JPS63199141A - 車輌用収納体の突出し装置 - Google Patents

車輌用収納体の突出し装置

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JPS63199141A
JPS63199141A JP3007187A JP3007187A JPS63199141A JP S63199141 A JPS63199141 A JP S63199141A JP 3007187 A JP3007187 A JP 3007187A JP 3007187 A JP3007187 A JP 3007187A JP S63199141 A JPS63199141 A JP S63199141A
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JP
Japan
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housing
storage body
opening
inner case
storing body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3007187A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kobayashi
茂男 小林
Akio Kikuchi
菊地 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nifco Inc
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nifco Inc
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nifco Inc filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3007187A priority Critical patent/JPS63199141A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) この発明は、車内に配置されたハウジング中に出入可f
@に収納された灰皿等の収納体の突出し装置に関し、特
にハウジングの開口部における収納体のガタを防止する
様にしたものである。
〈従来の技術〉 例えば、特開昭59−209926号公報、特開昭59
−213877号公報及び特開昭61−81244号公
報に記載の通り種々の車輛用収納体の突出し装置が従来
公知である。
上記従来装置は、ハウジングと、このハウジング内を摺
動する収納体と、この収納体をハウジングの開口部上向
って付勢する付勢手段と、この付勢ト段の付勢力に抗し
て収納体をハウジング中の収納位置に係止する係止手段
と、収納体の動きを制動する制動手段を備えて成る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、前記従来の突出し装置では、ハウジングの開口
部を収納体の外面より一回り大きくしているため、収納
体がハウジングから出入りする際や、走行時の振動等に
より、収納体がガタ付くことがあった。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本発明は前記問題点を解決するものであって、
以下にその内容を図面に示した実施例に基づいて説明す
る。
本発明は、ハウジングlの開口部内縁に、収納体2の外
面に弾性的に係合する内向きに突出した弾性突起42.
43を設けたことを特徴とするものである。
〈作 用〉 従って、本発明によれば前記した従来装置と同様に作用
するが、従来装置と異り、弾性突起42゜43が収納体
2の外面に弾性的に係合するので、ハウジングlの開口
部の内壁面と収納体2の外面との間のガタ付きを阻1[
二てきる(第14図及び第15図)。
〈実 施 例〉 以ド、本発明を図面に示した一実施例に基づき説明する
第1図中、■はハウジングと、2は前記ハウシングl内
を摺動する取外回部な収納体と、3は前記ハウジングl
内で収納体2と一体的に摺動するインナーケースな夫々
