枠に対する横枠の位置決めとともに、ズ
レの防止を行つて、該横枠の上下方向内側面を前
記水平取付板に当接させた状態で、通孔に挿通し
たビスを螺孔に螺合して締着し、前記縦枠に対し
て横枠の両挟持部及びビスにより連結してなるも
のである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図及び第2図は本考案の代表的実施例を示
し、図中1は縦枠、2は連結金具、3は横枠をそ
れぞれ示している。
縦枠1は、上下端部の内側面を一部切欠して開
口4を形成するとともに、表裏両側面5,5を長
さ方向上下に延設して、対向した挟持部6,6を
形成している。更に、本実施例では、一方の前記
側面5の外側部分を表裏方向内方へ略半分だけ陥
没させて、該縦枠1の上下全長にわたつて段部7
を形成するとともに、他方の側面5の前記段部7
に対向する上下位置には、第3図に示すパネル板
8の両側裏面に突設したフツク9,…を係止する
為に多数の係止孔10,…を形成している。尚、
第1図及び第2図には該縦枠1の上部のみ示して
いるが、下部も上部と全く同様で上下逆転した構
造を有するものである。
連結金具2は、通孔11,11を形成した水平
取付板12を有し、該水平取付板12の両側縁を
上下方向内方、即ち上部にあつては下方、下部に
あつては上方へ折曲して連結板13,13を形成
するとともに、該連結板13,13の外側端部を
側方へ延設して垂直固定片14,14となしたも
のである。
横枠3は、前記縦枠1の上部及び下部に連結す
るもので、断面角形の中空筒状部材からなり、前
記連結金具2の水平取付板12に形成した通孔1
1,11と対応する上下方向内側面15、即ち上
部にあつては下面、下部にあつては上面に螺孔1
6,16を形成している。
しかして、本考案のパネルフレームPを組立て
る場合は、前記縦枠1の開口4内に位置させた前
記連結金具2の垂直固定片14,14を、該縦枠
1の表裏両側内面17,17にそれぞれ溶着して
該連結金具2の水平取付板12を該縦枠1と直交
状態、即ち該水平取付板12を水平となして固定
し、更に前記横枠3の端部を前記両挾持片6,6
間に嵌挿するとともに、該横枠3の上下方向内側
面15を前記水平取付板12に当接させた状態
で、前記通孔11,11に挿通したビス18,1
8を前記螺孔16,16に螺合して該横枠3を連
結金具2に挟持締着するのである。尚、前記横枠
3を縦枠1に連結した場合に、該横枠3の先端を
前記縦枠1の段部7略半分に出現するように設定
すれば、第3図に示す如く隣接するパネルフレー
ムP,Pそれぞれの縦枠1,1を互いの段部7を
互い違いに係合させた状態で連結した際、隣接す
る横枠3,3の対向する端部を突き合わせた状態
となすことができるので、該横枠3内に図示しな
い連結杆等を嵌挿してビス止め等で固定し、隣接
するパネルフレームP,Pを連結した場合、前記
連結杆を完全に横枠3により外覆することがで
き、外観性に優れたものとなすことができる。
また、第3図は、本実施例で述べた構造のパネ
ルフレームP、即ち一方の側面5の外側部分に段
部7を形成した縦枠1を用いて構成したパネルフ
レームPを多数連設して、各種の態様の間仕切装
置を構成した例を示したものである。更に詳しく
述べれば、両側に位置するそれぞれの縦枠1,1
に形成する段部7,7を、一方は表裏方向一側を
陥没させて形成し、他方はその逆側を陥没させて
形成した多数のパネルフレームP,…を用いれ
ば、隣接する前記段部7,7は丁度係合し、一方
の縦枠1の係止孔10,…と他方の縦枠1の係止
孔10,…は、連結された状態で表裏同位置に設
定されるので、隣接する縦枠1,1間に係止部材
を介在させた従来の間仕切装置と全く同様に、前
記係止孔10,…に前記パネル板8を係止して挿
着することができる。更に、パネルフレームP,
Pを直角に連設する場合には、直交する二面にそ
れぞれ隣接する縦枠1の段部7に係合し得る凸部
19を有するコーナー部材20を介在させればよ
く、そして外側に位置する前記凸部19の側面に
は、前記縦枠1に形成したものと同様の係止孔1
0,…を形成して、パネル板8を挿着することが
可能となる。
尚、本考案のパネルフレームPは、間仕切装置
に用いるパネルフレームに限らず、各種の枠体例
えば扉や陳列台の枠組みにも適用できるものであ
り、そして、縦枠1及び横枠3として各種の寸法
のものを用意しておけば、様々な大きさ及び形状
の枠体を容易に構成でき、また使用するまでは前
記各枠材等の構成部材に分離した状態にしておけ
ば、塗装工程に於いて塗料のムダを省くことがで
きるとともに、輸送及び在庫管理に於いても効率
よくなすことができる。
〔考案の効果〕
本考案のパネルフレームによれば、上下端部内
側を開口するとともに、表裏両側面を長さ方向に
延設し、対向した挟持部を形成してなる縦枠と、
通孔を形成した水平取付板の両側縁を上下方向内
方へ折曲して連結板を形成するとともに、該連結
板の外側端部を前記縦枠の表裏両側内面に溶着す
る為の垂直固定片となした連結金具と、前記連結
金具の水平取付板に形成した通孔と対応する上下
方向内側面に螺孔を形成してなる角形筒状の横枠
とよりなるので、縦枠と横枠を連結してパネルフ
レームを構成する場合は、前記縦枠の開口内に位
