JPS6320208Y2 - - Google Patents

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JPS6320208Y2
JPS6320208Y2 JP2497380U JP2497380U JPS6320208Y2 JP S6320208 Y2 JPS6320208 Y2 JP S6320208Y2 JP 2497380 U JP2497380 U JP 2497380U JP 2497380 U JP2497380 U JP 2497380U JP S6320208 Y2 JPS6320208 Y2 JP S6320208Y2
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tape
remote control
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signal
recording
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、呼出信号により、電話回線の通話
回路を構成し、予め録音されている応答メツセー
ジを送出して、発呼者からの用件を用件録音テー
プに録音するとともに、他方、特定信号のリモコ
ン信号を電話回線から投入することにより、用件
録音テープを巻き戻して、該テープを再生転送さ
せる動作を遠隔操作できる、留守番電話装置に関
するものである。
特に、該テープの巻き戻し、再生転送に要する
時間を短縮して、遠隔操作者に時間の軽減をはか
ると共に電話回線利用時間を軽減して遠隔操作で
きる留守番電話装置に関する。
留守番電話装置において、電話回線を通じて、
遠隔制御できる機構を設けることは、外部から録
音された用件を聴取できるという点で、留守番電
話装置の利用価値を著しく高める。しかしなが
ら、留守番電話装置は加入電話回線に接続して使
用され、聴取したい情報(以下再生信号とする)
とリモコンが、同一回線にて送受されるので、リ
モコン信号受信回路へも再生信号がはいつてく
る。回線ロスが大きいと、一定レベルで送出され
ている再生信号が、リモコン信号に比べてひじよ
うに大きなレベルとして、リモコン信号受信回路
に入力される。また従来、リモコン信号は音声帯
域の特定周波数が使われ、受信回路ではこの特定
周波数の帯域フイルタを通して、リモコン信号を
検出させているので、リモコン信号に比べて他の
音声信号がひじように大きいと、フイルタの検出
感度を低下させてしまう欠点があつた。この為に
再生信号の送出中は、遠隔操作が不可能となり、
再度、録音された情報を聴取したい場合は、リモ
コン信号を投入した時点すなわち、録音された情
報の末尾に至る時点までテープ走行させてからで
ないと、巻き戻しが出きず、そのため遠隔操作者
はリモコン信号を長時間電話口の送話口から送出
せねばならず無駄な時間を費やすとともに電話料
を浪費する欠点があつた。さらに従来は用件録音
時に受けていたリモコン信号を応答メツセージ送
出時に受信するという方法で回線利用時間を短縮
する方法が行なわれたりしたが、予め録音されて
いる案内用の応答メツセージにBGM(バツクグ
ラウンドミユージツク)等が入つていたり又、案
内メツセージが間がなくて“立て板に水”式がご
とくしやべられると、リモコン信号と案内メツセ
ージが同一回線に送受されるので、リモコン信号
受信回路へもリモコン信号と案内メツセージが一
緒に入つてくるという欠点があつた。
この欠点をなくすために、特開昭56−117464号
公報に示すように、用件録音テープに録音された
情報間の境界を知らせるために、録音されている
切替報知信号(以下単にピープトーン信号と称
す)に着目して、連続音で録音させているピープ
トーン信号を間欠音にし、その信号の欠けた部分
で、リモコン信号を検出できるようにし、その結
果、情報間の境界を知らせるとともに、最後の情
報まで聴取をしなくても、聴取したい情報が終了
したら直ちに、いま聞いた情報を確認などのた
め、再度聴取することを可能とする留守番電話装
置が提案されている。しかし、特開昭56−117464
号公報に示す留守番電話装置においては、応答用
メツセージ送出終了後ピープトーン信号が送出さ
れている期間は、まだ応答用エンドレステープの
再生モードの期間であり、この期間に受信された
リモコン信号は録音されず、遅延回路で設定され
