JPH04154441A - 自動車用のトレーの引出し装置 - Google Patents

自動車用のトレーの引出し装置

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JPH04154441A
JPH04154441A JP28016690A JP28016690A JPH04154441A JP H04154441 A JPH04154441 A JP H04154441A JP 28016690 A JP28016690 A JP 28016690A JP 28016690 A JP28016690 A JP 28016690A JP H04154441 A JPH04154441 A JP H04154441A
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tray
housing
cup holder
opening
locking
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JP28016690A
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Hajime Oma
大間 元
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Nifco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カップホルダーや照明装置を有する自動車
用のトレーの引出し装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、カップホルダーを、自動車のアームレストや引出
し装置に組み込んだものが知られていた(例えば実公昭
61−5168号公報、実開平2−21055号公報等
)。
上記した従卑のアームレスト(実公昭61〜5168号
公報)は、その内部に物入れをスライド可能に保持する
と共く その物入れにさらにカップホルダーをスライド
可能に保持してい九 そして、上記カップホルダーは、板ばねとの間の摩擦係
合力により、物入れをアームレストがら引出した時六 
自動的に開く構造となってぃ九このたべ カップホルダ
ーを使用する際には、物入れをアームレストから引出し
た後、板ばねにより目動的に開いたカップホルダーを、
さらに板ばねとの摩擦係合力に抗して引出す必要があり
九又、前記した従来の引出し装置(実開平2−2105
5号公報)は、前面が開口した中空なハウジングと、こ
のハウジングの中空内部にスライド可能に保持され、ハ
ウジングの開口前面より出入りするトレーと、このトレ
ーの上方に沿って、ハウジングの中空内部にトレーとは
個別にスライド可能に保持され、ハウジングの開口前面
より出入りするカップホルダーと、前記トレーをハウジ
ングの開口前面より突出する方向に付勢する付勢手段と
、この付勢手段の付勢力に抗して、トレーをハウジング
の中空内部に収まった格納位置にロックするロック手段
とを備えてい九 上記カップホルダーを使用する際には、トレーをハウジ
ングの開口前面より突出させた上、ハウジングの中空内
部に手を入れて、カップホルダーを引出していた そして、引出したカップホルダ一番戴トレーの上縁に単
に載せていヘ 一方、従来 照明装置を備えた自動車用の灰皿が知られ
ていた(例えば実開昭62−72836号公報、実開昭
62−72837号公報、特開昭63−199141等
)。
上記した従来の灰皿では、1灯の照明灯をハウジングの
上方に配置し、灰皿の内部を通して灰皿の前面を照明す
ることで、灰皿の前面と、灰皿を引出した際にはその内
部を照明してぃ九[発明が解決しようとする課題] しかし、上記したカップホルダーを組み込んだ従来のア
ームレストや引出し装置では、カップホルダーが引出し
難いという問題点があっ總すなわち、前記した従来のア
ームレスト(実公昭61−5168号公報)では、物入
れをアームレストがら引出した時:ミ 板ばねとの間の
摩擦係合力によりカップホルダーが自動的に開いてしま
うし、又、カップホルダーを引出すには、板ばねとの摩
擦係合力に抗して引出す必要があっ總 又、前記した従来の引出し装!f(実開平2−2105
5号公報)では、トレーをハウジングの開口前面より突
出させた上、ハウジングの中空内部に手を入れて、カッ
プホルダーを引出す必要があっ九そこで、請求項1記載
の引出し装置は、上記した従来の技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
カップホルダーの引出し易い引出し装置を提供しようと
するものである。
一方、前記した従来のアームレスト(実公昭61−51
68号公報)では、板ばねとの間の摩擦係合力により、
カップホルダーのガタ付きを防止していたが、板ばねと
の間の摩擦係合力により、アームレストが引出し難くな
ってしまうという問題点があつ九 又、前記した従来の引出し装置(実開平2−21055
号公報)では、引出したカップホルダーをその自重によ
りトレーの上縁に単に載せていただけであったので、自
動車の走行時の振動等により、カップホルダーがガタ付
くおそれがあるという問題点かあっ九 そこで、請求項2記載の引出し装置は、上記した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、カップホルダーを引出した後、ト
レーとの間に設けた係止手段により、カップホルダーを
トレーに対して係止することで、カップホルダーの引出
し性を損ねることなく、カップホルダーのガタ付きを防
止できる引出し装置を提供しようとするものである。
又、請求項3記載の引出し装置の目的とするところは、
上記した請求項2記載の引出し装置の目的に加え、トレ
ーの格納時に、上記係止手段の解除を自動化することで
、トレー及びカップホルダーの格納を容易にした引出し
装置を提供しようとするものである。
一方、前記した照明装置を備えた従来の自動車用の灰皿
では、1灯の照明灯により灰皿の前面とその内部とを同
時に照明していたので、照明効率が悪いという問題点か
あつ總 すなわち、灰皿の前面の照明にあっては、暗い車室内で
その存在がわかればよく、又、運転に支障のないように
、光量が少なくても足りる。これに対し、灰皿の内部照
明にあっては、ある程度の光量が必要となるし、又、灰
皿の内部を均等に照らす必要があっ九 しかし、従来の照明装置は、照明灯が1灯であるたべ 
光量の大きな方に照明灯を合わせなければならず、その
分、電力消費量が大きく効率が悪かった。
又、前消灯に連動して、照明灯を点灯するにしても、灰
皿を格納した状態でも、光量の比較的大きな照明灯を常
時、点灯状態としなけれならず、この点からも、電力が
無駄に消費さべ 効率が悪く、又、ハウジングの開口周
