JP3778711B2 - 組立式箱形家具 - Google Patents

組立式箱形家具 Download PDF

Info

Publication number
JP3778711B2
JP3778711B2 JP32030298A JP32030298A JP3778711B2 JP 3778711 B2 JP3778711 B2 JP 3778711B2 JP 32030298 A JP32030298 A JP 32030298A JP 32030298 A JP32030298 A JP 32030298A JP 3778711 B2 JP3778711 B2 JP 3778711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
furniture
back plate
plate
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32030298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000139585A (ja
Inventor
佳弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP32030298A priority Critical patent/JP3778711B2/ja
Publication of JP2000139585A publication Critical patent/JP2000139585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778711B2 publication Critical patent/JP3778711B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め加工され、一ユニットずつ揃えられた各構成部材を組立現場で相互に固定されるだけででき上がる組立式箱形家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように、組立現場において組立式箱形家具20の側板21に裏板22を取付ける場合、家具20の裏面側における側板21の縁部内側に形成された上下に延びる溝23に裏板22の縁部を嵌入させた後、裏板22の外側の溝23に近い位置から溝23を突き抜けて側板21に達するように釘或いはビス24を斜めに打込むか、ねじ込むことにより側板21へ裏板22が固定されている。
また、図5に示すよう別の組立式箱形家具では、側板21の内側の縁部にL字形取付け金具31の一方の面をビス等により取付け、この取付け金具31の他方の面に裏板22の内側の縁部をあてがい、側板21に対して裏板22を適正に位置させた状態で、ビス等により取付け金具31に裏板22を取付けることにより側板21へ裏板22が固定されている。
さらに、図6に示すように別の組立式箱形家具では、パネル構造の側板21と裏板22を使い、側板21の内側の縁部における裏板22を当接させる位置と側板21に当接させる裏板22の縁部端面のそれぞれに多数のダボ穴41を穿設し、ダボ42を側板21および裏板22のそれぞれのダボ穴41に嵌入させてダボ組みにより側板21と裏板22との固定が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図4に示す組立式箱形家具の場合、裏板22の外側の溝23に近い位置から釘或いはビス24を家具の内部に露出させることなく斜めに打込み或いはねじ込む施工技術を必要とし、打込み等をする釘或いはビス24の位置のずれ、角度の狂い等により釘或いはビス24の一部が家具内部に露出し易いという問題がある。
また、図5に示す組立構造の場合、側板21に裏板22を固定するのに専用のL字形取付け金具31を必要とするのに加えて、側板21と裏板22とで形成される狭い隅部でドライバー等を使用しなければならないため、非常に作業性が悪いという問題がある。
さらに、図6に示す組立構造の場合、心材を表面材で挟むパネル加工をすることにより裏板22を形成し、側板21および裏板22に多数のダボ穴41を穿設する加工工程が増えるため、組立前の加工に過大な手間を要するという問題がある。
本発明は、斯る従来の問題をなくすことを課題としてなされたもので、組立部材の加工に要する手間をできる限り少なくしつつ、これらの部材の組立て作業を容易かつ効率よくし、さらに釘等の家具内部への露出が生じ難くした組立式箱形家具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、側板の内側対向面に形成した上下に延びる溝に裏板の上下に延びる縁部を嵌入させて固定する組立式箱形家具において、
この家具の裏面側から上記溝内の上記裏板の縁部を貫いて上記側板内に達する固定手段の頭部を、上記裏面側の上記側板の上下に延びる端面を超えて突出させることなく収納できるとともに、上記内側対向面側から穴あけ加工で形成した削り取り部を上記側板が部分的に備え、この削り取り部にて上記固定手段により上記側板と上記裏板とを固定する構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1,2は、本発明の第一実施形態に係る組立式箱形家具1を示し、この家具1は、側板11に形成した上下に延びる溝12に裏板13の上下に延びる縁部を嵌入させて固定する構造を有するものである。
家具1の裏面側における側板11の縁部17には、側板11の内側から穴あけ加工により、縁部17を分断する削り取り部14が形成してある。そして、溝12に裏板13の縁部17を嵌入させた後、この削り取り部14にて上記裏面側から裏板13にビス15を垂直にねじ込み、裏板13と側板11とを固定するようになっている。ここで、ビス15の頭部は、上記裏面側の側板11の上下に延びる端面を超えて突出することなく削り取り部14内に収まるようになっている。
【0006】
なお、ビス15に代えて木ねじを使用してもよく、釘を垂直に打込んでもよい。
また、削り取り部14の開口部を上記裏面側よりも裏板13に接する側の方が狭くなるようにすることにより、ビス15等による固定部の予め定めた位置からのばらつきを小さくすることができる。
図1では各側板11の一箇所に削り取り部14を設けてあるが、本発明は、この一箇所に限定するものではなく、側板11の複数箇所に削り取り部14を設けた構成も含むものである。
ところで、図1において、16は裏板13の外側からビス止めされた補強材を示している。
【0007】
このように、この家具1では、側板11に削り取り部14のための穴あけ加工を施すだけで、ビス15等を裏板13に対して垂直にねじ込み、或いは打込めばよく、作業が容易になり、ドライバー等の使用に障害となるものもなく、作業性も良くなるのに加えて、側板11に対して裏板13を固定する強度も増大する。さらに、ビス15等による固定箇所の数も減らすことができるので組立ての作業時間を短縮できる。しかも、ビス15等を垂直にねじ込み、或いは打込めばよいのでビス15等を家具1の内部に露出しないようにすることも容易となる上、削り取り部14のための穴あけ加工は棚板等の為の穴あけ加工と同時に行えるので、製造工程が増える事もなく、製造コストをおさえる事ができる。
【0008】
図3は、本発明の第二実施形態に係る組立式箱形家具2の削り取り部14を示したもので、図1および2と互いに共通する部分については同一番号を付して説明を省略する。
この家具2では、上記裏面側から側板11の内側に近い位置に、穴あけ加工を施して穴を穿設することにより削り取り部14を形成してある。図3では削り取り部14は円柱形状にしてあるが、裏板13に向けて狭まる円錐台形状にしてもよい。
この場合も、作業の容易性、作業性の向上等について、第一実施形態と同様のことが言える。
【0009】
なお、側板11としては、例えば心材にパーティクルボードを用い、この内外から表面材であるプリント合板により心材を挟み込んで形成されたパネル構造を有するものがある。この他に、心材としては、合板、集成材或いはMDF(中比重ファイバーボード)等を使用でき、表面材としては、パーティクルボード、MDF、シート材等を使用できる。また、裏板13としては、プリント合板の他に、MDF等を用いてもよい。
【0010】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、側板に形成した上下に延びる溝に裏板の上下に延びる縁部を嵌入させて固定する組立式箱形家具において、この家具の裏面側から上記溝内の上記縁部を貫いて上記側板内に達する固定手段の頭部を、上記裏面側の上記側板の上下に延びる端面を超えて突出させることなくこの頭部を収める削り取り部を上記側板が部分的に備え、この削り取り部にて上記固定手段により上記側板と上記裏板とを固定する構成としてある。
【0011】
このため、この家具では、側板に削り取り部のための穴あけ加工を施すだけで、ビス等を裏板に対して垂直にねじ込み、或いは打込めばよく、作業が容易になり、ドライバー等の使用に障害となるものもなく、作業性も良くなるのに加えて、側板に対して裏板を固定する強度も増大する。さらに、ビス等による固定箇所の数も減らすことができるので組立ての作業時間を短縮できる。しかも、ビス等を垂直にねじ込み、或いは打込めばよいのでビス等を家具の内部に露出しないようにすることも容易となる等の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態に係る組立式箱形家具の斜視図である。
【図2】 図1に示す家具の削り取り部を拡大して示す斜視図である。
【図3】 本発明の第二実施形態に係る組立式箱形家具の削り取り部を拡大して示す斜視図である。
【図4】 従来の組立式箱形家具の斜視図である。
【図5】 従来の別の組立式箱形家具の側板と裏板との固定方法を示す図である。
【図6】 従来のさらに別の組立式箱形家具の側板と裏板との固定方法を示す図である。
【符号の説明】
1,2 組立式箱形家具 11 側板
12 溝 13 裏板
14 削り取り部 15 ビス