示し、こ\では自動車内に配設される灰皿の突出し装置
を例に挙げて説明する。
上記ハウジングlは、第1図に示す様に、上面及び前面
か開放した基枠4と、この基枠4の開口上面を塞ぐ蓋体
5とから構成され、前記基枠4と4体5は、第2図に示
す様に箱形に組付けらだ状態でビス6・・・で固定され
、この組付は状態でインストルメントパネル(図示せず
)に嵌め込まれて基枠4の前縁から外向きに張り出た取
付片7・・・にて固定される。尚、図面に示した実施例
では、基枠4は1耐熱プラスチツク製の成形品て、蓋体
5は金属製のプレス加工品である。
前記収納体2は、第1図に示す様に、比較的底の深い皿
形な成し、その開口上面には蔓巻きバネ8て上方に開く
様に付勢された消火用のプロテクタ9を回転可能に軸支
している。尚、収納体本体は耐熱プラスチック製の成形
品で、そのプロテクタ9は金属製のプレス加工品である
前記インナーケース3は、第1図に示す様に、その両側
か側壁で塞がれた略り字形断面を成し、内部に上記収納
体2の後部がスッポリと嵌り込む。尚、インナーケース
3は、収納体2と同じく耐熱プラスチックで一体成形さ
れて成る。
一方、前記ハウジングlとインナーケース3との間には
、インナーケース3を介在して前記収納体2をハウジン
グlの開口部上向って付勢する付勢手段と、前記収納体
2がハウジングl中に収った後退位置に前記付勢手段の
付勢力に抗してインナーケース3を係止する係止手段と
、収納体2を介してインナーケース3がハウジングl内
に更に押込まれたときに前記係止手段の係止状態を解除
可能な解除手段と、インナーケース3の動きを制動する
制動10段を夫々設けている。
1−記付勢−r段は、第1図及び第3図に示す様に、巻
き軸10に対して巻き縮まる方向に付勢された定圧バネ
11より構成され、前記巻き軸lOはインナーケース3
に、定圧ハネ11の自由端はハウジングlの基枠4の底
面の比較的開口部寄りに夫々固定される。
従って、インナーケース3が収納体2を介してハウジン
グlの奥上向って押込まれると、第4図に示す様に、定
圧バネ11か巻き解けてバネ力を貯え、このバネ力で収
納体2をハウジングlの開口部上向って突き出す付勢力
か得られる。
尚、インナーケース3には、第5図に示す様に、その後
壁の裏面から後向きに一対の軸受12゜12を突出し、
この軸受12に定圧ハネ11の巻き軸lOをワンラッチ
で装着できる様にしている。
前記係止手段は、第3図に示す様に、浮き出し式のラッ
チ13と、このラッチ13のキャッチ部14に食え込ま
れるストライク15との組合せより構成される、尚、ラ
ッチ13は1周知のハートカムを利用したものであり、
同種のラッチ13に関しては、先に出願した実願昭60
−46834号があるので、こ\ではその内部構造の説
明を省略する。
前記ラッチ13は、第3図に示す様に、ハウジング1の
後壁にそのキャッチ部14を前方上向けて装着され、又
、ストライク15はインナーケース3の後壁の裏面から
後向きに一体的に突設する。
従って、インナーケース3が収納体2を介してハウジン
グlの奥上向って押込まれると、そのストライク15が
キャッチ部14に係合し、キャッチ部14はストライク
15に押されて後退し、その際にストライク15を食込
みながら閉じ、この状態でハートカムの作用によりスト
ライク15を食込んだま\ロックされる。(第4図)。
又、ラッチ13を解除するには、収納体2を第4図に示
す収納位置からハウジングl中に僅かに押込むだけでよ
い。即ち、収納体2を介してインナーケース3が押込ま
れると、そのストライク15で更にキャッチ部14を押
込み、キャッチ部14が後退する際にそのロック状態を
解除し、内部のコイルスプリング(図示せず)の力でス
トライク+5を僅かに押出す様にしてキャッチ部14が
開き、ストライク15を開放する(第6図)。
従って、浮き出し式のラッチ13を使用すれば、特別な
解除手段を要しないので、こ\では解除手段に関する説
明を省略する。勿論、係止手段として浮き出し式のラッ
チ13を使用しないのであれば、係I!:、f段と解除
手段とを別構成とすることも可能である。
尚、ハウジングlの基枠4には、第7図に示す様に、そ
の後壁のはt中央にラッチ13の後部が嵌り込む貫通孔