囲から車室内に光がもれるおそれもあっ九 そこで、請求項4記載の引出し装置は、上記した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところζ転 照明灯を2灯使用し、各々の目
的にあった効率の良い照明が行える照明装置を備えた引
出し装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明檄 上記した各目的を達成するためのものであり
、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明す
る。
請求項1記載の引出し装置は、トレー(20)とカップ
ホルダー(40)との間に、付勢手段(例えば定圧バネ
50)の付勢力によりトレーがハウジング(30)の開
口前面(31)より突出する際に互いに係合し、カップ
ホルダーをハウジングの開口前面より一部突出させる係
合手段(例えば係合片47と突縁部126)を設けたこ
とを特徴とする 請求項2記載の引出し装置は、トレー(20)とカップ
ホルダー(40)との間に、トレーとカップホルダーを
共(ミ ハウジング(30)の開口前面(31)より引
出した状態で、カップホルダーをトレーに対して係止す
る係止手段(例えば係止爪45と係止縁137)を設け
たことを特徴とする 請求項3記載の引出し装置は、上記した請求項2記載の
引出し装置の構成に加え、トレー(20)とカップホル
ダー(40)との間に、トレーをハウジング(30)内
に押し込んだ際に、係止手段(例えば係止爪45と係止
縁137)の係止状態を解除する解除手段(例えばカム
面46と隆起部84.94)を設けたことを特徴とする
特 請求項4記載の引出し装置は、照明装置を、前消灯の点
灯時に少なくとも点灯し、 トレー(20)の前面を照
明する前方照明灯(200)と、トレーの内部を照明す
る内部照明灯(210)と、トレーをハウジング(30
)内に格納した状態では、前記内部照明灯を消灯すると
共に、トレーがハウジングの開口前面より突出した状態
では、前記内部照明灯を点灯させるスイッチ(220)
とを備えたことを特徴とする。
[作 用] したがって、請求項1記載の引出し装置によれば、トレ
ー(20)が付勢手段(例えば定圧バネ50)の付勢力
によりハウジング(30)の開口前面(31)より突出
する際に、カップホルダー(40)との間に設けられた
係合手段(例えば係合片47と突縁部126)の係合に
より、カップホルダーがハウジングの開口前面より一部
突出する。
このたべ カップホルダーの突出部分を、引き代として
カップホルダーをさらに引出して使用することができる
請求項2記載の引出し装置によれば、引出したカップホ
ルダー(40)を、トレー(20)との間に設けられた
係止手段(例えば係止爪45と係止縁137)により、
 トレーに対して係止できる。
このため、自動車の走行時に発生する振動等により、カ
ップホルダーがトレーに対してガタ付くのを防止するこ
とができる。
請求項3記載の引出し装置によれば、カップホルダー(
40)を上記したようにして係止手段(例えば係止爪4
5と係止縁137)によりトレー(20)に対して係止
した後、トレーを押し込むと、カップホルダーとの間に
設けられた解除手段(例えばカム面46と隆起部84.
94)の作用により、係止手段の係止状態が自動的に解
除される。
このた奴 係止手段の係止状態を一部、解除する必要が
なく、トレーを押し込むたけで、カップホルダーごとト
レーをハウジング内に格納できる。
請求項4記載の引出し装置によれば、前消灯の点灯後に
あっては、前方照明灯(200)が点灯し、トレー(2
0)の前面が照明される。
このため、暗い車室内でも、トレーの位置を容易に視認
できる。
これに加え、トレーの使用時には、スイッチ(220)
がオンとなり、内部照明灯(210)が点灯し、トレー
内部を照明する。
又、トレーの格納時には、スイッチがオフとなり、内部
照明灯が消灯する。
〔実施例〕
第1〜12図は、本発明の第1実施例を示すもので、第
1図はトレーを引出した状態を示す要部断面は 第2図
は右半部を断面にした平面は 第3図は一部を断面にし
た正面玄 第4図は側面欧第5図は横断面A 第6図は
同上のVT−VI線に沿う断面銖 第7図は第5図の■
−■線に沿う断面は 第8図は縦断面は 第9図はサイ
ドパネルの内側面は 第10図はカップホルダーの一部
平面は 第11図はカップホルダーの正面歇 第12図
は同上の要部拡大欧 第13図はトレーとカップホルダ
ーとを引出した状態を示す要部断面図である。
図東 10は、自動車用のトレー20の引出し装置を示
し、本装置10は、図示しないか、車室内のインスツル
メントパネルに埋設状に固定され、 トレー20は、例
えば小物入れとして使用する。
本装置10は、大別すると、前面が開口した中空なハウ
ジング30と、このハウジング30の中空内部にスライ
ド可能に保持さ札 ハウジング30の開口前面31より
出入りするトレー20と、このトレー20の上方に沿っ
て、ハウジング30の中空内部にトレー20とは個別に
スライド可能に保持され、 ハウジング30の開口前面
31より出入りするカップホルダー40と、前記トレー
20をハウジング30の開口前面31より突出する方向
に付勢する付勢手段としての定圧バネ50と、この定圧
バネ50のバネ力に抗して、トレー20をハウジング3
0の中空内部に収まった格納位置にロックするロック手
段を構成するフック形のロック部材60とを備えて成る
上記ハウジング30は、その底壁71と後壁72とを有
するアンダーパネル70と、左右側壁を構成する左右一
対のサイドパネル80.90と、土壁を有するアウター
ケース100と、ハウジング30の開口前縁部を縁取る
前面枠110とから構成する。上記部品は、アウターケ
ース100か金属製であるほか、他はすべて熱可塑性樹
脂で個々に一体成形する。
上記サイドパネル80.90の各内側面には、第5〜7
.9図に示すように、その下側にトレー20のスライド
方向に沿ってほぼ水平に延び、トレー20をスライド可
能に保持する断面凹形のガイド溝8191を形成する。
上記ガイド溝81.91は、第5図に示すように、その
端部が浅くなって、ハウジング30の開口前面31に向
かって開放する。
又、ガイド溝81,91の長さの途中には、第5.9図
に示すよう番:、、上方に向かって1字形に分岐し、行
き止まった深い分岐溝81a、91aを形成する。両分
岐路81a、91aの行き止まった端部により、トレー
20の最大突出位置を規制する(第1図)。
さらに、両サイドパネル80.90の各内側面には、第
6. 7. 9図に示すように、上記ガイド溝8191
の上方に位置し、カップホルダー40のスライド方向に
沿ってほぼ水平に延びると共に、カップホルダー40を
スライド可能に保持し、断面凹形のスライド溝82.9