Claims (1)

  1. 側板の内側対向面に形成した上下に延びる溝に裏板の上下に延びる縁部を嵌入させて固定する組立式箱形家具において、
    この家具の裏面側から上記溝内の上記裏板の縁部を貫いて上記側板内に達する固定手段の頭部を、上記裏面側の上記側板の上下に延びる端面を超えて突出させることなく収納できるとともに、上記内側対向面側から穴あけ加工で形成した削り取り部を上記側板が部分的に備え、この削り取り部にて上記固定手段により上記側板と上記裏板とを固定することを特徴とする組立式箱形家具。
JP32030298A 1998-11-11 1998-11-11 組立式箱形家具 Expired - Lifetime JP3778711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32030298A JP3778711B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 組立式箱形家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32030298A JP3778711B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 組立式箱形家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000139585A JP2000139585A (ja) 2000-05-23
JP3778711B2 true JP3778711B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=18119989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32030298A Expired - Lifetime JP3778711B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 組立式箱形家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3778711B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6416306B1 (ja) * 2017-04-04 2018-10-31 由莉 高城 背板固定構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000139585A (ja) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6108990A (en) Connector for building panels
JP3778711B2 (ja) 組立式箱形家具
JPH09203278A (ja) 扉パネルの枠組
KR0157240B1 (ko) 조립식 패널의 코너 연결부위용 조립 브라켓
US4065901A (en) Connecting element for wall or ceiling panels when constructed by a dry method
JP3469673B2 (ja) ド ア
JPH0741828Y2 (ja) ドア枠の構造
JP2654916B2 (ja) 組み立て式ユニット押入
JP3614893B2 (ja) 骨組構造用の組立体
JPS6313719Y2 (ja)
JP3354379B2 (ja) 収納家具の組立て構造
JP3089463B2 (ja) ユニット押入及びその組立て方法
JP4499312B2 (ja) 間仕切壁構造および間仕切壁施工方法
JPS6320346Y2 (ja)
JPH10280666A (ja) 押入れユニットおよびその組立方法
JP5967573B2 (ja) 壁パネルの端部固定構造
JP2002021316A (ja) 押入棚板の天板と前框の取付構造
JP2582440Y2 (ja) 家具の組み立て構造
JP3519068B6 (ja) レールボックス
JPH11293906A (ja) 長押の取付構造
JP2002330832A (ja) 幅木回避用段部付きキャビネット及び板材
JPH04289375A (ja) 押入中棚の取付具
JP2000240274A (ja) 押入れユニット
JPH091510A (ja) 中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法
JP2002194969A (ja) 建築用シャツターケースの組み付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051220

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150310

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term