16を開設し、この貫通孔16の後縁からコ字形断面の
受枠17を後向きに突設する。従って、ラッチlコの後
端を基枠4の内側から貫通孔16に合せて後向きに嵌め
込むだけで、ねじ等を使用せずに、ラッチ13をワンタ
ッチで装着できる。
又、ラッチ1コには、磁性体の吸着力を利用した所謂マ
グネットラッチ13を使用してもよい、尚、同種のラッ
チ13に関しては、先に出願した実願昭60−1406
49号があるので、こ\ではその内部構造の説明を省略
する。更に、ハートカムを利用したちの\ほが、回転カ
ムを利用したものでものでもよい。尚、同じく先に出願
した実願昭60−105625号があるので、こ\では
その内部構造の説明を省略する。
前記制動手段は、第8図に示す様に、ハウジングlの内
壁面、即ち基枠4の底面にインナーケース3の摺動方向
に沿って設けられたラック18と。
このラック18に噛み合う歯車19を備えたインナーケ
ース3と−・体的に移動する回転ダンパー20との組合
せより構成される。
上記ラック18は、第8図に示す様に、基枠4の一段下
がった底面にその長手方向に沿って直線的に設けられて
いる。
尚、ラック18を基枠4の横幅方向の片側に寄せて設け
ているのは、第8図に示す様に、ラック18の歯を設け
である一側とこれに対向する上方に立上った内側面との
間を回転ダンパー20の歯車19の通る通路として利用
し、ラック18の他側とこれに対向する1一方に立tっ
だ比較遠い他方の内側面との間を定圧ハネ11の通る通
路として夫々利用するためである。
前記回転ダンパー20は、歯車I9の動きを内部に対人
したグリース等の粘性流体(図示せず)の粘性抵抗で制
動するものである。尚、同種の回転ダンパー20に関し
ては、先に出願した特願昭60−31418号や実願昭
60−15655号があるので、こ\ではその内部構造
の説明を省略する。
又、インナーケース3の底面には、第5図に示す様に、
回転ダンパー20の一方の取付翼片2G’が横から嵌り
込むコ字形の保持枠21を突設し、この保持枠21に一
方の取付翼片20′を嵌り込み、他方の取付翼片20′
をビス22で簡単に固定できる様にしている。
一方、前記ハウジングlとインナーケース3との間の層
動面には、第9図に示す様に、ベアリング23を配設し
ている。このベアリング23は、第5図に示す様に、帯
状のリテーナ24に回転可衡に保持されている。尚、こ
のベアリング23に関しては、先に出願した特開昭61
−78979号公報があるので、こ\てはその内部構造
の説明を省略する。
上記ベアリング23は、第5図及び第1O図に示す様に
、インナーケース3の底面の両側に設けられたV形断面
の取付溝25にその半身を遊嵌した状態で、そのリテー
ナ24を両面テープ26でインナーケース3の底面に固
定する。又、インナーケース3の取付溝25と相対向す
るハウジングlの基枠4の隆起した左右の底面には、第
3図、第8図及び第1O図に夫々示す様に、ベアリング
23の他方の半身に摺接するV形断面のガイド溝27を
その長手方向に沿って設けている。
従って、インナーケース3かハウジングl内を摺動する
と、第10図に示す様に、ベアリング23がガイド溝2
7の両側面に触れて回転し、インナーケース3の摺動を
軽快にする他、インナーケース3の摺動方向を規制する
ので、インナーケース3が摺動する際の左右のガタを少
なくするmiがある。
尚、インナーケース3の取付溝25の前後には。
第5図に示す様に、基枠4の底面のガイド溝27に喉り
合う三角形のガイド片28を突設している。このガイド
片28は、ベアリング23と共にガイド溝27は嵌り込
み、インナーケース3の摺動方向を規制する機能かある
又、前記ハウジングlと収納体2乃至はインナーケース
3との間には、収納体2の最前進位lを規制する位置規
制手段を設けている。こ\てはハウジングlと収納体2
の間に位置させ、第4図及び第6図に示す様に、収納体
2の前記プロテクタ9の上面に設けられた突起部29と
、ハウジングlの内壁下面、即ちその蓋体5の下面から
下向き突出し、前記収納体2の最前進位置で上記突起部
29に当接するストッパー30から成る。
前記突起部29は、第11図に示す様に、プロテクタ9
の一部を斜め上方に突出させて形成している。