2を形成する。上記スライド溝8292は、第9図に示
すように、そのハウシング30の開口前面31側の端部
が閉塞さへ 両閉塞端82a、92aによりカップホル
ダー40の最大突出位置を規制する(第13図)。
前記トレー20は、第1図に示すように、ハウジング3
0内にスライド可能に保持されたスライダ120と、こ
のスライダ120の前方に軸止さ札 ハウジング30の
開口前面31より出入りすると共に、上面が開口した収
納凹部131を有する中空箱型のトレー本体130と、
このトレー本体130の前面に取り付けるフロントパネ
ル140とから構成する。殊 上記スライダ120、ト
レー本体130及びフロントパネル140は、熱可塑性
樹脂で個々に一体成形する。
上記スライダ120とトレー本体130とは、第5゜7
図に示すように、2本の金属製の枢着ピン150を使用
して互いに連結する。各枢着ピン150の先端は、トレ
ー本体130の左右両側から各ガイド溝81.91に向
かって比較的短く突出させる。
又、スライダ120には、第1. 5. 6図に示すよ
うに、その下部に前記した定圧バネ50を支持している
すなわち、定圧バネ50は、第1.5図に示すように、
その一端部をスプール51に固定し、その巻縮力を利用
してスプール51に巻き付けると共に、他端先端部には
、フック52を固定している。
上記スプール51は、第5.6図に示すように、その左
右両側から突出した左右一対の突軸52.52を、スラ
イダ120に軸止する。定圧バネ50の先端フック52
は、第1図に示すように、スライダ120の下方がら引
出した上、アンダーパネル70の底壁71の上面に沿わ
せて前方に導き出し、該底壁71の前縁部に引っ掛けて
係止している。
したがって、定圧バネ50が、スプール51に巻き付こ
うとする巻縮力により、スライダ120を前進方向に付
勢する。
又、スライダ120の下面には、第7図に示すように、
前記したロック部材60に係止されるロックピン121
を突設する。
前記ロック部材60は、第5〜7図に示すように、その
一端部がアンダーパネル70の底壁71の上面に旋回可
能に軸止されると共に、その他端部には、上記したロッ
クピン121を係止するフック部61を形成する。
より具体的には、ロック部材60は、第6,7図に示す
ように、アンダーパネル70の底壁71の上面から上方
に突出した軸62に軸止する。
この軸62には、第5〜7図に示すように、ロック部材
60と該底壁71との間にコイルバネ63を通す。
そして、コイルバネ63の一方の巻端を、第5図に示す
ように、該底壁71の上面から上方に向がって円孤状に
突出したストッパ64に係止すると共に、他方の巻端を
ロック部材60に係止する。
したがって、コイルバネ63は、そのねじり戻ろうとす
る復元力により、ロック部材6oを、第5図において時
計回りに付勢する。又、ロック部材6゜カストツバ64
に当接することで、コイルバネ63ノねじり戻ろうとす
る復元力を受は止めている。
さら鳳 コイルバネ63は、第6.7図に示すように、
ロック部材60の下面と底壁71の上面との間で圧縮さ
べ その圧縮復元力により、ロック部材60を底壁71
の上面から上方に浮上させている。
上記ロック部材60のフック部6Iには、第5図に示す
ように、ロックピン121がはまり込む凹状の係止溝6
5を形成すると共に、係止溝65の奥には、係止溝65
よりフック外に開放したトンネル状の脱出溝66を形成
する。
又、ロック部材60の横には、第5〜7図に示すように
、自動車の衝突時に発生する慣性力により作動し、ロッ
ク部材60の旋回を阻止することで、そのロック状態の
解除を阻止する安全装置160を並設している。
上記安全装置160は、第5図に示すように、ロック部
材60の旋回範囲内と旋回範囲外との間において、アン
ダーパネル70の底壁71の上面上にスライド可能に保
持された応動体161と、この応動体161をロック部
材60の旋回範囲外に向かつて付勢するコイルスプリン
グ162とから構成する。
又、スライダ120の底部とアンダーパネル70の底壁
71の上面との間には、第5.6図に示すように、定圧
バネ50のバネ復元力を減衰する制動装置170を配置
している。
上記制動袋W170は、第5,6図に示すように、スラ
イダ120の底部に固定される回転ダンt<−171と
、この回転ダンパー171の軸(図示せず)に固定され
た歯車172と噛み合うと共A アンダーパネル70の
底壁71の上面に、スライダ120のスライド方向に沿
って形成されたラック173とから構成する。
上記回転ダンパー171は、その外ケース174内番二
図示しないが、例えばシリコンオイル等の粘性抵抗の高
い粘性流体を封入し、その粘性抵抗により制動力を働か
せている。そして、外ケース174には、第5図に示す
ように、左右両側より舌片状に突出した左右一対の取付
片175,175を形成する。
つぎに、スライダ120に対する回転ダンパー171の
取付構造について説明すると、スライダ120には、第
5,6図に示すよう番へ そのほぼ中央に上下に貫通す
ると共へ 回転ダンパー171の外ケース174がほぼ
はまり込む大きさの取付孔122を開設する。
上記取付孔122内には、第6図に示すよう鳳 回転ダ
ンパー171の両数付片175.175が各々載る左右
一対の載置片123,123を形成する。又、取付孔1
22の高さの途中には、第5,6図に示すように、回転
ダンパー171の取付片175の板厚にほぼ等しい間隔
だけ上方に離れて各々対向すると共に、斜面を上方に向
けた断面鋸歯状;ミ 取付孔122内に突出した左右一
対の弾性爪124,124を形成する。
したがって、回転ダンパー171は、その軸(図示せず
)に歯車172を固定した上、その外ケース174を、
スライダ120の取付孔122に合わせて、上方よりは
め込めばよい。
外ケース174を取付孔122にはめ込むと、その左右
の取付片175が取付孔122の内部に突出した弾性爪
124の斜面に係合する。ここで、外ケース174を取
付孔122内に強く押し込むと、弾性爪124の各斜面
が取付片175に各々押さ札 両弾外爪124が互いに
離隔する方向にたわむことで、左右の取付片175が両
弾外爪124の間隔内に通る。
そして、回転ダンパー171の左右の取付片175が、
両弾外爪124の間隔内を下方に通過すると、取付片1
75が各載置片123に各々載ると共に、両弾外爪12
4が樹脂の弾性力によりパチンと復元することで、載置
片123の上面との間で、外ケース174の両数付片1
75をスライダ120の取付孔122中に保持する(第
5.6図)。
一方、アンダーパネル70の底壁71の上面には、第6
,7図に示すように、その左右の幅のほぼ中央鳳 スラ
イダ120のスライド方向に沿って前後に延びた断面凹
状に突出したガイドレール73を形成する。
これに対し、スライダ120の下面には、第6.7図に