た時間の経過後になつてからのリモコン信号が用
件録音用カセツトテープに録音され、検出される
ので、リモコン動作開始時期が遅くなるという欠
点がある。
本考案の目的は、用件録音テープに録音された
情報間の境界を知らせるために、録音されている
切替報知信号に着目して、連続音で録音させてい
るピープトーン信号を間欠音にし、その信号の欠
けた部分で、リモコン信号を検出できるようにす
るので、その結果、情報間の境界を知らせるとと
もに、最後の情報まで聴取をしなくても、聴取し
たい情報が終了したら直ちに、いま聞いた情報を
確認などのため、再度聴取することを可能とし、
遠隔操作により情報を聴取する際のテープ使用時
間および電話回線利用時間の無駄を少なくするだ
けでなく、リモコン信号が用件録音用カセツトテ
ープに録音されるので、リモコン開始時期を検出
でき、その結果、録音されたリモコン信号を再生
後、留守番電話装置が自動的に呼出信号到来前の
状態(待機状態)に復帰でき、さらに、センシン
グポールによる応答用エンドレステープの終端部
の検出、すなわち応答用メツセージ終了の検出
後、直ちに録音モードすなわち用件録音用カセツ
トテープでの録音動作に切替わり、この録音動作
に切替わつて後、一定の無音部分を有する間欠信
号の可聴周波のピーブトーン信号を所定の時間発
するので、特開昭56−117464号公報に示す留守番
電話装置にくらべ、リモコン動作開始時期を早め
ることを可能とする留守番電話装置を提供するこ
とである。
以下、実施例を添付図面にもとづき説明する
と、第1図のL1、L2は、一対の接続端子で、こ
の端子に交換機からの電話回線が接続される。1
は一対の接続端子L1、L3間に接続されるライン
トランス、2は一対の接続端子L1、L2間に、リ
レー接点a1を介在して接続される呼出信号(cal)
の検出回路、3は、この検出回路の後段に配され
るフリツプフロツプで、このフリツプフロツプ
は、後段のリレーAを制御するためのもので、リ
レーAは、留守番電話の通話回路を構成する。
d4は電源(+B)に接続されるリレー接点、a5
はこの接点d4に接続されるリレーAの接点、b2
この接点a5に接続されるリレーの接点、OMはこ
の接点b2に接続され応答テープ駆動用のモータで
あり、IMはリレー接点b2ならびにd4に接続され
る用件テープ駆動用のモータである。
a6はリレーAの接点で、他のリレー接点d5と共
に、電源(+B)に接続される。SDはテープ定
常走行用ソレノイドで、このソレノイドは、リレ
ー接点a6、d5のそれぞれの後段に接続される。
b1はライントランス1の二時側に配されるリレ
ー接点、7は応答メツセージ(mes)を録音した
応答用エンドレステープ、8はこのテープの録音
用ヘツド、d2はこのヘツドに直列に配されるリレ
ー接点、9はこの接点と先の接点B1との間に接
続される再生アンプである。
6は応答用エンドレステープ7のセンシングポ
ールで、このポールは、応答メツセージ(mes)
の終了を、テープ上に貼り付けられたアルミ箔な
どで検出する。
OR4はセンシングポール6の後段に配されるオ
アゲート、23はこのゲートの後段に接続される
自動停止式のパルス発生回路、AN3はこの発生
回路23の後段に配されるアンドゲート、22
は、このゲートの後段に接続されるピープトーン
発生回路で、この回路はピープトーン信号(pet)
を、ある一定時間だけ、ライントランス側に送出
する。4はセンシングポール6の後段に接続され
るフリツプフロツプで、このフリツプフロツプ
は、後段のリレーBを制御するためのもので、リ
レーBは、留守番電話の用件録音回路を構成す
る。a2はリレーAの接点、d1もリレー接点で、こ
れら接点はそれぞれ、電源(+B)に接続される
と共に、フリツプフロツプ4のリセツト端に配設
される。
10はリレーBの接点b1に接続される録音アン
プ、d3はこのアンプ10に接続されるリレー接
点、11はこの接点d3に接続される録再ヘツド、
12はこのヘツド用のテープで、このテープは、
たとえば、カセツトテープで、用件の録音に使用
される。
a3はリレーaの接点で、電源(+B)に接続さ
れる。AN2はリレー接点a3の後段に接続される
アンドゲート、25はこのゲートAN2の後段に
配される通話回路保持用のタイマ回路、OR1はこ
のタイマの後段に配されるオアゲート、24はこ
のゲートOR1の後段に配される遅延回路で、この