又、前記ストッパー30は、第12図に示す様に、発光
体としてのランプ31を保持する照明ケース32の下面
に設けられている。即ち、照明ケース32は、前面が開
口した箱形な成し、その下面から後向きに延びた板状の
取付基板33を張設し、この取付基板33の前縁から下
向きに延びたリブ状のストッパー30を設けている。尚
、ストッパー30、照明ケース32及び取付基板33は
、耐熱プラスチックで一体成形されて成る。
更に、照明ケース32の開口上縁には、第12図に示す
様に、前方に延びる一対の弾性係止爪34゜34を突設
すると共に、取付基板33の後端部には、その先端を前
方に僅か上向けて屈曲させた引掛片35を突設する。
一方、ハウジング1の蓋体5の上面には。
第2図及び第3図に示す様に、照明ケース32の外形よ
り一回り大きな方形の取付孔36を開設すると共に、そ
の後方には前記引掛片35が嵌り込む方形の係止孔37
を開設する。又、蓋体5の鍔状の前縁上部には、前記係
止爪34が窮屈に嵌り込む横に長い長方形の止着孔38
と、その下には照明ケース32の開口前面に臨む止着孔
38と同様に横に長い長方形の通孔39を1−ドに並べ
て開1没する。
従って、第13図に示す様に、4体5の下方からその取
付孔36を通して照明ケース32を]−に突出させ、取
付基板33の引掛片35を蓋体5の係止孔37に嵌めて
から、照IJJケース32を前方に移動することにより
、再検IF爪34がその弾性により止着孔38に嵌り込
むのて、ねじ等を使用せずに、照明ケース32を蓋体5
にワンタッチで装着することかできる。この装着状態で
は、照明ケース32の開口前面か通孔39に臨む。
又、ランプ31は、第12図に示す様に、照明ケース3
2の斜めに傾斜した後壁に開設された装着孔40から照
明ケース32内に嵌め込まれ、照明ケース32の上記装
着状態にあっては、第4図及び第6図に示す様に、ラン
プ31は通孔39上向って斜め下向きに装着される。尚
、発光体としてランプ3【を利用したが、この他に発光
ダイオードを利用したり、発光源を照明ケース32とは
別に配設し、その光を光ファイバて照明ケース32内に
導入する様にしてもよい。
更に、前記プロテクタ9には、第6図に示す様に、通孔
39を通して照射される光が通過可能な窓41を開設し
、この窓41から取入れた照射光により収納体2の皿内
部を照明する様にする。即ち、プロテクタ9には、第1
1図に示す様に、その突起部29の前方にプロテクタ9
の一部を斜め下向きに突出させ、プロテクタ9がバネの
弾性で上方に開いた際に、第6図に示す様に、ランプ3
1と通孔39を結ぶ仮想線上に通孔39が斜め下向きに
位置する様にしている。
一方、ハウジングlの開口部内縁には、第3図に示す様
に、収納体2の外面に弾性的に係合する内向きに突出し
た弾性突起42.43を設けている。
即ち、ハウジングlの開口部の左右内側両面、こ\ては
基枠4の開口前縁の左右両側壁から、内向きに突出した
左右一対の弾性突起42.42を夫々突設すると共に、
ハウジングlの開口部の底面、こ\では基枠4の開口前
縁の底壁の両側から、上向きに突出した左右一対の弾性
突起43.43を夫々突設する。尚、両弾性突起42.
43は、第3図に示す様に、収納体2の摺動方向に延び
るモ行な一対のスリット44.44の間に設けた弾性板
45の上面から人々突出する。
従って、h記基枠4の左右の両弾性突起42は、第14
図に示す様に、弾性板45が撓むことで、収納体2の左
右外側面に夫々弾性的に当接して、収納体2の左右方向
のガタを防止し、又、その底面の両弾性突起43は、第
15図に示す様に、収納体2の底面に夫々弾性的に当接
して、収納体2の上下方向のガタを防止する。
又、前記収納体2とインナーケース3との間には、第9
図に示す様に、収納体2をインナーケース3に対して保
持するための互いに係合する凸部46と四部47を設け
ている。即ち、インナーケース3の底壁と左右両側壁に
は、第1図に示す様に、弾性凸部46−・・を夫々に設
ける共に、収納体2の対応する位置には、第11図に示
す様に、前記弾性凸部46が嵌り込む凹部47−・・を
各所に設けている。
従って、両凹凸部46.47により収納体2はインナー
ケース3に対して脱着可能に保持され1両凹凸部46.