示すように、上記ガイドレール73内にはまり込む、断
面丁字形に突出したガイド片125を形成する。
したがって、スライダ120のガイド片125が、底壁
71のガイドレール73に沿ってスライドすることで、
スライダ120の左右方向のガタ付きを防止することが
できる(第6,7図)。又、ガイドレール73がアンダ
ーパネル70の底壁7Iの補強部となり、成形時の樹脂
の引けや反り等によるアンダーパネル70の底壁71の
変形を防止することができる。
前記トレー本体130には、第1,5図に示すように、
その収納凹部131の底の手前側に水平面132を形成
すると共に、この水平面132の後端部から奥に向かっ
て斜め上方に傾斜した傾斜面133を形成する。
上記傾斜面133は、トレー本体130の収納凹部13
1の奥に入れた物を、取り出し易くするためのものであ
る。
又、収納凹部131の底には、第1図に示すように、植
毛した装飾シート190を接着して、高級感を高めてい
る。
トレー本体130の後端部には、第5.8図に示すよう
ζへ その左右両側からスライダ120に向かった後向
きに延びた左右一対の連結腕134,134を一体に形
成している。
上記両連結腕134,134の長さの途中には、第5゜
7図に示すよう1ミ 先に説明した各枢着ピン150を
スライダ120側から横に通し、両枢着ビン150を中
心にトレー本体130をスライダ120に対して上下方
向に回転可能に軸止する。
又、両連結腕134の各先端部には、第5,6図に示す
ように、左右一対のガイドピン180を、各連結腕13
4を各々貫通させて左右外向きに通す。両ガイドビン1
80は、連結腕134の外側面から外向きに、枢着ピン
150に比較して長く突出させる。ガイドピン180の
突出端は、サイドパネル80.90の各ガイド溝81,
91内に突出し、その分岐路81a、91aの行き止ま
りの端部に突き当たることで、トレー本体130の最大
突出位置を規制する。
さらに、ガイド#81.91の分岐路81a、91aが
、第9図に示すように、上方に向かって1字形に屈曲し
ていることから、ガイドピン180の突出端が分岐路8
1a、91aに沿って移動する際鳳 トレー本体130
がスライダ120との間の枢着ピン150を中心に下方
に回転する(第1図)。この際の最大回転角度も、ガイ
ドビン180の突出端が分岐路81a、91aの行き止
まりの端部に突き当たった位置で規制される。
トレー本体130の左右両側面には、第8図に示すよう
(ミ サイドパネル80.90の各ガイド溝81,91
内に向かって、短く突出した左右一対のガイド突起13
5.135を形成している。両ガイド突起135は、ト
レー本体130のスライド時に、各ガイド溝81,91
に沿って移動することで、トレー本体130のスライド
時のガタ付きを防止する。
又、トレー本体130の底面の前端部の幅中央には、第
1.3図に示すよう1ミ アンダーパネル70の底壁7
1のガイドレール73内にはまり込む、舌片状に一体に
突出したガイドリブ136を形成する。
これに対し、前面枠110の下縁部には、第3図に示す
よう1へ トレー本体130のガイドリブ136か通る
凹状に凹んだスリット111を形成する。
したがって、 トレー本体130のガイドリブ136が
、底壁71のガイドレール73N  及び前面枠110
のスリット111内をスライドすることで、 トレー本
体130の左右方向のガタ付きを防止する。
つぎに、カップホルダー40について説明すると、カッ
プホルダー40は、第10.11図に示すようく 薄板
状で、その上面には、カップ、ピンや缶類等を挿入でき
、上下に貫通すると共へ 左右で大きさを異ならせた円
形の差込孔41.42を、左右に2個開設する。
又、カップホルダー40の後端部には、第2,6゜7図
に示すように、その左右両側から外向きに短く突出し、
両サイドパネル80.90の各スライド溝82.92に
各々はまり込む左右一対のスライド軸4343を一体に
形成する。
両スライド軸43は、第6.7図に示すように、サイド
パネル80.90の各スライド溝82.92にはまり込
ベ スライド溝82.92に沿ってスライドする。又、
カップホルダー40は、スライド軸43を中心へ 上下
方向に回転可能にサイドパネル80.90に支持される
。そして、両スライド軸43が、スライド溝82゜92
の各閉塞端82a、92aに突き当ることで、カップホ
ルダー40がハウジング30内から抜けないようにして
いる(第9図)。
カップホルダー40の左右両#縁には、第11゜12図
に示すように、下向きに張り出した左右−対の張出縁4
4,44を形成する。そして、画帳出縁44には、第1
2図に示すようへ 各前端部内面より内方に向かって、
小さく爪状に相対向して突出した左右一対の係止爪45
,45を形成する。
これに対し、トレー本体130の前端部両側縁には、第
1.12図に示すようζへ その上縁から左右外向きに
短(張り出し、上記係止爪45が各々引っ掛かる係止縁
137,137を形成する。
そして、 トレー20を突出させた状態において、カッ
プホルダー40を引出し、カップホルダー40の前縁部
を下方に押し下げることで、その各係止爪45がトレー
本体130の各係止縁137に下方より引っ掛かること
で、カップホルダー40がトレー本体130に対して係
止される(第12.13図)。
したがって、本実施例においては、カップホルダー40
の両係止爪45とトレー本体130の両係止縁137と
から、カップホルダー40をトレー20に対して係止す
る係止手段を構成している。
又 張出縁44の各後端部には、第1図に示すよう蕎Q
 カップホルダー40の下面に向かって斜めに傾斜した
カム面46を形成する。
これに対賦 サイドパネル80.90の下縁部83 、
93の前端部には、各上面から略ブロック状に隆起し、
カップホルダー40の上記各カム面46に当接する隆起
部84.94を形成する。
したがって、トレー20を突出させた状態において、カ
ップホルダー40を引出すと、その各カム面46がサイ
ドパネル80.90の各隆起部84.94に摺接しなが
ら、カップホルダー40かそのスライド軸43を中心に
下向に回転する(第13図)。
逆に、 トレー20とカップホルダー40を共に引き出
した上、カップホルダー40を、その係止爪45により
トレー本体130の係止縁137に係止した状態で、ト
レー20をカップホルダー40ごとハウジング内に押し
込むと、カップホルダー40の各カム面46が、サイド
パネル80.90の各隆起部84.94に各々乗り上げ
ることで、カップホルダー40が少し浮き上がる。
このたべ カップホルダー40の浮上により、その係止
爪45が、トレー本体130の係止縁137から上方に
パラチンと係脱する。
したがって、本実施例においては、カップホルダー40
のカム面46とサイドパネル80.90の隆起部84.