回路の出力は、フリツプフロツプ4のリセツト端
に接続される。
ここで、上述した構成にもとづいて、その動作
を第2図にもとづいて説明する。
まず、図示省略の電話回路を介して発呼者か
ら、呼出信号(cal)が対の接続端子L1、L2間に
送られて来ると、検出回路2により呼出信号
(cal)が検出されてフリツプフロツプ3がセツト
され、第2図のように、通信回路構成用のリレー
Aが励磁される。
このリレーAが励磁されると、このリレーAの
接点a1が切り換えられて、ライントランス1の直
流ループが形成されると共に、接点a5が切り換え
られて、応答テープ駆動用のモータOMが作動す
る。同時に、リレーAの接点a6が切り換えられ
て、テープ定常走行用ソレノイドSDが励磁され
ることになり、結果として応答用のエンドレステ
ープ7が駆動されて定常走行され、ヘツド8、リ
レー接点d2、再生アンプ9、リレー接点b1、ライ
ントランス1、対の接続端子L1、L2を介して、
第2図の如く、上記発呼者に応答メツセージ
(mes)が送出される。
応答メツセージ(mes)の送出が終了すると、
センシングポール6から終了信号(end)が出さ
れ、この信号によつて、パルス発生回路23なら
びピープトーン発生回路22が作動され、そして
ライントランス1、対の接続端子L1、L2を介し
て、間欠的なピープトーン信号(pet)がある一
定時間、上記発呼者に送出され、このときこの発
呼者は用件(bus)を伝える。
一方、応答メツセージ(mes)の送出が終了
し、前記終了信号(end)が出されると同時に、
この終了信号(end)がフリツプフロツプ4にも
送出され、フリツプフロツプ4がセツトされて、
第2図のように、用件録音回路構成用のリレーB
が励磁される。
このリレーBが励磁されると、このリレーBの
接点b1が切り換えられると共に、接点b2が切り換
えられて、用件テープ駆動用のモータIMが作動
し、上記発呼者からの用件(bus)が、対の接続
端子L1、L2、ライントランス1、接点b1、録音
アンプ10、接点d3、録再ヘツド11を介して、
用件録音用のカセツトテープ12に記録される。
他方、リレーAの接点a3の切り換えで、アンド
ゲートAN2を介して、通話回路保持用のタイマ
25が作動しているから、上述の用件(bus)録
音が終了したのち、該タイマから信号が出され、
この信号はオアゲートOR1,OR4を介して、パル
ス発生回路23、ならびにピープトーン発生回路
22を作動し、接点b1、録音アンプ10、接点
d2、録再ヘツド11を介して、ある一定時間ださ
れる間欠的なピープトーン信号(pet)を、用件
録音用のカセツトテープ12に記録する。
さらに、タイマ25の信号は、オアゲートOR1
を介して遅延回路24に送出され、この回路はそ
ののち、ある一定時間後に、信号をフリツプフロ
ツプ3に送つて、このフリツプフロツプ3をリセ
ツトする。かくしてリレーAが消磁されるから、
第1図の状態すなわち、呼出信号(cal)が来る
前のもとの待機状態に全体が復帰することにな
る。
さらにここで、第1図の構成を説明すると、図
中の13はライントランス1に接続されるアン
プ、14はこのアンプ13に接続されるリモコン
信号(rem)の検出フイルタ、15はこのリモコ
ン信号(rem)をデイジタルコードに変換するコ
ード変換回路、16はこの変換回路の後段に接続
される直並変換回路で、この変換回路は直列のデ
イジタル信号を並列に変換する。18はリモコン
コードの設定回路、17は比較回路で、この比較
回路は設定回路18からの設定されたリモコンコ
ードと、直並変換回路16からのデイジタルコー
ドとを比較して、合致したときにリモコン検出信
号(rds)を出力する。
a4は電源(+B)に接続されるリレーAの接
点、AN6はアンドゲートで、このゲートは接点
a4からの信号とリモコン検出信号(rds)とをそ
れぞれ入力する。19はフリツプフロツプで、こ
のフリツプフロツプはアンドゲートAN6の出力
でセツトされ、リモコン動作構成用のリレーDを
励磁する。AN7はアンドゲートで、このゲート
は接点a4からの出力信号とリモコン検出信号
(rds)とをそれぞれ入力して、フリツプフロツプ
19をリセツト状態に制御する。
NOR9はノアゲートで、このゲートはリモコン
検出信号(rds)を入力し、トランジスタTr5
介在して、テープ定常走行用ソレノイドSDを制
御する。
21はリモコン監視用のフリツプフロツプで、