47の係合状態にあっては、第4図及び第6図に示す様
に、収納体2はインナーケース3に保持されてハウジン
グ1中で一体的に移動する。
更に、前記プロテクタ9には、第11図に示す様に、そ
の基端両端を円弧状に屈曲させることで左右一対の軸部
48.48を一体に形成し、この軸部48を2個の蔓巻
きバネ8のコイル部に夫々通すことで、軸部48がコイ
ル部中で回転できる様にしている。又、蔓巻きバネ8は
、その一端をプロテクタ9に上面に係止すると共に、他
端を下向きに長く延びた5字形に屈曲させ、この屈曲端
部な収納体2の対向する内側両面に形成した軸受溝49
゜49に夫々挿入して係止している。
従って、プロテクタ9は、第4図及び第6図に示す様に
、収納体2の開口上面に前記軸部48を中心に上下に開
閉可能に軸支されると共に、蔓巻きバネ8のバネ力で上
方に開く様に付勢される。
尚、この本実施例によれば、プロテクタ9に金属シャフ
トを一連に通したり、そのシャフトを収納体2に軸支す
る手間を省くことができ、部品点数やその組付け・L数
を減少できる。
次に、前記構成による組立体としての装置の動作状態を
説IJ1する。
まず、第2図及び第6図に示す様に、収納体2が最前進
位置にある状態から、収納体2をハウジングlの奥に押
込むと、収納体2に押されてインナーケース3が徐々に
後退する。このとき定圧バネ11が巻き解けるので、こ
のバネ力に抗して収納体2を更に押し込むと、収納体2
の張出部2′の後端がハウジングlの開口前縁に当り、
収納体2を押込めなくなるので、押すのを止めると、収
納体2は僅かに前方に押出され、この位置でハウジング
l中に係止される(第4図)。
即ち、インナーケース3が後退すると、その後面から突
出するストライク15がラッチ13のキャッチ部14に
係合し、キャッチ部14がストライク15を食込みなが
ら閉じ、この状態でハートカムの作用によりロックする
。このため、インナーケース3は定圧バネ11のバネ力
に抗してハウジングl中に係止されるので、収納体2は
ハウジングl中に押込まれた収納位置に停止する。尚、
収納体2を押すのを止めたときに、収納体2か僅かに前
方に押出されるのは、浮き出し式のラッチ13の内部構
造によるものである。
これに対して、前記収納位置に係止されるている収納体
2を引出すには、収納体2をハウジングlの奥上向って
少し押込むだけでよい。
即ち、収納体2を押込むことで、インナーケース3を介
してラッチ13のキャッチ部14が押込まれるので、ハ
ートカムの作用により前記ロック状態か解除され、内部
のコイルスプリング(図示せず)の力でキャッチ部14
か僅かに押出されて、ストライク15を開放する。
このため、定圧バネ11に貯えられたバネ力でインナー
ケース3がハウジングlの開口部上向って引き戻され、
このインナーケース3の移動に伴って収納体2が前進し
て、ハウジング1の外に突き出される(第2図及び第6
図)。
その際に、インナーケース3の移動に伴ってそのラック
18に1繭み合っている回転タンバー20の歯1ト19
か回転するため1回転タンバー20によりインナーケー
ス3の動きか制動され、インナーケース3と共に収納体
2はゆっくりと外に出る(第8図)。これに加えて、ハ
ウジングlの基枠4とインナーケース3の摺動面の間に
ベアリング23を配設しているので、インナーケース3
の動きは軽快11つ円滑に行な、われる(第9図及び第
10図)。
そして、収納体2かハウジングlから出るに伴って、第
2図及び第6図に示す様に、そのプロテクタ9が昼巻き
ハネ8のバネ力により北方に開き、プロテクタ9の突起
部29がハウジングlの蓋体5の下面から突出したスト
ッパー30に当接した位置で、収納体2はハウジングl
から前方に突き出た最前進位置に停止する。
この様にして収納体2がハウジング1から出ると、第6
図に示す様に、ランプ31から照射された光が蓋体5の
通孔39、プロテクタ9の窓41を通して収納体2の皿
内部に達し、収納体2の内部がランプ31の光て照らさ
れため、夜間やトンネル内での使用に便利である。
尚、ランプ3Iは常時点灯させておいてもよいし、ハウ
ジングl内にマイクロスイッチ(図示せず)を組込み、
収納体2がハウジングlから突き出たときに、ランプ3
1を点灯し、収納体2がハウジングl中に収納されてい
る際にはランプ31を消灯する様にしてもよい。又、ラ