94とから、係止手段の係止状態を解除する解除手段を
構成している。
さら1− 本実施例では、第13図に示すように、トレ
ー本体130がハウジング30から前方に突出し、スラ
イダ120との間の枢着ビン150を中心に下向きに傾
斜したときの傾斜角度と、カップホルダー40を引出し
、トレー本体130に係止した状態のその両スライド軸
43を中心としたときの傾斜角度とを異ならせることで
、係止手段の係止状態の解除を可能としている。
すなわち、カップホルダー40の傾斜角度を、トレー本
体130の傾斜角度より急勾配に設定している。
したがって、トレー20をカップホルダー40ごとハウ
ジング内に押し込むと、カップホルダー40とトレー本
体13Gとが共に上方に回転するが、その際Iミ  ト
レー本体130に比較して、カップホルダー40の復帰
角度の方が大きいことから、カップホルダー40の係止
爪45力(、トレー本体130の係止縁137から上方
にバラチンと係脱する。
又 カップホルダー40の下面には、第10゜11図に
示すように、その前後の長さの途中の両側に、舌片状に
下向きに突出した左右一対の係合片47.47を形成す
る。
これに対し、スライダ120の後縁部には、第1゜6.
7図に示すように、その両側から上方に突出し、カップ
ホルダー40の上記係合片47に各々当接する左右一対
の突縁部126,126を形成する。
したがって、スライダ120の突縁部126がカップホ
ルダー40の係合片47の位置まで前進すると、係合片
47の後面に当接し、以後はカップホルダー40がスラ
イダ120と一体的に前進する(第1図)。
このため、 トレー20がハウジング30の開口前面3
1より突出する際;ミ 第1図に示すようCミ  カッ
プホルダー40も途中からトレー20と一体に突出し、
引出し易いようにカップホルダー40がハウジング30
の開口前面31より一部突出する。
したがって、本実施例においては、カップホルダー40
の係合片47とスライダ120の突縁部126とから、
カップホルダー40をハウジング30の開口前面31よ
り一部突出させる係合手段を構成している。
つぎに、上記構成を有する組立てた状態の本装置10の
動作について説明する。
まず、第2〜8図に示したように、 トレー20がハウ
ジング30内に格納された状態から、トレー20を車室
内に突出させるには、 トレー20のフロントパネル1
40の前面を、ハウジング30内に向かって少し押し込
めばよい。
フロントパネル140を押し込むと、 トレー20全体
がハウジング30内を後退し、スライダ120のロック
ピン121が後退する。このため、ロック部材60の係
止溝65内でのロックピン121の位置が変位すること
で、ロック部材60の回転が可能となる。このとき、ロ
ック部材60が、コイルバネ63のねじり戻ろうとする
バネ復元力により、第5図において時計回りに少し回転
することで、ロックピン121がロック部材60の係止
溝65から脱出溝66に進む。
一方、フロントパネル140を押し込むと、トレー20
全体がハウジング30内を後退し、スライダ120の後
面がアンダーパネル70の後壁72の前面に突き当たる
ことで、フロントパネル140をそれ以上押し込めなく
なる。
このたべ フロントパネル140を押し込む力を釈放す
ると、定圧バネ50がスプール51に巻き付こうとする
巻縮力により、スライダ120が71ウジング30内を
前進する。
このとき、ロックピン121か、スライダ120と一体
に前進することで、ロック部材60の脱出溝66を通っ
て、そのフック外に脱出することで、ロック部材60に
よるロック状態が外れる。
このたべ トレー20全体か、定圧バネ50の巻縮力に
よりさら前進し、そのトレー本体130が、第1図に示
すようへ ハウジング30の開口前面31より車室内に
突出する。
トレー20の最大前進位置は、トレー本体130のガイ
ドピン180の長く突出した突出端が、サイドパネル8
0.90の各ガイド溝81,91の分岐路81a、91
aの行き止まった端部に突き当たることで規制される(
第9図)。
又、ガイド溝81.91の分岐路81a、91aが、第
9図に示すようへ 上方に向かって1字形に屈曲してい
ることから、ガイドピン180の突出端が分岐路81a
、91aに沿って移動する際に、トレー本体130がス
ライダ120との間の枢着ピン150を中心に、第1図
に示すように、下方に回転しながら、ハウジング30の
開口前面31より車室内に突出する。この際の最大回転
角度も、ガイドピン180の突出端が分岐路81a、9
1aの行き止まりの端部に突き当たった位置で規制され
る。
さらに、回転ダンパー171が、スライダ120と一体
に前進することで、回転ダンパー171の歯車172と
アンダーパネル70の底壁71の上面に形成されたラッ
ク173との噛み合いにより、回転ダンパー171の軸
(図示せず)が回転する。このたべ 回転ダンパー17
1の外ケース174内に封入した粘性流体(図示せず)
の粘性抵抗により減衰力が働く。
したがって、回転ダンパー171の減衰力により、トレ
ー20全体が、静粛に且つゆっくりと前進する。
このたべ 車室内の静寂路や高級感を損ねることがない
一方、スライダ120の突縁部126がカップホルダー
40の係合片47の位置まで前進すると、係合片47の
後面に当接し、以後はカップホルダー40がスライダ1
20と一体的に前進する(第1図)。
このたべ トレー20がハウジング30の開口前面31
より突出する際に、第1図に示すよう+、−カップホル
ダー40も途中からトレー20と一体に突出する。
そして、カップホルダー40を使用するにt4  ハウ
ジング30の開口前面31より一部突出した突出端を持
って、手前に引出せばよい。
カップホルダー40を引出すと、その張出縁44の下面
が、サイドパネル80.90の下縁部83.93から隆
起した隆起部84.94の上面上を摺動する。そして、
カップホルダー40の張出に144の後端部の斜め上方
に傾斜したカム面46が、サイドパネル80.90の隆
起部84.94の位置まで前進すると、各カム面46が
上方に傾斜していることから、カップホルダー40がそ
のスライド軸43を中心に下方に回転する。
このたべ カップホルダー40が、下方に傾動したトレ
ー本体130と同様に下方に傾動し、トレー本体130
の上方に載る。
ここで、カップホルダー40を、 トレー本体130に
固定するには、その前縁部上面中央のrPULLJと刻
印された近傍を、トレー本体130に向かって押圧すれ
ばよい。
カップホルダー40を下方に押圧すると、その画帳出縁
44の各内側面から小さく突出した各係止爪45が、ト