このフリツプフロツプはリモコン検出信号(rds)
でセツトされ、ノアゲートNOR9に出力する。
20はリモコン検出信号(rds)を入力する遅
延回路、AN8はこの遅延回路20からの信号と
リモコン検出信号(rds)とをそれぞれ入力する
アンドゲートで、このゲートはテープ早巻き戻し
用ソレノイドRSDを制御する。
a7は電源(+B)に接続される接点、OR10
オアゲートで、このゲートは遅延回路20からの
出力と、接点a7からの出力とをそれぞれ入力し
て、フリツプフロツプ21をリセツト状態に制御
する。
IN5はリモコン検出信号(rds)を入力するイ
ンバータで、反転した信号をアンドゲートAN3
ならびにアンドゲートAN2にそれぞれ出力する。
26はリモコン監視用のタイマで、このタイマ
はフリツプフロツプ21の出力を受け入れ該タイ
マの出力をオアゲートOR1に出力する。
巻き戻し動作に切替える手段27は、アンプ1
3とリモコン信号検出フイルタ14とデジタルコ
ード変換回路15と直並変換回路16と比較回路
17とリモコンコード設定回路18と遅延回路2
0とアンドゲートAN8と早巻き戻し用ソレノイ
ドRSDとトランジスタTr4とからなる。
上記の構成からなる本考案は、当該留守番電話
に録音された用件(bus)を外部から遠隔操作す
なわち、リモートコントロール[リモコン]で聞
き取る場合、つぎの様にして使用することかがで
きる。
第3図の如く、図示省略の電話回線を介して、
遠隔操作者から呼出信号(cal)が対の接続端子
L1、L2間に送られて来ると、検出回路2により
呼出信号(cal)が検出されフリツプフロツプ3
がセツトされ、第3図の様に、通信回路構成用の
リレーAが励磁される。
このリレーAが励磁されると、このリレーAの
接点a1が切り換えられてライントランス1の直流
ループが形成されると共に、接点a5が切り換えら
れて応答テープ駆動用のモータOMが作動する。
同時に、リレーAの接点a6が切り換えられて、テ
ープ定常走行用ソレノイドSDが励磁されること
になり、結果として応答用エンドレステープ7が
駆動されて定常走行され、ヘツド8、リレー接点
d2、再生アンプ9、リレー接点b1、ライントラン
ス1、対の接続端子L1、L2を介して、第3図の
如く、上記発呼者に応答メツセージ(mes)が送
出される。
応答メツセージ(mes)の送出が終了すると、
センシングポール6から終了信号(end)が出さ
れ、この信号によつてパルス発生回路23ならび
にピープトーン発生回路22が作動され、そして
ライントランス1、対の接続端子L1、L2を介し
て、間欠的なピープトーン信号(pet)がある一
定時間、上記遠隔操作者に送出される。このと
き、すなわち応答メツセージの送出が終了すると
遠隔操作者はリモコン信号(rem)を伝えて録音
テープに記録させる。すなわちピープトーン信号
とリモコン信号はほぼ同時に記録される。
一方、上記終了信号(end)がフリツプフロツ
プ4に送出されるので、フリツプフロツプ4がセ
ツトされて、第3図の様に、用件録音回路構成用
のリレーBが励磁される。
このリレーBが励磁されると、このリレーBの
接点b1が切り換えられると共に接点b2が切り換え
られて、用件テープ駆動用のモータIMが作動し、
上記遠隔操作者からのリモコン信号(rem)が対
の接続端子L1、L2、ライントランス1、接点b1
録音アンプ10、接点d3、録再ヘツド11を介し
て、用件録音用のカセツトテープ12に一部録音
される。
他方、リモコン信号(rem)はアンプ13、フ
イルタ14、コード変換回路15、直並変換回路
16、比較回路17によつて検出され、リモコン
検出信号(rds)がこの比較回路17から出力さ
れる。
かくして、ノアゲートNOR9ならびにトランジ
スタTr5を介して、テープ定常走行用ソレノイド
SDが解磁されると共に、リレーAの接点a4が切
り換えられているため、アンドゲートAN6を介
してフリツプフロツプ19がセツトされて、リモ
コン回路構成用のリレーDが励磁され、同時に遅
延回路20が作動される。
リレーDが励磁されると、リレーAの接点a2
切り換えられているものの、リレーDの接点d1
切り換えられるため、フリツプフロツプ4がリセ
ツトされて用件録音用のリレーBが解磁される。
一方、動作された遅延回路20は、ある一定短
時間ののちに出力し、アンドゲートAN8とトラ
ンジスタTr4を介して、テープ早巻き戻し用ソレ