置させた前記垂直固定片を、該縦枠の表裏両側内
面に溶着して連結金具を固定するとともに、前記
横枠の端部を前記挟持片間に嵌挿し且つ水平取付
板にビス止めするだけで組立てることができ、前
記連結金具を縦枠に工場に於いて溶着しておけ
ば、実際に使用する際には横枠をビス止めするだ
けの極めて簡単な作業でよく、更に横枠の端部を
両挟持部間に嵌挿しているので、連結する際の縦
枠に対する位置決めが極めて容易であるととも
に、水平取付板にビス止めしているので、該横枠
の表裏方向のズレを完全に防止することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパネルフレームの縦枠と上部
枠の連結構造を示す要部の分解斜視図、第2図は
縦枠と上部枠を連結した状態を示す部分側面図、
第3図は本考案のパネルフレームを複数個連設し
た状態を示す省略横断面図である。 1:縦枠、2:連結金具、3:横枠、4:開
口、5:側面、6:挟持片、7:段部、8:パネ
ル板、9:フツク、10:係止孔、11:通孔、
12:水平取付板、13:連結板、14:垂直固
定片、15:内側面、16:螺孔、17:内面、
18:ビス、19:凸部、20:コーナー部材、
P:パネルフレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下端部内側を開口するとともに、表裏両側面
    を長さ方向に延設し、対向した挟持部を形成して
    なる縦枠と、 通孔を形成した水平取付板の両側縁を上下方向
    内方へ折曲して連結板を形成するとともに、該連
    結板の外側端部を前記縦枠の表裏両側内面に溶着
    する為の垂直固定片となした連結金具と、 前記連結金具の水平取付板に形成した通孔と対
    応する上下方向内側面に螺孔を形成してなる角形
    筒状の横枠とよりなり、 前記縦枠の開口内に位置させた前記垂直固定片
    を、該縦枠の表裏両側内面に溶着して連結金具を
    固定し、前記横枠の端部を前記挟持片間に嵌挿す
    るとともに、上下方向内側面を前記水平取付板に
    当接させた状態で、通孔に挿通したビスを螺孔に
    螺合して締着してなるパネルフレーム。
JP20320486U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0348343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20320486U JPH0348343Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20320486U JPH0348343Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106815U JPS63106815U (ja) 1988-07-11
JPH0348343Y2 true JPH0348343Y2 (ja) 1991-10-16

Family

ID=31168314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20320486U Expired JPH0348343Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0348343Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63106815U (ja) 1988-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4988008A (en) Supporting framework for a control cabinet
US4643319A (en) Framework for a switchboard cabinet
JP2007507862A (ja) 電気キャビネット/パネルを製造するための金属構造の改良
JPH07177939A (ja) キャビネット用角継手およびこの角継手を含む電気キャビネット
JPH0348343Y2 (ja)
JP2006325637A (ja) テーブル類における天板と脚部の連結構造
JPH0527858Y2 (ja)
JPH0348342Y2 (ja)
JP3198849B2 (ja) 間仕切パネルの連結装置
JPH0647840B2 (ja) 構造体の連結方法
JP2593230Y2 (ja) パネル体の連結金具
JPH0319529Y2 (ja)
JPH0348328Y2 (ja)
JP2591046Y2 (ja) 間仕切パネルの連結装置
JPH0542188Y2 (ja)
JPH0756415Y2 (ja) 屋根パネル支持構造
JPH0417690Y2 (ja)
JPH061939Y2 (ja) 壁パネルの接続構造
JP3001341U (ja) 通信機器装置の補強装置
JPH054741Y2 (ja)
JPS6125286Y2 (ja)
JPH0699982B2 (ja) コーナパネル
JPH0211530Y2 (ja)
JPH0211531Y2 (ja)
KR970006242Y1 (ko) 새시용 접속구