レー本体130の両係止縁137の各上縁に係合する。
ここで、カップホルダー40をさらに強く押圧すると、
カップホルダー40の各係止爪45が、トレー本体13
0の各係止縁137に押されて、両側の張出縁44が互
いに外向きに僅かにたわむ。
その後、カップホルダー40の各係止爪45が、トレー
本体130の各係止縁137を下方に乗り越えると、カ
ップホルダー40の画帳出縁44が樹脂の弾性復元力に
より復元することで、各係止爪45が各係止縁137の
下縁に下方より引っ掛かる(第12.13図)。
したがって、カップホルダー40がトレー本体130に
係止さヘ 図示しないが、例えば飲みかけの缶類等を、
カップホルダー40の各差込孔41.42内に上方より
差し込んで使用する。缶類を差込孔4142内に差し込
むと、缶類の下面かトレー本体130の収納凹部131
の底の水平面132に載り、走行時の振動等により、缶
類が倒れないように差込孔41.42中に保持される。
又、カップホルダー40がトレー本体130に係止され
ていることから、走行時の振動等により、カップホルダ
ー40がガタ付くこともない。
一方、使用後は、 トレー20を、カップホルダー40
ごとハウジング30内に押し込めばよい。
すなわち、トレー20のフロントパネル140の前面を
、ハウジング30内に向かって押し込めばよい。
フロントパネル140を押すと、トレー20全朱 並び
にトレー本体130に係止されたカップホルダー40が
一体的に後退する。
その際に、カップホルダー40の各カム面46が、サイ
ドパネル80.90の各隆起部84.94に各々乗り上
げることで、カップホルダー40がトレー本体130よ
り上方に浮き上がる。
このたべ カップホルダー40の浮上により、その係止
爪45が、トレー本体130の係止縁137から上方に
バラチンと係脱する。
その後、フロントパネル140をさらに押し込むと、ト
レー本体130がスライダ120との間の枢着ピン15
0を中rQ+’、  上方に回転しながら、ハウジング
30内に水平に格納される。
そして、スライダ120が後退し、その後面がアンダー
パネル70の後壁72の前面に突き当たることで、フロ
ントパネル140をそれ以上押し込めなくなる。
この位置L  ハウジング30中のトレー20の格納位
置を少し行き過ぎるように設定されている。
そこで、フロントパネル140を押し込む力を、釈放す
ると、定圧バネ50がスプール51に巻き付こうとする
巻縮力により、スライダ120がハウジング30内を少
し前進する。その際に、スライダ120のロックビン1
21力ζ アンダーパネル70の底壁71の上面に軸止
されたロック部材60の係止溝65内にはまり込み、こ
の係止溝65により、定圧バネ50のバネ復元力を受は
止める。
このため、 トレー20は、第2〜8図に示すようζへ
 ハウジング30内の格納位置にロックされる。
一方、カップホルダー40は、 トレー20の後退に伴
って、カップホルダー40の前端面がフロントパネル1
40の後面に押されることで、 トレー20と一体的に
後退する。そして、後退時に、カップホルダー40が、
前記したようにそのスライド軸43を中心に上方に回転
しながら、ハウジング30内に水平に格納される。
尚、 トレー20を、カップホルダー40ごとハウジン
グ30内に押し込むことで、カップホルダー40とトレ
ー本体130との係止状態を自動的に解除させたが、カ
ップホルダー40をトレー本体130に対して持ち上げ
ることで、前記係止状態を解除させ、カップホルダー4
0を単独でハウジング30内に格納した上、トレー20
内の物の出し入れを行ってもよい。
殊 本実施例においては、係止手段を、カップホルダー
40の係止爪45とトレー本体130の係止縁137と
から構成したが、係止爪45と係止縁137とに限らず
、互いに係合する凹凸状のものであればよ又、係止手段
の係止状態を解除する解除手段を、カップホルダー40
のカム面46とサイドパネル8090の隆起部84,9
4とから構成したが、カム面46と隆起部84.94と
に限らず、互いに係合する凹凸状のものであればよいし
、又、カップホルダー40の傾斜角度を、トレー本体1
30の傾斜角度より急勾配に設定するだけでもよい。
さらCミ  カップホルダー40をハウジング30の開
口前面31より一部突出させる係合手段を、カップホル
ダー40の係合片47とスライダ120の突縁部126
とから構成したが、係合片47とスライダ120の突縁
部126とに限らず、互いに係合する凹凸状のものであ
ればよいし、又、カップホルダー40とスライダ120
との間でなく、カップホルダー40とトレー本体130
との間に設けてもよい。
一方、付勢手段を、定圧バネ50より構成したが、コイ
ルスプリングやゼンマイ等を使用してもよい。
又、ロック手段を、フック形のロック部材6oとロック
ビン121とから構成したが、これに限らず、同様の動
作をするラッチ装置等を使用してもよい。
さらに、制動装置170に回転ダンパー171を使用し
たが、ピストンシリンダー型のダンパーを使用してもよ
い。
第14〜18図は本発明の他の実施例を示すもので、第
14図は要部斜視ゑ 第15図は分解斜視は 第16図
は回路は 第17図は前方照明灯の分解斜視欧 第18
図は内部照明灯の分解斜視図を各々示す。
本実施例の特徴点は、引出し装置10に照明装置を付加
した点にある。
すなわち、本照明装置は、図示しないが、自動車の前消
灯の点灯時に少なくとも点灯し、トレー20の前面を照
明する前方照明灯200と、トレー20の内部を照明す
る内部照明灯210と、トレー20をハウジング30内
に格納した状態では、前記内部照明灯210を消灯する
と共(ミ トレー20がハウジング30の開口前面31
より突出した状態で、前記内部照明灯210を点灯させ
るスイッチ220とから構成する。
上記前方照明灯200には、例えば緑色に発光する発光
ダイオードを使用する。
又、フロントパネル140の前面には、第17図に示す
ように、 rPUsHJの文字縁取ると共シミ前後に貫
通した透孔141を形成する。
そして、透孔141の裏側には、アクリル等の透明板2
30を固定する。この透明板230の前面には、透孔1
41のrPJの字の中央にはまり込む非透明な突起23
1を形成し、この突起231を透孔141のrPJの字
の中央にははめ込んだ状態で、フロントパネル140の
裏面に固定する。
前方照明灯200は、透明板230の裏側に固定し、前
方照明灯200を点灯した際に、フロントパネル140
の前面のrP U S HJの文字を縁取った透孔14
1を、裏側から照らし出すようにしている。
前方照明灯200のコード201は、第15図に示すよ