ノイドRSDを励磁する。その結果、用件(bus)
を録音したカセツトテープ12は早く巻き戻され
る。
留守番電話装置が、ピープトーン信号(pet)
と同時にリモコン信号(rem)を所定時間記録後
も、引き続きリモコン信号(rem)の到来を検出
してカセツトテープ12の巻き戻し動作を行う
際、巻き戻し動作に切替える手段27が、応答メ
ツセージ(mes)終了後から用件録音に切替わる
時にピープトーン信号(pet)とともに記録され
るピープトーン信号(pet)の無音部分に現れた
リモコン信号(rem)を検知して、早巻き戻し用
ソレノイドRSDを励磁し、直ちにカセツトテー
プ12を巻き戻し動作に切替える。
用件(bus)を録音したカセツトテープ12が
早く巻き戻される状態で、外部からのリモコン信
号(rem)の入力がやむと、リモコン検出信号
(rds)がなくなりアンドゲートAN8を介して早
巻き戻し用のソレノイドRSDが解磁されると共
に、ノアゲートNOR9ならびにトランジスタTr5
を介してテープ定常走行用ソレノイドSDが励磁
される。かくして、用件録音用のカセツトテープ
12のリモコン信号(rem)によつて巻き戻され
た分だけの録音された用件(bus)が、用件再生
情報(rep)としてヘツド11、切り換えられた
リレーDの接点d3、d2、再生アンプ9、リレーD
の接点b1、ライントランス1、対の接続端子L1
L2を介して、当該遠隔操作者に電話回線にて送
られる。
この状態、すなわち再生された用件情報(rep)
を遠隔操作者が聞いていて、重要な案件などの用
件再生情報rep1をもう一度聞きたい場合には、こ
の情報rep1のあとで第2図の用件(bus)録音で
記録された間欠的なピープトーン信号(pet)が
聞こえたときに、さらに当該遠隔操作者がリモコ
ン信号(rem)すなわち第3図で信号re2を送る
と、ピープトーン信号(pet)のパルス間t2のあ
いだで、リモコン信号re2の巾t2がとらえられて、
第3図の如く、比較回路17にてリモコン検出信
号(rds)が出力される。したがつて、先に述べ
たのとほぼ同様に、テープ定常走行用ソレノイド
SDが解磁されると共に、遅延回路20を介して
テープ早巻き戻し用のソレノイドRSDが励磁さ
れ、上記用件の再生情報rep1を該遠隔操作者は再
度、聞き取ることができる。このようにすると、
遠隔操作信号がピープトーン信号の間欠巾を逃が
すことがないので必要最小限のテープの巻き戻し
再生転送で前述処理ができ時間の軽減をはかれ
る。このとき、リモコン回路構成用のリレーDは
セツトされたままである。
上述のようにして、用件(bus)の再生情報
(rep)を聞き終る頃あるいは、当該遠隔操作者が
電話回線を切つたあと、定常走行するカセツトテ
ープ12の最終部に、外部からの最初のリモコン
信号re1の記録されたリモコン信号re1′が再生され
ると、この記録リモコン信号re1′はヘツド11、
切り換えられた接点d2、b3、再生アンプ9、接点
b1を介してアンプ13に送られ、比較回路17に
て検出される。
しかしながら、この記録リモコン信号re1′は、
先の用件録音用リレーBの励磁と解磁との時間間
隔がみじかいため信号巾が小さい。この結果、比
較回路17のリモコン検出信号(rds)の巾が小
さく、遅延回路20が動作しないため、リモコン
監視用のフリツプフロツプ21がやや長い間セツ
トされることになつて、リモコン監視用のタイマ
26が作動しつづける。
ある一定時間ののち、このタイマ26の出力が
生じると、パルス発生回路23、ならびにピープ
トーン発生器22が作動される。同時に、遅延回
路24が作動されて、まず通話回路構成用のリレ
ーAが解磁され、これにより接点a7が切り換えら
れてもとにもどり、フリツプフロツプ21がリセ
ツトされると、タイマ26はオフにされ、さらに
ノアゲートNOR9、トランジスタTr5を介して、
定常走行用のソレノイドSDが励磁される。
このソレノイドSDの励磁で、ふたたびカセツ
トテープ12から記録されたリモコン信号re1′の
残部re1″が再生されて比較回路17にて検出され
る。
かくして第3図の如く、リモコン検出信号
(rds′)がアンドゲートAN7に送られると、リレ
ーAの接点a4はもとにもどされているからフリツ
プフロツプ19がリセツトされ、リモコン回路構
成用のリレーDは解磁される。この結果、接点a4
がもとにもどされて、要件テープ駆同用のモータ
はストツプし、同時に接点d5がもとにもどされて