ンプ31が常時点灯していても、収納体2かハウジング
l中に収納されているときには、収納体2の張出部2′
で蓋体5の通孔39が塞がれるので、車内に光か漏れる
心配がない(第4図)。
一方、収納体2をハウジングlから外すには。
収納体2を前記手順でハウジングlから突き出た状態と
し、この状態でプロテクタ9を蔓巻きバネ8のバネ力に
抗して下に引く下げたま\、ハウジングlの開口部から
収納体2ごと引き抜けばよい(第16図)。即ち、プロ
テクタ9を引きrげることで、プロテクタ9の突起部2
9が蓋体5のストッパー30からFに係脱するので、収
納体2を強く引き抜くことで、インナーケース3の弾性
凸部46が撓んて収納体2の凹部47から係脱し、収納
体2かハウジングlの開0部から外れる。
又、−旦外した収納体2をハウジング1に再度装着する
には、プロテクタ9を昼巻きバネ8のバネ力に抗してド
に引く下げたま\、収納体2をハウジングlの開口部に
合せて奥に押込めばよい。
即ち、収納体2を押込めむと、インナーケース3の弾性
凸部46か収納体2の外面に押されて撓み込み、収納体
2の凹部47が弾性凸部4Gに到達すると、弾性凸部4
6がその弾性力で復元して収納体2の凹部47に嵌り込
み、収納体2はインナーケース3に−・体重に保持され
る(第6図及び第9図)。
〈発明の効果〉 以上説明した様に本発明によれば、ハウジングlの開口
部内縁に、収納体2の外面に弾性的に係合する内向きに
突出した弾性突起42.43を設けているのて、収納体
2をハウジングl中に押込むときや、収納体2か付勢手
段(定圧ハネ11)の村勢力によりハウジング1から突
き出される際や、走行時における振動等による、ハウジ
ングlの開口部に対する収納体2の左右方向や上下方向
のガタ付きを有効に防止できる。しかも、制動手段(ラ
ック18及び回転ダンパー20)と相持って収納′体2
がガタなく、静粛に開くので、高級感温れる車輛用収納
体の突出し装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は分解斜視
図、第2図は組付は状態の斜視図、第3図は大枠の内部
構造を示す斜視図、第4図は収納体をハウジング中に納
めた状態の断面図、第5図はインナーケースの分解斜視
図、第6図は収納体がハウジングから突き出た状態の断
面図、第7図はラッチと基枠の要部斜視図、第8図は基
枠の内部構造を示す平面図、第9図は第6図の■−IX
線に沿う断面図、第10図は同との要部拡大図、第11
図はプロテクタの分解斜視図、第12図は一照明ケース
の斜視図、第13図は同上の取付説明図、第14図及び
第15図は弾性突起と収納体との係合状1ムを示す要部
断面図、第16図は収納体を71ウジングから取り外し
た状態の断面図である。 同図中、lはハウジング、2は収納体、11は定圧バネ
、13はラッチ、15はストライク、18はラック、2
0は回転ダンパー、42及び43は弾性突起を夫々示す

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、このハウジング内を摺動する収納
    体と、この収納体をハウジングの開口部に向って付勢す
    る付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して収納体を
    ハウジング中の収納位置に係止する係止手段と、収納体
    の動きを制動する制動手段を備えて成る車輛用収納体の
    突出し装置において、 上記ハウジングの開口部内縁に、前記収納体の外面に弾
    性的に係合する内向きに突出した弾性突起を設けたこと
    を特徴とする車輛用収納体の突出し装置。
  2. (2)弾性突起が、ハウジングの開口部の左右内側両面
    から内向きに夫々突出したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の車輛用収納体の突出し装置。
  3. (3)弾性突起が、ハウジングの開口部の底面から上向
    きに突出したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の車輛用収納体の突出し装置。
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