う版 ハウジング30外に導き出して、最終的には、図
示しないが自動車のバッテリーに接続する。
すなわち、前方照明灯200のコード201は、トレー
本体130の収納凹部131の底を這わせて後方に導き
、収納凹部131の後縁を上方に乗り越えさせた上、ス
ライダ120内に導き入れる。
銖 トレー本体130の収納凹部131の底には、装飾
シート133を接着することから、この装飾シート19
0の下に隠れて前方照明灯200のコード201が見え
なくなり、体裁がよい。
又、スライダ120には、その後面を前後に貫通する配
線孔127を開設し、この配線孔127には、後向きに
延び、可撓性に富むゴム製のチューブ240を固定する
。そして、前方照明灯200のコード201は、スライ
ダ120内より配線孔127及びチューブ240を通し
て、スライダ120の外側に導き出す。
アンダーパネル70の後壁72には、チューブ240が
通る前後に貫通した挿通孔74を開設する。したがって
、チューブ240から導き出した前方照明灯200のコ
ード201は、アンダーパネル70の挿通孔74を通し
て、ハウジング30外にさらに導き出す。
一方、内部照明灯210には、例えば電球を使用し、ト
レー本体130の収納凹部131内に配置する。
すなわち、トレー本体130の収納凹部131内には、
第18図に示すように、収納凹部131内を前後に仕切
る仕切板250を設ける。そして、仕切板250により
仕切られた後室131b内に、内部照明灯210を配設
する。
上記仕切壁250には、前後に貫通した長円形状の窓部
251を開設し、この窓部251には、内部照明灯21
0の光を拡散する凸レンズ260をはめ込んで固定する
(第14図)。
そして、内部照明灯210は、第18図に示すよう1ミ
 仕切壁250の窓部251に固定した凸レンズ260
の裏側に配設する。
又、内部照明灯210には、カバー270を上方より被
せ、光が漏れないようしている。そして、カバー270
の上面には、内部照明灯210から発する熱を逃がすた
めの放熱穴271を複数開設している。
内部照明灯210のコード211は、第15図に示すよ
う1:、、前方照明灯200のコード201と同様に、
スライダ120内より配線孔127、チューブ240、
アンダーパネル70の連通孔74を通して、ハウジング
30外に導き出し、最終的には、図示しない自動車のバ
ッテリー1へ 前方照明灯200と並列に接続する(第
16図)。
前記スイッチ220は、第15図に示すように、内部照
明灯210のコード211の途中に接続されへ 例えば
常閉式の機械的なスイッチを使用している。
すなわち、スイッチ220は、スライダ120内に配役
さ札 スライダ120の底に固定された固定接点221
と、この固定接点221にバネ力で常時接する可動接点
221とから構成する。
そして、アンダーパネル70の後壁72の前面には、前
方に向かって突出し、スライダ120の導入孔128を
通して、上記可動接点221に当接する操作突起75を
突設する。
したがって、 トレー20をハウジング30内に格納し
た状態で?L  アンダーパネル70の操作突起75が
、スライダ120の導入孔128を通してスライダ12
0の内部に突出する。このたべ スライダ120内の可
動接点221が、アンダーパネル70の操作突起75に
押されて、固定接点221から離隔する。このため、可
動接点221と固定接点221とが非導通状態となって
、スイッチ220がオフし、内部照明灯210が消灯す
る。
これに対し、 トレー20がハウジング30内を前進す
ると、アンダーパネル70の操作突起75が、可動接点
221から係脱する。このたへ 可動接点221が、そ
のバネ力により復元することで、固定接点221と接触
し、可動接点221と固定接点221とが導通状態とな
る。したがって、スイッチ220がオンとなることで、
内部照明灯210が点灯する。
臥 第16図に示した回路図について簡単に説明すると
、電源としては図示しないが、12Vの自動車のバッテ
リーを使用し、この電源に対して前方照明灯200を構
成する発光ダイオードと、内部照明灯210を構成する
電球とを、並列に接続する。
又、バッテリーに対して、常時、通電状態としてもよい
し、或L  常時は、非通電状態としておき、図示しな
い力(自動車の前消灯のスイッチに連動させ、前消灯の
点灯時に通電状態となるようにしてもよい。
さら1:、、発光ダイオード280に対しては、その保
護抵抗280を直列に挿入している。
又、電球210に対して、スイッチ220を直列に挿入
している。
したがって、本実施例によれば、自動車の前消灯(図示
せず)の点灯後にあっては、少なくとも前方照明灯20
0が点灯し、フロントパネル140の前面の「P U 
S HJの文字を照らし出すことができる。このたべ 
暗い車室内でも、操作者が、トレー20の位置を容易に
視認でき、そのフロントパネル140を抑圧操作するこ
とができる。
そして、トレー20が定圧バネ50のバネ復元力により
突出する際には、アンダーパネル70の操作突起75が
、可動接点221から係脱する。このため、可動接点2
21が、そのバネ力により復元することで、固定接点2
21と接触し、可動接点221と固定接点221とが導
通状態となる。
したがって、スイッチ220がオンとなることで、消灯
していた内部照明灯210が点灯し、トレー本体130
の収納凹部131の仕切板250により仕切られた前室
131a内を照明する(第14.16図)。このたべ 
暗い車室内でも、操作者が、トレー20の前室131a
内に収納した物を容易に視認できる。
一方、 トレー20を、ハウジング30内に再度格納す
ると、アンダーパネル70の操作突起75か、スライダ
120の導入孔128を通してスライダ120の内部に
突出することで、可動接点221をそのバネ力に抗して
固定接点221から離隔させる。
このたべ 可動接点221と固定接点221とが非導通
状態となって、スイッチ220がオフし、内部照明灯2
10が消灯する。したがって、ハウジング30外に、光
がもれることがない。
殊 本実施例では、前方照明灯200に発光ダイオード
を使用し、内部照明灯210に電球を使用したが、共に
発光ダイオードを使用したり、或いは電球を使用しても
よい。
又、スイッチ220には、常閉式の機械的なスイッチを
使用しか、常開式でもよいし、又、マイクロスイッチを
使用してもよく、或いは磁気的や光学的なスイッチを使
用してもよい。
さらζミ 本実施例では、 トレー20をハウジング3
0に単に回転可能に軸止してもよく、或はスライド式や