定常走行用のソレノイドSDが解磁される。すな
わち、呼出信号(cal)が来る前のもとの待機状
態、言い換えると、第1図の状態に全体が復帰さ
れることになる。
以上説明したように本考案は、要件録音テープ
に録音された情報間の境界を知らせるために録音
されている切替報知信号を、連続信号でなく、一
定の無音部分を有する間欠信号にして、この間欠
信号の無音部分に現れた遠隔操作信号を検知させ
るようにし、センシングポールが応答用エンドレ
ステープの終端部を検出し、この応答メツセージ
終了検出後、直ちに用件録音用カセツトテープで
の録音動作に切替わり、この録音動作に切替わつ
て後、一定の無音部分を有する間欠信号の可聴周
波の切替報知信号を所定の時間発することによつ
て用件録音用カセツトテープにこの切替報知信号
を録音させることにより、遠隔操作による再生時
に、聴取した情報を確認などしたいときに、再び
直ちにいま聞いた情報を聴取できることを可能と
し、遠隔操作により情報を聴取する際のテープ使
用時間および電話回線使用時間の無駄を少なくす
るだけでなく、遠隔操作による再生後に留守番電
話装置が自動的に呼出信号到来前の状態に復帰で
き、さらに、間欠信号の無音部に受信された遠隔
操作信号の確実な検出および遠隔操作による再生
転送動作の開始時期を早めることを可能とする効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク回路
図、第2図、第3図はそれぞれ、同上の動作を説
明するタイムチヤートである。 1……ライントランス、2……呼出信号検出回
路、3……Aリレー保持F・F、4……Bリレー
保持F・F、6……センシングポール、7……応
答用エンドレステープ、8……録再ヘツド、9…
…再生アンプ、10……録音アンプ、11……録
再ヘツド、12……用件録音用カセツトテープ、
13……アンプ、14……リモコン信号検出フイ
ルタ、15……デジタルコード変換回路、16…
…直並変換回路、17……比較回路、18……リ
モコンコード設定回路、19……Dリレー保持
F・F、20……遅延回路、21……リモコン待
機F・F、22……ピープトーン発生回路、23
……パルス発生回路、24……遅延回路、25…
…タイマー回路、26……タイマー回路、27…
…巻き戻し動作に切替える手段、A……通話回路
構成リレー、B……用件録音回路構成リレー、D
……リモコン回路構成リレー、OM……応答テー
プ駆動モータ、IM……用件テープ駆動モータ、
SD……定常走行用ソレノイド、RSD……早巻き
戻し用ソレノイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発呼者からの呼に応答して予め録音されている
    応答用テープのメツセージを送出し、この応答メ
    ツセージの送出終了後に発呼者側から送出されて
    くる用件メツセージを用件録音用テープに記録す
    るとともに、この用件メツセージの記録終了後に
    次の呼を受け入れる待機状態に復旧し、漸次発生
    する呼に応じてこれらの動作を繰り返し、録音用
    の該テープに順次異なる用件メツセージを記録す
    る形式の留守番電話装置であつて、前記用件メツ
    セージの録音動作の際、前記発呼者から送出され
    る特定周波の遠隔操作信号を該テープに所定の時
    間記録し、引き続き前記遠隔操作信号が到来して
    いる限り該テープを巻き戻し、この巻き戻し動作
    の停止後、該テープに記録された前記用件メツセ
    ージを前記発呼者側に再生、転送し、前記記録さ
    れた遠隔操作信号を検知することによつて待機状
    態に復帰してなる留守番電話装置において、 前記応答メツセージの送出終了から用件メツセ
    ージの録音動作に切替わつて後、一定の無音部分
    を有する間欠信号の可聴周波の切替報知信号を所
    定の時間発することによつて前記録音用テープに
    この切替報知信号を記録する手段と、 前記遠隔操作信号による該録音用テープの前記
    再生転送動作中において、前記切替報知信号の無
    音部分に送出される該遠隔操作信号を検知して、
    該再生転送動作から巻き戻し動作に切替える手段
    とを備えたことを特徴とする留守番電話装置。
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