回転式の灰皿等に利用してもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の引出し装置によれば、カップホルダーの
引出し易い自動車用のトレーの引出し装置を提供するこ
とができる。
請求項2記載の引出し装置によれば、カップホルダーを
引出した後、トレーとの間に設けた係止手段により、カ
ップホルダーをトレーに対して係止することができるの
で、カップホルダーの引出し性を損ねることなく、カッ
プホルダーのガタ付きを防止できる引出し装置を提供す
ることができる。
請求項3記載の引出し装置によれζz1  上記した請
求項2記載の効果に加え、トレーの格納時に、上記係止
手段の解除を自動化することができるので、トレー及び
カップホルダーの格納を迅速に且つ簡便に行える引出し
装置を提供することができる。
請求項4記載の引出し装置によれば、照明灯を2灯使用
し、各々の目的にあった効率の良い照明が行える照明装
置を備えた引出し装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜12図は、本発明の第1実施例を示すもので、第
1図はトレーを引出した状態を示す要部断面は 第2図
は右半部を断面にした平面A 第3図は一部を断面にし
た正面A 第4図は側面は第5図は横断面A 第6図は
同上のVl−VI線に沿う断面欧 第7図は第5図の■
−■線に沿う断面A 第8図は縦断面A 第9図はサイ
ドパネルの内側面A 第10図はカップホルダーの一部
平面A 第11図はカップホルダーの正面A 第12図
は同上の要部拡大A 第13図はトレーとカップホルダ
ーとを引出した状態を示す要部断面1第14〜18図は
本発明の他の実施例を示すもので、第14図は要部斜視
は 第15図は分解斜視1 第16図は回路A 第17
図は前方照明灯の分解斜視隊 第18図は内部照明灯の
分解斜視図である。 10・・・引出し装置、20・・・トレー 30・・・
ハウジング、31・・・開口前1lrk40・・・カッ
プホルダー 45・・・係止へ46・・・カム抵47・
・・係合片、50・・・付勢手段としての定圧バネ、6
0・・・ロック部材、84.94・・・隆起鳳121・
・・ロックビス 126・・・突縁[137・・・係止
IL  200−前方照明灯、210・・・内部照明灯
、220・・・スイッチ。 代理人  弁理士   黒1)博道 第16図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前面が開口した中空なハウジングと、このハウジ
    ングの中空内部にスライド可能に保持され、ハウジング
    の開口前面より出入りするトレーと、このトレーの上方
    に沿って、ハウジングの中空内部にトレーとは個別にス
    ライド可能に保持され、ハウジングの開口前面より出入
    りするカップホルダーと、前記トレーをハウジングの開
    口前面より突出する方向に付勢する付勢手段と、この付
    勢手段の付勢力に抗して、トレーをハウジングの中空内
    部に収まった格納位置にロックするロック手段とを備え
    た自動車用のトレーの引出し装置において、上記トレー
    とカップホルダーとの間には、前記付勢手段の付勢力に
    よりトレーがハウジングの開口前面より突出する際に互
    いに係合し、カップホルダーをハウジングの開口前面よ
    り一部突出させる係合手段を設けたことを特徴とする自
    動車用のトレーの引出し装置。
  2. (2)前面が開口した中空なハウジングと、このハウジ
    ングの中空内部にスライド可能に保持され、ハウジング
    の開口前面より出入りするトレーと、このトレーの上方
    に沿って、ハウジングの中空内部にトレーとは個別にス
    ライド可能に保持され、ハウジングの開口前面より出入
    りするカップホルダーと、前記トレーをハウジングの開
    口前面より突出する方向に付勢する付勢手段と、この付
    勢手段の付勢力に抗して、トレーをハウジングの中空内
    部に収まった格納位置にロックするロック手段とを備え
    た自動車用のトレーの引出し装置において、上記トレー
    とカップホルダーとの間には、トレーとカップホルダー
    を共に、ハウジングの開口前面より引出した状態で、カ
    ップホルダーをトレーに対して係止する係止手段を設け
    たことを特徴とする自動車用のトレーの引出し装置。
  3. (3)トレーとカップホルダーとの間には、トレーをハ
    ウジング内に押し込んだ際に、係止手段の係止状態を解
    除する解除手段を設けたことを特徴とする請求項(2)
    記載の自動車用のトレーの引出し装置。
  4. (4)前面が開口した中空なハウジングと、このハウジ
    ングの中空内部に保持され、ハウジングの開口前面より
    出入りするトレーと、このトレーをハウジングの開口前
    面より突出する方向に付勢する付勢手段と、この付勢手
    段の付勢力に抗して、トレーをハウジングの中空内部に
    収まった格納位置にロックするロック手段と、前記トレ
    ーの前面及びその内部を照明する照明装置とを備えた自
    動車用のトレーの引出し装置において、 上記照明装置を、前消灯の点灯時に少なくとも点灯し、
    トレーの前面を照明する前方照明灯と、トレーの内部を
    照明する内部照明灯と、トレーをハウジング内に格納し
    た状態では、前記内部照明灯を消灯すると共に、トレー
    がハウジングの開口前面より突出した状態では、前記内
    部照明灯を点灯させるスイッチとを備えたことを特徴と
    する自動車用のトレーの引出し装置。
JP28016690A 1990-10-18 1990-10-18 自動車用のトレーの引出し装置 Pending JPH04154441A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010119621A1 (ja) 2009-04-14 2010-10-21 株式会社 ニフコ 引出し装置
JP2018069897A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社ニフコ 引き出し装置

Cited By (3)

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WO2010119621A1 (ja) 2009-04-14 2010-10-21 株式会社 ニフコ 引出し装置
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